説明

プリントサービスシステム

【課題】従来のリサイクルデジタルカメラの画像をプリントするプリントボックスでデジタルカメラをそのボックスに挿入する口にはそれを覆うカバーもなく、デジタルカメラとプリンター用のメモリに画像を転送するのに使い勝手がよくなかった。
【解決手段】リサイクルまたは再使用可能なデジタルカメラをプリントするボックスに挿入するのにカバーを設けて非使用時にいたずらなどで壊されることなく、またプリンター用のメモリとの結合は無線通信で行なうのでカメラを所定の場所に置くだけでそのメモリに画像信号を転送できる。さらにカメラを簡単な機構で使用済みのカメラを回収する装置を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンタルまたは再利用可能なデジタルカメラと、該デジタルカメラで撮影した画像のプリントを行なうプリントサービス装置と、プリントされた後に前記デジタルカメラの回収を行なう回収装置とを備えたプリントサービスシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、写真プリント店に行って自らデジタルカメラで撮影した画像をストアしたメディアを受付ける店頭プリント受付機でプリントしたい画像を選択してプリントを依頼していた。または自宅でパソコンからインターネットを通してプリントを依頼していたが操作性が困難でプリントを依頼することが面倒であった。また、デジタルカメラは高機能化と共に価格も高く、デジタルカメラを一年に一度か二度しか使わないものにとって高価であり、モデルチェンジも頻繁であるので、購入したデジタルカメラが旧式であると感じることも多々あった。
【0003】
そこで、特許文献1に示すように、プリント出力時に窓口業務やプリントの専門家が扱う必要がなく、プリント出力を短時間で行うと共に、CMOSイメージセンサと内蔵メモリと必要最小限の機能を有した構成のデジタルカメラを、安価に製造することが可能なデジタルカメラシステム及びカメラのリサイクルシステムが提案されている。
以下、図24に基づいて特許文献1を説明する。
【0004】
デジタルカメラ41は、画像メモリ42を内蔵しているが着脱できないように構成されている。そして、このデジタルカメラ41によって撮影が行われると、後述するプリントサービス装置40は撮影済みのデジタルカメラ41から画像データをプリントアウトするための装置である。このプリントサービス装置40には、上述した撮影済みのデジタルカメラ41を該装置内に挿入するべくカメラデジタルカメラ挿入口42が設けられている。デジタルカメラ41からの画像データは、図示されないコネクタ等を介してCPU43に供給される。
【0005】
CPU43は、このプリントサービス装置40全体の制御を司るもので、デジタルカメラ41の撮影データをダウンロードして記憶する画像メモリ44と、ユーザがプリントサイズや枚数、一部プリントの場合はプリントするコマ等を指定するためのユーザインターフェイス部であるユーザ指示部45と、上記プリントサイズ、枚数等により課金するもので、金額表示と入金口を有した課金ボックス46と、上記画像メモリ44に記憶された映像をプリントアウトするプリンター装置47と、が接続されている。
【0006】
このプリンター装置47の図示されない画像処理回路により、画像処理が行われ、プリント制御等が行われるようになっている。このプリンター装置47の制御により、プリントアウトされた出力画像48が得られるようになっている。
【0007】
尚、上記ユーザ指示部45は、例えばキーボードや釦、レバー等の入力手段が相当する。また、上記プリンター装置47は、インクジェット型、或いは熱転写型のプリンター装置等が使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】 特開2002−281227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1では、デジタルカメラ41を挿入するデジタルカメラ挿入口42に挿入して異物が侵入しないようにカバーすることは考えられていなかったし、また、レンタルまたは再利用可能なデジタルカメラをデジタルカメラ挿入口に挿入する前にいたずら行為によりデジタルカメラ挿入口に不具合が生じたりする問題があった。デジタルカメラ41からの画像データは図示されないコネクタ等を介してCPU43に供給されると記載しているが、もしもデジタルカメラ41とCPU43とのメカ的な結合を挿入前に挿入するとか、デジタルカメラ41を挿入してCPU43の端子と結合する場合など、操作性が悪く、手間も係るので問題であった。また、デジタルカメラ41のCPUに画像データを供給した後のデジタルカメラ41をどのようにして回収するかについては具体的には何も記載されておらず特別の考慮もされていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、プリントサービスシステムで、レンタルまたは再利用可能なデジタルカメラと、プリントサービス装置と、前記デジタルカメラを回収する回収装置とを備え、
前記デジタルカメラは、撮影レンズと、画像をストアする第1のメモリと、前記画像を前記プリントサービス装置に備えられた第2のメモリに送信する無線通信手段とを備え、
前記プリントサービス装置は、前記デジタルカメラを挿入する挿入口と、前記挿入口を開閉するドアと、前記ドアを開閉する開閉手段と、前記デジタルカメラを載置する載置台と、前記載置台に載置されたデジタルカメラを移動させる移動手段と、プリンターとを備え、前記画像及び前記画像以外の情報を表示する表示手段と、前記表示手段でプリントする画像を選択し、プリントサイズ、プリント枚数を設定するプリント設定手段と、プリント料金を演算する料金演算手段と、前記料金を徴収し決済する決済手段とを備え、
前記回収装置は、前記移動手段により移動する前記デジタルカメラを回収する回収手段を備え、
前記開閉手段、前記移動手段、前記無線通信手段、前記表示手段、前記プリント設定手段、前記料金演算手段、前記決済手段を制御する制御手段とを備えたプリントサービスシステムを提供するものである。
【0011】
請求項2は、さらに、前記プリントサービス装置は、画像が記憶されたメディアを装着可能とするメディア装着手段を備えた請求項1に記載のプリントサービスシステムを提供するものである。
【0012】
請求項3は、前記開閉手段及び前記移動手段はモータを有し、前記モータの回転により前記開閉手段及び前記移動手段の移動を検出するスイッチとを備えた請求項1に記載のプリントサービスシステムを提供することにあり、請求項4は前記移動手段はプランジャーからなる請求項1に記載のプリントサービスシステムを提供することにある。
【0013】
請求項5は、前記プリントサービス装置は、前記回収装置が回収した前記デジタルカメラの台数を計数する計数表示部を備えた請求項1に記載のプリントサービスシステムを提供することにあり、請求項6は所定の台数以上回収したときは警告する請求項5に記載のプリントサービスシステムを提供することにある。
【0014】
請求項7は、前記制御手段は、第2のメモリが第1のメモリの画像信号を処理している間は、第2のメモリは前記メディアの画像信号の処理を阻止し、また前記メディアの画像信号を処理している間は、第1のメモリの画像信号の処理を阻止するよう制御する請求項2に記載のプリントサービスシステムを提供することにある。
【発明の効果】
【0015】
上述したように本発明のプリントサービスシステムでは、まず前記デジタルカメラのデジタルカメラ挿入口に開閉可能なドアを設けたのでいたずらをされることもなく、またデジタルカメラの画像を蓄えたメモリに対して無線通信でサーバーに記憶するのでデジタルカメラの大きさとか形状に対して自由度があり、また用済みのデジタルカメラを回収する機構を設けたので確実にカメラを回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】 本発明のプリントサービス装置に用いるレンタルまたは再利用可能なデジタルカメラ
【図2】 本発明のプリントサービスシステムのプリントサービス装置の正面図
【図3】 本発明のプリントサービスシステムのプリントサービス装置のブロック図
【図4】 本発明のモータM1に使用するモータドライバーの状態を示す図
【図5】 本発明のモータM2に使用するモータドライバーの状態を示す図
【図6】 プリントサービス装置のデジタルカメラを挿入するデジタルカメラ挿入口のドア閉鎖状態を示す図
【図7】 プリントサービス装置のデジタルカメラを挿入するデジタルカメラ挿入口のドア開放状態を示す図
【図8】 プリントサービス装置のデジタルカメラを回収する状態を示す図
【図9】 デジタルカメラの送信部4から送信されるデータの例
【図10】 本発明のプリントサービスシステムのプリントサービス装置の作動を示すフローチャート
【図11】 画像を記憶したメディアの画像を取扱う作動を示すフローチャート
【図12】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図13】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図14】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図15】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図16】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図17】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図18】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図19】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図20】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図21】 プリントサービス装置の表示器の表示状態を示す図
【図22】 プリントサービス装置からプリンターを別体構成にした図
【図23】 回収に関する別実施例
【図24】 従来例
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図23に基づいて説明する。
【0018】
図1は本発明のプリントサービスシステムに用いるレンタルまたは再利用可能なデジタルカメラを示す。
1はレンタルまたは再利用可能なデジタルカメラのデジタルカメラ、2は撮影レンズ、3は撮影レンズ2により撮影された画像をストアする第1のメモリ、4は第1のメモリにストアされた画像を赤外線に載せて無線通信方式で後述するプリントサービス装置の第2のメモリに送信する送信部である。5は電源スイッチであり、画像をプリントしようとするときは第1のメモリにストアされた画像を後述するプリントサービス装置に送信するためにあらかじめ電源スイッチをオンする必要がある。
【0019】
図2は本発明のプリントサービスシステムに用いられるプリントサービス装置と回収装置を示す正面図である。
11はプリントサービス装置を、12は前記デジタルカメラに設けられたデジタルカメラを挿入するデジタルカメラ挿入口を、13はデジタルカメラ挿入口12を開閉するドアを、15は前記デジタルカメラを載置する載置台を示す。16は前記デジタルカメラで撮影された画像を表示し、操作手順等を表示し、また後述するタッチセンサーを内蔵した表示器を示す。16Aはドア13を開閉させる表示器16上で表示されたタッチセンサーであるドアスイッチ部(D−SW)を、16Bは表示器16上で表示されたタッチセンサーである画像読込部(READ)を示す。16Cは表示器16上にあるタッチセンサーで、投入した金銭を戻すとか、写真のプリントの注文を取消すとかに用いる取消部(CANCEL)を示し、16Dは表示器16上にあるタッチセンサーでOK部(OK)を示す。16Eはプリントサイズ、枚数等は表示器16に設けられたタッチセンサーであるキーボード入力部を示す。16Dは表示器16上にあるタッチセンサーで、投入した金銭を戻すとか、写真のプリントの注文を取消すとかに用いる取消部(CANCEL)示し、16Eは表示器16上にあるタッチセンサーでOK部(OK)を示す。18はデジタルカメラ1の第1のメモリからの画像を受信してストアする第2のメモリを示す。19はデジタルカメラ等で撮影した撮影画像をストアするメディアを示し、20はメディア19を挿入するメディア挿入部を示す。メディア挿入部20はメモリのコネクタの形状に合わされ、複数の種類のメモリが挿入できるよう複数の孔が設けられている。21は制御部で本発明のプリントサービスシステムの全体をつかさどる。
【0020】
また23は紙幣を投入する紙幣用課金ボックス、23Aは硬貨を投入する硬貨用課金ボックス、23Bはクレジットカードを投入するクレジットカード挿入部を示し、23Xは釣銭が戻る返金口を示し、23Yは返金供給部を、23Zは釣銭供給部を示し、24はレシートプリンターでレシートを発行する機能を有する。
【0021】
25はプリンターを示し、26はプリンター25が出力したプリントを取り出すプリント取り出し口を示す。
【0022】
回収装置として、27はデジタルカメラを回収する、落下したデジタルカメラを回収する回収部と、28は、回収時にモータM2の回転で載置台15から落下する前記デジタルカメラの数を、LED等の光源からの光をデジタルカメラ1の通過で遮断される回数でカウントする光電計数部の発光器であり、29は発光器28からの光を受光する受光器である。LED等の光源からの光をデジタルカメラの通過で遮断した回数を制御部21で計数する。
【0023】
図3は本発明のプリントサービスシステムのプリントサービス装置と回収装置のブロック図を示す。
プリントサービス装置11のデジタルカメラ1を挿入するデジタルカメラ挿入口の前面には移動してデジタルカメラ挿入口を開閉可能なドア13はモータM1と機械的に結合する。デジタルカメラ1を載置する載置台15はモータM2と機械的に結合しており、モータM2は回転して載置台15を傾け、載置されたデジタルカメラ1を回収部27に落下させる。
【0024】
マイクロスイッチMS1、MS2がモータM1の回転方向を変更及び停止させるための設けられており、マイクロスイッチMS3、MS4がモータM2の回転方向を変更及び停止させるために設けられている。
【0025】
制御部21には多くの端子が設けられ、図3では制御部21のモータM1を駆動するモータドライバーMD1はAとBの両端子と、モータM2を駆動するモータドライバーMD2はGとHの両端子と、マイクロスイッチMS1は端子Cと、マイクロスイッチMS2は端子Dと、マイクロスイッチMS3は端子Eと、マイクロスイッチMS4は端子Fと、表示器13は端子Sと、第2のメモリ18は端子Iと、紙幣用課金ボックス23は端子Nと、硬貨用課金ボックス23Aは端子Qと、クレジットカード挿入部23Bは端子Oと、画像がストアされたメディア19は端子Pと、レシートプリンター24は端子Rと、釣銭供給部23Zは端子Tと、プリンター25は端子Jと、発光器28は端子Kと、受光器29は端子Mと電線によって接続している。また、表示器16は端子Sの他に、表示器16の中のタッチセンサーがそれぞれ接続したドアスイッチ部16Aは端子SAと、画像読込部16BはSBと、取消部16Cは端子SCと、OK部16Dは端子SDと接続し、キーボード部16Eは端子群Eと接続し、各キーに相当する数の端子を有する。
【0026】
制御部21の端子Lはデジタルカメラ1の送信部4と接続しており、送信部4と第2のメモリとの間にアナログスイッチ4Aが接続され、画像があらかじめ記憶されたメディアと第2のメモリとの間にアナログスイッチ19Aが接続されている。
【0027】
アナログスイッチ4Aは制御部21の端子Xからの信号によりオンとなると、送信部4から第1のメモリ3の画像信号を第2メモリに伝送されることを許可する。またアナログスイッチ19Aは制御部21の端子Yからの信号によりアナログスイッチ19Aはオンとなることにより、メディアから第2のメモリに伝送されることを許可する。ここで制御装置21は、プリントがカメラ読取モードによるプリントか、メディア読取モードによるプリントか混乱しないように、アナログスイッチ4Aとアナログスイッチ19Aは一旦オンになると、そのカメラまたはメディアのプリントが終了するまでオンになるようにオン状態が維持され、同時期にオンにならないように制御している。
【0028】
プリントサイズ、枚数等は表示器16に設けられたタッチセンサーであるキーボード入力部16Eで入力すると、表示器16と接続する端子SEを介して制御部21に入力されてプリント費用の合計が演算される。そしてプリント費用の合計は端子Sを介して表示器16に表示される。金額が紙幣用課金ボックス23に投入されると、不図示の紙幣読取装置で読取った情報が端子Nを介して制御部21に入力される。制御部21でタッチセンサーのキーボード入力部16Eで入力され表示器16と接続する端子SEを介して入力された費用合計と端子Nを介して入力された紙幣読取装置で読取った情報とを比較して正しく金額が投入されたかどうかを判断し、正しければその金額を印字したレシートを制御部21の端子Rを介してレシート発行用のレシートプリンター24からプリントされて発行される。
【0029】
また、硬貨が硬貨用課金ボックス23Aに投入されたとき、不図示の硬貨読取装置で読取った情報が端子Pを介して制御部21に入力される。制御部21で先の端子Sを介して入力された費用合計と端子Pを介して入力された不図示の硬貨読取装置で読取った情報とを比較して正しく金額が投入されたかどうかを判断し、正しければその金額を印字したレシートを制御部21の端子Rを介してレシートプリンター24からプリントされて発行される。
【0030】
紙幣用課金ボックス23、硬貨用課金ボックス23Aより投入された金額がプリント費用の金額よりも多いと制御部21が判断し、釣銭を演算し、制御部の端子Tより釣銭支払信号を出力し、釣銭供給部23Zより釣銭が返金口23Xより排出される。
【0031】
現金の代わりにクレジットカードがクレジットカード挿入部23Bに挿入されると、まず不図示のクレジットカード読取装置で本人確認のためにクレジットカードの認証をとると共にクレジットカードに支払う金額以上の金額が貯えられているか否かを制御部21の端子Qに入力されて制御部21で判断し、支払う金額以上の金額が貯えられていると判断すると、現金の場合と同様にその金額を印字したレシートをレシートプリンター24よりプリントされて発行される。
【0032】
図4はデジタルカメラ挿入口12を開閉するドア13を移動させるモータM1を制御部21の信号により駆動するモータドライバー回路MD1を示す。
制御部21の端子A、Bの状態とモータドライバー制御回路の出力端子の関係は表1に示す。
【表1】

制御部21より端子Aに対してH信号を、端子Bに対してL信号を供給すると、制御回路を介してトランジスタTr1、Tr2、Tr3、Tr4で構成されているブリッジ回路のTr1、Tr4をオン、Tr2、Tr3をオフすると、Vs電源から電流が、Tr1を通ってモータM1を実線の矢印方向に流れ、Tr4を通ってGNDに流れる。モータM1は正転し、ドア13をデジタルカメラ挿入口12を開放方向に移動させる。
【0033】
また制御部21より端子Aに対してL信号を、端子Bに対してH信号を供給すると、制御回路を介してトランジスタTr1、Tr4をオフ、Tr2、Tr3をオンにすると、Vs電源から電流が、Tr3を流れ、モータM1に対して破線の矢印方向に流れ、Tr2を通ってGNDに流れる。モータは逆転し、ドア13をデジタルカメラ挿入口12に対して閉鎖方向に移動させる。
【0034】
モータM2対しては図5で示し、制御部21の端子G、Hから制御回路を通して同じ構成のブリッジ回路を持つモータM1と同様な形式のモータドライバーMD2が使用されることによってモータが正転及び逆転され、載置台15が回転されて回収部27に載置台にあったデジタルカメラが回収される。
【表2】

【0035】
図6、図7はドア13のデジタルカメラ1を挿入するデジタルカメラ挿入口12の開閉を制御する図面を示す。
モータM1の回転、停止を制御するマイクロスイッチMS1、MS2がドア13の移動通路に配されている。
制御部21の端子A、Bからの信号により、モータM1が駆動されてモータM1に取り付けられた不図示のギアと噛み合ったギアG1を介してドア13の下端部の取り付けられた不図示のギアが噛み合って移動する。そしてモータM1の回転及び停止制御はマイクロスイッチMS1、MS2がドア13との接触を検知すると、制御部21の端子C、Dから信号を、モータM1と接続する制御部21の端子AおよびBに与えて行なわれる。
【0036】
図6はドア13がデジタルカメラ挿入口12を閉鎖した状態を示し、図7はドア13がデジタルカメラ挿入口12を開放した状態を示す。
先に説明したようにドア13を開放しようとするときは、制御部21の端子AにH信号、端子BにL信号を与えると、モータM1は正転し、ドア13はデジタルカメラ挿入口12を閉鎖から開放する方向に移動し、移動するドア13によって、マイクロスイッチMS1がオフに、マイクロスイッチMS2がオンになる。制御部21の端子Dから、端子BにH信号が伝達され、ブレーキが掛けられモータM1を停止させ、ドア13がデジタルカメラ挿入口を開放した状態で停止する。
【0037】
ドア13を閉鎖しようとする時にはモータM1のモータドライバーMD1と接続する端子AにL信号を与え、端子BにH信号のままの状態で、モータM1を逆転させる。ドア13は移動し、マイクロスイッチMS1がオンすると、制御部21のマイクロスイッチMS1と接続する端子Cから制御部21のモータM1のモータドライバーMD1と接続する端子BはH信号の状態のままで、端子AにH信号を与えると、モータM1にブレーキが掛かって、停止させ、ドア13が閉鎖された状態で停止する。
【0038】
図8はデジタルカメラ1を回収する際に、モータM2の駆動で載置台15が回転し、載置台に載置されたデジタルカメラ1が落下する回数を、光電検出部で検知される。
光電検出部は発光器28と受光器29からなり、発光器28は、回数をカウント中は常時発光されており、受光器29でその発光を受光するが、デジタルカメラ1が落下すると発光器から光を遮断する。その遮断した回数を受光器29がとらえ、制御部21の端子Mに入力されてカウントする。
【0039】
モータM2に制御部21の端子GにH信号を、端子HにL信号を与えるとモータM2を正転させて傾斜させて、デジタルカメラ1は載置台15からすべり、軟らかいネットのような部材からなる回収部27に回収される。モータM2の回転でマイクロスイッチMS3が載置台15によってオンされると制御部21のマイクロスイッチMS3と接続する端子Eより制御部21のモータM2と接続する端子GはH信号のままで、端子HにH信号を与えると、モータM2はブレーキを掛けられ、モータM2の回転を停止する。
【0040】
その後、制御部21の端子Fから端子GにL信号を、端子HにH信号を与えてモータM2は逆転し、マイクロスイッチMS4がオンすると、制御部21の端子HにH信号の状態のままにして、マイクロスイッチMS4と接続する端子Fより端子GにH信号を与え、制御部モータM2の回転はブレーキがかかって停止し、載置台15は元の状態に戻る。
【0041】
図9はデジタルカメラ1の送信部4から第1のメモリにストアされた画像情報を第2のメモリに伝送する信号波形を示す。
制御部21の端子Lからデジタルカメラ1の送信部4に信号を与え、図7に示すように画像信号を第2のメモリに伝送する。送信部4から発せられる信号は例えば高速赤外線通信プロトコルIrSimpleに準拠した信号であり、双方向通信を行なうプロファイルを有する。最初に接続信号を、それから画像情報を、送信が終わると切断信号を送信する。
【0042】
図10はカメラのメモリにストアされた画像を直接に読取るカメラ読取モードの制御部21の内容を示すフローチャートであり、図12から図21は表示器16の表示内容を示す。
【0043】
まず、スタート時に、カメラ読取モードとするか、メディア読取モードとするかの表示、「カメラモードを選択するときは画面のドアスイッチ部(D−SW)を押してください。メディアモードを選択する際は左のメディア挿入部の適当な挿入部に、メディアを挿入して下さい。」という図12のように表示器16に表示される。
【0044】
S1で、デジタルカメラ1の第1のメモリにストアされた画像をプリントするカメラ読取モードとメディアにストアされた画像をプリントするメディア読取モードとするかを判定する。ここで表示器16のタッチセンサーであるドアスイッチ部16Aをオンすることによってドア13がデジタルカメラ挿入口12を、モータM1を駆動してデジタルカメラ挿入口12を開放してカメラ読取モードが選択される。
【0045】
もしカメラ読取モードを選択しない場合には、表示器16のタッチセンサーであるドアスイッチ部16AをオンにしないとS3に示すように撮影画像がストアされたメディア読取モードが選択されることになり、メディア読取モードは図11のフローチャートで説明をする。
【0046】
カメラ読取モードを選択すると、S2に進み、ドア13が開放される。S4に進み制御部21より、図13に示すように「カメラの電源をオンにし、載置台にカメラを載せてください。」という表示が表示器16に表示される。
【0047】
S5に進み、上記の操作をしてデジタルカメラを挿入口に挿入する時間がかかり、その時間をもとに決めた所定時間の経過後にS6に進み、ドア13はデジタルカメラ挿入口12を閉鎖し、閉鎖されたことをマイクロスイッチMS1がオンになり制御部21の端子Cに入力される。
【0048】
S7に進み、図14に示すように表示器16には「画面上の画像読込部(READ)をオンしてください。」という表示が出る。表示器16上の「画像読込部(READ)」16Bをオンし、制御部21の端子XよりH信号を出力してアナログスイッチ4Aをオンし、制御部21より端子YよりL信号を出力してアナログスイッチ19Aをオフすると共に、制御部21の端子Lより送信部4を起動させる。S8に進み、赤外光を発光すると共に第1のメモリにストアされた画像情報は第2のメモリに伝送される。S9に進み、第2のメモリに画像が記憶される。
【0049】
S10に進み、図15のように画像が表示器16上にサムネール表示される
【0050】
もし、第2のメモリに画像が存在しないときS12に進み再度、制御部21より端子AにH信号を、BにL信号を与えて、モータM1を駆動してドア13を開放し、S15に進み、再び「カメラの電源をオンにし、載置台にカメラを載せてください。」の表示がされ、所定時間後にS6に戻り制御部21の端子AをL信号、BにH信号を与えて、モータM1を逆転させて後、ドア13が閉鎖される。
【0051】
再度、第2のメモリに記憶されている画像が存在しないときはS11からS6に戻るループを繰り返し、S13で繰り返す回数をカウントし、所定回数N0以上の回数を繰り返されるとS14に進みこの作業を中止し、図15のように「画像の読み取りを中止します。△△△にお知らせ下さるようお願い致します」と表示する。
【0052】
S11で第2のメモリに画像が存在するとき、S17に進み、画像をサムネール表示と共に、図16のように、「画面上のキーボードで個人情報、プリント画像を指定し、プリントサイズ・枚数を入力してください。個人情報は最上位置に番号で、画像の下右にサイズ、下左に枚数を入力してください。変更するなら変更してください。終了時は画面の「OK」を押してください。」と表示する。
【0053】
もし、図16のような個人情報、プリント画像の指定、プリントサイズ、枚数などの入力をせず、S18で画面上の「取消部(CANCEL)」16CをオンするとS19に進み、ドア13をモータ1を駆動してドアを開放し、図18のように表示器16の画面上で「カメラを取り出してください」と表示する。
【0054】
S17で入力した各項目に対して変更なければ、S20でOKと判断し、画面上で「OK部(OK)」をオンし、S21で、制御部21で金額を演算し、図17のように「金額は○○円です。料金を、紙幣の方は、紙幣用課金ボックスに、硬貨の方は硬貨用課金ボックスに投入して下さい。」と示すように、所定の金額を、紙幣用課金ボックス23乃至は硬貨用課金ボックス23Aに投入、またはクレジットカード挿入口23Bに挿入するように指示する。
【0055】
S22でクレジットカードを使うのか金額を投入するのか決定し、S23で現金を投入することを決定したとき、S24で金額を入れはじめ、一部投入したところで、S25で、画面上の「取消部(CANCEL)」16Dが押されたことを制御部21で認識すると、S24に進み、紙幣用課金ボックス23乃至は硬貨用課金ボックス23Aに入金された金銭を、それぞれの課金ボックスと接続した端子N、Qに対して制御部21から支払われた金銭が返金口23Xから排出されるように指示し返金する。返金口23Xに料金が戻り、S19に進み、制御部21の端子AをH信号、端子BをL信号にしてモータM1を回転させてドア13を開放し、図18のように、デジタルカメラを取り出すよう指示する。
【0056】
S25で、「取消部(CANCEL)」16Cを押さなければ、S27で金額が投入された状態をみて、適正に投入されたと判断するとS30に進み、制御部21からの信号を端子Rによりレシートプリンター24よりプリントしたレシートを発行する。
【0057】
投入された金額が演算した金額より多い、例えば紙幣の場合は端子N、硬貨の場合は端子Qで検知した金額が、表示器16のキーボード入力部16Eで入力して端子SEで入力した金額より多いと制御部21が判断した時、S28に進み、制御部21で釣銭処理をして釣銭は返金口23Xに排出され、制御部21から信号を端子Rから出され、S28に進み、レシートプリンター24よりレシートがプリントされて発行される。
【0058】
S31に進み、制御部21の端子Jより信号をプリンター25に信号を与えてプリントを開始し、プリント中であることを表示器16に図19のように「プリント中です。○○分間お待ち下さい。」と表示する。プリントが終了すると、S32に進み、プリント終了信号が出力され、図20のように「プリントが終了しました。プリンター後部のプリント取り出し口よりプリントをお取り下さい。」と表示する。
【0059】
もしS27で、金額が不十分と判定した場合、すなわち表示器16のキーボード入力部16Eで入力して端子SEで入力した金額が、紙幣の場合は端子N、硬貨の場合は端子Qで検知した金額より少ないと判別した時には所定時間経過後に、S26に進み、返金処理をする。S19に進み、モータM1を駆動してドア13を明けて図18のように表示器13に「カメラを取り出してください」と表示する。
【0060】
プリント終了を制御部21の端子Jで認識すると、S32に進んでプリント終了表示を図20のように表示する。
【0061】
プリント終了後、S33に進み、制御部21の端子GをH信号に、端子HよりL信号を出力し、モータM2を正転させて載置台15を回転する。所定位置でマイクロスイッチMS3をオンしてモータドライバーMD2の端子GはH信号のままで、端子HをH信号にしてブレーキをかけモータM2を停止させる。デジタルカメラ1は載置台15を滑って回収部27に回収される。モータドライバーMD2の端子GをL信号にし、端子HをH信号にしてモータM2を逆転し、マイクロスイッチMS4オンを検知し、モータドライバーMD2の端子GはH信号にし、端子GをH信号のままでモータM2にブレーキを掛けて停止する。
【0062】
デジタルカメラ1が載置台15が傾斜して落下すると、発光器28の光は遮られ、その回数を受光器29から制御部21の端子Mに入力されて制御部21でカウントし、S34で所定台数以上かどうかを判定し、所定台数の以下の場合はS35に進み、図21のように台数表示し、所定台数以上の場合はS36に進み、例えば、音声または表示器16の画面上で警告信号を発生するなどして警告する。すなわち、回収部27のスペースにも制限があり、かつデジタルカメラの台数がスペースの割合に多いとデジタルカメラ同士が衝突して傷ついたりするので制限を加える。
【0063】
また、図10において、S22でクレジットカードの場合にはクレジットカード挿入部23Bに挿入し、S37で本人確認の認証をとってOKであることが判別され、S38に進み、クレジットカードで使用できる金額以内の場合、使用できる金額からプリント代相当のものを差し引く。ここでも不足の場合はS19に進み、前述したようにドアを開放し、デジタルカメラを取り出すように指示する。また、クレジットカードで支払うことが決定した場合でも画面上の「取消部(CANCEL)」16Dが押されたことを制御部21で認識するとS26に進み、返金処理をして、前述と同じようにS19に進み、前述したようにドアを開放し、デジタルカメラを取り出すように指示する。
【0064】
図10ではデジタルカメラ1の第1のメモリにストアされた画像をプリントするカメラ読取モードについて説明したが、図11は、メディア読取モードではメディアの画像を読取るモードである。但し、図11ではクレジットカードを使用するモードは図10と同様であるのでフローに含まれていない。
【0065】
S41で表示器16上の画像読込部16Bをオンすると、制御部21より端子Xよりアナログスイッチ4Aをオフすると共に端子Yよりアナログスイッチ19Aをオンすることで、S42で画像情報を第2のメモリに記憶し、S43で画像情報がサムネール表示される。
【0066】
S44に進み、図10のカメラ読取モードと同じように個人情報、プリント画像を指定し、プリントサイズ・枚数を入力でするように表示し、指示する。変更できるが、変更しない場合は、S47に進み、制御部21の、画面上の「キーボード入力部」16Eで端子SEよりプリントサイズ・枚数情報を入力し、S48で料金を演算し、表示する。もし、S45でプリントサイズ、プリント枚数等の入力を取消したときはS46に進み、メディア読取モードを終了する。
【0067】
料金支払中に、S50で「取消部(CANCEL)」16Dが押されたことを制御部21で認識すると、S51に進み、紙幣用課金ボックス23乃至は硬貨用課金ボックス23Aに入金された金銭を、それぞれの課金ボックスと接続した端子N、Qに対して制御部21から支払われた金銭が返金口23Xから排出されるように指示し返金する。
【0068】
料金の支払状態をS51で判別し、料金が過剰に支払われた場合はS52に進み、釣銭を支払う。料金が不足の場合はS51で、所定時間を越しても金額が適正に支払わなければS46に進み返金する。
もし適正に支払われるとS54に進み、制御部21より端子Rからの信号でレシートプリンター24よりプリントされてレシートを発行する。S53に進み、プリントを開始し、プリント中であることを図16のように表示し、S53に進みプリントが終了すると、図20のように表示する。
【0069】
図22はプリントサービス装置でプリンターを別体に設けた例であり、プリンター25と制御部26の端子Jは図3と同じように接続されている。
【0070】
デジタルカメラ1の送信部4と第2のメモリとの間に配されたアナログスイッチ4Aと、メディアと第2のメモリの間に配されたアナログスイッチ19Aの両アナログスイッチが同時にオン状態にならないように制御部21は制御する。カメラ読取モードで第2のメモリにデジタルカメラの画像が入力されてプリントが終了するまでの間は、制御部21の端子Gにメディアからの画像が入力されないように、また、メディア読取モードによる画像が第2メモリに格納されてプリントが終了するまでの間はデジタルカメラからの画像が第2メモリに格納されないように、カメラの送信部4と接続する制御部21の端子Aに対して制御する。カメラ読取モードによる画像とメディア読取モードの画像が共に第2のメモリに同時期に入力されてプリントされないようにする。
【0071】
また、図23のように回収をモータM2で載置台15を回転させて載置台に載置されたカメラを落としていたが、モータでなくて突き出し棒のような棒材を30で示すようなプランジャーで押して回収後プランジャーを復帰させる方式でもよい。
【0072】
これまで説明してきた実施例ではドアスイッチ部16A、画像読込部16B、取消部16C、OK部16D、キーボード入力部を表示器16の内部のタッチセンサーで設けたが、表示器16の外部に設けてもよいことは言うまでもない。
【0073】
決済に関して本発明の実施例の装置ではプリント代を演算した金額と支払われた金額が一致したときにレシートを発行したが、金額が一致したことを証するものであれば、レシートに代わる領収書を発行してもよいことは言うまでもない。
【0074】
本発明のプリントサービスシステムでは、まず前記デジタルカメラのデジタルカメラ挿入口に開閉可能なドアを設けたのでいたずらをされることもなく、またデジタルカメラの画像をストアした第1のメモリに対して無線通信で第2のメモリに記憶するのでデジタルカメラの大きさとか形状に対して自由度があり、また用済みのデジタルカメラを回収する機構を設けたので確実にカメラを回収することができる。また、カメラ読取モードとメディア読取モードがあり、両モードによる画像が混合しないようにしてプリントが混同されないようにする効果を有する。
【符号の説明】
【0075】
1 デジタルカメラ本体
2 撮影レンズ
3 第1のメモリ
4 送信部
4A アナログスイッチ
11 プリントサービス装置
12 デジタルカメラ挿入口
13 ドア
15 載置台
16 表示器
16A ドアスイッチ部
16B 画像読込部
16C 取消部
16D OK部
16E キーボード入力部
18 第2のメモリ
19 メディア
19A アナログスイッチ
20 メディア挿入部
21 制御部
23 紙幣用課金ボックス
23A 硬貨用課金ボックス
23B クレジットカード挿入部
23X 返金口
23Z 釣銭供給部
25 プリンター
26 プリント取り出し口
27 回収部
28 発光器
29 受光器
30 プランジャー
M1、M2 モータ
MS1〜MS4 マイクロスイッチ
MD1、MD2 モータドライバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリントサービスシステムで、レンタルまたは再利用可能なデジタルカメラと、プリントサービス装置と、前記デジタルカメラを回収する回収装置とを備え、
前記デジタルカメラは、撮影レンズと、画像をストアする第1のメモリと、前記画像を前記プリントサービス装置に備えられた第2のメモリに送信する無線通信手段とを備え、
前記プリントサービス装置は、前記デジタルカメラを挿入する挿入口と、前記挿入口を開閉するドアと、前記ドアを開閉する開閉手段と、前記デジタルカメラを載置する載置台と、前記載置台に載置されたデジタルカメラを移動させる移動手段と、プリンターとを備え、前記画像及び前記画像以外の情報を表示する表示手段と、前記表示手段でプリントする画像を選択し、プリントサイズ、プリント枚数を設定するプリント設定手段と、プリント料金を演算する料金演算手段と、前記料金を徴収し決済する決済手段とを備え、
前記回収装置は、前記移動手段により移動する前記デジタルカメラを回収する回収手段を備え、
前記開閉手段、前記移動手段、前記無線通信手段、前記表示手段、前記プリント設定手段、前記料金演算手段、前記決済手段を制御する制御手段とを備えたプリントサービスシステム。
【請求項2】
さらに、前記プリントサービス装置は、画像が記憶された第3のメモリを装着可能とするメモリ装着手段を備えた請求項1に記載のプリントサービスシステム。
【請求項3】
前記開閉手段及び前記移動手段はモータを有し、前記モータの回転により前記開閉手段及び前記移動手段の移動を検出するスイッチとを備えた請求項1に記載のプリントサービスシステム。
【請求項4】
前記移動手段はプランジャーからなる請求項1に記載のプリントサービスシステム。
【請求項5】
前記回収装置が回収した前記デジタルカメラの台数を計数する計数表示部を備えた請求項1に記載のプリントサービスシステム。
【請求項6】
前記回収装置が回収した前記デジタルカメラの台数が所定台数以上になったとき報知する請求項5に記載のプリントサービスシステム。
【請求項7】
前記制御手段は、第2のメモリが第1のメモリを処理している間は、第2のメモリは第3のメモリの処理を阻止し、また第3のメモリを処理している間は、第1のメモリの処理を阻止するよう制御する請求項2に記載のプリントサービスシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【公開番号】特開2010−176653(P2010−176653A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−43083(P2009−43083)
【出願日】平成21年1月28日(2009.1.28)
【出願人】(592045027)株式会社プラザクリエイト (10)
【Fターム(参考)】