説明

メディアコンテンツに優先順位を付けるためのユーザインタフェース

【課題】グラフィック要素の表示の方法及び器具を提供する。
【解決手段】装置によりユーザインタフェースを呈示する方法及び器具を提供する。方法は、装置により表示されたユーザインタフェースのメディアタイトルに関連付けられたユーザ選択を検出する段階と、メディアタイトルのための1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランク付けを判断する段階であって、ランク付けがメディアタイトルの特徴に関連する複数の関連付けカテゴリの得点に基づいて判断される段階と、ユーザ選択に基づくメディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素を表示する段階とを含む。本方法は、得点に基づく複数の関連付けカテゴリのための1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を表示する段階を更に含み、1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素は、メディアタイトルに対する関連付けカテゴリのランクに基づいて表示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願への相互参照〕
本出願は、本出願人に譲渡されかつ同時出願の「メディアコンテンツ呈示のためのユーザインタフェース」という名称の米国特許出願番号第___________号明細書に関連するものであり、この出願の開示内容は、これにより引用により完全に組み込まれる。
【0002】
本発明の開示は、一般的に、ユーザインタフェース要素の呈示に関するものであり、より詳細には、選択されたメディアタイトルの1つ又はそれよりも多くの属性に基づくグラフィック要素の表示のための方法及び器具に関する。
【背景技術】
【0003】
装置のためのユーザインタフェースを提供する一般的な方法は、通常、単一のメディアファイル又はソースの再生のための装置作動に関する。従って、従来のユーザインタフェース制御の多くは、単一のメディアタイトルの再生のための機能に関する。一部の従来の装置の中には、特定のメディアファイルの選択にグラフィックメニューを提供するものもある。しかし、これらの従来の方法及び装置は、ユーザに複数のメディアタイトルを呈示するという装置の機能において制限されている。その結果、メディアタイトルの閲覧及び選択が多数のユーザに対して困難になる場合がある。
【0004】
ネットワークベースのサービスの発達により、メディアコンテンツのプロバイダの多くは、ユーザが表示装置からのメディアコンテンツの購入及び/又はレンタルを可能にしている。従来の手法は、一般的に、メディアの選択にウェブベースのインタフェースを提供するものである。しかし、この従来のユーザインタフェース及び装置は、多くのファイルを呈示するのに適していない場合がある。多くの事例において、ユーザは、装置入力制御を通じて表示装置上でレンタル及び/又は購入のために複数のメディアファイルを閲覧する機能を求めている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
メディアタイトルの呈示を行う従来方法の別の欠点は、呈示のためのメディアタイトルを提案する機能である。一般的に、メディアタイトルのカテゴリ化は、アルファベット順又は限定されたカテゴリに限定されている。更に、これらの従来の方法は、ユーザによるユーザインタフェース操作に基づいて行う1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルの決定を考慮してしない。従って、上述の1つ又はそれよりも多くの欠点を克服するメディアの選択及び呈示を考慮したユーザインタフェースに対する要望が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示かつ特許請求するのは、装置によってユーザインタフェースを呈示する方法及び器具である。一実施形態では、方法は、装置により表示されたユーザインタフェースのメディアタイトルに関連付けられたユーザ選択を検出する段階と、メディアタイトルのための1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランク付けを判断する段階であって、ランク付けが、メディアタイトルの特徴に関連する複数の関連付けカテゴリの得点に基づいて判断される段階と、ユーザ選択に基づくメディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素を装置によって表示する段階とを含む。本方法は、得点に基づく複数の関連付けカテゴリのための1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を装置によって表示する段階を更に含み、1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素は、メディアタイトルに対する関連付けカテゴリのランクに基づいて表示される。
【0007】
本発明の開示の他の態様、特徴、及び技術は、実施形態の以下の詳細説明に鑑みて当業者には明らかであろう。
【0008】
本発明の開示の特徴、目的、及び利点は、本明細書を通じて同じ参照文字が対応を示す図面と併せて以下の詳細説明から更に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】一実施形態によるユーザインタフェースのグラフィック表現を示す図である。
【図2】一実施形態による装置の簡略ブロック図である。
【図3】一実施形態によるユーザインタフェースを表示するための処理を示す図である。
【図4】1つ又はそれよりも多くの実施形態によるピボット接続カテゴリのグラフィック表現を示す図である。
【図5】別の実施形態によるユーザインタフェースのグラフィック表現を示す図である。
【図6】別の実施形態によるユーザインタフェースのグラフィック表現を示す図である。
【図7】別の実施形態によるユーザインタフェースのグラフィック表現を示す図である。
【図8】別の実施形態によるユーザインタフェース作動に対する処理のグラフィック表現を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
要旨及び用語
本発明の開示の1つの態様は、1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを呈示するユーザインタフェースの表示に関する。一実施形態では、ユーザインタフェースのユーザ選択とメディアタイトルの関連付けの得点とに基づいて判断される1つ又はそれよりも多くのメディアタイトル及び/又は関連付けカテゴリを選択的に表示する方法を提供する。関連付けのための要素のグラフィック表示は、ユーザインタフェースにより呈示されるメディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素に加えて表示することができる。関連付けカテゴリ及び関連付けられたメディアタイトルは、グラフィック要素として、すなわち、1つ又はそれよりも多くのピボット接続要素として表示することができる。ピボット接続要素は、メディアコンテンツの探索を行うためにユーザによる選択に対して表示することができる。本発明の1つの利点は、ピボット接続の表示に優先順位を付けることによって提供することができる。例えば、メディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素のユーザ選択に基づいて、1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルに得点を付けることができる。得点が付けられたメディアタイトルのランクに基づいて、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリは、ユーザに対して表示することができる。代替的に又は組み合わせで、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリは、メディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素のユーザ選択に基づいて得点を付けることができる。得点が付けられた関連付けカテゴリのランクに基づいて、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリは、ユーザに対して表示することができる。次に、ユーザインタフェースの表示は、ユーザが1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを閲覧するために選択可能な1つ又はそれよりも多くのピボット接続要素を含むことができる。
【0011】
一実施形態では、メディアタイトルは、選択されたメディアタイトルの1つ又はそれよりも多くの属性に関連付けられた特定のピボット接続カテゴリに基づいて個々に得点を付けることができる。ピボット接続要素内にあるメディアタイトルのグラフィック要素の表示は、メディアタイトルの得点に基づくことができる。ピボット接続要素のユーザ選択に基づいて、ユーザインタフェースは、ユーザ呈示のための詳細な図、格子状単位の編成、及び螺旋状の編成のうちの1つ又はそれよりも多くの編成でグラフィック要素を表示するように構成することができる。
【0012】
本明細書で用いられる「a」又は「an」という用語は、1つ又は1つよりも多くを意味するものとする。「複数の」という用語は、2つ又は2つよりも多くを意味するものとする。「別の」という用語は、2又はそれよりも多い番目として定められる。「含む」及び/又は「有する」という用語は、網羅的な用語である(例えば、備える)。本明細書で使用される「又は」という用語は、包含的なものとして解釈され、又はいずれか1つ又はいずれかの組合せを意味するものとして解釈すべきである。従って、「A、B、又はC」は、「A、B、C、A及びB、A及びC、B及びC、A、B、及びCのいずれか」を意味する。この定義に対する例外は、要素、機能、段階、又は行為の組合せが何らかの点で本質的に互いに相容れない時にのみ発生することになる。
【0013】
本明細書を通じて「一実施形態」、「ある一定の実施形態」、「実施形態」、又は類似の用語への言及は、実施形態に関連して説明する特定の特徴、構造、又は特性が本発明の開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、本明細書を通じて出現するこのような語句は、必ずしも全てが同じ実施形態について言及するものではない。更に、特定の特徴、構造、又は特性は、非限定的にあらゆる適切な方法で1つ又はそれよりも多くの実施形態上に組み合わせることができる。
【0014】
コンピュータプログラミングの当業者の慣例に従って、本発明の開示は、コンピュータシステム又は同様の電子システムによって実行される作動に関連して説明する。これらの作動は、コンピュータ実行型と呼ばれることもある。象徴的に表される作動は、データビットを表す電気信号の中央演算処理装置のようなプロセッサによる操作、及びシステムメモリ内のようなメモリ位置におけるデータビットの維持、並びに信号の他の処理を含むことが認められるであろう。データビットを維持するメモリ位置とは、データビットに対応する特定の電気的、磁気的、光学的、又は有機的特性を有する物理的位置のことである。
【0015】
ソフトウエアに実施される時に、本発明の開示の要素は、基本的に、必要なタスクを実行するためのコードセグメントである。コードセグメントは、情報を記憶又は転送することができるあらゆる媒体を含むことのできるプロセッサ可読媒体に記憶することができる。プロセッサ可読媒体の例として、電子回路、固体メモリ装置、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ又は他の不揮発性メモリ、フロッピーディスケット、CD−ROM、光ディスク、ハードディスクなどが挙げられる。
【0016】
例示的な実施形態
ここで図を参照すると、図1は、本発明の一実施形態によるユーザインタフェースのグラフィック表現を示している。図示のように、ユーザインタフェース100は、105として示されたメディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素を含む。ユーザインタフェース100は、メディアタイトル105に関連付けられた1つ又はそれよりも多くの詳細情報と、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリとを提供するために表示することができる。一実施形態では、メディアタイトル105は、複数のメディアタイトルからのメディアタイトルの選択のようなユーザインタフェース100のユーザ選択に基づいて表示することができる。ユーザインタフェース100は、メディアタイトル105に関連付けられた詳細情報を提供し、かつ1つ又はそれよりも多くの機能をユーザ選択に基づいて実行することを可能にすることができる。
【0017】
ユーザインタフェース100は、一実施形態によるメディアタイトル105に関する詳細な図を示している。その方式により、ユーザインタフェース100は、装置によって表示され、メディアタイトル105に関連付けられた情報を提供し、購入、レンタル、又は情報の閲覧のためにユーザに知らせることができる。メディアタイトル105のグラフィック表示は、メディアタイトルに関連付けられた芸術作品(カバーアートなど)に関するものとすることができ、場合によっては、メディアタイトルを特定するためのテキスト又はグラフィックを含むものとすることができる。ユーザインタフェース100は、110として示されたメディアタイトルに関連付けられたテキストを更に表示することができると共に、メディアタイトル105に関連付けられた機能を実行するために、ユーザにより選択され、かつ用いることができる1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を更に含むことができる。
【0018】
グラフィック表示要素115は、購入ボタンに関するものであり、このボタンをユーザが選択することにより、タイトル105に関連付けられたメディアを購入することができる。グラフィック表示要素115は、120として示された光輝強調を含むように選択されたフォーカス状態で示されている。グラフィック表示要素125は、メディアタイトル105をレンタルするように選択することができる選択ボタンに関連するものである。ユーザインタフェース100は、130として示された複数のアイコンを更に含むことができる。その場合、各アイコンは、メディアタイトルに関連付けられたソーシャルネットワーキングサイト、又はメディアコンテンツのソースなど1つ又はそれよりも多くのネットワークの送信先を提供するリンクとして選択することができる。ユーザインタフェース100は、135として示されたメディアデータを更に含む。ユーザがこのメディアデータの選択及び/又は閲覧を行うことにより、別の情報又はメディアタイトル105の詳細情報を取得することができる。
【0019】
一実施形態よると、1つ又はそれよりも多くグラフィック要素は、メディアタイトル105に関連付けられたコンテンツの探索のために表示することができる。例えば、1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルは、メディアタイトル105のために判断された1つ又はそれよりも多くの関連付けに基づいて、メディアライブラリの中から選択することができる。関連付けカテゴリは、メディアタイトルの属性に基づくものとすることができる。例えば、メディアタイトルを関連付けるための属性は、メディアタイトルのジャンル、メディアタイトルの特定の配役やクルー、メディアタイトルに対する関連の類似、メディアタイトルのキーワード、メディアタイトルの評価、及びメディアタイトルに関連付けられた賞のうちの1つ又はそれよりも多くに関するものとすることができる。関連する属性に基づく1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを選択するためにユーザにより選択することができるグラフィック要素の提供は、ピボット接続に関するものとすることができる。一実施形態では、ユーザインタフェース100は、メディアタイトルを閲覧するために1つ又はそれよりも多くのピボット接続を判断すると共に、ユーザに対して表示することができる。一例として、メディアタイトル105が映画に関する場合、ピボット接続を判断するために用いることのできるメディアタイトル105の属性は、メディアタイトル105と関連のある1人又はそれよりも多くの俳優名が含まれる。俳優名に基づいて、その俳優を含む1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを選択することができる。ピボット接続は、複数の属性に基づいて行うことができることも望ましい。図4と関連して以下により詳細に説明するように、ピボット接続は、関連付けカテゴリに関連付けることができる。
【0020】
ユーザインタフェース100は、1401-nとして示されている1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリ要素の表示を含むことができる。各関連付けカテゴリ要素、すなわち、ピボットは、メディアタイトルに類似の属性、すなわち、ピボット接続に基づいて、145として示されたメディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素を含むことができる。関連付けカテゴリ要素は、150として示された付加的なメディアタイトルに関連付けられた1つ又はそれよりも多くの付加的なグラフィック要素の一部分の表示を更に含むことができる。関連付けカテゴリ要素は、ピボット接続のカテゴリを特定するためのテキスト説明を更に含むことができる。例えば、ユーザインタフェース100には、155として示された「類似作品」カテゴリ、160として示された助演俳優のための賞カテゴリ、及び165として示されたキーワード「爆発」に関連付けられたキーワードカテゴリに関連付けられた関連付けカテゴリ要素が含まれる。ピボット接続要素1401-nの表示に基づいて、ユーザインタフェース100は、ユーザが1つ又はそれよりも多くのピボット接続に基づいて、メディアタイトル105のために様々なコンテンツを探索可能であるようにすることができる。更に、以下により詳細に説明するように、関連付けカテゴリ要素の表示は、各要素に割り当てられた優先順位レベルに基づくことができる。その方式により、コンテンツをユーザに向けることができる。更に、ユーザインタフェース100は、ユーザナビゲーションにおいて、補助のためのグラフィック表示要素のフォーカス移行を用いることができる。例えば、ユーザインタフェース100は、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリ要素の視覚的アピールを高めるための170として示されたスポットライト効果を含むことができる。
【0021】
ユーザインタフェース100についてメディアタイトルを参照して上述したが、ユーザインタフェースは、以下に限定されるものではないが、管理ファイル、個人用ファイル、データフォルダ、画像ファイル、カレンダのエントリ、連絡先などを含む様々な種類の要素のグラフィック表示及び/又は呈示のために用いることができることを認めるべきである。
【0022】
ここで図2を参照すると、一実施形態による装置の簡略ブロック図が示されている。一実施形態では、装置200は、メディアファイルを呈示するためにユーザインタフェースを提供するように構成することができる。装置200は、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリ(ピボット接続など)を判断するように更に構成することができる。一実施形態では、装置200は、メディアを閲覧するためのテレビジョンディスプレイのような表示装置に関するものとすることができる。代替的に、装置200は、セットトップボックス、ゲームコンソール、メディアプレイヤ、(DVD、Blu−ray(登録商標)、オーディオプレイヤなど)、ネットワークベースの通信モジュールのような表示装置にデータを提供するように構成された1つ又はそれよりも多くの装置に関するものとすることができる。更に別の実施形態では、装置200は、メディアプレイヤ、パーソナル通信装置のような携帯用電子装置に関するものとすることができる。装置200は、ユーザに対してメディアコンテンツの閲覧及び/又は探索のための複数のメディアタイトルを呈示するために、本明細書に説明する処理のうちの1つ又はそれよりも多くの処理を用いるように構成することができる。
【0023】
図2に示すように、装置200には、プロセッサ205、メモリ210、入力/出力インタフェース215、ディスプレイ220、及び通信インタフェース225が含まれる。プロセッサ205は、メモリ210に記憶された1つ又はそれよりも多くのコンピュータ実行可能命令に基づいて、装置200の作動を制御するように構成することができる。メモリ210は、RAMメモリとROMメモリの一方のメモリに関するものとすることができ、かつ装置200の作動のための1つ又はそれよりも多くのメディアファイル、コンテンツ、及びコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成することができる。
【0024】
I/Oインタフェース215は、数字キー、音量制御、チャンネル制御、メニュー制御、ポインティング装置、トラックボール、モード選択ボタン、及び再生機能(再生、停止、一時停止、早送り、繰り出し、スロー再生など)のようなユーザ入力のための1つ又はそれよりも多くのボタンを含むことができる。I/Oインタフェース215のボタンは、ハードボタン及びソフトボタンを含むことができ、ソフトのボタンの機能は、装置200上で作動する1つ又はそれよりも多くのアプリケーションに基づくことができる。I/Oインタフェース215は、グラフィック要素のスクロール又は選択を行うなどの1つ又はそれよりも多くのユーザ指令に対して使用することができる。I/Oインタフェース215は、ユーザインタフェースのナビゲートのために1つ又はそれよりも多くの遠隔制御命令を復号するように更に構成することができる。別の実施形態では、装置200は、1つ又はそれよりも多くの光学ドライブ(図2には示されていない)を含むことができ、光学ドライブは、ディスク(CD、DVD(登録商標)、Blu−ray(登録商標)など)に記憶された1つ又はそれよりも多くのメディアファイルの検出及び復号を行うように構成することができる。ディスプレイ220を用いて、ユーザインタフェースを表示することができる。一部の実施形態では、ディスプレイ220は、表示装置に関する1つ又はそれよりも多くのユーザ選択を検出するように構成されたタッチスクリーンディスプレイに関するものとすることができる。ディスプレイ220を用いて示されているが、表示装置は、ある一定の実施形態において任意的とすることができることは認められるであろう。
【0025】
通信インタフェース225は、以下に限定されるものではないが、LAN、WAN、Wi−Fiなどを含むネットワークベースの通信を考慮するように構成することができる。一部の実施形態では、通信インタフェース225は、1つ又はそれよりも多くの装置が有線通信又は無線通信を通じて装置200との通信が可能になるように構成することができる。通信インタフェース225は、取外し可能メモリのためのポートを含むデータ受信のための1つ又はそれよりも多くのポートを更に含むことができる。
【0026】
ここで図3を参照すると、メディアタイトルに関連付けられたコンテンツの探索のための装置によってユーザインタフェースを呈示する処理が示されている。処理300は、ピボット接続のようなメディアタイトルとの関連付けに基づいて1つ又はそれよりも多くの要素を表示するための図1の装置によって実行することができる。処理300は、ブロック305においてユーザ選択を検出することによって開始することができる。ユーザ選択は、装置によって表示されるユーザインタフェースのグラフィック要素の選択に関するものとすることができる。例えば、ユーザは、タイトルに関連する情報の閲覧及び/又はタイトルの購入又はレンタルを行うか否かの判断を行うために、メディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素を選択することができる。本発明の一実施形態によれば、メディアタイトルのユーザ選択は、メディアタイトル又は関連付けカテゴリに関連付けられた1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素の表示をもたらす場合がある。
【0027】
ブロック310において、ランク付けは、メディアタイトルのための1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリに対して判断することができる。ランク付けは、メディアタイトルの特徴に関連する複数の関連付けカテゴリの得点に基づいて判断することができる。関連付けカテゴリの得点は、ユーザ選択又はユーザにより選択されたカテゴリに関連付けられたメディアタイトルに対する1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリの属性及び/又はメディアタイトルの属性を得点する段階を含むことができる。1つ又はそれよりも多くのピボット接続は、得点に基づいて判断することができる。ピボット接続を判断するために、装置は、1つ又はそれよりも多くの選択されたメディアタイトル又はカテゴリの属性を判断することができる。
【0028】
一実施形態では、装置は、装置によってネットワークベースのサービスから受信したランク付けデータと得点とに基づいて関連付けカテゴリのランク付けを判断することができる。例えば、装置は、関連付けカテゴリ及び/又は別のメディアタイトルに対する各メディアタイトルのためにランク付けデータと得点データを受信することができる。装置は、受信したランク付け又は得点データに当該ユーザ選択を関連付けることによってランクキングデータを判断することができる。属性データは、ネットワークベースのサービスから受信することができる。ネットワークベースのサービスは、関連付けカテゴリのランク付け及び得点データを装置に対して同様に提供することができる。その方式により、装置は、受信したランク付けデータ及び得点データに基づいてランク付けを判断することができる。その方式により、ユーザ選択が検出された際に、ランク付けデータ及び得点データが利用可能であるので、処理速度を増すことができる。
【0029】
別の実施形態によれば、関連付けカテゴリのランク付けの判断は、装置によって判断することができる。一部の実施形態では、装置は、複数のメディアタイトルに対して属性データを含む1つ又はそれよりも多くのテーブルを判断し、次に、メモリに記憶することができる。他の実施形態では、ネットワークサーバが1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルの属性に一致するメモリテーブルを提供することができる。メディアタイトルの属性に基づいて、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリ又はメディアタイトルを選択することができる。選択されたメディアタイトルは1つ又はそれよりも多くのカテゴリに基づいて更に配列することができる。
【0030】
一実施形態では、複数のメディアタイトルの得点付けは、メディアタイトルのジャンル、メディアタイトルの特定の配役又はクルー、メディアタイトルに対するコンテクスト類似性、メディアタイトルのキーワード、メディアタイトルの評価、及びメディアタイトルに関連付けられた賞のうちの1つ又はそれよりも多くに対するメディアタイトルの関連付けに基づいて行うことができる。複数のメディアタイトルの得点は、各メディアタイトル属性に対して判断されたランク付けに基づいて複数のメディアタイトルのうちの各々のメディアタイトルに対してメディアタイトルの最高ランク付けの関連付けを判断する段階を含むことができる。
【0031】
ユーザ選択に基づいて、装置は、ブロック315においてメディアタイトルのためのカバー芸術作品又はグラフィックタイトルのようなグラフィック要素を表示することができる。ユーザインタフェースの表示は、ブロック320において、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリ、すなわち、ピボット機会の表示を含むことができる。関連付けカテゴリの表示は、メディアタイトルに関連付けられたテキスト及び1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素のようなカテゴリの識別子を含むことができる。関連付けカテゴリを表すグラフィック要素は、カテゴリに関連付けられたメディアタイトルの部分を含むように表示することができる。
【0032】
ここで図4を参照すると、1つ又はそれよりも多くの実施形態による関連付けカテゴリのグラフィック表現が示されている。一実施形態によれば、関連付けカテゴリは、より多くのメディアタイトルカテゴリ、又は配役405、監督415、賞425、映画カテゴリ435、キーワードカテゴリ445、日付455、及び評価465を含むメディアタイトルカテゴリに対して判断することができる。他のカテゴリを関連付けカテゴリを構成するために用いることができることも認めるべきである。更に、図4は、映画タイトルのためのカテゴリを参照して説明しているが、ユーザにデータを呈示するための他のタイプのメディア及び処理に対して関連付けカテゴリを使用することができることを認めるべきである。
【0033】
一実施形態では、関連付けカテゴリの表示は、優先順位付けすることができる。別の実施形態によると、メディアタイトルために判断された関連付けカテゴリの部分集合は、ユーザインタフェースに表示することができ、他の関連付けカテゴリは、ユーザがカテゴリを含むユーザインタフェースの一部分をスクロールすることによりアクセスすることができる。従って、図4は、1つ又はそれよりも多くのピボット接続カテゴリの呈示に関する例示を示しており、優先順位が表示順序に基づいて提供される。
【0034】
配役カテゴリ405は、1人又はそれよりも多くの映画の配役メンバに関連付けることができる。装置は、別のメディアタイトルに対する関連付け、すなわち、ピボット接続を判断するための属性として、4101-nとして示されている1人又はそれよりも多くの配役メンバの名前を判断するように構成することができる。図5と関連して以下により詳細に説明するように、ユーザは、ユーザインタフェースのメニューにおいて俳優名を選択することができる。その場合、ユーザインタフェースは、俳優が含まれている1つ又はそれよりも多くの映画タイトルを特定するように構成することができる。監督カテゴリ415は、420として示された類似の監督に基づいて、映画タイトルを特定するために用いることができる。ある一定の事例において、賞カテゴリ425は、類似の映画賞を受賞したメディアタイトルの選択のために表示することができる。映画カテゴリ435は、4101-nとして示されたアクション、コメディ、ドラマ、スリラー、一般的なカテゴリなどを含む映画の種類に関するものである。キーワードカテゴリ445は、映画の様々な特徴に関連付けられた1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを選択するために使用することができる。図4に示されているキーワード属性の例には、映画4501に基づく漫画本、裏切り4502を含む映画、スーパーヒーロー4503を対象とする内容を含む映画、飛行機4504を含む映画、及びある一定の事例においては450nとして示されたユーザが与えた用語が含まれる。メディアタイトルは、455として示されたデータ、及び460として示された評価に基づいて同様に判断することができる。
【0035】
ここで図5を参照すると、別の実施形態によるユーザインタフェースのグラフィック表現が示されている。関連付けカテゴリ要素のユーザ選択に基づいて、ユーザインタフェースは、ユーザ選択に関連付けられた1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを呈示するように構成することができる。ユーザインタフェース500は、特定の編成で複数のメディアタイトルを呈示するための1つ又はそれよりも多くのグラフィック表示要素を示している。グラフィック要素505は、ユーザに呈示することができるメディアタイトルの部分集合に関するものとすることができる。付加的な又はより少数のメディアタイトルは、ユーザインタフェースの表示ウィンドウにおいてユーザインタフェース500により表示することができることも認められるであろう。例えば、メディアタイトル510は、メディアタイトルに関連付けられたグラフィック画像及び/又はテキストに関するものとすることができる。
【0036】
ユーザインタフェース500は、螺旋状の配列でグラフィック要素を表示するように構成することができる。図5の螺旋状の配列には、他の螺旋状に配列されたグラフィック表示要素内の中心位置に表示された第1のグラフィック表示要素510が含まれる。この螺旋状配列は、515として示されてグラフィック表示要素のうちの各グラフィック表示要素がフォーカス状態を備えている複数のグラフィック表示要素と、520として示されて第2のフォーカス状態を備えたグラフィック表示要素の第2群とを含むことができる。例えば、第1の群515に関連付けられたグラフィック表示要素525は、フォーカスがオフである通常状態を有することができる。しかし、第2の群520に関連付けられたメディアタイトル530は、フォーカスオンを有するフォーカス状態で表示することができる。ユーザインタフェース500は、群515及び520の要素が方向535で示すように回転可能であるグラフィック表示要素の回転表示を提供することができる。ユーザインタフェース500は、グラフィック表示要素のアニメーションで呈示することができ、閲覧している間、第1の表示要素510と関連する要素が活発に追加されているように見える。
【0037】
ある一定の実施形態では、ユーザインタフェース500は、ユーザによって選択することができる1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリを列挙するメニュー540を含むことができる。選択された関連付けカテゴリに基づいて、1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを表示することができる。例えば、図1に示すように、メニュー540は、メディアタイトルの配役カテゴリのために示されている。メニュー540の表示は、545として示された配役カテゴリの識別子を含むことができる。ユーザインタフェース500は、550として示された1つ又はそれよりも多くのピボット接続を更に含むことができる。ユーザにより選択されて555として示されたピボット接続は、選択された特定のピボット接続を特定するために、他のピボット接続に対して相対的なサイズの拡大、光輝強調560、及び透明性設定のうちの1つ又はそれよりも多くを含む選択されたフォーカス状態を有するように表示することができる。この選択されたフォーカス状態は、ユーザインタフェースのユーザ操作に基づく他の関連付けカテゴリに適用することができる。一実施形態によれば、メディアタイトル505は、ピボット接続要素555の選択に基づいて表示することができる。従って、ピボット接続タイトル505は、メディアタイトル内で役柄を有していたようなピボット接続要素555に関連付けられた俳優を個々に含むことができる。
【0038】
メニュー540は、監督カテゴリ565及び570として示された監督名のためのピボット接続要素のような付加的なピボット接続カテゴリを更に含むことができる。更に別の実施形態では、ユーザインタフェース500は、表示されたピボット接続要素の視覚的アピールの改善を図るために575として示されたスポットライト処理を含むことができる。
【0039】
ここで図6を参照すると、別の実施形態によるユーザインタフェースのグラフィック表現が示されている。ピボット接続要素のユーザ選択に基づいて、ユーザインタフェースは、ユーザ選択に関連付けられた1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを呈示するように構成することができる。図6は、フォーカス状態を個々に有し、かつ605として示された螺旋状の編成で表示された複数のメディアタイトルを示している。ユーザインタフェース600は、映画カテゴリに基づくピボット接続のためのメニュー610を更に含む。メニュー610は、615として示されたピボットカテゴリを特定することができる。ピボット接続カテゴリ615の表示は、620として示された複数のピボット接続要素を含むことができる。メディアタイトル605の表示は、ピボット接続625のユーザ選択に基づいて行うことができる。ユーザインタフェース600は、光輝強調630を含む選択されたフォーカス状態を有するようにピボット接続625を表示することができる。ユーザインタフェース600は光輝強調635を更に含むことができる。
【0040】
ここで図7を参照すると、別の実施形態によるユーザインタフェースのグラフィック表現が示されている。ピボット接続要素のユーザ選択に基づいて、ユーザインタフェース700は、705として示されユーザ選択に関連付けられた1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを格子状編成で呈示するように構成することができる。図7は、ピボット接続要素に関連付けられたメニュー715のユーザ選択に基づいて表示することができるメディアタイトル710のような複数のメディアタイトルを示している。複数のメディアタイトルがユーザ選択に関連付けられる場合、ユーザインタフェース700は、方向720及び725により示すように、表示ウィンドウ内をスクロール可能とすることができる。メニュー715は、7401-nとして示されたキーワードピボット接続に基づいて1つ又はそれよりも多くのメディアタイトルを特定するためのキーワードピボット接続カテゴリを示している。一部の実施形態では、ユーザインタフェース700は、ユーザが740nで示すピボット接続のためのキーワード用語を定めることを可能にすることができる。
【0041】
ここで図8を参照すると、別の実施形態によるユーザインタフェースの作動に対して行われる処理のグラフィック表現が示されている。処理800を用いて、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリ及び/又はメディアタイトルを判断することができる。より多くのメディアタイトルのうちの1つのメディアタイトルの得点に基づいて、1つ又はそれよりも多くのピボット接続及びピボット接続要素をユーザインタフェースによって表示することができる。処理800は、ブロック805においてピボット機会の判断によって開始することができる。ピボット機会は、メディアタイトルと、複数のメディアタイトルのうちの各メディアタイトルとの間の関連付けに関するものとすることができ、このピボット機会は、メディアタイトル間で類似の属性に関連付けることができる。複数のピボット機会は、複数の類似の属性に基づく2つのメディアタイトルに関連して判断することができる。代替的に又は組み合わせで、ピボット機会は、メディアタイトルと関連付けカテゴリの間の関連付けに関するものとすることができる。ブロック805において、ピボット機会は、メディアタイトルのジャンル、メディアタイトルの特定の配役又はクルー、メディアタイトルに対するコンテクスト類似性、メディアタイトルのキーワード、メディアタイトルの評価、及びメディアタイトルに関連付けられた賞のうちの1つ又はそれよりも多くに基づくことができる。メディアタイトルに対するピボット機会を判断することにより、1つ又はそれよりも多くのメディアタイトル及び関連付けカテゴリをユーザに対して提案又は呈示することができる。
【0042】
ブロック810において、各ピボット機会は、メディアタイトルのために得点を付けることができる。複数のメディアタイトルの得点付けは、各メディアタイトル属性に対して判断されたランクに基づいて複数のメディアタイトルのうちの各々のメディアタイトルに対してメディアタイトルの最高ランク付けの関連付けを判断する段階を含むことができる。一実施形態では、共同フィルタリングを用いて、1つの又はそれよりも多くのメディアタイトルとの関連付け及び関連付けの強さに基づいて、ピボット機会を得点付けることができる。更に、関連付けカテゴリは、各関連付けカテゴリに関連付けられたメディアタイトルの回数及びランクに基づいて更に得点を付けることができる。一実施形態では、得点付けは、メディアタイトルがカテゴリに関連して得点が付けられる各関連付けに対するパーセント値に基づいて行うことができる。別の実施形態では、属性得点は、関連付けの全て又は部分集合に対する合計得点として組み合わせることができる。
【0043】
別の実施形態によると、より多くのピボット機会のうちの1つが廃棄されることもある。例えば、多すぎるか又は少なすぎるメディアタイトルを有する関連付けカテゴリは、関連付けカテゴリの表示リストから廃棄されるか又は取り除かれる場合がある。判断ブロック815において、1つ又はそれよりも多くのピボット機会を廃棄するか否かを判断することができる。1つ又はそれよりも多くのピボット機会を廃棄すべき場合(判断ブロック815からの「イエス」経路など)、残りの関連付けカテゴリのランク及びピボット機会は、ブロック820において更新することができる。1つ又はそれよりも多くのピボット機会を廃棄すべき場合(判断ブロック815からの「ノー」経路など)、残りの関連付けカテゴリのランクは、ブロック825において出力される。各ピボット機会と関連付けカテゴリのランク付けは、メディアタイトル又はメディアタイトルカテゴリの優先順位付けがユーザに対して呈示されることを可能にする。メディアタイトルの単なる関連付けとは対照的に、カテゴリ及びタイトルは、重要度、関連性、及びユーザの楽しみのうちの1つ又はそれよりも多くに基づいてランク付され、かつ呈示することができる。
【0044】
別の実施形態によれば、得点が付けられたピボット機会及び関連付けカテゴリは、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリを無作為に導入するか、又は再配置することによって更新することができる。例えば、1つの関連付けに対してのみ高い得点を含み、その得点が実質的に他の関連付けに比べて高いものであるが、低ランクと共に現れる場合があるピボットカテゴリは、変化に富んだ経験をユーザに提供するように調節することができる。判断ブロック830において、無作為なピボット機会又は関連付けカテゴリを挿入するか否かを判断することができる。1つ又はそれよりも多くのピボット機会を挿入すべき場合(判断ブロック830からの「イエス」経路など)、残りの関連付けカテゴリ及びピボット機会のランクは、ブロック835において更新することができる。1つ又はそれよりも多くのピボット機会を挿入すべきでない場合(判断ブロック830からの「ノー」経路など)、残りの関連付けカテゴリのランクは、ブロック840において出力される。ユーザインタフェースを呈示するための1つ又はそれよりも多くの装置に提供するために、処理800により判断されたデータの得点及びランク付けは、ネットワークベースのサービスによって用いることができることも認めるべきである。
【0045】
本発明の開示をその例示的な実施形態を参照して具体的に図示して説明したが、添付の特許請求の範囲によって包含される実施形態の範囲から逸脱することなく形態及び詳細の様々な変更をそこに行うことができるとは当業者によって理解されるであろう。
【符号の説明】
【0046】
100 ユーザインタフェース
105 メディアタイトル
115 グラフィック表示要素
120 光輝強調
130 アイコン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置によってユーザインタフェースを呈示ためのする方法であって、
装置によって表示されたユーザインタフェースのメディアタイトルに関連付けられたユーザ選択を検出する行為と、
前記メディアタイトルのための1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランク付けを判断する行為であって、ランク付けが、該メディアタイトルの特徴に関連する複数の関連付けカテゴリの得点付けに基づいて判断される行為と、
前記ユーザ選択に基づく前記メディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素を前記装置によって表示する行為と、
前記得点付けに基づく複数の関連付けカテゴリのための1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を前記装置によって表示する行為であって、該1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素が、前記メディアタイトルに対する該関連付けカテゴリのランクに基づいて表示される行為と、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ユーザ選択は、前記ユーザインタフェースによって複数のグラフィック要素を表示中の前記メディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素の選択に関連することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記メディアタイトルに対する1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランク付けを判断する行為は、前記装置によってネットワークベースのサービスから受信したデータをランク付け及び得点付けする行為に基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記メディアタイトルに対する1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランク付けを判断する行為は、ネットワークベースのサービスから受信した関連のデータから前記装置によって判断されたデータをランク付け及び得点付けする行為に基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記複数の関連付けカテゴリを得点付けする行為は、前記メディアタイトルのジャンル、該メディアタイトルの特定の配役又はクルー、該メディアタイトルに対するコンテクスト類似性、該メディアタイトルのキーワード、該メディアタイトルの評価、及び該メディアタイトルに関連付けられた賞のうちの1つ又はそれよりも多くに対するカテゴリとメディアタイトル関連付けとの関連付けに基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記複数の関連付けカテゴリを得点付けする行為は、各関連付けカテゴリに対して判断されたランクに基づく該複数の関連付けカテゴリの各々に対して前記メディアタイトルの最高ランク付けの関連付けを判断する行為を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記複数の関連付けカテゴリを得点付けする行為は、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランクを調節して無作為の要素を導入する行為を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記グラフィック要素の表示は、前記メディアタイトル及び該メディアタイトルに関連付けられた芸術作品のうちの1つ又はそれよりも多くのグラフィック表現に関連することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記複数の関連付けカテゴリに対して前記1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を表示する行為は、ランクに基づいて各関連付けカテゴリを呈示することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記複数の関連付けカテゴリに対して前記1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を表示する行為は、前記ユーザインタフェースのスクロール可能な選択エリアの表示を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
各表示された関連付けカテゴリは、該関連付けカテゴリの表示された識別子を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
関連付けカテゴリに対するグラフィック要素のユーザ選択を検出し、該関連付けカテゴリに関連付けられたメディアタイトルに対する1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を格子状編成及び螺旋状編成の一方で表示する行為を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
関連付けカテゴリメニューを表示する行為を更に含み、
選択された関連付けカテゴリが、表示された関連付けカテゴリに対する光輝強調、サイズ調節、及び透明性のうちの1つ又はそれよりも多くを用いて表示される、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項14】
ユーザインタフェースを呈示するためのコンピュータ実行可能コードを含むコンピュータ可読媒体上に記憶されたコンピュータプログラム製品であって、
装置によって表示されたユーザインタフェースの選択に関連付けられたユーザ入力を検出するコンピュータ可読コードと、
前記装置によって表示されたユーザインタフェースのメディアタイトルに関連付けられたユーザ選択を検出するコンピュータ可読コードと、
前記メディアタイトルに対する1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランク付けを判断するコンピュータ可読コードであって、ランク付けが、該メディアタイトルの特徴に対する複数の関連付けカテゴリの得点付けに基づいて判断されるコンピュータ可読コードと、
前記ユーザ選択に基づく前記メディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素を表示するコンピュータ可読コードと、
前記得点付けに基づく複数の関連付けカテゴリに対する1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を表示するコンピュータ可読コードであって、該1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素が、前記メディアタイトルに対する該関連付けカテゴリのランクに基づいて表示されるコンピュータ可読コードと、
を含むことを特徴とする製品。
【請求項15】
前記ユーザ選択は、前記ユーザインタフェースによって複数のグラフィック要素を表示中の前記メディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素の選択に関連することを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項16】
前記メディアタイトルに対する1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランク付けを判断することは、前記装置によってネットワークベースのサービスから受信したデータをランク付け及び得点付けすることに基づくことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項17】
前記メディアタイトルに対する1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランク付けを判断することは、ネットワークベースのサービスから受信した関連のデータから前記装置によって判断されたデータをランク付け及び得点付けすることに基づくことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項18】
前記複数の関連付けカテゴリを得点付けすることは、前記メディアタイトルのジャンル、該メディアタイトルの特定の配役又はクルー、該メディアタイトルに対するコンテクスト類似性、該メディアタイトルのキーワード、該メディアタイトルの評価、及び該メディアタイトルに関連付けられた賞のうちの1つ又はそれよりも多くに対するカテゴリとメディアタイトル属性との関連付けに基づくことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項19】
前記複数の関連付けカテゴリを得点付けすることは、各関連付けカテゴリに対して判断されたランクに基づく該複数の関連付けカテゴリの各々に対して前記メディアタイトルの最高ランク付けの関連付けを判断することを含むことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項20】
前記複数の関連付けカテゴリを得点付けすることは、1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランクを調節して無作為の要素を導入することを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項21】
前記グラフィック要素の表示は、前記メディアタイトル及び該メディアタイトルに関連付けられた芸術作品のうちの1つ又はそれよりも多くのグラフィック表現に関連することを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項22】
前記複数の関連付けカテゴリに対して前記1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を表示することは、ランクに基づいて各関連付けカテゴリを呈示することを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項23】
前記複数の関連付けカテゴリに対して前記1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を表示することは、前記ユーザインタフェースのスクロール可能な選択エリアの表示を含むことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項24】
各表示された関連付けカテゴリは、該関連付けカテゴリの表示された識別子を含むことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項25】
関連付けカテゴリに対するグラフィック要素のユーザ選択を検出し、該関連付けカテゴリに関連付けられたメディアタイトルに対する1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素を格子状編成及び螺旋状編成の一方で表示するコンピュータ可読コードを更に含むことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項26】
関連付けカテゴリメニューを表示するコンピュータ可読コードを更に含み、
選択された関連付けカテゴリが、表示された関連付けカテゴリに対する光輝強調、サイズ調節、及び透明性のうちの1つ又はそれよりも多くを用いて表示される、
ことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項27】
装置であって、
ディスプレイと、
メモリと、
装置によって表示されたユーザインタフェースのメディアタイトルに関連付けられたユーザ選択を検出し、
前記メディアタイトルに対する1つ又はそれよりも多くの関連付けカテゴリのランク付けを判断し、ランク付けが、該メディアタイトルの特徴に対する複数の関連付けカテゴリの得点付けに基づいて判断され、
前記ユーザ選択に基づく前記メディアタイトルに関連付けられたグラフィック要素の表示を制御し、かつ
前記得点付けに基づく複数の関連付けカテゴリに対する1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素の表示を制御し、該1つ又はそれよりも多くのグラフィック要素は、前記メディアタイトルに対する該関連付けカテゴリのランクに基づいて表示される、
ように構成され、前記ディスプレイ及びメモリに連結されたプロセッサと、
を含むことを特徴とする装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−128835(P2012−128835A)
【公開日】平成24年7月5日(2012.7.5)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−240633(P2011−240633)
【出願日】平成23年10月14日(2011.10.14)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フロッピー
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【出願人】(511265707)ソニー ネットワーク エンターテインメント インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】