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Fターム[2G085BE01]の内容

粒子加速器 (3,302) | 装置の構造的特徴 (314) | 冷却、耐熱 (62)

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【課題】液体金属ループに多くのベローズ13を用いるためコスト高になっていること。
【解決手段】この液体金属ループは、ノズル11と受け部12との間に液体金属を膜状に噴射することで陽子ビームのターゲットを形成するターゲット形成部1と、前記液体金属を循環させるループを構成する配管10とを有する。前記配管10の一部は、前記液体金属の噴射方向に平行に設けられ且つ非伸縮性の配管10のみから構成される。陽子ビームの照射により運転中に温度が上昇し、配管10が熱伸びするところ、前記ターゲット形成部1は液体金属を膜状に噴射して噴流でターゲットを形成するので、前記ノズル11と受け部12との間に構造物がなく、当該ターゲット形成部1により熱伸縮を吸収できる。このため、液体金属の噴射方向の配管10にはベローズ13を設けなくても良いので、製造コストを低減し、メンテナンス作業を削減できる。 (もっと読む)


【課題】液体金属のクエンチタンクの自由液面への入水時に気泡が乗ってしまうこと。
【解決手段】このクエンチタンクでは、前記筒体の中を液体金属が略水平方向に流れる間、液体金属に乗ってきた気泡が上昇して傾いて設置した分離板に当たり、当該分離板の表面で気泡同士が合体し成長する。成長した気泡は上昇速度が速くなるから、液体金属と共に流れつつ前記分離板の表面を伝って上昇して自由液面で消滅する。これにより、液体金属に載ってきた気泡を前記筒体内で分離できる。また、分離板により気泡が成長して上昇し易くなるので、気泡を分離するために必要な水平距離が短くて済む。このため、前記筒体が短くなるから、クエンチタンクを小型化できる。 (もっと読む)


【課題】製造コストが比較的廉価であって入手が容易な高純度銅(6NCu)をベースとして、残留抵抗比(RRR)が大きく、極低温環境下で安定して使用することが可能な粒子加速器用銅材料、この粒子加速器用銅材料からなる粒子加速器用銅管及びこの粒子加速器用銅管の製造方法、並びに、粒子加速器を提供する。
【解決手段】粒子加速器において使用される粒子加速器用銅材料であって、ガス成分を除いたCuの純度が99.9999質量%以上99.99999質量%未満とされ、Feの含有量が0.1ppm未満、Pの含有量が0.1ppm未満、Alの含有量が0.1ppm未満、Asの含有量が0.1ppm未満、Snの含有量が0.1ppm未満及びSの含有量が0.1ppm未満とされており、残留抵抗比が3000以上とされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生体内分布の情報を得るための薬剤の投与と治療目的のための薬剤の投与を2回に分けて行うような治療を1種類の医薬を利用するだけで可能とし、その診断と治療にかかる放射性医薬の価格を安価とし、さらに生体内分布の情報を正確に得ることができる医薬の製造に寄与できる医薬用放射性イットリウムを提供する。
【解決手段】基底状態に加え682keVの励起エネルギーを有する90Yもしくは556keVの励起エネルギーを有する91Yからなり、診断及び治療の両方の目的のために又は診断目的のために投与できる医薬に用いられることを特徴とする医薬用放射性イットリウム。
上記医薬用放射性イットリウムは、濃縮あるいは非濃縮の90Zr、91Zr、92Zr又は93Nbを含む原料ターゲットに、加速器からの高速中性子を照射し、特定の反応を起させることにより生成する。 (もっと読む)


【課題】高エネルギー、大電流の荷電粒子ビームが照射されるターゲットを確実に冷却し、ターゲットが破損した場合であっても真空破壊等の甚大な事故を引き起こすことがないこと。
【解決手段】荷電粒子ビーム2が照射されて中性子を発生するビーム照射部3を有するターゲット板1と、このターゲット板と間隔をおいて配置され、冷却構造を有する吸熱板5とを備えている。
さらにビーム照射部を吸熱板に対向する位置に移動させるターゲット駆動機構9、10とを備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】空気への放熱量を確保し、熱的に安定状態が保たれるようにすることのできるビームダンプの積層構造を提供する。
【解決手段】ダンプターゲット11の周囲に外側に向かって積層される熱伝導性を有する複数の板状部材13a,13b,13c,13dを備えたビームダンプ10の積層構造であって、対向する板状部材13aと13b、13bと13c、13cと13dの接触面には互いに交差する排気用溝がそれぞれ形成され、板状部材13b,13c,13dには各排気用溝の交差部分に連通する排気用貫通孔が形成され、排気用貫通孔に排気設備19が接続されており、排気設備19によって排気用貫通孔を介して各排気用溝内が排気されて真空状態に保たれることにより、積層された各板状部材13a,13b,13c,13dが固定される。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームエネルギーの安定性を確保しつつ、治療実施時以外の電力消費を少なくし、トータルの運転コストを低くすることができる粒子線治療装置及び治療方法を提供する。
【解決手段】荷電粒子源5で発生した荷電粒子を加速器3に入射させる入射装置2と、加速空洞6及び複数の電磁石8を有し前記入射装置2から入射された荷電粒子ビームを加速する加速器3と、前記加速空洞6及び複数の電磁石8を駆動制御する電源と、前記加速器3から出射された荷電粒子ビームを照射室7へ輸送するビーム輸送系4と、を備え、前記加速器は治療実施時及び待機運転時に一定周期のパターン運転が行われる粒子線治療装置1において、前記待機運転時の運転パターンの加速時間及び減速時間が治療実施時の運転パターンの加速時間及び減速時間よりも長くすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームが衝突した際に発生する熱によってダンプターゲットが溶融したり、ダンプターゲットが載置される床が劣化したりすることのないビームダンプを提供する。
【解決手段】本発明は、照射された荷電粒子ビームのエネルギーを除去するためのビームダンプ10,10’,30であって、前記荷電粒子ビームが照射されるダンプターゲット11,32と、ダンプターゲット11,32が載置される金属製架台12,31と、金属製架台12,31に取り付けられる冷却手段13,33,34とを備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、ガスを振動なく冷却するための方法および装置を提供する。ガスは第1の冷却ステップにおいて第1の冷媒と熱接触する。続いてガスは第2の冷却ステップにおいて、第2の冷媒と熱接触している液化器を貫流し、その際10K以下だけ冷却される。この小さな温度勾配が、液化器を出る気体状または液体状のガス流が非常に均質で層流状となることの決定的な原因である。したがってこのガス流は、さらなる処理を施して一定の大きさの固体ペレットから成る流れにするのに適している。このペレットは、真空中で数メートル搬送することができ、したがって強烈なレーザ照射によるプラズマ生成用のターゲット材料として適している。 (もっと読む)


【課題】従来の製品より小形でありながら、しかも高エネルギーでより小径なスポットのX線を発射することが可能なX線源を得る。
【解決手段】X線源は、電子線を発射する電子線源と、この電子線源から発射された電子線を高周波電場で加速する加速管と、この加速管で加速された高エネルギの電子を衝突させてX線を放出するターゲットとを有する。加速管はターゲットに向けて発射される電子線のスポット径を1mm以下とし、ターゲットはX線案内孔を有するコリメータを備え、このコリメータのX線案内孔の孔径を0.6mm以下としている。より具体的には、電子線源から加速管に向けて発射される電子線のスポット径を1mm以下とし、加速管でこの電子線を加速し、前記のターゲットに衝突させる。 (もっと読む)


本発明は、ゼーマン減速装置と、このゼーマン減速装置用のコイルと、原子ビームを冷却する方法とに関する。長手軸(L)に沿って広がる内部通路(230)を備える冷却部(212)を有するゼーマン減速器が開示され、内部通路(230)は、長手軸(L)に垂直な断面を有し、内部通路(230)の断面積は、冷却部(212)の少なくとも一部において長手軸(L)に沿って単調増加する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成でダンプターゲットを効率よく冷却することのできるビームダンプ装置の冷却構造を提供する。
【解決手段】ビームダンプ装置30を設置する建屋10の床11及び壁12の主筋11a同士及び主筋12a同士をそれぞれ結合用鋼線11b,12bにより互いに結合し、更に、床11のコンクリート内に、冷却フィン13を埋設するとともに、上記主筋11aと上記冷却フィン13とに、一端が床11から建屋10内に突出する連結用鉄筋11j,13jの他端側が溶接等により取付けられ、この連結用鉄筋11j,13jと、ダンプターゲット31を支持する純鉄の板32Pを積層した冷却部材32とをフレキシブル部材33に連結して、荷電粒子の衝突によりダンプターゲット31に発生する熱を放熱するようにした。 (もっと読む)


【課題】ノイズの影響を排除し、高精度、高再現性があり、大規模加速器における複数のビーム位置計測手段を設置する場合に、それぞれのビーム位置計測信号の同期を確保することができる加速器のビーム位置計測装置を提供する。
【解決手段】アナログ信号処理回路21は、恒温槽401を信号処理回路と温度センサー403を収納した信号処理部恒温槽407と発熱体402を収納した温度調整恒温槽408とに分割し、温度調整恒温槽408を信号処理部恒温槽407と距離を置いて配置し、この両者の恒温槽を管路409Aと409Bで接続し、管路上に送風装置410を配置し、そして電源404と発熱体スイッチ405と温度制御回路406とを恒温槽401の外部に配置した構成となっている。また、温度センサー403からの温度モニタ信号は温度制御回路406に入力し、温度制御回路406から発熱体スイッチ405へ開閉指令を出力する構成とする。 (もっと読む)


【課題】電磁石装置の端部からの交流漏れ磁場を効果的に遮蔽し、金属で構成された周辺機器が過熱、誤動作等を引き起こすことがない、荷電粒子加速装置用電磁石装置を提供する。
【解決手段】所定の空隙16を介して配設され、上記空隙16に荷電粒子ビームの進行方向と直交する磁場を形成する電磁石11、12、14と、上記電磁石11、12、14の両端部に装着された端板13とを備え、上記端板13を導電性材料で構成したもの。 (もっと読む)


【課題】ファインメットや、4極真空管を用いることなく、小型化、省電力化が可能で、メンテナンスも容易な高周波加速空洞を実現する。
【解決手段】荷電粒子を高周波電場により加速又は減速するための磁性体コア16を備えた高周波加速空洞10において、前記磁性体コア16の材料として、磁場処理コバルト基アモルファス磁気合金を用いる。 (もっと読む)


【課題】液体金属を貯蔵するターゲット容器高温部を低温にする作用ばかりではなく、ターゲット容器における低温部分を温度上昇させることにより、高温となる陽子ビーム入射窓部と容器の低温部分との温度差を是正し熱応力を低減し、構造における強度健全性を確保する。
【解決手段】陽子ビームをターゲット容器内に貯蔵された液体金属に照射して核破砕反応により中性子を発生させると共に、液体金属を循環流動させる中性子発生装置用液体金属ターゲットにおいて、ターゲット容器内の陽子ビームの照射部分を挟んで液体金属の流入側と流出側とに開口部が設けられ、核破砕反応により発生した熱エネルギを液体金属の流動により前記陽子ビームの入射部近傍の容器側壁低温部へ導き熱伝達し、容器低温部温度を上昇させることで、高温状態である入射窓部との温度差を低下させる液体金属の流れを調整する調整手段を設ける。 (もっと読む)


【課題】 大出力の中性子発生管であってもターゲットの十分な冷却性能を有し、且つコンパクト化及び軽量化された中性子発生管を提供する。
【解決手段】 重水素ガスをイオン化するイオン源16と、該イオン源に対向配置され高電圧で充電された加速電極と、該加速電極の中に配置され重水素又は三重水素を吸蔵したターゲット20と、を備え、前記イオン源16にて発生した重水素イオンを加速させて前記ターゲット20に衝突させ、核融合反応を起こして中性子を発生させる中性子発生管10において、前記ターゲット20の下方に、熱伝導材で囲繞したヒートパイプ30で形成された冷却体を配置し、該冷却体と前記ターゲット20との間に絶縁性熱伝導体21を介在させた構造とする。 (もっと読む)


【課題】 PET検査において、被検診者の体内に投与する放射性薬剤に含まれる核種を高収量で得ることができる放射性同位元素製造装置を提供する。
【解決手段】 この放射性同位元素製造装置(10)は、加速したイオンビーム(R)が照射するターゲット(20)において、真空領域(U)及び原料(23)の境界を形成する透過膜(22)と、この透過膜(22)を支持するとともに、イオンビーム(R)が通過する複数の通過口(27)が設けられている第1止め具(21)と、を備え、この第1止め具(21)の材質は、アルミナ分散強化銅であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】間隔(ギャップ)を大きくしても高い磁場を発生することを可能にして、発生する磁場の強度の向上を図る。
【解決手段】複数の同寸法かつ同形状の超伝導体を一列に並べた一対の超伝導体配列110,120を所定の間隔を開けて対向して配置し、対向して配置した一対の超伝導体配列の間の間隙に周期的磁場を発生する磁場発生方法であって、一対の超伝導体配列の温度を超伝導転移温度より高い温度に保持した状態において、一対の超伝導体配列に同一の極性の一様な外部磁場を印加する第1のステップ(a)と、一対の超伝導体配列を冷却して、一対の超伝導体配列110,120の温度を超伝導転移温度より低くする第2のステップ(b)と、一対の超伝導体配列に磁場を印加することを停止して、一対の超伝導体配列を着磁させる第3のステップ(c)と、一対の超伝導体配列に極性とは逆の極性に磁場を印加する第4のステップ(d)とを有する。 (もっと読む)


【課題】
給電ループの両端にそれぞれ接続された高周波増幅装置のうちの一方が故障した場合であっても高周波信号が供給できる。
【解決手段】
外導体5内に挿入された一対の内導体4を取り囲むように、複数の磁性体コア6を配置する。金属板16を外導体5内面に取り付けてそれらを電気的に接続する。金属板16の両面にそれぞれ磁性体コア6が設置される。磁性体コア6の孔部を貫通する給電ループ
11が外導体5内に配置される。給電ループ11の両端は、それぞれ同軸線10を介して高周波増幅器13a,13bに接続される。高周波増幅器13aから給電ループ11の一端に供給される高周波信号と、高周波増幅器13bから給電ループ11の他端に供給される高周波信号とは、位相が180度異なっている。 (もっと読む)


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