説明

フレネル構造を有する光学素子

本発明はフレネル構造(101)を有する光学装置に関する。フレネル構造は、前記フレネル構造を通過する放射ビームに、少なくとも1回の位相のジャンプが導入されるように、設計される。光学素子は、前記位相のジャンプを補償するステップ構造(102)をさらに有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフレネル構造を有する光学素子に関し、特に可変焦点距離を有するレンズを有する光学素子に関する。前記レンズはフレネル構造を有する。
【0002】
本発明は、たとえばカメラのような、可変焦点距離が必要な光学素子にとって特に有用である。
【背景技術】
【0003】
特許文献1は、液晶材料と接するフレネル構造を有する液晶レンズについて説明している。電圧印加によって、この液晶材料の屈折率を変化させることが可能である。電圧印加によって屈折率を変化させることが可能なため、前記液晶レンズの焦点距離を変化させることが可能となる。特許文献1で説明したように、従来のレンズに代わってフレネルレンズを使用することで、液晶材料の厚さを減少させることが可能となる。液晶材料の厚さが減少することで、一の焦点距離から別な焦点距離への切り換えに必要な時間が短くなる。その理由は、液晶材料の切り換え時間は、その厚さに依存するからである。
【0004】
フレネルレンズは、従来のレンズからその一部を除去することで得られる。そのような除去される一部は、除去されることによって、フレネルレンズを通過する放射ビームの光路に変化が導入されるような部分が選ばれる。導入される変化は、前記放射ビームの波長の倍数である。このようにして、従来のレンズの回折限界特性は、対応するフレネルレンズにおいても維持される。しかしフレネルレンズは、特定波長専用に設計されている。その結果として、フレネルレンズは、たとえばカメラ内の自然光のような、様々な波長を有する光を利用する用途に用いることができない。
【特許文献1】米国特許第4904063号明細書
【非特許文献1】バラート(J.J.M.Braat)、“Microscope objectives for optical disc systems”、”Huygens’ principle 1690−1990 theory and applications”、Proceedings of the international symposium、pp.33−63
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、様々な波長に対して適した、フレネル構造を有する光学素子の提供である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的のため、本発明はフレネル構造を有する光学素子を提案する。そのフレネル構造は、そのフレネル構造を通過する放射ビームに少なくとも1つの位相ジャンプを導入するように設計される。前記光学素子は、前記位相ジャンプを補償するためのステップ構造をさらに有する。フレネル構造は環状領域を有する。2つの環状領域間では、位相ジャンプが常に生じる。フレネル構造の設計波長では、位相ジャンプは2πの倍数である。この位相ジャンプの値は、従来のレンズの回折限界特性が変わらないことを意味する。しかし、フレネル構造の設計波長とは異なる波長では、位相ジャンプが2πの倍数にならないため、フレネル構造を通過する放射ビームに強い収差が発生する。本発明に従うと、ステップ構造は、これらの位相ジャンプを補償する光学素子で使用される。このステップ構造は、フレネル構造に起因する位相ジャンプを補償する位相変化を導入するように設計される。その結果、光学素子の特性は放射ビームの波長に依存せず、光学素子は、たとえば自然光でも使用可能となる。
【0007】
好適には、光学素子は:
通過する放射ビームに、少なくとも第1位相ジャンプが導入されるように設計される、第1フレネル構造;
通過する放射ビームに、少なくとも第2位相ジャンプが導入されるように設計される、第2フレネル構造;
前記第1フレネル構造に接し、第1異常軸を有する第1複屈折性材料;
前記第2フレネル構造に接し、前記第1異常軸に垂直な第2異常軸を有する第2複屈折性材料;
前記第1複屈折性材料及び前記第2複屈折性材料の異常屈折率が実質的に同一になるように、前記第1複屈折性材料及び前記第2複屈折性材料の異常屈折率を調節する手段;及び
前記第1位相ジャンプ及び前記第2位相ジャンプを補償する手段;
を有する。
【0008】
光学素子は2つの複屈折性材料を有し、これらの異常軸は互いに垂直である。「実施例」で説明されるように、そのような2つの複屈折性材料の組み合わせは偏光に独立である。そのため、光学素子に偏光子を使用せずに済む。
【0009】
本発明のこれらの態様及び他の態様は、以降で説明する実施例を参照することで明らかになる。
【発明の効果】
【0010】
有利になるように、フレネル構造は第1屈折率を有し、かつステップ構造は、前記第1屈折率よりも大きな第2屈折率を有する。フレネル構造及びステップ構造が同一の屈折率を有するとき、ステップ構造のステップの厚さは、フレネル構造が設計された従来レンズの除去された部分の厚さと同一となる。ステップ構造の屈折率をフレネル構造の屈折率より高い値に選ぶとき、ステップ構造のステップの厚さが減少して良い。これは光学素子の大きさの点では有利である。
【0011】
たとえ従来のレンズの厚さの減少が、ステップ構造の厚さによって、少なくとも部分的に補償されるとしても、本発明は、特に全体の厚さが重要ではない光学素子において有利である。本発明は、特に前述の光学素子に関する。その光学素子は、前記フレネル構造と接する材料を有し、前記材料は、電圧印加によって変化可能な屈折率を有する。この光学素子では、前記材料の厚さのみが重要である。その理由は、切り換え時間は前記厚さに関係するからである。光学素子にステップ構造を付加しても、フレネル構造と接する材料の厚さは変化しない。従って、切り換え時間は従来技術の光学素子と同一のままであり、同時にその光学素子は自然光で利用可能となる。
【0012】
有利になるように、前記フレネル構造、前記材料及び前記ステップ構造は、1つでかつ同一のセルの一部を形成する。これにより、光学素子の製造プロセスが単純化する。その理由は、ステップ構造とフレネル構造とがすでに前記セル中で整合しているため、両構造を位置合わせする必要がなくなるからである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1では、本発明に従った光学素子が図示されている。この光学素子はフレネル構造101及びステップ構造102を有する。フレネル構造は当業者にとって既知である。たとえばフレネルレンズは、非特許文献1に記述がある。図1では、フレネル構造101が作られる従来のレンズが細い線で示され、フレネル構造101及びステップ構造102は太い線で示されている。フレネル構造101を作製するために除去された従来レンズの部分は、破線で示されている。
【0014】
図1では、フレネルレンズ構造101とステップ構造102とは、別個の部品として図示されている。しかし、フレネル構造101とステップ構造102とは、1つでかつ同一の素子の一部を形成して良い。そのような素子の例には、たとえば成形プロセスによって得られる光学素子がある。
【0015】
ステップ構造102は次のように設計される。ステップ構造はステップを有し、そのステップの厚さは、フレネル構造が設計された従来のレンズの除去された部分の厚さに等しくなるように選択される。面PPでは、従来のレンズの表面高さはzで表される。この面PPでは、厚さΔZを有する部分は、フレネル構造101の設計のために除去された。この面PPでは、ステップ構造の厚さは、ΔZに等しくなるように選ばれる。次の例では、2つの面AA及びBBが、フレネル構造のステップ各面で画定される。その際、ZはほぼZに等しい。
【0016】
面AAでは、面CCと面C’C’との間の光路長は、
CC’(A)=d+(n−1)(Z−ΔZ
で表される。ここで、nはフレネル構造101の屈折率である。
【0017】
面BBでは、面CCと面C’C’との間の光路長は、
CC’(B)=d+(n−1)(Z−ΔZ
で表される。
【0018】
その結果、フレネル構造101は光路長にジャンプを導入する。そのジャンプの大きさは、
CC’(A)−WCC’(B)=(n−1)(ΔZ−ΔZ
で表される。その理由は、Z=Zだからである。
【0019】
非特許文献1で説明されているように、フレネル構造は、ΔZ=mλ/(n−1)となるように設計される。ここでmは整数である。その結果、光路長のジャンプは、
CC’(A)−WCC’(B)=(m−m)λ
となる。この式は、設計波長λを有する放射ビームがフレネル構造101を通過するとき、このフレネル構造が2πの倍数である位相ジャンプを導入することを意味する。従って、波面収差は導入されない。しかし、波長λとは異なる波長λを有する放射ビームがフレネル構造101を通過するとき、このフレネル構造101は2πの倍数ではない位相ジャンプを導入するため、波面収差が導入される。
【0020】
面AAでは、面C’C’と面DDとの間の光路長は、
C’D(A)=nZ+(d−ΔZ
で表される。ここでステップ構造102の屈折率は、フレネル構造101の屈折率nと等しくなるように選ばれる。
【0021】
面BBでは、面C’C’と面DDとの間の光路長は、
C’D(B)=nZ+(d−ΔZ
で表される。
【0022】
その結果、面AAと面BB、つまり面CCと面DDとの間での光路長差は、
CC’(A)+WC’D(A)−(WCC’(B)+WC’D(B))=0
となる。
【0023】
この式は、ステップ構造102が、フレネル構造101によって導入される、面AAと面BBとの間での位相ジャンプを補償することを意味する。このことは、フレネル構造101及びステップ構造102を有する光学素子を通過する放射ビームの波長に依存しない。その結果、放射ビームの波長が如何なる長さであっても、本発明に従った光学素子によって導入される波面収差は、フレネル構造が設計された従来のレンズによって導入される波面収差程度に小さい。このことは、本発明に従った光学素子が、たとえば自然光でも使用可能であることを意味する。
【実施例1】
【0024】
図2aでは、本発明に従った光学素子の変化型が図示されている。この変化型では、フレネル構造101及びステップ構造102はそれぞれ別な素子であり、図1のように一緒になっていない。実際、ステップ構造102は、フレネル構造101によって導入される位相ジャンプを補償するために、フレネル構造101と丁寧に位置合わせされている限り、光学素子中のどこに設けられても良い。
【0025】
図2bでは、本発明に従った光学素子の有利な変化型が図示されている。フレネル構造101は、第1屈折率を有し、ステップ構造は、第1屈折率より大きな第2屈折率を有する。このようにすることで、ステップ構造102のステップの厚さを薄くすることが可能となる。図2bにおいて、Δ’Z及びΔ’Zが、図1でいうところの面AA及び面BBでのステップ構造102のステップの厚さである場合、ステップ構造102は、フレネル構造101によって導入される、面AAと面BBとの間での位相ジャンプを補償する。この位相ジャンプは、(Δ’Z−Δ’Z)/(ΔZ−ΔZ)=(n−1)/(n−1)で表される。ここでnはフレネル構造101の屈折率で、nはステップ構造102の屈折率である。たとえば、n=1.5でn=2の場合、(Δ’Z−Δ’Z)=0.5(ΔZ−ΔZ)であることが分かる。この式は、この場合であれば、ステップ構造102の厚さを1/2に薄くできることを意味している。このように薄くできることは特に有利である。なぜなら薄くできることで、光学素子の大きさも小さくできるからである。
【実施例2】
【0026】
焦点距離が可変である、本発明に従った光学素子が図3aから図3dに図示されている。そのような光学素子は、フレネル構造101、ステップ構造102、液晶材料300、第1電極301、第2電極302及び絶縁体スペーサ303を有する。そのような光学素子の機能は、たとえば特許文献1で説明されているようなフレネル液晶レンズの機能である。しかし、図3aから図3dの光学素子は、たとえば自然光のような、様々な波長を有する光で用いることができるように、図1及び図2で説明されたようなステップ構造を有する。
【0027】
液晶材料はフレネル構造101と接している。図3bの場合では、ステップ構造102もまたフレネル構造101と接するように、フレネル構造101は第1電極301を有していることに留意すべきである。
【0028】
ステップ構造102によって、図3aから図3dの光学素子の全体の厚さは、特許文献1の光学素子と比較して増大する。しかし、このことは重要ではない。なぜなら、液晶材料300の厚さは、特許文献1と比較しても増大しないからである。従って、これらの光学素子の切り換え時間は増大しない。
【0029】
図3aから図3cでは、フレネル構造101、液晶材料300及びステップ構造102は、1つでかつ同一のセルの一部を形成する。このことは特に有利なことである。なぜなら、フレネル構造101がステップ構造102に対して自動的に位置合わせされるからである。ただし図3dの光学素子については当てはまらない。図3dの光学素子では、ステップ構造102は、フレネル構造101に対して位置合わせされる必要がある。図3dでは、ステップ構造102は、フレネル構造101及び液晶材料300から分離している。これもまた有利になると考えられる。なぜなら、この場合、ステップ構造102は、たとえばレンズ又は回折格子のような別な光学素子と一体化できるからである。
【実施例3】
【0030】
図4aでは、本発明に従った、焦点距離が可変である光学素子が図示されている。この光学素子は偏光に対して独立である。この光学素子は、第1フレネル構造401、ステップ構造402、第1液晶材料403、第1電極404、第2電極405、第1絶縁体スペーサ406、第2フレネル構造411、第2液晶材料413、第3電極414、第4電極415及び第2絶縁体スペーサ416を有する。第1フレネル構造401は、少なくとも第1位相ジャンプを、前記第1フレネル構造401を通過する放射ビームに導入し、第2フレネル構造411は、少なくとも第2位相ジャンプを、前記第2フレネル構造411を通過する放射ビームに導入する。第1位相ジャンプと第2位相ジャンプとが同様になるように、第1フレネル構造401と第2フレネル構造411とは同様である。以降で説明するように、ステップ構造402は、第1位相ジャンプ及び第2位相ジャンプを補償するように設計されている。
【0031】
図4bの光学素子は、同一の素子を有するが、ステップ構造402は、第1液晶材料403と接する第1フレネル構造401、及び第2液晶材料413と接する第2フレネル構造411を有するセルから分離している。
【0032】
図3aから図4dの例では、液晶材料が用いられている。しかし、他の複屈折性材料が、本発明に従って用いられて良い。たとえば、2つの電極間に印加される電位差によって生じる電流が流れるときに、回転可能な荷電置換基を有する分子を用いても良い。
【0033】
第1フレネル構造401と接する第1液晶材料403は第1異常軸を有し、第2フレネル構造411と接する第2液晶材料413は、第1異常軸に垂直な第2異常軸を有する。これは、第1液晶材料403及び第2液晶材料413に、適切な異方性ネットワークを用いることで実現されて良い。あるいはその代わりに、液晶の配向を好適な配向に誘起するため、第1液晶材料403に接する第2電極405、及び第2液晶材料413に接する第4電極415の化学修飾又は機械的加工が行われても良い。
【0034】
第2異常軸に平行な偏光を有する光ビームが、図4a又は図4bに図示されている光学素子を通過するとき、第1フレネル構造401は透明板として機能する。このことは、第2フレネル構造411のみが前記放射ビームに作用することを意味する。第2異常軸に垂直な偏光を有する光が、図4a又は図4bに図示されている光学素子を通過するとき、第2フレネル構造411は透明板として機能する。このことは、第1フレネル構造401のみが前記放射ビームに作用することを意味する。第1フレネル構造401及び第2フレネル構造411が同様の構造である場合、第2異常軸に平行な偏光を有する光ビームへの光学素子の作用は、第2異常軸に垂直な偏光を有する光ビームへの光学素子の作用と同一になる。換言すると、図4a又は図4bの光学素子の振る舞いは、前記光学素子を通過する光ビームの偏光に依存しない。
【0035】
第2異常軸に平行な偏光を有する光ビームが、図4a又は図4bに図示されている光学素子を通過するとき、第2フレネル構造411のみが位相ジャンプを誘起する。第2異常軸に垂直な偏光を有する光ビームが、図4a又は図4bに図示されている光学素子を通過するとき、第1フレネル構造401のみが位相ジャンプを誘起する。その結果、ステップ構造402は、第1位相ジャンプ又は第2位相ジャンプのいずれかを補償するだけで良い。これらの位相ジャンプは同様なため、たとえ図4a及び図4bの素子が2つのフレネル構造401及び411を有するとしても、ステップ構造は、図1から図3dで説明されたように設計される。
【0036】
この光学素子の光学特性を変化させるため、第1液晶材料403及び第2液晶材料413の異常屈折率が調節される。光学素子が偏光に対して独立である状態を保持するため、第1液晶材料403及び第2液晶材料413の異常屈折率を調節する手段は、それらの異常屈折率が実質的に等しくなるように調節されなければならない。これは、第1電極404と第2電極405との間、及び第3電極414と第4電極415との間に同一の電位差を印加することで、単純に実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明に従った光学素子を図示している。
【図2a】本発明に従った光学素子の変化型を図示している。
【図2b】本発明に従った光学素子の変化型を図示している。
【図3a】本発明に従った、焦点距離が可変である光学素子を図示している。
【図3b】本発明に従った、焦点距離が可変である光学素子を図示している。
【図3c】本発明に従った、焦点距離が可変である光学素子を図示している。
【図3d】本発明に従った、焦点距離が可変である光学素子を図示している。
【図4a】本発明に従った、焦点距離が可変である別な光学素子を図示している。
【図4b】本発明に従った、焦点距離が可変である別な光学素子を図示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通過する放射ビームに、少なくとも1つの位相ジャンプが導入されるように設計されたフレネル構造を有する光学素子であって、前記位相ジャンプを補償するためのステップ構造をさらに有する光学素子。
【請求項2】
前記フレネル構造が第1屈折率を有し、前記ステップ構造が、前記第1屈折率よりも大きな、第2屈折率を有する、請求項1に記載の光学素子。
【請求項3】
前記フレネル構造と接する材料をさらに有する光学素子であって、前記材料は、電圧印加によって変化可能な屈折率を有する、請求項1に記載の光学素子。
【請求項4】
前記フレネル構造、前記材料及び前記ステップ構造が、1つでかつ同一のセルの一部を形成する、請求項3に記載の光学素子。
【請求項5】
通過する放射ビームに、少なくとも第1位相ジャンプが導入されるように設計される、第1フレネル構造;
通過する放射ビームに、少なくとも第2位相ジャンプが導入されるように設計される、第2フレネル構造;
前記第1フレネル構造に接し、第1異常軸を有する第1複屈折性材料;
前記第2フレネル構造に接し、前記第1異常軸に垂直な第2異常軸を有する第2複屈折性材料;
前記第1複屈折性材料及び前記第2複屈折性材料の異常屈折率が実質的に同一になるように、前記第1複屈折性材料及び前記第2複屈折性材料の異常屈折率を調節する手段;及び
前記第1位相ジャンプ及び前記第2位相ジャンプを補償する手段;
を有する、請求項3に記載の光学素子。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図3a】
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【図3b】
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【図3c】
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【図3d】
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【図4a】
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【図4b】
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【公表番号】特表2008−512700(P2008−512700A)
【公表日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−529399(P2007−529399)
【出願日】平成17年8月22日(2005.8.22)
【国際出願番号】PCT/IB2005/052749
【国際公開番号】WO2006/027710
【国際公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】