説明

メール受信システム、メール受信方法、メール受信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体

【課題】 電子メールを受信する際のセッションの分配を適切に行うことが可能なメール受信システムを提供すること。
【解決手段】 このメール受信システム10は、送信端末201から送信される電子メールを受信するメール受信部101と、当該受信した電子メールに含まれる送信端末201に対応するメールサーバA20を特定するためのメールサーバIPアドレスに基づいて、当該電子メールの取り扱い可否を判断する送信元判断部102と、メールサーバA20に対応して予め定められているセッション数に基づいて、電子メールの取り扱い可否を判断するセッション判断部103と、送信元判断部102及びセッション判断103の判断結果が、共に取り扱い可能である場合に、電子メールを指定された携帯電話機40に送信するように処理を行う送信処理部104と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メール受信システム、メール受信方法、メール受信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットを経由して電子メールを送受信するためにはメールサーバが用いられる。例えば、パーソナルコンピュータといった送信元端末から、情報通信可能な携帯電話機といった送信先端末に電子メールを送信する場合には、送信元端末を受け持つ送信元メールサーバに電子メールを送信する。送信元メールサーバは、その電子メールに含まれる送信先端末の情報に基づいて、送信先端末を受け持つ送信先メールサーバに電子メールを送信する。送信先メールサーバはその電子メールに含まれる送信先端末の情報に基づいて、送信先端末に電子メールを送信するように処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に各メールサーバは複数の送信元端末を受け持っており、複数の送信元端末から個別に電子メールが送信される場合には、他のメールサーバに送信する電子メールが分散し、送信先メールサーバが電子メールを受信する際に確立するセッションが占有されてしまう可能性は低い。しかしながら、送信元メールサーバから、同時に大量の電子メールを送り込まれると送信先メールサーバのセッションが占有されてしまい、他のメールサーバからの電子メールの受信が遅延する場合がある。
【0004】そこで本発明では、電子メールを受信する際のセッションの分配を適切に行うことが可能な、メール受信システム、メール受信方法、メール受信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のメール受信システムは、送信元端末から送信される電子メールを受信する受信手段と、当該受信した電子メールに含まれる送信元端末に対応する送信元メールサーバを特定するための送信元情報に基づいて、当該電子メールの取り扱い可否を判断する送信元判断手段と、送信元メールサーバに対応して予め定められているセッション数に基づいて、電子メールの取り扱い可否を判断するセッション判断手段と、送信元判断手段及びセッション判断手段の判断結果が、共に取り扱い可能である場合に、電子メールを指定された送信先端末に送信するように処理を行う送信処理手段と、を備える。
【0006】本発明のメール受信方法は、受信手段が、送信元端末から送信される電子メールを受信する受信ステップと、送信元判断手段が、当該受信した電子メールに含まれる送信元端末に対応する送信元メールサーバを特定するための送信元情報に基づいて、当該電子メールの取り扱い可否を判断する送信元判断ステップと、セッション判断手段が、送信元メールサーバに対応して予め定められているセッション数に基づいて、電子メールの取り扱い可否を判断するセッション判断ステップと、送信処理手段が、送信元判断手段及びセッション判断手段の判断結果が、共に取り扱い可能である場合に、電子メールを指定された送信先端末に送信するように処理を行う送信処理ステップと、を備える。
【0007】本発明のメール受信プログラムは、コンピュータを、送信元端末から送信される電子メールを受信する受信手段と、当該受信した電子メールに含まれる送信元端末に対応する送信元メールサーバを特定するための送信元情報に基づいて、当該電子メールの取り扱い可否を判断する送信元判断手段と、送信元メールサーバに対応して予め定められているセッション数に基づいて、電子メールの取り扱い可否を判断するセッション判断手段と、送信元判断手段及びセッション判断手段の判断結果が、共に取り扱い可能である場合に、電子メールを指定された送信先端末に送信するように処理を行う送信処理手段と、して機能させる。また、本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体には、このメール受信プログラムが記録されている。
【0008】本発明のメール受信システム及びメール受信方法によれば、電子メールに含まれる送信元情報に基づいてその電子メールの取り扱いの可否を判断するので、送信元メールサーバに応じた電子メールの取り扱いが可能となる。また、各送信元メールサーバに対応するセッション数に基づいてその電子メールの取り扱いの可否を判断するので、各メールサーバに割り当てられたセッション数を超えることがなく、特定のメールサーバによるセッションの占有を回避できる。また、コンピュータを用いて本発明のメール受信プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0010】本発明の実施形態であるメール受信システム10について図1を用いて説明する。図1はメール受信システム10の構成を説明するための図である。メール受信システム10は、メールサーバA20及びメールサーバB30とはインターネット50を介して情報の送受信が可能なように構成されており、携帯電話機40には移動体通信網60を介して情報の送受信が可能なように構成されている。
【0011】メールサーバA20及びメールサーバB30は、SMTP(simple mail transfer protocol)やPOP3(post office protocol version 3)といったプロトコルを用いて電子メールの送受信を行うサーバシステムである。メールサーバA20は、送信端末201及び送信端末202のメールサーバとして対応しており、メールサーバB30は、送信端末301及び送信端末302のメールサーバとして対応している。
【0012】送信端末201、送信端末202、送信端末301、及び、送信端末302には、物理的には、CPU(中央処理装置)、タッチパネルやキーボードやカードリーダといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった通信装置などを備えたコンピュータシステムとして構成されている。送信端末201〜302は、それらを使用するユーザがインターネット50を介して情報のやり取りを行う際に使用する端末である。
【0013】携帯電話機40は、ユーザが利用するデータ通信機能を併せ持った携帯電話機であり、TDMA(Time Division Multiple Access)方式の一つであるPDC(Personal Digital Cellular)方式を採用しているが、CDMA(Code Division Multiple Access)方式といった他の方式のデジタル携帯電話機であってもよく、GPRS(General Packet Radio Service)といった方式も採用可能であり、データ通信可能な種々の方式が適宜採用される。更に、IMT−2000といったいわゆる第三世代の移動体通信方式であってもよい。また、携帯電話機の代わりに通信機能を持ったPDA(Personal Digital Assistance)といった携帯情報端末を用いてもよく、情報通信可能な機器が広く適用可能となる。
【0014】メール受信システム10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、タッチパネルやキーボードやカードリーダといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった通信装置などを備え、インターネット50及び移動体通信網60を介して情報の送受信を行うコンピュータシステムとして構成されている。
【0015】メール受信システム10は機能的な構成要素として、メール受信部(受信手段)101と、送信元判断部(送信元判断手段)102と、セッション判断部(セッション判断手段)103と、送信処理部(送信処理手段)104と、送信元情報格納部109と、を含む。引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0016】メール受信部101は、メールサーバA20及びメールサーバB30から送信される電子メールを、インターネット50を介して受信する部分である。メール受信部101は受信した電子メールを送信処理部104に出力する。また、メール受信部101は、その受信した電子メールに含まれる少なくとも送信元のメールサーバを特定するための送信元情報(例えば、送信元メールサーバのIPアドレス)を送信元判断部102及びセッション判断部103に出力する。
【0017】送信元判断部102は、メール受信部101から出力される、受信した電子メールの送信元メールサーバを特定する送信元情報に基づいて、その受信した電子メールの取り扱い可否を判断する部分である。より具体的には、送信元判断部102は、メール受信部101から出力された送信元情報と、送信元情報格納部109に格納されている情報とに基づいて、送信元情報で特定されるメールサーバが登録されているかどうかを判断することで、電子メールの取り扱い可否を判断する。
【0018】ここで、送信元情報格納部109に格納されている情報の例について図2を用いて説明する。図2の例では、送信元情報格納部109には、メールサーバ名と、メールサーバIPアドレスと、セッション数とが関連付けられて格納されている。メールサーバ名は、メール受信システム10に登録されたメールサーバの名称であり、メール受信システム10はこの登録されたメールサーバから送信される電子メールのみを取り扱う。メールサーバIPアドレスは、登録されたメールサーバのIPアドレスであり、各メールサーバから送信されてくる電子メールにはこのメールサーバIPアドレスが添付されてくる。セッション数は、各メールサーバに許容されたセッションの上限である。
【0019】例えば、送信端末201から電子メールが送信されると、メールサーバA20を経由してメール受信システム10に送信されてくるので、その受信した電子メールにはメールサーバA20のメールサーバIPアドレスである「aaa.aa.aaa.aaa」が添付されてくる。送信元判断部102は、このメールサーバIPアドレス「aaa.aa.aaa.aaa」と、送信元情報格納部109に格納されているメールサーバIPアドレスとを照合して、メールサーバA20が登録されているかどうかを判断する。図2の例では、メールサーバIPアドレス「aaa.aa.aaa.aaa」は登録されているので、メールサーバA20は登録されているメールサーバであると判断し、受信した電子メールが取り扱い可能であると判断する。送信元判断部102は、受信した電子メールの取り扱い可否についての判断結果を送信処理部104に出力する。
【0020】セッション判断部103は、受信した電子メールの送信元メールサーバに対応して予め定められているセッション数に基づいて、受信した電子メールの取り扱い可否を判断する部分である。より具体的には、メール受信部101から出力される、受信した電子メールの送信元メールサーバを特定する送信元情報と、送信元情報格納部109に格納されている情報とに基づいて、送信元メールサーバに割り当てられているセッション数を取得し、その割り当てられたセッション数と実際に使用しているセッション数を比較することで、電子メールの取り扱い可否を判断する。
【0021】例えば、送信元メールサーバがメールサーバA20であれば、割り当てられているセッション数は2なので、実際に使用しているメールサーバA20に対応するセッション数が2以下であれば、その受信した電子メールの取り扱いが可能であると判断する。セッション判断手段103は、受信した電子メールの取り扱い可否についての判断結果を送信処理部104に出力する。尚、具体的に各メールサーバごとのセッション数を制限する手法については、帯域制限をかけるといった様々な手法が適宜用いられる。
【0022】送信処理部104は、送信元判断部102及びセッション判断部103の判断結果が共に取り扱い可能である場合に、該当する電子メールの送信処理を行う部分である。より具体的には、受信した電子メールの送信元メールサーバが予め登録されているものであり、その送信元メールサーバに対応するセッションに空きがある場合には、送信元判断部102及びセッション判断部103は共にその受信した電子メールを取り扱い可能であると判断するので、移動体通信網60を介して携帯電話機40に電子メールを送信するように処理を行う。送信処理部104は、送信元判断部102又はセッション判断部103の判断結果が取り扱い不可である場合には、該当する電子メールの送信処理を行わずに処理を終了する。
【0023】引き続いて、メール受信システム10を用いて電子メールの受信を行う方法について図3に示すフローチャートを用いて説明する。
【0024】メール受信システム10のメール受信部101がインターネット50から電子メールを受信すると、送信処理部104にその電子メールを出力し、送信元判断部102及びセッション判断部103には、その電子メールの送信元メールサーバを特定するためのメールサーバIPアドレスを出力する(ステップS01)。
【0025】送信元判断部102は、メール受信部101から出力された送信元メールサーバのメールサーバIPアドレスに基づいて、その送信元メールサーバが登録されているかどうかを判断する(ステップS02)。送信元判断部102は、その判断結果を送信処理部104に出力する。
【0026】セッション判断部103は、メール受信部101から出力された送信元メールサーバのメールサーバIPアドレスに基づいて、その送信元メールサーバに割り当てられているセッション数に空きがあるかどうかを判断する(ステップS03)。セッション判断部103は、その判断結果を送信処理部104に出力する。
【0027】送信処理部104は、送信元判断部102及びセッション判断部103の判断結果に基づいて、受信した電子メールの送信処理が可能かどうかを判断する(ステップS04)送信処理部104は、受信した電子メールの送信処理が可能であると判断すると、移動体通信網60を介して電子メールの送信を行うように処理する(ステップS05)。また、送信処理部104は、受信した電子メールの送信処理が不可能であると判断すると、処理を停止して受信した電子メールの送信処理を行わない(ステップS06)。
【0028】次にコンピュータを、本実施形態のメール受信システム10として機能させるためのメール受信プログラム92及びそれが記録されているコンピュータ読取可能な記録媒体9について説明する。図4は、メール受信プログラム92が記録されている記録媒体9の構成を示した図である。記録媒体9としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリなどが該当する。
【0029】記録媒体9は、図4に示すように、プログラムを記録するプログラム領域91と、データを記録するデータ領域93とを備えている。データ領域93には、図1を用いて説明した送信元情報格納部109と同様の送信元情報データベース931が格納されている。
【0030】プログラム領域91には、メール受信プログラム92が記録されている。メール受信プログラム92は、処理を統括するメインモジュール921と、メール受信モジュール922と、送信元判断モジュール923と、セッション判断モジュール924と、送信処理モジュール925とを備える。ここで、メール受信モジュール922、送信元判断モジュール923、セッション判断モジュール924、送信処理モジュール925のそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上記メール受信システム10のメール受信部101、送信元判断部102、セッション判断部103、送信処理部104のそれぞれの機能と同様である。
【0031】本実施形態の作用及び効果について説明する。電子メールに含まれる送信元情報としてのメールサーバIPアドレスに基づいてその電子メールの取り扱いの可否を判断するので、送信元メールサーバに応じた電子メールの取り扱いが可能となる。また、各送信元メールサーバに対応するセッション数に基づいてその電子メールの取り扱いの可否を判断するので、各メールサーバに割り当てられたセッション数を超えることがなく、特定のメールサーバによるセッションの占有を回避できる。例えば、メールサーバA20から大量の電子メールの送信があった場合でも、メールサーバA20に割り当てられているセッション数は2であるから、そのセッション数を超えてメールサーバA20にセッションが割り当てられることが無い。従って、メールサーバB30からの電子メールの送信に遅延が生じるのを極力回避できる。
【0032】尚、本実施形態では、送信元情報格納部109にメールサーバ名とメールサーバIPアドレスとセッション数とが関連付けられて格納されている場合を示したが、これに限定されることはなく、送信元情報格納部109には少なくともメールサーバIPアドレスとセッション数とを関連付けて格納しておいてもよい。このような態様にした場合でも、本実施形態と同様の効果を奏する。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、電子メールに含まれる送信元情報に基づいてその電子メールの取り扱いの可否を判断するので、送信元メールサーバに応じた電子メールの取り扱いが可能となる。また、各送信元メールサーバに対応するセッション数に基づいてその電子メールの取り扱いの可否を判断するので、各メールサーバに割り当てられたセッション数を超えることがなく、特定のメールサーバによるセッションの占有を回避できる。従って本発明の目的とする、電子メールを受信する際のセッションの分配を適切に行うことが可能な、メール受信システム、メール受信方法、メール受信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるメール受信システムを説明するための図である。
【図2】図1の送信元情報格納部に格納される情報の例を示した図である。
【図3】図1のメール受信システムを用いて電子メールの受信を行う方法を示したフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態であるメール受信プログラムを説明するための図である。
【符号の説明】
10…メール受信システム、20…メールサーバA、30…メールサーバB、40…携帯電話機、50…インターネット、60…移動体通信網、101…メール受信部、102…送信元判断部、103…セッション判断部、104…送信処理部、109…送信元情報格納部、201、202、301、302…送信端末。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 送信元端末から送信される電子メールを受信する受信手段と、当該受信した電子メールに含まれる前記送信元端末に対応する送信元メールサーバを特定するための送信元情報に基づいて、当該電子メールの取り扱い可否を判断する送信元判断手段と、前記送信元メールサーバに対応して予め定められているセッション数に基づいて、前記電子メールの取り扱い可否を判断するセッション判断手段と、前記送信元判断手段及び前記セッション判断手段の判断結果が、共に取り扱い可能である場合に、前記電子メールを指定された送信先端末に送信するように処理を行う送信処理手段と、を備えるメール受信システム。
【請求項2】 受信手段が、送信元端末から送信される電子メールを受信する受信ステップと、送信元判断手段が、当該受信した電子メールに含まれる前記送信元端末に対応する送信元メールサーバを特定するための送信元情報に基づいて、当該電子メールの取り扱い可否を判断する送信元判断ステップと、セッション判断手段が、前記送信元メールサーバに対応して予め定められているセッション数に基づいて、前記電子メールの取り扱い可否を判断するセッション判断ステップと、送信処理手段が、前記送信元判断手段及び前記セッション判断手段の判断結果が、共に取り扱い可能である場合に、前記電子メールを指定された送信先端末に送信するように処理を行う送信処理ステップと、を備えるメール受信方法。
【請求項3】 コンピュータを、送信元端末から送信される電子メールを受信する受信手段と、当該受信した電子メールに含まれる前記送信元端末に対応する送信元メールサーバを特定するための送信元情報に基づいて、当該電子メールの取り扱い可否を判断する送信元判断手段と、前記送信元メールサーバに対応して予め定められているセッション数に基づいて、前記電子メールの取り扱い可否を判断するセッション判断手段と、前記送信元判断手段及び前記セッション判断手段の判断結果が、共に取り扱い可能である場合に、前記電子メールを指定された送信先端末に送信するように処理を行う送信処理手段と、して機能させるためのメール受信プログラム。
【請求項4】 請求項3に記載のメール受信プログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。

【図2】
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【図1】
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【図3】
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【図4】
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