説明

フラットチューブ充填機におけるチューブクランプ

【課題】軟弱なフィルム状であって種々の方向に湾曲しているフラットチューブを確実に、かつ、次工程において未シール端が容易に開口するように、保持する。
【解決手段】支持台63上の支軸61には第一保持杆65と第二保持杆67とをそれぞれ回動自在に取り付け、第一保持杆と第二保持杆との相対向する一端にはそれぞれフラットチューブ31の側縁保持手段69、71を備えさせ、第一保持杆と第二保持杆との相対向する他端にはそれぞれローラー85、87を回転自在に立設し、第一保持杆と第二保持杆とにばね93を取り付け、該ばねは該側縁保持手段が相互に接近する方向に第一保持杆と第二保持杆とに力を及ぼし、第一保持杆のローラーと第二保持杆のローラーとの近傍には作動杆95を進退自在に配設し、該作動杆は前進したときに第一保持杆と第二保持杆とを該側縁保持手段が相互に離れる方向に回動させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フラットチューブ充填機におけるチューブクランプに関するものであり、更に詳しくは、フラットチューブにシャンプー、リンス、歯磨き、調味料等の液体を充填し、該フラットチューブをシールするフラットチューブ充填機において、該フラットチューブを保持するチューブクランプに係るものである。
【0002】
本発明において、「フラットチューブ」とは、一端にスパウトを備え、他端を未シール端とした柔軟な合成樹脂製の包装袋であって、充填前においては全体がフラットな状態にあるものをいう。
【0003】
本発明において、「未シール端」とは、シールされていない端をいうものとする。
【0004】
フラットチューブにはシャンプー、リンス、歯磨き、調味料等の液体を充填した後、未シール端をシールする。フラットチューブの使用者は、スパウトより内容物を取り出して使用する。
【背景技術】
【0005】
PETボトル、ガラス瓶、缶等の容器に飲料水等の液体を充填する装置は、例えば特開2007−238153号公報等に示す如く、従来より種々のものが知られている。
【0006】
しかして、フラットチューブにシャンプー、リンス、歯磨き、調味料等の液体を充填し、該フラットチューブをシールするようにした好ましいフラットチューブ充填機は、本出願人の知る限りにおいて、従来存在しない。
【特許文献1】特開2007−238153号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
フラットチューブは、内容物の充填前においては、軟弱なフィルム状であって、種々の方向に湾曲しているため、フラットチューブ充填機における取り扱いが極めて困難である。
【0008】
フラットチューブに液体を充填する際には、該フラットチューブを保持することが必要であるが、軟弱なフィルム状であって種々の方向に湾曲しているフラットチューブを確実に、かつ、次工程において未シール端が容易に開口するように、保持することは特に困難である。
【0009】
以上の如き状況の下で、本発明は、軟弱なフィルム状であって種々の方向に湾曲しているフラットチューブを確実に、かつ、次工程において未シール端が容易に開口するように、保持するようにしたフラットチューブ充填機におけるチューブクランプを提供しようとしてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(1)支持台上に支軸を立設し、該支軸には第一保持杆と第二保持杆とを水平方向にそれぞれ回動自在に取り付け、第一保持杆と第二保持杆との相対向する一端にはそれぞれフラットチューブの側縁を保持する側縁保持手段を備えさせ、第一保持杆と第二保持杆との相対向する他端にはそれぞれローラーを回転自在に立設し、前記支軸は該側縁保持手段と該ローラーとの間に介在させ、第一保持杆における支軸と側縁保持手段との中間部と、第二保持杆における支軸と側縁保持手段との中間部との間にばねを取り付け、該ばねは該側縁保持手段が相互に接近する方向に第一保持杆と第二保持杆とに力を及ぼし、第一保持杆のローラーと第二保持杆のローラーとの近傍には作動杆を該ローラーに接離する方向に進退自在に配設し、該作動杆は前進したときにこれらのローラーを該ローラー間の間隔が開く方向に前記ばねの力に抗して押すことにより第一保持杆と第二保持杆とを該側縁保持手段が相互に離れる方向に回動させるようにしたことを特徴とする、フラットチューブ充填機におけるチューブクランプ(請求項1)。
【0011】
(2)前記作動杆は、前部にテーパ部を備えている(請求項2)。
【0012】
(3)前記各側縁保持手段は、支持体における対向する側縁保持手段に臨む面に略V状溝を上下方向に形成し、該略V状溝の中央にフラットチューブの側縁を挿入するスリットを上下方向に形成してなる(請求項3)。
【発明の効果】
【0013】
[請求項1の発明]
作動杆を前進させることにより第一保持杆と第二保持杆とを側縁保持手段が相互に離れた状態(チューブクランプが開いた状態)になるように回動させ、この状態でフラットチューブを該側縁保持手段に保持させ、続いて、作動杆を後退させ、ばねの力により第一保持杆と第二保持杆とを側縁保持手段が相互に接近した状態(チューブクランプが閉じた状態)となるように回動させる。フラットチューブは軟弱なフィルム状であって種々の方向に湾曲しているものの、このようにフラットチューブを側縁保持手段に挟持させた状態でチューブクランプを閉じることにより、チューブクランプはフラットチューブを確実に保持することができ、フラットチューブの落下防止用のチューブ受けレール等をチューブクランプの下方に配設する必要がない。図3参照。
【0014】
また、フラットチューブを側縁保持手段に挟持させた状態で側縁保持手段を相互に接近させたときには、フラットチューブは変形し、その未シール端が容易に開口する。図4参照。
【0015】
[請求項2の発明]
作動杆は前部にテーパ部を備えているため、作動杆が前進したときには第一保持杆のローラーと第二保持杆のローラーは、該作動杆により外方に、すなわち相互の間隔が開く方向に、円滑に押される。すなわち、第一保持杆と第二保持杆は、作動杆により、ばねの力に抗して、該側縁保持手段が相互に離れる方向に円滑に回動する。また、作動杆のテーパ部が第一保持杆のローラーと第二保持杆のローラーとに当接した状態で該作動杆を停止させるようにすれば、該テーパ部における該ローラーに当接する位置を前後方向に調節することにより、ローラー間の間隔、すなわち、側縁保持手段間の間隔を調節することができる。換言すれば、作動杆を前後方向に調節することにより、フラットチューブの寸法、材質等に応じて、チューブクランプの開きを調節することができる。
【0016】
[請求項3の発明]
各側縁保持手段は、支持体における対向する側縁保持手段に臨む面に略V状溝を上下方向に形成し、該略V状溝の中央にフラットチューブの側縁を挿入するスリットを上下方向に形成してなるものであるため、チューブクランプはフラットチューブを更に確実に保持することができ、フラットチューブを側縁保持手段に挟持させた状態で側縁保持手段を相互に接近させたときには、フラットチューブの未シール端は一層容易に開口する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
まず、フラットチューブのチューブクランプが組み込まれるフラットチューブ充填機の一例について、図1を参照して、概略的に説明する。
【0018】
基台1上には、間欠的に回転する回転盤3を配設し、該回転盤3に多数のチューブクランプ5を取り付ける。
【0019】
回転盤3の周囲には、フラットチューブをチューブクランプ5に導入する導入装置7と、フラットチューブに液体を充填する充填装置9と、プレヒート装置11と、ヒートシール装置13と、冷却装置15と、マーキング装置17と、排出装置19とを配設する。
【0020】
符号21に示すものは導入装置7のコンベヤ、符号23に示すものは充填装置9のタンク、符号25、27に示すものはそれぞれ排出装置19のコンベヤである。
【0021】
上記事例においては、フラットチューブは、作業員29により、導入装置7のコンベヤ21に供給される。
【0022】
上記事例においては、フラットチューブは、導入装置7にてチューブクランプ5に導入される。チューブクランプ5に導入されたフラットチューブは、充填装置9にて液体を充填され、以後、プレヒート装置11と、ヒートシール装置13と、冷却装置15と、マーキング装置17とを経て排出装置19より製品として排出される。
【0023】
以下、フラットチューブ充填機におけるチューブクランプ5について説明する。
【0024】
符号61に示すものは支軸である。支軸61は、支持台63上に立設されている。図示の事例における支持台63は、回転盤3に取り付けられている。
【0025】
支軸61には第一保持杆65と第二保持杆67とを水平方向にそれぞれ回動自在に取り付ける。
【0026】
第一保持杆65と第二保持杆67との相対向する一端65a、67aにはそれぞれフラットチューブ31の側縁32、32を保持する側縁保持手段69、71を備えさせる。
【0027】
各側縁保持手段69(71)は、一例として、図3、図4に示すように、支持体73(75)における対向する側縁保持手段71(69)に臨む面に略V状溝77(79)を上下方向に形成し、該略V状溝77(79)の中央にフラットチューブ31の側縁32を挿入するスリット81(83)を上下方向に形成してなるものとする。
【0028】
第一保持杆65と第二保持杆67との相対向する他端65b、67bにはそれぞれローラー85、87を回転自在に立設する。
【0029】
前記支軸61は側縁保持手段69(71)とローラー85(87)との間に介在させる。
【0030】
第一保持杆65における支軸61と側縁保持手段69との中間部と、第二保持杆67における支軸61と側縁保持手段71との中間部との間にばね93を取り付ける。図示の事例においては、第一保持杆65における支軸61と側縁保持手段69との中間部にばね端保持具89を立設し、第二保持杆67における支軸61と側縁保持手段71との中間部にばね端保持具91を立設し、これらのばね端保持具89、91間にばね93を取り付けている。
【0031】
ばね93は、側縁保持手段69、71が相互に接近する方向に第一保持杆65と第二保持杆67とに力を及ぼす。換言すれば、ばね93は、常時、チューブクランプ5を閉じる方向に第一保持杆65と第二保持杆67を回動させる傾向を有する。
【0032】
第一保持杆65のローラー85と第二保持杆67のローラー87との近傍には作動杆95を該ローラー85、87に接離する方向に進退自在に配設する。
【0033】
作動杆95は、一例として、エアシリンダ97により進退するようになす。
【0034】
作動杆95は、前進したときにこれらのローラー85、87を該ローラー85、87間の間隔が開く方向に前記ばね93の力に抗して押すことにより第一保持杆65と第二保持杆67とを該側縁保持手段69、71が相互に離れる方向に回動させるようになす。
【0035】
すなわち、チューブクランプ5は、作動杆95が前進したときに開き、作動杆95が後退したときにばね93の力により閉じる。作動杆95は、好ましくは、前部にテーパ部98を備えている。符号96に示すものは補助板である。
【0036】
図3、図4に示す事例においては、チューブクランプ5は支持台63上に一対配設され、これらのチューブクランプ5、5が共通のシリンダ97により同時に作動するようにしている。
【0037】
また、図3、図4に示す事例においては、シリンダ97と作動杆95は、回転盤3の上方に固定された支持体99に取り付けられている。この事例においては、回転盤3に多数のチューブクランプ5が取り付けられており、該支持体99に取り付けられているシリンダ97と作動杆95が順次、各チューブクランプ5を作動させるようにしている。
【0038】
次に、チューブクランプ5にフラットチューブ31を導入するための導入装置7について説明する。
【0039】
フラットチューブ31を送るコンベヤ7の端部21a近傍にはフラットチューブ31の案内枠33を配設する。
【0040】
案内枠33は、一側部とこれに対向する他側部とに、それぞれ開口部35、37を備えている。少なくとも他側部の開口部37は、案内枠33の下端39まで開口している。図2参照。
【0041】
案内枠33の下端39近傍にはフラットチューブ31を受けるチューブ受け41を進退自在に配設する。
【0042】
チューブ受け41は、一例として板状体とし、エアシリンダ43により進退するようになす。
【0043】
チューブ受け41は、前進したときには、案内枠33の下端39を塞ぐ位置に達し、案内枠33内を落下するフラットチューブ31を受ける(図2参照)。チューブ受け41は、後退したときには、案内枠33の下端39から離れ、フラットチューブ31の案内枠33からの下降を許す。
【0044】
案内枠33の一側方には該案内枠33内のフラットチューブ31に当接する支持体45を該フラットチューブ31に対し接離自在に配設する。
【0045】
支持体45は、一例として板状体とし、エアシリンダ47により案内枠33内のフラットチューブ31に対し接離自在とする。支持体45は、案内枠33の開口部35を通過して案内枠33内のフラットチューブ31に接離する。
【0046】
案内枠33の他側方には該案内枠33内のフラットチューブ31を吸着する吸着装置のバキュームパッド49を支持体45に対向させた状態で該フラットチューブ31に対し接離自在に配設する。
【0047】
バキュームパッド49は、エアシリンダ51により案内枠33内のフラットチューブ31に接離する。
【0048】
案内枠33の近傍にはフラットチューブ31を挟持する前記チューブクランプ5を配設し、吸着装置のバキュームパッド49を該チューブクランプ5に対し接離する方向に移動自在となす。
【0049】
チューブクランプ5は、好ましくは、案内枠33の下方に配設し、前記バキュームパッド49はエアシリンダ52により昇降自在となす
【0050】
フラットチューブ31は、前述の如く、一端にスパウト53を備え、他端を未シール端55とした包装袋であるが、前記コンベヤ7の端部よりスパウト53を下方に向けた姿勢(図5〜図7に示す姿勢)で前記案内枠33内に落下させる。換言すれば、フラットチューブ31は、スパウト53を前にした姿勢でコンベヤ7上に供給する。
【0051】
コンベヤ7は、好ましくは、複数の桟57を所定の間隔を置いて送り方向と直角の水平方向に配設してなるものを使用する。図1、図2参照。
【0052】
図示のコンベヤ7は、2レーンタイプのものである。
【0053】
フラットチューブ31が案内枠33内に落下するときには、チューブ受け41は、案内枠33の下端39を塞ぐ位置に前進している。したがって、案内枠33内に落下したフラットチューブ31のスパウト53はチューブ受け41に当接する。すなわち、フラットチューブ31はチューブ受け41によりスパウト53を下方に向けた姿勢で保持される。
【0054】
続いて、支持体45が前進し、案内枠33の開口部35を通過して案内枠33内のフラットチューブ31に当接する。
【0055】
支持体45が案内枠33内のフラットチューブ31に当接し、該フラットチューブ31を支持しているときに、吸着装置のバキュームパッド49が前進し、案内枠33の開口部37を通過して案内枠33内のフラットチューブ31に当接し、該フラットチューブ31を吸着する。
【0056】
吸着装置のバキュームパッド49がフラットチューブ31を吸着保持したときに、支持体45が後退してフラットチューブ31から離れると共に、チューブ受け41が後退し、案内枠33の下端39から離れる。
【0057】
しかる後、吸着装置のバキュームパッド49は、フラットチューブ31を吸着した状態で、チューブクランプ5に接近し、該フラットチューブ31をチューブクランプ5に導入する。
【0058】
図示の事例においては、吸着装置のバキュームパッド49は、フラットチューブ31を吸着した状態で、チューブクランプ5まで下降し、該フラットチューブ31をチューブクランプ5に導入する。
【0059】
吸着装置のバキュームパッド49は、フラットチューブ31をチューブクランプ5に導入した後、エアを吐き出してフラットチューブ31から離れて元の位置まで戻る。
【0060】
以上により、フラットチューブ31は、スパウト53を下方に向けた姿勢でチューブクランプ5により保持される。
【0061】
回転盤3の回転に伴い、チューブクランプ5に保持されたフラットチューブ31は、順次、充填装置9と、プレヒート装置11と、ヒートシール装置13と、冷却装置15と、マーキング装置17とを通過し、所定の液体が充填された製品として排出装置19から排出される。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】フラットチューブ充填機の一例を示す平面図である。
【図2】同上の一部を示す側面図である。
【図3】開いた状態のチューブクランプの一例を示す平面図である。
【図4】閉じた状態のチューブクランプの一例を示す平面図である。
【図5】フラットチューブの正面図である。
【図6】フラットチューブの側面図である。
【図7】フラットチューブの一部を拡大して示す断面図である。
【図8】フラットチューブをチューブクランプに導入した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
【0063】
1 基台
3 回転盤
5 チューブクランプ
7 導入装置
9 充填装置
11 プレヒート装置
13 ヒートシール装置
15 冷却装置
17 マーキング装置
19 排出装置
21 コンベヤ
21a 端部
23 タンク
25 コンベヤ
27 コンベヤ
29 作業員
31 フラットチューブ
32 側縁
33 案内枠
35 開口部
37 開口部
39 下端
41 チューブ受け
43 エアシリンダ
45 支持体
47 エアシリンダ
49 バキュームパッド
51 エアシリンダ
52 エアシリンダ
53 スパウト
55 未シール端
57 桟
61 支軸
63 支持台
65 第一保持杆
65a 一端
65b 他端
67 第二保持杆
67a 一端
67b 他端
69 側縁保持手段
71 側縁保持手段
73 支持体
75 支持体
77 略V状溝
79 略V状溝
81 スリット
83 スリット
85 ローラー
87 ローラー
89 ばね端保持具
91 ばね端保持具
93 ばね
95 作動杆
96 補助板
97 エアシリンダ
98 テーパ部
99 支持部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持台上に支軸を立設し、該支軸には第一保持杆と第二保持杆とを水平方向にそれぞれ回動自在に取り付け、第一保持杆と第二保持杆との相対向する一端にはそれぞれフラットチューブの側縁を保持する側縁保持手段を備えさせ、第一保持杆と第二保持杆との相対向する他端にはそれぞれローラーを回転自在に立設し、前記支軸は該側縁保持手段と該ローラーとの間に介在させ、第一保持杆における支軸と側縁保持手段との中間部と、第二保持杆における支軸と側縁保持手段との中間部との間にばねを取り付け、該ばねは該側縁保持手段が相互に接近する方向に第一保持杆と第二保持杆とに力を及ぼし、第一保持杆のローラーと第二保持杆のローラーとの近傍には作動杆を該ローラーに接離する方向に進退自在に配設し、該作動杆は前進したときにこれらのローラーを該ローラー間の間隔が開く方向に前記ばねの力に抗して押すことにより第一保持杆と第二保持杆とを該側縁保持手段が相互に離れる方向に回動させるようにしたことを特徴とする、フラットチューブ充填機におけるチューブクランプ。
【請求項2】
前記作動杆は前部にテーパ部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のフラットチューブ充填機におけるチューブクランプ。
【請求項3】
前記各側縁保持手段は、支持体における対向する側縁保持手段に臨む面に略V状溝を上下方向に形成し、該略V状溝の中央にフラットチューブの側縁を挿入するスリットを上下方向に形成してなることを特徴とする請求項1又は2に記載のフラットチューブ充填機におけるチューブクランプ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−149344(P2009−149344A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−329434(P2007−329434)
【出願日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【出願人】(592209755)金城機工株式会社 (5)
【Fターム(参考)】