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Fターム[2G085BA11]の内容

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【課題】四極電磁石の調整時間短縮を図ることのできる調整方法を提供する。
【解決手段】ビームライン上にビーム整形板2およびビームモニタ4を設置する。イオンビームを照射し、ビーム整形孔に通過させ、格子状に整形する。四極電磁石が励磁されていない場合、ビームモニタ4により、格子状配列形状のビーム形状が計測される。X方向においてイオンビームが集束するように、磁石3Aを励磁する。励磁電流が増すごとに、格子状配列のX方向間隔は狭くなり、X方向配列の5つの格子点は一つの略長円となり、Y方向に1つの点列(1×5)が形成される。点列形成を確認すると、X方向長さを計測する。励磁電流が増すごとに、X方向長さは短くなる。励磁電流を漸増し、各点(5点)の平均が基準サイズ以下になると、適切にビーム集束されたと判断し、端末7を介して、X方向集束調整完了指令を行ない、そのときの励磁電流値を記憶する。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロンの小型化が可能なビーム取り出し方法、ならびにそれを用いた小型粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】上記課題を解決する本発明の特徴は、第1番目の出射用偏向器と第2番目の出射用偏向器を出射ビームの変位符号が同じ領域に設置し、第2番目の出射用偏向器の偏向方向を第1番目の出射用偏向器と逆方向とする。第2番目の出射用偏向器で偏向された出射ビームは周回軌道を交差し、変位の符号は逆転する。出射ビームは第1番目の出射用偏向器出口での軌道変位とは逆符号側で、十分なセパレーションがとれる位置に設置した第3目の出射用偏向器によってシンクロトロンから取り出す。 (もっと読む)


【課題】一台のシンクロトロンからビームロスなく同時に二本以上の輸送ラインに出射ビームを供給し、ビーム利用要求に合わせて、単位時間当たりのシンクロトロンの利用効率を上げる。
【解決手段】本発明に関わるビーム出射装置は、粒子ビームがベータトロン振動しながら周回するシンクロトロン1と、該シンクロトロン1に備えられ粒子ビームをその進行方向と平行な縦方向高周波電場を印加することによって加速または減速する高周波加速空洞3と、シンクロトロン1に接続されシンクロトロン1から出射される粒子ビームが輸送されるビーム輸送ライン2とを備えるビーム出射装置Rであって、シンクロトロン1内を所定の定常状態で周回する前記粒子ビームに対して高周波加速空洞3による縦方向高周波電場の位相を180度ずらすように制御し、シンクロトロン1から出射される粒子ビームの運動量と出射角度を二極化する制御手段を備える。 (もっと読む)


【課題】スキャニング照射等で必要な粒子線の出射電流を簡便な制御機器で安定に変更可能な荷電粒子ビーム照射システムを提供すること。
【解決手段】入射された荷電粒子を偏向電磁石により偏向させて周回軌道に沿って周回させ荷電粒子ビームを形成し、荷電粒子を高周波加速空洞に印加する高周波電圧により加速し、収束用電磁石により荷電粒子ビームを収束させ、六極電磁石により周回軌道に共鳴を励起し、出射装置により荷電粒子を周回軌道から取り出す円形加速器から出射される荷電粒子ビームを照射対象に照射する荷電粒子ビーム照射システムにおいて、高周波加速空洞に印加する高周波電圧のパラメータを制御することにより、周回軌道から取り出す荷電粒子の出射電流を変更するようにした。 (もっと読む)


【課題】ビーム取り出しの高速ON/OFFが可能な環状加速器、ならびにそれを用いた、柔軟な照射に対応可能な粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】上記課題を解決する本発明の特徴は、周回する荷電粒子ビームを加速・減速する環状加速器200と、環状加速器を制御する加速器制御装置501とを備え、環状加速器200は、荷電粒子ビームのビーム軌道上に、少なくとも1台の六極電磁場成分発生装置26と、この六極電磁場成分発生装置26の設置位置での荷電粒子ビームのビーム軌道を変位させる少なくとも1台の軌道偏向電磁石とを有し、加速器制御装置500は、六極磁場成分発生装置26を励磁して環状加速器200から荷電粒子ビームを取り出している期間に、軌道偏向電磁石の励磁を開始するように制御することにある。 (もっと読む)


【課題】スポットスキャニング照射で治療精度を容易に向上できる粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】粒子線治療システム100は、シンクロトロン200とビーム輸送系300と照射装置500から構成される。制御装置600は、照射装置500に荷電粒子ビームを供給する際には出射装置26に印加する高周波電力をONし、荷電粒子ビームの供給を遮断する際には出射装置26に印加する高周波電力をOFFした後に、シンクロトロン200に設置した電磁石の励磁量を変化させて安定限界を広げ荷電粒子ビームの出射を停止し、次に荷電粒子ビームの供給を再開する前に安定限界を狭め荷電粒子ビームの一部を出射し、該荷電粒子ビームをビーム輸送系300に設置した電磁石で遮断する。 (もっと読む)


【課題】照射するビーム粒子の散乱を低減し、かつ真空雰囲気の保持性能の高い荷電粒子線照射装置を提供する
【解決手段】荷電粒子線照射装置のビーム取り出し窓14を、粒子線透過膜101、連結ダクト104、及び粒子線透過膜102を有する二重構造とすることで、照射するビーム粒子の散乱を低減し、かつ荷電粒子線照射装置内の真空雰囲気の保持性能を高める。 (もっと読む)


【課題】スポットスキャン法において、スポット数が多くなった場合でも照射時間を短縮し、かつ目標照射量のビームを精度良く各スポットに照射できるようにする。
【解決手段】中央制御装置46は、事前に目標照射量に応じて、スポット毎に照射時間がほぼ一定となるように目標ビーム電流値を決定し、加速器制御部47は、その目標ビーム電流値が得られるようシンクロトロン4から出射する荷電粒子ビームの電流値を調整する。また、中央制御装置46は事前にビーム電流値に対する遅延照射量を計算し、照射装置制御部48及び加速器制御部47は目標照射量から遅延照射量を引いた設定照射量に達した時点で出射停止信号を出力してビーム出射を停止する制御を開始する。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロン出射時の周回ビーム粒子数やチューンの変化に対し、高精度な照射ビーム電流の制御を安定に維持できる粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】粒子線治療システム100は、シンクロトロン200と、ビーム輸送系300と、照射装置500から構成される。制御装置600は、ビーム輸送系300または治療室400内のビームモニタ52(33)で荷電粒子ビームの電流値を検出し、該電流値が予め定めた目標値に近づくように出射装置26に印加する高周波電圧の振幅と周波数を制御するフィードバック系を構成し、かつシンクロトロン200を周回する荷電粒子ビームの粒子数を検出するビームモニタ28の出力信号に基づきフィードバック系の利得を調整する利得演算器70を備えている。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームを進行方向に垂直な方向に走査して照射する粒子線治療装置において、ビーム走査中に周回ビーム電荷量が不足することがなく、横方向の線量分布がシンクロトロンの二つ以上の運転周期にわたって形成されることによる横方向線量一様度の悪化を防止することができる荷電粒子照射システムを提供することにある。
【解決手段】イオンビームを加速して出射するシンクロトロン2と、走査電磁石202を通過したイオンビームを照射対象に照射する照射野形成装置200と、走査電磁石202による荷電粒子ビームの照射位置の一回の走査が完了してから次の回の走査を開始するまでの期間におけるシンクロトロン2の周回ビーム電荷量に基づいて、シンクロトロン2の運転パターンを変更する制御装置を備えたことにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロンの出射ビーム電流の増強と安定化により、高い線量率が安定に得られる粒子線治療システム及びシンクロトロンの運転方法を提供する。
【解決手段】粒子線治療システム100は、シンクロトロン200と、ビーム輸送系300と、照射装置500から構成される。制御装置600は、シンクロトロン200で荷電粒子ビームを所定のエネルギーまで加速したのち、加速空胴25に印加した高周波電圧を少なくとも一度OFFしたのち再びONし、基本波成分とその整数倍の周波数を有する高調波成分を合成した高周波電圧を加速空胴25に印加した状態で、荷電粒子ビームを出射装置26と出射偏向装置27を用いてビーム輸送系300へと出射する。 (もっと読む)


【課題】信頼性の高いビームの位置ずれ検出を行うと共に、一部のビーム位置モニタが故障でもビームの位置ずれ検出を可能とする。
【解決手段】シンクロトロンから複数の照射室にビームを導入する複数の照射コース毎に、それぞれビームの位置ずれを検出するビーム位置モニタを設置する粒子線治療装置のビーム位置ずれ検出装置であって、各照射コース毎にビーム位置モニタを複数個設置し、各照射コースの各ビーム位置モニタ毎にビームの位置ずれを測定しビームの位置ずれを判定し、各照射コースの複数のビーム位置モニタの判定結果を基に該当照射コースのビームの位置ずれを判定する。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームエネルギーの安定性を確保しつつ、治療実施時以外の電力消費を少なくし、トータルの運転コストを低くすることができる粒子線治療装置及び治療方法を提供する。
【解決手段】荷電粒子源5で発生した荷電粒子を加速器3に入射させる入射装置2と、加速空洞6及び複数の電磁石8を有し前記入射装置2から入射された荷電粒子ビームを加速する加速器3と、前記加速空洞6及び複数の電磁石8を駆動制御する電源と、前記加速器3から出射された荷電粒子ビームを照射室7へ輸送するビーム輸送系4と、を備え、前記加速器は治療実施時及び待機運転時に一定周期のパターン運転が行われる粒子線治療装置1において、前記待機運転時の運転パターンの加速時間及び減速時間が治療実施時の運転パターンの加速時間及び減速時間よりも長くすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】円形加速器から荷電粒子ビームを外部に出射する場合、ビーム軌道の変化に起因するチューンの変化を静的に補正し、チューンを線形に変化させ、ビーム出射調整を容易とした円形加速器を提供する。
【解決手段】偏向電磁石3の荷電粒子ビームが出入りする磁極エッジ部32にエンドパック34を設け、このエンドパック34の中心エネルギビームの平衡軌道33aより径方向外側部分32aに第1の突起部34aが、中心エネルギビームの平衡軌道33aより径方向内側部分32bに第2の突起部34bを設け、その第1、第2の突起部34a、34bの形状を加速エネルギ、エネルギの異なるビームのベータトロン振動数を一定ないし、エネルギに対して線形となるように設定する。 (もっと読む)


【課題】
粒子線治療装置は、一般に前段加速器とシンクロトロンで構成される加速器システムと照射装置を設置した回転ガントリーで構成される。民間病院への普及に伴い、既存施設に隣接して粒子線治療システムを設置する際には、制限のある敷地面積に設置しなければならない。
【解決手段】
粒子線治療システムを構成要素である加速器システムにおいて、前段加速器をシンクロトロンの階下に設置し、加速器システムを設置する加速器室に隣接する壁面を利用して前段加速器から加速器室までビームを輸送する。これにより、敷地面積に対する加速器室の投影面積を削減可能となる。また、前段加速器からシンクロトロンまでビームを輸送する際の垂直輸送部には、ビーム輸送手段機器を架台に固定し、架台を壁面に据え付けることで、ビーム輸送手段機器の据え付け・調整作業を効率化できる。 (もっと読む)


【課題】炭素製の荷電変換薄膜の作成および取り扱いを容易にすること。
【解決手段】陽子ビームが周回する周回軌道(11)が内部に形成された加速器本体(2)と、前記加速器(1)に荷電粒子としての負極性水素イオンビームを、前記加速器本体(2)内に入射する入射部(3)と、前記入射部(3)から入射された前記負極性水素イオンビームの入射軌道(11b)上に配置され、前記負極性水素イオンビームから電子を剥離して陽子ビームに変換するカーボンナノチューブ薄膜により構成された荷電変換薄膜(16)と、を備えた粒子加速器(1)。 (もっと読む)


荷電粒子ビーム移送システムおよび線形加速器のための方法は、荷電粒子源と線形加速器との間に、加速軸に沿って直列に設けられた2つの電極を有するレンズスタックを含む。粒子源から荷電粒子束(つまり、粒子ビーム)を生成して抽出した後、2つの電極間の電位差が時間的にランプされ、粒子ビームは加速器で生成される加速パルスのパルス幅よりも短くなるように縦方向に圧縮される。荷電粒子束を横方向に集束し最終的なビームのスポットサイズを粒子ビームの電流およびエネルギとは独立に制御するための追加的な電極をレンズスタックに設けてもよい。複数の個々にスイッチ可能なパルス形成線を有する進行波加速器の例では、加速電場の物理的なサイズが荷電粒子束よりも長くなるように隣接する複数の線を同時にトリガすることによって、および、交替位相集束が行われるようにパルス形成線のトリガタイミングを制御することによって、ビーム移送が制御されうる。 (もっと読む)


【課題】主電磁石電源のリップルによってはベータトロン振動の安定領域境界が変動し出射されてしまうという課題を解決する荷電粒子ビーム加速器及びその荷電粒子ビーム加速器を用いた粒子照射システムの提供。
【解決手段】周回軌道からのビーム出射は、安定領域境界を変化させる手段が出射のタイミングで運転されるとともに、RFKO機器(高周波発生装置)8の高周波信号発生部は、周回ビーム中心付近の荷電粒子を共鳴状態にする周波数f1から、安定領域境界内のほぼ最大振幅の荷電粒子を共鳴状態にする周波数f2で掃引され、かつf1>f2の振幅変調波形で制御される。 (もっと読む)


【課題】ビーム照射中にSOBP幅が所望の幅であるかどうかをリアルタイムに確認することにより、治療の安全性を向上する。
【解決手段】シンクロトロン4を有する荷電粒子ビーム発生装置1と、この荷電粒子ビーム発生装置1から出射されたイオンビームのブラッグピーク幅を形成するRMW装置28、及びこのRMW装置28のイオンビーム進行方向上流側及び下流側にそれぞれ設けられ、イオンビームの線量を検出する線量モニタ27及び線量モニタ31を備えた照射野形成装置16と、線量モニタ27及び線量モニタ31の検出値に基づいて、RMW装置28により形成されたイオンビームのブラッグピーク幅を演算するSOBP幅演算装置67とを備える。 (もっと読む)


【課題】 水平(X)方向と垂直(Y)方向の荷電粒子の分布がガウス分布となるビームを照射部に向けて輸送できる荷電粒子線照射装置を提供する。
【解決手段】 加速器で加速された荷電粒子ビームの輸送系4と、輸送系4の末端に設けられる照射部5とを備えた荷電粒子線照射装置1において、輸送系4に荷電粒子ビームの散乱体11と、散乱体11の下流に設けられて荷電粒子ビームの水平(X)方向および垂直(Y)方向のエミッタンス楕円の形状を調整可能な下流側電磁石12とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


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