説明

ボルト及びこれを備えるレンズ保持部材

【課題】簡易な構成により締め込みすぎを抑制することができるボルトを提供すること。
【解決手段】一方の端部16aにねじ部161を有する軸部材16と、軸部材16の他方の端部16b側を覆うように配置され、軸部材16に対して相対回転可能に軸部材16に連結される中空の筒状部15と、筒状部15の内部に配置され、軸部材16に取り付けられるとともに、軸部材16の外側に延びるように形成される板状の抵抗部17と、筒状部15の内部に充填されている粘性体18と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ボルト及びこれを備えるレンズ保持部材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、レンズ保持部材は、レンズ鏡筒を保持した状態で三脚に取り付けられることにより、間接的にカメラを三脚に対して保持する。レンズ保持部材は、例えば、レンズ鏡筒を周方向に沿って保持するとともに開閉可能なリング状部と、手で締め込むことでリング状部の閉位置を保持するボルトと、を備える。
【0003】
このようなレンズ保持部材においては、個人それぞれによってボルトを締め込む力が異なるため、想定以上の力でボルトが締め込まれてボルトを受ける側の部材が破損してしまうことや、強く締め込みすぎてボルトを外すことができないことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−267419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、簡易な構成により締め込みすぎを抑制することができるボルト及びこれを備えるレンズ保持部材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0007】
請求項1に記載の発明は、一方の端部(16a)にねじ部(161)を有する軸部材(16)と、前記軸部材(16)の他方の端部(16b)側を覆うように配置され、前記軸部材(16)に対して相対回転可能に前記軸部材(16)に連結される中空の筒状部(15)と、前記筒状部(15)の内部に配置され、前記軸部材(16)に取り付けられるとともに、前記軸部材(16)の外側に延びるように形成される板状の抵抗部(17)と、前記筒状部(15)の内部に充填されている粘性体(18)と、を備えること、を特徴とするボルト(14)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のボルト(14)であって、前記抵抗部(17)は、L字形状に形成され、該L字形状の曲がっている部分が該ボルト(14)の締め込み方向(A)とは反対方向(B)側に突出していること、を特徴とするボルト(14)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のボルト(10)であって、前記抵抗部(17)は、前記軸部材(16)に対して対称に一対設けられていること、を特徴とするボルト(10)である。
請求項4に記載の発明は、レンズ鏡筒(2)を周方向に沿って保持するとともに開閉可能なリング状部(11)と、締め込むことで前記リング状部(11)を閉位置で保持する請求項1から3のいずれか1項に記載のボルト(14)と、を備えるレンズ保持部材(10)である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡易な構成により締め込みすぎを抑制することができるボルト及びこれを備えるレンズ保持部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施形態であるレンズ保持部材にレンズ鏡筒が保持された状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態であるレンズ保持部材を示す斜視図である。
【図3】リング固定ボルトを示す外観斜視図である。
【図4】レンズ保持部材のリング固定ボルトの構成を示す斜視図である。
【図5】リング固定ボルトの構成を示す図であって、(a)はリング固定ボルトの平面図であり、(b)はリング固定ボルトの縦断面図である。
【図6】リング固定ボルトの作用を説明する図であって、(a)はリング固定ボルトの締め込み時における抵抗板部及び粘性体による抵抗力を説明する図であり、(b)はリング固定ボルトの緩め時における抵抗板部及び粘性体による抵抗力を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態であるレンズ保持部材10にレンズ鏡筒2が保持された状態を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態であるレンズ保持部材10を示す斜視図である。図3は、レンズ保持部材10のリング固定ボルト14を示す外観斜視図である。
【0011】
図1に示すように、本実施形態のレンズ保持部材10は、不図示の三脚と、レンズ鏡筒2と、の間に設けられる。レンズ鏡筒2は、不図示のカメラのカメラボディに着脱可能な交換レンズである。レンズ保持部材10は、レンズ鏡筒2を保持した状態で三脚に取り付けられることにより、間接的にカメラを三脚に対して保持する。
【0012】
図2及び図3に示すように、レンズ保持部材10は、台座部12と、リング状支持部11と、円弧状支持部13と、リング固定ボルト14と、を備える。
台座部12は、略矩形の板状に形成される。リング状支持部11及び円弧状支持部13は、台座部12の一方側の面に配置されている。リング状支持部11及び円弧状支持部13それぞれは、台座部12の両端部に所定距離離れて配置される。
【0013】
台座部12には、図2に示すように、リング状支持部11と円弧状支持部13との間の位置において、貫通する三脚取り付け穴121が形成されている。三脚取り付け穴121の内周面には、雌ねじが形成されている。三脚取り付け穴121の雌ねじには、不図示の雲台取り付け部材に設けられたねじ部の雄ねじを螺合することができる。
【0014】
図1に示すように、リング状支持部11は、レンズ鏡筒2におけるマウント側の端部近傍においてレンズ鏡筒2を保持する。リング状支持部11は、円環状に形成され、周方向に沿ってレンズ鏡筒2を支持する。リング状支持部11は、開閉可能に構成される。
リング状支持部11は、閉状態において、レンズ鏡筒2に対して着脱可能である。リング状支持部11は、閉状態において、レンズ鏡筒2を周方向に沿って支持可能とする。
【0015】
図2に示すように、リング状支持部11は、第1円弧部分115と、第2円弧部分116とを備える。第1円弧部分115及び第2円弧部分116それぞれは、リング状支持部11の一方及び他方の半周部分を構成している。
【0016】
第1円弧部分115の開閉側端部115aは、台座部12の一方側の面に固定されている。第1円弧部分115の連結部側端部115bは、連結支軸部111を介して第2円弧部分116の連結部側端部116bに連結されている。
【0017】
第1円弧部分115の開閉側端部115aの台座部12側の端面には、不図示のねじ穴が形成されている。ねじ穴の内周面には、雌ねじが形成されている。
【0018】
第2円弧部分116の連結部側端部116bは、連結支軸部111を介して第1円弧部分115の連結部側端部115bに連結されている。第2円弧部分116は、連結支軸部111を支点として、第1円弧部分115に対して回動する。第2円弧部分116は、第2円弧部分116の開閉側端部116aが第1円弧部分115の開閉側端部115aに当接又は近接する閉位置と、第2円弧部分116の開閉側端部116aが第1円弧部分115の開閉側端部115aから離間する開位置とに回動可能である。第2円弧部分116が閉位置に位置されることで、第1円弧部分115及び第2円弧部分116は、全体として円環状に形成される。
【0019】
第2円弧部分116の開閉側端部116aには、リング固定ボルト14が貫通する貫通穴部112が形成されている。リング状支持部11の閉位置においては、貫通穴部112は、第1円弧部分115のねじ穴(不図示)に重なるように位置する。
【0020】
リング固定ボルト14は、図3に示すように、頭部15と、軸部材16とを備える。
リング固定ボルト14の軸部材16のねじ部161の雄ねじは、リング固定ボルト14が貫通穴部112に貫通した状態で、第1円弧部分115の開閉側端部115aのねじ穴(不図示)の雌ねじに螺合可能である。
このようにして、リング固定ボルト14は、第1円弧部分115と第2円弧部分116との閉状態を保持する。
リング固定ボルト14の詳細については後述する。
【0021】
図1に示すように、円弧状支持部13は、レンズ鏡筒2におけるリング状支持部11よりも中央側においてレンズ鏡筒2を支持する。円弧状支持部13は、レンズ鏡筒2の外周面に下方側から当接して支持する円弧部分131を有している。
【0022】
次に、リング固定ボルト14について説明する。図4は、レンズ保持部材10のリング固定ボルト14の構成を示す斜視図である。図5は、リング固定ボルト14の構成を示す図であって、(a)はリング固定ボルト14の平面図であり、(b)はリング固定ボルト14の縦断面図である。
【0023】
図4に示すように、リング固定ボルト14は、頭部15と、軸部材16と、抵抗板部17と、粘性体18とを備える。
軸部材16は、直線状に長く形成されている。軸部材16の一方の端部16aには、ねじ部161が形成されている。軸部材16のねじ部161の外周面には、雄ねじが形成されている。軸部材16の他方の端部16b側には、抵抗板部17が連結されている。
【0024】
抵抗板部17は、後述する頭部15の内部に配置される。抵抗板部17は、軸部材16に取り付けられるとともに、軸部材16の外側に延びるように形成されている。抵抗板部17は、L字形状の一対のL字板部171、171から構成される。一対のL字板部171、171は、軸部材16に対して対称に設けられている。
【0025】
図5(a)に示すように、一対のL字板部171、171それぞれは、第1板状部172と、第2板状部173とを有している。
第1板状部172は、一端が軸部材16の軸方向に沿うようにして径方向に延びている。
第2板状部173は、第1板状部172の他端から第1板状部172に対して略垂直に締め込み方向A側に延びるように配置される。
このように形成されることにより、L字板部171のL字形状の曲がっている部分は、リング固定ボルト14の締め込み方向Aとは反対方向(緩め方向B)側に突出している。
【0026】
頭部15は、中空の円筒状に形成される。
頭部15は、軸部材16の他方の端部16b側において、軸部材16の他方の端部16b及び抵抗板部17を覆うように配置されている。頭部15は、軸部材16に対して相対回転可能に、軸部材16に連結されている。
【0027】
頭部15は、筒体151と、第1蓋部152と、第2蓋部153とを備える。
筒体151は、軸部材16の軸線を軸中心とする円筒状に形成され、軸部材16の軸方向において所定長さを有する。筒体151の外周面には、回転方向に直交する方向に延びる複数の溝が形成されている。
【0028】
第1蓋部152及び第2蓋部153は、円板状に形成される。
第1蓋部152は、筒体151における軸部材16の他方の端部16b側の開口を塞ぐように配置される。
第2蓋部153は、筒体151の第1蓋部152が配置される開口とは反対側の開口を塞ぐように配置される。第2蓋部153には、中央部に連結穴部153aが形成されている。軸部材16は、第2蓋部153の連結穴部153aを貫通して延び、頭部15は、軸部材16に対して相対回転可能となっている。
【0029】
粘性体18は、頭部15の内部に充填されている。粘性体18は、頭部15を回転させた場合に、抵抗板部17との間に抵抗力を生じさせる粘度を有している。粘性体18は、例えば、粘性を有するグリス等により構成される。
【0030】
なお、抵抗板部17と粘性体18との間の抵抗力の大きさは、抵抗板部17の形状(大きさ、取り付け角度、L字形状の角度等)及び粘性体18の粘度(粘性体の種類等)により適宜設定される。具体的には、抵抗板部17の形状及び粘性体18の粘度は、リング固定ボルト14の締め込み時において、リング固定ボルト14を締め込むことが可能であるとともに、リング固定ボルト14の締め込みすぎを抑制することが可能な抵抗力となるように設定される。更に、抵抗板部17の形状及び粘性体18の粘度は、リング固定ボルト14の緩め時において、リング固定ボルト14を緩めることが可能である抵抗力となるように設定される。
【0031】
次に、リング固定ボルト14を締め込む動作及びリング固定ボルト14を緩める動作について説明する。図6は、リング固定ボルト14の締め込み時及び緩め時における作用を説明する図であって、(a)はリング固定ボルト14の締め込み時における抵抗板部17及び粘性体18による抵抗力を説明する図であり、(b)はリング固定ボルト14の緩め時における抵抗板部17及び粘性体18による抵抗力を説明する図である。
【0032】
まず、リング固定ボルト14を締め込む動作について説明する。
ユーザは、レンズ保持部材10にレンズ鏡筒2を保持させる場合に、リング固定ボルト14を外した状態で、リング状支持部11を開状態にする。
そして、レンズ鏡筒2を、レンズ保持部材10のリング状支持部11及び円弧状支持部13に支持させる。その後、リング状支持部11の第2円弧部分116を、連結支軸部111を中心に回動して、閉状態とする。
【0033】
リング状支持部11の閉位置において、第1円弧部分115のねじ穴(不図示)と第2円弧部分116の貫通穴部112とは重なるように位置している。ユーザは、第2円弧部分116の貫通穴部112側から、リング固定ボルト14の軸部材16を、第1円弧部分115のねじ穴(不図示)及び第2円弧部分116の貫通穴部112に挿入する。
そして、ユーザは、頭部15を手で締め込み方向Aに回転させて、リング固定ボルト14の軸部材16のねじ部161の雄ねじを、第1円弧部分115のねじ穴(不図示)の雌ねじに締め込んでいく。
【0034】
頭部15が締め込み方向Aに回転されると、粘性体18には、リング固定ボルト14の回転方向(締め込み方向)Aへの流れが生じる。そして、粘性体18は、抵抗板部17のL字形状に突出している側にぶつかる。これにより、抵抗板部17は押されて回転され、抵抗板部17に接続された軸部材16は締め込み方向Aに回転されて締め込まれていく。
【0035】
リング固定ボルト14のリング状支持部11への締め込みが完了した状態において、頭部15が更に回転された場合、頭部15は、軸部材16に対して相対回転して空回りする。
【0036】
特に、L字板部171においてL字形状に曲がっている部分の凸側は、リング固定ボルト14の締め込み方向Aとは反対方向側に突出している。そのため、L字板部171の回転が止まったとき、粘性体18は、第2板状部173に沿って流れる。これにより、軸部材16に、所定以上の力が作用することが抑制される。
その結果、リング固定ボルト14の締め込みすぎを抑制することができ、リング固定ボルト14が締め込まれるレンズ保持部材10のねじ穴(不図示)の破損を防止することができる。
【0037】
次に、リング固定ボルト14を緩める動作について説明する。
ユーザは、リング固定ボルト14がリング状支持部11に締め込まれた状態において、リング固定ボルト14の頭部15を緩める方向Bへ回転させる。
【0038】
リング固定ボルト14の緩め時において、図6(b)に示すように、ユーザが頭部15を緩め方向Bへ回転させると、粘性体18には、緩め方向Bへの流れが生じる。ここで、L字板部171においてL字形状に曲がっている部分の凹側は、粘性体18の流れと衝突する。
そのため、L字板部171は粘性体18の流れによる押される力を受けやすく、締め込み時よりも粘性体8と抵抗板部17との間の抵抗力が大きくなる。その結果、リング固定ボルト14を容易に緩めることができる。
【0039】
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)一方の端部16aにねじ部161を有する軸部材16と、軸部材16の他方の端部16b側を覆うように配置される中空の頭部15と、頭部15の内部に配置される板状の抵抗板部17と、頭部15の内部に充填されている粘性体18と、を備える。そのため、リング固定ボルト14の締め込みが完了した状態において、頭部15が更に回転された場合、頭部15は、軸部材16に対して相対回転して空回りする。これにより、簡易な構成により、リング固定ボルト14の締め込みすぎを防止することができる。
【0040】
(2)抵抗板部17は、L字形状に形成され、L字形状に曲がっている部分の凸側がリング固定ボルト14の締め込み方向とは反対方向側に突出している。そのため、リング固定ボルト14の締め込み完了時に、粘性体18は、L字板部171の第2板状部173に沿って流れる。また、リング固定ボルト14の緩め時に、粘性体18は、L字板部171を押圧する。従って、リング固定ボルト14の締め込みすぎを抑制することができるとともに、リング固定ボルト14を容易に緩めることができる。
【0041】
(3)L字板部171、171は、軸部材16に対して対称に一対設けられている。そのため、軸部材16を挟んで両側において、L字板部171、171と粘性体18との間に効率よく抵抗力を作用させることができる。これにより、より効果的に、リング固定ボルト14の締め込みすぎを抑制することができる。
【0042】
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
【0043】
(1)前述の実施形態では、抵抗板部17をL字形状としたが、抵抗板部17の形状は限定されない。例えば、抵抗板部17は、角のない板状でもよく、また、U字の板状でもよい。
(2)また、前述の実施形態では、抵抗板部17をL字形状としたが、L字形状の角度は、90度には限定されない。例えば、L字形状の角度を、30度や120度としてもよい。
【0044】
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
【符号の説明】
【0045】
2:レンズ鏡筒、10:レンズ保持部材、11:リング状支持部、14:リング固定ボルト、15:頭部、16:軸部材、16a:一方の端部、16b:他方の端部、17:抵抗板部、18:粘性体、161:ねじ部、A:締め込み方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方の端部にねじ部を有する軸部材と、
前記軸部材の他方の端部側を覆うように配置され、前記軸部材に対して相対回転可能に前記軸部材に連結される中空の筒状部と、
前記筒状部の内部に配置され、前記軸部材に取り付けられるとともに、前記軸部材の外側に延びるように形成される板状の抵抗部と、
前記筒状部の内部に充填されている粘性体と、を備えること、を特徴とするボルト。
【請求項2】
請求項1に記載のボルトであって、
前記抵抗部は、L字形状に形成され、該L字形状の曲がっている部分が該ボルトの締め込み方向とは反対方向側に突出していること、を特徴とするボルト。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のボルトであって、
前記抵抗部は、前記軸部材に対して対称に一対設けられていること、を特徴とするボルト。
【請求項4】
レンズ鏡筒を周方向に沿って保持するとともに開閉可能なリング状部と、
締め込むことで前記リング状部を閉位置で保持する請求項1から3のいずれか1項に記載のボルトと、を備えるレンズ保持部材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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