説明

ホース保持用クリップ

【課題】クリップにホース差し込み口を設けたホース保持クリップを提供する。
【解決手段】左右長短ツマミ1,1′中部にバネ2を介し自在に開閉する軸3をもうけ、ツマミ下部に固定挟み板4,4′、上部にホース保持用差し込み口5,5′を設けたことを特徴とするホース保持用クリップ。長短クリップの高低差により、ホースが容器の中に向かって入り、外の容器に差し替えるときでもホースを差し込んだ状態でもクリップの開閉が自在にできる。ホースとホース保持クリップが一体となり手でホースを保持することなく給水できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリップにホース差し込み口を設けたホース保持クリップに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、容器の縁に設けた口からホースを容器の中に差し込むものはあつた。
【発明の開示】

【発明が解決しょうとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があつた。
(イ)ホースの先口が容器の中まで入るため非衛生的であつた。
(ロ)(イ)の問題点を取り除くため、ホースを手で保持していた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
左右長短ツマミ中部にバネを介し自在に開閉する軸を設け、ツマミ下部に固定挟み板、上部にホース保持用差し込み口を設けた。
以上を特徴とするホース保持用クリップ。
図1に示すように、リングバネ(2)の代わりに、両ツマミの軸(3)を介し内側に装着できるネジリバネを装着しても良い。
【発明の効果】
【0005】
挟み板がバネの力により容器の縁に固定され、長短クリップによりホース差し込み口が傾斜を保ち、手出ホースを保持することなく確実に容器の中に注水でき便利である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)ツマミ(1)(1′)の中部に軸(3)を設け、その軸を介し挟み板(4)(4′)を自在に圧着させるバネ(2)を装着する。
(ロ)ホースを傾斜させるべく長短ツマミの上部にホース差し込み口(5)(5′)を設ける。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは、ツマミ(1)(1′)を握り押さえることにより挟み板(4)(4′)が開き容器上部縁に差し込む。バネ(2)の作用により圧着くできる。ツマミ上部ホース差し込み口(5)(5′)にホースを差し込むことによりホースがクリップで保持される。ホースを手で保持する必要はない。
長短クリップの傾斜によりホースが容器の中方向に角度を保ち、又ホースが容器の中には入らず衛生的に水を注水できる。
【実施例】
【0007】
図(2)に示すように、長短クリップの高低差により、ホースが容器の中に向かって入り、外の容器に差し替えるときでもホースを差し込んだ状態でもクリップの開閉が自在にできる。ホースと本発明のホース保持クリップが一体となり手でホースを保持することなく給水できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
【0009】
1 1′ ツマミ
2 バネ
3 軸
4 4′ 挟み板
5 5′ ホース差し込み口
6 バネ融通穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右長短ツマミ中部にバネを介し自在に開閉する軸を設け、ツマミ下部に固定挟み板、上部にホース保持用差し込み口を設けた事を特徴とするホース保持用クリップ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2008−224019(P2008−224019A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−101096(P2007−101096)
【出願日】平成19年3月11日(2007.3.11)
【出願人】(597164161)
【Fターム(参考)】