説明

ビームダンプ

【課題】冷却能力の向上、及び、長寿命化を図ることが可能なビームダンプを提供すること。
【解決手段】荷電粒子ビームBを受けるビーム受け面12aを、荷電粒子ビームBに対して傾斜して配置する。そのため、荷電粒子ビームBとビーム受け面12aとの接触面積を大きくすることができ、局所的な温度上昇を抑制することができる。また、ビーム受け面12aからのふく射熱を受けるふく射熱受け面22aを有する構成とする。そのため、ふく射熱受け部21によって、ビーム受け面22aのふく射熱を吸収することができ、ビーム受け面12aが冷却される。また、ビーム受け面12aを冷却する第1の冷却部13、及び、ふく射熱受け面22aを冷却する第2の冷却部23を備える構成とし、ビーム受け面12aを冷却すると共に、ふく射熱受け面22aを冷却してふく射熱の吸収効率を向上させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷電粒子ビームを受けるビームダンプに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、がん治療等において、放射線治療は高い評価を受けている。特に、細胞レベルの選択的な治療の可能性がある中性子捕捉療法(BNCT:Boron Neutron Capture Therapy)が注目されている。このBNCTでは、治療すべきがん細胞に、重荷電粒子などを発生する安定同位元素を、予め取り込ませておき、その後、中性子を照射して、重荷電粒子の飛散によって、がん細胞だけを選択的に破壊する。
【0003】
放射線治療装置では、例えばサイクロトロンなどの加速器を用いて、陽子などの荷電粒子を加速させる。サイクロトロンから取り出された高エネルギーイオンビームは、中性子を発生させるターゲットに照射され、発生した中性子が治療すべきがん細胞に照射される。
【0004】
この種の放射線治療装置では、治療前などにおいてビームの出力確認を行う。この際、加速器から取り出されたビームは、治療時の正規の軌道から外される。特許文献1には、正規の軌道から外されたビームを衝突させるためのビームストッパが開示されている。ビームをビームストッパに衝突させることで、ビームのエネルギが消費される。特許文献1に記載の放射線治療装置では、ビームの衝突位置を適宜変更することで、局所的な温度上昇を防止して、ビームストッパ部の耐久性の向上を図っている。
【特許文献1】特開平10−28742号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術では、ビームストッパへのビームの衝突位置を適宜変更することで、局所的な温度上昇を防止しているものの更なる長寿命化が望まれている。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、冷却能力の向上、及び、長寿命化を図ることが可能なビームダンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によるビームダンプは、荷電粒子ビームを受けるビーム受け面を備えたビームダンプにおいて、荷電粒子ビームに対して傾斜して配置されたビーム受け面を有するビーム受け部と、ビーム受け面からのふく射熱を受けるふく射熱受け面を有するふく射熱受け部と、ビーム受け面を冷却する第1の冷却部と、ふく射熱受け面を冷却する第2の冷却部と、を備えることを特徴としている。
【0008】
このようなビームダンプは、荷電粒子ビームを受けるビーム受け面が、荷電粒子ビームに対して傾斜して配置されているため、荷電粒子ビームとビーム受け面との接触面積を大きくすることができ、局所的な温度上昇を抑制することができる。また、ビーム受け面からのふく射熱を受けるふく射熱受け面を備える構成であるため、ふく射熱受け部によって、ビーム受け面のふく射熱を吸収することで、ビーム受け面を冷却することができる。また、ビーム受け面を冷却する第1の冷却部、及び、ふく射熱受け面を冷却する第2の冷却部を備える構成であるため、ビーム受け面を冷却すると共に、ふく射熱受け面を冷却してふく射熱の吸収効率を向上させることができる。これらにより、冷却能力を向上してビーム受け面の温度上昇を抑え、ビーム受け面の消耗を防止することができる。
【0009】
また、ビーム受け部及びふく射熱受け部は、互いの位置を交換可能とされていることが好ましい。これにより、ビーム受け部が消耗した場合に、ふく射熱受け部とビーム受け部とを入れ替えることで、長寿命化を図ることが可能となる。
【0010】
また、ビーム受け部及びふく射熱受け部は、対称に配置され、互いの位置を反転可能とされていることが好適である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、冷却能力の向上、及び、長寿命化を図ることが可能なビームダンプを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明によるビームダンプの好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るビームダンプを備えたBNCT装置の概略構成図、図2〜図4は、ビームダンプを示す各図である。
【0013】
図1に示すBNCT装置1は、中性子捕捉療法(BNCT:Boron Neutron Capture Therapy)を用いたがん治療などを行うための装置である。BNCT装置1は、サイクロトロン2を備え、このサイクロトロン2は、陽子などの荷電粒子を加速して、陽子線(以下「ビーム」という。)Bを作り出す。サイクロトロン2は、例えば、60kw(=30MeV×2mA)のビームを生成する能力を有している。
【0014】
サイクロトロン2から取り出されたビームBは、第1のビームラインL1内を通り、ビーム方向を変更可能な偏向電磁石等の切替装置3に到達する。ビームBは、ビーム方向を変更可能な切替装置3によって、ビーム方向が変更され、第2のビームラインL2内を通り、照射装置4に到達する。
【0015】
照射装置4は、患者が配置される治療寝台などを有している。照射装置4には、ビームが照射されて中性子を発生させるターゲット装置が設けられている。発生した中性子は、患者に照射される。
【0016】
BNCT装置1では、治療前などにおいてビームBの出力確認を行う。この際、サイクロトロン2から取り出されたビームBは、治療時の正規の軌道から外される。BNCT装置1は、正規の軌道から外されたビームBを衝突させるためのビームダンプ10を備えている。切替装置3を通過したビームBは、第3のビームラインL3内を通り、ビームダンプ10に到達する。ビームダンプ10の周囲には、カバー6が設けられている。
【0017】
図2は、ビームダンプの平面図、図3は、図2のIII−III線に沿う断面図、図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。なお、ビームの進行方向に延在する軸をX軸、X軸と直交する幅方向(図2における上下方向)に延在する軸をY軸、X軸及びY軸と直交する軸をZ軸とする。
【0018】
図3及び図4に示すように、ビームダンプ10は、ビームBを受ける上部板(ビーム受け部)11と、上部板11からのふく射熱を受ける下部板(ふく射熱受け部)21とを有している。そして、上部板11は、図3に示すように、ビームB(X軸)に対して傾斜して配置され、下部板21は、X軸に沿って配置されている。
【0019】
上部板11は、ビームBに対して傾斜して配置されたビーム受け面12aを形成する放射化防止部材12と、放射化防止部材12を冷却する冷却板13(第1の冷却部)とを備えている。上部板11は、正面側(ビームの入射側)が、背面側より上方に配置されて、傾斜している。
【0020】
放射化防止部材12は、平板状を成し、例えば、グラファイトの板材によって構成されている。放射化防止部材12は、ビームBが衝突するビーム受け面12aを構成するものである。放射化防止部材12として、所定の耐熱性能、排熱性能を有し、放射化しない性質を有する材質を用いることができる。
【0021】
放射化防止部材12は、図2及び図4に示すように、Y軸方向の両側が、中央部と比較して、薄肉とされている。放射化防止部材12の四つ角には、ボルト穴が形成されている。放射化防止部材12は、ボルト43によって、冷却板13に固定され、冷却板13と面接触している。
【0022】
冷却板13は、平板状を成し、例えば、銅板によって構成されている。冷却板13は、放射化防止部材12と比較して、面積が大きく、且つ、厚肉とされている。
【0023】
冷却板13の内部には、冷却水が流通する流通経路として、入口側メイン水路14、冷却水路15、出口側メイン水路16が形成されている。冷却板13の一方の側部に、入口側メイン水路14が形成され、冷却板13の他方の側部に、出口側メイン水路16が形成されている。入口側メイン水路14及び出口側メイン水路16は、X軸方向に延在し、複数の冷却水路15は入口側メイン水路14及び出口側メイン水路16間でY軸方向に延在している。
【0024】
入口側メイン水路14には、入口配管L5が接続され、出口側メイン水路16には、出口配管L6が接続されている。冷却水路15は、入口側メイン水路14及び出口側メイン水路16に連通している。冷却水路15は、Z軸方向において放射化防止部材12側に配置されている。また、冷却水路15の穴あけ加工の際に形成された開口部は、プラグ17によって閉止されている。
【0025】
下部板21は、上部板11のビーム受け面12aからのふく射熱を受けるふく射熱受け面22aを有するふく射熱受け板22と、ふく射熱受け板22を冷却する冷却板(第2の冷却部)23とを備えている。ふく射熱受け板22は、平板状を成し、例えば、グラファイトの板材によって構成されている。ふく射熱受け板22は、ビームBが衝突するビーム受け面22aからのふく射熱を受けるふく射熱受け面を構成するものである。ふく射熱受け板22として、所定の耐熱性能、排熱性能を有する材質を用いることができる。
【0026】
ふく射熱受け板22は、図4に示すように、Y軸方向の両側が、中央部と比較して、薄肉とされている。ふく射熱受け板22の四つ角には、ボルト穴が形成されている。ふく射熱受け板22は、ボルト44によって、冷却板23に固定され、冷却板23と面接触している。
【0027】
冷却板23は、平板状を成し、例えば、銅板によって構成されている。冷却板23は、ふく射熱受け板22と比較して、面積が大きく、且つ、厚肉とされている。
【0028】
冷却板23の内部には、冷却水が流通する流通経路として、入口側メイン水路24、冷却水路25、出口側メイン水路26が形成されている。冷却板23の一方の側部に、入口側メイン水路24が形成され、冷却板23の他方の側部に、出口側メイン水路26が形成されている。入口側メイン水路24及び出口側メイン水路26は、X軸方向に延在し、複数の冷却水路25は入口側メイン水路24及び出口側メイン水路26間でY軸方向に延在している。
【0029】
入口側メイン水路24には、入口配管L5が接続され、出口側メイン水路26には、出口配管L6が接続されている。冷却水路25は、入口側メイン水路24及び出口側メイン水路26に連通している。冷却水路25は、Z軸方向において放射化防止部材22側に配置されている。また、冷却水路25の穴あけ加工の際に形成された開口部は、プラグ27によって閉止されている。
【0030】
また、ビームダンプ10は、正面壁31、背面壁32、及び、側壁33を備えている。図3に示すように、正面壁31には、ビームBを通過させるための開口部(ビーム導入口)31aが形成されている。第3のビームラインL3は、開口部31aと連通され、第3のビームラインL3内を通過したビームBは、開口部31aを通り、放射化防止部材12と衝突可能とされている。
【0031】
正面壁31、背面壁32、及び、側壁33,33は、端部同士が接合され、平面視において、矩形の枠体を構成している。側面壁32の上端は、正面側が背面側より上方に位置するように形成されている。
【0032】
上部板11は、ボルト41によって、正面壁31及び背面壁32の上端部に固定されている。上部板11は、正面壁31、背面壁32、及び側壁33,33の上端と当接し、X軸に対して傾斜して配置されている。
【0033】
下部板21は、ボルト42によって、正面壁31及び背面壁32の下端部に固定されている。下部板21は、正面壁31、背面壁32、及び側壁33,33の下端と当接し、X軸方向に沿って配置されている。なお、下部板21は、X軸に対して傾斜して配置されていてもよい。
【0034】
図4に示すように、下部板21の外表面には、複数のボルト穴が形成されている。下部板21の外表面には、ボルト45によって、ベース板51が固定されている。ベース板51は、支柱52によって下方から支持され、支柱52は、固定部53によって、床などに固定されている。
【0035】
このように構成されたビームダンプ10では、まず、冷却水の注入が行われる。冷却水は、入口配管L5を通じて、入口側メイン水路14,24に注入される。入口側メイン水路14内に注入された冷却水は、冷却水路15,25を通り、出口側メイン水路16,26に到達する。出口側メイン水路16に到達した冷却水は、出口配管L6を通じて、ビームダンプ10外へ排出される。ビームダンプ10の使用中において、冷却水の注入及び排出が行われている。
【0036】
サイクロトロン2から取り出されたビームBは、第1のビームラインL1内を通過して、切替装置3に到達する。治療時には、切替装置3によって、ビーム方向が変更され、第2のビームラインL2内を通過して、ビームBは、照射装置4に到達する。一方、ビームBを患者に照射しない場合には、サイクロトロン2から取り出されたビームBは、切替装置3に到達後、そのまま通過して、第3のビームラインL3内を通り、ビームダンプ10に到達する。
【0037】
ビームダンプ10に到達したビームBは、X軸方向に直進し、ビームダンプ10の内部に進入する。ビームBは、そのまま直進して、X軸に対して傾斜して配置された放射化部材12と衝突する。すなわち、ビームBは、放射化部材12の表面に対して、所定の角度で傾斜して衝突する。これにより、ビーム受け面12aに対して垂直に衝突する場合と比較して、ビームBとビーム受け面12aとの接触面積を大きくすることができる。その結果、放射化部材12の局所的な温度上昇を防止することができる。ビームBと放射化部材12との接触部は、図2に示すように、例えば、楕円形となる。
【0038】
ビームBの熱は、放射化部材12に伝達され、冷却板13に伝達される。冷却板13に伝達された熱は、冷却水路15を通過する冷却水に伝達される。これにより、放射化部材12を好適に冷却することができる。また、ビームBとビーム受け面12aとの接触面積を大きくすることで、放射化部材12と冷却板13との伝熱効率を向上させることができる。
【0039】
また、ビームダンプ10では、ふく射熱受け板22によって、放射化部材12からのふく射熱を吸収する。放射化部材12は、ビーム及び放射化部材12からふく射熱を吸収する。放射化部材12は、ふく射熱受け板22がふく射熱を吸収することで、冷却される。
【0040】
ふく射熱受け板22に伝達された熱は、冷却板23に伝達される。冷却板13に伝達された熱は、冷却水路25を通過する冷却水に伝達される。これにより、ふく射熱受け板22を好適に冷却することができる。ふく射熱受け板22を冷却することで、ふく射熱受け板22によるふく射熱の吸収効率を向上させることができる。
【0041】
このようなビームダンプ10によれば、放射化部材12が傾斜して配置されているため、ビームBとの衝突面積が拡大されて、局所的な温度上昇を抑制し、放射化部材12の消耗を抑えることができる。その結果、ビームダンプ10の長寿命化を図ることができる。
【0042】
また、ビームダンプ10は、ふく射熱受け板22を備え、放射化部材12からのふく射熱を吸収することができるため、放射化部材12が冷却される。そのため、放射化部材12を好適に冷却して、放射化部材12の消耗を抑えることができる。これらにより、冷却能力が向上され、放射化部材12の長寿命化が図られたビームダンプを実現することができる。
【0043】
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上部板11及び下部板21を同一の構造として、互いに取替え可能としてもよい。例えば、上部板11の外表面に、ベース板51を固定するためのベース板51を備える構成としてもよい。このように構成すると、放射化部材12が消耗した場合に、上部板11及び下部板21を入れ替えることで、下部板21のふく射熱受け板22として使用されていたものを、ビームBを受けるビーム受け面として使用することができる。
【0044】
また、上部板11及び下部板21を対称に配置し、互いの位置を交換するための反転装置を備える構成としてもよい。これより、上部板11及び下部板21の位置を容易に入れ替えることができる。
【0045】
また、正面壁31、背面壁32、側壁33の内面にグラファイト材などを配置することで、ふく射熱受け面を備える構成としてもよい。
【0046】
また、上部板11は、Y軸に対して傾斜していない構成でもよく、Y軸に対して傾斜している構成でもよい。また、ビーム受け面は、曲面であってもよい。また、放射化部材12内、ふく射熱受け板22内に、冷却用水路を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の実施形態に係るビームダンプを備えたBNCT装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るビームダンプの平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
【0048】
1…BNCT装置、2…サイクロトロン、3…切替装置、4…照射装置、6…カバー、10…ビームダンプ、11…上部板(ビーム受け部)、12…放射化防止部材、12a…ビーム受け面、13…冷却板(第1の冷却部)、14…入口側メイン水路、15…冷却水路、16…出口側メイン水路、17…プラグ、21…下部板(ふく射熱受け部)、22…ふく射熱受け板、22a…ふく射熱受け面、23…冷却板(第2の冷却部)、24…入口側メイン水路、25…冷却水路、26…出口側メイン水路、27…プラグ、31…正面壁、31a…開口部(ビーム導入口)、32…背面壁、33…側壁、41〜45…ボルト、51…ベース板、52…支柱、53…固定部、L1〜L3…ビームライン、L5…入口配管、L6…出口配管、B…ビーム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷電粒子ビームを受けるビーム受け面を備えたビームダンプにおいて、
前記荷電粒子ビームに対して傾斜して配置された前記ビーム受け面を有するビーム受け部と、
前記ビーム受け面からのふく射熱を受けるふく射熱受け面を有するふく射熱受け部と、
前記ビーム受け面を冷却する第1の冷却部と、
前記ふく射熱受け面を冷却する第2の冷却部と、を備えることを特徴とするビームダンプ。
【請求項2】
前記ビーム受け部及び前記ふく射熱受け部は、互いの位置を交換可能とされていることを特徴とする請求項1記載のビームダンプ。
【請求項3】
前記ビーム受け部及び前記ふく射熱受け部は、対称に配置され、互いの位置を反転可能とされていることを特徴とする請求項1又は2記載のビームダンプ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−153092(P2010−153092A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−327574(P2008−327574)
【出願日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【出願人】(000002107)住友重機械工業株式会社 (2,241)
【Fターム(参考)】