説明

フロントバンパグリル構造

【課題】 取付作業性を向上することができるフロントバンパグリル構造を提供する。
【解決手段】 フロントバンパ1に、開口部11を縦断するビレット支持桟22を一体形成し、ビレット支持桟22に、車両後方R側へ後退する後退部23を設けて車両前方Fへ開口するビレット挿入部24を形成する。ビレット12を、ビレット挿入部24へ差し入れた状態でビレット12を上壁31と下壁32とで挟持して支持する。後退部23の上壁31及び下壁32に貫通穴33を設ける。ビレット12に固定穴43を設け、固定穴43を上壁31及び下壁32の貫通穴33と合致する位置に設ける。固定ピン52を、最上部の後退部23の貫通穴33から最下部の後退部23の貫通穴33の総てに挿通して、抜け止め62で抜けを阻止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フロントバンパにグリルが設けられたフロントバンパグリル構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、図5に示すように、車両のフロントバンパ701にグリル702が設けられた構造が知られている。
【0003】
すなわち、このフロントバンパ701には、開口部711が設けられており、該開口部711に複数のビレット712,・・・が配設されることによって、前記グリル702が形成されている。
【0004】
このグリル702を形成する際には、図5及び図6に示すように、断面コ字状に形成されたブラケット721の切欠部722にビレット712の端部を挿入して接着又は溶接するとともに、このブラケット721内に、逆向きに配置された断面コ字状の固定用ブラケット723を設けて溶接する。そして、この固定用ブラケット723の背面を前記フロントバンパ701の凹部壁面724に面接し、該凹部壁面724に挿入されたボルト725を、前記固定ブラケット723に固定されたナット726に螺合して取り付けていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このようなフロントバンパグリル構造にあっては、各ビレット712,・・・をブラケット721に溶接又は接着して固定する際に、該ブラケット721に対する各ビレット712,・・・の固定位置を正確に定める必要があり、作業性が悪かった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、取付作業性を向上することができるフロントバンパグリル構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために本発明の請求項1のフロントバンパグリル構造にあっては、フロントバンパに設けられた開口部に、横方向に延在する板状のビレットを上下方向に間隔をおいて複数配設してグリルを形成するフロントバンパグリル構造において、前記フロントバンパに前記開口部を縦断するビレット支持桟を設け、該ビレット支持桟に、車両後方側へ後退する後退部を複数箇所に設定して、車両前方へ向けて開口するビレット挿入部を形成する一方、前記ビレットを前記ビレット挿入部へ差し入れた状態で当該ビレットを前記後退部を構成する上壁と下壁とで挟持して支持するとともに、前記ビレットを支持した状態で当該ビレットの前記車両前方への抜けを阻止する抜け止め機構を備えている。
【0008】
すなわち、このフロントバンパにグリルを形成する際には、ビレット支持桟に設けられた後退部の各ビレット挿入部にビレットを差し入れる。すると、前記ビレットは、前記後退部を構成する上壁と下壁とで挟持された状態で支持される。このとき、前記ビレットは、抜け止め機構によって車両前方への抜けが阻止される。
【0009】
また、請求項2のフロントバンパグリル構造においては、前記抜け止め機構を、前記各後退部の前記上壁及び前記下壁に貫通する貫通穴と、前記ビレットに設けられた固定穴と、前記各ビレット挿入部に挿入された前記各ビレットの前記固定穴を前記後退部の前記貫通穴に合致させた状態で、最上部の後退部から最下部の後退部に渡って各後退部の貫通穴を貫通する固定ピンと、各貫通穴を貫通した前記固定ピンの抜けを阻止する抜け止めと、により構成した。
【0010】
すなわち、ビレット支持桟の後退部に支持されたビレットを固定する際には、各ビレットの固定穴を前記後退部の貫通穴に合致させ、最上部の後退部から最下部の後退部の総ての貫通穴に固定ピンを貫通する。これにより、前記各ビレットの移動が前記固定ピンによって阻止され、各ビレットの前記ビレット支持桟からの離脱が防止される。
【0011】
そして、前記各貫通穴を貫通した前記固定ピンの抜けを抜け止めで阻止する。これにより、前記ビレットを固定した前記固定ピンの不用意な抜けが防止される。
【0012】
さらに、請求項3のフロントバンパグリル構造では、前記各後退部の前記上壁又は前記下壁に係止穴を形成するとともに、前記ビレットを前記ビレット挿入部に挿入した状態で前記係止穴と係合する係合部を前記ビレットに設けて前記抜け止め機構を構成した。
【0013】
すなわち、ビレットを、ビレット支持桟の後退部により形成されたビレット挿入部に差し入れた際には、前記ビレットに設けられた係合部が、前記後退部の上壁又は下壁に形成された係止穴と係合する。すると、前記ビレットの前記ビレット挿入部からの抜けが防止され、前記ビレットの前記ビレット支持桟からの離脱が防止される。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように本発明の請求項1のフロントバンパグリル構造にあっては、フロントバンパの開口部を縦断するビレット支持桟のビレット挿入部にビレットを差し入れ、抜け止め機構によって車両前方への抜けを阻止することで、フロントバンパの開口部複数のビレットからならグリルを形成することができる。
【0015】
したがって、各ビレットをブラケットに溶接又は接着して固定した後、当該ブラケットをフロントバンパに固定する従来と比較して、ビレット取付時にフロントバンパに対するビレット取付位置を決定することができる。これにより、取付作業性を向上することができるとともに、前記ブラケットを廃止することができる。
【0016】
また、請求項2のフロントバンパグリル構造においては、各ビレットを、ビレット支持桟の後退部に支持した状態で、最上部の後退部から最下部の後退部の総ての貫通穴に固定ピンを貫通することで、前記各ビレットの前記ビレット支持桟からの離脱を防止することができる。このとき、単一の固定ピンによって上下に配置された各後退部からの前記各ビレットの抜けを一括して防止することができる。
【0017】
そして、前記各貫通穴を貫通した前記固定ピンの抜けを、抜け止めで阻止することによって、前記ビレットを固定した前記固定ピンの不用意な抜けを防止し、各ビレットの固定をより確実なものにすることができる。
【0018】
さらに、請求項3のフロントバンパグリル構造では、ビレットを、ビレット支持桟の後退部により形成されたビレット挿入部に差し入れるだけで、前記ビレットの前記ビレット挿入部からの抜けを防止し、前記ビレットの前記ビレット支持桟からの離脱を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
(第1の実施の形態)
【0020】
以下、本発明の第1の実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるフロントバンパグリル構造を備えたフロントバンパ1を示す図である。
【0021】
このフロントバンパ1には、横長の開口部11が設けられており、該開口部11には、車幅方向に延在するビレット12,・・・が上下方向に間隔をおいて複数配設されている。これにより、前記開口部11には、車両後方Rへの空気の通流を許容するグリル14が形成されている。
【0022】
前記フロントバンパ1に設けられた前記開口部11の開口縁からは、図2にも示すように、車両後方Rへ延出するフランジ部21が一体形成されており、上方のフランジ部21aと下方のフランジ部21bとの間には、前記開口部11を縦断するビレット支持桟22,・・・が複数箇所に一体形成されている。各ビレット支持桟22,・・・には、車両後方R側へ後退する後退部23,・・・が三カ所に形成されており、当該後退部23,・・・によって車両前方Fへ向けて開口するビレット挿入部24,・・・が形成されている。
【0023】
該ビレット挿入部24を構成する前記後退部23の上壁31及び下壁32の間隔は、前記ビレット12の厚み寸法に基づいて決定されており、前記ビレット12を、車両前方F側から前記ビレット挿入部24へ差し入れた状態で当該ビレット12を前記上壁31と前記下壁32とで挟持して支持できるように構成されている。前記各後退部23,・・・の前記上壁31及び前記下壁32には、上下方向に貫通する貫通穴33,33が設けられており、上下に位置する後退部23,・・・の貫通穴33は、上下に延在する直線上に配置されている。
【0024】
一方、前記ビレット12は、車幅方向に延在する長尺状の板材で構成されており、車両後方R側を構成する後部41と、車両前方F側を構成する前部42とによって構成されている。該前部42は、前記後部41に対して下方へ向けて傾斜して延出しており、前記後部41には、固定穴43,・・・が複数箇所に設けられている(図1参照)。各固定穴43,・・・は、当該後部41を前記ビレット挿入部24に差し入れた状態で、前記上壁31及び前記下壁32に設けられた貫通穴33,33と合致する位置に設けられている。
【0025】
これにより、前記各ビレット12,・・・の前記固定穴43,・・・を、前記後退部23の前記両貫通穴33,33に合致させた状態で、最上部の後退部23に支持されたビレット12の固定穴43から最下部の後退部23に支持されたビレット12の固定穴43の総てが直線上の配置されるように構成されており、大径の頭部51を有した固定ピン52を、最上部の後退部23に設けられた貫通穴33,33から最下部の後退部23に設けられた貫通穴33,33の総てに貫通することで、前記各後退部23,・・・からの前記各ビレット12,・・・の車両前方Fへの抜けを阻止できるよう構成されている。
【0026】
そして、前記固定ピン52は、前記各後退部23,・・・の貫通穴33,33を貫通した状態で最下部の後退部23より下方へ延出する長さ寸法に設定されており、最下部の後退部23より下方へ突出した前記固定ピン52の下端部には、横穴61が設けられている。この横穴61には、金属線材からなる抜け止め62が挿入された状態で固定されており、この抜け止め62が最下部の後退部23に当接することによって、前記固定ピン52の前記各貫通穴33,33からの抜けを阻止できるように構成されている。
【0027】
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記フロントバンパ1にグリル14を形成する際には、フロントバンパ1に一体形成された各ビレット支持桟22,・・・の各ビレット挿入部24,・・・にビレット12,・・・の後部41を差し入れる。すると、前記ビレット12は、各ビレット支持桟22,・・・の後退部23,・・・を構成する上壁31と下壁32とで挟持された状態で支持される。
【0028】
総てのビレット12,・・・の取付を終えた際には、各ビレット12,・・・の固定穴43,・・・を前記後退部23,・・・の貫通穴33,・・・に合致させ、最上部の後退部23から最下部の後退部23の総ての貫通穴33,・・・に固定ピン52を貫通する。これにより、前記各ビレット12の移動が前記固定ピン52によって阻止され、各ビレット12,・・・の前記各ビレット支持桟22,・・・からの離脱を防止することができる。
【0029】
そして、前記各貫通穴33,・・・を貫通した前記固定ピン52下端部の横穴61に抜け止め62を挿入して固定する。これにより、前記ビレット12,・・・を固定した前記固定ピン52の不用意な抜けを防止することができる。
【0030】
このように、前記フロントバンパ1の開口部11を縦断するビレット支持桟22,・・・のビレット挿入部24,・・・にビレット12,・・・を差し入れ、前記固定ピン52からなる抜け止め機構によって車両前方Fへの抜けを阻止することで、フロントバンパ1の開口部11に複数のビレット12からならグリル14を形成することができる。
【0031】
したがって、各ビレット12,・・・をブラケットに溶接又は接着して固定した後、当該ブラケットをフロントバンパ1に固定する従来と比較して、ビレット取付時にフロントバンパ1に対するビレット取付位置を決定することができる。これにより、取付作業性を向上することができるとともに、前記ブラケットを廃止することができる。
【0032】
そして、各ビレット12,・・・を、ビレット支持桟22,・・・の後退部23,・・・に支持した状態で、最上部の後退部23から最下部の後退部23の総ての貫通穴33,・・・に固定ピン52を貫通することで、前記各ビレット12,・・・の前記ビレット支持桟22,・・・からの離脱を防止することができる。このとき、単一の固定ピン52によって上下に配置された各後退部23,・・・からの前記各ビレット12,・・・の抜けを一括して防止することができる。
【0033】
そして、前記各貫通穴33,・・・を貫通した前記固定ピン52の抜けを、前記抜け止め62で阻止することによって、前記ビレット12,・・・を固定した前記固定ピン52の不用意な抜けを防止し、各ビレット12,・・・の固定をより確実なものにすることができる。
【0034】
(第2の実施の形態)
【0035】
以下、本発明の第2の実施の形態を図に従って説明する。図3は、本実施の形態にかかるフロントバンパグリル構造を備えたフロントバンパ101を示す図である。
【0036】
このフロントバンパ101には、横長の開口部111が設けられており、該開口部111には、車幅方向に延在するビレット112,・・・が上下方向に間隔をおいて複数配設されている。これにより、前記開口部111には、車両後方Rへの空気の通流を許容するグリル114が形成されている。
【0037】
前記フロントバンパ101に設けられた前記開口部111の開口縁からは、第1の実施の形態と同様に、車両後方Rへ延出するフランジ部121が一体形成されており、上方のフランジ部121と下方のフランジ部121との間には、前記開口部111を縦断するビレット支持桟122,・・・が複数箇所に一体形成されている。各ビレット支持桟122,・・・には、図4にも示すように、車両後方R側へ後退する後退部123,・・・が三カ所に形成されており、当該後退部123,・・・によって車両前方Fへ向けて開口するビレット挿入部124,・・・が形成されている。
【0038】
該ビレット挿入部124を構成する前記後退部123の上壁131及び下壁132は、前記ビレット112より突出した突片133の厚み寸法に基づいて決定されており、前記ビレット112の突片133を、車両前方F側から前記ビレット挿入部124へ差し入れた状態で当該ビレット112を前記上壁131と前記下壁132とで挟持した状態で支持できるように構成されている。そして、前記各後退部123,・・・の前記下壁132には、長方形状の係合穴134が設けられている。なお、この係合穴134は、前記上壁131に設けても良い。
【0039】
一方、前記ビレット112は、車幅方向に延在する長尺状の板材で構成されており、車両後方R側を構成する後部141と、車両前方F側を構成する前部142とによって構成されている(図3参照)。該前部142は、前記後部141に対して下方へ向けて傾斜して延出しており、前記後部141には、前記突片133が複数箇所に設けられている。各突片133の下面には、係合部143が突設されており、該係合部143は、当該突片133を前記ビレット挿入部124に差し入れた状態で、前記下壁132に設けられた係合穴134に挿入される位置に設けられている。このとき、前記係合穴134を前記上壁131に設けた場合には、前記係合部143を前記突片133の上面に形成するものとする。
【0040】
そして、この係合部143は、先端へ向かうに従って薄肉となる断面三角形状に形成されており、前記突片133の前記係合部143を、前記ビレット挿入部124の前記係合穴134に係合させた状態で、前記後退部123からの車両前方Fへの抜けを阻止できるよう構成されている。
【0041】
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記フロントバンパ101にグリル114を形成する際には、フロントバンパ101に一体形成された各ビレット支持桟122,・・・の各ビレット挿入部124,・・・にビレット112,・・・の突片133,・・・を差し入れる。すると、前記ビレット112は、各ビレット支持桟122,・・・の後退部123,・・・を構成する上壁131と下壁132とで挟持された状態で支持される。
【0042】
このとき、前記ビレット112の突片133に設けられた係合部143が、前記後退部123の下壁132に形成された係止穴134と係合する。これにより、前記ビレット112の前記ビレット挿入部124からの抜けが防止され、前記ビレット112の前記ビレット支持桟122からの離脱が防止される。
【0043】
このように、前記フロントバンパ101の開口部111を縦断するビレット支持桟122,・・・のビレット挿入部124,・・・にビレット112,・・・の突片133を差し入れ、前記突片133の係合部143及び前記後退部123の係止穴134からなる抜け止め機構によって車両前方Fへの抜けを阻止することで、フロントバンパ101の開口部111に複数のビレット112,・・・からならグリル14を形成することができる。
【0044】
したがって、各ビレット112,・・・をブラケットに溶接又は接着して固定した後、当該ブラケットをフロントバンパ101に固定する従来と比較して、ビレット取付時にフロントバンパ101に対するビレット取付位置を決定することができる。これにより、取付作業性を向上することができるとともに、ブラケットを廃止することができる。
【0045】
そして、前記ビレット112,・・・を、ビレット支持桟122の後退部123により形成されたビレット挿入部124に差し入れるだけで、前記ビレット112の前記ビレット挿入部124からの抜けを防止し、前記ビレット112の前記ビレット支持桟122からの離脱を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態の要部を示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図4】同実施の形態の要部を示す断面図である。
【図5】従来のフロントバンパを示す斜視図である。
【図6】同従来例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
【0047】
1 フロントバンパ
11 開口部
12 ビレット
14 グリル
22 ビレット支持桟
23 後退部
24 ビレット挿入部
31 上壁
32 下壁
33 貫通穴
43 固定穴
52 固定ピン
62 抜け止め
134 係合穴
143 係合部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロントバンパに設けられた開口部に、横方向に延在する板状のビレットを上下方向に間隔をおいて複数配設してグリルを形成するフロントバンパグリル構造において、
前記フロントバンパに前記開口部を縦断するビレット支持桟を設け、該ビレット支持桟に、車両後方側へ後退する後退部を複数箇所に設定して、車両前方へ向けて開口するビレット挿入部を形成する一方、
前記ビレットを前記ビレット挿入部へ差し入れた状態で当該ビレットを前記後退部を構成する上壁と下壁とで挟持して支持するとともに、
前記ビレットを支持した状態で当該ビレットの前記車両前方への抜けを阻止する抜け止め機構を備えたことを特徴とするフロントバンパグリル構造。
【請求項2】
前記抜け止め機構を、
前記各後退部の前記上壁及び前記下壁を貫通する貫通穴と、
前記ビレットに設けられた固定穴と、
前記各ビレット挿入部に挿入された前記各ビレットの前記固定穴を前記後退部の前記貫通穴に合致させた状態で、最上部の後退部から最下部の後退部に渡って各後退部の貫通穴に貫通される固定ピンと、
各貫通穴を貫通した前記固定ピンの抜けを阻止する抜け止めと、
により構成したことを特徴とする請求項1記載のフロントバンパグリル構造。
【請求項3】
前記各後退部の前記上壁又は前記下壁に係止穴を形成するとともに、前記ビレットを前記ビレット挿入部に挿入した状態で前記係止穴と係合する係合部を前記ビレットに設けて前記抜け止め機構を構成したことを特徴とする請求項1記載のフロントバンパグリル構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−62532(P2006−62532A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−247732(P2004−247732)
【出願日】平成16年8月27日(2004.8.27)
【出願人】(000128544)株式会社オーテックジャパン (183)