リンティングの少ない複数回使用の布地柔軟化組成物
乾燥機の内側に動作可能に接続できる、複数回使用の布地コンディショニング組成物を含む物品は、布地を着色せずに及び少ないリンティングで、布地を柔軟化するのに有用である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、複数回使用の、乾燥機に添加される、布地柔軟化組成物に関する。
【背景技術】
【０００２】
乾燥機に添加される布地柔軟化製品は、布地コンディショニング効果を洗濯物に与えるための消費者に便利な方法を提供する。
【０００３】
一般に、乾燥機に添加される布地柔軟化製品には主に２つの種類、すなわち、１回使用製品と複数回使用製品とがある。１回使用製品は、最も一般的には布地柔軟化組成物でコーティングされたシート形態であり、乾燥サイクル開始時に、濡れた洗濯物を収容した自動衣類乾燥機の中に１枚のシートを加える必要がある。これらの種類の製品の例は、ＵＳ３，４４２，６９２及びＵＳ３，６８６，０２５に開示されている。
【０００４】
複数回使用の布地柔軟化製品は、連続する洗濯物に布地コンディショニング構成成分を放出するため、乾燥機の内部に置かれる。複数回使用製品の各々は多数の乾燥サイクルに耐え、それゆえ１回使用製品よりも優れた利便性を消費者に提供する。複数回使用製品の例としては、ＵＳ３，６７６，１９９及びＵＳ２００３／０１９２１９７Ａ１に記載されているものが挙げられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
このような複数回使用製品、特に２０サイクル、又は３０サイクル、又はそれを超えるサイクル数にわたって使用される製品が直面する問題は、複数回使用製品への糸くずの付着の可能性である。この糸くずの付着は複数回使用製品の布地コンディショニング組成物の放出を阻害する。糸くずの付着は消費者にとっても見た目が悪い。
【０００６】
糸くずの付着を最小限にして、さらには有効な布地柔軟化及び／又はフレッシュニング効果を製品の寿命を通して提供する、複数回使用の布地柔軟化製品を提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は、上記及びその他の問題を、本発明の１つの態様では、複数回使用、乾燥機に添加される、布地柔軟化組成物を含む物品を提供することによって解決しようと試みており、該組成物は布地柔軟化活性物質を含み、該布地柔軟化活性物質がいかなる他の第四級アンモニウム化合物も実質的に含まないか又は含まないエステル第四級アンモニウム化合物から本質的に成り、好ましくはいかなる他の第四級アンモニウム化合物も実質的に含まないか又は含まず、さらに、前記布地柔軟化物質が約０．８５Ｐａ．ｓ（８５０ｃｐｓ）〜約７．５Ｐａ．ｓ（７５００ｃｐｓ）の粘度を有する。
【０００８】
本発明の別の態様は、自動洗濯乾燥機内で布地を本発明の物品と接触させる工程を含む、布地柔軟化方法を提供する。
【０００９】
本発明の別の態様は、本発明の組成物を含むキットを提供し、該物品は乾燥機の内表面に動作可能に接続できる。
【００１０】
本発明の別の態様は、本発明の物品を含むキットを提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１１】
定義
「布地」は、洗濯されるいかなる織物又は布地材料をも指し、例えば衣類を指す。
【００１２】
「複数回使用」は、布地コンディショニング組成物を交換する必要が生じるまでに、布地柔軟化物品が、自動洗濯乾燥機での洗濯物の乾燥で少なくとも２サイクル、好ましくは少なくとも約１０サイクル、より好ましくは少なくとも約２０サイクル、より一層好ましくは少なくとも約３０サイクル、さらにより好ましくは少なくとも約４０サイクル、あるいは少なくとも約５０サイクル、あるいは少なくとも約６０サイクルの間、所望の量の布地柔軟化活性物質を布地に放出するために使用されてもよいことを意味する。１つの実施形態では、用語「複数回使用」は、２００サイクルを超えず、あるいは１００サイクルを超えない。
【００１３】
「乾燥機の内表面に動作可能に接続できる」は、本明細書において、本発明の物品を自動洗濯乾燥機の内表面に取付けるいかなる手段も包含する最も広い意味で用いられる。乾燥機の内表面は、乾燥機の胴、邪魔板又は扉の内側を包含してもよい。取付け手段は、組成物を放出可能に固定するために使用できる接着剤及び乾燥機内表面への組成物担体を包含してもよい。あるいは、物品の取付け手段は、米国特許第２００３／０１９２１９７Ａ１号（２００３年１０月１６日公開）に記載されているもののような、結合部材も包含してもよい。
【００１４】
「香料」は、いかなる芳香材料も指すために使用される。アルデヒド類、ケトン類、及びエステル類のような物質を包含する、多種多様な化学品が香料用途として知られている。より一般的には、様々な化学構成成分の複合混合物を含む、天然起源の植物油、動物油及び滲出物も香料としての用途が知られている。本明細書の香料は、その組成において比較的単純であることもできるし、又は天然及び合成化学構成成分の極めて洗練された複合混合物を含むこともでき、すべていずれかの所望の臭いを提供するように選択される。種々の香料組成物の非限定的な例は、ＵＳ２００３／０１０４９６９Ａ１号、ＵＳ５，７１４，１３７号、ＵＳ６，０４８，８３０号に与えられている。本発明の１つの実施形態では、組成物は、布地柔軟化組成物の少なくとも２．０重量％、あるいは、少なくとも約２．５重量％、あるいは少なくとも約３重量％、あるいは少なくとも約４重量％の香料を含む。
【００１５】
「ワックス」は、本明細書において、自動洗濯乾燥機内での使用に適しており、約９０℃を超え、あるいは約９５℃を超え、あるいは約１００℃を超え、あるいは約１１０℃を超え、又は約１２０℃を超える融点を有するいかなるワックスも包含する最も広い意味で使用される。ワックスの融解温度は、２００℃未満、約１８０℃未満、又は約１７０℃未満であることができる。ワックスは、布地柔軟化組成物の約５重量％〜約６５重量％、あるいは約１０重量％〜約５０重量％、あるいは約１５重量％〜約４５重量％、あるいは約４１重量％〜約４５重量％で含まれてもよい。本発明の目的のためのワックスの適した非限定例は、以下のうち少なくとも１つを含む。エチレンビスアミド類、一級アルキルアミド類、アルカノールアミド類、ポリアミド類、少なくとも１２個の炭素原子を含有するアルコール類、少なくとも１２個の炭素原子のアルキル鎖を含有するアルコキシル化アルコール類、少なくとも１２個の炭素原子を含有するカルボン酸類、及びこれらの誘導体。１つの実施形態では、前記ワックスは、エチレンビステルアミド、エチレンビスオレアミド、エチレンビスベヘンアミド、及びこれらの混合物から選択される。別の実施形態では、ワックスはエチレンビスステアラミドを含む。さらに別の実施形態では、ワックスはＵＳ２００３−０１９５１３０Ａ１号の段落１８〜２３から選択されるものである。適したワックスは、アクラワックス（ACRAWAX）Ｃの名称のもののような、ロンザ（Lonza）から市販されているものであってもよい。１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は２２℃で固体である。
【００１６】
理論に束縛されるものではないが、本発明で発見された粘度及びヨウ素価は、物品の表面との接触から糸くずを防止するのに充分に硬く、一方、物品から布地柔軟仕上げ剤組成物を放出するのに充分軟らかい物品を形成する。これらの値は、着色を防ぐための物品の硬さの調整を追求した答えとして、思いがけなく発見された。
【００１７】
組成物
本発明の１つの態様は、エステル第四級アンモニウム化合物から本質的に成る布地柔軟化活性物質を含む布地柔軟化組成物を提供する。１つの実施形態では、布地柔軟化活性物質は、エステル第四級アンモニウム化合物以外のいかなる第四級アンモニウム化合物も実質的に含まないか又は含まない。さらにまた別の実施形態では、布地柔軟化活性物質は、エステル第四級アンモニウム化合物以外のいかなる活性物質も実質的に含まないか又は含まない。
【００１８】
本発明は、一部には、他の第四級アンモニウム化合物、例えばジアミドアミン第四級アンモニウム化合物（例えば、バリソフト（Varisoft）（登録商標））を含まないエステル第四級アンモニウムが、本発明の範囲外の布地柔軟化組成物と比較して、乾燥機内での布地着色が（あったとしても）、特に黒い布地について、より少ないという驚くべき発見に基づく。第四級アンモニウム化合物の例は、ＵＳ２００３／０１９５１３０Ａ１の段落１４〜１７に記載されている。
【００１９】
１つの実施形態では、エステル第四級アンモニウム化合物は次式を含むものである。
｛（Ｒ１）４−ｍ−Ｎ＋−［（ＣＨ２）ｎ−Ｙ−Ｒ２］ｍ｝Ｘ−
式中、各Ｒ１置換基は、水素、短鎖Ｃ１〜Ｃ６、好ましくはＣ１〜Ｃ３アルキル又はヒドロキシアルキル基、例えば、メチル（最も好ましい）、エチル、プロピル、ヒドロキシエチルなど、ポリ（Ｃ２〜３アルコキシ）、好ましくはポリエトキシ、基、ベンジル、又はこれらの混合物のいずれかであり、各ｍは２又は３であり、各ｎは１〜約４、好ましくは２であり、各Ｙは−Ｏ−（Ｏ）Ｃ−、又は−Ｃ（Ｏ）−Ｏ−であり、各Ｙは同じであっても又は異なってもよく、各Ｒ２中の炭素の合計（Ｙが−Ｏ−（Ｏ）Ｃ−のときはプラス１）は、Ｃ１２〜Ｃ２２、好ましくはＣ１４〜Ｃ２０であり、各Ｒ２は、ヒドロカルビルもしくは置換ヒドロカルビル基であり、Ｒ２は、不飽和もしくは飽和、及び、分岐もしくは直鎖であってよく、好ましくは直鎖であり、各Ｒ２は同じであってももしくは異なってもよく、好ましくはこれらは同じであり、Ｘ−はいずれかの柔軟化剤適合性アニオン、好ましくは塩化物イオン、臭化物イオン、メチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン、硫酸イオン、リン酸イオン、又は硝酸イオンであり、より好ましくは塩化物イオン又はメチル硫酸イオンとすることができる。好ましいエステル第四級アンモニウム化合物は、典型的には、ＭＤＥＡ（メチルジエタノールアミン）及びＴＥＡ（トリエタノールアミン）のようなアルカノールアミン類を脂肪酸類と反応させることによって作製される。典型的にこのような反応から得られるいくつかの材料には、Ｎ，Ｎ−ジ（アシル−オキシエチル）−Ｎ，Ｎ−ジメチルアンモニウムクロリド又はＮ，Ｎ−ジ（アシル−オキシエチル）−Ｎ，Ｎ−メチルヒドロキシエチルアンモニウムメチルサルフェートが挙げられ、ここで、アシル基は、動物性脂肪類、不飽和及び多不飽和の脂肪酸類、例えば、タロー、硬化タロー、オレイン酸、並びに／又は部分硬化脂肪酸類から誘導され、植物油類及び／又は部分硬化植物油類、例えば、キャノーラ油、ベニバナ油、ピーナッツ油、ヒマワリ油、コーン油、大豆油、トール油、米糠油、パーム油などからも誘導される。適した脂肪酸類の非限定例は、米国特許第５，７５９，９９０号、第４欄、４５〜６６行目に列記されている。別の実施形態において、前記布地柔軟化活性物質はエステル第四級アンモニウム化合物から本質的に成る。さらに別の実施形態では、布地柔軟化活性物質は、エステル第四級アンモニウム化合物以外のいかなる活性物質も実質的に含まないか又は含まない。
【００２０】
不飽和アルキル基について、このＲ２ 基の親脂肪酸のヨウ素価は約１〜約３０であり、もう１つの実施形態においては、約１〜約２０である。（ここで、「分岐アルキル」基は、たとえそれらが主鎖に炭素−炭素でない結合、例えば、酸素で結合しているとしても、アルコキシ置換基において、疎水性の置換基を含むものであり、さらに「親」脂肪酸、又は「対応する」脂肪酸ののヨウ素価が、同じＲ２基を含む脂肪酸に存在する不飽和のレベルと同じであるＲ１基の不飽和のレベルを定義するのに使われる。それぞれのＲ２が分岐及び不飽和の両方である場合、それは分岐であるかのように扱われる。）
【００２１】
１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、組成物の約３３重量％〜約６２重量％、あるいは約４５重量％〜約６０重量％、あるいは約４９重量％〜約５７重量％で含まれる。
【００２２】
１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、７１℃（１６０°Ｆ）で約０．８５Ｐａ．ｓ（８５０ｃｐｓ（センチポアズ））〜約７．５Ｐａ．ｓ（７５００ｃｐｓ）、あるいは約１．２Ｐａ．ｓ（１２００ｃｐｓ）〜約１．５Ｐａ．ｓ（１５００ｃｐｓ）の粘度を有する。もう１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、８２℃（１８０°Ｆ）で約０．４５Ｐａ．ｓ（４５０ｃｐｓ）〜約２．１５Ｐａ．ｓ（２１５０ｃｐｓ）、あるいは約０．６５Ｐａ．ｓ（６５０ｃｐｓ）〜約０．８５Ｐａ．ｓ（８５０ｃｐｓ）の粘度を有する。
【００２３】
１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、約１０％以下のビルダーを含み、別の実施形態では、約５％以下のビルダーを含み、別の実施形態では、約３％以下のビルダーを含み、別の実施形態では、約１％以下のビルダーを含み、別の実施形態では、約０．１％以下のビルダーを含む。ビルダーは、水溶性の単量のポリカルボキシレート、又はそれらの酸の形、ホモポリマー状もしくはコポリマー状ポリカルボン酸もしくはそれらの塩を含み、ここで、ポリカルボン酸は、２つ以下の炭素原子、炭酸塩、重炭酸塩、ホウ酸、リン酸、ケイ酸及び上述のいかなるものの混合物によって、お互いが隔離されている少なくとも２つのカルボン酸ラジカルを含む。非限定的なビルダーの群は、米国特許第６，５５９，１１３号（ジェフリー（Ｊｅｆｆｅｒｙ））に開示されている。
【００２４】
１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、約１０％以下の界面活性剤、別の実施形態では、約５％以下の界面活性剤、別の実施形態では、約３％以下の界面活性剤、別の実施形態では、約１％以下の界面活性剤、１つの実施形態では、約０．１％以下の界面活性剤を有する。本発明の界面活性剤は、アニオン性、カチオン性、非イオン両性、両性及び双極性界面活性剤、並びにこれらの混合物を含む。非限定的な界面活性剤の群は、米国特許第６，５５９，１１３号（ジェフリー（Ｊｅｆｆｅｒｙ））に開示されている。
【００２５】
製造方法
本発明の１つの態様は、本発明のワックス添加物を包含する当該組成物の構成成分を、すべての構成成分を溶融するのに十分な温度で混合する工程を提供する、本発明の布地柔軟化組成物の製造を提供する。混合の工程は、好ましくは約１００℃を超える温度で実施する。一般に、構成成分は、組成物の構成成分を損なう又は脱色するほど高い温度で混合すべきではない。布地柔軟化組成物の多数の構成成分について、混合温度は約１８０℃未満であることができる。本発明の組成物を製造するためのさらなる工程は、ＵＳ２００３／０１９５１３０Ａ１、段落２５〜２６に開示されているものを包含してもよい。
【００２６】
キット
本発明の別の態様は、キットを提供し、該キットは本発明の組成物を含む。１つの態様では、該キットは、本発明の組成物を含む物品を、乾燥機の内表面に設置するための使用法を指示する取扱説明書をさらに含む。１つの実施形態では、キットが物品を含み、該物品は本発明による組成物を含む。しかし、該物品は、該穿孔を通じて組成物を物品の表面上に滲出するための穿孔された膜を含まない。本発明の少なくとも１つの実施形態の範囲から除外されるこのような「穿孔された膜」の一例は、ＵＳ４，０１４，４３２に記載されている。別の態様では、キットは物品を含み、該物品は本発明の組成物を含み、そして該物品は乾燥機の内表面に動作可能に接続できる。キットは、任意に、物品を乾燥機の内表面に動作可能に接続するようユーザーに指示する取扱説明書を含んでもよい。
【００２７】
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
【００２８】
特に記載のない限り、冠詞「ａ」、「ａｎ」、及び「ｔｈｅ」は、「１つ又はそれ以上」を意図する。
【００２９】
ここで記述されるすべての百分率は、特に指定のない限り、重量百分率である。本明細書全体を通じて記載されているあらゆる最大数値限定には、それより小さいあらゆる数値限定が、そのようなより小さい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含まれると理解すべきである。本明細書全体を通じて記載されるあらゆる最小数値限定は、それよりも大きいあらゆる数値限定を、あたかもこうしたそれよりも大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含む。本明細書全体を通じて記載されるあらゆる数値範囲は、こうしたより広い数値範囲内に入る、それよりも狭いあらゆる数値範囲を、あたかもこうしたそれよりも狭い数値範囲が全て本明細書に明確に記載されているかのように含む。
【００３０】
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、複数回使用の、乾燥機に添加される、布地柔軟化組成物に関する。
【背景技術】
【０００２】
乾燥機に添加される布地柔軟化製品は、布地コンディショニング効果を洗濯物に与えるための消費者に便利な方法を提供する。
【０００３】
一般に、乾燥機に添加される布地柔軟化製品には主に２つの種類、すなわち、１回使用製品と複数回使用製品とがある。１回使用製品は、最も一般的には布地柔軟化組成物でコーティングされたシート形態であり、乾燥サイクル開始時に、濡れた洗濯物を収容した自動衣類乾燥機の中に１枚のシートを加える必要がある。これらの種類の製品の例は、ＵＳ３，４４２，６９２及びＵＳ３，６８６，０２５に開示されている。
【０００４】
複数回使用の布地柔軟化製品は、連続する洗濯物に布地コンディショニング構成成分を放出するため、乾燥機の内部に置かれる。複数回使用製品の各々は多数の乾燥サイクルに耐え、それゆえ１回使用製品よりも優れた利便性を消費者に提供する。複数回使用製品の例としては、ＵＳ３，６７６，１９９及びＵＳ２００３／０１９２１９７Ａ１に記載されているものが挙げられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
このような複数回使用製品、特に２０サイクル、又は３０サイクル、又はそれを超えるサイクル数にわたって使用される製品が直面する問題は、複数回使用製品への糸くずの付着の可能性である。この糸くずの付着は複数回使用製品の布地コンディショニング組成物の放出を阻害する。糸くずの付着は消費者にとっても見た目が悪い。
【０００６】
糸くずの付着を最小限にして、さらには有効な布地柔軟化及び／又はフレッシュニング効果を製品の寿命を通して提供する、複数回使用の布地柔軟化製品を提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は、上記及びその他の問題を、本発明の１つの態様では、複数回使用、乾燥機に添加される、布地柔軟化組成物を含む物品を提供することによって解決しようと試みており、該組成物は布地柔軟化活性物質を含み、該布地柔軟化活性物質がいかなる他の第四級アンモニウム化合物も実質的に含まないか又は含まないエステル第四級アンモニウム化合物から本質的に成り、好ましくはいかなる他の第四級アンモニウム化合物も実質的に含まないか又は含まず、さらに、前記布地柔軟化物質が約０．８５Ｐａ．ｓ（８５０ｃｐｓ）〜約７．５Ｐａ．ｓ（７５００ｃｐｓ）の粘度を有する。
【０００８】
本発明の別の態様は、自動洗濯乾燥機内で布地を本発明の物品と接触させる工程を含む、布地柔軟化方法を提供する。
【０００９】
本発明の別の態様は、本発明の組成物を含むキットを提供し、該物品は乾燥機の内表面に動作可能に接続できる。
【００１０】
本発明の別の態様は、本発明の物品を含むキットを提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１１】
定義
「布地」は、洗濯されるいかなる織物又は布地材料をも指し、例えば衣類を指す。
【００１２】
「複数回使用」は、布地コンディショニング組成物を交換する必要が生じるまでに、布地柔軟化物品が、自動洗濯乾燥機での洗濯物の乾燥で少なくとも２サイクル、好ましくは少なくとも約１０サイクル、より好ましくは少なくとも約２０サイクル、より一層好ましくは少なくとも約３０サイクル、さらにより好ましくは少なくとも約４０サイクル、あるいは少なくとも約５０サイクル、あるいは少なくとも約６０サイクルの間、所望の量の布地柔軟化活性物質を布地に放出するために使用されてもよいことを意味する。１つの実施形態では、用語「複数回使用」は、２００サイクルを超えず、あるいは１００サイクルを超えない。
【００１３】
「乾燥機の内表面に動作可能に接続できる」は、本明細書において、本発明の物品を自動洗濯乾燥機の内表面に取付けるいかなる手段も包含する最も広い意味で用いられる。乾燥機の内表面は、乾燥機の胴、邪魔板又は扉の内側を包含してもよい。取付け手段は、組成物を放出可能に固定するために使用できる接着剤及び乾燥機内表面への組成物担体を包含してもよい。あるいは、物品の取付け手段は、米国特許第２００３／０１９２１９７Ａ１号（２００３年１０月１６日公開）に記載されているもののような、結合部材も包含してもよい。
【００１４】
「香料」は、いかなる芳香材料も指すために使用される。アルデヒド類、ケトン類、及びエステル類のような物質を包含する、多種多様な化学品が香料用途として知られている。より一般的には、様々な化学構成成分の複合混合物を含む、天然起源の植物油、動物油及び滲出物も香料としての用途が知られている。本明細書の香料は、その組成において比較的単純であることもできるし、又は天然及び合成化学構成成分の極めて洗練された複合混合物を含むこともでき、すべていずれかの所望の臭いを提供するように選択される。種々の香料組成物の非限定的な例は、ＵＳ２００３／０１０４９６９Ａ１号、ＵＳ５，７１４，１３７号、ＵＳ６，０４８，８３０号に与えられている。本発明の１つの実施形態では、組成物は、布地柔軟化組成物の少なくとも２．０重量％、あるいは、少なくとも約２．５重量％、あるいは少なくとも約３重量％、あるいは少なくとも約４重量％の香料を含む。
【００１５】
「ワックス」は、本明細書において、自動洗濯乾燥機内での使用に適しており、約９０℃を超え、あるいは約９５℃を超え、あるいは約１００℃を超え、あるいは約１１０℃を超え、又は約１２０℃を超える融点を有するいかなるワックスも包含する最も広い意味で使用される。ワックスの融解温度は、２００℃未満、約１８０℃未満、又は約１７０℃未満であることができる。ワックスは、布地柔軟化組成物の約５重量％〜約６５重量％、あるいは約１０重量％〜約５０重量％、あるいは約１５重量％〜約４５重量％、あるいは約４１重量％〜約４５重量％で含まれてもよい。本発明の目的のためのワックスの適した非限定例は、以下のうち少なくとも１つを含む。エチレンビスアミド類、一級アルキルアミド類、アルカノールアミド類、ポリアミド類、少なくとも１２個の炭素原子を含有するアルコール類、少なくとも１２個の炭素原子のアルキル鎖を含有するアルコキシル化アルコール類、少なくとも１２個の炭素原子を含有するカルボン酸類、及びこれらの誘導体。１つの実施形態では、前記ワックスは、エチレンビステルアミド、エチレンビスオレアミド、エチレンビスベヘンアミド、及びこれらの混合物から選択される。別の実施形態では、ワックスはエチレンビスステアラミドを含む。さらに別の実施形態では、ワックスはＵＳ２００３−０１９５１３０Ａ１号の段落１８〜２３から選択されるものである。適したワックスは、アクラワックス（ACRAWAX）Ｃの名称のもののような、ロンザ（Lonza）から市販されているものであってもよい。１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は２２℃で固体である。
【００１６】
理論に束縛されるものではないが、本発明で発見された粘度及びヨウ素価は、物品の表面との接触から糸くずを防止するのに充分に硬く、一方、物品から布地柔軟仕上げ剤組成物を放出するのに充分軟らかい物品を形成する。これらの値は、着色を防ぐための物品の硬さの調整を追求した答えとして、思いがけなく発見された。
【００１７】
組成物
本発明の１つの態様は、エステル第四級アンモニウム化合物から本質的に成る布地柔軟化活性物質を含む布地柔軟化組成物を提供する。１つの実施形態では、布地柔軟化活性物質は、エステル第四級アンモニウム化合物以外のいかなる第四級アンモニウム化合物も実質的に含まないか又は含まない。さらにまた別の実施形態では、布地柔軟化活性物質は、エステル第四級アンモニウム化合物以外のいかなる活性物質も実質的に含まないか又は含まない。
【００１８】
本発明は、一部には、他の第四級アンモニウム化合物、例えばジアミドアミン第四級アンモニウム化合物（例えば、バリソフト（Varisoft）（登録商標））を含まないエステル第四級アンモニウムが、本発明の範囲外の布地柔軟化組成物と比較して、乾燥機内での布地着色が（あったとしても）、特に黒い布地について、より少ないという驚くべき発見に基づく。第四級アンモニウム化合物の例は、ＵＳ２００３／０１９５１３０Ａ１の段落１４〜１７に記載されている。
【００１９】
１つの実施形態では、エステル第四級アンモニウム化合物は次式を含むものである。
｛（Ｒ１）４−ｍ−Ｎ＋−［（ＣＨ２）ｎ−Ｙ−Ｒ２］ｍ｝Ｘ−
式中、各Ｒ１置換基は、水素、短鎖Ｃ１〜Ｃ６、好ましくはＣ１〜Ｃ３アルキル又はヒドロキシアルキル基、例えば、メチル（最も好ましい）、エチル、プロピル、ヒドロキシエチルなど、ポリ（Ｃ２〜３アルコキシ）、好ましくはポリエトキシ、基、ベンジル、又はこれらの混合物のいずれかであり、各ｍは２又は３であり、各ｎは１〜約４、好ましくは２であり、各Ｙは−Ｏ−（Ｏ）Ｃ−、又は−Ｃ（Ｏ）−Ｏ−であり、各Ｙは同じであっても又は異なってもよく、各Ｒ２中の炭素の合計（Ｙが−Ｏ−（Ｏ）Ｃ−のときはプラス１）は、Ｃ１２〜Ｃ２２、好ましくはＣ１４〜Ｃ２０であり、各Ｒ２は、ヒドロカルビルもしくは置換ヒドロカルビル基であり、Ｒ２は、不飽和もしくは飽和、及び、分岐もしくは直鎖であってよく、好ましくは直鎖であり、各Ｒ２は同じであってももしくは異なってもよく、好ましくはこれらは同じであり、Ｘ−はいずれかの柔軟化剤適合性アニオン、好ましくは塩化物イオン、臭化物イオン、メチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン、硫酸イオン、リン酸イオン、又は硝酸イオンであり、より好ましくは塩化物イオン又はメチル硫酸イオンとすることができる。好ましいエステル第四級アンモニウム化合物は、典型的には、ＭＤＥＡ（メチルジエタノールアミン）及びＴＥＡ（トリエタノールアミン）のようなアルカノールアミン類を脂肪酸類と反応させることによって作製される。典型的にこのような反応から得られるいくつかの材料には、Ｎ，Ｎ−ジ（アシル−オキシエチル）−Ｎ，Ｎ−ジメチルアンモニウムクロリド又はＮ，Ｎ−ジ（アシル−オキシエチル）−Ｎ，Ｎ−メチルヒドロキシエチルアンモニウムメチルサルフェートが挙げられ、ここで、アシル基は、動物性脂肪類、不飽和及び多不飽和の脂肪酸類、例えば、タロー、硬化タロー、オレイン酸、並びに／又は部分硬化脂肪酸類から誘導され、植物油類及び／又は部分硬化植物油類、例えば、キャノーラ油、ベニバナ油、ピーナッツ油、ヒマワリ油、コーン油、大豆油、トール油、米糠油、パーム油などからも誘導される。適した脂肪酸類の非限定例は、米国特許第５，７５９，９９０号、第４欄、４５〜６６行目に列記されている。別の実施形態において、前記布地柔軟化活性物質はエステル第四級アンモニウム化合物から本質的に成る。さらに別の実施形態では、布地柔軟化活性物質は、エステル第四級アンモニウム化合物以外のいかなる活性物質も実質的に含まないか又は含まない。
【００２０】
不飽和アルキル基について、このＲ２ 基の親脂肪酸のヨウ素価は約１〜約３０であり、もう１つの実施形態においては、約１〜約２０である。（ここで、「分岐アルキル」基は、たとえそれらが主鎖に炭素−炭素でない結合、例えば、酸素で結合しているとしても、アルコキシ置換基において、疎水性の置換基を含むものであり、さらに「親」脂肪酸、又は「対応する」脂肪酸ののヨウ素価が、同じＲ２基を含む脂肪酸に存在する不飽和のレベルと同じであるＲ１基の不飽和のレベルを定義するのに使われる。それぞれのＲ２が分岐及び不飽和の両方である場合、それは分岐であるかのように扱われる。）
【００２１】
１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、組成物の約３３重量％〜約６２重量％、あるいは約４５重量％〜約６０重量％、あるいは約４９重量％〜約５７重量％で含まれる。
【００２２】
１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、７１℃（１６０°Ｆ）で約０．８５Ｐａ．ｓ（８５０ｃｐｓ（センチポアズ））〜約７．５Ｐａ．ｓ（７５００ｃｐｓ）、あるいは約１．２Ｐａ．ｓ（１２００ｃｐｓ）〜約１．５Ｐａ．ｓ（１５００ｃｐｓ）の粘度を有する。もう１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、８２℃（１８０°Ｆ）で約０．４５Ｐａ．ｓ（４５０ｃｐｓ）〜約２．１５Ｐａ．ｓ（２１５０ｃｐｓ）、あるいは約０．６５Ｐａ．ｓ（６５０ｃｐｓ）〜約０．８５Ｐａ．ｓ（８５０ｃｐｓ）の粘度を有する。
【００２３】
１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、約１０％以下のビルダーを含み、別の実施形態では、約５％以下のビルダーを含み、別の実施形態では、約３％以下のビルダーを含み、別の実施形態では、約１％以下のビルダーを含み、別の実施形態では、約０．１％以下のビルダーを含む。ビルダーは、水溶性の単量のポリカルボキシレート、又はそれらの酸の形、ホモポリマー状もしくはコポリマー状ポリカルボン酸もしくはそれらの塩を含み、ここで、ポリカルボン酸は、２つ以下の炭素原子、炭酸塩、重炭酸塩、ホウ酸、リン酸、ケイ酸及び上述のいかなるものの混合物によって、お互いが隔離されている少なくとも２つのカルボン酸ラジカルを含む。非限定的なビルダーの群は、米国特許第６，５５９，１１３号（ジェフリー（Ｊｅｆｆｅｒｙ））に開示されている。
【００２４】
１つの実施形態では、布地柔軟化組成物は、約１０％以下の界面活性剤、別の実施形態では、約５％以下の界面活性剤、別の実施形態では、約３％以下の界面活性剤、別の実施形態では、約１％以下の界面活性剤、１つの実施形態では、約０．１％以下の界面活性剤を有する。本発明の界面活性剤は、アニオン性、カチオン性、非イオン両性、両性及び双極性界面活性剤、並びにこれらの混合物を含む。非限定的な界面活性剤の群は、米国特許第６，５５９，１１３号（ジェフリー（Ｊｅｆｆｅｒｙ））に開示されている。
【００２５】
製造方法
本発明の１つの態様は、本発明のワックス添加物を包含する当該組成物の構成成分を、すべての構成成分を溶融するのに十分な温度で混合する工程を提供する、本発明の布地柔軟化組成物の製造を提供する。混合の工程は、好ましくは約１００℃を超える温度で実施する。一般に、構成成分は、組成物の構成成分を損なう又は脱色するほど高い温度で混合すべきではない。布地柔軟化組成物の多数の構成成分について、混合温度は約１８０℃未満であることができる。本発明の組成物を製造するためのさらなる工程は、ＵＳ２００３／０１９５１３０Ａ１、段落２５〜２６に開示されているものを包含してもよい。
【００２６】
キット
本発明の別の態様は、キットを提供し、該キットは本発明の組成物を含む。１つの態様では、該キットは、本発明の組成物を含む物品を、乾燥機の内表面に設置するための使用法を指示する取扱説明書をさらに含む。１つの実施形態では、キットが物品を含み、該物品は本発明による組成物を含む。しかし、該物品は、該穿孔を通じて組成物を物品の表面上に滲出するための穿孔された膜を含まない。本発明の少なくとも１つの実施形態の範囲から除外されるこのような「穿孔された膜」の一例は、ＵＳ４，０１４，４３２に記載されている。別の態様では、キットは物品を含み、該物品は本発明の組成物を含み、そして該物品は乾燥機の内表面に動作可能に接続できる。キットは、任意に、物品を乾燥機の内表面に動作可能に接続するようユーザーに指示する取扱説明書を含んでもよい。
【００２７】
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
【００２８】
特に記載のない限り、冠詞「ａ」、「ａｎ」、及び「ｔｈｅ」は、「１つ又はそれ以上」を意図する。
【００２９】
ここで記述されるすべての百分率は、特に指定のない限り、重量百分率である。本明細書全体を通じて記載されているあらゆる最大数値限定には、それより小さいあらゆる数値限定が、そのようなより小さい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含まれると理解すべきである。本明細書全体を通じて記載されるあらゆる最小数値限定は、それよりも大きいあらゆる数値限定を、あたかもこうしたそれよりも大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含む。本明細書全体を通じて記載されるあらゆる数値範囲は、こうしたより広い数値範囲内に入る、それよりも狭いあらゆる数値範囲を、あたかもこうしたそれよりも狭い数値範囲が全て本明細書に明確に記載されているかのように含む。
【００３０】
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
複数回使用の、乾燥機に添加される、布地柔軟化組成物を含む物品であって、
前記布地柔軟化組成物が布地柔軟化活性物質及びワックスを含んでなり、
前記布地柔軟化活性物質がエステル第四級アンモニウム化合物から本質的に成るものであり、
前記物品が乾燥機の内表面に動作可能に接続されてなり、及び
前記布地柔軟化物質が０．８５Ｐａ．ｓ（８５０ｃｐｓ）〜７．５Ｐａ．ｓ（７５００ｃｐｓ）の粘度を有する、物品。
【請求項２】
前記布地柔軟化物質が、約１から約３０のヨウ素価を有する、請求項１に記載の物品。
【請求項３】
前記布地柔軟化物質が、該布地柔軟化組成物に対して４５重量％〜６０重量％、好ましくは４９重量％〜５７重量％のエステル第四級アンモニウム化合物を含んでなる、請求項１又は２に記載の物品。
【請求項４】
前記ワックスが、エチレンビステルアミド、エチレンビスオレアミド、エチレンビスベヘンアミド、及びこれらの混合物から選択されてなる、請求項１〜３のいずれか一項に記載の物品。
【請求項５】
前記布地柔軟化組成物が、該布地柔軟化組成物に対しての約４１重量％〜約４９重量％の前記ワックスを含んでなる、請求項１〜４のいずれか一項に記載の物品。
【請求項６】
前記組成物が、前記布地柔軟化組成物の約１重量％〜約４重量％の香料をさらに含んでなる、請求項１〜４のいずれか一項に記載の物品。
【請求項８】
前記物品が、穿孔された膜を含まないものである、請求項１〜７のいずれか一項に記載の物品。
【請求項９】
布地を柔軟化する方法であって、
請求項１〜７のいずれか一項に記載の物品に前記布地を接触させる工程を含んでなる、方法。
【請求項１０】
請求項１〜８のいずれか一項に記載の物品を備えてなる、キット。
【請求項１】
複数回使用の、乾燥機に添加される、布地柔軟化組成物を含む物品であって、
前記布地柔軟化組成物が布地柔軟化活性物質及びワックスを含んでなり、
前記布地柔軟化活性物質がエステル第四級アンモニウム化合物から本質的に成るものであり、
前記物品が乾燥機の内表面に動作可能に接続されてなり、及び
前記布地柔軟化物質が０．８５Ｐａ．ｓ（８５０ｃｐｓ）〜７．５Ｐａ．ｓ（７５００ｃｐｓ）の粘度を有する、物品。
【請求項２】
前記布地柔軟化物質が、約１から約３０のヨウ素価を有する、請求項１に記載の物品。
【請求項３】
前記布地柔軟化物質が、該布地柔軟化組成物に対して４５重量％〜６０重量％、好ましくは４９重量％〜５７重量％のエステル第四級アンモニウム化合物を含んでなる、請求項１又は２に記載の物品。
【請求項４】
前記ワックスが、エチレンビステルアミド、エチレンビスオレアミド、エチレンビスベヘンアミド、及びこれらの混合物から選択されてなる、請求項１〜３のいずれか一項に記載の物品。
【請求項５】
前記布地柔軟化組成物が、該布地柔軟化組成物に対しての約４１重量％〜約４９重量％の前記ワックスを含んでなる、請求項１〜４のいずれか一項に記載の物品。
【請求項６】
前記組成物が、前記布地柔軟化組成物の約１重量％〜約４重量％の香料をさらに含んでなる、請求項１〜４のいずれか一項に記載の物品。
【請求項８】
前記物品が、穿孔された膜を含まないものである、請求項１〜７のいずれか一項に記載の物品。
【請求項９】
布地を柔軟化する方法であって、
請求項１〜７のいずれか一項に記載の物品に前記布地を接触させる工程を含んでなる、方法。
【請求項１０】
請求項１〜８のいずれか一項に記載の物品を備えてなる、キット。
【公表番号】特表２００９−５０９０５５（Ｐ２００９−５０９０５５Ａ）
【公表日】平成２１年３月５日（２００９．３．５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−５３０７４１（Ｐ２００８−５３０７４１）
【出願日】平成１８年９月２２日（２００６．９．２２）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＩＢ２００６／０５３４５３
【国際公開番号】ＷＯ２００７／０３４４５０
【国際公開日】平成１９年３月２９日（２００７．３．２９）
【出願人】（５９０００５０５８）ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２１年３月５日（２００９．３．５）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年９月２２日（２００６．９．２２）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＩＢ２００６／０５３４５３
【国際公開番号】ＷＯ２００７／０３４４５０
【国際公開日】平成１９年３月２９日（２００７．３．２９）
【出願人】（５９０００５０５８）ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Ｆターム（参考）】
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