説明

ラベルマスタ管理サーバ、及びラベルマスタ管理プログラム

【課題】ラベルマスタの管理を効率的に行うことができるようにする。
【解決手段】ラベル情報が登録されたラベルマスタを管理するラベルマスタ管理サーバ10が、ラベル情報が登録されたラベルマスタを記憶するラベルマスタDB11と、商品ラベルを使用する店舗におけるスケジュールを示すカレンダを表示装置の表示画面に表示するためのカレンダ情報を記憶するカレンダDB12とを備え、店舗Aに設置された店舗端末21から各店舗で取り扱う商品のリストを示すリスト情報を受け付け、受け付けたリスト情報に基づいて、ラベルマスタを更新し、ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されているか判定し、ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていると判定したことに応じて、複数のラベル情報を識別可能に表示するようにカレンダ情報を更新し、更新したカレンダ情報を店舗端末21に送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品ラベルに関する情報であるラベル情報が登録されたラベルマスタを管理するラベルマスタ管理サーバ、及びラベルマスタ管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、食品や飲料水などの商品を小売店舗において販売する際には、消費者に商品の情報を提示するために、商品や商品の包装に該当商品の商品名や原料などが掲載された商品ラベル(以下、単に「ラベル」という。)が貼付される。
【0003】
ラベルには、例えば特許文献1に記載されているように、商品コード、添加物や原材料、アレルギー物質などが表示される。特許文献1には、ラベルを発行する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−041048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ラベルに記載する内容(ラベル情報)は、食品衛生法やJAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)などの法令や行政省庁によって定められている基準に従ったものでなければならない。
【0006】
このように作成されるラベル情報について、ある商品の原料や仕様を変更する場合、一定期間、ラベル上、同一商品名での登録が余儀なくされる場合がある。例えば、商品名の決定を担当する者と、原料等の変更を担当する者が違う場合などである。なお、原料等の変更が、商品名との関係で消費者に誤解を与えてしまう可能性がある場合については、当然、商品名が決定するまでラベルを作成することはない。
【0007】
このような場合、識別情報としての呼出コードが一意に設定されるため、誤ったラベルが商品に貼付されることはないが、ラベル情報の管理を担当する者などが、ラベル情報が登録されるラベルマスタから、先に登録されたラベル情報の削除を怠ってしまう場合があるという問題があった。すなわち、ラベルマスタに不要なラベル情報が蓄積してしまうことにより、ラベルマスタのデータ量が過大になってしまい、ラベルマスタの管理が煩雑になってしまうという問題があった。
【0008】
本発明は、上述した問題を解消し、ラベルマスタの管理を効率的に行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のラベルマスタ管理サーバは、商品ラベルに関する情報であるラベル情報が登録されたラベルマスタを管理するラベルマスタ管理サーバであって、前記ラベルマスタを記憶するラベルマスタ記憶手段と、前記商品ラベルを使用する店舗におけるスケジュールを示すカレンダを表示装置の表示画面に表示するためのカレンダ情報を記憶するカレンダ情報記憶手段と、前記店舗に設置された店舗端末から各店舗で取り扱う商品のリストを示すリスト情報を受け付けるリスト情報受付手段と、該リスト情報受付手段により受け付けられたリスト情報に基づいて、前記ラベルマスタを更新するラベルマスタ更新手段と、該ラベルマスタ更新手段により前記ラベルマスタが更新されたことに応じて、該ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されているか判定する重複商品名判定手段と、該重複商品名判定手段により前記ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていると判定されたことに応じて、該複数のラベル情報を識別可能に表示するように前記カレンダ情報を更新するカレンダ情報更新手段と、該カレンダ情報更新手段により更新されたカレンダ情報を前記店舗端末に送信するカレンダ情報送信手段とを含むことを特徴とする。
【0010】
上記の構成としたことで、ラベルマスタの管理を効率的に行うことができるようになる。
【0011】
前記同一の商品名を示す複数のラベル情報のうちの何れかの削除指示を受け付ける削除指示受付手段を含み、前記ラベルマスタ更新手段は、前記削除指示受付手段により受け付けられた削除指示に従って、前記ラベルマスタに登録された前記複数のラベル情報のうち当該削除指示が示すラベル情報を削除するようにラベルマスタを更新し、前記重複商品名判定手段は、前記ラベルマスタ更新手段が前記ラベルマスタを更新したことに応じて、該更新後のラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていないか判定し、前記カレンダ情報更新手段は、前記重複商品名判定手段により同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていないと判定されたことに応じて、該複数のラベル情報を表示しないように前記カレンダ情報を更新する構成とされていてもよい。
【0012】
前記カレンダ情報送信手段は、前記店舗端末による所定のアラート処理の実行要求を送信する構成とされていてもよい。
【0013】
前記リスト情報受付手段は、商品名と任意キーとが対応付けされたラベル情報を含むリスト情報を受け付け、前記ラベルマスタ更新手段は、前記リスト情報受付手段が受け付けたリスト情報が含むラベル情報を前記ラベルマスタに登録し、前記カレンダ情報更新手段は、前記同一の商品名を示す複数のラベル情報それぞれの表示位置を、前記任意キーに基づいて特定する表示位置特定手段を有し、該表示位置特定手段により特定された表示位置に前記複数のラベル情報それぞれが表示されるように前記カレンダ情報を更新する構成とされていてもよい。
【0014】
前記ラベル情報は、各ラベル情報が前記ラベルマスタに登録された日を示す登録日を含み、前記カレンダ情報が示すカレンダは、前記同一の商品名を示す複数のラベル情報を識別可能に表示するラベル情報表示領域を備え、前記カレンダ情報更新手段は、前記ラベル情報表示領域内において、前記登録日が早いラベル情報が他のラベル情報よりも上側に表示されるように前記カレンダ情報を更新する構成とされていてもよい。
【0015】
また、本発明のラベルマスタ管理プログラムは、商品ラベルに関する情報であるラベル情報が登録されたラベルマスタを管理するようにラベルマスタ管理サーバに動作制御させるためのラベルマスタ管理プログラムであって、前記ラベルマスタ管理サーバに、前記商品ラベルを使用する店舗に設置された店舗端末から各店舗で取り扱う商品のリストを示すリスト情報を受け付けるリスト情報受付処理と、該リスト情報受付処理にて受け付けられたリスト情報に基づいて、前記ラベルマスタを記憶するラベルマスタ記憶手段に記憶されたラベルマスタを更新するラベルマスタ更新処理と、該ラベルマスタ更新処理にて前記ラベルマスタが更新されたことに応じて、該ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されているか判定する重複商品名判定処理と、該重複商品名判定処理にて前記ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていると判定されたことに応じて、該複数のラベル情報を識別可能に表示するように、前記店舗におけるスケジュールを示すカレンダを表示装置の表示画面に表示するためのカレンダ情報を記憶するカレンダ情報記憶手段に記憶されたカレンダ情報を更新するカレンダ情報更新処理と、該カレンダ情報更新処理にて更新されたカレンダ情報を前記店舗端末に送信するカレンダ情報送信処理とを実行させるためのものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、ラベルマスタの管理を効率的に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一実施の形態に係るラベルマスタ管理システムの構成の例を示すブロック図である。
【図2】ラベルマスタの格納状態の例を示す説明図である。
【図3】カレンダ表示処理の例を示すフローチャートである。
【図4】カレンダ表示画面の例について説明するための説明図である。
【図5】カレンダ表示画面の他の例について説明するための説明図である。
【図6】カレンダ情報更新処理の例を示すフローチャートである。
【図7】削除指示受付画面の例について説明するための説明図である。
【図8】削除指示に応じて表示されるカレンダ表示画面の例について説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施の形態に係るラベルマスタ管理システム100の構成の例を示すブロック図である。図1に示すように、ラベルマスタ管理システム100は、ラベルマスタ管理サーバ10と、店舗端末21〜2N(N:任意の正の整数)とを含む。ラベルマスタ管理サーバ10、および店舗端末21〜2Nは、それぞれ、例えばインターネットなどの通信ネットワーク50に接続されている。
【0020】
ラベルマスタ管理サーバ10は、WWWサーバなどの情報処理装置によって構成される。
【0021】
ラベルマスタ管理サーバ10は、例えばラベルマスタ管理システム100のシステム管理者によって管理されるサーバであり、店舗にて販売される店内製造品などの商品に関するラベル情報を店舗端末21〜2Nに対して提供する処理を実行する機能(ラベル情報を提供するサイトとしての機能)や、店舗端末21〜2Nからラベル情報を受け付ける処理を実行する機能(ラベル情報を管理するサイトとしての機能)などの各種の機能を有する。なお、本例においては、ラベルマスタ管理サーバ10は、ラベル情報として、「商品名」と「呼出コード(または、呼番号)」または「任意キー」とを、店舗端末21〜2Nから受け付ける。なお、「任意キー」とは、商品を検索するためのキーとなるデータであればよく、本例においては、各ラベル情報が店舗端末21に登録された日(登録日)を任意キーとして用いる場合について説明する。
【0022】
また、本例においては、ラベルマスタ管理サーバ10は、ラベル情報が登録されたラベルマスタを記憶するラベルマスタDB11と、商品ラベルを使用する店舗におけるスケジュールを示すカレンダを表示装置の表示画面に表示するためのカレンダ情報を記憶するカレンダDB12とを備え、店舗に設置された店舗端末から各店舗で取り扱う商品のリストを示すリスト情報を受け付けるリスト情報受付処理と、リスト情報受付処理にて受け付けたリスト情報に基づいてラベルマスタを更新するラベルマスタ更新処理と、ラベルマスタ更新処理にてラベルマスタを更新したことに応じて、ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されているか判定する重複商品名判定処理と、重複商品名判定処理にてラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていると判定したことに応じて、複数のラベル情報を識別可能に表示するようにカレンダ情報を更新するカレンダ情報更新処理と、カレンダ情報更新処理にて更新したカレンダ情報を店舗端末に送信するカレンダ情報送信処理とを実行するための機能を有する。
【0023】
本例においては、ラベルマスタDB11は、商品に関連する各種の情報である商品情報のうち、ラベルに記載する情報であるラベル情報が登録されるラベルマスタが格納されるデータベース(DB)である。
【0024】
図2は、ラベルマスタDB11におけるラベルマスタの格納状態の例を示す説明図である。なお、本例において「ラベルマスタ」とは、複数のラベル情報が登録されるデータテーブルである。
【0025】
図2に示すように、本例におけるラベルマスタは、ラベル番号と、商品名と、呼出コードと、原料・仕様と、任意キーとを含むラベル情報が複数登録される。
【0026】
ここで、「ラベル番号」とは、ラベル情報を一意に特定するための識別情報である。
【0027】
また、「原料・仕様」とは、商品の構成を示すものであり、原材料や生産地など、ラベルに記載される商品情報を示す。
【0028】
また、本例において、「任意キー」としては、各ラベル情報が店舗端末21に登録された日を示す「登録日」が用いられる。なお、本例においては、ラベル情報が店舗端末21に登録された日を、ラベル情報がラベルマスタに登録された日として扱うものとする。
【0029】
なお、ラベルマスタの構成はこれに限定されず、例えば、いわゆる「商品マスタ」をラベルマスタとして用いる構成としてもよい。なお、「商品マスタ」とは、例えば、該当商品の商品名、該当商品を一意に特定するために付与されている商品コード(商品マスタコード:商品識別情報の一例)、該当商品を示す画像、該当商品の基本価格を含む複数段階の価格、その他、該当する商品の生産履歴や流通履歴などの該当商品に関わる各種の情報が対応付けされたものである。
【0030】
また、本例において、カレンダDB12は、店舗端末21〜2Nが備える表示装置の表示画面に所定のカレンダを表示するための画像データなどを含むカレンダ情報が格納されるデータベースである。
【0031】
なお、ラベルマスタDB11とカレンダDB12とは、ラベルマスタ管理サーバ10の内部にあっても外部にあってもよい。
【0032】
店舗端末21〜2Nは、それぞれ、パーソナルコンピュータや携帯通信端末などの情報処理装置によって構成される。以下、店内製造品を販売する店舗Aに設置された店舗端末21を例にして説明を行う。
【0033】
店舗端末21は、例えば、店舗Aにおける担当者の操作に応じて、ラベルマスタ管理サーバ10へ渡す情報の一覧を示すリスト情報を格納するための記憶装置(リスト情報記憶部)を備える(図示せず)。
【0034】
また、本例における店舗端末21は、ラベルマスタ管理サーバ10から受信した各種情報を所定の表示装置の表示画面に表示する機能など、一般的な店舗端末として動作するための各種機能を有する。
【0035】
次に、本例のラベルマスタ管理システム100の動作について説明する。
【0036】
図3は、本例のラベルマスタ管理システム100におけるラベルマスタ管理サーバ10と店舗端末21とが実行するカレンダ表示処理の例を示すフローチャートである。ここでは、ラベルマスタを更新して、更新したラベルマスタに応じたカレンダを表示するための処理が実行される。なお、本発明に特に関わる処理以外は、説明を省略している場合があるものとする。
【0037】
カレンダ表示処理において、先ず、店舗端末21は、担当者Pの操作に応じて、リスト情報を作成する(ステップS101)。本例においては、店舗端末21は、店舗Aにおける担当者Pの操作に応じて、店舗Aで取り扱う商品のリストを示すリスト情報(すなわち、ラベル情報の一覧を示す情報。ラベルリスト情報。)を作成する。なお、ラベルマスタ管理サーバ10に対して既にリスト情報を送っている場合は、店舗端末Aは、新たに追加された商品のリストを示すリスト情報を作成する。
【0038】
なお、店舗端末21は、担当者Pから、商品毎の呼出コードや登録日の入力を受け付ける構成としてもよいし、所定の規則に従って商品毎に呼出コードを割り当てる構成としてもよい。本例においては、店舗端末21が、担当者Pによる呼出コードと登録日の入力を受け付ける場合を例にして説明を行う。なお、ラベルマスタ管理サーバ10が、ラベルマスタに記憶された商品数に応じて商品毎に呼出コードを設定する構成としてもよい。また、ラベルマスタ管理サーバ10が、リスト情報を受信した日を登録日としてラベルマスタに登録する構成としてもよい。
【0039】
リスト情報を作成すると、店舗端末21は、作成したリスト情報をラベルマスタ管理サーバ10に送信する(ステップS102)。
【0040】
なお、本例においては、店舗端末21は、カレンダ表示処理におけるステップS101とステップS102を、店舗Aの営業時間終了後(例えば、夜間)にバッチ処理で行うものとする。
【0041】
ラベルマスタ管理サーバ10は、リスト情報を受信すると、受信したリスト情報に基づいてラベルマスタを更新する(ステップS103)。本例においては、ラベルマスタ管理サーバ10は、リスト情報が含む商品名、呼出コード、原料や仕様、および任意キーなどをラベル情報としてラベルマスタに登録する。
【0042】
ラベルマスタを更新すると、ラベルマスタ管理サーバ10は、更新したラベルマスタ内に同一の商品名を示す複数のラベル情報があるか否かを判定する(ステップS104)。ここで、同一の商品名を示す複数のラベル情報がないと判定すると(ステップS104のN)、ラベルマスタ管理サーバ10は、後述するステップS106の処理に移行する。
【0043】
一方、同一の商品名を示す複数のラベル情報があると判定すると(ステップS104のY)、ラベルマスタ管理サーバ10は、同一の商品名を示す複数のラベル情報(または、複数のラベル情報それぞれを示す識別情報)をカレンダDB12に登録して、カレンダ情報を更新する(ステップS105)。本例においては、ラベルマスタ管理サーバ10は、同一の商品名を示す複数のラベル情報を識別可能に表示するようにカレンダ情報を更新する。すなわち、ラベルマスタ管理サーバ10は、店舗端末21がカレンダ情報に基づいて表示装置の表示画面にカレンダを表示する場合に、カレンダの閲覧者が原料等の異なる同一商品名を示すラベル情報を識別できるようにカレンダ情報を更新する。なお、カレンダの表示態様の例については、後で説明する(図4参照)。
【0044】
カレンダ情報を更新すると、ラベルマスタ管理サーバ10は、更新したカレンダ情報に応じたカレンダ表示画面を店舗端末21に送信する(ステップS106)。なお、本例においては、ラベルマスタ管理サーバ10は、所定の条件が満たされたときに所定のアラート処理を実行するように店舗端末21に要求するアラート処理の実行要求(アラート処理の内容とアラート処理の実行条件とを含む)を、カレンダ表示画面とともに店舗端末21に送信するものとする。
【0045】
店舗端末21は、カレンダ表示画面を受信すると、例えば担当者Pの操作に応じて、店舗端末21が備える表示装置の表示画面にカレンダ表示画面を表示する(ステップS107)。
【0046】
図4は、カレンダ表示画面の例について説明するための説明図である。図4に示すように、カレンダ表示画面には、カレンダ画像を表示するカレンダ画像表示領域101と、同一の商品名を示す複数のラベル情報を識別可能に表示するラベル情報表示領域102とを備える。
【0047】
本例においては、図4に示すように、ラベル情報表示領域102に、ラベル情報が含む登録日と、商品名と、呼出コードとを表示する。以下、ラベル情報表示領域102に、同一の商品名を示す2つのラベル情報(商品名が「トンカツ」で同一であり、登録日がそれぞれ「3月22日」と「3月23日」、呼出コードがそれぞれ「227」と「290」であるラベル情報)L1,L2が表示される場合を例にして説明を行う。なお、本例においては、図4に示すように、ラベル情報表示領域102内において、任意キーとして設定された登録日が早いラベル情報L1(登録日3月22日)が、他のラベル情報L2(登録日3月23日)よりも上側に表示されるようにカレンダ情報が登録(更新)されるものとする。
【0048】
なお、カレンダ表示画面の表示態様はこれに限定されず、担当者Pなどが、同一商品名を示すラベル情報が複数存在することを認識できるものであればよい。
【0049】
図5は、カレンダ表示画面の他の例について説明するための説明図である。図5に示すように、カレンダ表示画面が、店舗Aにおけるスケジュールとラベル情報とを含むカレンダを表示するカレンダ表示領域201と、注目日(例えば、担当者Pによる選択操作を受け付けた日)に登録されたスケジュールとラベル情報とを拡大して表示する拡大表示領域202とを備える構成としてもよい。
【0050】
なお、この場合、ラベル情報が、任意キーとして登録日よりも後の日(例えば、ラベルの使用開始予定日など)を含む構成としてもよい。このような構成とすることにより、注目日の変更に応じて拡大表示領域に表示されるラベル情報を異ならせることができるようになる。
【0051】
カレンダ表示画面を表示すると、店舗端末21は、カレンダ表示画面内に、同一の商品名を示す複数のラベル情報が含まれているか否かを判定する(ステップS108)。ここで、カレンダ表示画面内に同一の商品名を示す複数のラベル情報が含まれていないと判定すると(ステップS108のN)、店舗端末21は、ここでの処理を終了する。
【0052】
一方、カレンダ表示画面内に同一の商品名を示す複数のラベル情報が含まれていると判定すると(ステップS108のY)、店舗端末21は、ラベルマスタ管理サーバ10から受け付けたアラート処理の実行要求に応じたアラート処理を実行して(ステップS109)、ここでの処理を終了する。
【0053】
なお、所定のアラート処理は、担当者Pなどに対して、同一商品名を示すラベル情報が複数登録されていることを通知するものであればよい。アラート処理の内容としては、例えば、所定の警告音や警告画面の出力、および担当者へのメールなどが考えられる。
【0054】
なお、上述したカレンダ表示処理におけるステップS107〜S109の処理は、店舗Aにおける店舗内製造品の販売業務が開始される前(例えば、いわゆる朝一)に実行されることが好ましい。
【0055】
次いで、本例のラベルマスタ管理システム100におけるラベルマスタ管理サーバ10と店舗端末21とが実行するカレンダ情報更新処理の例について説明する。
【0056】
図6は、カレンダ情報更新処理の例を示すフローチャートである。ここでは、店舗端末からの指示に連動してラベルマスタとカレンダ情報とを更新するための処理が実行される。なお、本発明に特に関わる処理以外は、説明を省略している場合があるものとする。
【0057】
カレンダ情報更新処理は、例えば、上述したカレンダ表示処理(図3参照)が終了したことに応じて開始される。なお、カレンダ情報更新処理の開始時機はこれに限定されず、例えば、店舗端末21が、担当者Pによる所定のカレンダ情報更新処理の開始操作を受け付けたことにより開始される構成としてもよい。
【0058】
カレンダ情報更新処理において、先ず、店舗端末21は、カレンダ表示画面に表示されたラベル情報の選択を受け付ける(ステップS201)。ここで、ラベル情報の選択を受け付けない場合(ステップS201のN)、店舗端末21は、ここでの処理を終了する。
【0059】
一方、例えばラベル情報L1の選択を受け付けると(ステップS201のY)、店舗端末21は、表示装置の表示画面に削除指示受付画面を表示する(ステップS202)。
【0060】
図7は、削除指示受付画面の例について説明するための説明図である。図7に示すように、本例においては、店舗端末21は、カレンダ表示画面上に、カーソルCを用いて選択されたラベル情報L1を削除するか否かの選択を受け付けるための削除指示受付画面301を表示する。
【0061】
削除指示受付画面301を表示すると、店舗端末21は、同一商品名を示すラベル情報の削除指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS203)。ここで、例えば、削除指示受付画面301に備えられたNoボタンの選択を受け付けたことにより、削除指示を受け付けないと判定すると(ステップS203のN)、店舗端末21は、ここでの処理を終了する。なお、このとき、店舗端末21は、ラベル情報L1の選択を解除し、削除指示受付画面301を消去する。
【0062】
一方、例えば、削除指示受付画面301に備えられたYesボタンの選択を受け付けたことにより、削除指示を受け付けたと判定すると(ステップS203のY)、店舗端末21は、受け付けた削除指示(すなわち、ラベル情報L1の削除指示)をラベルマスタ管理サーバ10に送信する(ステップS204)。
【0063】
ラベルマスタ管理サーバ10は、削除指示を受信すると、受信した削除指示に従ってラベルマスタを更新する(ステップS205)。本例においては、ラベルマスタ管理サーバ10は、削除指示が示すラベル情報L1をラベルマスタから削除する。
【0064】
ラベルマスタを更新すると、ラベルマスタ管理サーバ10は、ラベルマスタの更新結果に基づいてカレンダ情報を更新する(ステップS206)。本例においては、ラベルマスタ管理サーバ10は、ラベル情報L1を削除したことに応じて、ラベルマスタに同一商品名を示す複数のラベル情報が登録されているか否かを判定する。そして、同一商品名を示す複数のラベル情報が登録されていないと判定すると、ラベルマスタ管理サーバ10は、カレンダDB12に登録されていたラベル情報L1とともに、ラベル情報L1に対応付けて登録されていたラベル情報L2(すなわち、呼出コード「290」が設定されたラベル情報。図7参照。)を、カレンダDB12から削除する。
【0065】
カレンダ情報を更新すると、ラベルマスタ管理サーバ10は、更新したカレンダ情報に応じたカレンダ表示画面を店舗端末21に送信して(ステップS207)、ここでの処理を終了する。
【0066】
店舗端末21は、カレンダ表示画面を受信すると、カレンダ表示画面を表示して(ステップS208)、ステップS201の処理に移行する。
【0067】
図8は、削除指示に応じて表示されるカレンダ表示画面の例について説明するための説明図である。図8に示すように、本例においては、ラベル情報L1の削除指示に応じて、ラベル情報L1と、ラベル情報L1の削除により同一の商品名を示す他のラベル情報が存在しなくなったラベル情報L2とが、ラベル情報表示領域102から削除される。
【0068】
以上に説明したように、上述した一実施の形態では、商品ラベルに関する情報であるラベル情報が登録されたラベルマスタを管理するラベルマスタ管理サーバ10が、ラベル情報が登録されたラベルマスタを記憶するラベルマスタDB11と、商品ラベルを使用する店舗におけるスケジュールを示すカレンダを表示装置(例えば、店舗端末21が備える表示装置)の表示画面に表示するためのカレンダ情報を記憶するカレンダDB12とを備え、店舗Aに設置された店舗端末21から各店舗で取り扱う商品のリストを示すリスト情報を受け付け、受け付けたリスト情報に基づいて、ラベルマスタを更新し、ラベルマスタを更新したことに応じて、ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されているか判定し、ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていると判定したことに応じて、複数のラベル情報を識別可能に表示するようにカレンダ情報を更新し、更新したカレンダ情報を店舗端末21に送信する(すなわち、カレンダ情報に応じたカレンダ表示画面を店舗端末21が備える表示装置の表示画面に表示させる)構成としているので、ラベルマスタの管理を効率的に行うことができるようになる。
【0069】
すなわち、商品名が重複するラベル情報を抽出して管理下にある店舗にその旨を報知することができるようになるので、商品名が重複するラベル情報を関係者間で共有することができ、ラベルマスタの管理にミスが生じることを有効に防ぐことができるようになる。
【0070】
また、商品名が重複するラベル情報をカレンダに表示することができるようになるので、不要となったラベル情報をラベルマスタに蓄積させてしまうことを有効に防止することができるようになり、ラベルマスタを効率的に管理することができるようになる。
【0071】
また、上述した実施の形態では、ラベルマスタ管理サーバ10が、同一の商品名を示す複数のラベル情報(例えば、カレンダ表示画面に表示された2つのラベル情報L1,L2)のうちの何れかの削除指示を受け付け、受け付けた削除指示(例えば、ラベル情報L1の削除指示)に従って、ラベルマスタに登録された複数のラベル情報のうち削除指示が示すラベル情報L1を削除するようにラベルマスタを更新し、ラベルマスタを更新したことに応じて、更新後のラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていないか判定し、同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていないと判定したことに応じて、複数のラベル情報(例えば、ラベル情報L1,L2)を表示しないようにカレンダ情報を更新する構成としているので、1つの削除指示に応じてラベルマスタとカレンダ情報とを適切に更新することができるようになり、ラベルマスタの管理を効率的に行うことができるようになる。
【0072】
また、上述した実施の形態では、ラベルマスタ管理サーバ10が、店舗端末21による所定のアラート処理(例えば、カレンダ表示画面内に同一の商品名を示す複数のラベル情報が含まれている場合に警告音や警告画面を出力する処理)の実行要求を送信する構成としているので、ラベルマスタの管理に関して、担当者などに必要な注意を促すことができるようになる。
【0073】
また、上述した実施の形態では、ラベルマスタ管理サーバ10が、商品名と任意キー(例えば、登録日)とが対応付けされたラベル情報を含むリスト情報を受け付け(例えば、店舗端末21から受信し)、受け付けたリスト情報が含むラベル情報をラベルマスタに登録し、同一の商品名を示す複数のラベル情報(例えば、ラベル情報L1,L2)それぞれの表示位置を、任意キーに基づいて特定し(例えば、ラベル情報領域102内において、登録日の早いラベル情報L1の表示位置を他のラベル情報L2より上側に特定し)、特定した表示位置に複数のラベル情報それぞれが表示されるようにカレンダ情報を更新する構成としているので、担当者などが、カレンダ表示画面におけるラベル情報の表示位置で、同一の商品名を示すラベル情報の特徴(例えば、登録日の前後)を判断することができるようになる。
【0074】
また、上述した実施の形態では、ラベル情報は、各ラベル情報がラベルマスタに登録された日を示す登録日を含み、カレンダ情報が示すカレンダは、同一の商品名を示す複数のラベル情報(例えば、ラベル情報L1,L2)を識別可能に表示するラベル情報表示領域102を備え、ラベルマスタ管理サーバ10が、ラベル情報表示領域102内において、登録日が早いラベル情報(例えば、ラベル情報L1)が他のラベル情報(例えば、ラベル情報L2)よりも上側に表示されるようにカレンダ情報を更新する構成としているので、ラベル情報の管理担当者などが、複数のラベル情報の表示位置の上下関係によりラベル情報の登録日の前後を判断することができるようになる。
【0075】
なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、ラベルマスタ管理サーバ10が、通信ネットワーク50を介して通信可能な複数の店舗端末21〜2Nのうち、1つの店舗端末21から受け付けたリスト情報に応じて、各店舗に対応するラベルマスタを更新して、更新したラベルマスタを各店舗端末212Nに送信する構成としてもよい。このような構成とすることにより、複数の店舗間でラベル情報を共有することができるようになる。
【0076】
なお、上述した実施の形態では、ラベルマスタ管理サーバ10と店舗端末21とが共同して上述した処理(図3,6参照)を実行する場合について説明したが、ラベルマスタ管理サーバ10が、単独で上述した処理を実行する構成としてもよい。すなわち、ラベルマスタ管理サーバ10に店舗端末21の機能を持たせる構成としてもよい。
【0077】
また、上述した実施の形態では特に言及していないが、ラベルマスタ管理システム100を構成するラベルマスタ管理サーバ10は、自己が備える記憶媒体に格納されている処理プログラム(ラベルマスタ管理プログラム)に従って、上述した各種の処理(図3,6参照)を実行する。
【産業上の利用可能性】
【0078】
本発明によれば、ラベルマスタの管理を効率的に行うことができるようにするのに有用である。
【符号の説明】
【0079】
10 ラベルマスタ管理サーバ
11 ラベルマスタDB
12 カレンダDB
21〜2N 店舗端末
100 ラベルマスタ管理システム


【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品ラベルに関する情報であるラベル情報が登録されたラベルマスタを管理するラベルマスタ管理サーバであって、
前記ラベルマスタを記憶するラベルマスタ記憶手段と、
前記商品ラベルを使用する店舗におけるスケジュールを示すカレンダを表示装置の表示画面に表示するためのカレンダ情報を記憶するカレンダ情報記憶手段と、
前記店舗に設置された店舗端末から各店舗で取り扱う商品のリストを示すリスト情報を受け付けるリスト情報受付手段と、
該リスト情報受付手段により受け付けられたリスト情報に基づいて、前記ラベルマスタを更新するラベルマスタ更新手段と、
該ラベルマスタ更新手段により前記ラベルマスタが更新されたことに応じて、該ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されているか判定する重複商品名判定手段と、
該重複商品名判定手段により前記ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていると判定されたことに応じて、該複数のラベル情報を識別可能に表示するように前記カレンダ情報を更新するカレンダ情報更新手段と、
該カレンダ情報更新手段により更新されたカレンダ情報を前記店舗端末に送信するカレンダ情報送信手段とを含む
ことを特徴とするラベルマスタ管理サーバ。
【請求項2】
前記同一の商品名を示す複数のラベル情報のうちの何れかの削除指示を受け付ける削除指示受付手段を含み、
前記ラベルマスタ更新手段は、前記削除指示受付手段により受け付けられた削除指示に従って、前記ラベルマスタに登録された前記複数のラベル情報のうち当該削除指示が示すラベル情報を削除するようにラベルマスタを更新し、
前記重複商品名判定手段は、前記ラベルマスタ更新手段が前記ラベルマスタを更新したことに応じて、該更新後のラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていないか判定し、
前記カレンダ情報更新手段は、前記重複商品名判定手段により同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていないと判定されたことに応じて、該複数のラベル情報を表示しないように前記カレンダ情報を更新する
請求項1記載のラベルマスタ管理サーバ。
【請求項3】
前記カレンダ情報送信手段は、前記店舗端末による所定のアラート処理の実行要求を送信する
請求項1または請求項2記載のラベルマスタ管理サーバ。
【請求項4】
前記リスト情報受付手段は、商品名と任意キーとが対応付けされたラベル情報を含むリスト情報を受け付け、
前記ラベルマスタ更新手段は、前記リスト情報受付手段が受け付けたリスト情報が含むラベル情報を前記ラベルマスタに登録し、
前記カレンダ情報更新手段は、前記同一の商品名を示す複数のラベル情報それぞれの表示位置を、前記任意キーに基づいて特定する表示位置特定手段を有し、
該表示位置特定手段により特定された表示位置に前記複数のラベル情報それぞれが表示されるように前記カレンダ情報を更新する
請求項1から請求項3のうち何れかに記載のラベルマスタ管理サーバ。
【請求項5】
前記ラベル情報は、各ラベル情報が前記ラベルマスタに登録された日を示す登録日を含み、
前記カレンダ情報が示すカレンダは、前記同一の商品名を示す複数のラベル情報を識別可能に表示するラベル情報表示領域を備え、
前記カレンダ情報更新手段は、前記ラベル情報表示領域内において、前記登録日が早いラベル情報が他のラベル情報よりも上側に表示されるように前記カレンダ情報を更新する
請求項1から請求項4のうち何れかに記載のラベルマスタ管理サーバ。
【請求項6】
商品ラベルに関する情報であるラベル情報が登録されたラベルマスタを管理するようにラベルマスタ管理サーバに動作制御させるためのラベルマスタ管理プログラムであって、
前記ラベルマスタ管理サーバに、
前記商品ラベルを使用する店舗に設置された店舗端末から各店舗で取り扱う商品のリストを示すリスト情報を受け付けるリスト情報受付処理と、
該リスト情報受付処理にて受け付けられたリスト情報に基づいて、前記ラベルマスタを記憶するラベルマスタ記憶手段に記憶されたラベルマスタを更新するラベルマスタ更新処理と、
該ラベルマスタ更新処理にて前記ラベルマスタが更新されたことに応じて、該ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されているか判定する重複商品名判定処理と、
該重複商品名判定処理にて前記ラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていると判定されたことに応じて、該複数のラベル情報を識別可能に表示するように、前記店舗におけるスケジュールを示すカレンダを表示装置の表示画面に表示するためのカレンダ情報を記憶するカレンダ情報記憶手段に記憶されたカレンダ情報を更新するカレンダ情報更新処理と、
該カレンダ情報更新処理にて更新されたカレンダ情報を前記店舗端末に送信するカレンダ情報送信処理とを
実行させるためのラベルマスタ管理プログラム。
【請求項7】
前記ラベルマスタ管理サーバに、
前記同一の商品名を示す複数のラベル情報のうちの何れかの削除指示を受け付ける削除指示受付処理を実行させ、
前記ラベルマスタ更新処理では、前記削除指示受付処理にて受け付けられた削除指示に従って、前記ラベルマスタに登録された前記複数のラベル情報のうち当該削除指示が示すラベル情報を削除するようにラベルマスタを更新する処理を実行させ、
前記重複商品名判定処理では、前記ラベルマスタ更新処理にて前記ラベルマスタを更新したことに応じて、該更新後のラベルマスタに同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていないか判定する処理を実行させ、
前記カレンダ情報更新処理では、前記重複商品名判定処理にて同一の商品名を示す複数のラベル情報が登録されていないと判定されたことに応じて、該複数のラベル情報を表示しないように前記カレンダ情報を更新する処理を実行させる
請求項6記載のラベルマスタ管理プログラム。
【請求項8】
前記カレンダ情報送信処理では、前記店舗端末による所定のアラート処理の実行要求を送信する処理を実行させる
請求項6または請求項7記載のラベルマスタ管理プログラム。
【請求項9】
前記リスト情報受付処理では、商品名と任意キーとが対応付けされたラベル情報を含むリスト情報を受け付ける処理を実行させ、
前記ラベルマスタ更新処理では、前記リスト情報受付処理にて受け付けたリスト情報が含むラベル情報を前記ラベルマスタに登録する処理を実行させ、
前記カレンダ情報更新処理では、前記同一の商品名を示す複数のラベル情報それぞれの表示位置を、前記任意キーに基づいて特定する表示位置特定処理を実行させ、
該表示位置特定処理にて特定された表示位置に前記複数のラベル情報それぞれが表示されるように前記カレンダ情報を更新する
請求項6から請求項8のうち何れかに記載のラベルマスタ管理プログラム。
【請求項10】
前記ラベル情報は、各ラベル情報が前記ラベルマスタに登録された日を示す登録日を含み、
前記カレンダ情報が示すカレンダは、前記同一の商品名を示す複数のラベル情報を識別可能に表示するラベル情報表示領域を備え、
前記カレンダ情報更新処理では、前記ラベル情報表示領域内において、前記登録日が早いラベル情報が他のラベル情報よりも上側に表示されるように前記カレンダ情報を更新する処理を実行させる
請求項6から請求項9のうち何れかに記載のラベルマスタ管理プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−203700(P2012−203700A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−68372(P2011−68372)
【出願日】平成23年3月25日(2011.3.25)
【出願人】(503396309)生活協同組合コープさっぽろ (144)
【Fターム(参考)】