説明

ミストサウナ装置

【課題】ミスト用通風路7と、浴室の空気をミスト用通風路を介して循環させるミスト用ファン8と、ミスト用通風路内に温水を噴霧するミストノズル9とを備えるミストサウナ装置であって、電解槽10で生成されるアルカリイオン水と酸性水との一方をミストノズルに供給するものにおいて、電解槽から主排水路14に排水される、ミストノズルに供給されるイオン水とは逆極性のイオン水を中和できるようにする。
【解決手段】ミスト用通風路7に連なる副排水路16を設けて、この副排水路16を主排水路14に合流させる。また、主排水路14の副排水路16との合流部または合流部より下流側に排水タンク17を設け、排水タンク17内の水をポンプ19により電解槽10に戻して再利用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室内をミストサウナ状態にすることができるミストサウナ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のミストサウナ装置では、一般的に、浴室内に臨むミストノズルから温水を噴霧するように構成されている。ところで、ミストノズルから噴霧されるミストの粒径は一定ではなく、粒径の大きな水滴状のミストもミストノズルから噴霧される。そして、上記従来例のものでは、ミストノズルから浴室内に温水が直接噴霧されるため、粒径の大きな水滴状ミストが入浴者に当たって不快感を与えることがある。
【0003】
かかる不具合を解消するため、従来、ミスト用通風路と、浴室の空気をミスト用通風路を介して循環させるミスト用ファンと、ミスト用通風路内に温水を噴霧するミストノズルとを備えるミストサウナ装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、粒径の大きなミストはミスト用通風路内の気流に乗り切れず、ミスト用通風路から浴室内に送風される空気中のミストはほぼ粒径の小さなものに限定され、水滴状のミストが入浴者に当たることを防止できる。
【0004】
また、従来、身体の皮膚洗浄を目的としたシャワー装置として、電解槽で生成されるアルカリイオン水と酸性水との一方をシャワーヘッドに供給するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、シャワーヘッドからアルカリイオン水を噴出させて、アルカリ洗浄効果により皮膚老廃物の脂肪やタンパクなどを除去することができ、また、シャワーヘッドから酸性水を噴出させて、酸性水による皮膚表面の殺菌を行うことができる。ミストサウナ装置においても、電解槽で生成されるアルカリイオン水と酸性水との一方をミストノズルに供給して、アルカリイオン水の噴霧による洗浄効果や、酸性水の噴霧による殺菌効果を得られるようにすることが望まれる。
【0005】
ところで、このように電解槽を用いる場合、電解槽で生成されるアルカリイオン水と酸性水とのうちミストノズルに供給されない水はそのまま排水されることになる。ここで、電解槽で生成されるアルカリイオン水と酸性水との一方をシャワーヘッドに供給する場合には、シャワーヘッドから噴出した水が速やかに浴室の排水口から家屋の下水配管に排水されるため、電解槽から家屋の下水配管に排水される酸性水又はアルカリイオン水はこの下水配管に浴室から排水されるアルカリイオン水又は酸性水で中和される。然し、ミストサウナ装置では、ミストノズルから噴霧されるアルカリイオン水又は酸性水が浴室内にミストになって長く滞留するため、電解槽から家屋の下水配管に排水される酸性水又はアルカリイオン水を浴室からの排水で中和することができなくなる。その結果、酸性またはアルカリ性の水が公共下水道に排水されることになり、環境上好ましくない。
【特許文献1】特開2000−55397号公報
【特許文献2】特開平9−187390号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、電解槽で生成されるアルカリイオン水と酸性水との一方をミストノズルに供給して他方を排水するにも拘らず、アルカリ性または酸性の水が公共下水道に排水されることを防止できるようにしたミストサウナ装置を提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、ミスト用通風路と、浴室の空気をミスト用通風路を介して循環させるミスト用ファンと、ミスト用通風路内に温水を噴霧するミストノズルとを備えるミストサウナ装置であって、電解槽と、電解槽で生成されるアルカリイオン水と酸性水との一方をミストノズルに供給するノズル水路と、電解槽で生成されるアルカリイオン水と酸性水とのうちミストノズルに供給されない水を排水する主排水路と、ミスト用通風路に連なる副排水路とを備え、副排水路が主排水路に合流されていることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、ミストノズルからの噴霧がミスト用通風路内で行われるため、噴霧されたミストのうちミスト用通風路内の気流に乗り切らない比較的粒径の大きなミストはミスト用通風路の壁面で結露する。この結露水は電解槽からミストノズルに供給されるイオン水と同一の極性のイオン水になる。そして、ミスト用通風路から副排水路を介して排水されるイオン水が電解槽から主排水路に排水される逆極性のイオン水に混合されて、電解槽からの排水が中和される。そのため、アルカリ性または酸性の水が公共下水道に排水されることを防止できる。
【0009】
また、本発明においては、主排水路の副排水路との合流部または合流部より下流側に設けられた排水タンクと、この排水タンク内の水を電解槽に戻すポンプとを備えることが望ましい。これによれば、ミスト用通風路での結露水と電解槽からの排水とを再利用して、水資源の有効利用を図ることができる。尚、排水タンク内の水はほぼ中性になっているため、この水を電解槽に戻しても問題はない。
【0010】
また、本発明においては、ミストノズルからの噴霧停止時に、電解槽での水の電気分解を停止した状態でノズル水路と主排水路とに水を流すことが望ましい。これによれば、ノズル水路と主排水路とに残留するイオン水が水で洗い流され、更に、ミストノズルから噴霧される水が結露水となって副排水路に流れて、副排水路に残留するイオン水も洗い流される。従って、ノズル水路、主排水路及び副排水路に残留するイオン水による配管の損傷を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図1を参照して、1は浴室の天井部に設置する浴室暖房機のハウジングを示している。尚、図1でハウジング1は切断平面図として描かれている。ハウジング1内には、図示省略した暖房用ファンと、空気加熱手段たる放熱器2とが設けられている。そして、浴室の空気が暖房ファンの回転によりハウジング1内に吸込まれて放熱器2で加熱され、ハウジング1の下面に開設した吹き出し口3から温風として浴室に送風されるようにしている。
【0012】
放熱器2には、別置きの熱源機4に連なる熱媒循環路5が接続されている。熱媒循環路5には暖房用熱媒弁6が介設されており、熱源機4で加熱された熱媒体(水、不凍液等)が暖房用熱媒弁6の開弁で放熱器2に循環される。
【0013】
ハウジング1内には、更に、ミスト用通風路7が設けられている。ミスト用通風路7の下流端は吹き出し口3の側部に開口しており、また、ミスト用通風路7の上流端にはミスト用ファン8が設けられている。そして、ミスト用ファン8の回転により浴室の空気がハウジング1内からミスト用ファン8に吸込まれ、ミスト用通風路7を介して吹き出し口3に送風されるようにしている。即ち、浴室の空気がミスト用ファン8の回転でミスト用通風路7を介して循環される。
【0014】
また、ミスト用通風路7には、該通風路7内に温水を噴霧するミストノズル9が設けられている。ミストノズル9に対する給水系には電解槽10が設けられている。電解槽10内は隔膜10aにより第1と第2の一対の極室10b,10cに仕切られており、両極室10b,10cに配置した一対の電極(図示せず)間に直流電圧を印加することにより、第1極室10bでアルカリイオン水が生成され、第2極室10cで酸性水が生成される。
【0015】
電解槽10には、給水弁12を介設した給水路11を介して水道水が供給される。また、ミストノズル9に連なるノズル水路13と、家屋の下水配管に至る主排水路14とを設け、電解槽10の両極室10b,10cを四方弁15を介してノズル水路13と主排水路14とに接続するようにしている。四方弁15は、第1極室10bをノズル水路13に接続すると共に第2極室10cを主排水路14に接続する第1接続状態と、第2極室10cをノズル水路13に接続すると共に第1極室10bを主排水路14に接続する第2接続状態と、第1と第2の両極室10b,10cをノズル水路13に接続する第3接続状態とに切換え自在である。
【0016】
主排水路14には、ミスト用通風路7に連なる副排水路16が合流している。そして、副排水路16の合流部より下流側の主排水路14の部分に排水タンク17を介設している。また、排水タンク17を給水路11の給水弁12の下流側部分に接続する還流路18を設けて、還流路18にポンプ19を介設し、排水タンク17内の水をポンプ19により電解槽10に戻すことができるようにしている。排水タンク17より下流側の主排水路14の部分には排水弁20が介設されている。
【0017】
ノズル水路13には、液々熱交換器21と、その下流側のミスト弁22とが介設されている。液々熱交換器21には、熱媒循環路5から分岐した熱媒循環路5´が接続されており、この熱媒循環路5´にミスト用熱媒弁23が介設されている。かくして、熱源機4で加熱された熱媒体がミスト用熱媒弁23の開弁で液々熱交換器21に供給され、電解槽10からのアルカリイオン水または酸性水が液々熱交換器21で熱媒体の熱により加熱され、温水となってミストノズル9に供給される。
【0018】
上記した暖房用ファン、暖房用熱媒弁6、ミスト用ファン8、電解槽10、給水弁12、四方弁15、ポンプ19、排水弁20、ミスト弁22及びミスト用熱媒弁23は浴室暖房機用のコントローラ24で制御される。このコントローラ24は熱源機4用のコントローラと浴室暖房機用のリモートコントローラとに通信可能に接続されている。そして、リモートコントローラに設けたミストスイッチがオンされたときに、コントローラ24によるミスト運転制御が実行される。尚、リモートコントローラにより、ミスト運転のモードとして、アルカリイオン水と酸性水とを順に噴霧する併用モードと、アルカリイオン水のみを噴霧するアルカリモードと、酸性水のみを噴霧する酸性モードと、水道水をそのまま噴霧する中性モードとを選択できるようになっている。
【0019】
図2は併用モードでのミスト運転制御の内容を示している。この制御では、先ず、S1のステップで熱源機4に作動指令を送ると共に、暖房用熱媒弁6とミスト用熱媒弁23とを開弁させて、熱源機4で加熱された熱媒体を放熱器2と液々熱交換器21とに供給する。続いて、S2のステップで四方弁15を第1接続状態に切換えて、電解槽10のアルカリイオン水を生成する第1極室10bをノズル水路13、酸性水を生成する第2極室10cを主排水路14に接続する。次に、S3のステップで放熱器2と液々熱交換器21の予熱が完了したか否かを判別する。この判別は、放熱器2と液々熱交換器21とへの熱媒体の供給開始時点からの経過時間または放熱器2と液々熱交換器21の温度に基づいて行われる。
【0020】
S3のステップで予熱完了と判別されたときは、S4のステップで暖房用ファンとミスト用ファン8とを作動させると共に、電解槽10に通電し、更に、給水弁12とミスト弁22とを開弁させる。これによれば、アルカリイオン水がミストノズル9からミスト用通風路7内に噴霧され、ミスト用ファン8の作動でミスト用通風路7内に生ずる気流に乗って粒径の小さなミストが吹き出し口3に送り出される。そして、暖房用ファンの作動で吹き出し口3から浴室内に送風される温風にミストが乗り、浴室内にミストが行渡って、浴室内が高温多湿のミストサウナ状態になる。更に、アルカリイオン水のミストにより皮膚老廃物の脂肪やタンパクなどを除去する洗浄効果が得られる。
【0021】
一方、ミストノズル9から噴霧されたミストのうち比較的粒径が大きなものはミスト用通風路7内の気流に乗り切らず、ミスト用通風路7の壁面で結露する。そして、結露した水はミスト用通風路7から副排水路16に排水されて、主排水路14に排水される電解槽10からの酸性水に混合される。ここで、ミスト用通風路7から排水される水はミストノズル9から噴霧されるイオン水と同一極性の水、即ち、アルカリイオン水となり、そのため、電解槽10から排水される酸性水が中和される。そして、中和された排水が排水タンク17に溜められる。
【0022】
上記の如くミストノズル9からの噴霧を開始すると、次に、S5のステップで噴霧開始から所定時間が経過したか否かを判別する。そして、所定時間経過したときはS6のステップを経てS7のステップに進み、所定時間経過するまでは直接S7のステップに進む。S6のステップでは、四方弁15を第2接続状態に切換えて、電解槽10の第2極室10cをノズル水路13に接続する。これにより、酸性水がミストノズル9から噴霧され、浴室内に粒径の小さな酸性水のミストが行渡り、皮膚表面の殺菌効果が得られる。また、この状態では電解槽10の第1極室10bが主排水路14に接続されて、主排水路10bにアルカリイオン水が排水されるが、このアルカリイオン水はミスト用通風路7から結露水となって副排水路16に排水される酸性水で中和される。
【0023】
S7のステップでは、排水タンク17内が所定の高水位になったか否かを該タンク17に付設した図外の水位スイッチからの信号に基づいて判別する。そして、高水位になっていれば、S8のステップで給水弁12を閉弁させると共にポンプ19を作動させ、次に、S9のステップで排水タンク17内が所定の低水位になったか否かを判別し、低水位になるまではポンプ19の作動を継続させる。これにより、排水タンク17内の水が電解槽10に戻されて再利用される。尚、排水タンク17内の水は、電解槽10からの排水とミスト用通風路7からの排水との混合でほぼ中性になっており、電解槽10に戻しても問題はない。
【0024】
排水タンク17内が低水位になったときは、S10のステップで給水弁12を開弁させると共にポンプ19を停止させる。次に、S11のステップで運転停止指令が出されたか否かを判別する。運転停止指令は、ミストスイッチがオフされたときやミスト運転の開始から所定の運転時間が経過したときに出される。運転停止指令が出されるまでは、S5のステップに戻って上述の処理を繰り返す。
【0025】
運転停止指令が出されたときは、S12のステップに進み、熱源機4に作動停止指令を送信することと、暖房用熱媒弁6とミスト用熱媒弁23を閉弁させることと、暖房用ファンとミスト用ファン8を停止させることと、電解槽10への通電を停止することと、排水弁20を開弁させることとを行う。この状態では給水弁12とミスト弁22が開弁状態に維持されており、給水路11からの水が電解槽10で電気分解されることなくノズル水路13と主排水路14とに流れる。これにより、ノズル水路13と主排水路14とに残留するイオン水が水で洗い流され、更に、ミストノズル9から噴霧される水が結露水となって副排水路16に流れて、副排水路16に残留するイオン水も洗い流される。従って、ノズル水路13、主排水路14及び副排水路16に残留するイオン水による配管の損傷を防止できる。尚、ミストノズル9から冷水が噴霧されても、ミスト用ファン8が停止しているため、冷水ミストが吹き出し口3から浴室内に吹き出すことはない。
【0026】
S12のステップでの処理を開始すると、次に、この処理の開始時点から所定時間が経過したか否かをS13のステップで判別し、所定時間経過したときにS14のステップに進んで給水弁12、ミスト弁22及び排水弁20を閉弁させ、併用モードでのミスト運転制御を終了する。
【0027】
併用モード以外のミスト運転制御でも基本的には上記と同様の処理が行われるが、以下の点で相違する。即ち、アルカリモードでのミスト運転制御では、図2のS5,S6のステップが省略される。また、酸性モードでのミスト運転制御では、図2のS2のステップで四方弁15が第2接続状態に切換えられ、また、S5,S6のステップが省略される。中性モードでのミスト運転制御では、図2のS2のステップで四方弁15が第3接続状態に切換えられ、且つ、S4のステップでの電解槽10への通電が実行されず、給水路12からの水道水がそのままミストノズル9に供給される。更に、S5,S6のステップが省略されると共に、噴霧停止時の配管洗浄が不要であるため、S13,S14のステップが省略されて、S12のステップで排水弁20を開弁させずに給水弁12とミスト弁22とを閉弁させる。
【0028】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、上記実施形態では、主排水路14の副排水路16の合流部より下流側の部分に排水タンク17を設けたが、副排水路16の合流部に排水タンク17を設けても良い。更に、排水タンク17とポンプ19とを省略し、ミスト運転中常にミスト用通風路7からの排水と電解槽10からの排水とを主排水路14を介して家屋の下水配管に流すことも可能である。この場合も、電解槽10からの排水されるアルカリイオン水または酸性水はミスト用通風路7から排水される酸性水またはアルカリイオン水で中和されるため、酸性またはアルカリ性の水が公共下水道に排水されることはない。
【0029】
また、上記実施形態では、ミストノズル9に供給する水を四方弁15を用いてアルカリイオン水と酸性水とに切換え自在としたが、この切換えを行う手段(切換え手段)は四方弁15に限られない。即ち、一方の極室10bがノズル水路13に常時接続されていても、電解槽10の電極に印加する電圧極性を反転させれば、一方の極室10bでアルカリイオン水を生成する状態と酸性水を生成する状態とに切換えることができるから、電圧極性を反転する手段で切換え手段を構成しても良い。また、切換え手段を設けずに、アルカリイオン水と酸性水の何れか一方のみをミストノズル9に供給することも可能である。
【0030】
更に、上記実施形態では、浴室暖房機にミストサウナ装置が組み込まれているが、浴室暖房機から分離独立した設けられるミストサウナ装置にも同様に本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の実施形態のミストサウナ装置の全体構成を示す説明図。
【図2】実施形態のミストサウナ装置のミスト運転時の制御内容を示すフロー図。
【符号の説明】
【0032】
7…ミスト用通風路、8…ミスト用ファン、9…ミストノズル、10…電解槽、13…ノズル水路、14…主排水路、16…副排水路、17…排水タンク、19…ポンプ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ミスト用通風路と、浴室の空気をミスト用通風路を介して循環させるミスト用ファンと、ミスト用通風路内に温水を噴霧するミストノズルとを備えるミストサウナ装置であって、
電解槽と、電解槽で生成されるアルカリイオン水と酸性水との一方をミストノズルに供給するノズル水路と、電解槽で生成されるアルカリイオン水と酸性水とのうちミストノズルに供給されない水を排水する主排水路と、ミスト用通風路に連なる副排水路とを備え、副排水路が主排水路に合流されていることを特徴とするミストサウナ装置。
【請求項2】
前記主排水路の前記副排水路との合流部または合流部より下流側に設けられた排水タンクと、この排水タンク内の水を前記電解槽に戻すポンプとを備えることを特徴とする請求項1記載のミストサウナ装置。
【請求項3】
前記ミストノズルからの噴霧停止時に、前記電解槽での水の電気分解を停止した状態で前記ノズル水路と前記主排水路とに水を流すことを特徴とする請求項1又は2記載のミストサウナ装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−330435(P2007−330435A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−164622(P2006−164622)
【出願日】平成18年6月14日(2006.6.14)
【出願人】(000115854)リンナイ株式会社 (1,534)
【Fターム(参考)】