説明

ラベル貼付装置

【課題】小型化が容易な構造で操作者の操作する行為を動力源として円筒状の被着体にラベルを自動的に貼り付けるラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】操作者が装置を操作する動作を摩擦板13に伝達し、伝達された動作により摩擦板13が移動することによって、摩擦板13と接触する試験管20が摩擦板13の摩擦力によりラベル30を巻き取りつつ回転し、試験管20にラベル30が貼り付く。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベル貼付装置に関し、特に、円筒状の被着体にラベルを容易に貼り付けることが可能なラベル貼付装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明に関連する技術としては、特許文献1に記載の技術がある。飲料等が充填する金属缶や試験管などの円筒状の被着体に、ラベル片を自動的に貼り付けるラベル貼付装置の技術分野においては、種々の先行技術が知られている。例えば、特許文献1には、被着体を回転させ、その回転動作に同期するようにラベル連続体をラベルの供給部より繰り出して搬送し、ラベル片をラベル連続体から剥離しつつ被着体の外周面に貼着させることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−037464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
裏面に粘着性を有する紙片等の記録媒体(以下、単に「ラベル」という)の表面に印字や画像形成を行う画像形成装置は、ラベルプリンタとして一般に知られている。このラベルプリンタの中には、剥離モジュールを搭載して、ラベルを剥離紙から剥離した状態で出力するラベルプリンタがあり、既に市販されている。しかしながら、このようなラベルプリンタにおいては、出力したラベルを自動的に被着体に貼り付ける特別な機構等がない限り、操作者がラベルを、自らの手もしくはピンセット等を用いて一枚ずつ被着体に貼り付けなければならず、不便である。
【0005】
また、上記ラベルプリンタにおいては、医療機関やラボラトリ向けに仕様を最適化し、例えば、ラベルに耐アルコール特性を持たせたり、バーコード印字を鮮明に行ったりするものがある。このような医療機関向けラベルプリンタは、出力したラベルを試験管の外周面に貼り付けることを意図して利用される場合があるが、このような場合であっても、上述したような、操作者がラベルを一枚ずつピンセット等でつまみ取って貼り付けるという、ユーザビリティに係る課題は解決されていない。
【0006】
そこで上記課題を解決することを考えるが、例えば特許文献1に記載の方法は、実装する場合に大型専用装置に大掛かりな構造の機構が必要と考えられる。また、ローラやスポンジを利用して試験管へのラベル貼付を大量処理する専用装置もあるが、これらはいずれも、通常小型である医療機関向けラベルプリンタのユーザにとってオーバースペックであり、処理能力という観点では小型のラベルプリンタで十分なユーザのニーズに合致するものではない。
【0007】
小型の医療機関向けラベルプリンタが出力するラベルを試験管に貼り付けるラベル貼付装置を提供する観点からは、上述した従来のラベル貼付装置の問題点として、少なくとも次の2点を指摘しうる。第1にローラ等を駆動するために電力が必要なこと、そして、第2に装置が大型で複雑な構造であること、である。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、小型化が容易な構造で操作者の操作する行為を動力源として円筒状の被着体にラベルを自動的に貼り付けるラベル貼付装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、上記目的を達成すべく様々な検討を重ねた結果、下記の構成を特徴とするラベル貼付装置により、上記課題を達成することを見出し、本発明をするに至った。
【0010】
本発明に係る第1のラベル貼付装置は、円筒状の被着体がラベルを貼付される被着点近傍で一端を回動可能に支持されるテーブルの他端を、前記被着点と同じかより上方に配置される第1の位置から前記被着点より下方に配置される第2の位置に移動させる操作者の押下動作に応じて、前記被着点で回転可能に支持された前記被着体を回転させることにより前記ラベルを貼付することを特徴とする。
【0011】
本発明に係る第2のラベル貼付装置は、円筒状の被着体がラベルを貼付される被着点近傍で一端を回動可能に支持され、他端が操作者の押下動作によって前記被着点と同じかより上方に配置される第1の位置から前記被着点より下方に配置される第2の位置に移動されるテーブルと、前記被着点で前記被着体を回転可能に支持する被着体支持手段と、前記押下動作によって生じる力を前記被着体支持手段に支持された前記被着体に伝達する動作伝達手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、小型化が容易な構造で操作者の操作する行為を動力源として円筒状の被着体にラベルを自動的に貼り付けるラベル貼付装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明を実施するための形態に係るラベル貼付装置を装着した画像形成装置の外観例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。
【図2】図1に示したラベル貼付装置10の要部構成を示す側面図(その1)である。
【図3】図1に示したラベル貼付装置10の要部構成を示す側面図(その2)である。
【図4】本実施形態の作用を説明するための図(その1)である。
【図5】図1に示したラベル貼付装置10の要部構成を示す側面図(その3)である。
【図6】本実施形態の作用を説明するための図(その2)である。
【図7】図1に示したラベル貼付装置10の要部構成を示す側面図(その4)である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という)について、図面を参照しながら説明する。下記実施形態は、医療機関やラボラトリ向けに仕様を最適されたラベルプリンタが出力する剥離済みのラベルを、試験管に貼り付けるラベル貼付装置に本発明を適用したものである。言うまでもなく、本実施形態は、本発明を説明するための一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。例えば、ラベルプリンタは医療機関向けでなくてもよく、また、ラベルを貼り付ける円筒状の被着体は試験管に限定されるものでもない。
【0015】
図1に、本実施形態に係るラベル貼付装置10と、これを装着したラベルプリンタ40の外観例を示す。図1(a)はラベル貼付装置10及びラベルプリンタ40の上面図であり、図1(b)は側面図である。
【0016】
図1に示すように、ラベルプリンタ40は、試験管20の外周面に貼り付けるラベル30を、接着剤等が塗布された貼り付け面を下にして、貼り付け面が露出した状態で出力する。ラベル貼付装置10は、このラベル30が出力される側面に、好ましくは、アタッチメントとして着脱可能に取り付ける。図1中、二点鎖線で示す部分は、ラベル貼付装置10の外装部材であって、図1では例として直方体で示したが、別の形であってもよい。
【0017】
図2ないし図7に、ラベル貼付装置10の要部構成を示す。図2ないし図7は、ラベル貼付装置10を側面から見た図である。図2ないし図7に示すように、ラベル貼付装置10は、天板11と、試験管台12と、摩擦板13と、テーブル14と、動作伝達部15と、リンク16と、延長ガイド17と、ストッパ18とを具備する構成である。
【0018】
天板11は、試験管台12とともに試験管20を適度な圧力で挟持する板状の部材であって、本実施形態では、ラベル貼付装置10の奥側(ラベルプリンタ40側)の辺を中心に回転可能である。回転方向は、図2の矢印A及び矢印Aの逆方向である。天板11の回転軸は、ラベル貼付装置10の外装部材に固定されている。また、天板11は、試験管台12とともに試験管20を挟持する際に、試験管20の外周面と天板11によって、ラベル30の先端をニップする(図3)。そのため、天板11が操作者により矢印A方向に押し下げられると、ラベル30の先端が試験管20に張り付く。また、天板11により試験管20がセットされると、摩擦板13が試験管20に接触する。
【0019】
試験管台12は、ラベル貼付装置10の外装部材に固定されており、非可動である。試験管台12の上面は、図2に示すように、ラベル貼付装置10の奥側(ラベルプリンタ40側)から手前側(操作者側)へ高さが下がるように傾斜が設けられている。この傾斜によって、試験管20は、天板11と試験管台12によって挟持されていない場合、ラベル貼付装置の手前側へ転がり落ちる。
【0020】
なお、天板11と試験管台12が試験管20を挟持する圧力は、試験管20が後述する摩擦版13の摩擦力によって回転する際に妨げにならない程度であることが好ましい。
【0021】
テーブル14は、本実施形態においては、図示のように側面から見た場合クランク状の形状をしており、ギヤ151と固定的に連結している。また、テーブル14は、ギヤ151の中心を回転軸に、図3の矢印B及び矢印Bの逆方向に回転可能である。操作者がテーブル14の手前側(操作者側)端部を手によって下に押し下げた場合、テーブル14は、ギヤ151の中心を回転軸に図3の矢印B方向に回転し、その回転はギヤ151に伝わる。
【0022】
テーブル14のクランク形状は、テーブル14の手前側端部が上方に張り出しており、張り出し角度が略直角であるとともに、張り出し部分の長さが試験管20の直径以上であることが好ましい。テーブル14は、後述する本実施形態のラベル貼付動作の終了後、試験管台12から転がり落ちる試験管20を受ける受け皿として機能する(図7)ため、張り出し部分の長さが試験管20の直径程度ないしそれ以上のものであれば、転がり落ちる試験管20をテーブル14で好適に受け止めることができる。また、テーブル14の手前側端部が上方に張り出していれば、張り出しのない場合等に比較して操作者がテーブル14を下に押し下げる操作の操作性が向上する利点がある。
【0023】
また、テーブル14のクランク形状の中間部分は、テーブル14がその回転可能範囲の上限に位置する状態において(すなわち、図2の状態)、ラベル貼付装置10の手前側(操作者側)から奥側(ラベルプリンタ40側)へ高さが下がるように傾斜が設けられている。この傾斜によって、操作者が試験管20をラベル貼付装置10にセットする際に(図2)、試験管台12の傾斜によって試験管20が手前側に転がり落ちるのを防ぐことができる。また、操作者がこの中間部分に試験管20を載置したとき、傾斜によって試験管20が自動的にセット位置に転がるため、傾斜がない場合等に比較して操作者が操作を楽に行うことができる。
【0024】
操作者のテーブル14の端部を押し下げる動作は、動作伝達部15を介してリンク16に伝達し、摩擦板13を上方向にスライドさせる力となる。動作伝達部15の具体的構成としては、ギヤを連結させたもの、ベルトを用いるもの、リンクを用いるもの、チェーンを用いるもの、また、これらを組み合わせたものなど、種々の構成が利用できる。本実施形態では、ギヤを連結させる構成を採用する。ギヤを連結させる構成は、部品点数を少なくすることができ、故障発生頻度を低減させる可能性が高まる点で有利である。
【0025】
動作伝達部15は、テーブル14の回動する力が伝達する順に、ギヤ151,152,153,154,155の、5つのギヤを有する構成である。各ギヤは、各ギヤの中心を回転軸に、図3の矢印C及び矢印Cの逆方向に回転可能である。各ギヤの回転軸は、ラベル貼付装置10の外装部材に固定されていてもよい。
【0026】
ギヤ151は、テーブル14の回転軸と固定的に連結している。本実施形態においては、テーブル14の回転角がそのままギヤ151の回転角に転じる構成である。同様に、ギヤ151の回転角はギヤ152の回転角に、ギヤ152の回転角はギヤ153の回転角に、ギヤ153の回転角はギヤ154の回転角に、ギヤ154の回転角はギヤ155の回転角に伝達する。ギヤ155は、リンク16の回転軸と固定的に連結している。本実施形態においては、ギヤ155の回転角がそのままリンク16の回転角に転じる構成である。
【0027】
以上に説明した動作伝達部15の構成により、操作者がテーブル14の端部を押し下げることによって、テーブル14が図3の矢印Bの方向に回動し、その回転が動作伝達部15の各ギヤをそれぞれ矢印Cの方向に回転させ、その結果、リンク16が矢印Dの方向に回転する。
【0028】
リンク16は、回転可能に構成された板状の部材であって、その回転軸は、ギヤ155の回転の中心と同軸である。また、回転軸から放射状に伸びる直線方向に適度な長さを有するリンク孔161を備える。リンク孔161の幅は、摩擦板13に固定されたピン131の直径と略同一であることが好ましい。また、リンク孔161,ピン131は、以下に説明する動作によっても変形しない程度以上の剛性を備えることが好ましい。
【0029】
リンク16が図3の矢印Dの方向に回転すると、リンク孔161と勘合するピン131は摩擦板13に固定されているので、ピン131がリンク孔161の中を移動しつつ摩擦板13を図3の矢印E方向に持ち上げる。持ち上げ始めの状態を示すのが図3であり、持ち上げ可能な限界まで持ち上げた状態を示すのが図5である。
【0030】
摩擦板13は、図3の矢印E及び矢印Eの逆方向にスライド可能な板状の部材であって、摩擦板13に固定されたピン131と、試験管20との接触面132を備える。接触面132は、少なくとも天板11又は試験管台12の試験管20との接触面以上の摩擦係数を有する構成である。なお、摩擦板13の形状は、板状に限定されず、筒状であってもよい。
【0031】
図4に、試験管20をラベル貼付装置10にセットしたときの試験管20周りの拡大図を示す。図4に示すように、天板11と試験管台12により試験管20が挟持されると、天板11は、鉛直方向のベクトルではなくラベル貼付装置10の奥側へ若干の成分を伴うベクトルで、試験管20を押圧する。そのため、図4の状態で摩擦板13が矢印Eの方向にスライドすると、摩擦力が生じる。一方で、試験管20は、天板11と試験管台12と接触する箇所では滑り、その結果、試験管20が矢印F方向に回転する。
【0032】
試験管20が矢印F方向に回転すれば、ラベル30は先端が試験管20に貼り付けられているので、自然に矢印G方向に引っ張られ、繰り出される。繰り出されたラベル30は、順次試験管20に巻き付き、また、貼り付く。
【0033】
テーブル14が最後まで押し下げられ、その結果、試験管20にラベル30がすべて巻き付いた状態が図5に示されている。また、図5の試験管20周りの拡大図を図6に示す。図6のように、試験管20が矢印F方向に回転したことによって、ラベル30は矢印H方向に巻き付いていき、試験管20に貼り付く。
【0034】
テーブル14が最後まで押し下げられ、試験管20にラベル30が貼り付いた状態(図5)で、操作者により天板11が図7の矢印Iの方向に押し上げられると、試験管20は、試験管台12の傾斜や延長ガイド17の傾斜によって、矢印Jに示すように、テーブル14まで転がり落ちてくる。
【0035】
延長ガイド17は、弾性体であって、例えばゴムや板バネが利用できる。延長ガイド17は、延長ガイド17に力が作用していないときは、図2,図3に示すようにテーブル14の中間部分を延長した形状をしているが、テーブル14が押し下げられると、試験管20に当接して変形する(図5)。その後、操作者により天板11が押し上げられると、変形から戻ろうとする力が働いて、図5に示す形状から図7に示す形状へと変化する。この変形により、セットされた試験管20がテーブル14へと転がり落ちやすくなる。
【0036】
なお、延長ガイド17の形状の復元は、図7に示すように、ストッパ18によって途中で止められる。そのため、延長ガイド17の変形が急激すぎたり、変形する力が強すぎたりすることによって、試験管20が適切にテーブル14に転がり落ちずに飛び出すような不具合を防止することができる。ストッパ18は、ラベル貼付装置10の外装部材に固定されている。
【0037】
なお、延長ガイド17と摩擦板13の奥行き方向の位置関係は、特に限定するものではないが、本実施形態では次のようになっている。摩擦板13は、延長ガイド17が中を通る程度の大きさのスリット状の孔を備えており、この孔を延長ガイド17が通っている。そのため、摩擦板13と延長ガイド17が空間的に互いに干渉することはない。
【0038】
以上に説明した本実施形態のラベル貼付装置10によると、操作者がレバーを引くだけの簡単な操作をすることによって自動的に試験管20にラベル30を巻くことが可能になる。したがって、操作者がピンセット等を用いて一枚ずつ貼り付けていたラベル30を、容易に貼り付けることができるようになる。
【0039】
なお、本実施形態の構成においては、試験管20を回転させる力が電力や油圧による力等ではなく、当該試験管20に接触する摩擦板13から生じる摩擦力であるので、本実施形態の構成は小型化が容易な構造である。ただし、これは本発明の外延を限定する意図で言うものではなく、本発明の効果は、モータ動力やその他の力によっても奏せられるものである。
【符号の説明】
【0040】
10 ラベル貼付装置
11 天板
12 試験管台
13 摩擦板
131 ピン
132 接触面
14 テーブル
15 動作伝達部
151,152,153,154,155 ギヤ
16 リンク
161 リンク孔
17 延長ガイド
18 ストッパ
20 試験管
30 ラベル
40 ラベルプリンタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
円筒状の被着体がラベルを貼付される被着点近傍で一端を回動可能に支持されるテーブルの他端を、前記被着点と同じかより上方に配置される第1の位置から前記被着点より下方に配置される第2の位置に移動させる操作者の押下動作に応じて、前記被着点で回転可能に支持された前記被着体を回転させることにより前記ラベルを貼付することを特徴とする、ラベル貼付装置。
【請求項2】
円筒状の被着体がラベルを貼付される被着点近傍で一端を回動可能に支持され、他端が操作者の押下動作によって前記被着点と同じかより上方に配置される第1の位置から前記被着点より下方に配置される第2の位置に移動されるテーブルと、
前記被着点で前記被着体を回転可能に支持する被着体支持手段と、
前記押下動作によって生じる力を前記被着体支持手段に支持された前記被着体に伝達する動作伝達手段とを有することを特徴とする、ラベル貼付装置。
【請求項3】
前記テーブルは、前記被着体支持手段による前記被着体の支持がなくなった場合に、前記被着体を受ける受け皿となることを特徴とする、請求項2記載のラベル貼付装置。
【請求項4】
前記テーブルの動作と連動する弾性体をさらに有し、
前記弾性体は、前記押下動作によって前記被着体に変形しつつ当接し、前記被着体支持手段による前記被着体の支持がなくなった場合に、前記変形の復元力によって、前記被着体を前記テーブルへ押し出すことを特徴とする、請求項3記載のラベル貼付装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−73703(P2011−73703A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−225413(P2009−225413)
【出願日】平成21年9月29日(2009.9.29)
【出願人】(302069930)NECパーソナルプロダクツ株式会社 (738)
【Fターム(参考)】