説明

ボトルホルダー

【課題】本発明は、飲料を流通・販売する際に、ペットボトル等を複数個連結して保持し、容易に持ち運べるようにした、ボトルホルダーを提供することを目的とする。
【解決手段】一枚のブランク板を順次折り曲げ、天面パネル、両側面パネル、および底面パネルで形成される両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダーであって、前記底面パネルの離間する所定の位置に、ボトルキャップ下部にフランジ部を有するボトルのネック部を保持し得る、複数個のボトルを連結可能なボトルネック保持手段が形成されていることを特徴とするボトルホルダーである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料を流通・販売する際に、ペットボトル等を複数個連結して保持し、容易に持ち運べるようにしたボトルホルダーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、飲料を流通・販売する際に、ペットボトル等の容器を複数個連結して保持し、容易に持ち運べるようにしたボトルホルダーが既に知られている。また、複数のペットボトル等の容器を連結してキャップを覆い、ボトルの内容物の商品名や製造メーカー名、その他所要の表示を行い、外部から商品の識別のできるボトルネックラベルが既に知られている。
【0003】
上記のボトルホルダーとして、従来、例えば、図8で示すボトルホルダーが特許文献1で提案されている。このボトルホルダー(70)は、同図で示すように、ボトルホルダー(70)の側壁パネル(72、72′)高さが低い(幅が狭い)ために、ボトル(77、77′)の重量に対抗してボトル(77、77′)を支持しきれず、持ち運ぶ際にボトルホルダー(70)の側壁パネル(72、72′)が折り曲がってしまうという問題があった。
【0004】
また、上記のボトルネックラベルとして、従来、例えば、図9で示すボトルネックラベルが特許文献2で提案されている。このボトルネックラベル(80)を利用して、ボトル(85)を持ち運ぼうとすると、ボトル(85)の頂部(86)(ボトルネックラベルの天面部)とボトルネック部(85A)の周面に当接して嵌合する各舌片(84)の上端とが離れているために、前記各舌片(84)がボトル(85)の重量に対抗しきれず折り曲がって、ボトル(85)が抜け落ちてしまうという問題があった。
【特許文献1】特開昭48−37294号公報
【特許文献2】実開平3−17063号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、飲料を流通・販売する際に、ペットボトル等を複数個連結して保持し、容易に持ち運べるようにした、ボトルホルダーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成する解決手段として、すなわち、
請求項1に係る発明は、
一枚のブランク板を順次折り曲げ、天面パネル、両側面パネル、および底面パネルで形成される両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダーであって、
前記底面パネルの離間する所定の位置に、ボトルキャップ下部にフランジ部を有するボトルのネック部を保持し得る、複数個のボトルを連結可能なボトルネック保持手段が形成されていることを特徴とするボトルホルダーである。
【0007】
請求項2に係る発明は、
前記ボトルネック保持手段が、前記両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダーの底面パネルの離間する所定の位置に、前記ボトルのキャップおよびフランジ部を挿通可能な受持孔を有し、その受持孔の周縁部には放射状の切り込み線が設けられて起立可能な複数個の舌片が連設されてなる一対の対向する係止片が折り曲げ線を介して設けられており、
前記ボトルネック部が挿通された後、前記一対の係止片がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、一方、ボトルキャップ頂部が前記ボトルホルダーの天面パネルに略当接するように係止することでボトルが抜け止めされて保持されることを特徴とする請求項1記載のボトルホルダーである。
【0008】
請求項3に係る発明は、
前記ボトルネック保持手段が、前記両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダーの底面パネルの離間する所定の位置に、前記ボトルのキャップおよびフランジ部を挿通可能な受持孔を有し、その受持孔の周縁部には起立可能な一対の係止片が折り曲げ線を介して設けられており、前記ボトルネック部が挿通された後、前記一対の係止片がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、一方、ボトルキャップ頂部がボトルホルダーの天面パネルに略当接するように係止することでボトルが抜け止めされて保持されることを特徴とする請求項1記載のボトルホルダーである。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、ボトルホルダーの形状を両端が開口する正四角形柱状としたことで、ボトルホルダーの底面パネルにボトルを挿通して装着しホルダーとともにボトルを持ち上げ持ち運ぶ際に、左右側面パネルは湾曲される応力が作用しても常に起立状態を維持し折れ曲がらず、また、ボトルのネック部を係止する一対の係止片がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、さらに、ボトル(キャップ)の頂部が天面パネルに略当接する構造であるから、ペットボトル等を複数個連結して保持し、ボトルが抜け落ちることのない、ボトルホルダーを提供できる。
【0010】
本発明のボトルホルダーは、ボトルの挿通、装着および取り出し作業が容易である。また、天面パネルはボルトネック部と同じ高さであるため全体として嵩高くならず、かつ、平面視におけるボトルの本体部の外縁内部に位置づけされるため、ホルダーに商品たるボトルを保持したまま、多数のボトルをコンパクトに梱包することができる。
【0011】
また、本発明のボトルホルダーは、天面パネル、両側面パネル、および底面パネルから構成される一枚のブランク板を順次折り曲げ、底面パネルに延設されてなる接着片を側面パネルの内面に差し込んで貼り合わせて、持ち運ぶに十分な強度が確保できる簡単な構造であるから、段ボール原紙等のような紙基材を用いる必要がなく、量産性に優れ、コスト削減を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明のボトルホルダーの展開状態のブランク板の一例を示す平面図である。図2は、本発明のボトルホルダーの展開状態のブランク板の他の例を示す平面図である。図3は、本発明のボトルホルダーの一例を示す斜視図(側面パネルの一部を切り欠いてある)である。図4は、本発明のボトルホルダーの他の例を示す斜視図(側面パネルの一部を切り欠いてある)である。図5は、本発明のボトルホルダーにボトルを装着した状態の一例を示す外観斜視図である。図6は、本発明の一例としてのボトルホルダーにボトルを装着し保持状態を示す側面図である。図7は、本発明の他の例としてのボトルホルダーにボトルを装着し保持状態を示す側面図である。
【0013】
本発明のボトルホルダーは、一枚のブランク板を順次折り曲げ、天面パネル、両側面パネル、および底面パネルで形成される両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダーの底面パネルの離間する所定の位置に、ボトルキャップ下部にフランジ部を有するボトルのネック部を保持し得る、複数個(例えば、2個)のボトルを連結可能なボトルネック保持手段が形成されている。図1で示すように、本発明の一例としてのボトルホルダーの展開状
態のブランク板(A)は、側面パネル(1)、天面パネル(2)、側面パネル(3)、底面パネル(4)がそれぞれ第1の折り曲げ線(6)、第2の折り曲げ線(7)、第3の折り曲げ線(8)を介して連接されて設けられている。そして、底面パネル(4)には、第4の折り曲げ線(9)を介して接着片(5)が延設されており、さらに、底面パネル(4)には、ボトルネック挿入部となる2個のボトルのネック部に係合すべく離間するボトルのキャップおよびフランジ部を挿通可能な略円形の開口し得る2個の受持孔(14)の周縁部には折れ曲げ線(11)を介して放射状の切り込み線(12)が設けられて連設されてなる複数個(例えば、4個)の起立可能な舌片(10)からなる一対の対向する係止片(13,13)が設けられている。
【0014】
図3で示すように、上記の一枚のブランク板(A)の天面パネル(2)、両側面パネル(1,3)、および底面パネル(4)を順次折り曲げ、側面パネル(1)の内面に接着片(5)を差し込み貼着して底面パネルの離間する所定の位置に、ボトルキャップ下部にフランジ部を有するボトルのネック部を保持し得る、複数個(例えば、2個)のボトルを連結可能なボトルネック保持手段が形成されている両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダー(D)(側面パネル(3)の一部を切り欠いてある)が組み立てられる。
【0015】
図3で示す、上記のボトルホルダー(D)の底面パネル(2)のボトルネック挿入部となる2個のボトルのネック部に係合すべく離間するボトルのキャップおよびフランジ部を挿通可能な略円形の開口し得る2個の受持孔(14)にボトルネック部が挿通された後、前記一対の起立可能な複数個(例えば、4個)の舌片(10)からなる係止片(13,13)がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、一方、ボトルキャップ頂部が前記両端が開口する正四角形柱状のボックスの天面パネルに略当接するように係止することでボトルが抜け止めされて保持されるものである。
【0016】
また、本発明の他の例としてのボトルホルダーを構成するブランク板について説明する。図2で示すように、このブランク板(B)は、側面パネル(21)、天面パネル(22)、側面パネル(23)、底面パネル(24)がそれぞれ第1の折り曲げ線(26)、第2の折り曲げ線(27)、第3の折り曲げ線(28)を介して連接されて設けられている。そして、底面パネル(24)には、第4の折り曲げ線(29)を介して接着片(25)が延設されており、さらに、底面パネル(24)には、ボトルネック挿入部となる2個のボトルのネック部に係合すべく離間する所定の位置に略円形の開口し得る2個のボトルのキャップおよびフランジ部を挿通可能な受持孔(32)を有し、その受持孔(32)の周縁部には切り込み線(31)が設けられて起立可能な一対の係止片(30,30)が第3の折り曲げ線(28)および第4の折り曲げ線(29)を介して連接されて設けられている。
【0017】
図4で示すように、上記の一枚のブランク板(B)の天面パネル(22)、両側面パネル(21,23)、および底面パネル(24)を順次折り曲げ、側面パネル(1)の内面に接着片(5)を差し込み貼着して底面パネル(24)の離間する所定の位置に、ボトルキャップ下部にフランジ部を有するボトルのネック部を保持し得る、複数個のボトルを連結可能なボトルネック保持手段が形成されている両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダー(E)(側面パネル(23)の一部を切り欠いてある)が組み立てられる。
【0018】
図4で示す、上記のボトルホルダー(E)の底面パネル(24)のボトルネック挿入部となる2個のボトルのネック部に係合すべく離間するボトルのキャップおよびフランジ部を挿通可能な略円形の開口し得る2個の受持孔(32)にボトルネック部が挿通された後、前記一対の起立可能な係止片(30,30)がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、一方、ボトルキャップ頂部が前記両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダー(E)の天面パネルに略当接するように係止することでボトルが抜け止めされて保持されるものである。
【0019】
上記の本発明のボトルホルダー(DまたはE)に、ペットボトル(40)を挿通して装着した状態の外観斜視図を図5に示してある。
【0020】
また、本発明の一例としてのボトルホルダー(D)にボトルを装着し保持状態を示す側面図を図6(a)に示してある。同図(b)は、ボトルホルダーのブランク板(A)の底面パネルに設けられたボトルを挿通する1個の受持孔(14)部を示したブランク板の一部である。ボトル(40)のキャップ(60)およびフランジ部(50)を挿通可能な略円形の開口し得る受持孔(14)にボトルネック部が挿通された後、前記一対の起立可能な複数個(例えば、4個)の舌片(10)からなる係止片(13,13)がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、一方、ボトルキャップ頂部が前記両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダー(D)の天面パネル(2)に略当接するように係止することでボトルが抜け止めされて保持されている。
【0021】
また、本発明の一例としてのボトルホルダー(E)にボトルを装着し保持状態を示す側面図を図7(a)に示してある。同図(b)は、ボトルホルダーのブランク板(B)の底面パネルに設けられたボトルを挿通する1個の受持孔(24)部を示したブランク板の一部である。ボトル(40)のキャップ(60)およびフランジ部(50)を挿通可能な略円形の開口し得る受持孔(24)にボトルネック部が挿通された後、一対の起立可能な複数個係止片(30,30)がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、一方、ボトルキャップ頂部が前記両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダー(E)の天面パネル(2)に略当接するように係止することでボトルが抜け止めされて保持されている。
【0022】
図6、図7で示すように、上記の本発明のボトルホルダーの高さをh、ボトルキャップの頂部とボトルのフランジ部間の長さをLa、係止片の長さ(高さ)をLbで表したとき、下記式(1)を満たすように、ボトルホルダーの高さhおよび係止片の高さLbを適宜設計により設定される。すなわち、一対の起立可能な複数個係止片(13,13)、(30,30)がボトルのフランジ部(50)の下部に起立して当接し、一方、ボトルキャップ頂部が前記両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダー(D)、(E)の天面パネルに略当接するように適宜設計により設定される。
h≦La+Lb・・・・・(1)
また、図6で示す、本発明のボトルホルダーの受持孔(14)に連接する係止片(13)の下端直線長さ(第3の折り曲げ線(8)と第4の折り曲げ線(9)との間隔)をm、また、図7で示す、本発明のボトルホルダーの受持孔(32)に連接する対向する一対の係止片(30,30)の下端間の間隔(第3の折り曲げ線(28)と第4の折り曲げ線(29)との間隔)をm′で表し、ボトルのフランジ部直径をnで表したとき、下記式(2)を満たすように、ボトルホルダーの係止片の下端直線長さm、対向する一対の係止片(の下端間の間隔m′を適宜設計により設定される。
m(またはm′)≒n・・・・・・・・・(2)
本発明のボトルホルダーを構成する素材としては、ボトルホルダーとして自立できる剛性を有するものであれば、特に限定されるものではないが、紙基材、プラスチック基材等が好適に用いられる。
【0023】
本発明におけるボトルホルダーの表面には、例えば、文字、図形、記号、絵柄、模様などの所望の印刷絵柄を通常のインキを使用して、通常の印刷法、例えば、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷、転写印刷などにより印刷層やオーバーコート層などをも適宜形成することもできる。
【0024】
上記で得られる本発明のボトルホルダーは、本発明により、ボトルホルダーの形状を両
端が開口する正四角形柱状としたことで、ボトルを挿通して装着しホルダーとともにボトルを持ち上げ持ち運ぶ際に、左右側面パネルは湾曲される応力が作用しても常に起立状態を維持し折れ曲がらず、また、ボトルのネック部を係止する一対の係止片がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、さらに、ボトル(キャップ)の頂部が天面パネルに略当接する構造であるから、ペットボトル等を複数個連結して保持し、ボトルが抜け落ちることのない、ボトルホルダーを提供できる。
【0025】
本発明のボトルホルダーは、ボトルの挿通、装着および取り出し作業が容易である。また、天面パネルはボルトネック部と同じ高さであるため全体として嵩高くならず、かつ、例えば、図6、図7で示すように、側面パネルはボトルの本体部の外縁内部に位置づけされるため、ホルダーに商品たるボトルを保持したまま、多数のボトルをコンパクトに梱包することができる。
【0026】
また、本発明のボトルホルダーは、天面パネル、両側面パネル、および底面パネルから構成される一枚のブランク板を順次折り曲げ、底面パネルに延設されてなる接着片を側面パネルの内面に差し込んで貼り合わせて、持ち運ぶに十分な強度が確保できる簡単な構造であるから、段ボール原紙等のような紙基材を用いる必要がなく、量産性に優れ、コスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明のボトルホルダーの展開状態のブランク板の一例を示す平面図である。
【図2】本発明のボトルホルダーの展開状態のブランク板の他の例を示す平面図である。
【図3】本発明のボトルホルダーの一例を示す斜視図(側面パネルの一部を切り欠いてある)である。
【図4】本発明のボトルホルダーの他の例を示す斜視図(側面パネルの一部を切り欠いてある)である。
【図5】本発明のボトルホルダーにボトルを装着した状態の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の一例としてのボトルホルダーにボトルを装着した保持状態を示す側面図である。
【図7】本発明の他の例としてのボトルホルダーにボトルを装着した保持状態を示す側面図である。
【図8】従来のボトルキャリア(ボトルホルダー)の一例を示す斜視図である。
【図9】ボトルのネック部へ嵌着した状態の従来のボトルネックラベルの一例を示す斜視図および断面図である。
【符号の説明】
【0028】
1、3、21、23・・・側面パネル
2、22・・・天面パネル
4、24・・・底面パネル
5、25・・・接着片
6、7、8、9、11、13、26、27、28、29・・・折り曲げ線
10・・・舌片
12、31・・・切り込み線
13、30・・・支持片
14、15・・・受持孔
40、77、77′、86・・・ボトル
50・・・フランジ部
60・・・キャップ
70・・・品物(ボトル)キャリア
71、71′・・・品物支えパネル
72・・・側壁パネル
73・・・開口部
74、74′・・・持ち上げパネル
75・・・キャリア耳
76・・・固定パネル
78、78′・・・頂冠
80・・・ネックラベル
81、82・・・面部
83・・・大径の貫孔
84・・・舌片
86A・・・ネック部
A、B・・・ブランク板
D、E・・・ボトルホルダー
h・・・ボトルホルダーの高さ
La・・・キャップのフランジ部とボトル(キャップ)頂部との間の長さ
Lb・・・係止片長さ(高さ)
m・・・図6で示す、係止片の下端直線長さ
m′・・・図7で示す、対向する一対の係止片の下端間の間隔
n・・・ボトルのフランジ部直径


【特許請求の範囲】
【請求項1】
一枚のブランク板を順次折り曲げ、天面パネル、両側面パネル、および底面パネルで形成される両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダーであって、
前記底面パネルの離間する所定の位置に、ボトルキャップ下部にフランジ部を有するボトルのネック部を保持し得る、複数個のボトルを連結可能なボトルネック保持手段が形成されていることを特徴とするボトルホルダー。
【請求項2】
前記ボトルネック保持手段が、前記両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダーの底面パネルの離間する所定の位置に、前記ボトルのキャップおよびフランジ部を挿通可能な受持孔を有し、その受持孔の周縁部には放射状の切り込み線が設けられて起立可能な複数個の舌片が連設されてなる一対の対向する係止片が折り曲げ線を介して設けられており、前記ボトルネック部が挿通された後、前記一対の係止片がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、一方、ボトルキャップ頂部が前記ボトルホルダーの天面パネルに略当接するように係止することでボトルが抜け止めされて保持されることを特徴とする請求項1記載のボトルホルダー。
【請求項3】
前記ボトルネック保持手段が、前記両端が開口する正四角形柱状のボトルホルダーの底面パネルの離間する所定の位置に、前記ボトルのキャップおよびフランジ部を挿通可能な受持孔を有し、その受持孔の周縁部には起立可能な一対の係止片が折り曲げ線を介して設けられており、前記ボトルネック部が挿通された後、前記一対の係止片がボトルのフランジ部の下部に起立して当接し、一方、ボトルキャップ頂部がボトルホルダーの天面パネルに略当接するように係止することでボトルが抜け止めされて保持されることを特徴とする請求項1記載のボトルホルダー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−30820(P2008−30820A)
【公開日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−207741(P2006−207741)
【出願日】平成18年7月31日(2006.7.31)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【Fターム(参考)】