説明

ボールバルブ

【課題】流体が密閉したキャビティ内で異常高圧となるのを防止できるとともに、流体漏れの発生を防止できるボールバルブを提供する。
【解決手段】ボールバルブ20は、バルブ本体21と、第1環状シート23と、第2環状シート24と、貫通孔51を形成したボール25とを備える。バルブ本体21は、第1流路31と、第2流路32と、ボール収容室33とを有する。ボール25には、開状態時にはキャビティ50と貫通孔51とを連通させ、閉状態時にはキャビティ50に繋がった貫通孔51と第1流路31とを連通させる連通孔52を形成する。バルブ本体21と第2環状シート24との間には、シール部材であるOリング43を配設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボールで流路の連通および遮断を行うボールバルブに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載されたボールバルブや、図10に示されたボールバルブが知られている。
【0003】
この図10に示された従来例1のボールバルブは、第1流路1と第2流路2とこれら両流路1,2間に位置するボール収容室3とを有するバルブ本体4と、このバルブ本体4内にそれぞれ配設され互いに離間して位置する第1環状シート6および第2環状シート7と、ボール収容室3に回動中心軸線Xを中心として回動可能に収容され第1環状シート6と第2環状シート7との間に位置し流路となる貫通孔8が回動中心軸線Xに対して直交する方向に貫通して形成され第1流路1と第2流路2とを連通させる開状態および第1流路1と第2流路2とを遮断する閉状態に選択的に切り換えられるボール9とを備えている。
【0004】
しかしながら、図10に示されたボールバルブでは、バルブ本体4とボール9との間に位置するキャビティ10が密閉状態となり、この密閉したキャビティ10に流体(例えば液体)が封入され、この流体が熱膨張により異常高圧となり、その結果、バルブ本体4やボール9等が変形するという問題がある。
【0005】
そこで、この問題を解決したものとして、例えば図11および図12に示された従来例2のボールバルブが知られている。
【0006】
このボールバルブのボール9には、密閉したキャビティ10に流体が封入されないように、キャビティ10と貫通孔8とを連通させる流体逃がし孔である連通孔(液封防止孔)11が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】意匠登録第1229967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、図11および図12に示されたボールバルブには、次のような問題点1、2がある。
【0009】
問題点1について説明すると、図13に示すように、ボール9の閉状態時(弁閉状態時)には、連通孔11が機能しないため、キャビティ10が密閉状態となり、この密閉したキャビティ10に流体が封入されて熱膨張で異常高圧となり、その結果、バルブ本体4やボール9等が変形するという問題がある。
【0010】
問題点2について説明すると、図14に示すように、ボール9の閉状態時において、ボール9の第1流路1側の外周面が加圧されるとともにボール9の第2流路2側の外周面が加圧され、ボール9が両側から等しい流体圧を受けた際に、ボール9を環状シート6,7に押し付ける押付力が低下するため、流体漏れが発生するという問題がある。
【0011】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ボールが開状態および閉状態のいずれの状態であっても流体が密閉したキャビティに封入されて異常高圧となることを防止でき、また、ボールが両側から等しい流体圧を受けた際の流体漏れを防止できるボールバルブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
請求項1記載のボールバルブは、第1流路と、第2流路と、前記第1流路と前記第2流路との間に位置するボール収容室とを有するバルブ本体と、このバルブ本体内にそれぞれ配設され、互いに離間して位置する第1環状シートおよび第2環状シートと、前記ボール収容室に回動中心軸線を中心として回動可能に収容され、前記第1環状シートと前記第2環状シートとの間に位置し、流路となる貫通孔が前記回動中心軸線に対して直交する方向に貫通して形成され、前記第1流路と前記第2流路とを連通させる開状態および前記第1流路と前記第2流路とを遮断する閉状態に選択的に切り換えられるボールとを備え、前記ボールには、開状態時には前記バルブ本体と前記ボールとの間に位置するキャビティと前記貫通孔とを連通させ、閉状態時には前記キャビティに繋がった前記貫通孔と前記第1流路とを連通させる連通孔が形成され、前記バルブ本体と前記第2環状シートとの間には、シール部材が配設されているものである。
【0013】
請求項2記載のボールバルブは、請求項1記載のボールバルブにおいて、ボールの連通孔は、回動中心軸線および貫通孔に対して直交する方向に長手方向を有する長孔状に形成されているものである。
【0014】
請求項3記載のボールバルブは、請求項1または2記載のボールバルブにおいて、シール部材は、Oリングであるものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、ボールの開状態時にはキャビティと貫通孔とを連通させ、ボールの閉状態時にはキャビティに繋がった貫通孔と第1流路とを連通させる連通孔がボールに形成されているため、ボールが開状態および閉状態のいずれの状態であっても、流体が密閉したキャビティに封入されて異常高圧となることを防止でき、また、バルブ本体と第2環状シートとの間にはシール部材が配設されているため、ボールが両側から等しい流体圧を受けた際の流体漏れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施の形態に係るボールバルブのボール閉状態時(弁閉状態時)の断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】同上ボールバルブのボール開状態時(弁開状態時)の断面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】同上ボールバルブの作用説明図である。
【図6】図5に続く作用説明図である。
【図7】図6に続く作用説明図である。
【図8】図7に続く作用説明図である。
【図9】図8に続く作用説明図である。
【図10】従来例1のボールバルブのボール開状態時(弁開状態時)の断面図である。
【図11】従来例2のボールバルブのボール開状態時(弁開状態時)の断面図である。
【図12】同上従来例2のボールバルブのボール閉状態時(弁閉状態時)の断面図である。
【図13】同上従来例2のボールバルブの問題点1を説明するための断面図である。
【図14】同上従来例2のボールバルブの問題点2を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図1ないし図4において、20はボールバルブで、このボールバルブ20は、例えばエアコン等の空調機器の冷媒配管19の途中に接続される冷媒配管用ボールバルブである。
【0019】
ボールバルブ20は、筒状のバルブ本体(ボディ)21と、このバルブ本体21内にそれぞれ配設され互いに離間して位置する円形環状の左右1対の環状シート(環状弁座)、つまり第1環状シート23および第2環状シート24と、バルブ本体21内に回動可能に配設され開状態および閉状態に選択的に切り換えられる略球状で筒状のボール(弁体)25と、このボール25の上部に固定的に立設された切換操作用のシャフト(弁棒)26と、バルブ本体21に脱着可能に設けられシャフト26のうちバルブ本体21外に位置する部分である操作部28を覆うキャップ27とを備えている。
【0020】
バルブ本体21は、例えば互いに螺合連結された2つの本体構成部材21a,21bにて構成されている。バルブ本体21は、軸方向一端側である左側に第1流路31を有し、軸方向他端側である右側に第2流路32を有し、軸方向中央部にこれら第1流路31と第2流路32との間に位置するボール収容室33を有している。
【0021】
そして、バルブ本体21の左側には、空調機器の室外機18に一端部が接続された第1接続管(銅管等)13の他端部が接続され、この第1接続管13の管内流路が第1流路31に繋がり、また、バルブ本体21の右側には、空調機器の室内機17に一端部が接続された第2接続管(銅管等)14の他端部が接続され、この第2接続管14の管内流路が第2流路32に繋がる(図9等参照)。
【0022】
なお、第1接続管13と第2接続管14とにて、冷媒配管19が構成されている。第1接続管13は、バルブ側管部13aと室外機側管部13bとにて構成されている。第2接続管14は、バルブ側管部14aと室内機側管部14bとにて構成されている。
【0023】
第1環状シート23は、バルブ本体21の第1流路31側の内周面に形成された第1シート受部36に嵌着されている。第1シート受部36は、第1環状シート23の外周面と接触する外周面受面37と、第1環状シート23のボール25側とは反対側の軸方向端面と接触する端面受面38とにて構成されている。
【0024】
第2環状シート24は、バルブ本体21の第2流路32側の内周面に形成された第2シート受部39に嵌着されている。第2シート受部39は、第2環状シート24の外周面と接触する外周面受面40と、第2環状シート24のボール25側とは反対側の軸方向端面と接触する端面受面41とにて構成されている。
【0025】
ここで、バルブ本体21の内周面(第2シート受部39の外周面受面40)と第2環状シート24の外周面との間には、環状のシール部材であるOリング43が弾性変形した圧縮状態で配設されている。つまり、第2環状シート24の外周面には円形環状で断面矩形状の凹溝部44が周方向に沿って形成され、この凹溝部44内に円形環状で断面円形状のOリング43が嵌入されている。そして、Oリング43の内周面が凹溝部44の溝底面45に圧接し、Oリング43の外周面が第2シート受部39の外周面受面40に圧接しており、このOリング43の弾性復元力で第2環状シート24がボール25の外周面に押し付けられている。
【0026】
ボール25は、バルブ本体21のボール収容室33にボール25の中心点Pを通る上下方向の回動中心軸線Xを中心として回動可能に収容され、第1環状シート23と第2環状シート24との間に位置している。つまり、ボール25は、ボール収容室33内において一対の環状シート23,24にて左右両側から挟持され、ボール25の左側外周面の一部が第1環状シート23のボール受面46に接触し、ボール25の右側外周面の一部が第2環状シート24のボール受面47に接触している。
【0027】
また、ボール25には、軸方向両端に開口面51a,51bを有する円柱状の貫通孔51が回動中心軸線Xに対して直交する方向に貫通して形成されている。つまり、ボール25には、ボール25の回動中心軸線Xに対して直交しかつボール25の中心点Pを通る直線Yを中心線とする円柱状の貫通孔51が形成されている(図3参照)。
【0028】
そして、この貫通孔51は、ボール25の開状態時においては、冷媒等の流体が流れる左右1対の流路31,32と繋がって流路となる。つまり、ボール25は、シャフト26の操作に基づく回動中心軸線Xを中心とする90度回動により、第1流路31と第2流路32とを連通させる開状態および第1流路31と第2流路32とを遮断する閉状態に選択的に切り換えられる。図1および図2にはボール25が閉状態に切り換えられた弁閉状態が示され、図3および図4にはボール25が開状態に切り換えられた弁開状態が示されている。
【0029】
ここで、ボール25には、ボール25の開状態時にはバルブ本体21の内周面(内面)とボール25の外周面(外面)との間に位置する環状隙間であるキャビティ50と貫通孔51とを連通させ、かつボール9の閉状態時にはキャビティ50に両開口面51a,51bで繋がった貫通孔51と第1流路31とを連通させるキャビティ密閉防止用の連通孔(液封防止孔)52が形成されている。このため、ボール25が開状態および閉状態のいずれの状態であっても、キャビティ50は、常に開放状態となっており、密閉状態にはならない。
【0030】
この連通孔52は、回動中心軸線Xおよび貫通孔51に対して直交する方向に長手方向を有する長孔状に形成されている。換言すると、ボール25には、ボール25の回動中心軸線Xおよび直線Yに対して直交しかつボール25の中心点Pを通る直線Zを中心線とする1つの細長い円柱状の連通孔52が形成されている(図1および図2参照)。
【0031】
また、この連通孔52は、軸方向両端に開口面52a,52bを有し、軸方向一端の開口面52aがボール25の球面状の外周面で開口し、軸方向他端の開口面52bがボール25の貫通孔51に臨んだ円筒面状の内周面で開口している。
【0032】
なお、貫通孔51および連通孔52は、いずれも断面円形状の通孔であるが、連通孔52の径寸法は、例えば貫通孔51の径寸法の10分の1以下である。
【0033】
シャフト26は、ボール25を操作するためのステムとも呼ばれるもので、このシャフト26の下端部は、ボール25の上部に形成された切欠凹部55に挿入され、この切欠凹部55に対して溶接等により固定されている。
【0034】
シャフト26の上下方向中間部は、バルブ本体21のシャフト支持部56に形成された挿通用孔部57に回動可能に挿通されている。そして、バルブ本体21のシャフト支持部56の内周面とシャフト26の上下方向中間部の外周面との間には、環状のシール部材であるシャフト用Oリング58が配設されている。
【0035】
シャフト26の上端部は、バルブ本体21外に位置する略板状の操作部28となっており、この操作部28がシャフト支持部56の外周側に脱着可能に螺着されたキャップ27によって覆われている。そして、ボール25を開状態から閉状態へ或いは閉状態から開状態へ切り換える際には、キャップ27をバルブ本体21から取り外してから、シャフト26の操作部28を工具等を使用して回動操作する。
【0036】
次に、ボールバルブ20の作用等を図面を参照して説明する。
【0037】
図5には、工場出荷時の空調機器の様子が示されている。
【0038】
すなわち、工場出荷時には、空調機器の室外機18に第1接続管13の一端部が接続され、第1接続管13の他端部がボールバルブ20の第1流路31側に接続され、第1接続管13の管内流路が第1流路31に繋がっている。ボールバルブ20の第2流路32側には、第2接続管14のバルブ側管部14aのみが接続されており、バルブ側管部14aと室内機側管部14bとは接続されていない。また、ボールバルブ20内のボール25は閉状態となっており、第1流路31と第2流路32とが遮断されている。
【0039】
このとき、流体、すなわち例えば液体状の冷媒Aは、室外機18内の流路、第1接続管13の管内流路、第1流路31、連通孔52、貫通孔51およびキャビティ50に、予め工場で所定の圧力をもって封入されている。
【0040】
そして、このボール25の閉状態時(弁閉状態時)には、ボール25の第1流路31側の外周面が冷媒Aで加圧されることにより、ボール25の外周面の一部が第2環状シート24のボール受面47に押し付けられ、その結果、ボール25と第2環状シート24との間がシールされている。
【0041】
図6に示すように、空調機器の設置現場では、室外機18および室内機17を所定位置に設置した後、第2接続管14のバルブ側管部14aと室内機側管部14bとを接続して第2接続管14の管内流路を第2流路32に繋げる。
【0042】
その後、図7に示すように、室内機17側の流路(配管部)の気密性(液体密性)の確認のために、流体、すなわち例えば気体状の窒素ガスBを、室内機17内の流路、第2接続管14の管内流路、および第2流路32へ、例えば冷媒Aよりも高圧になるように封入する。
【0043】
このとき、ボール25の第1流路31側の外周面が冷媒Aで加圧されるとともにボール25の第2流路32側の外周面が窒素ガスBで加圧され、ボール25が左右両側からそれぞれ等しい流体圧を受けても、Oリング43のシール力によって、流体漏れは発生せず、窒素ガスBが漏れて冷媒Aに混入する不具合は生じない。
【0044】
つまり、ボール25の第2流路32側の外周面が窒素ガスBで加圧されても、Oリング43により第2環状シート24のボール受面47がボール25の外周面の一部に押し付けられ、ボール25と第2環状シート24との間がシールされているため、流体漏れが生じない。このように、このボールバルブ20では、加圧方向に影響されず、常に第2環状シート24でシールできるため、加圧方向切替時の流体漏れを防止可能である。
【0045】
その後、図8に示すように、窒素ガスBを抜いて真空引きした後、図9に示すように、ボール25を閉状態から開状態に切り換えて、冷媒Aを室内機17側の流路に送る。
【0046】
そして、このボールバルブ20によれば、ボール25の開状態時にはキャビティ50と貫通孔51とを連通させ、ボール25の閉状態時にはキャビティ50に繋がった貫通孔51と第1流路31とを連通させる連通孔52が形成されているため、ボール25が開状態および閉状態のいずれの状態であっても、キャビティ50が密閉状態とはならず、液体等の流体が密閉したキャビティ50に封入されて異常高圧となることを防止でき、よって、キャビティ50内の異常高圧に基づくバルブ本体21やボール25等の変形・破損等を適切に防止できる。
【0047】
また、バルブ本体21と第2環状シート24との間にはシール部材であるOリング43が配設されているため、ボール25が左右両側から等しい流体圧を受けた際の流体漏れ(弁漏れ)を適切に防止できる。
【0048】
なお、上記実施の形態では、連通孔52がボール25に1つのみ形成された構成について説明したが、例えば複数の連通孔をボールに形成するようにしてもよい。
【0049】
また、例えばバルブ側管部13aおよびバルブ側管部14aがバルブ本体21に一体的に設けられた構成でもよく、また、例えばバルブ本体21に雌ねじ部を形成し、この雌ねじ部にバルブ側管部13aおよびバルブ側管部14aを接続する構成等でもよい。
【0050】
さらに、ボールバルブ20は、空調機器の冷媒配管用には限定されず、他の用途にも応用可能である。
【符号の説明】
【0051】
20 ボールバルブ
21 バルブ本体
23 第1環状シート
24 第2環状シート
25 ボール
31 第1流路
32 第2流路
33 ボール収容室
43 シール部材であるOリング
50 キャビティ
51 貫通孔
52 連通孔
X 回動中心軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1流路と、第2流路と、前記第1流路と前記第2流路との間に位置するボール収容室とを有するバルブ本体と、
このバルブ本体内にそれぞれ配設され、互いに離間して位置する第1環状シートおよび第2環状シートと、
前記ボール収容室に回動中心軸線を中心として回動可能に収容され、前記第1環状シートと前記第2環状シートとの間に位置し、流路となる貫通孔が前記回動中心軸線に対して直交する方向に貫通して形成され、前記第1流路と前記第2流路とを連通させる開状態および前記第1流路と前記第2流路とを遮断する閉状態に選択的に切り換えられるボールとを備え、
前記ボールには、開状態時には前記バルブ本体と前記ボールとの間に位置するキャビティと前記貫通孔とを連通させ、閉状態時には前記キャビティに繋がった前記貫通孔と前記第1流路とを連通させる連通孔が形成され、
前記バルブ本体と前記第2環状シートとの間には、シール部材が配設されている
ことを特徴とするボールバルブ。
【請求項2】
ボールの連通孔は、回動中心軸線および貫通孔に対して直交する方向に長手方向を有する長孔状に形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のボールバルブ。
【請求項3】
シール部材は、Oリングである
ことを特徴とする請求項1または2記載のボールバルブ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2012−31928(P2012−31928A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−171751(P2010−171751)
【出願日】平成22年7月30日(2010.7.30)
【出願人】(591053786)日電工業株式会社 (12)
【Fターム(参考)】