説明

ユーザ別適応推薦語を提供するシステム、方法およびこの方法を実行するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体

本発明は、ユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法に関する。本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムは、ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスによって索引するログ索引器と、索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して記録するユーザ適応推薦語格納部と、ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項を識別し、ユーザ適応推薦語格納部からユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するユーザ適応推薦語抽出部と、抽出されたユーザ適応推薦語をウェブブラウザに出力するユーザ適応推薦語出力部とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法に関し、より詳細には、ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを1つ以上の索引によって分類して各索引別にこれを記録し、ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項と関連してユーザ適応推薦語を抽出して提供することで、ユーザ別適応推薦語を提示することができるユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、検索サービスを提供する検索ウェブサイトは、ユーザから質問語が入力されると、この質問語に対応する検索結果(例えば、質問語を含むウェブサイト、質問語を含む記事、質問語を含むファイル名を有するイメージなど)をユーザに提供する。
【0003】
現在、検索サービスは、次第にユーザの便宜を極大化する方向に改善されているが、このような改善方向の大きな傾向は、ユーザが適合な質問語を入力するときに満足し得る検索結果を提供することは勿論、ユーザが不適合な質問語を入力するときにもユーザを満足させることができる適切な検索結果を提供するようにしなければならない。特に、検索サービスのユーザ層が拡大しながら適切な質問語に対する十分な背景知識がないユーザが増加することに伴い、ユーザに適切なクエリをガイド(guide)する必要性が提起された。
【0004】
これにより、現在検索ウェブサイトは、ユーザの要求を満たすために、ユーザの質問語入力状況に合わせて適切な検索クエリを提供する。例えば、検索ウェブサイトは、ユーザが「ネイ」という質問語の入力中に「ネイト」、「ネイトオン」、「ネイバー」、「ネイトドットコム」などの検索クエリを提供し、ユーザは検索クエリのうちから自分が入力する検索クエリをクリックすることで、質問語をすべて入力しなくても所望する検索クエリを入力することができる。検索クエリは、一定時間内の検索頻度数が高い順または辞書順(アルファベット順)に優先して提供される。
【0005】
しかしながら、ユーザは、それぞれ自分だけの関心や趣向があるため、主に訪問するサイトまたは検索する検索語が決まっているが、検索サイトはすべてのユーザの検索頻度数を算出し、検索頻度数が高い順に検索クエリを提供している。これは、ユーザの関心や趣向を無視してすべてのユーザに画一的な検索クエリを提供することで、自分が探したい検索クエリが露出された場合には優れた案内サービスになり得るが、そうでない場合にはスパムサービスにもなりかねないという短所がある。
【0006】
例えば、「ダ」という質問語に対して、第1ユーザは「ダウム」、「ダイヤモンド」、「ダダ」という検索語を頻繁に検索するのに対して、検索サイトで「ダウム」、「ダウムカフェ」、「ダモイム」などの検索クエリを提供する場合には、「ダウム」を除いた他の検索クエリはスパム情報となるのである。
【0007】
したがって、ユーザ別に検索クエリを特化して提供することで、優れた検索案内サービスを提供できるようにする新しい技術が求められている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するために案出されたものであって、ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを1つ以上の索引に従って分類して各索引別にこれを記録し、ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項と関連したユーザ適応推薦語を抽出して提供することで、ユーザ別に特化したユーザ適応推薦語を提供することができるユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法は、自分が頻繁に探す検索語がユーザ適応推薦語として提供されることで、検索語をすべて入力しなくても、容易に探したい検索語を入力することができることを他の目的とする。
【0010】
また、本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法は、推薦サービスログを各ユーザ別に区分して記録し、各索引別に索引して各ユーザ別に記録し、ユーザのウェブブラウザから受信されたユーザ入力事項を入力したユーザを識別してユーザと関連した推薦サービスログからユーザ入力事項と関連したユーザ適応推薦語を提供することで、各ユーザ別にそれぞれ異なるユーザ適応推薦語を提示することを他の目的とする。
【0011】
さらに、本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法は、ユーザID、IPアドレス情報、またはクッキー(cookie)情報を用いてユーザ入力事項を入力したユーザを識別することをさらに他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記の目的を達成し、上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明の一実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムは、ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックス(suffix)に従って索引(indexing)するログ索引器と、前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して記録するユーザ適応推薦語格納部と、ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項を識別し、前記ユーザ適応推薦語格納部から前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するユーザ適応推薦語抽出部と、前記抽出されたユーザ適応推薦語を前記ウェブブラウザに出力するユーザ適応推薦語出力部とを備えることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の他の実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムは、推薦サービスログを各ユーザ別に区分して記録する推薦サービスログデータベースと、前記推薦サービスログデータベースに記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスによって索引するログ索引器と、前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して前記各ユーザ別に記録するユーザ適応推薦語データベースと、ユーザのウェブブラウザからユーザ入力事項を受信し、前記ユーザ入力事項を入力した前記ユーザのユーザ識別情報を識別して所定の質問自動完成サーバに伝送し、前記質問自動完成サーバから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を受信して前記ウェブブラウザに送信するウェブサーバと、前記ウェブサーバから前記ユーザ入力事項および前記ユーザ識別情報が伝送され、前記ユーザ識別情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出して前記ウェブサーバに送信する質問自動完成サーバとを備えることを特徴とする。
【0014】
また、本発明のさらに他の実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供する方法は、ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを所定のログ索引器で字素単位、音節単位、またはサフィックスに従って索引するステップと、前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分してユーザ適応推薦語格納部に記録するステップと、ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項を識別するステップと、前記ユーザ適応推薦語格納部から前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するステップと、前記抽出されたユーザ適応推薦語を前記ウェブブラウザに出力するステップとを含むことを特徴とする。
【0015】
また、本発明のさらに他の実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供する方法は、推薦サービスログを各ユーザ別に区分して推薦サービスログデータベースに記録するステップと、所定のログ索引器で前記推薦サービスログデータベースに記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスに従って索引するステップと、前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して前記各ユーザ別にユーザ適応推薦語データベースに記録するステップと、所定のウェブサーバでユーザのウェブブラウザからユーザ入力事項を受信し、前記ユーザ入力事項を入力した前記ユーザのユーザ識別情報を識別して所定の質問自動完成サーバに伝送するステップと、前記質問自動完成サーバに前記ウェブサーバから前記ユーザ入力事項および前記ユーザ識別情報が伝送され、前記ユーザ識別情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出して前記ウェブサーバに送信するステップと、前記ウェブサーバで前記質問自動完成サーバから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を受信して前記ウェブブラウザに送信するステップとを含むことを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳しく説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムの構成を示すブロック図である。
【0018】
本実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスに従って索引するログ索引器101と、索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して記録するユーザ適応推薦語格納部102と、ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項を識別し、ユーザ適応推薦語格納部からユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するユーザ適応推薦語抽出部103と、抽出されたユーザ適応推薦語をウェブブラウザに出力するユーザ適応推薦語出力部104とを備える。
【0019】
本発明の実施形態によれば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100はユーザ端末機で実行され、ユーザ端末機のクッキー情報を用いて推薦サービスログを記録する。
【0020】
図2は、本発明の他の実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供する方法を示すフローチャートである。本実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供する方法は、図1に示すようなユーザ別適応推薦語を提供するシステム100によって実行することができる。
【0021】
ステップS201で、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100のログ索引器101は、ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスに従って索引する。本発明の実施形態によれば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、プログラム形態でユーザ端末機に設置されて(インストールされて)実行することができる。このとき、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザ端末機のクッキー情報を用いて推薦サービスログを記録する。
【0022】
一般的に、クッキーとは、インターネットウェブサイトの訪問記録を記録してユーザとウェブサイトの間を媒介する情報であって、特定のサイトを初めて訪問するとIDとパスワードが記録されたクッキーが生成され、次に接続するときには別途の手順を行わずにサイトに迅速に連結できるようにするために用いられる。本発明では、ユーザが検索サイトに接続して入力した検索語をクッキー情報で記録し、この検索語を推薦サービスログとして用いる。
【0023】
なぜなら、ユーザは、自分の関心分野や趣向が決まっているため、主に訪問するサイトまたは検索する検索語が決まっている。したがって、ユーザが主に検索する検索語をユーザ適応推薦語として提供するために、クッキー情報を用いて推薦サービスログを記録する。
【0024】
したがって、推薦サービスログは、各ユーザ端末機別にそれぞれ異なるように記録することができる。例えば、「A」というユーザのユーザ端末機に記録された推薦サービスログと「B」というユーザのユーザ端末機に記録された推薦サービスログとは異なるため、各ユーザが入力した推薦サービスログに基づいて各ユーザに適合するユーザ適応推薦語が提示されるようにできる。
【0025】
このように、推薦サービスログとは、ユーザが1度でも入力したことがある検索語であり、各推薦サービスログ別に検索頻度を含むことができる。検索頻度とは、ユーザが特定の推薦サービスログをどれくらい検索したのかを分析して生成された一種の統計情報である。
【0026】
また、1つの推薦サービスログは、1つの方法でのみ索引されるのではなく、その索引された方法に従って字素単位、音節単位、サフィックスすべてで分類することができる。例えば、

という推薦サービスログは、

のような字素単位で索引されると同時に、

という音節単位でも索引されるし、さらに

というサフィックスでも索引されることができる。
【0027】
一般的に、サフィックスは接辞の1つとして、単語の後ろに付いて意味を添加して他の単語をなす言葉であり、単独では用いることができず、常に他の単語の語根後に結合して様々な意味を添加する役割を行う接尾辞を意味する。しかしながら、本発明で用いられる「サフィックス」という用語は、上述した一般的な意味の接尾辞をすべて含むことは勿論、このような接尾辞の他にも、単語の後端に位置することができるすべての文字および単語を意味する。
【0028】
例えば、

という用語は、一般的意味の接尾辞には該当しないが、

などのように他の単語の後端に位置することができる単語に該当するため、本発明で用いられるサフィックスの範疇に含まれる。このように、本発明において「サフィックス」は、「後ろから音節単位を索引」に該当する概念であり、

のように1つの完成した名詞を完成しなくても、例えば

という用語自体は完成した名詞であるとは言えないが、

などの質問語を完成させる役割を行う以上、本発明で用いられるサフィックスの範疇に含まれる。
【0029】
ステップS202で、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分してユーザ適応推薦語格納部102に記録する。
【0030】
図3は、字素単位、音節単位、またはサフィックスによって索引された推薦サービスログを記録するユーザ適応推薦語格納部102の一例を示す図である。
【0031】
本発明の実施形態によれば、ユーザ適応推薦語格納部102は、字素単位索引として各字素単位、これによる推薦サービスログを含むことができる。このとき、ユーザ適応推薦語格納部102は、検索頻度順に推薦サービスログを整列して格納することができる。例えば、字素単位

に対しては、この推薦サービスログとして

などが記録され、字素単位

に対しては、この推薦サービスログとして

などが記録され、字素単位

に対しては、この推薦サービスログとして

などが記録されることができる。
【0032】
また、ユーザ適応推薦語格納部102は、音節単位索引として各音節単位、これによる推薦サービスログを含むことができる。例えば、音節単位

に対しては、この推薦サービスログとして

などが記録され、音節単位

に対しては、この推薦サービスログとして

などが記録され、音節単位

に対しては、この推薦サービスログとして

などが記録されることができる。
【0033】
また、ユーザ適応推薦語格納部102は、サフィックス索引として各サフィックス、これによる推薦サービスログを含むことができる。例えば、サフィックス

に対しては、この推薦サービスログとして

などが記録され、サフィックス

に対しては、この推薦サービスログとして

などが記録され、サフィックス

に対しては、この推薦サービスログとして

などが記録されることができる。
【0034】
したがって、1つの推薦サービスログは、1つの索引のみで区分されるのではなく、その索引された方法によって字素単位、音節単位、サフィックスすべてで区分されてユーザ適応推薦語格納部102に記録することができる。例えば、

という推薦サービスログは、

のような字素単位索引に記録されると同時に、

という音節単位索引にも記録され、さらに

というサフィックス索引にも記録されることができる。
【0035】
本発明の他の実施形態によれば、ユーザ適応推薦語格納部102は、推薦サービスログを検索頻度の順に整列して記録することで、ユーザ適応推薦語を抽出するときに容易に抽出できるようにする。また、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザ端末機に記録される推薦サービスログに対して検索頻度数によってアップデートし、ユーザが主に入力する推薦サービスログを定期的にアップデートすることができる。
【0036】
ステップS203で、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項を識別する。ユーザ入力事項とは、推薦サービスログのような検索語であって、ユーザが現在リアルタイムで(in real time)ウェブブラウザに入力したものである。このとき、本発明の実施形態によれば、ユーザはユーザ入力事項と共に設定モードを入力することができる。設定モードは、字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引のうちの少なくとも1つの索引に対する選択情報を含む。
【0037】
ステップS204で、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100のユーザ適応推薦語抽出部103は、ユーザ適応推薦語格納部102からユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出する。このとき、ユーザ入力事項と共に設定モードが入力されれば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザ適応推薦語格納部102から選択された索引に該当する推薦サービスログのうちの少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出することができる。
【0038】
本発明の実施形態によれば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出することにおいて、検索頻度の順に所定数のユーザ適応推薦語を抽出することができる。例えば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザが

を検索窓に入力したからと言って

で始めるすべてのユーザ適応推薦語を抽出するのではなく、主に入力した、例えば検索頻度が高い順に10個または3〜4個のユーザ適応推薦語のみを抽出することができる。したがって、結果的には、ユーザが主に入力する可能性が最も高いユーザ適応推薦語がユーザに提供されるようにできる。
【0039】
ステップS205で、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100のユーザ適応推薦語出力部104は、抽出されたユーザ適応推薦語をウェブブラウザに出力する。本発明の実施形態によれば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ウェブブラウザの出力領域を第1出力領域、第2出力領域に分割し、第1出力領域にはユーザ適応推薦語を出力し、第2出力領域には一般の自動完成推薦語を出力することができる。
【0040】
また、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、推薦サービスログを用いてユーザの性向を把握することができ、ユーザ別性向による適切な広告推薦語をユーザ適応推薦語と共に出力することもできる。
【0041】
図4は、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100で提供するユーザ適応推薦語リストの一例を示す図である。
【0042】
図4に示すように、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ステップS101〜ステップS104の過程を実行し、

で分類された

などのユーザ適応推薦語と、

などの一般自動完成推薦語を含むユーザ適応推薦語リストを検索窓の下側に出力することができる。
【0043】
図に示すように、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、出力領域の上位領域(第1出力領域)にユーザが主に入力するユーザ適応推薦語を出力し、下位領域(第2出力領域)に一般自動完成推薦語を出力することができる。このとき、ユーザは、マウスや矢印で入力する推薦語を選択して検索することができる。
【0044】
これとは異なり、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザ適応推薦語のみを出力することもできるし、一般自動完成推薦語の代わりに広告推薦語を出力することもできる。さらに、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、出力領域を第1、第2、第3領域に分割し、ユーザ適応推薦語、一般自動完成推薦語、広告推薦語すべてを出力することもできる。
【0045】
図5は、本発明のさらに他の実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムの構成を示すブロック図である。
【0046】
本実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステム500は、推薦サービスログを各ユーザ別に区分して記録する推薦サービスログデータベース501と、推薦サービスログデータベースに記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスによって索引するログ索引器502と、索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して各ユーザ別に記録するユーザ適応推薦語データベース503と、ユーザのウェブブラウザからユーザ入力事項を受信し、ユーザ入力事項を入力したユーザのユーザ識別情報を識別して所定の質問自動完成サーバに伝送し、質問自動完成サーバから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を受信してウェブブラウザに送信するウェブサーバ505と、ウェブサーバからユーザ入力事項およびユーザ識別情報が伝送され、ユーザ識別情報と関連したユーザ適応推薦語データベースからユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出してウェブサーバに送信する質問自動完成サーバ506とを備える。
【0047】
本発明の実施形態によれば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム500は、各ユーザ別に例えば第1、第2、第3などのユーザ適応推薦語データベース503を保持し、各ユーザと関連したユーザ適応推薦語を提示するようにする。
【0048】
図6は、本発明のさらに他の実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供する方法を示すフローチャートである。本実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供する方法は、図5に示すようなユーザ別適応推薦語を提供するシステム500によって実行することができる。
【0049】
ステップS601で、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム500の質問自動完成サーバ506は、推薦サービスログを各ユーザ別に区分して推薦サービスログデータベース501に記録する。
【0050】
推薦サービスログとは、図2で説明したように、ユーザが入力した検索語であって、本発明では各ユーザが入力した推薦サービスログをそれぞれ記録することができる。
【0051】
本発明の実施形態によれば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザのユーザID、IPアドレス情報、またはクッキー情報をユーザ識別情報として用い、各ユーザ識別情報と関連して推薦サービスログを第1推薦サービスログデータベース501、第2推薦サービスログデータベース501、第3推薦サービスログデータベース501に記録することができる。
【0052】
また、本発明の他の実施形態によれば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム500は、別途に推薦サービスログを記録し、推薦サービスログに対する識別子を各ユーザ識別情報と関連して推薦サービスログデータベース501に記録することもできる。
【0053】
ステップS602で、質問自動完成サーバ506は、ログ索引器502で推薦サービスログデータベース501に記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックス(suffix)に従って索引する。推薦サービスログを索引する方法は、図2で説明した通りである。
【0054】
ステップS603で、質問自動完成サーバ506は、索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分し、各ユーザ別にユーザ適応推薦語データベース503に記録する。
【0055】
本発明の実施形態によれば、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザIDと関連してユーザ適応推薦語データベース503を記録することができる。例えば、「abc123」と関連して第1ユーザ適応推薦語データベース503を記録し、「def456」と関連して第1ユーザ適応推薦語データベース503を記録することができる。このとき、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、ユーザがログインした後、入力した検索語に対してのみ推薦サービスログに記録され、推薦サービスログに対して各索引別に索引したユーザ適応推薦語を記録することができる。
【0056】
これとは異なり、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、IPアドレス情報と関連してユーザ適応推薦語データベース503を記録することができる。IPアドレスは、インターネット上で物理的なネットワークアドレスと一致する概念であり、IPアドレスを識別することでホスト(Host)を識別することができるため、検索語を入力したユーザを識別することができる。例えば、「192.168.1.2」と関連して第3ユーザ適応推薦語データベース503を記録し、「192.168.102.5」と関連して第4ユーザ適応推薦語データベース503を記録することができる。一般的に、ユーザは、家、会社、または学校などでインターネットを多く用いるが、家と会社で用いたIPアドレスは異なるため、それぞれ別個のユーザ適応推薦語データベース503に記録される。したがって、家で検索語を入力するときに提示するユーザ適応推薦語と会社で検索語を入力するときに提示するユーザ適応推薦語とが異なる場合もあるし、同一である場合もある。
【0057】
または、これとは異なり、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、クッキー情報と関連してユーザ適応推薦語データベース503を記録することができる。上述したように、クッキー情報とは、インターネット検索サイトでユーザが入力したことがある検索語に対する情報であって、ユーザ別適応推薦語を提供するシステム100は、クッキー情報をユーザ識別情報として用いてユーザ適応推薦語データベース503を記録することができる。
【0058】
ステップS604で、ウェブサーバ505は、ユーザのウェブブラウザ504からユーザ入力事項を受信する。本発明の実施形態によれば、ユーザは、ユーザ入力事項と共に設定モードを入力することができる。設定モードは、字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引のうちの少なくとも1つの索引に対する選択情報を含む。
【0059】
ステップS605で、ウェブサーバ505は、ユーザ入力事項を入力したユーザのユーザ識別情報を識別して質問自動完成サーバ506に伝達する。上述したように、ウェブサーバ505は、ユーザ識別情報としてユーザのユーザID、IPアドレス情報、またはクッキー情報を識別し、識別されたユーザ識別情報とユーザ入力事項を質問自動完成サーバ506に伝達することができる。このとき、ユーザ入力事項と共に設定モードが入力されれば、設定モードも質問自動完成サーバ506に伝送することができる。
【0060】
ステップS606で、質問自動完成サーバ506は、ウェブサーバ505からユーザ入力事項およびユーザ識別情報を受信し、ユーザ識別情報と関連したユーザ適応推薦語データベース503からユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出する。本発明の実施形態によれば、質問自動完成サーバ506は、ユーザ識別情報と関連したユーザ適応推薦語データベース503から検索頻度の順に所定数のユーザ適応推薦語を抽出することができる。このとき、ユーザ入力事項と共に設定モードが入力されると、質問自動完成サーバ506は、選択された索引に該当する推薦サービスログのうちの少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出することができる。質問自動完成サーバ506は、抽出されたユーザ適応推薦語をウェブサーバ505に送信する。
【0061】
ステップS607で、ウェブサーバ505は、質問自動完成サーバ506から少なくとも1つのユーザ適応推薦語を受信してウェブブラウザ504に送信する。上述したように、ウェブブラウザの出力領域を第1出力領域、第2出力領域に分割し、第1出力領域にはユーザ適応推薦語を出力し、第2出力領域には一般自動完成推薦語を出力することができる。
【0062】
このように、本発明によれば、各ユーザ別にそれぞれ異なるユーザ適応推薦語を提示することで、ユーザ別に特化した優れた検索案内サービスを提供することができる効果がある。
【0063】
なお、本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供する方法は、コンピュータにより実現される多様な動作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータ読取可能な記録媒体を含む。当該記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むこともでき、記録媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、記録媒体は、プログラム命令、データ構造などを保存する信号を送信する搬送波を含む光または金属線、導波管などの送信媒体でもある。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。前記したハードウェア要素は、本発明の動作を実行するために一以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成することができ、その逆もできる。
【0064】
上述したように、本発明を好ましい実施形態に則して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0065】
本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法によれば、ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを1つ以上の索引によって分類して各索引別にこれを記録し、ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項と関連したユーザ適応推薦語を抽出して提供することで、ユーザ別に特化したユーザ適応推薦語を提供することができる。
【0066】
本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法によれば、自分が頻繁に探す検索語が適応推薦語として提供されることで、検索語をすべて入力しなくても、容易に探したい検索語を入力することができる。
【0067】
本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法によれば、推薦サービスログを各ユーザ別に区分して記録し、各索引別に索引して各ユーザ別に記録し、ユーザのウェブブラウザから受信されたユーザ入力事項を入力したユーザを識別してユーザと関連した推薦サービスログからユーザ入力事項と関連したユーザ適応推薦語を提供することで、各ユーザ別にそれぞれ異なるユーザ適応推薦語を提示することができる。
【0068】
本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムおよび方法によれば、ユーザID、IPアドレス情報、またはクッキー情報を用いてユーザ入力事項を入力したユーザを識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0069】
【図1】本発明の一実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供する方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る各索引別推薦サービスログを記録するユーザ適応推薦語格納部の一例を示す図である。
【図4】本発明に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムで提供するユーザ適応推薦語リストの一例を示す図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供するシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態に係るユーザ別適応推薦語を提供する方法を示すフローチャートである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスによって索引するログ索引器と、
前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して記録するユーザ適応推薦語格納部と、
ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項を識別し、前記ユーザ適応推薦語格納部から前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するユーザ適応推薦語抽出部と、
前記抽出されたユーザ適応推薦語を前記ウェブブラウザに出力するユーザ適応推薦語出力部と、
を備えることを特徴とするユーザ別適応推薦語を提供するシステム。
【請求項2】
前記ユーザ別適応推薦語を提供するシステムは、
前記ユーザ端末機で実行され、前記ユーザ端末機のクッキー情報を用いて前記推薦サービスログを記録することを特徴とする請求項1に記載のユーザ別適応推薦語を提供するシステム。
【請求項3】
前記ユーザ適応推薦語出力部は、
前記ウェブブラウザの出力領域を第1出力領域、第2出力領域に分割し、前記第1出力領域に前記ユーザ適応推薦語を出力し、前記第2出力領域に一般自動完成推薦語を出力することを特徴とする請求項1に記載のユーザ別適応推薦語を提供するシステム。
【請求項4】
前記ユーザ適応推薦語抽出部は、
前記ウェブブラウザに前記ユーザ入力事項と共に入力された字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引のうちの少なくとも1つの索引に対する選択情報を含む設定モードを識別し、前記ユーザ適応推薦語格納部から前記選択された索引に該当する推薦サービスログのうちの少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出することを特徴とする請求項1に記載のユーザ別適応推薦語を提供するシステム。
【請求項5】
前記ユーザ適応推薦語格納部は、
各推薦サービスログ別検索頻度を含み、前記検索頻度の順に前記推薦サービスログを整列して格納し、
前記ユーザ適応推薦語抽出部は、
前記ユーザ入力事項と関連した推薦サービスログのうち前記検索頻度の順によって所定数のユーザ適応推薦語を抽出することを特徴とする請求項1に記載のユーザ別適応推薦語を提供するシステム。
【請求項6】
推薦サービスログを各ユーザ別に区分して記録する推薦サービスログデータベースと、
前記推薦サービスログデータベースに記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスによって索引するログ索引器と、
前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して前記各ユーザ別に記録するユーザ適応推薦語データベースと、
ユーザのウェブブラウザからユーザ入力事項を受信し、前記ユーザ入力事項を入力した前記ユーザのユーザ識別情報を識別して所定の質問自動完成サーバに伝送し、前記質問自動完成サーバから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を受信して前記ウェブブラウザに送信するウェブサーバと、
前記ウェブサーバから前記ユーザ入力事項および前記ユーザ識別情報が伝送され、前記ユーザ識別情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出して前記ウェブサーバに送信する質問自動完成サーバと、
を備えることを特徴とするユーザ別適応推薦語を提供するシステム。
【請求項7】
前記ウェブサーバは、
前記ユーザ識別情報として前記ユーザのユーザIDを識別し、
前記ユーザ適応推薦語データベースは、
前記ユーザIDと関連して各索引別前記推薦サービスログを記録し、
前記質問自動完成サーバは、
前記ユーザIDと関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出することを特徴とする請求項6に記載のユーザ別適応推薦語を提供するシステム。
【請求項8】
前記ウェブサーバは、
前記ユーザ識別情報として前記ユーザのIPアドレス情報を識別し、
前記ユーザ適応推薦語データベースは、
前記IPアドレス情報と関連して各索引別前記推薦サービスログを記録し、
前記質問自動完成サーバは、
前記IPアドレス情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出することを特徴とする請求項6に記載のユーザ別適応推薦語を提供するシステム。
【請求項9】
前記ウェブサーバは、
前記ユーザ識別情報として前記ユーザのクッキー情報を識別し、
前記ユーザ適応推薦語データベースは、
前記クッキー情報と関連して各索引別前記推薦サービスログを記録し、
前記質問自動完成サーバは、
前記クッキー情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出することを特徴とする請求項6に記載のユーザ別適応推薦語を提供するシステム。
【請求項10】
ユーザ端末機に記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスに従って所定のログ索引器で索引するステップと、
前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分してユーザ適応推薦語格納部に記録するステップと、
ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項を識別するステップと、
前記ユーザ適応推薦語格納部から前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するステップと、
前記抽出されたユーザ適応推薦語を前記ウェブブラウザに出力するステップと、
を含むことを特徴とするユーザ別適応推薦語を提供する方法。
【請求項11】
前記各ステップは前記ユーザ端末機で実行され、前記ユーザ端末機のクッキー情報を用いて前記推薦サービスログが記録されることを特徴とする請求項10に記載のユーザ別適応推薦語を提供する方法。
【請求項12】
前記抽出されたユーザ適応推薦語を前記ウェブブラウザに出力する前記ステップは、
前記ウェブブラウザの出力領域を第1出力領域、第2出力領域に分割するステップと、
前記第1出力領域に前記ユーザ適応推薦語を出力し、前記第2出力領域に一般自動完成推薦語を出力するステップと、
を含むことを特徴とする請求項10に記載のユーザ別適応推薦語を提供する方法。
【請求項13】
ユーザのウェブブラウザに入力されたユーザ入力事項を識別する前記ステップは、
前記ウェブブラウザに前記ユーザ入力事項と共に入力された字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引のうちの少なくとも1つの索引に対する選択情報を含む設定モードを識別するステップ、を含み、
前記ユーザ適応推薦語格納部から前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出する前記ステップは、
前記ユーザ適応推薦語格納部から前記選択された索引に該当する推薦サービスログのうちの少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するステップ、を含むことを特徴とする請求項10に記載のユーザ別適応推薦語を提供する方法。
【請求項14】
推薦サービスログを各ユーザ別に区分して推薦サービスログデータベースに記録するステップと、
所定のログ索引器で前記推薦サービスログデータベースに記録された推薦サービスログを字素単位、音節単位、またはサフィックスによって索引するステップと、
前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して前記各ユーザ別にユーザ適応推薦語データベースに記録するステップと、
所定のウェブサーバでユーザのウェブブラウザからユーザ入力事項を受信し、前記ユーザ入力事項を入力した前記ユーザのユーザ識別情報を識別して所定の質問自動完成サーバに伝送するステップと、
前記質問自動完成サーバで前記ウェブサーバから前記ユーザ入力事項および前記ユーザ識別情報を受信し、前記ユーザ識別情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出して前記ウェブサーバに送信するステップと、
前記ウェブサーバで前記質問自動完成サーバから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を受信して前記ウェブブラウザに送信するステップと、
を含むことを特徴とするユーザ別適応推薦語を提供する方法。
【請求項15】
前記ウェブサーバで前記ユーザ入力事項を入力した前記ユーザのユーザ識別情報を識別する前記ステップは、
前記ユーザ識別情報として前記ユーザのユーザIDを識別するステップ、を含み、
前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して前記各ユーザ別にユーザ適応推薦語データベースに記録する前記ステップは、
前記ユーザIDと関連して各索引別前記推薦サービスログを記録するステップ、を含み、
前記質問自動完成サーバで前記ユーザ識別情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出する前記ステップは、
前記ユーザIDと関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するステップ、を含むことを特徴とする請求項14に記載のユーザ別適応推薦語を提供する方法。
【請求項16】
前記ウェブサーバで前記ユーザ入力事項を入力した前記ユーザのユーザ識別情報を識別する前記ステップは、
前記ユーザ識別情報として前記ユーザのIPアドレス情報を識別するステップを含み、
前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して前記各ユーザ別にユーザ適応推薦語データベースに記録する前記ステップは、
前記IPアドレス情報と関連して各索引別前記推薦サービスログを記録するステップを含み、
前記質問自動完成サーバで前記ユーザ識別情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出する前記ステップは、
前記IPアドレス情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するステップを含むことを特徴とする請求項14に記載のユーザ別適応推薦語を提供する方法。
【請求項17】
前記ウェブサーバで前記ユーザ入力事項を入力した前記ユーザのユーザ識別情報を識別する前記ステップは、
前記ユーザ識別情報として前記ユーザのクッキー情報を識別するステップを含み、
前記索引された推薦サービスログを字素単位索引、音節単位索引、またはサフィックス索引別に区分して前記各ユーザ別にユーザ適応推薦語データベースに記録する前記ステップは、
前記クッキー情報と関連して各索引別前記推薦サービスログを記録するステップを含み、
前記質問自動完成サーバで前記ユーザ識別情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから前記ユーザ入力事項と関連した少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出する前記ステップは、
前記クッキー情報と関連した前記ユーザ適応推薦語データベースから少なくとも1つのユーザ適応推薦語を抽出するステップを含むことを特徴とする請求項14に記載のユーザ別適応推薦語を提供する方法。
【請求項18】
請求項10から17のいずれか一項の方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公表番号】特表2009−532797(P2009−532797A)
【公表日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−504107(P2009−504107)
【出願日】平成19年2月26日(2007.2.26)
【国際出願番号】PCT/KR2007/000963
【国際公開番号】WO2007/114563
【国際公開日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】