説明

ペット係留器具

【課題】飼い主が簡単な方法でペットを係留でき、且つ係留したペットが非常に盗まれ難いペット係留器具を提供する。
【解決手段】飼い主は、外出中に店に入店する場合、ペットPを店外にあるペット係留器具1で係留する。この係留の仕方は、飼い主が収納箱20から鎖10を取り出し、ペットPの首に鎖10を巻きつけて、ペットPの首の太さに合わせてリングとリングを自分の錠前50で連結することによりなされる。そのため、飼い主は、ペットPを簡単に係留できる。また、この係留状態において、鎖10の端部は、止め具40で固定されており、その止め具40は、収納箱20の側板内壁に取り付けられている。そして、収納箱20は、ネジ24でプレート30に取り付けられており、プレート30は、店の外の壁80にネジ31でネジ止めされている。よって、錠前50の鍵を持たない者がペットPをペット係留器具1から外すことが困難である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、犬などのペットを係留するペット係留器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年のペットブームにより、犬などのペットにリードを装着し、該ペットを連れて一緒に外出する人が非常に増えてきている。
【0003】
この外出中にコンビニやスーパー等に入店する場合、飼い主は、自分のペットが逃げ出したり他人に危害を加えたりすることが無いようペットを店の外に係留する。この係留の仕方は、例えば、飼い主がリードを電柱などの支柱に括り付けることによってなされているのが実状である。
なお、特許文献1では、ペットを係留するペット係留器具が提案されている。
【特許文献1】特開2007−295910号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、飼い主が店の中にいる間に、悪意の第三者がリードを支柱から解いてペットを盗んでしまうおそれがある。そのため、飼い主は、自分のペットが盗まれてしまうのではないかと不安に感じ、買いたい物があっても店を利用できなかったり、店の外に係留したペットが心配で買い物を簡単にすませ店を出なければならなかったりすることが多かった。
【0005】
また、店を利用し難いというこの状況は店側にとっても、ペットを連れたお客に店内の商品を売る機会を喪失することになっている。ペットを連れたお客に店を利用して貰い、ペットを連れたお客の店内での滞在時間を増やしたいという店側の要望もあった。
【0006】
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、飼い主が簡単な方法でペットを係留でき、且つ係留したペットが非常に盗まれ難いペット係留器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のペット係留器具は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
【0008】
(1)ペットの身体の一部に巻きつけてリングとリングを錠前で連結し、前記ペットを係留する鎖と、
前記鎖の一部を固定する止め具と、
前記鎖を収納する収納箱と、を備え、
前記止め具は、前記収納箱に取り付けられており、
前記収納箱の底板には、少なくとも1つの穴が形成されていることを特徴とする。
【0009】
この構成において、ペット係留器具は、店の外の壁等に取り付けられる。飼い主は、外出中にこの店に入店する場合、ペットを店外にあるペット係留器具で係留する。この係留の仕方は、飼い主が収納箱に収納されている鎖を取り出し、ペットの身体(例えば首)に鎖を巻きつけて、ペットの身体の大きさに合わせてリングとリングを錠前で連結することによりなされる。そのため、飼い主は、ペットを簡単に係留できる。
また、この係留状態において、鎖の一部は、止め具で固定されており、その止め具は、収納箱に取り付けられている。そして、収納箱は、店側によって店の外の壁などに取り付けられている。そのため、錠前の鍵を持たない者がペットをペット係留器具から外すことが困難である。従って、飼い主は、自分のペットが盗まれてしまうのではないかと不安に感じることが無くなるので、安心して店内で買い物をすることができる。従って、ペットの散歩と買い物・その他の用事を同一外出時に行うことができる。また、これにより、ペットを連れたお客の店の利用が増え、そのお客の店内での滞在時間も増えるため、店内の商品を売る機会が増える。
また、飼い主は、店を出た時、錠前を鍵で開けてペットをペット係留器具から外す。その後、鎖は飼い主等によって収納箱に収納される。そのため、鎖が店の外の地面上に放置されて、他の人の歩行を妨げたり、他の人が鎖を踏むなどして滑るなどの危険を防止するとともに、店の外観を損なうのを防ぐことができる。
また、収納箱に溜まる水は上記穴から地面に逃げる。そのため、収納箱に収納した鎖と収納箱とが錆びるのを防ぐことができる。
以上より、飼い主が簡単な方法でペットを係留でき、且つ係留したペットも非常に盗まれ難いという効果を奏する。
【0010】
(2)前記鎖は、ステンレス製であり、
前記収納箱は、鋼製であり、錆を防ぐ皮膜を表面処理によって収納箱の表面に形成したことを特徴とする。
【0011】
鎖と収納箱が錆びると、ペット係留器具の美観が悪くなり、飼い主が大切なペットをペット係留器具で係留しようと思わなくなる。そこで、この構成においては鎖と収納箱を錆に強い材料で作成し、鎖と収納箱が錆びるのを防いでいる。
【0012】
(3)前記収納箱は、前記ペットが飲む飲料を入れる容器を保持する保持部を有することを特徴とする。
【0013】
飼い主は、店の中に長時間いると、店外に係留しているペットが心配になってしまうことが考えられる。特に夏の暑い季節では、店外に係留しているペットが脱水症状を起こさないかと心配になってしまうことが多いと考えられる。そこで、この構成における収納箱は、店外に係留しているペットが水分を補給できるよう、保持部を有している。
係留時において飼い主は、ペットボトルやカップなどの容器を保持部にセットする。これにより、飼い主が店の中にいる間にもペットは、容器に入った飲料を飲むことで水分補給することができる。
以上より、飼い主が店の中にいる間にもペットは水分補給できるため、飼い主は、自分のペットが脱水症状を起こすのではないかと心配しなくとも済む。従って、飼い主は、安心して長時間店内で買い物をすることができる。これにより、ペットを連れたお客の店内での滞在時間も一層増えるため、店内の商品を売る機会も一層増える。
【0014】
(4)前記収納箱は、前記鎖の任意のリングを引っ掛けて、前記鎖の長さを調節する調節部を有することを特徴とする。
【0015】
ペットは、鎖に係留されると、固定されている箇所からの鎖の長さに応じた行動範囲を与えられる。この構成においては、この行動範囲を変えるため、鎖の長さを調節する調節部を収納箱に設けている。
この構成において、飼い主は、ペットの行動範囲が所望の行動範囲となるよう、鎖の任意のリングを調節部に引っ掛けて鎖の長さを調節する。従って、飼い主は、ペットの行動範囲を簡単な方法で自在に変えることができる。
【0016】
(5)上記(4)において、前記調節部の端には、前記任意のリングが外れるのを防ぐ返りが形成されていることを特徴とする。
【0017】
この構成では、調節部の端に返りが付いているため、係留したペットが動き回って鎖が調節部から抜けてしまうのを防止できる。
【0018】
(6)前記収納箱は、前記ペットに装着しているリードを括り付けるリード括付部を有することを特徴とする。
【0019】
この構成において、飼い主は、自前のリードをリード括付部に括り付けても構わない。
【発明の効果】
【0020】
この発明によれば、飼い主が簡単な方法でペットを係留でき、且つ係留したペットも非常に盗まれ難いという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態であるペット係留器具について説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施形態であるペット係留器具において鎖を収納したときのペット係留器具の外観斜視図である。図2は、本発明の実施形態であるペット係留器具においてペットを係留したときのペット係留器具の外観斜視図である。図3は、本発明の実施形態であるペット係留器具を矢印90の方向から見た外観斜視図である。
【0023】
ペット係留器具1は、ペットPを係留する鎖10と、鎖10の端部を固定する止め具40と、鎖10を収納する収納箱20と、収納箱20がネジ24で取り付けられた犬型のプレート30と、を備える。ペット係留器具1は、プレート30を店の外の壁80にネジ31でネジ止めすることにより取り付けられる。プレート30には、収納箱20がプレート30の奥側からネジ24で取り付けられている。ここで、収納箱20をプレート30に取り付けている理由は、収納箱20のみが壊れた場合に収納箱20のみの交換を可能にするためである。
【0024】
収納箱20は、複数の穴21が形成された底板と、底板の四辺から立ち上がって4面を囲んだ形状の箱体を形成する4枚の側板と、鎖10の長さを調節する調節棒11と、ペットPが飲む飲料を入れるペットボトル51やカップ52などをその大きさに合わせて保持する大小2つの保持リング22、23と、飼い主がペットPに装着しているリードを括り付けるリード括付部26と、を備える。収納箱20は、鎖10を収納するために上面が開放されている。また、収納箱20の側板内壁には、その鎖10を固定する止め具40が溶接により取り付けられている。この固定の仕方は、鎖10の端部を止め具40に通し、リングとリングを錠前41で連結することによりなされる。錠前41で連結する理由は、鎖10の交換を可能にするためであり、実施の際は鎖10のリングと止め具40とを直接連結しても構わない。
【0025】
なお、この実施形態では、止め具40が収納箱20の側板内壁に取り付けられ、収納箱20と止め具40とが一体となっているが、実施の際は、収納箱20と止め具40とを分離しても構わない。両者を分離する場合、止め具40についても、店の外の壁80又は犬走り81に取り付ける必要がある。
また、この実施形態では、プレート30を介して収納箱20を店の外壁80に取り付けているが、実施の際は、収納箱20を店の外壁80に直接取り付けても構わない。
【0026】
ここで、ペットPを連れた飼い主が店を利用する場面について説明する。店は、例えばコンビニやスーパーや銀行等であり、店側がペット係留器具1を店の外の壁80に予め取り付ける。
【0027】
飼い主は、外出中に店に入店する場合、自分のペットPが逃げ出したり他人に危害を加えたりすることが無いよう、ペットPを店の外にあるペット係留器具1で係留する。この係留の仕方は、飼い主が収納箱20から鎖10を取り出し(図1参照)、図2に示すように、ペットPの首(又は胴体)に鎖10を巻きつけて、ペットPの首(又は胴体)の太さに合わせてリングとリングを自分の錠前50で連結することによりなされる。そのため、飼い主は、ペットPを簡単に係留できる。
なお、錠前50を持っていない場合、飼い主はペットPに装着しているリードをリード括付部26に巻きつけて括り付ける(図3参照)。この場合、店側は錠前50を店で販売することで、ペット係留器具1の利用を促す。
【0028】
図2に示す係留状態において、鎖10の端部は、止め具40で固定されており、その止め具40は、収納箱20の側板内壁に取り付けられている。そして、収納箱20は、ネジ24でプレート30に取り付けられており、プレート30は、店の外の壁80にネジ31でネジ止めされている。そのため、錠前50の鍵を持たない者がペットPをペット係留器具1から外すことが困難である。従って、飼い主は、自分のペットPが盗まれてしまうのではないかと不安に感じることが無くなるので、安心して店内で買い物をすることができる。従って、ペットPの散歩と買い物・その他の用事を同一外出時に行うことができる。これにより、ペットを連れたお客の店の利用が増え、そのお客の店内での滞在時間も増えるため、店内の商品を売る機会が増える。
【0029】
また、飼い主は、店を出た時、錠前50を鍵で開けてペットPをペット係留器具1から外す。その後、飼い主は鎖10を収納箱20に収納する。これにより、ペット係留器具1は図1に示す状態になる。そのため、鎖10が犬走り81上に放置されて、他の人の歩行を妨げたり、他の人が鎖を踏むなどして滑るなどの危険を防止するとともに、店の外観を損なうのを防ぐことができる。
【0030】
以上より、飼い主が簡単な方法でペットPを係留でき、且つ係留したペットPも非常に盗まれ難いという効果を奏する。
【0031】
ところで、鎖10と収納箱20とプレート30とが錆びると、ペット係留器具1の美観が悪くなり、飼い主が大切なペットPをペット係留器具1で係留しようと思わなくなる。そこで、この実施形態では、鎖10と収納箱20とプレート30とに対し、下記のようにして防錆対策を施している。
【0032】
収納箱20の底板には、収納箱20に溜まる水を地面(即ち犬走り81)に逃がすために複数の穴21が形成されている。そのため、収納箱20に収納した鎖10と収納箱20とが錆びるのを防ぐことができる。
【0033】
また、鎖10は、錆に強いステンレス製であり、収納箱20は、鋼製の箱である。プレート30は、ステンレス製又は鋼製である。収納箱20は、空気又は水分等を遮断して防錆する皮膜を収納箱20の表面に形成するために、亜鉛めっき又は焼付け塗装で表面処理されている。また、鋼製のプレート30も、同皮膜をプレート30の表面に形成するために、焼付け塗装で表面処理されている。そのため、鎖10と収納箱20とプレート30とが錆びるのを防ぐことができる。
【0034】
ここで、飼い主は、店の中に長時間いると、店外に係留しているペットPが心配になってしまうことが考えられる。特に夏の暑い季節では、店外に係留しているペットPが脱水症状を起こさないかと心配になってしまうことが多いと考えられる。そこで、この実施形態における収納箱20は、店外に係留しているペットPが水分を補給できるよう、ペットPが飲む飲料を入れるペットボトル51やカップ52などをその大きさに合わせて保持する大小2つの保持リング22、23と、を有している。
【0035】
図4は、本発明の実施形態であるペット係留器具の収納箱の側板内側を矢印91の方向から見た図である。図5は、同ペット係留器具の保持リング22を展開したときのペット係留器具の外観斜視図であり、図6は、係留されているペットがペットボトルの水を飲んでいる様子を表わす図である。また、図7は、同ペット係留器具の保持リング23を展開したときのペット係留器具の外観斜視図であり、図8は、係留されているペットがカップの水を飲んでいる様子を表わす図である。
【0036】
保持リング22、23は、図4に示すように、蝶番25A、25Bで収納箱20の側板に取り付けられている。また、保持リング22、23は、収納箱20に収納されている状態では収納箱20の底板に対して傾斜して取り付けられている(図1、2参照)。このように傾斜させて取り付けている理由は、飼い主が収納状態の保持リング22、23を掴み易くするためである。
【0037】
係留したペットPにペットボトル51に入った水を飲ませる場合、飼い主は、収納状態の保持リング22を掴んで展開する。すると、ペット係留器具1は図5に示す状態になり、飼い主は、保持リング22にペットボトル51を逆さにして差し込む。これにより、飼い主が店の中にいる間にもペットPは、ペットボトル51のキャップから水を飲むことで水分補給することができる(図6参照)。
なお、ペットボトル51のキャップは、ペットPが吸い口を舐めた場合にのみ液体が出る仕組みとなっている。この仕組みについては公知であるので説明を省略する。
【0038】
また、係留したペットPにカップ52に入った水を飲ませる場合も同様に、飼い主は、収納状態の保持リング23を掴んで展開し(図7参照)、水を入れたカップ52を保持リング23に差し込む。これにより、飼い主が店の中にいる間にもペットPは、カップ52に入った水を飲むことで水分補給することができる(図8参照)。
【0039】
以上より、飼い主が店の中にいる間にもペットPは水分補給できるため、飼い主は、自分のペットPが脱水症状を起こすのではないかと心配しなくとも済む。従って、飼い主は、安心して長時間店内で買い物をすることができる。また、これにより、ペットを連れたお客の店内での滞在時間も一層増えるため、店内の商品を売る機会も一層増える。
【0040】
図9は、本発明の実施形態であるペット係留器具の調節棒に鎖のリングを引っ掛けて長さを調節した様子を表わす図であり、図10は、同調節棒の返りによって鎖が抜けるのを防いでいる様子を表わす図である。
【0041】
ペットPは、鎖10に係留されると、固定箇所(図2では止め具40)からの鎖10の長さに応じた行動範囲を与えられる。収納箱20は、この行動範囲を変えるため、鎖10の長さを調節する調節棒11を有している(図2及び図9参照)。この構成において、飼い主は、ペットPの行動範囲が所望の行動範囲となるよう、鎖10の任意のリングを調節棒11に引っ掛けて鎖10の長さを調節する。これにより、ペットPは、固定箇所(図9では調節棒11)からの鎖10の長さに応じた行動範囲を与えられる。従って、飼い主は、ペットPの行動範囲を簡単な方法で自在に変えることができる。
また、調節棒11の端には、鎖10が簡単に抜けないよう、返り11Aが付いている(図10参照)。そのため、係留したペットPが動き回って鎖10が調節棒11から抜けてしまうのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施形態であるペット係留器具において鎖を収納したときのペット係留器具の外観斜視図
【図2】本発明の実施形態であるペット係留器具においてペットを係留したときのペット係留器具の外観斜視図
【図3】本発明の実施形態であるペット係留器具を矢印90の方向から見た外観斜視図
【図4】本発明の実施形態であるペット係留器具の収納箱の側板内側を矢印91の方向から見た図
【図5】本発明の実施形態であるペット係留器具の保持リング22を展開したときのペット係留器具の外観斜視図
【図6】係留されているペットがペットボトルの水を飲んでいる様子を表わす図
【図7】本発明の実施形態であるペット係留器具の保持リング23を展開したときのペット係留器具の外観斜視図
【図8】係留されているペットがカップの水を飲んでいる様子を表わす図
【図9】本発明の実施形態であるペット係留器具の調節棒に鎖のリングを引っ掛けて長さを調節した様子を表わす図
【図10】本発明の実施形態であるペット係留器具の調節棒の返りによって鎖が抜けるのを防いでいる様子を表わす図
【符号の説明】
【0043】
1…ペット係留器具
10…鎖
11…調節棒
11A…返り
20…収納箱
21…穴
22…保持リング
23…保持リング
24…ネジ
25A、B…蝶番
26…リード括付部
30…プレート
31…ネジ
40…止め具
41…錠前
50…錠前
51…ペットボトル
52…カップ
80…壁
81…犬走り

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペットの身体の一部に巻きつけてリングとリングを錠前で連結し、前記ペットを係留する鎖と、
前記鎖の一部を固定する止め具と、
前記鎖を収納する収納箱と、を備え、
前記止め具は、前記収納箱に取り付けられており、
前記収納箱の底板には、少なくとも1つの穴が形成されていることを特徴とするペット係留器具。
【請求項2】
前記鎖は、ステンレス製であり、
前記収納箱は、鋼製であり、錆を防ぐ皮膜を表面処理によって収納箱の表面に形成したことを特徴とする請求項1に記載のペット係留器具。
【請求項3】
前記収納箱は、前記ペットが飲む飲料を入れる容器を保持する保持部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のペット係留器具。
【請求項4】
前記収納箱は、前記鎖の任意のリングを引っ掛けて、前記鎖の長さを調節する調節部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のペット係留器具。
【請求項5】
前記調節部の端には、前記任意のリングが外れるのを防ぐ返りが形成されていることを特徴とする請求項4に記載のペット係留器具。
【請求項6】
前記収納箱は、前記ペットに装着しているリードを括り付けるリード括付部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のペット係留器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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