説明

ミルク缶ホルダー

【課題】粉ミルクの缶を覆うカバーに、取っ手部品と底部品を設けて、調乳の際の缶を傾ける動作をスムーズに行えるように工夫した缶ホルダーを提供する。
【解決手段】 粉ミルク缶の外表を覆う胴体カバー(1)に、取っ手となる取っ手部品(2)を設け、脱落防止用の底部品(3)を設けた缶ホルダーを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乳児用の粉ミルクの缶の外表に覆布と取っ手を取り付けて脱落やずり落ちを防止する缶ホルダーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、粉ミルクの大缶は、メーカー各社とも、ほぼ同一の筒状の形状で、たとえば直径約13センチ、高さ約18センチ程度で、その大きさと、1000グラム以上になることもある重さのために、女性の片手ではつかみづらく、調乳する際に缶を傾けて粉ミルクを出そうとする動作が困難で、滑ってしまったり脱落してしまい、粉ミルクがこぼれてしまうことが多々ある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、粉ミルクの入った缶を持ったり傾けたりする動作をスムーズに行える方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
缶を覆う胴体カバーに、取っ手部品と底部品を設ける。
本発明は、以上の構成からなるミルク缶ホルダーである。
【発明の効果】
【0005】
缶を覆う胴体カバーと取っ手が一体になっているので、調乳時にミルク缶を傾ける際もその取っ手を利用すれば、しっかりと缶をつかむことができる。落下防止の役目を果たす底部があることにより、脱落したりすることなく、粉ミルクを缶から出して哺乳瓶に入れる動作をスムーズに行うことが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の斜視図である。
【図3】 本発明の構成要素の図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明に係る形態について説明する。
筒状の胴体カバー(1)に取っ手部品(2)を設ける。
胴体カバー(1)に底部品(3)を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、粉ミルクの缶の周囲にこの胴体カバーを装着し、缶を傾ける際には取っ手をつかんで適当な角度に缶を傾けて、粉ミルクをこぼさずに調乳すればよい。
【符号の説明】
【0008】
1 胴体カバー
2 取っ手部品
3 底部品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の胴体カバー(1)に取っ手部品(2)と底部品(3)を設けたことを特徴とする缶ホルダー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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