説明

プレート、これを有する基板温度調節装置及びこれを有する基板処理装置。

【課題】 プレート、これを有する基板温度調節装置及びこれを有する基板処理装置が開示される。
【解決手段】 基板の温度を調節するためのプレートにおいて、基板はボディーにより支持されることができる。前記ボディーの内部には第1チャンネルと第2チャンネルが配置されることができる。前記第1チャンネルは第1入口と第1出口を有して前記基板の温度を調節するための第1流体を通過させる。第2チャンネルは前記第1出口と隣接する第2入口と前記第1入口と隣接する第2出口を有して前記基板の温度を調節するための第2流体を通過させる。また、前記第1チャンネルと第2チャンネルは並行に配置される。従って、前記基板の温度が均一に調節されることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はプレート、これを有する基板温度調節装置及びこれを有する基板処理装置に関する。より詳しくは、基板の温度を全体的に均一に調節するためのプレート、これを有する基板温度調節装置及びこれを有する基板処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、半導体製造工程において半導体装置は多様な工程を遂行することで製造できる。例えば、半導体基板は目的とする半導体装置を製造するために熱処理されることができる。
【0003】
前記熱処理工程を遂行するために半導体基板は既設定された温度で加熱されることができる。また、前記熱処理工程が遂行された後で前記半導体基板は既設定された温度で冷却できる。
【0004】
基板温度調節装置は、前記半導体基板を支持し、前記基板を加熱又は冷却させるためのプレートを含むことができる。前記プレートは前記半導体基板を支持する上部面を有するボディーの内部に配置されて前記半導体基板を加熱又は冷却させるための流体が通過するチャンネルを含むことができる。
【0005】
前記チャンネルは入口と出口を有することができる。前記出口を通過する流体は前記入口を通過する流体の温度より高いか或いは低い温度を有することができる。よって、前記チャンネルの入口に隣接する前記ボディーの一部位上に位置された前記半導体基板の一部位の温度は前記チャンネルの出口に隣接する前記ボディーの他の部位上に位置された前記半導体基板の他の部位の温度より高いか或いは低いことがありうる。結果的に、前記半導体基板が全体的に非均一に加熱されるか或いは冷却されることができ、これによって、前記半導体装置の生産性が低下されることができる。また、前記半導体基板を目的とする温度で加熱するか或いは冷却することにおいて必要な時間が増加されることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一目的は、基板の温度を全体的に均一に調節するためのプレートを提供することである。
本発明の他の目的は、基板の温度が全体的に均一に調節できるプレートを有する装置を提供することである。
【0007】
本発明のさらに他の目的は、基板の温度が全体的に均一に調節できるプレートを有する基板処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面による基板の温度を調節するためのプレートは、基板を支持するディスク形状をなすボディーと、前記ボディーの内部に配置されて第1入口と第1出口を有し、前記基板の温度を調節するための第1流体を通過させるための第1チャンネルと、前記ボディーの内部に配置され、前記第1出口と隣接する第2入口及び前記第1入口と隣接する第2出口を有して前記基板の温度を調節するための第2流体を通過させるための第2チャンネルと、を含み、前記第1チャンネルと第2チャンネルを同一平面上で互いに隣接して配置することができる。
【0009】
本発明の実施例によると、前記第1入口と第1出口は前記ボディーの互いに対向する側面部位に配置できる。また、前記第2入口と第2出口は前記ボディーの互いに対向する側面部位に位置できる。
【0010】
本発明の実施例によると、各々の第1チャンネルと第2チャンネルは分岐された2つのサブチャンネルを含むことができ、前記サブチャンネルは前記ボディーの中心を基準に互いに対称的に配置できる。
【0011】
本発明の実施例によると、前記第1チャンネルのサブチャンネルは前記第1入口と隣接する地点で分岐されることができ、また前記第1出口と隣接する地点で合することができ、前記第2チャンネルのサブチャンネルは前記第2入口と隣接する地点で分岐されることができ、前記第2出口と隣接する地点で合することができる。
【0012】
本発明の実施例によると、前記第1チャンネルと前記第2チャンネルは並行に配置できる。
本発明の実施例によると、前記第1チャンネルと前記第2チャンネルの間には前記第1流体と前記第2流体間の熱伝達を遮断するための断熱部材が配置できる。
【0013】
本発明の実施例によると、各々の第1チャンネルと第2チャンネルは曲線形態を有することができる。
本発明の他の側面による温度調節装置は、基板の温度を調節するためのプレートと流体供給部を含むことができる。前記プレートは基板を支持するディスク形状をなすボディーと、前記ボディーの内部に配置されて第1入口と第1出口を有し、前記基板の温度を調節するための第1流体を通過させるための第1チャンネルと、前記ボディーの内部に配置されて前記第1出口と隣接する第2入口及び前記第1入口と隣接する第2出口を有して前記基板の温度を調節するための第2流体を通過させるための第2チャンネルと、を含み、前記第1チャンネルと第2チャンネルを同一平面上で互いに隣接して配置することができる。前記流体供給部は、前記プレートに前記第1流体及び前記第2流体が供給できる。
【0014】
本発明の実施例によると、前記第1入口と第1出口は前記ボディーの互いに対向する側面部位に配置できる。また、前記第2入口と第2出口は前記ボディーの互いに対向する側面部位に配置できる。
【0015】
本発明の実施例によると、各々の前記第1チャンネルと第2チャンネルは分岐された2つのサブチャンネルを含むことができ、前記サブチャンネルは前記ボディーの中心を基準に互いに対称的に配置できる。
【0016】
本発明の実施例によると、前記第1チャンネルのサブチャンネルは前記第1入口と隣接する地点で分岐されることができ、前記第1出口と隣接する地点で合することができ、前記第2チャンネルのサブチャンネルは前記第2入口と隣接する地点で分岐されることができて、前記第2出口と隣接する地点で合することができる。
【0017】
本発明の実施例によると、前記第1チャンネルと前記第2チャンネルは並行に配置できる。
本発明の実施例によると、前記第1チャンネルと第2チャンネルの間には前記第1流体と前記第2流体間の熱伝達を遮断するための断熱部材が配置できる。
【0018】
本発明の実施例によると、前記第1入口及び第2入口と前記流体供給部の間には前記第1チャンネル及び前記第2チャンネルに供給される前記第1流体及び前記第2流体の流量を調節するための流量調節部が配置できる。
【0019】
本発明の実施例によると、前記流量調節部は電子バルブを含むことができる。
本発明の実施例によると、前記第1チャンネル及び前記第2チャンネルに供給される第1流体及び前記第2流体の温度は温度測定部により測定されることができる。
【0020】
本発明の実施例によると、前記第1チャンネルに供給される第1流体は前記第2チャンネルに供給される第2流体の温度と同一の温度を有することができる。
本発明の実施例によると、リフトピンが前記ボディーを貫通して垂直方向への移動が可能になるように配置できる。前記基板は前記リフトピンにより前記ボディー上にローディングされ、前記ボディーからアンローディングされることができる。
【0021】
本発明の実施例によると、前記リフトピンは前記リフトピンを垂直方向に移動させるための駆動部と接続できる。
本発明のさらに他の側面による基板処理装置は熱処理ユニットと温度調節ユニットを含むことができる。前記熱処理ユニットは基板を熱処理するために提供されることができ、前記温度調節ユニットは前記熱処理ユニットにより熱処理された基板の温度を調節するために提供できる。前記温度調節ユニットは基板の温度を調節するためのプレートと流体供給部を含むことができる。前記プレートは基板を支持するディスク形状をなすボディーと、前記ボディーの内部に配置されて第1入口と第1出口を有し、前記基板の温度を調節するための第1流体を通過させるための第1チャンネルと、前記ボディーの内部に配置されて前記第1出口と隣接する第2入口と、前記第1入口と隣接する第2出口を有して前記基板の温度を調節するための第2流体を通過させるための第2チャンネルと、を含み、前記第1チャンネルと第2チャンネルを同一平面上で互いに隣接して配置することができる。前記流体供給部は前記プレートに前記第1流体及び第2流体が供給できる。
【発明の効果】
【0022】
前述のような本発明の実施例によると、プレートは基板の温度を調節するための第1流体と第2流体が各々通過できる第1チャンネルと第2チャンネルを有することができる。前記第1チャンネルは第1入口と第1出口を有することができ、前記第2チャンネルは前記第1出口と隣接する第2入口と、前記第1入口と隣接する第2出口を有することができる。また、前記第1チャンネルと第2チャンネルは前記プレートのボディー内で並行して配置できる。従って、前記プレートにより支持された基板の温度が全体的に均一に調節できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施例による他の基板処理装置を説明するための概略的な平面図である。
【図2】図1に示した基板処理装置の第1処理ブロックを説明するための概略的な側面図である。
【図3】図1に示した基板処理装置の第2処理ブロックを説明するための概略的な側面図である。
【図4】図3に示した温度調節ユニットを説明するための概略的な正面図である。
【図5】図3に示した温度調節ユニットの他の例を説明するための概略的な斜視図である。
【図6】図3に示したプレートを説明するための概略図である。
【図7】図6に示した「A」部分の一例を説明するための部分拡大図である。
【図8】図6に示した「A」部分の他の例を説明するための部分拡大図である。
【図9】図3に示した温度調節ユニットを説明するための概略的な構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明は本発明の実施例を示す添付図面を参照してより詳しく説明する。しかし、本発明は下記において説明される実施例に限定されたように構成されるべきではなく、これとは異なる様々な形態で具体化されることができる。下記の実施例は、本発明が完全に完成できるように提供されるというよりは、本発明の技術分野において熟練された当業者に本発明の範囲を充分に伝えるために提供される。
【0025】
1つの要素が他の1つの要素又は層上に配置される或いは接続されることとして説明される場合、前記要素は前記他の1つの要素上に直接的に配置されるか、接続されることができ、他の要素または層がこれらの間に介在されることができる。これとは別に、1つの要素が他の1つの要素上に直接的に配置されるか或いは接続されることとして説明される場合、それらの間にはさらに他の要素はありえない。類似する要素に対しては全体的に類似した参照符号が使用されて、また「及び/又は」という用語は関連する項目の内、いずれかの1つ又はそれ以上の組合せを含む。
【0026】
多様な要素、組成、領域、層、及び/又は部分のような多様な項目を説明するために第1、第2、第3などの用語が使用できるが、前記項目はこれらの用語による限定はされない。ただ、これらの用語は他の要素から1つの要素を区別するために使用される。従って、下記において説明される第1要素、組成、領域、層、又は部分は本発明の範囲内で第2要素、組成、領域、層、又は部分として表現できる。
【0027】
空間的に相対的な用語、例えば、「下部」、「ボトム」、又は「上部」などの用語は図面において説明したように他の要素に対して1つの要素の関係を説明するために使用できる。相対的用語は図面に図示された方位に加えて装置の他の方位を含むことができる。例えば、図面の中でいずれかの1つにおいて装置の方向が変わるとしたら、他の要素の下部側にあると説明した要素が前記他の要素の上部側にあるとしたら合わせられるだろう。従って、「下部」という典型的な用語は図面の特定方位に対して「下部」及び「上部」方位の全部を含むことができる。これとは類似に、図面の中で、いずれかの1つにおいて装置の方向が変わるとしたら、他の要素の「下」又は「底」として説明される要素は前記他の要素の「上」に合わせられるだろう。従って、「下」又は「底」 という典型的な用語は「下」と「上」方位の全部を含むことができる。
【0028】
下記において使用された専門用語は、ただ、特定実施例を説明するための目的で使用されて、本発明を限定するためのものではない。下記において使用されたように、単数の形態で表示されることは特別に明確に指示されない以上、複数の形態も含む。また、「含む」という用語が使用される場合、これは言及された形態、領域、完全体、段階、作用、要素、及び/又は成分の存在を特徴付けることであり、他の1つ以上の形態、領域、完全体、段階、作用、要素、及び/又は成分はこれらのグループの追加を排除することではない。
【0029】
改めて定義しない限り、技術的又は科学的な用語を含め、ここにおいて使用する全ての用語は、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者により一般的に理解されることと同様の意味を有している。一般的に使用される辞典に定義されているような用語は関連技術の文脈上に有する意味と一致する意味を有することと解釈されるべきであり、本出願において明白に定義されない限り、理想的又は過度に形式的な意味で解釈されない。
【0030】
本発明の実施例は本発明の理想的な実施例の概略的な図解である断面図解を参照して説明される。これにより、前記図解の形状からの変化、例えば、製造方法及び/又は許容誤差の変化は予想できることである。従って、本発明の実施例は図解で説明された領域の特定形状に限定されたように説明されるのではなく、形状においての偏差を含む。例えば、平らなものとして説明された領域は一般的に粗さ及び/又は非線形的な形態を有することができる。また、図解で説明される尖った角は丸まったものになることができる。従って、図面において説明される領域は全的に概略的なものであり、これらの形状は領域の正確な形状を説明するためではなく、また、本発明の範囲を限定しようとするためではない。
【0031】
図1は本発明の一実施例による他の基板処理装置を説明するための概略的な平面図で、図2は図1に示した基板処理装置の第1処理ブロックを説明するための概略的な側面図で、図3は図1に示した基板処理装置の第2処理ブロックを説明するための概略的な側面図である。
【0032】
図1から図3を参照すると、本発明の実施例による基板処理装置10は、シリコンウェハーのような半導体基板を処理するために使用されることができる。例えば、前記基板上にフォトレジスト膜又はボトム反射防止膜(bottom anti−reflective coating layer)を形成するためのコーティング工程、前記フォトレジスト膜に回路パターンを伝写するために露光工程を遂行した後、前記基板上にフォトレジストパターンを形成するための現像工程、前記フォトレジスト膜又は前記フォトレジストパターンを硬化させるためのベーク工程などを遂行するために使用されることができる。
【0033】
基板処理装置10は基板を処理するための基板処理モジュール20と、基板を移送するための基板移送モジュール30、及び露光装置2と前記基板処理モジュール20の間に配置されるインターフェースモジュール40を含むことができる。
【0034】
基板移送モジュール30は、多数の基板を収容する容器4を支持する多数のロードポート32を含むことができ、容器4と基板処理モジュール20の間で基板を移送するために具備される。例えば、各々のロードポート32上にはFOUP(Front Opening Unified Pod)が設置されることができる。
【0035】
基板処理モジュール20と接続される基板移送チェンバー34内には基板を移送するための基板移送ロボット36が配置できる。基板移送ロボット36は水平及び垂直方向、例えば、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向に移動が可能になるように構成できる。また、基板移送ロボット36のロボットアームは回転が可能になるように、そして伸長及び伸縮が可能になるように構成できる。基板移送チェンバー34の上部には浄化された空気を基板移送チェンバー34の内部に供給するためのファンフィルターユニット38が配置できる。
【0036】
基板処理モジュール20は、基板上にフォトレジスト組成物又は反射防止物質を塗布してフォトレジスト膜又はボトム反射防止膜を形成し、露光装置2により処理された基板上のフォトレジスト膜を現像するための第1処理ブロック100を含むことができる。
【0037】
第1処理ブロック100は垂直方向に積層された上部単位ブロック110と下部単位ブロック130を含むことができる。上部単位ブロック110は多数のコーティングユニットを含むことができ、下部単位ブロック130は多数の現像ユニットを含むことができる。これとは別に、上部単位ブロック110は多数の現像ユニットを含むことができ、下部単位ブロック130は多数のコーティングユニットを含むことができる。
【0038】
図示によると、第1処理ブロック100は2つの上部単位ブロック110と2つの下部単位ブロック130を含む。しかし、本発明の範囲は上部ブロック110及び下部単位ブロック130の数量により限定されない。
【0039】
本発明の実施例において、各々の上部単位ブロック110はボトム反射防止膜を形成するための第1コーティングユニット112とフォトレジスト膜を形成するための第2コーティングユニット114を含むことができる。他方、第1コーティングユニット112と第2コーティングユニット114はX軸方向に配置されることができる。本発明の他の実施例において、各々の上部単位ブロック110は水平方向に配列された多数のコーティングユニットを含むことができる。各々のコーティングユニットは基板上にフォトレジスト膜を形成するために提供される。
【0040】
各々の下部単位ブロック130はX軸方向に配列された多数の現像ユニット132を含むことができる。各々の現像ユニットは露光装置2により処理された基板上のフォトレジスト膜を現像するために提供される。
【0041】
本発明の実施例において、上部単位ブロック110と下部単位ブロック130の間には中央単位ブロック150が配置できる。中央単位ブロック150はコーティングユニットと現像ユニットを選択的に含むことができる。例えば、中央単位ブロック150はコーティングユニットのみを含むことができ、現像ユニットのみを含むことができる。これとは別に、中央単位ブロック150は1つのコーティングユニットと多数の現像ユニット又は多数のコーティングユニットと1つの現像ユニットを含むことができる。追加的に、中央単位ブロック150は多数のコーティングユニットと多数の現像ユニットを含むことができる。
【0042】
図示によると、中央単位ブロック150が1つのコーティングユニット152と2つの現像ユニット154を含んでいるが、中央単位ブロック150を構成する(複数の)コーティングユニットと(複数の)現像ユニットの数量は本発明の範囲を限定しない。
【0043】
特に、中央単位ブロック150を構成する(複数の)コーティングユニットと(複数の)現像ユニットは前記上部単位ブロック110と下部単位ブロック130の間で分離が可能になるように配置できる。即ち、中央単位ブロック150は、既設定された工程レシピーによって構成が変化でき、これによって、基板処理装置10のスループット(through−put)が大きく向上されることができる。
【0044】
基板処理モジュール20は第1処理ブロック100と対向して配置される第2処理ブロック200をさらに含むことができる。第2処理ブロック200はX軸方向に配列される多数の単位ブロックを含むことができ、基板の熱処理のために具備することができる。
【0045】
前記第1処理ブロック100と第2処理ブロック200の間には基板を移送するための基板移送ブロック300が配置できる。前記 基板移送ブロック300内には基板を移送するための移送ロボット(310,320)が配置できる。例えば、基板移送ブロック300内には上部移送ロボット310と下部移送ロボット320が配置できる。
【0046】
前記第2処理ブロック200は、第1、第2、及び第3単位ブロック(210,230,250)を含むことができ、第2単位ブロック230は第1と第3単位ブロック(210,250)の間に配置できる。第1及び第3単位ブロック(210,250)は基板を加熱するための加熱ユニット(212,214,252,254)を含むことができ、第2単位ブロック230は基板を加熱して冷却するための多数の熱処理ユニット(232,234)を含むことができる。本発明の実施例において、加熱ユニット(212,214,252,254)と熱処理ユニット(232,234)は垂直方向に積層されることができる。
【0047】
また、前記第1加熱ユニット212は第1単位ブロック210の上部に配置されることができ、第2加熱ユニット214は第1単位ブロック210の下部に配置されることができる。そして、前記第3加熱ユニット252は前記第3単位ブロック250の上部に配置でき、前記第4加熱ユニット254は前記第3単位ブロック250の下部に配置できる。他方、本発明の範囲は前記加熱ユニット(212,214,252,254)の位置により限定されることはない。
【0048】
他方、基板処理モジュール20は基板の温度調節のための第3処理ブロック400及び第4処理ブロック500をさらに含むことができる。第3及び第4処理ブロック(400,500)は第1及び第2処理ブロック(100,200)が配列された方向に対して垂直する方向、即ち、X方向に基板移送ブロック300の両側部位に配置されることができる。具体的に、第3及び第4処理ブロック(400,500)は基板移送モジュール30と基板移送ブロック300及びインターフェースモジュール40との間に各々配置できる。
【0049】
前記第3及び第4処理ブロック(400,500)は第2処理ブロック200により加熱された基板を冷却させるために具備できる。例えば、第3及び第4処理ブロック(400,500)、各々は基板を所定の温度、例えば約23℃の温度に冷却させるための多数の温度調節ユニット600を含むことができる。温度調節ユニット600は垂直方向に積層できる。
【0050】
また、第3及び第4処理ブロック(400,500)は上部又は下部の熱処理ユニット(232又は234)のプレートにより1次冷却された基板を約23℃の温度に2次冷却させるために使用できる。熱処理ユニット(232又は234)のプレートは半導体基板の温度を約30〜50℃程度の温度に1次冷却させることができる。
【0051】
各々の温度調節ユニット600は、冷却チェンバー(図示せず)とその内部に配置されたプレートを含むことができる。前記プレートのボディーを通過する流体により前記プレートは約23℃程度の温度に維持できる。この際、前記流体は前記基板を冷却させるための冷媒として使用できる。また、前記基板移送ブロック300と隣接する冷却チェンバーの側壁には基板移送のためのゲートが具備できる。
【0052】
図示はされていないが、前記プレートは基板を加熱させるために使用できる。例えば、前記プレートは第1、第2、及び第3単位ブロック(210,230,250)の加熱ユニット(212,214,252,254)及び/又は熱処理ユニット(232,234)において基板を加熱するために使用できる。
【0053】
また、第3及び第4処理ブロック(400,500)は半導体基板を積載するための第1移送ステージ410及び第2移送ステージ510を各々さらに含むことができる。第1及び第2移送ステージ(410,510)は温度調節ユニット600間に配置できる。例えば、第1及び第2移送ステージ(410,510)は前記第1処理ブロック100の中央単位ブロック150と水平方向に隣接できる。
【0054】
インターフェースモジュール40は第4処理ブロック500と露光装置2の間に配置できる。インターフェースモジュール40内には基板処理モジュール20と露光装置2の間において基板を移送するためのインターフェースロボット42が配置できる。インターフェースロボット42は垂直方向に移動が可能になるように構成でき、インターフェースロボット42のロボットアームは回転が可能で、伸長及び伸縮が可能になるように構成できる。
【0055】
また、インターフェースモジュール40内にはエッジ露光ユニット44と保管ステージ46が配置できる。エッジ露光ユニット44は基板のエッジ部位上のフォトレジスト膜部位を除去するために具備でき、保管ステージ46は基板が露光装置2に投入される前又は露光工程が遂行された後、基板の待機のために具備できる。エッジ露光ユニット44と保管ステージ46はインターフェースロボット42を中心としてY軸方向に互いに対向して配置できる。
【0056】
図4は図3に示した温度調節ユニットを説明するための概略的な正面図で、図5は図3に示した温度調節ユニットの他の例を説明するための概略的な斜視図である。
図4を参照すると、温度調節ユニット600、各々はプレート610を通じて垂直方向に移動が可能になるように配置されて半導体基板のローディング及びアンローディング動作を遂行する多数のリフトピン622を含むことができる。
【0057】
リフトピン622は基板を支持するプレート610のボディー620を貫通するように配置できる。例えば、リフトピン622はプレート610のボディー620を通じて垂直方向に移動が可能になるように配置できる。また、ボディー620の下部にはリフトピン622と接続されてリフトピン622を垂直方向に駆動させるための駆動部624が配置できる。即ち、前記基板は前記リフトピン622により前記ボディー620の上部面上にローディングでき、前記ボディー620の上部面からアンローディングされることができる。
【0058】
例えば、前記リフトピン622が上部又は下部移送ロボット(310又は320)により搬入された基板を支持するために上方に移動でき、前記基板をプレート610のボディー620上にローディングするために下方に移動できる。そして、基板の温度を調節した後、前記リフトピン622は前記基板をプレート610のボディー620からアンローディングさせるために上方に移動ができ、前記基板は上部又は下部移送ロボット(310又は320)により搬出されることができる。
【0059】
本実施例において前記プレート610が基板を冷却させるために使用されているが、前記プレート610は基板を加熱するために使用できる。例えば、前記プレート610は第1、第2、及び第3単位ブロック(210,230,250)の加熱ユニット(212,214,252,254)及び/又は熱処理ユニット(232,234)において基板を加熱するために使用できる。
【0060】
図5を参照すると、温度調節ユニット600、各々は基板のローディング及びアンローディングのために基板を乗降させるための乗降部材700と乗降部材700と接続される駆動部706を含むことができる。
【0061】
乗降部材700は、一側に開放されたリング形態、例えば蹄鉄の形態を有することができる。前記開放された部位702は上部又は下部移送ロボット(310または320)のロボットアーム(図示せず)との干渉を避けるために具備され、前記冷却チェンバーのゲートに向かって配置できる。乗降部材700の内側には多数の突起704が配置されており、基板は突起704により支持されることができる。
【0062】
プレート610は基板と対応するディスク形態を有することができ、プレート610の側面部位には突起704が通過するように多数の溝626が垂直方向に形成できる。前記上部又は下部移送ロボット(310または320)により移送された基板は、乗降部材700の乗降により上部又は下部移送ロボット(310または320)から持ち上げられることができ、続いて乗降部材700の下降によりプレート610上にローディングできる。反対に、プレート610により支持された基板は乗降部材700の乗降によりプレート610から持ち上げられることができ、乗降部材700により支持された基板は上部又は下部移送ロボット(310または320)により前記冷却チェンバーから搬出できる。
【0063】
駆動部706は水平方向にプレート610の一側に配置でき、接続部材708を通じて乗降部材700と接続できる。従って、リフトピン622を使用する場合と比べて温度調節ユニット600の高さを減少させることができる。
【0064】
図6は図3に示したプレートを説明するための概略図である。図7は図6に示した「A」部分の一例を説明するための部分拡大図で、図8は図6に示した「A」部分の他の例を説明するための部分拡大図である。
【0065】
図6及び図7を参照すると、本発明の実施例によるプレート610は基板を支持するためのボディー620と流体を通過させるための第1チャンネル630及び第2チャンネル640を含む。
【0066】
ボディー620は基板を支持することができる。例えば、ボディー620は基板を支持するために平らな上部面を有することができる。熱処理工程を遂行した後、基板は上部又は下部移送ロボット(310または320)によりプレート620のボディー610上に移送できる。
【0067】
第1チャンネル630はボディー620の内部に配置される。前記第1チャンネル630は分岐された2つのサブチャンネルを含むことができ、前記第1チャンネル620のサブチャンネルを通じて前記基板の温度を調節するための第1流体が通過できる。
【0068】
第2チャンネル640はボディー620の内部に配置される。前記第2チャンネル640は分岐された2つのサブチャンネルを含むことができ、前記第2チャンネル640のサブチャンネルを通じて前記基板の温度を調節するための第2流体が通過できる。
【0069】
前記の内容によると、第1チャンネル630及び第2チャンネル640が各々2つの分岐されたサブチャンネルを含んでいるが、本発明の範囲はサブチャンネルの推量によって限定されることはない。他方、第1及び第2チャンネル(630,640)のサブチャンネル、各々は前記基板の温度を均一に調節するための曲線形態を有することができる。
【0070】
また、前記第1及び第2チャンネル(630,640)のサブチャンネルは基板の温度を均一に調節するために前記ボディー620の中心を基準に互いに対称的に配置される。
前記第1チャンネル630は、第1入口632と第1出口634を有し、前記第2チャンネル640は第2入口642と第2出口644を有することができる。特に、前記第1入口632と第1出口634は前記ボディー620の互いに対向する側面部位に配置できる。また、前記第1入口632は前記第2出口644隣接して配置でき、前記第1出口634は前記第2入口と隣接して配置できる。
【0071】
また、前記第1チャンネル630と第2チャンネル640は互いに隣接して配置できる。即ち、前記第1チャンネル630と前記第2チャンネル640は並行に配置できる。従って、前記第1流体と第2流体は互いに反対方向に流れることができ、前記第1流体と第2流体間の温度差は、前記第1流体と第2流体の間の熱伝達により補償されることができる。結果的に、第1入口632と第1出口634の間、及び/又は第2入口642と第2出口644間の第2入口642と第2出口644の間の温度差が充分に補償されることができる。即ち、第1入口632と第2出口644の間、及び/又は第2入口642と第1出口643の間の温度差が熱伝達により充分に補償されることができ、これによって基板の温度が全体的に均一に調節できる。
【0072】
例えば、前記プレート610のボディー620上にローディングされた基板は前記第1流体及び第2流体により約23〜27℃程度の温度に冷却できる。これとは別に、前記プレート610のボディー620上にローディングされた基板は第1流体及び第2流体により約70〜100℃程度の温度に加熱できる。
【0073】
他方、前記第1チャンネル630のサブチャンネルは、前記第1入口632と隣接する地点で分岐でき、前記第1出口634と隣接する地点で合することができる。また、前記第2チャンネル640のサブチャンネルは、前記第2入口642と隣接する地点で分岐でき、前記第2出口644と隣接する地点で合することができる。
【0074】
図8を参照すると、前記1チャンネル630と前記第2チャンネル640の間には断熱部材が配置できる。前記断熱部材650は前記第1流体と前記第2流体間の熱伝達を遮断するために提供される。
【0075】
他方、前記第1入口632に供給される第1流体の温度は前記第2入口642に供給される第2流体の温度と同一でありうる。
前記第1入口632と隣接する第1チャンネル630の第1部位を通過する第1流体の温度は、前記第1出口634と隣接する第1チャンネルの第2部位を通過する第1流体の温度と異なることがありうる。しかし、前記第1チャンネル630の第1部位を通過する第1流体の温度は、前記第2入口642と隣接する第2チャンネル640の第1部位を通過する第2流体の温度と同一でありうる。また、第1チャンネル630の第2部位を通過する第1流体の温度は、前記第2出口644と隣接する第2チャンネル640の第2部位を通過する第2流体の温度と同一でありうる。
【0076】
前記第1流体と第2流体間の熱伝達が前記断熱部材650により防止されるため、前記第1チャンネル630を通過する第1流体の温度と前記第2チャンネル640を通過する第2流体の温度が相違であることができる。しかし、前記第1流体と第2流体が互いに逆方向に流れるため、前記基板の温度は全体的に均一に調節されることができる。
【0077】
図9は図3に示した温度調節ユニットを説明するための概略的な構成図である。
図9を参照すると、温度調節ユニット600はプレート610及び流体供給部670を含むことができる。
【0078】
流体供給部670はプレート610に流体を供給する。例えば、流体供給部670は第1チャンネル630に第1流体を供給し、第2チャンネル640に第2流体を供給するために前記第1入口632と第2入口642と接続できる。
【0079】
温度調節ユニット600は供給する第1流体と第2流体の流量を調節するための流量調節部680をさらに含む。例えば、流量調節部680は第1及び第2入口(632,642)と流体供給部670の間に配置される。
【0080】
流量調節部680は前記基板の温度を均一に調節するために前記第1流体と第2流体の流量を段階的に増加又は減少させることができる。
流量調節部680は電子バルブを含むことができる。例えば、前記流量調節部680はソレノイドバルブを含むことができる。図示はしていないが、前記流量調節部680は前記電子バルブの動作を制御するための制御部をさらに含むことができる。
【0081】
温度調節ユニット600は前記第1流体と第2流体の温度を測定するための温度測定部690をさらに含む。
温度測定部690は第1入口632及び第2入口642と隣接して配置される。例えば、温度測定部690はプレート610と流量調節部680の間に配置できる。
【0082】
前記流量調節部680は前記温度測定部690により測定された第1及び第2流体の温度により前記第1及び第2流体の流量が調節でき、これによって前記基板を既設定された温度で調節できる。また、前記温度測定部690によって測定された第1流体及び第2流体の温度により前記流体供給部670は第1流体及び第2流体の温度を既設定された温度で調節できる。
【産業上の利用可能性】
【0083】
前述のような本発明の実施例によると、プレートは基板の温度を調節するための第1流体と第2流体が各々通過できる第1チャンネル及び第2チャンネルを含むことができる。前記第1チャンネルは第1入口と第1出口を有することができ、前記第2チャンネルは前記第1出口と隣接する第2入口及び前記第1入口と隣接する第2出口を有することができる。また、前記第1チャンネルと第2チャンネルは前記プレートのボディー内部で並行に延長できる。従って、前記プレートのボディーにより支持された基板の温度が全体的に均一に調節できる。
【0084】
以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できる。
【符号の説明】
【0085】
2 露光装置
10 基板処理装置
20 基板処理モジュール
30 基板移送モジュール
40 インターフェースモジュール
100 第1処理ブロック
200 第2処理ブロック
300 基板移送ブロック
400 第3処理ブロック
500 第4処理ブロック
600 温度調節ユニット
610 プレート
620 ボディー
630 第1循環ライン
632 第1流入口
634 第1排出口
640 第2循環ライン
642 第2流入口
644 第2排出口
670 流体供給部
680 流量調節部
690 温度測定部
700 乗降部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板の温度を調節するためのプレートであって、
基板を支持するディスク形状をなすボディーと、
前記ボディーの内部に配置され、第1入口と第1出口を有して前記基板の温度を調節するための第1流体を通過させるための第1チャンネルと、
前記ボディーの内部に配置され、前記第1出口と隣接する第2入口と、第1入口と隣接する第2出口とを有して前記基板の温度を調節するための第2流体を通過させるための第2チャンネルと、を含み、
前記第1チャンネルと第2チャンネルは同一平面上で互いに隣接して配置されることを特徴とする、プレート。
【請求項2】
前記第1入口と第1出口は前記ボディーの互いに対向する側面部位に配置されることを特徴とする請求項1記載のプレート。
【請求項3】
各々の第1チャンネルと第2チャンネルは分岐された2つのサブチャンネルを含み、前記サブチャンネルは前記ボディーの中心を基準に互いに対称的に配置されることを特徴とする請求項1記載のプレート。
【請求項4】
前記第1チャンネルのサブチャンネルは、前記第1入口と隣接する地点で分岐されて前記第1出口と隣接する地点で合し、前記第2チャンネルのサブチャンネルは、前記第2入口と隣接する地点で分岐されて前記第2出口と隣接する地点で合することを特徴とする請求項3記載のプレート。
【請求項5】
前記1チャンネルと前記第2チャンネルの間に配置されて、前記第1流体と前記第2流体間の熱伝達を遮断するための断熱部材をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のプレート。
【請求項6】
各々の前記第1チャンネルと第2チャンネルは曲線形態を有することを特徴とする請求項1記載のプレート。
【請求項7】
基板を支持するディスク形状をなすボディーと、前記ボディーの内部に配置されて第1入口と第1出口を有し、前記基板の温度を調節するための第1流体を通過させるための第1チャンネルと、前記ボディーの内部に配置されて第1出口と隣接する第2入口及び前記第1入口と隣接する第2出口を有して前記基板の温度を調節するための第2流体を通過させるための第2チャンネルとを含み、前記第1チャンネルと第2チャンネルは同一平面上で互いに隣接して配置される、基板の温度を調節するためのプレートと、
前記プレートに前記第1流体及び前記第2流体を供給する流体供給部と、を含む温度調節装置。
【請求項8】
前記第1入口と第1出口は前記ボディーの互いに対向する側面部位に配置されることを特徴とする請求項7記載の温度調節装置。
【請求項9】
各々の第1チャンネルと第2チャンネルは分岐された2つのサブチャンネルを含み、前記サブチャンネルは前記ボディーの中心を基準に互いに対称的に配置されることを特徴とする請求項7記載の温度調節装置。
【請求項10】
前記第1チャンネルのサブチャンネルは、前記第1入口と隣接する地点で分岐されて前記第1出口と隣接する地点で合し、前記第2チャンネルのサブチャンネルは、前記第2入口と隣接する部位で分岐されて前記第2出口と隣接する地点で合することを特徴とする請求項9記載の温度調節装置。
【請求項11】
前記第1チャンネルと前記第2チャンネルの間に配置されて、前記第1流体と前記第2流体間の熱伝達を遮断するための断熱部材をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の温度調節装置。
【請求項12】
前記第1入口及び前記第2入口と前記流体供給部との間に配置されて前記第1チャンネル及び前記第2チャンネルに供給される前記第1流体及び前記第2流体の流量を調節するための流量調節部をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の温度調節装置。
【請求項13】
前記流量調節部は電子バルブを含むことを特徴とする請求項12記載の温度調節装置。
【請求項14】
前記第1チャンネル及び前記第2チャンネルに供給される前記第1流体及び前記第2流体の温度を測定するための温度測定部をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の温度調節装置。
【請求項15】
前記第1チャンネルに供給される第1流体は前記第2チャンネルに供給される第2流体の温度は同一の温度を有することを特徴とする請求項7記載の温度調節装置。
【請求項16】
前記ボディーを貫通して垂直方向に移動が可能になるように配置し、前記基板を前記ボディー上にローディングして前記ボディーからアンローディングさせるためのリフトピンをさらに含むことを特徴とする請求項7記載の温度調節装置。
【請求項17】
前記リフトピンと接続され、前記リフトピンを垂直方向に移動させるための駆動部をさらに含むことを特徴とする請求項16記載の温度調節装置。
【請求項18】
基板を熱処理するための熱処理ユニットと、
前記熱処理ユニットにより熱処理された基板の温度を調節するための温度調節ユニットと、を含み、
前記温度調節ユニットは、
前記基板を支持するディスク形状をなすボディーと、前記ボディーの内部に配置されて第1入口と第1出口を有して前記基板の温度を調節するための第1流体を通過させるための第1チャンネルと、前記ボディーの内部に配置されて第1出口と隣接する第2入口及び前記第1入口と隣接する第2出口を有して前記基板の温度を調節するための第2流体を通過させるための第2チャンネルとを含み、前記第1チャンネルと第2チャンネルは同一平面上で互いに隣接して配置される、基板の温度を調節するためのプレートと、
前記プレートに前記第1流体及び前記第2流体を供給する流体供給部と、を含むことを特徴とする基板処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−51422(P2013−51422A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−219406(P2012−219406)
【出願日】平成24年10月1日(2012.10.1)
【分割の表示】特願2008−180272(P2008−180272)の分割
【原出願日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【出願人】(598123150)セメス株式会社 (76)
【氏名又は名称原語表記】SEMES CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】#278,Mosi−ri,Jiksan−eup,Seobuk−gu,Cheonan−si,Chungcheongnam−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】