説明

ホスホン酸誘導体及びP2Y12受容体拮抗剤としてのそれらの使用

本発明は、ホスホン酸モチーフを含む2−フェニル−ピリミジン誘導体、及びヒト又は他の哺乳動物の末梢血管、内臓、肝及び腎血管、心臓血管並びに脳血管の疾患又は血栓症を含む血小板凝集に関連する状態の治療及び/又は予防における、P2Y12受容体拮抗剤としての、これらの化合物の使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物、又はそのような化合物の薬学的に許容される塩:
【化1】

式中
は、未置換であるか、又は、1〜3個の置換基によって置換された(好ましくは、未置換であるか、又は、1又は2個の置換基によって置換された、より好ましくは未置換であるか、又は、1個の置換基によって置換された、そして最も好ましくは未置換の)フェニルを表し、当該置換基は、それぞれ独立に、ハロゲン、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル及びトリフルオロメトキシから成る群より選択され;
Wは結合を表し、かつRは、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、アリール又はヘテロアリールを表すか;又は
Wは−O−を表し、かつRは、アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル又はヘテロシクリルを表すか;又は
Wは−NR−を表し、Rは、アルキル、アルコキシカルボニルアルキル、カルボキシアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヘテロシクリル、シクロアルキル、アリール又はアラルキルを表し、かつRは水素又はアルキルを表すか;又は
Wは−NR−を表し、かつR及びRは、それらを保持する窒素原子と共に4〜7員のヘテロシクリル環を形成し、当該ヘテロシクリル環を完成するために必要なメンバーは、−CH−、−CHR−、−O−、−S−、−CO−及び−NR−からそれぞれ独立に選択されるが、当該ヘテロシクリル環は、−CHR−、−O−、−S−、−CO−及び−NR−から成る群より選択されるメンバーを1より多く含まないものとし、ここでRは、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、アルコキシメチル又はアルコキシを表し、Rは水素又はアルキルを表し;
又はWは−NR−を表し、かつR及びRは、それらを保持する窒素原子と共に、イミダゾリル、ピラゾリル、1,2,3−トリアゾリル又は1,2,4−トリアゾリル環を形成し、当該環はアルキル基によって(特にメチル基によって)置換されていてもよく;
は、水素又はメチルを表し;
は、水素又はメチルを表し;
は、アルコキシを表し;
nは、0、1、2又は3を表し、Vは結合を表し、かつmは0を表すか;又は
nは、0又は1を表し、Vはフェニルを表し、かつmは0を表すか;又は
nは1を表し、Vはフェニルを表し、かつmは1を表し;
とRは同一であり、それぞれヒドロキシ、未置換のフェニルオキシ、未置換のベンジルオキシ、基−O−(CHR)−O−C(=O)−R、基−O−(CHR)−O−C(=O)−O−R、基−O−(CHR)−C(=O)−O−R、基−NH−(CHR10)−C(=O)−O−R又は基−NH−C(CH−C(=O)−O−Rを表すか;又は
はヒドロキシ又は未置換のフェニルオキシを表し、かつRは、基−O−(CH)−O−C(=O)−R又は基−NH−CH(CH)−C(=O)−O−Rを表すか;又は
P(O)Rは下記の構造から選択される基を表し、
【化2】

【化3】

(式中、矢印は、式Iの化合物の残りの部分への結合点を示す。);
qは、1又は2を表し;
は、水素又は(C−C)アルキルを表し;
は、(C−C)アルキル又は未置換の(C−C)シクロアルキルを表し;
は、(C−C)アルキルを表し;
10は、水素、(C−C)アルキル、未置換のフェニル又は未置換のベンジルを表し;
11は、水素、(C−C)アルキル又は(C−C)アルコキシを表す。
【請求項2】
Vが結合を表す、請求項1に記載の式Iの化合物又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項3】
Vがフェニルを表す、請求項1に記載の式Iの化合物又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項4】
Vが結合を表す場合には、mが0を表し、そしてnが1、2又は3を表す、請求項1に記載の式Iの化合物又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項5】
が未置換のフェニルを表す、請求項1〜4のいずれか1項に記載の式Iの化合物又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項6】
Wが結合を表す、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項7】
Wが−O−を表す、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項8】
Wが−NR−を表し、Rがアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、カルボキシアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヘテロシクリル、シクロアルキル、フェニル又はフェニルアルキルを表し、かつRが水素又はアルキルを表すか;又はWが−NR−を表し、かつR及びRが、それらを保持する窒素原子とともに、4〜7員のヘテロシクリル環を形成し、当該ヘテロシクリル環を完成するために必要なメンバーは、−CH−、−CHR−、−O−及び−NR−からそれぞれ独立に選択されるが、当該ヘテロシクリル環は、−CHR−、−O−及び−NR−から成る群より選択されるメンバーを1より多く含まないものとし、ここでRはヒドロキシ、ヒドロキシメチル、アルコキシメチル又はアルコキシを表し、そしてRはアルキルを表し、又はWが−NR−を表し、かつR及びRが、それらを保持する窒素原子とともに、未置換であるか、又は1個のアルキル基によって置換されていてもよいピラゾリル環を形成する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項9】
が(C−C)アルコキシを表す、請求項1〜8のいずれか1項に記載の式Iの化合物又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項10】
とRが同一であり、そしてヒドロキシを表す、請求項1〜9のいずれか1項に記載の式Iの化合物又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項11】
以下からなる群より選択される請求項1に記載の式Iの化合物:
4−((R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−((R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−((S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−((S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(S)−2−[(2−フェニル−6−ピラゾール−1−イル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−4−ホスホノ−ブチリル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[6−(4−メチル−ピラゾール−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(S)−2−({2−フェニル−6−[(S)−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)オキシ]−ピリミジン−4−カルボニル}−アミノ)−4−ホスホノ−ブチリル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(S)−2−[(2−フェニル−6−ピロリジン−1−イル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−4−ホスホノ−ブチリル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(S)−2−[(6−イソプロピルアミノ−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−4−ホスホノ−ブチリル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(S)−2−[(6−モルホリン−4−イル−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−4−ホスホノ−ブチリル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[6−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−メチルアミノ−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−ジメチルアミノ−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−エチルアミノ−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−イソプロピルアミノ−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−p−トリル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[2−(2−フルオロ−フェニル)−6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[2−(3−フルオロ−フェニル)−6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−メトキシ−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−メチル−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−シクロプロピルアミノ−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(2−フェニル−6−フェニルアミノ−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−ベンジルアミノ−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(R)−2−({2−フェニル−6−[(R)−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)アミノ]−ピリミジン−4−カルボニル}−アミノ)−3−ホスホノ−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(R)−2−({6−[(2−メトキシ−エチル)−メチル−アミノ]−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル}−アミノ)−3−ホスホノ−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(2−エトキシカルボニル−エチルアミノ)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(2−カルボキシ−エチルアミノ)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(2,6−ジフェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(2−フェニル−6−チオフェン−3−イル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(4−メトキシ−フェニル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−シクロプロピル−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−ブチル−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(R)−2−({2−フェニル−6−[(S)−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)オキシ]−ピリミジン−4−カルボニル}−アミノ)−3−ホスホノ−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−2−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−((R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−((R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−((1S,2S)−2−メトキシメチル−シクロプロピル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−((1S,2S)−2−ヒドロキシメチル−シクロプロピル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(2−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(3−メトキシ−プロピル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(3−ヒドロキシ−ブチル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−ホスホノ−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−4−[ビス−(2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメトキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−4−(ビス−イソブチリルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−4−{ビス−[(2,2−ジメチル−プロピオニルオキシ)−エトキシ]−ホスホリル}−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−ブチリル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[ビス−(2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメトキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−{ビス−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニルオキシ)−エトキシ]−ホスホリル}−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[ビス−(1−イソブチリルオキシ−エトキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[ビス−(1−プロピオニルオキシ−エトキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−イソブチリルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−(2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−2−ホスホノ−アセチル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項12】
以下からなる群より選択される請求項1に記載の式Iの化合物:
4−((R)−2−{[6−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−5−ホスホノ−ペンタノイル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(4−ホスホノ−フェニル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−[(S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(4−ホスホノ−フェニル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(4−ホスホノメチル−フェニル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−[(S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(4−ホスホノメチル−フェニル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−5−ホスホノ−ペンタノイル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−イソプロピル−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(3−メトキシメチル−アゼチジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−シクロペンチルオキシ−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−[(S)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(4−ホスホノ−フェニル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−[2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−2−(4−ホスホノ−フェニル)−アセチル]−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−[2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−2−(4−ホスホノ−フェニル)−アセチル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−2−(3−ホスホノ−フェニル)−アセチル]−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−[2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−2−(3−ホスホノ−フェニル)−アセチル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−2−(2−ホスホノ−フェニル)−アセチル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−2−{[6−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−ホスホノ−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−{(R)−2−[(6−モルホリン−4−イル−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル)−アミノ]−3−ホスホノ−プロピオニル}−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
N,N’−ビス−(エトキシカルボニルメチル)−3−{(S)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−4−オキソー4−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−ブチル−ホスホン酸 ジアミド;
4−((R)−3−(ビス−アセトキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−プロピオニルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−ブチリルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
N,N’−ビス−(エトキシカルボニルメチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−((S)−1−エトキシカルボニルエチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−(メトキシカルボニルメチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−((S)−1−メトキシカルボニル−2−メチル−プロピル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−(tert−ブチルオキシカルボニルメチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−((S)−1−メトキシカルボニルプロピル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−((S)−1−メトキシカルボニル−2,2−ジメチル−プロピル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−((S)−1−tert−ブチルオキシカルボニルエチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−((S)−1−メトキシカルボニル−2−フェニル−エチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−((S)−メトキシカルボニルフェニルメチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−((S)−1−メトキシカルボニルエチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−(プロピルオキシカルボニルメチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−(イソプロピルオキシカルボニルメチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
N,N’−ビス−(2−エトキシカルボニル−プロプ−2−イル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
4−((R)−3−(ビス−メトキシカルボニルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−エトキシカルボニルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−イソプロポキシカルボニルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−tert−ブトキシカルボニルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[ビス−(1−エチルオキシカルボニルオキシ−エトキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[ビス−(1−イソプロピルオキシカルボニルオキシ−エトキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[ビス−(1−シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ−エトキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(ジフェノキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[ビス−(5−メチル−2−オキソー[1,3]ジオキソール−4−イルメトキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(2−オキソー4H−2λ−ベンゾ[1,3,2]ジオキサホスフィニン−2−イル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(2−オキソー1,4−ジヒドロ−2H−2λ−ベンゾ[d][1,3,2]オキサザホスフィニン−2−イル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(8−メチル−2−オキソー1,4−ジヒドロ−2H−2λ−ベンゾ[d][1,3,2]オキサザホスフィニン−2−イル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[ビス−(3−オキソー1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン−1−イルオキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−エトキシカルボニルメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[ビス−((S)−1−エトキシカルボニル−エトキシ)−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
N−[(S)−1−エトキシカルボニル−エチル]−O−フェニル−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−ブトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 アミド;
4−[(R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(2−オキソー2λ−[1,3,2]ジオキサホスフィナン−2−イル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−[(R)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−(8−メチル−2−オキソー4H−2λ−ベンゾ[1,3,2]ジオキサホスフィニン−2−イル)−プロピオニル]−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(8−イソプロピル−2−オキソー4H−2λ−ベンゾ[1,3,2]ジオキサホスフィニン−2−イル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(8−メトキシ−2−オキソー1,4−ジヒドロ−2H−2λ−ベンゾ[d][1,3,2]オキサザホスフィニン−2−イル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−[(5−tert−ブチル−2−オキソー[1,3]ジオキソール−4−イルメトキシ)−ヒドロキシ−ホスホリル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−ベンジルオキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((R)−3−(アセトキシメトキシ−ヒドロキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 ブチルエステル;
4−((S)−3−(ビス−アセトキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−((S)−3−(ビス−ブチリルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
N,N’−ビス−((S)−1−エトキシカルボニルエチル)−2−{(S)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−エトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
4−((S)−3−(ビス−エトキシカルボニルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−アセトキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−((R)−3−(ビス−ブチリルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
N,N’−ビス−((S)−1−エトキシカルボニルエチル)−2−{(R)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−エトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル−ホスホン酸 ジアミド;
4−((R)−3−(ビス−エトキシカルボニルオキシメトキシ−ホスホリル)−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
4−((S)−3−[4−(ビス−ブチリルオキシメトキシ−ホスホリル)−フェニル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
N,N’−ビス−((S)−1−エトキシカルボニルエチル)−4−[2−{(S)−[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−3−オキソー3−(4−エトキシ−カルボニル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−フェニル−ホスホン酸 ジアミド;及び
4−((S)−3−[4−(ビス−エトキシカルボニルオキシメトキシ−ホスホリル)−フェニル]−2−{[6−((S)−3−メトキシ−ピロリジン−1−イル)−2−フェニル−ピリミジン−4−カルボニル]−アミノ}−プロピオニル)−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
又はそのような化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項13】
医薬としての、請求項1〜12のいずれか1項に定義された式Iの化合物、又はその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
請求項1〜12のいずれか1項に定義された式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の少なくとも一つ、1又は2以上の及び薬学的に許容される担体、希釈剤又は賦形剤を含む医薬組成物。
【請求項15】
血管閉塞性疾患の治療のための医薬を製造するための、請求項1〜12のいずれか1項に定義された式Iの化合物、又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項16】
血管閉塞性疾患の治療のための、請求項1〜12のいずれか1項に定義された式Iの化合物、又はその薬学的に許容される塩。

【公表番号】特表2011−505352(P2011−505352A)
【公表日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−535498(P2010−535498)
【出願日】平成20年11月28日(2008.11.28)
【国際出願番号】PCT/IB2008/055002
【国際公開番号】WO2009/069100
【国際公開日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【出願人】(500226786)アクテリオン ファーマシューティカルズ リミテッド (151)
【氏名又は名称原語表記】Actelion Pharmaceuticals Ltd
【住所又は居所原語表記】Gewerbestrass 16,CH−4123 Allschwil,Switzerland
【Fターム(参考)】