説明

フロアカーペットの構造

【課題】フロアパネルと座席をボルト固定時にフロアカーペットの縁部が噛み込みまれることなく、敷設の作業性がよく、かつ、ボルト結合用開口による外観を損ねないフロアカーペットの提供。
【解決手段】 運転座席1Dの前方向床面を覆う第1のカーペットと第1のカーペット10の後方に配置される第2のカーペット8とで構成されるフロアカーペットにおいて、前記第1のカーペット10の後縁部10r、10rがフロアパネル15に形成された凸状の座席前部取付け部16に設けられた雌ねじ部16s、16sよりも車両後方に位置しており、該第1のカーペット10は座席前部取付け部と座席1Dの前部に設けられた座席前部取付け用ブラケット20aとの結合箇所を覆うように配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の運転座席の前方向床面を覆う第1のカーペットと第1のカーペットの後方及び側方に配置される第2のカーペットとで構成されるフロアカーペットの構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図1は本発明のフロアカーペットを使用する部位を示した斜視図であって、キャビン2の底部にフロアパネル15が装着され、その上面を図示しないフロアカーペットが覆って配置されている。符号15dはドライバー用の座席が配置される領域を示し、符号15aはアシスタント用の座席が配置される領域を示している。符号Fは車両前方を示している。
【0003】
図2はフロアパネル15の主要部概要を示す斜視図であって、エンジンをカバーする上部に突起するエンジンカバー部18を挟んでドライバー用の座席が配置される右側の領域15dと、アシスタント用の座席が配置される左側の領域15a、とが形成されている。
【0004】
図3は上記フロアパネル15に前部パネル15fd、15faを付設した全体斜視図であって、ドライバー用の座席が配置される領域15dとドライバー座席が固定される凸状のドライバー座席取り付け部Bdと、アシスタント用の座席が配置される領域15aとアシスタント座席が固定される凸状のアシスタント座席取り付け部Ba、とを示している。
【0005】
ドライバー座席取り付け部Bdは、座席の前部を固定する座席前部取付け部16dと座席の後部を固定する座席後部取付け部17dとで構成され、アシスタント座席取り付け部Baは、座席の前部を固定する座席前部取付け部16aと座席の後部を固定する座席後部取付け部17aとで構成されている。
【0006】
図4はフロアパネル15のドライバー用の座席が配置される右側の領域15dを含む周辺を示しており、座席前部取付け部16dと、座席の後部を固定する座席後部取付け部17dと、前方に装着されたペダル類等の操作装置Ed、との関係が示されている。符号Fは車両前方を示している。
【0007】
図5は座席前部取付け部16dと座席の後部を固定する明示しない座席後部取付け部とに、ドライバー用座席1Dが装着された状態を示しており、特に座席1Dの前部取付け部材19の下部両端に固着された座席前部取付け用ブラケット20d、21dが座席前部取付け部16dに載置された状態を示している。符号Fは車両前方を示している。
【0008】
図6はドライバー用の座席1Dとアシスタント用の座席1A及び中央席1Cを示している。
座席1Dの前下方に前部取付け部材19と座席前部取付け用ブラケット20dとが装着され、座席1Aの前下方に座席前部取付け用ブラケット20aが装着されている。
座席前部取付け用ブラケット20d及び20aのそれぞれに左右で一対の取付孔20b、20bが設けられている。
符号Ccはセンターコンソールの位置を示している。符号Fは車両前方を示している。
【0009】
図7及び図8は座席前部取付け部16d(以降ドライバー座席とアシスタント座席を共通に説明するため添字を省いて16とする。他の符号も差別不要の場合は添字を省略する。)に従来のフロアカーペットを敷設した周辺の状態を示している。
座席前部取付け部16は、フロアパネル15にほぼ垂直な前壁部16fと後壁部16rとほぼ水平な上部壁部16tとで凸状に形成されていて、第2のカーペット8Aが座席前部取付け部16全体を覆っていてその前縁部8Aaはフロアパネル15の平面部にまで敷設されている。
ここで符号Fは車両前方を示している。
【0010】
第2のカーペット8Aの座席前部取付け部16の上部壁部16tの中央後部から前壁部16fの高さ中央部にいたる長さ領域Hhと座席前部取付けブラケット20を挟む横方向長さ領域Hb、とで開口Soが形成されている。開口Soは横方向長さ領域Hbが短く、ボルト22のそれぞれに対して開口されているものもある。
【0011】
第2のカーペット8Aの前縁部8Aaを覆って、第1のカーペット10Aが車両前方に向かって敷設されている。
座席前部取付け部16の前壁部16fの上部で第2のカーペット8Aの開口Soの高さ方向中央に相当する位置に、雌ねじ部16sが設けられ、雌ねじ部16sに螺着されたボルト22によって座席前下方の座席前部取付け用ブラケット20が取付けられている。
【0012】
上記のような従来のフロアカーペットの構成では、第2のカーペット8Aの開口Soの下方縁部8Atが座席前部取付け用ブラケット20の下方端部20tに噛み込まれることがある。仮に、第2のカーペット8Aの開口Soの下方縁部8Atが噛み込まれる不具合を含めて、上記の従来のフロアカーペットでは、以下のような不具合がある。
【0013】
a)第2のカーペット8Aの噛み込みにより、座席前部取付け用ブラケット20が座席前部取付け部16に不確実に取付けられてしまう。
b)その不具合をさけるために開口を大きくすれば、噛み込みをなくし作業性もよくなるが、ルーフパネル15の素板とボルト22が見えて外見が悪く特にかつボルト22は掃除の際の不安全突起になる懸念がある。
c)第1と第2のカーペット8A、10Aの重なり継目Zに泥、砂、水等が溜まり易くかつ掃除がし難い、等の欠点がある。
【0014】
車両用フロアカーペットの組付け技術に、フロアカーペットに干渉する突起部材がある場合に、突起部材を回避する開口部を膨脹部に連結して形成し作業性をよくする技術が開示されている(特許文献件1参照)。
【0015】
また、左右に分割したフロアマットをアンダカットを含むパネルに隙間なく被せる技術が開示されている(特許文献件2参照)。
【0016】
しかし、このいずれの技術も、座席のフロアパネルへの固定とフロアカーペットに関する技術ではない。
【特許文献1】特開平9−175251号公報
【特許文献2】特開平6−344819号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
解決しようとする問題点は、フロアパネルと座席をボルト固定時にフロアカーペットの縁部が噛み込みまれることなく、敷設の作業性がよくかつ、ボルト結合用開口による外観を損ねないフロアカーペットを提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明のフロアカーペットの構造は、運転座席(1D、1A)の前方向床面を覆う第1のカーペット(10d、10a)と第1のカーペット(10d、10a)の後方及び側方に配置される第2のカーペット(8)とで構成されるフロアカーペットにおいて、前記第1のカーペット(10d、10a)の後縁部(10r、10r)がフロアパネル(15)に形成された凸状の座席前部取付け部(16d、16a)の雌ねじ部部(16s、16s)よりも車両後方に位置しており、該第1のカーペット(10)は座席前部取付け部(16a、16b)と座席(1D、1A)の前部に設けられた座席前部取付け用ブラケット(20d、20a)との結合箇所を覆うように配置されていることを最も主要な特徴とする(請求項1)。
【0019】
第1のカーペットの後縁部が座席前部取付け部に設けられた雌ねじ部よりも車両後方に位置しており、座席前部取付け部と座席の前部に設けられた座席前部取付け用ブラケットとの結合箇所を覆うように配置されているので第1及び第2のカーペットが雌ねじ部に噛み込まれることなく座席は確実にフロアパネルに固定される。
【0020】
座席下の部分、センターコンソール(Cc)、ベッド下の部分をカバーする前記第2のカーペット(8)は、座席下の部分の前縁部(8a)が座席前部取付け部(16d、16a)の雌ねじ部(16s、16s)よりも車両後方に位置しており、座席前部取付け部(16d、16a)の雌ねじ部(16s、16s)は前記第1のカーペット(10d、10a)で覆われていない場合には露出する様に構成されていることが好ましい(請求項2)。
【0021】
上記構成によって、第2のカーペットの前縁部が雌ねじ部より後方にあるので、第1のカーペットで雌ねじ部を覆っていない場合は露出されることになる。即ち第2のカーペットで第1のカーペットを補完することがないので噛み込みの懸念がない。
【0022】
第1のカーペット(10d、10a)の後縁部(10r、10r)は、前記座席前部取付部(16d、16a)の雌ねじ部(16s、16s)に対して、少なくとも当該後縁部(10r)が当該雌ねじ部(16s、16s)に噛み込まない程度に離隔する様に配置されていることが好ましい(請求項3)。
【0023】
具体的実施に際しては、第1のカーペットの後縁部は座席前部取付け部に設けられた雌ねじ部より充分に後方までカバーして装着することがよい。
【0024】
座席前部取付け部(16d、16a)と座席前部に設けられた座席前部取付け用ブラケット(20d、20a)とは、座席前部取付用ブラケット(20d、20a)に形成された取付用孔(20b、20b)にボルト(22、22)を貫通して、当該ボルト(22、22)を座席前部取付け部(16d、16a)の雌ねじ部(16s、16s)に螺合させることにより結合されており、第1のカーペット(10d、10a)は当該ボルト(22、22)を覆う様に構成されていることが好ましい(請求項4)。
【0025】
座席前部取付け部に設けられた雌ねじ部に替えて、座席前部取付け部に埋め込みボルトを取付けてナット締めしてもよい。
【0026】
前記フロアカーペットの構造によるフロアカーペット設置方法において、座席前部取付け用ブラケット(20d、20a)に形成された取付用孔(20b、20b)にボルト(22、22)を貫通し、当該ボルト(22、22)を座席前部取付け部(16d、16a)の雌ねじ部(16s、16s)に螺合させ、以って、座席前部取付け用ブラケット(20d、20a)を座席前部取付け部(16d、16a)に結合する結合工程と、該結合工程終了後に、第1のカーペット(10d、10a)で前記ボルト(22、22)を覆う工程、とを有することを最も主要な特徴とする(請求項5)。
【0027】
上記の結合工程によって、座席前部取付け部にボルトで座席前部取付け用ブラケットを結合させ、ボルト(22、22)を覆う工程で第1のカーペットを被覆させる。従って、第1のカーペットがボルトに噛み込まれる懸念がない。
【発明の効果】
【0028】
以上の通り本発明によれば、
(a) 第1のカーペットの後縁部が座席前部取付け部に設けられた雌ねじ部よりも車両後方に位置しており、座席前部取付け部と座席の前部に設けられた座席前部取付け用ブラケットとの結合箇所を覆うように配置されているので第1及び第2のカーペットが雌ねじ部に噛み込まれることなく座席は確実にフロアパネルに固定される。
(b) 第1のカーペットの後縁部が座席前部取付け部に設けられた雌ねじ部よりも車両後方に位置しているので、座席前部取付け部と、座席の前部に設けられた座席前部取付け用ブラケット、との結合箇所を覆っていて、結合箇所を露出させないので外観がよい利点がある。
(c) 第1のカーペットの後縁部が座席前部取付け部の前部にはないので段差がなく、ごみ、泥、砂、水等が溜まらず、また清掃が容易な利点がある。
(d) 座席前部取付け部にボルトで座席前部取付け用ブラケットを結合させる工程についで、ボルトを覆う工程で第1のカーペットを被覆させるので、第1のカーペットがボルトに噛み込まれる懸念がなく、作業が容易にできる利点がある。
(e) キャビンやフロアパネルを従来のままとし、カーペットの小変更のみで所期の目的が安価に達成できる利点がある。
(f) 第1のカーペットには従来のようなボルト結合用の開口がなく、カーペットの製造が容易である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
図9及び図10において、フロアカーペットの敷設状態を示している。本発明の適用対象となる各部位を示す図1〜図6と図7及び8によって従来の状態を説明した際に使用した名称と符号は、形状と機能が同じであれば、重複して使用する。また、本発明のフロアカーペットの構造は、ドライバー側とアシスタント側に適用されるが以下にドライバー側を主として説明する。符号Fは車両前方を示している。
【0030】
図5に示すように、座席1Dはフロアパネル15の前後に形成された座席前部取付け部16dと座席後部取付け部17d(図6)とに、装着されるよう構成されており、図9及び図10において座席1Dの前部取付け部材19の下部両端に装着された座席前部取付け用ブラケット20d、20dが座席前部取付け部16dに載置されている。
【0031】
図9及び図10に示すように、全体を符号1で示すフロアカーペットはドライバー座席1Dの主として前方向床面を覆う第1のカーペット10と、座席1Dの下の部分とセンターコンソールCcと運転席の後方に配置されるベッドの下の部分をカバーする第2のカーペット8、とで構成されていて、フロアパネル15に敷設されるよう形成されている。
【0032】
座席前部取付け部16は、フロアパネル15に雌ねじ部16sを設けたほぼ垂直な前壁部16fと、後壁部16rと、ほぼ水平な上部壁部16tとで凸状に車両の横方向に延びて形成されていて、第2のカーペット8は後部からの前縁部8aが雌ねじ部16sの後方に位置する上部壁部16tの1部を覆って敷設されている。
【0033】
座席前部取付け部16の上部壁部16tに第2のカーペット8を挟んで座席1Dの前部に設けられたアングル状の座席前部取付け用ブラケット20の水平部20aが載置されていて、垂直部20cが取付用孔である貫通孔20bを通るボルト22によって前壁部16fに設けられた雌ねじ部16sに螺合締結されている。ボルト22と、ボルト22によって締結される座席前部取付け部16の前壁部16fと、座席前部取付け用ブラケット20の垂直部20cの周辺部が結合箇所を構成している。
【0034】
第1のカーペット10は、座席前部取付け用ブラケット20の水平部20aの上後部に後縁部10rが位置して、座席1Dの前方向床面を覆って車両前方に向かって敷設されている。第1のカーペット10の後縁部10rは上記配置によって雌ねじ部16sから隔離されて噛み込みのないように敷設されている。
【0035】
第1のカーペット10の垂直部10mは、前壁部16f及び座席前部取付け用ブラケット20の垂直部20bとほぼ平行に垂下し、ボルト22を含む結合箇所を覆って、床面を形成するフロアパネル15上に連通して敷設されている。
なお、第1のカーペット10の垂直部10mが雌ねじ部16s、ボルト22を覆えない場合は明瞭に露出させて後縁部10rが噛み込まれないようにすることが好ましい。
【0036】
上記構成のフロアカーペット1の設置方法は、第2のカーペット8を敷設して準備し、座席前部取付け用ブラケット20の貫通孔20bにボルト22を貫通する。
次ぎに、そのボルト22を座席前部取付け部16の前壁部16fの雌ねじ部16sに螺合させ、次ぎに座席前部取付け用ブラケット20を座席前部取付け部16に結合させる。
ここまでが結合工程である。
【0037】
結合工程の次ぎに、第1のカーペット10でボルト22を覆ってフロアパネル15に例えば平面ファスナを使用して敷設する。これによって、第1のカーペット10が座席前部取付け部16と座席前部取付け用ブラケット20との結合箇所を覆う。これがボルトを覆う工程である。
【0038】
上記工程によって第2のカーペット8と第1のカーペット10とがボルト22に噛み込まれることなく容易に敷設ができる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明のフロアカーペットが装着されるキャビンとの関係を示す説明用斜視図である。
【図2】フロアパネルの主要部概要を示す斜視図である。
【図3】図2に前部パネルを付設したフロアパネル全体の斜視図である。
【図4】フロアパネルのドライバー用の座席が配置される右側の領域を含む周辺を示した斜視図である。
【図5】座席の前部を固定する座席前部取付け部と座席の後部を固定する座席後部取付け部とに、ドライバー用座席が装着された状態を示した斜視図である。
【図6】ドライバー用の座席とアシスタント用の座席及び中央席を示した斜視図である。
【図7】従来の座席前部取付け部の周辺の状態を示した側断面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】本発明のフロアカーペットを敷設した座席前部取付け部の周辺の状態を示した側断面図である。
【図10】図9の変断面Y−Yを含む正面図である
【符号の説明】
【0040】
1D・・・ドライバー座席
1・・・アシスタント座席
Cc・・・センターコンソール
1・・・フロアカーペット
2・・・キャビン
8・・・第2のカーペット
8a・・・(第2のカーペットの)前縁部
10・・・第1のカーペット
10r・・・(第1のカーペットの)後縁部
15・・・フロアパネル
16・・・座席前部取付け部
16s・・・雌ねじ部
17・・・座席後部取付け部
18・・・エンジンカバー
20・・・(座席の)座席前部取付け用ブラケット
22・・・ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
運転座席の前方向床面を覆う第1のカーペットと第1のカーペットの後方及び側方に配置される第2のカーペットとで構成されるフロアカーペットにおいて、前記第1のカーペットの後縁部がフロアパネルに形成された凸状の座席前部取付け部に設けられた雌ねじ部よりも車両後方に位置しており、該第1のカーペットは座席前部取付け部と座席の前部に設けられた座席前部取付け用ブラケットとの結合箇所を覆うように配置されていることを特徴とするフロアカーペットの構造。
【請求項2】
座席下の部分、センターコンソール、ベッド下の部分をカバーする前記第2のカーペットは、座席下の部分の前縁部が座席前部取付け部の雌ねじ部よりも車両後方に位置しており、座席前部取付け部に設けられた雌ねじ部は前記第1のカーペットで覆われていない場合には露出する様に構成されている請求項1のフロアカーペットの構造。
【請求項3】
第1のカーペットの後縁部は、前記座席前部取付部に設けられた雌ねじ部に対して、少なくとも当該後縁部が当該雌ねじ部に噛み込まない程度に離隔する様に配置されている請求項1、2の何れかのフロアカーペットの構造。
【請求項4】
座席前部取付け部と座席の前部に設けられた座席前部取付け用ブラケットとは、座席前部取付用ブラケットに形成された取付用孔にボルトを貫通して、当該ボルトを座席前部取付け部に設けられた雌ねじ部に螺合させることにより結合されており、第1のカーペットは当該ボルトを覆う様に構成されている請求項1〜3の何れか1項のフロアカーペットの構造。
【請求項5】
請求項1〜4の何れか1項のフロアカーペットの構造によるフロアカーペット設置方法において、座席前部取付け用ブラケットに形成された取付用孔にボルトを貫通し、当該ボルトを座席前部取付け部に設けられた雌ねじ部に螺合させ、以って、座席前部取付け用ブラケットを座席前部取付け部に結合する結合工程と、該結合工程終了後に、第1のカーペットで前記ボルトを覆う工程、とを有することを特徴とするフロアカーペット設置方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−130958(P2006−130958A)
【公開日】平成18年5月25日(2006.5.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−319267(P2004−319267)
【出願日】平成16年11月2日(2004.11.2)
【出願人】(000003908)日産ディーゼル工業株式会社 (1,028)
【Fターム(参考)】