説明

ラベル貼付機械

【課題】装置の交換作業においてラベル貼付装置がより簡単且つより迅速に取り換えられるように改善された方法を提供する。
【解決手段】物品を搬送する少なくとも1つの回転木馬型コンベヤ、その周囲に交換可能に配置されている、物品に装貼するための少なくとも1つのラベル貼付装置8とを有する、容器等のような物品の装貼機械1に関するものであり、この場合、回転木馬型コンベヤの周囲に、床板に支持された、定置のラベル貼付装置8用装置受入れ架台6が配置されている。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本発明は請求項1の上位概念に記載の物品の装貼機械に関するものである。
【0002】
ドイツ特許公開第19741476号から、異なる構造タイプの物品の装貼機械(すなわち、ラベル等の備品を物品に取付ける機械を言う、以下、装貼機械と呼ぶ)が既知である。この文献の図1はテーブル板を有するラベル取付け機械を示し、テーブル板上に、装貼(ラベル等を取付けることを言う、以下、「装貼」という)されるべき物品をラベル貼付装置に沿って通過させるための連続駆動可能な回転木馬型コンベヤが支持されている。このテーブル板は、さらに、前記ラベル貼付装置もまた支持している。ラベル貼付装置の交換は、この構造においては時間がかかり且つ取扱いにくいものである。さらに、このようなラベル貼付機械を設置するには、テーブル板が大きいために比較的広い空間を必要とする。
【0003】
同じ文献の図4は、ラベル貼付装置が固有の下部架台および付属の駆動装置を有する交換可能な自立モジュールとして形成されている実施例を開示している。機械の回転木馬型コンベヤに対するラベル貼付装置の相対位置を固定するためには、ラベル貼付装置を固定する必要がある。このために、ラベル貼付装置は例えば屋内の床板にボルトで固定されている。はじめに記載の形態に比較して、この方法は、装置を交換する場合にラベル貼付装置の取扱いをかなり改善している。それにもかかわらず、この形態もまたラベル貼付装置の心出しおよび固定のためにかなり時間を必要とし、このことは、特に装置の交換が頻繁な場合に、交換時間に関して不利な影響を与える。
【特許文献1】ドイツ特許公開第19741476号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この理由から、装置の交換作業においてラベル貼付装置がより簡単且つより迅速に取り換えられるように改善された方法を提供することが本発明の課題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題は請求項1ないし18に記載の特徴により解決される。
回転木馬型コンベヤの周囲に設置され且つ床で支持された定置の少なくとも1つの装置受入れ架台により、任意のラベル貼付装置のより迅速でしかもより正確な交換が可能である。装置受入れ架台は、機械を設置するときに、装貼されるべき物品の回転木馬型コンベヤすなわち回転中に上下運動可能なコンベヤないしは搬送平面に対して、相対的に1回だけ正確に心出しされる。それに続いて装置受入れ架台を屋内の床板に不動に固定することが特に有利である。
【0006】
この装置受入れ架台は設置位置に与えられた状況に合わせて製作可能である。回転木馬型コンベヤに対して相対的に、必要な高さおよび/または半径方向間隔および/または搬送面に対する傾斜に関して、装置受入れ架台のできるだけ無段階の心出しを実行可能にする調節可能構造が特に有利である。
【0007】
例えば自動接着ラベル、常温糊付けラベルまたはローラ圧着ラベルのような異なるラベル・タイプを処理するように設計されていてもよい交換可能なラベル貼付装置にそれぞれ第1の要素が存在し、第1の要素は、ラベル貼付装置の装置受入れ架台内への設置において、装置受入れ架台に付属の第2の要素内に係合し、この場合、ラベル貼付装置を挿入または設置するときに、第1および第2の要素がラベル貼付装置の心出しおよび位置の固定を行う。前記第1および第2の要素は特に設定可能なストッパ本体の形に形成されていてもよく、ストッパ本体はラベル貼付装置の挿入運動ないしは設置運動を希望の終端位置に制限する。
【0008】
第1および第2の要素を終端位置に到達するまで結合したときにラベル貼付装置が装置受入れ架台に対して相対的に自動心出しされるように、ラベル貼付装置および装置受入れ架台に付属の第1および第2の要素が、特に形状ロック形態により、相補的に形成されていることが有利である。このためには心出しコーンが特に適し、心出しコーンは、対応して形成された心出し内孔内に相互に形状が合った状態でロック係合する。このような自動心出しにより、ラベル貼付装置の交換は、工具の使用なしに問題なく実行可能である。前記第1および第2の要素を例えば垂直作用方向に対応配置したとき、ラベル貼付装置は、その自重のみにより、装貼機械の回転木馬型コンベヤに対して相対的な希望の心出し位置に常に心出しされている。
【0009】
ラベル貼付結果に対して重要な、装置受入れ架台と回転木馬型コンベヤとの相対位置を正確に且つ常時保持するために、装置受入れ架台と、回転木馬型コンベヤを支持する台またはそれに固定されている構造部分とを結合することが有利である。
【0010】
高さ方向に移動可能な装置受入れ架台は特に有利であり、その理由は、これにより、ラベルが貼付されるべき物品に対するラベルの貼付高さの調節が可能となるからである。このために、従来使用されているラベル貼付装置はそれぞれ比較的高価な高さ調節装置を備えているが、ここではこれが省略可能である。ここで対象とされるタイプの装貼機械は、回転木馬型コンベヤの周囲に、装置受入れ架台場所よりも著しく多いラベル貼付装置を備えていることがあるので、この有利な変更態様により、構造費用が著しく低減されることになる。高さ調節装置は電動操作例えば電動機を備えていることが好ましい。
【0011】
異なるラベル貼付高さに迅速に切り換えるために、ラベル貼付装置の移動通路内に設置可能な、前設定可能なストッパ本体が設けられていてもよい。電動操作においては、ストッパ本体の代わりに、異なる位置に位置決め可能なリミット・スイッチが使用されてもよい。装置受入れ架台の高さ位置の問い合わせが例えば電動駆動モータの回転伝送器を介して行われることが特に有利であり、その理由は、このとき、制御との結合において、特定のラベル貼付高さに付属のそれぞれの位置に到達したときに駆動装置の自動遮断が実行可能であるからである。蓄積プログラム制御により、複数の異なるラベル貼付高さに付属の位置の値が記憶可能であることが有利であり、装貼機械の切換においてこれらの位置の値はボタンを押すことにより呼出し可能である。
【0012】
他の有利な形態がその他の付属請求項から明らかである。以下に好ましい実施例を図により説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1はラベル貼付装置用装置受入れ架台の第1の実施形態の斜視図を示す。
【図2】図2は、装置受入れ架台内に設置された、単に略図で示されているラベル貼付装置を有する、図1の実施形態を示す。
【図3】図3はラベル貼付装置用装置受入れ架台の第2の実施形態の斜視図を示す。
【図4】図4は、設置された、単に略図で示されているラベル貼付装置を有する、図3の装置受入れ架台の第2の実施形態の側部を示す。
【図5】図5は図3および4の装置受入れ架台の縦部分断面図を示す。
【図6】図6は、リフト装置を有する、第3の実施例に対応する装置受入れ架台の斜視図を示す。
【図7】図7は図6の一部を拡大図で示す。
【図8】図8は、2つの異なる位置における、ラベル貼付装置用装置受入れ架台の第4の実施形態の略側面図を示す。
【図9】図9は図8の実施形態の部分斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1に、ラベル貼付装置が取り外された基本構造のラベルを取付ける機械の一部が斜視図で示されている。図を見やすくするために、ラベルが貼付されるべき物品を連続搬送する回転木馬型コンベヤ(図6参照)もまた示されていない。機械1は本質的に台2からなり、台2は、そのほぼ中央に配置されている、回転木馬型コンベヤのためのピボット軸受9を有している。ピボット軸受に対して半径方向に間隔をなして、ピボット軸受と同心に、少なくとも一部分を包囲するリング4が台2に不動に固定されている。リング4に、結合要素10により、迅速交換可能なラベル貼付装置8(図2)のための、定置の装置受入れ架台5が固定されている。
【0015】
装置受入れ架台5は、半径方向外側に向かって開いた、平行棒タイプのパイプ構造として形成され、パイプ構造は仮想長方形のコーナーに垂直方向に配置された、高さ調節が可能な4本の支持脚53(床板に固定可能)を有し、支持脚53は、その上端部に、水平面内に中間間隔をなして平行に伸長する円形断面の2本の支え棒54を有している。この中間間隔はこの範囲内のラベル貼付装置8の外側ハウジング幅より大きい寸法を有している。
【0016】
リング4に対して半径方向に配置された少なくとも1つの支え棒54上に、クランプ可能な、分割可能タイプの2つの第2の要素52が存在し、第2の要素52は、装置ハウジングに固定されている第1の要素51と協働してラベル貼付装置の位置を固定するためのものであり、第1の要素51は図2に示されている。
【0017】
ほぼ鎌状の形状を有するこの第1の要素51は、ラベル貼付装置を上から支え棒54上に設置ないしは降ろしたときに第1の要素51が第2の要素52の横に当接するように、ラベル貼付装置8のハウジングから横に張り出すように装着されている。第1の要素51の支え棒54を向く側にパイプ断面に適合された丸みが設けられているので、支え棒54の縦方向のみならず横方向にもまたラベル貼付装置8の作業位置を不動に固定する形状ロックが得られる。この場合、装置受入れ架台5はラベル貼付装置の全重量を直接床板に伝達する。
【0018】
重力により支援された、ラベル貼付装置の自動的な挿入および心出しを容易にするために、第2の要素には、少なくともその上方を向く領域に挿入テーパ52′が設けられている。ラベル貼付装置を設置または除去するために、組込みリフト装置または外部リフト装置(リフト・トラック、リフト器具等)が必要である。
【0019】
装置受入れ架台5は、機械1の設置において、ラベル貼付装置の正確な作業位置(高さ、半径方向間隔、搬送面に対する傾斜)に1回だけ心出しされる。その後は、第1の要素51が全てそれぞれの装置ハウジングの正確に同じ位置に装着されているので、任意のラベル貼付装置が設置可能である。
【0020】
このことは、図3および4に示されている、床板に支持された装置受入れ架台6の第2の実施形態に対しても同様に適用される。この構造は原理的に第1の実施形態を小型にした変更態様を示し且つ2本の支持脚63を備えているにすぎず、支持脚63は、同様に、リング4に、好ましくは形状ロックされて固定されている。2本の支持脚63は円形断面を有する中空パイプとして形成されている。下端部にそれぞれねじ付きブッシュ66が圧入されている。ねじ付きブッシュ66内にねじ込みスピンドル65がねじ込まれる(図5の断面図参照)。ねじ込みスピンドル65は例えばボルトにより床板に不動に固定された足部67の高さを調節するために使用される。中空パイプの開放された上端部にそれぞれ円錐形に形成されたシート62が一体成形され、シート62は心出しコーン61を受け入れて形状をロックするためのものであり、心出しコーン61はラベル貼付装置ないしはそれに配置された板状ブラケット64に固定されている。
【0021】
2本の中空パイプは床板に近い領域において水平横トラス68により結合されている。ラベル貼付装置の傾斜を固定するために、水平方向に伸長して設けられた、好ましくは無段階に調節可能な少なくとも1つのストッパ69(調節ねじ等)が横トラスに固定され、ストッパ69に装置ハウジングが当接する。しかしながら、少なくとも1つのストッパ69が逆に装置ハウジングに設けられ且つ横トラス68に支持されてもよい。
【0022】
2つの前記心出しコーン61は、ラベル貼付装置から横方向に突出している2つのブラケット64のそれぞれの下側に、しかも同じ高さで且つ中空パイプ63と同じ間隔でねじにより固定されている。
【0023】
水平に心出しされた横トラス68の、中空パイプ63から突出する横側端部に、斜めに装着された案内面68′が存在し、案内面68′は、僅かに持ち上げられたラベル貼付装置8をリング4に対して半径方向に挿入したときに、挿入運動が少なくとも1つのストッパ69との当接により停止されるまで、自動的に横方向即ち接線方向の心出しを行う。この状況において、細くなっている端部を下方に向けている心出しコーン61は、その下側に付属されている、中空パイプ63内のそれぞれの円錐形シート62と、少なくとも近似的に一致する。下ろすことにより心出しコーンはそのシート面と形状が合った状態でロック係合をなし、この場合、きわめて正確な微細心出しが行われる。ラベル貼付装置の重力により、その作業位置(図4参照)は固定されている。心出しコーンの高さ位置はブラケット64へのそのねじ込みによって場合により調節可能である。
【0024】
装置受入れ架台7の第3の実施例が図6および7に示されている。上記の第2の実施例との主な相違は組込みリフト装置80にあり、リフト装置80は、異なるラベル貼付高さを設定するために、ラベル貼付装置を異なる作業位置に持ち上げることを可能にする。これにより、従来ラベル貼付装置内に設けられていた高さ調節は不必要となる。
【0025】
第3の実施形態7は、垂直方向に平行に設けられ且つリング4および床板に固定された2つのボール案内73を備え、ボール案内73上を移動可能なスライダ74は、肉厚の型鋼板部分から形成された横ばり75により剛に結合されている。横ばり75の両方の外側側縁にそれぞれ支持脚76が一体成形され、支持脚76はその上部側に心出しコーン72を有している。ラベル貼付装置を設置且つ心出しするために低位置の待機位置から持ち上げたときに、心出しコーン72は、ラベル貼付装置の突出下側に同じ間隔で切込み成形された円錐形シート面(図示されていない)と形状が合った状態でロック係合可能である。
【0026】
横ばり75を上下移動させるために電動リフト装置が設けられ、電動リフト装置は、詳細には、垂直方向に設けられたねじスピンドル78を有する、架台に固定された歯車モータ79から構成され、ねじスピンドル78は、横ばり75に剛に固定されたブロック77内のねじ孔内にねじ込まれている。
【0027】
上方作業位置は、図示されていない、移動通路内に装着可能な、予め設定可能なストッパまたはリミット・スイッチにより固定可能である。しかしながら、これは、プログラム・メモリと結合されて、押しボタンにより異なる作業位置の位置問い合わせを介して呼び出し且つ自動的に電動で設定することを可能にする。このために、駆動モータに回転位置伝送器79′が設けられてもよい。これは、単に、希望の各ラベル貼付高さに対して、対応値がプログラム・メモリ内に記憶されるだけでよい。
【0028】
移動可能なラベル貼付装置の交換は、この方法において、特に迅速に、いかなる補助手段も用いることなくきわめて容易に可能である。新たに設置されるべきラベル貼付装置を予め心出しするために、第2の実施例に対応する図示されていない案内面が設けられていてもよいことは明らかである。
【0029】
装置重量および片側保持によって発生するモーメントの形状安定吸収が確保されていて、十分に安定な保持が行われている場合には、場合により、垂直案内73の床板支持は省略されてもよい。
【0030】
図6にラベルを取付ける機械1の回転木馬型コンベヤ3が略図で示されている。びん等のようなラベルが貼付されるべき物品を受け取るために、共通ピッチ円上に等間隔で配置された多数の回転皿が設けられていてもよい。
【0031】
図8は符号40で示されている装置受入れ架台の第4の実施例を示す。装置受入れ架台40は平らな床下構造を特徴とし、即ち、図示されていないラベル貼付装置は、その下側が、板状に形成された装置受入れ架台上に設置され、且つ回転木馬型コンベヤ3に対して相対的に心出しされた位置に保持可能である。このために、水平な板41上に複数の心出し要素43がオフセット位置に配置され、心出し要素43はそれぞれ心出しコーン45および支持面44を有している。板41は4本の足部42上に置かれている。足部42および/または心出し要素43は、ラベル貼付装置を希望の位置に保持するために、個々にねじ固定により正確に高さ調節が可能である。この調節は一般に1回だけ行われる。ラベル貼付装置の下側ないしはその支持架台に、心出し要素43に一致して配置されている心出し内孔が存在する。結合要素10′を介して、板41は、台2に固定されているリング4と結合されている。
【0032】
図8の下側の図に示されているように、板41は、水平軸の周りに折り畳み可能なようにヒンジ継手46を介して結合要素10′と結合されていてもよいことは有利であり、これにより、装置受入れ架台40は、使用されていないときには、取っ手49(図9)を用いて、作業位置(図8の上側の図)から、90°上方の非作業位置(図8の下側の図)へ折り畳み可能である。この手段により、機械への良好なアクセス利便性が確保されている。
【0033】
ラベル貼付装置の挿入を容易にするために、図9に示すように、板41の上側に、半径方向外側から、半径方向内側の終端位置を決定するストッパ47まで伸長する、隆起案内レール48の形の挿入用斜材が固定されている。案内レール48の相互間隔は挿入方向に狭くなり、これにより、ラベル貼付装置の下側に装着されている、案内レール48の間を進入可能な案内ローラ(図示されていない)と結合して、車輪上で移動可能なラベル貼付装置の、横方向の事前の心出しが可能となる。挿入方向において先行する案内ローラがストッパ47に衝当したとき直ちに、ラベル貼付装置の挿入運動が停止され、且つその下側の心出し内孔が、下側に存在する装置受入れ架台40の心出し要素43とほぼ一致することになる。装置を下ろすことにより、前記心出し要素は形状が合った状態でロック係合を形成し、これにより、装置が支持面44上に着座し且つこの場合に希望の位置に微細心出しされている。装置の除去は逆の順序で行われる。ラベル貼付装置ないしはその支持架台は、上げ下ろしのために、組込みリフト装置(例えば油圧または電動で操作可能)を備えていてもよい。
【0034】
図示されてはいないが、(ラベルの容器への貼付高さが異なるために)ラベル貼付装置を異なる作業位置に移動可能にするために、装置受入れ架台40が上下移動可能に形成されていてもよい。このために、図6および7の実施例と同様に、板41を上下させることを可能にする電動リフト装置が使用されてもよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品を搬送する少なくとも1つの回転木馬型コンベヤ(3)と、その周囲に交換可能に配置されている、少なくとも1つのラベル貼付装置(8)とを有する、容器等のような物品の装貼機械(1)において、
回転木馬型コンベヤ(3)の周囲に、床板に支持された、定置のラベル貼付装置(8)用の装置受入れ架台(5、6、7、40)が配置されていることを特徴とする物品の装貼機械。
【請求項2】
装置受入れ架台(5、6、7、40)が床板に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の機械。
【請求項3】
装置受入れ架台(5、6、7、40)が、回転木馬型コンベヤ(3)に対して相対的に、高さおよび/または半径方向間隔および/または傾斜に関して前設定されているかまたは前設定可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の機械。
【請求項4】
ラベル貼付装置(8)が、装置受入れ架台(5、6、7、40)に組み込まれた状態におけるその付属領域に第1の要素(51、61)を備え、第1の要素(51、61)は、ラベル貼付装置(8)の設置において、装置受入れ架台に付属の第2の要素(52、62、72、43)内に係合し、この場合、第2の要素(52、62、72、43)がラベル貼付装置を心出しし且つその位置に固定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の機械。
【請求項5】
要素(43、51、52、61、62、72)がラベル貼付装置および装置受入れ架台(5、6、7、40)上に相補的に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の機械。
【請求項6】
要素(43、51、52、61、62、72)が、対をなして相互の形状に合致して係合するように、特に心出しコーン(45、61、72)および心出し内孔(62)として形成されていることを特徴とする請求項5に記載の機械。
【請求項7】
装置受入れ架台(5、6、7、40)が、回転木馬型コンベヤ(3)を支持する台(2)と、特に台(2)の周囲の少なくとも一部を包囲するリング(4)と結合されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の機械。
【請求項8】
装置受入れ架台(7)に、特に電動駆動装置(79)を有するリフト装置(80)が付属されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の機械。
【請求項9】
リフト装置(80)が、ラベル貼付装置を設置/除去するための受入れ位置から、より高い位置にある、ラベル貼付装置のための作業位置へ、およびその逆方向に移動可能であることを特徴とする請求項8に記載の機械。
【請求項10】
異なるラベル貼付高さに対するそれぞれの作業位置が、移動通路内に設置可能な、前設定可能なストッパまたはスイッチにより、または電動リフト装置(79、80)の駆動制御内に記憶可能且つそれから呼出し可能な設定値により決定可能であることを特徴とする請求項9に記載の機械。
【請求項11】
リフト装置(80)が少なくとも1つの垂直案内(73)を有し、ラベル貼付装置を受け入れる要素(72)が垂直案内(73)に沿って移動可能に支持されていることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか一項に記載の機械。
【請求項12】
要素(72)が、案内(73)に支持されている支持体(74、75、76)に固定されていることを特徴とする請求項11に記載の機械。
【請求項13】
リフト装置(80)が駆動スピンドル(78)を有し、駆動スピンドル(78)は好ましくは要素(72)を有する支持体(74、75、76、77)と係合していることを特徴とする請求項8ないし12のいずれか一項に記載の機械。
【請求項14】
駆動スピンドル(78)は電動機(79)により駆動可能であり、電動機(79)は好ましくは回転位置伝送器(79′)を有し且つ蓄積プログラム制御により制御されることを特徴とする請求項13に記載の機械。
【請求項15】
装置受入れ架台(5、6、7)がその横側においてラベル貼付装置(8)と係合可能であることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載の機械。
【請求項16】
装置受入れ架台がラベル貼付装置(8)の片側(6、7)とのみまたは向かい合う2つの側(5)と係合可能であることを特徴とする請求項15に記載の機械。
【請求項17】
装置受入れ架台(40)が、ラベル貼付装置の下側と係合可能であることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載の機械。
【請求項18】
装置受入れ架台(40)が、作業位置から非作業位置へ、特に水平位置から垂直位置へ、およびその逆方向に移行可能であることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか一項に記載の機械。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−152958(P2011−152958A)
【公開日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−51263(P2011−51263)
【出願日】平成23年3月9日(2011.3.9)
【分割の表示】特願2006−548215(P2006−548215)の分割
【原出願日】平成17年1月7日(2005.1.7)
【出願人】(591034383)クロネス・アクチェンゲゼルシャフト (35)
【氏名又は名称原語表記】KRONES AG
【Fターム(参考)】