説明

メディアドライブ装置

【課題】電力消費量を低減させることが可能なメディアドライブ装置を提供する。
【解決手段】モーターによりメディアを回転させて、前記メディアに記録されたデーターの読み出し、又は前記メディアへのデーターの記録を行うメディアドライブ装置において、前記モーターの回転速度を制御するコントロール・パルス信号を出力するとともに、前記コントロール・パルス信号のデューティ比を変化させて回転速度の調整量を設定する速度制御回路と、前記モーターを駆動するための駆動電圧を、前記コントロール・パルス信号のデューティ比に応じたスイッチング動作により昇圧させて生成する昇圧回路と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メディアドライブ装置に関し、特に、消費電力を低減可能なメディアドライブ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、メディアを一定方向に回転させた状態で光ピックアップによりメディアに記録されたデーターの読み出し、又は書き込みを行うレコーダーや、HDD等のメディアドライブ装置が知られている。例えば、レコーダーでは、DVDやブルーレイディスクをスピンドルモーターにより回転し、回転中のDVD等に照射されたレーザーの反射によってデーターの読取りを行う。
【0003】
また、上記したモーターを回転させるには、このモーターを駆動するための電源を生成する必要がある。例えば、引用文献1−4には、外部から供給された所定電圧の電源をトランジスターのスイッチング動作により昇圧又は降圧し、モーターを駆動するための電源を生成することが開示されている(例えば、特許文献1−4参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−341323号公報(特許公報 特許第4048599号)
【特許文献2】特開2004−064971号公報
【特許文献3】特開2000−149394号公報
【特許文献4】特開2009−159810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
昨今、限りあるエネルギーを効率よく利用するために製品の省電力化が提唱されている。上記したメディアドライブ装置においても、消費電力を低減させることが望ましい。
【0006】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、電力消費量を低減させることが可能なメディアドライブ装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明では、モーターによりメディアを回転させて、前記メディアに記録されたデーターの読み出し、又は前記メディアへのデーターの記録を行うメディアドライブ装置において、前記モーターの回転速度を制御するコントロール・パルス信号を出力するとともに、前記コントロール・パルス信号のデューティ比を変化させて回転速度の調整量を設定する速度制御手段と、前記モーターを駆動するための駆動電圧を、前記コントロール・パルス信号のデューティ比に応じたスイッチング動作により昇圧させて生成する昇圧回路と、を有する構成としてある。
【0008】
上記のように構成された発明では、速度制御手段は、コントロール・パルス信号のデューティ比を変化させてモーターの回転速度を制御する。また、昇圧回路は、モーターを駆動するための駆動電圧を生成して出力するが、このとき、昇圧回路はコントロール・パルス信号のデューティ比に応じたスイッチング動作により供給された電源を昇圧させて駆動電圧を生成する。そのため、昇圧回路は、コントロール・パルス信号のデューティ比に応じてモーターの回転速度に応じて設定される電圧値を備える駆動電圧を生成することとなるため、モーターが駆動するのに必要とする電圧値だけを生成することができ、無駄な電力の消費を抑え、消費電力を低減させることができる。
【0009】
また、前記昇圧回路が供給する駆動電圧より高い電圧の駆動電圧を供給する定電圧回路と、前記モーターの高負荷時には、前記定電圧回路から前記モーターへ電源を供給させ、前記モーターが定速駆動する場合は、前記昇圧回路から前記モーターへ電源を供給させる切り替え手段と、を有する構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、モーターの高負荷時と低負荷時とで電源の供給経路を分けることで、モーターが要する電圧値をより適切に供給することができる。
【0010】
そして、前記昇圧回路は、前記モーターを定速駆動させるために前記速度制御手段から出力されるコントロール・パルス信号のデューティ比により前記駆動電圧を生成するよう設定される構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、モーターが定速駆動を行う低負荷時において本発明の一部を使用することで、昇圧回路の容量を小さくすることができる。
【0011】
さらに、前記速度制御手段は、前記モーターの回転数に応じて前記コントロール・パルス信号のデューティ比を設定する構成としてもよい。
【0012】
また、本発明の他の局面として、前記昇圧回路が供給する駆動電圧より高い電圧の駆動電圧を供給する定電圧回路と、前記モーターの高負荷時には、前記定電圧回路から前記モーターへ電源を供給させ、前記モーターが定速駆動する場合は、前記昇圧回路から前記モーターへ電源を供給させる切り替え手段と、を有し、前記昇圧回路は、前記モーターを定速駆動させるために前記速度制御手段から出力されるコントロール・パルス信号のデューティ比により前記駆動電圧を生成するよう設定され、前記速度制御手段は、前記モーターの回転数に応じて前記コントロール・パルス信号のデューティ比を設定する構成としてもよい。
【発明の効果】
【0013】
以上、説明したように本発明では、モーターが駆動するのに必要とする電圧値だけを生成することができ、無駄な電力の消費を抑え、消費電力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】レコーダー10の構成を説明するブロック構成図である。
【図2】スピンドルモーター22bの速度変化を説明するグラフである。
【図3】コントロール・パルス信号のデューティ比と、第二駆動電圧V2の電圧値との関係を示す図である。
【図4】第2の実施形態に係るレコーダー10の構成を説明するブロック構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
1.第1の実施形態:
1.1.メディアドライブ装置の構成:
1.2.メディア再生時における電源の切り替え:
2.第2の実施形態:
3.その他の実施形態:
【0016】
1.第1の実施形態:
1.1.メディアドライブ装置の構成:
以下、図を参照して、この発明に係るメディアドライブ装置を具体化した第1の実施の形態について説明する。なお、本実施形態では、メディアドライブ装置の一例として、レコーダー10をもとに説明を行う。
【0017】
図1は、レコーダー10の構成を説明するブロック構成図である。レコーダー10は、DVDやブルーレイ・ディスク(登録商標)等のメディアMに対してデーターの記録、又はメディアMに記録されたデーターの読み出しを行う装置である。図1に示すようにレコーダー10は、メディアMに対してデーターの読取り又は記録を行うドライブユニット20と、レコーダー10の駆動を統合的に制御するメインコントローラー11と、レコーダー10が駆動するための電源を供給するメイン電源回路12と、を備えて構成されている。
【0018】
メイン電源回路12は、整流回路や、平滑回路、更には降圧回路を備えて構成され、商用電源等の外部電源から安定化電源を生成する回路である。本実施形態では、メイン電源回路12は、ドライブユニット20に供給される12V系電源並びに5V系電源、及びメインコントローラー11に供給する3.3V系電源並びに5V系電源生成する。
【0019】
メインコントローラー11は、CPUやこのCPUが実行するプログラムが記録されたROM、及びCPUのワークエリアとして作用するRAMを備えて構成される。
【0020】
ドライブユニット20は、メディアMに対してデーターを読取り又は記録するユニットである。ドライブユニット20は、光ピックアップユニット21と、スピンドルユニット22と、速度制御回路(速度制御手段)23と、内部電源生成回路24と、を備えて構成されている。
【0021】
光ピックアップユニット21は、半導体レーザーや、光検知器、更には対物レンズを備え、半導体レーザーから照射されるレーザー光を対物レンズにより集光させてメディアMのデーター記録面に照射し、データーの書き込みや読み出しを行う。
【0022】
スピンドルユニット22は、メディアMをその中心軸で固定するスピンドル部22aや、このスピンドル部22aを回転させるスピンドルモーター22b、更にはスピンドルモーター22bを駆動させる駆動回路22cと、を備えて構成されている。本実施形態では、スピンドルモーター22bはブラシレスモーターにより実現され、駆動回路22cから供給される電流によりホール素子を駆動させて回転を行う。また、駆動回路22cは、後述する速度制御回路23から出力されるコントロール・パルス信号に応じてスピンドルモーター22bに供給する電流量を変化させ、回転速度を調整する。
【0023】
速度制御回路23は、スピンドルモーター22bの回転速度をもとに同スピンドルモーター22bの回転速度を制御するためのコントロール・パルス信号を出力する。本実施形態では、速度制御回路23は、スピンドルモーター22bの回転に応じた回転信号をパルスの変化として取り出し、これをF(周波数)/V(電圧)変換して電圧比較を行い、比較結果に応じて生成されるコントロール・パルス信号をスピンドルユニット22の駆動回路22cに出力する(このような、制御をFG制御ともいう)。ここで、回転信号としては、スピンドルユニットから出力されるFG信号を使用する。なお、FG信号は、スピンドルモーター22bの回転数に応じて出力される信号であり周知の信号である。無論、これ以外にも、スピンドルモーター22bの回転をセンサーを用いて直接検出するものであってもよい。
【0024】
図2は、スピンドルモーター22bの速度変化を説明するためのグラフである。なお、横軸は時間を示し、縦軸は、回転速度N(rpm)を示す。
速度制御回路23から出力されるコントロール・パルス信号は、スピンドルモーター22bの速度調整量に応じて、そのデューティ比が設定される。本実施形態では、スピンドルモーター22bの駆動開始(T0)から加速度期間T1においては、コントロール・パルス信号のデューティ比が50パーセント以上となるよう設定される。一方、スピンドルモーター22bの定速駆動期間T2においては、コントロール・パルス信号のデューティ比が50パーセントとなるよう設定される。即ち、定速駆動期間T2の速度変化がない期間においては、コントロール・パルス信号のデューティ比が50パーセントを維持するよう設定される。
【0025】
内部電源生成回路24は、スピンドルユニット22へ供給する駆動電圧を生成する。内部電源生成回路24は、メイン電源回路12から供給される12V系電源により12Vの第一駆動電圧V1を生成する定電圧回路24aと、メイン電源回路12から供給される5V系電源により7.5Vの第二駆動電圧V2を生成する昇圧回路24bと、第一又は第二駆動電圧の供給を切り替える切り替え回路(切り替え手段)24cと、を備えて構成されている。
【0026】
切り替え回路24cは、例えば、CPU等の演算部を備えて構成され、スピンドルモーター22bにかかる負荷に応じて供給する駆動電圧を切り替える。切り替え回路24cは、スピンドルモーター22bの駆動開始時T0、及び加速期間T1において、定電圧回路24aから12Vの第一駆動電圧V1が供給されるよう切り替えを行う。これは、スピンドルモーター22bの駆動開始時T0及び加速期間T1においては、スピンドルモーター22bにかかる負荷が高くなるため、電源を多く必要とするためである。一方、スピンドルモーター22bの定速駆動期間T2では、切り替え回路24cは、昇圧回路24bから7.5Vの第二駆動電圧V2が供給されるよう切り替えを行う。これは、スピンドルモーター22bの定速駆動期間T2においては、スピンドルモーター22bにかかる負荷が低く、電源を多く必要としないためである。なお、切り替え回路24cによる、各駆動電圧の供給切り替えは、スピンドルモーター22bの速度テーブルに応じて予め設定されればよい。
【0027】
昇圧回路24bは、外部から発振パルスの供給を受けて、メイン電源回路12から供給される5V系電源から7.5Vの第二駆動電圧V2を生成する他励発振回路により構成される。一例として、昇圧回路24bは、発振パルスの供給を受けて内部トランジスターがスイッチングするスイッチングICと、このスイッチングICにより昇圧された電圧(第二駆動電圧V2)をスピンドルユニット22に供給するトランスTを備えて構成される。
【0028】
また、本実施形態では、昇圧回路24bは、速度制御回路23が出力するコントロール・パルス信号を発振パルスとして使用することで、スイッチングを行う。図3は、コントロール・パルス信号のデューティ比と、第二駆動電圧V2の電圧値との関係を示す図である。なお、図3では、横軸にコントロール・パルス信号のデューティ比(パーセント)を示し、縦軸に第二駆動電圧V2の電圧値(V)を示す。昇圧回路24bは、コントロール信号(発振パルス)のデューティ比が50パーセントとのときに、7.5Vの第二駆動電圧V2を生成するよう各パラメーターが設定されている。これは、スピンドルモーター22bの定速駆動期間T2で、内部電源生成回路24から7.5Vの第二駆動電圧V2がスピンドルユニット22に供給されるようにするためである。
【0029】
1.2.メディア再生時における電源の切り替え:
以下、メディア再生時における、レコーダー10における電源の切り替え処理を説明する。なお、メディアMに対するデーターの記録時においても電源の切り替え処理は同様であるため、その説明を省略する。
【0030】
メインコントローラー11から駆動命令が出力されると、スピンドルユニット22は、スピンドルモーター22bを駆動させてメディアMを回転させる。このとき、図2の期間T0において、切り替え回路24cは、定電圧回路24aから12Vの第一駆動電圧V1が駆動回路22cに供給されるよう制御を行う。以下、加速期間T1において、速度制御回路23は、スピンドルモーター22bの回転数に応じてデューティ比を設定したコントロール・パルス信号を駆動回路22cに出力する。そのため、加速期間T1において、スピンドルモーター22bの速度は、速度v1まで変化する。
【0031】
スピンドルモーター22bの速度がv1に達すると、速度制御回路23は、コントロール・パルス信号のデューティ比を50パーセントに維持する。そのため、駆動回路22cはスピンドルモーター22bの定速駆動を開始する(定速駆動期間T2)。
【0032】
スピンドルモーター22bが定速駆動に移行すると、切り替え回路24cは、昇圧回路24bから7.5Vの第二駆動電圧V2が駆動回路22cに供給されるよう切り替えを行う。このとき、昇圧回路24bには、デューティ比が50パーセントとなったコントロール・パルス信号がスイッチングICに供給され、このコントロール・パルス信号を発振パルスとする昇圧動作が実行される。そのため、メイン電源回路12から供給される5V系電源から7.5Vの第二駆動電圧V2が生成され、スピンドルユニット22に供給される。
【0033】
以後、定速駆動期間T2において、スピンドルユニット22は7.5Vの第二駆動電圧V2により駆動するため、定速駆動期間T2においては第一駆動電圧V1により駆動する場合に比べて消費電力を低減することができる。また、昇圧回路24bは最大で7.5Vの第二駆動電圧V2を生成すればよいため、回路の容量を小さくすることができる。
【0034】
2.第2の実施形態:
内部電源生成回路24の構成を昇圧回路24bのみとし、速度制御回路23から出力されるコントロール・パルス信号のデューティに応じて昇圧回路24bが7.5V〜12Vの駆動電圧を生成する構成としてもよい。
【0035】
図4は、第2の実施形態に係るレコーダー10の構成を説明するブロック構成図である。スピンドルモーター22bの加速期間T1において、スピンドルユニット22には、7.5V〜12Vの駆動電圧を必要とする。そのため、昇圧回路24bは、加速期間T1において出力されるコントロール・パルス信号のデューティ比(例えば、デューティ比50パーセント〜75パーセント)により発振を行った場合、7.5V〜12Vの駆動電圧を生成できるようスイッチングICのパラメーターを設定する。上記構成とすることで、内部電源生成回路24の構成をより簡略化することができる。
【0036】
3.その他の実施形態:
本発明は、様々な実施形態が存在する。
レコーダー10としては、レコーダーに限定されず、上記レコーダーの構成を備えるテレビジョン受像機であってもよい。
【0037】
以上説明したように、レコーダー10では、昇圧回路24bは、スピンドルモーター22bの回転速度に応じて設定される電圧値を備える駆動電圧を生成することができるため、スピンドルモーター22bが駆動するのに必要とする電圧値だけを生成することができ、無駄な電力の消費を抑え、消費電力を低減させることができる。
【0038】
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
【符号の説明】
【0039】
10…レコーダー、11…メインコントローラー、12…メイン電源回路、20…ドライブユニット、21…光ピックアップユニット、22…スピンドルユニット、22a…スピンドル部、22b…スピンドルモーター、22c…駆動回路、23…速度制御回路、24…内部電源生成回路、24a…定電圧回路、24b…昇圧回路、24c…切り替え回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
モーターによりメディアを回転させて、前記メディアに記録されたデーターの読み出し、又は前記メディアへのデーターの記録を行うメディアドライブ装置において、
前記モーターの回転速度を制御するコントロール・パルス信号を出力するとともに、前記コントロール・パルス信号のデューティ比を変化させて前記回転速度の調整量を設定する速度制御手段と、
前記モーターを駆動するための駆動電圧を、前記コントロール・パルス信号のデューティ比に応じたスイッチング動作により昇圧させて生成する昇圧回路と、を有することを特徴とするメディアドライブ装置。
【請求項2】
前記昇圧回路が供給する駆動電圧より高い電圧の駆動電圧を供給する定電圧回路と、
前記モーターの高負荷時には、前記定電圧回路から前記モーターへ電源を供給させ、前記モーターが定速駆動する場合は、前記昇圧回路から前記モーターへ電源を供給させる切り替え手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載のメディアドライブ装置。
【請求項3】
前記昇圧回路は、前記モーターを定速駆動させるために前記速度制御手段から出力されるコントロール・パルス信号のデューティ比により前記駆動電圧を生成するよう設定されていることを特徴とする請求項2に記載のメディアドライブ装置。
【請求項4】
前記速度制御手段は、前記モーターの回転数に応じて前記コントロール・パルス信号のデューティ比を設定することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のメディアドライブ装置。
【請求項5】
前記昇圧回路が供給する駆動電圧より高い電圧の駆動電圧を供給する定電圧回路と、
前記モーターの高負荷時には、前記定電圧回路から前記モーターへ電源を供給させ、前記モーターが定速駆動する場合は、前記昇圧回路から前記モーターへ電源を供給させる切り替え手段と、を有し、
前記昇圧回路は、前記モーターを定速駆動させるために前記速度制御手段から出力されるコントロール・パルス信号のデューティ比により前記駆動電圧を生成するよう設定され、
前記速度制御手段は、前記モーターの回転数に応じて前記コントロール・パルス信号のデューティ比を設定することを特徴とする請求項1に記載のメディアドライブ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−43488(P2012−43488A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−181774(P2010−181774)
【出願日】平成22年8月16日(2010.8.16)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】