説明

レンジフード

【課題】 レンジフード部品の表面を油が滑落し易いように改質する
【解決手段】
本発明は、上記課題を解決すべく、加熱調理器の上方に設置され、油分を含んだ煙を屋外に排気するレンジフードであって、前記煙を吸引し排出するファンと、前記ファンを囲むケーシングと、前記ファンからオイルを回収するオイルパックへ至る油の流路となるベルマウスと、を備え、前記ファン、ケーシングまたはベルマウスの少なくとも一つが、その基材上に被覆部を形成され、前記被覆部は樹脂から形成され、前記樹脂は架橋部を有し、前記架橋部は前記樹脂の主剤に官能基と、前記樹脂に含まれる官能基に対し反応性を有する官能基を4以上含む架橋剤との架橋反応より形成されていることを特徴とするレンジフードを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンジフードに関する。
【背景技術】
【0002】
キッチンのレンジフードでは、油等の汚れがフィルター、ファンなどにこびりつき、清掃するのが大変で主婦にとって大きなストレスとなっている。また、レンジフードの清掃は、ファンを取り外す作業もあり、このため、専門の清掃業者に委託するケースもあるがこの費用は経済的負担となる。
【0003】
このため、フィルターをなくしたレンジフードが商品化されているが、これはレンジフードが吸い込んだ油汚れをオイルパックに回収し、そのオイルパックに溜まった油汚れを廃棄するという手入れの簡単な構造となっている。(特許文献1参照)
また、キッチン部材表面にこびりついた油汚れを比較的容易に洗浄除去可能な耐油汚れ付着性を改善した表面に改質しているものもある。(特許文献2参照)
【0004】
【特許文献1】特開平11−159823
【特許文献2】特開2005−272677
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記文献1に記載されているレンジフードでは、これまで手入れのし難かったフィルターをなくしたことで、お客様から高い評価をいただいている。
【0006】
ただし、一部のお客様から「オイルパックに油が落ちてこない。」と言う声も寄せられ、レンジフードの内部に油汚れが付着し、また、油汚れが目立つため、清潔志向の強い方はレンジフード部品を外して頻繁に清掃しており、まだ、改良すべき点もある。
【0007】
これは、レンジフード部品に油が付着しにくいフッ素塗装を施しているものの、フッ素塗装では油の滑落性が充分でない。また、レンジフード部品に平坦部があり、または、傾斜が不充分であるため、油が滑落しにくい構造となっている。さらに、調理が終わり、コンロを止めた際、レンジフードの運転が短時間で停止してしまうため、ケーシング内の送風がなくなり、油が流れにくくなっている。
【0008】
また、上記文献2ではこびりついた油汚れを比較的容易に洗浄除去可能な耐油汚れ付着性を改善した表面に改質することが示されているが、清潔志向の強い方はレンジフード部品を外して頻繁に清掃することを強いられており、これは相当な負担である。
【0009】
そこで、本発明の目的は、レンジフード部品を外して頻繁に清掃している現状から開放するため、レンジフードの内部の油汚れの付着を抑制し、その多くをオイルパックに回収し、手入れの簡単なレンジフードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様によれば、加熱調理器の上方に設置され、油分を含んだ煙を屋外に排気するレンジフードであって、前記煙を吸引し排出するファンと、前記ファンを囲むケーシングと、前記ファンからオイルを回収するオイルパックへ至る油の流路となるベルマウスと、を備え、前記ファン、ケーシングまたはベルマウスの少なくとも一つが、その基材上に被覆部を形成され、前記被覆部は樹脂から形成され、前記樹脂は架橋部を有し、前記架橋部は前記樹脂の主剤に官能基と、前記樹脂に含まれる官能基に対し反応性を有する官能基を4以上含む架橋剤との架橋反応より形成されていることを特徴とするレンジフードを提供する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、レンジフード部品の表面を油が滑落し易いように改質され、油の多くをオイルパックに回収し、手入れの簡単なレンジフードを提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明をする。
【0013】
図1は、本発明の一態様を示すレンジフード10の概略図である。また、図2にレンジフードの構造及び油煙の捕集からオイルパック1への回収機構を示している。図3はレンジフードの模式図である。図4はベルマウスの形状の例を示す図である。
【0014】
図1に示すようにレンジフード10は加熱調理器はから約800mmの高さに設置される。
油煙の捕集にあたっては、図2、図3に示すように、具体的にはシロッコファン2が回転し、油煙を吸引する。その際、整流板9によるすき間風現象で下から吸い込む能力が向上する。シロッコファン2まで吸引された油煙は一部が排気ダクト(図示せず)へそのまま排気されるが大部分はケーシング3の側壁にぶつかり、油滴となり、ベルマウス4へと流れ込み、さらに、そのベルマウス4からオイルパック1へ油滴が流れ込み、回収される。
【0015】
ここで、レンジフード部品基材表面に油の滑落性に優れた樹脂を被覆することで、レンジフード部品に油汚れが付着したままとならず、オイルパック1へと回収され、そのオイルパックに1溜まった油を廃棄すればよく、清掃性が向上する。
【0016】
レンジフード部品の断面図を図5に示す。断面を拡大して示す。本発明の一態様としてはレンジフード部品基材として亜鉛めっき鋼板7上に被覆部8が形成されている。
【0017】
この油の滑落性に優れた被覆部8の樹脂としては、アクリル等の樹脂にポリジメチルシリコーン基等のシリコーン基やパーフルオロアルキル基等の含フッ素基を有するこのが挙げられる。また、この樹脂には架橋部を含むことで、レンジフードとしての耐洗剤性や硬度が保たれる。特に架橋部を形成する架橋剤の官能基数が4以上であることで充分に被覆部の樹脂の架橋密度が高くなる。 架橋密度が高くなると、レンジフードとしての品質も満足しながら、油汚れ成分が膜中に浸入しにくくなることで、長期の油の滑落性が達成される。架橋剤としては、フェノール樹脂やエポキシ樹脂、アミノ樹脂、イソシアネート等が挙げられる。
【0018】
レンジフードを構成する部品は前記のファン2、ケーシング3、ベルマウス4以外にもファンボックス外郭、オイルパネル、オイルパック受け板、オイルパック1、整流板9があるが、ファンが吸引した油煙が油滴となり、オイルパック1へと回収する流路にはケーシング3、ベルマウス4で構成される。このため、レンジフードを構成する部品の中でオイルパック1への回収にファン2、ケーシング3、ベルマウス4が極めて重要な役割を果たしており、このいずれかに本発明の樹脂を被覆することで油のオイルパックへの回収を向上させることが可能となる。
【0019】
また、ファン2は複雑形状をしているので、油汚れが付着し易く、また、清掃しにくいレンジフード部品の一つである。そこに本発明の樹脂を被覆することで付着した油がファンを囲むケーシング2、ベルマウス4に落ち、最終的にオイルパックへ流れ込み、回収することができ、ファンの清掃性も向上する。
【0020】
レンジフード部品基材のケーシング、ベルマウスに本発明の樹脂を被覆すると、ファン2で吸引した油煙をケーシング3壁部に弾き飛ばして油滴化し、その油滴はベルマウス4に流れ込み、その後、オイルパック1へ流れ込み、回収する構造となっているため、ケーシング3、ベルマウス4に本発明の樹脂を被覆することで油のオイルパック1への回収をさらに向上させることが可能となる。
【0021】
また、好ましくはレンジフード部品基材のファン2、ケーシング3、ベルマウス4全てに本発明の樹脂を被覆する。オイルパック1への回収する流路となるファン2、ケーシング3、ベルマウス4は重要な役割を果たしており、ファン、ケーシング、ベルマウス全てに本発明の樹脂を被覆することで油のオイルパックへの回収を飛躍的に向上させることが可能となる。
【0022】
レンジフード部品に被覆される樹脂が、油の滑落性に優れた樹脂であってもオイルパック1へ至る油の流路にあたるケーシング3、ベルマウス4で平坦部があると、油が滑落し難く、流れがゆっくりになる。そこで、レンジフード部品のオイルパック1へ至る油の流路にあたるケーシング3の底部31やベルマウス4で平坦部をなくし、傾斜を設け、油が滑落し易いような構造とする。図6は図3に比べて、ケーシング底部31、ベルマウスが平らに取り付けられていることを示す図である。
【0023】
油が滑落し易いような構造として、好ましくは傾斜が5°以上、さらに好ましくは10°以上、またさらに好ましくは20°以上の傾斜を付けるとよい。
【0024】
また、調理が終わり、加熱調理器(コンロ)を止めた後のレンジフードのファン2の運転時間が短いと、ケーシング3内及びベルマウス4内の送風がなくなり、油が流れにくくなる。そこで、調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を、油が滑落するのに十分な時間、ファン2を回転させることでケーシング3内及びベルマウス4内に存在する油汚れをオイルパックに回収することができる。この運転時間は好ましくは5分以上、さらに好ましくは10分以上運転するとよい。
【0025】
また、調理後のファンの回転を通常運転より高速運転させるとよい。調理が終わり、コンロを止めた後でも直ぐにレンジフードの運転を停止せず、ファンを一定時間、回転させる際にファン2の回転を通常運転より高速運転させることでケーシング3内及びベルマウス4内の送風量を増大させ、ケーシング3内及びベルマウス4内に存在する油汚れを速やかに、且つ多くの油滴をオイルパック1に回収することができる。
【0026】
こうした、ファン2の運転時間の延長や回転を高速運転する方法としては、お手入れモードボタンを設け、このボタンを押すことで、所定の時間、回転が延長または高速運転するようにするとよい。
【0027】
以下、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。
【0028】
実施例の評価の方法として、テストピースを用いての油滑落性評価(滑落角)と、レンジフードを用いてBLのフィルターの油捕集試験に準拠したレンジフード油捕集試験にて油滴の捕集率の測定と、フード内油防汚清掃性評価(フード内油付着性)と、を行った。
【0029】
(評価方法)
油滑落性評価は協和界面科学製自動接触角計DM500を用いて測定した。
【0030】
油はオレイン酸を用い、油滴滴下量は15μLとした。
【0031】
表2に実施例、比較例のテストピースの油の滑落角を示す。なお、滑落角は後退部滑落角を示している。
【0032】
レンジフードを用いてのBLのフィルターの油捕集試験に準拠したレンジフード油捕集試験では、図1に示すように加熱調理器を壁から約380mm離し、レンジフードは加熱調理器から約800mmの高さに設けた。
【0033】
レンジフード部品の測定対象物(整流板、オイルパック、油受けカバー、ベルマウス、ファン(ツマミ含む)、ケーシング、オイルパネル、排気口)の重量を試験前に測定する。レンジフード部品以外に、油煙発生用のサラダ油、水(上水)、ホットプレートの重量も測定する。
【0034】
チューブポンプで水(上水)とサラダ油をそれぞれ水(上水);7.6〜8.0g/分、サラダ油;4.6〜5.0g/2分、250℃に熱したホットプレートに滴下し、油煙を発生させ、その油煙をレンジフードで吸引する。レンジフードのファンは強運転するが、試験を行う部屋から屋外まで距離があり、実際の家庭と条件が異ならないように、排気ダクトの中間部に補助的に吸引装置を設け、ダクト内の風量を420m/Hに設定する。レンジフードのファンの運転時間は60分間で、その後、チューブポンプ及びホットプレートを停止(油煙発生停止)するがその後もファンを強運転のまま、5分間運転し、ファンを停止する。ファンを停止後、120分間放置する。放置後、試験前に測定したレンジフード部品(整流板、オイルパック、油受けカバー、ベルマウス、ファン(ツマミ含む)、ケーシング、オイルパネル、排気口)及び、油煙発生用のサラダ油、水(上水)、ホットプレートとホットプレートからレンジフードで吸引できずに飛散した油の重量を測定する。レンジフード部品(整流板、オイルパック、油受けカバー、ベルマウス、ファン(ツマミ含む)、ケーシング、オイルパネル、排気口)の油捕集率を算出する。一例を表1に示す。
【0035】
【表1】

【0036】
また、ファン、ケーシング、ベルマウスのフード内の油付着性を目視にて確認し、表2に示した。
【実施例】
【0037】
(実施例1)
評価サンプルとして、テストピースとレンジフードを用いた。テストピース(サイズ:100×100×t1mm)はレンジフード部品を想定した、亜鉛めっき鋼板を用いて評価を行った。レンジフードはTOTO(株)製のスーパークリーンフード(品番:KLKR190SAB)を用いた。
【0038】
本実施例での被覆部としては、次に挙げる樹脂と架橋剤とを備えている。
樹脂として、水酸基およびシリコーン基を備える、アクリルシリコーン樹脂(固形分45重量%)を用いた。
【0039】
架橋剤として、1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6の完全アルキル型メチル化メラミン(固形分100%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
【0040】
触媒として芳香族スルフォン酸を用いた。
【0041】
酢酸ブチルにて希釈した樹脂に架橋剤を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.5、及び触媒を架橋剤の1重量%添加し、攪拌機を用いて攪拌混合した。得られた溶液を基材上にフローコート法にて塗布し、室温で乾燥させた後、160℃で30分熱処理を行い複合材を得た。
【0042】
被覆するレンジフード部品はファン、ケーシング、ベルマウスとする。サンプル基材上への被覆部の形成方法としては、テストピースは、コーティング液を、例えばディッピング法、スピンコート法、スプレー法、印刷法、フローコート法、ロールコート法並びにこれらの併用等、既知の塗布手段を適宜採用することができる。
【0043】
レンジフード部品はディッピング法、スプレー法を採用することができる。
【0044】
(実施例2)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例1と同様にして複合材を得た。なお、評価サンプルは実施例1と同様にテストピースとレンジフードを用いた。
【0045】
(実施例3)
架橋剤を変更し、触媒を使用しなかったこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
【0046】
架橋剤に、1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6のメチロール基型メラミン(固形分88%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
【0047】
上記架橋剤であるメチロール基型メラミンの添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.50用い、触媒を使用しないこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。尚、評価サンプルは実施例1と同様にテストピースとレンジフードを用いた。
【0048】
(実施例4)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例3と同様にして複合材を得た。なお、評価サンプルは実施例1と同様にテストピースとレンジフードを用いた。
【0049】
(実施例5)
架橋剤を変更し、触媒を使用しなかったこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
【0050】
架橋剤を1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6のイミノ基型(メチル化基とイミノ基を有する)メラミン(固形分80%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
【0051】
上記架橋剤であるイミノ基型メラミンの添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.50用い、触媒を使用しないこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。なお、評価サンプルは実施例1と同様にテストピースとレンジフードを用いた。
【0052】
(実施例6)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例5と同様にして複合材を得た。なお、評価サンプルは実施例1と同様にテストピースとレンジフードを用いた。
【0053】
(実施例7)
架橋剤を変更し、触媒を使用しなかったこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
【0054】
架橋剤を1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6のイミノ基型(ブチル化基とイミノ基を有する)メラミン(固形分80%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
【0055】
上記架橋剤であるイミノ基化メラミンの添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.50用い、触媒を使用しないこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。なお、評価サンプルは実施例1と同様にテストピースとレンジフードを用いた。
【0056】
(実施例8)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例7と同様にして複合材を得た。なお、評価サンプルは実施例1と同様にテストピースとレンジフードを用いた。
【0057】
(実施例9)
架橋剤を変更したこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。
【0058】
架橋剤を1分子中に官能基を6つ有する基本構造を持つ、官能基数6の完全アルキル化型ブチル化メラミン(固形分100%)を用いた。すなわち、架橋剤全体平均においても官能基数は6つである。
【0059】
上記架橋剤であるブチル化メラミンを用いたこと以外は実施例1と同様にして複合材を得た。なお、評価サンプルは実施例1と同様にテストピースとレンジフードを用いた。
【0060】
(実施例10)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.33にした以外は実施例9と同様にして複合材を得た。なお、評価サンプルは実施例1と同様にテストピースとレンジフードを用いた。
【0061】
(実施例11)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはTOTO(株)製のスーパークリーンフード(品番:KLKR190SAB)部品に塗装しているフッ素塗装を施したものを用いた。(以下、フッ素塗装については同じである。)
【0062】
(実施例12)
評価サンプルはレンジフードで、実施例2と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0063】
(実施例13)
評価サンプルはレンジフードで、実施例3と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0064】
(実施例14)
評価サンプルはレンジフードで、実施例4と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0065】
(実施例15)
評価サンプルはレンジフードで、実施例5と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0066】
(実施例16)
評価サンプルはレンジフードで、実施例6と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0067】
(実施例17)
評価サンプルはレンジフードで、実施例7と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0068】
(実施例18)
評価サンプルはレンジフードで、実施例8と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0069】
(実施例19)
評価サンプルはレンジフードで、実施例9と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0070】
(実施例20)
評価サンプルはレンジフードで、実施例10と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファンのみとし、ケーシング、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0071】
(実施例21)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0072】
(実施例22)
評価サンプルはレンジフードで、実施例2と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0073】
(実施例23)
評価サンプルはレンジフードで、実施例3と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0074】
(実施例24)
評価サンプルはレンジフードで、実施例4と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0075】
(実施例25)
評価サンプルはレンジフードで、実施例5と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0076】
(実施例26)
評価サンプルはレンジフードで、実施例6と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0077】
(実施例27)
評価サンプルはレンジフードで、実施例7と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0078】
(実施例28)
評価サンプルはレンジフードで、実施例8と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0079】
(実施例29)
評価サンプルはレンジフードで、実施例9と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0080】
(実施例30)
評価サンプルはレンジフードで、実施例10と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシングのみとし、ファン、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0081】
(実施例31)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0082】
(実施例32)
評価サンプルはレンジフードで、実施例2と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0083】
(実施例33)
評価サンプルはレンジフードで、実施例3と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0084】
(実施例34)
評価サンプルはレンジフードで、実施例4と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0085】
(実施例35)
評価サンプルはレンジフードで、実施例5と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0086】
(実施例36)
評価サンプルはレンジフードで、実施例6と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0087】
(実施例37)
評価サンプルはレンジフードで、実施例7と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0088】
(実施例38)
評価サンプルはレンジフードで、実施例8と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0089】
(実施例39)
評価サンプルはレンジフードで、実施例9と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0090】
(実施例40)
評価サンプルはレンジフードで、実施例10と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はベルマウスのみとし、ファン、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0091】
(実施例41)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0092】
(実施例42)
評価サンプルはレンジフードで、実施例2と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0093】
(実施例43)
評価サンプルはレンジフードで、実施例3と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0094】
(実施例44)
評価サンプルはレンジフードで、実施例4と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0095】
(実施例45)
評価サンプルはレンジフードで、実施例5と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0096】
(実施例46)
評価サンプルはレンジフードで、実施例6と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0097】
(実施例47)
評価サンプルはレンジフードで、実施例7と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0098】
(実施例48)
評価サンプルはレンジフードで、実施例8と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0099】
(実施例49)
評価サンプルはレンジフードで、実施例9と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0100】
(実施例50)
評価サンプルはレンジフードで、実施例10と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0101】
(実施例51)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0102】
(実施例52)
評価サンプルはレンジフードで、実施例2と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0103】
(実施例53)
評価サンプルはレンジフードで、実施例3と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0104】
(実施例54)
評価サンプルはレンジフードで、実施例4と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0105】
(実施例55)
評価サンプルはレンジフードで、実施例5と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0106】
(実施例56)
評価サンプルはレンジフードで、実施例6と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0107】
(実施例57)
評価サンプルはレンジフードで、実施例7と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0108】
(実施例58)
評価サンプルはレンジフードで、実施例8と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0109】
(実施例59)
評価サンプルはレンジフードで、実施例9と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0110】
(実施例60)
評価サンプルはレンジフードで、実施例10と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ケーシングとし、ベルマウスはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0111】
(実施例61)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0112】
(実施例62)
評価サンプルはレンジフードで、実施例2と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0113】
(実施例63)
評価サンプルはレンジフードで、実施例3と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0114】
(実施例64)
評価サンプルはレンジフードで、実施例4と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0115】
(実施例65)
評価サンプルはレンジフードで、実施例5と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0116】
(実施例66)
評価サンプルはレンジフードで、実施例6と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0117】
(実施例67)
評価サンプルはレンジフードで、実施例7と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0118】
(実施例68)
評価サンプルはレンジフードで、実施例8と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0119】
(実施例69)
評価サンプルはレンジフードで、実施例9と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0120】
(実施例70)
評価サンプルはレンジフードで、実施例10と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はファン、ベルマウスとし、ケーシングはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0121】
(実施例71)
レンジフード部品のケーシングの底部に傾斜を施したケーシング基材に実施例1と同様の被覆したケーシングを組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角は5°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0122】
(実施例72)
レンジフード部品のケーシングの底部に傾斜を施したケーシング基材に実施例1と同様の被覆したケーシングを組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角は10°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0123】
(実施例73)
レンジフード部品のケーシングの底部に傾斜を施したケーシング基材に実施例1と同様の被覆したケーシングを組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角は20°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0124】
(実施例74)
レンジフード部品のベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したベルマウス基材に実施例1と同様の被覆したケーシングを組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角は5°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0125】
(実施例75)
レンジフード部品のベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したベルマウス基材に実施例1と同様の被覆したケーシングを組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角は10°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0126】
(実施例76)
レンジフード部品のベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したベルマウス基材に実施例1と同様の被覆したケーシングを組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角は20°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0127】
(実施例77)
レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したレンジフード部品基材に実施例1と同様の被覆したレンジフード部品を組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角はケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに5°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0128】
(実施例78)
レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したレンジフード部品基材に実施例1と同様の被覆したレンジフード部品を組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角はケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに10°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0129】
(実施例79)
レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したレンジフード部品基材に実施例1と同様の被覆したレンジフード部品を組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角はケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに20°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0130】
(実施例80)
レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したレンジフード部品基材に実施例1と同様の被覆したレンジフード部品を組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角はケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0131】
(実施例81)
レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したレンジフード部品基材に実施例1と同様の被覆したレンジフード部品を組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角はケーシングの底部は5°、ベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0132】
(実施例82)
レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したレンジフード部品基材に実施例1と同様の被覆したレンジフード部品を組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角はケーシングの底部は10°、ベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0133】
(実施例83)
レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したレンジフード部品基材に実施例1と同様の被覆したレンジフード部品を組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角はケーシングの底部は10°、ベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0134】
(実施例84)
レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したレンジフード基材に実施例1と同様の被覆したレンジフード部品を組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角はケーシングの底部は20°、ベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0135】
(実施例85)
レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施したレンジフード部品に実施例1と同様の被覆したレンジフード部品を組み込んだレンジフードをサンプルに供した。このときの傾斜角はケーシングの底部は20°、ベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、ケーシング、ベルマウス以外は実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0136】
(実施例86)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0137】
(実施例87)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0138】
(実施例88)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例71と同様のレンジフード部品を用いた。
【0139】
(実施例89)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例72と同様のレンジフード部品を用いた。
【0140】
(実施例90)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例73と同様のレンジフード部品を用いた。
【0141】
(実施例91)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例74と同様のレンジフード部品を用いた。
【0142】
(実施例92)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例75と同様のレンジフード部品を用いた。
【0143】
(実施例93)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例76と同様のレンジフード部品を用いた。
【0144】
(実施例94)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例77と同様のレンジフード部品を用いた。
【0145】
(実施例95)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例78と同様のレンジフード部品を用いた。
【0146】
(実施例96)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例79と同様のレンジフード部品を用いた。
【0147】
(実施例97)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例80と同様のレンジフード部品を用いた。
【0148】
(実施例98)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例81と同様のレンジフード部品を用いた。
【0149】
(実施例99)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例82と同様のレンジフード部品を用いた。
【0150】
(実施例100)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例83と同様のレンジフード部品を用いた。
【0151】
(実施例101)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例84と同様のレンジフード部品を用いた。
【0152】
(実施例102)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例85と同様のレンジフード部品を用いた。
【0153】
(実施例103)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例71と同様のレンジフード部品を用いた。
【0154】
(実施例104)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例72と同様のレンジフード部品を用いた。
【0155】
(実施例105)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例73と同様のレンジフード部品を用いた。
【0156】
(実施例106)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例74と同様のレンジフード部品を用いた。
【0157】
(実施例107)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例75と同様のレンジフード部品を用いた。
【0158】
(実施例108)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例76と同様のレンジフード部品を用いた。
【0159】
(実施例109)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例77と同様のレンジフード部品を用いた。
【0160】
(実施例110)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例78と同様のレンジフード部品を用いた。
【0161】
(実施例111)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例79と同様のレンジフード部品を用いた。
【0162】
(実施例112)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例80と同様のレンジフード部品を用いた。
【0163】
(実施例113)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例81と同様のレンジフード部品を用いた。
【0164】
(実施例114)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例82と同様のレンジフード部品を用いた。
【0165】
(実施例115)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例83と同様のレンジフード部品を用いた。
【0166】
(実施例116)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例84と同様のレンジフード部品を用いた。
【0167】
(実施例117)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例85と同様のレンジフード部品を用いた。
【0168】
(実施例118)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0169】
(実施例119)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例2と同様のレンジフード部品を用いた。
【0170】
(実施例120)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例3と同様のレンジフード部品を用いた。
【0171】
(実施例121)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例4と同様のレンジフード部品を用いた。
【0172】
(実施例122)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例5と同様のレンジフード部品を用いた。
【0173】
(実施例123)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例6と同様のレンジフード部品を用いた。
【0174】
(実施例124)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例7と同様のレンジフード部品を用いた。
【0175】
(実施例125)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例8と同様のレンジフード部品を用いた。
【0176】
(実施例126)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例9と同様のレンジフード部品を用いた。
【0177】
(実施例127)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例10と同様のレンジフード部品を用いた。
【0178】
(実施例128)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様のレンジフード部品を用いた。
【0179】
(実施例129)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例2と同様のレンジフード部品を用いた。
【0180】
(実施例130)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例3と同様のレンジフード部品を用いた。
【0181】
(実施例131)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例4と同様のレンジフード部品を用いた。
【0182】
(実施例132)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例5と同様のレンジフード部品を用いた。
【0183】
(実施例133)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例6と同様のレンジフード部品を用いた。
【0184】
(実施例134)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例7と同様のレンジフード部品を用いた。
【0185】
(実施例135)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例8と同様のレンジフード部品を用いた。
【0186】
(実施例136)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例9と同様のレンジフード部品を用いた。
【0187】
(実施例137)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例10と同様のレンジフード部品を用いた。
【0188】
(実施例138)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例71(レンジフード部品のケーシングの底部に傾斜(傾斜角:5°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0189】
(実施例139)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例72(レンジフード部品のケーシングの底部に傾斜(傾斜角:10°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0190】
(実施例140)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例73(レンジフード部品のケーシングの底部に傾斜(傾斜角:20°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0191】
(実施例141)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例74(レンジフード部品のベルマウスの溝に傾斜(オイルパックへと通ずる穴に向かって、傾斜角:5°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0192】
(実施例142)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例75(レンジフード部品のベルマウスの溝に傾斜(オイルパックへと通ずる穴に向かって、傾斜角:10°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0193】
(実施例143)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例76(レンジフード部品のベルマウスの溝に傾斜(オイルパックへと通ずる穴に向かって、傾斜角:20°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0194】
(実施例144)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例77(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ともに5°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0195】
(実施例145)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例78(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ともに10°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0196】
(実施例146)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例79(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ともに20°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0197】
(実施例147)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例80(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0198】
(実施例148)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例81(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0199】
(実施例149)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例82(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0200】
(実施例150)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例83(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0201】
(実施例151)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例84(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0202】
(実施例152)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例85(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0203】
(実施例153)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例71(レンジフード部品のケーシングの底部に傾斜(傾斜角:5°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0204】
(実施例154)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例72(レンジフード部品のケーシングの底部に傾斜(傾斜角:10°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0205】
(実施例155)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例73(レンジフード部品のケーシングの底部に傾斜(傾斜角:20°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0206】
(実施例156)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例74(レンジフード部品のベルマウスの溝に傾斜(オイルパックへと通ずる穴に向かって、傾斜角:5°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0207】
(実施例157)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例75(レンジフード部品のベルマウスの溝に傾斜(オイルパックへと通ずる穴に向かって、傾斜角:10°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0208】
(実施例158)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例76(レンジフード部品のベルマウスの溝に傾斜(オイルパックへと通ずる穴に向かって、傾斜角:20°)を施した)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0209】
(実施例159)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例77(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ともに5°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0210】
(実施例160)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例78(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ともに10°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0211】
(実施例161)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例79(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ともに20°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0212】
(実施例162)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例80(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0213】
(実施例163)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例81(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0214】
(実施例164)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例82(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0215】
(実施例165)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例83(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0216】
(実施例166)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例84(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0217】
(実施例167)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例85(レンジフード部品のケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)に傾斜を施した(傾斜角:ケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°)と同様のレンジフード部品を用いた。
【0218】
(実施例168)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部に傾斜(傾斜角;5°)を施した。
【0219】
(実施例169)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部に傾斜(傾斜角;10°)を施した。
【0220】
(実施例170)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部に傾斜(傾斜角;20°)を施した。
【0221】
(実施例171)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜(傾斜角;5°)を施した。
【0222】
(実施例172)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜(傾斜角;10°)を施した。
【0223】
(実施例173)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜(傾斜角;20°)を施した。
【0224】
(実施例174)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した(傾斜角;ケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに5°)。
【0225】
(実施例175)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した(傾斜角;ケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに10°)。
【0226】
(実施例176)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した(傾斜角;ケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに20°)。
【0227】
(実施例177)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°とした。
【0228】
(実施例178)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°とした。
【0229】
(実施例179)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°とした。
【0230】
(実施例180)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°とした。
【0231】
(実施例181)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°とした。
【0232】
(実施例182)
評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°とした。
【0233】
(実施例183)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例41と同様のレンジフード部品を用いた。
【0234】
(実施例184)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例41と同様のレンジフード部品を用いた。
【0235】
(実施例185)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例168と同様のレンジフード部品を用いた。
【0236】
(実施例186)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例169と同様のレンジフード部品を用いた。
【0237】
(実施例187)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例170と同様のレンジフード部品を用いた。
【0238】
(実施例188)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例171と同様のレンジフード部品を用いた。
【0239】
(実施例189)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例172と同様のレンジフード部品を用いた。
【0240】
(実施例190)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例173と同様のレンジフード部品を用いた。
【0241】
(実施例191)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例174と同様のレンジフード部品を用いた。
【0242】
(実施例192)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例175と同様のレンジフード部品を用いた。
【0243】
(実施例193)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例176と同様のレンジフード部品を用いた。
【0244】
(実施例194)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例177と同様のレンジフード部品を用いた。
【0245】
(実施例195)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例178と同様のレンジフード部品を用いた。
【0246】
(実施例196)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例179と同様のレンジフード部品を用いた。
【0247】
(実施例197)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例180と同様のレンジフード部品を用いた。
【0248】
(実施例198)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例181と同様のレンジフード部品を用いた。
【0249】
(実施例199)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例182と同様のレンジフード部品を用いた。
【0250】
(実施例200)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例168と同様のレンジフード部品を用いた。
【0251】
(実施例201)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例169と同様のレンジフード部品を用いた。
【0252】
(実施例202)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例170と同様のレンジフード部品を用いた。
【0253】
(実施例203)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例171と同様のレンジフード部品を用いた。
【0254】
(実施例204)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例172と同様のレンジフード部品を用いた。
【0255】
(実施例205)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例173と同様のレンジフード部品を用いた。
【0256】
(実施例206)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例174と同様のレンジフード部品を用いた。
【0257】
(実施例207)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例175と同様のレンジフード部品を用いた。
【0258】
(実施例208)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例176と同様のレンジフード部品を用いた。
【0259】
(実施例209)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例177と同様のレンジフード部品を用いた。
【0260】
(実施例210)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例178と同様のレンジフード部品を用いた。
【0261】
(実施例211)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例179と同様のレンジフード部品を用いた。
【0262】
(実施例212)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例180と同様のレンジフード部品を用いた。
【0263】
(実施例213)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例181と同様のレンジフード部品を用いた。
【0264】
(実施例214)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させた。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例182と同様のレンジフード部品を用いた。
【0265】
(実施例215)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例41と同様のレンジフード部品を用いた。
【0266】
(実施例216)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例42と同様のレンジフード部品を用いた。
【0267】
(実施例217)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例43と同様のレンジフード部品を用いた。
【0268】
(実施例218)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例44と同様のレンジフード部品を用いた。
【0269】
(実施例219)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例45と同様のレンジフード部品を用いた。
【0270】
(実施例220)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例46と同様のレンジフード部品を用いた。
【0271】
(実施例221)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例47と同様のレンジフード部品を用いた。
【0272】
(実施例222)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例48と同様のレンジフード部品を用いた。
【0273】
(実施例223)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例49と同様のレンジフード部品を用いた。
【0274】
(実施例224)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例50と同様のレンジフード部品を用いた。
【0275】
(実施例225)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例41と同様のレンジフード部品を用いた。
【0276】
(実施例226)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例42と同様のレンジフード部品を用いた。
【0277】
(実施例227)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例43と同様のレンジフード部品を用いた。
【0278】
(実施例228)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例44と同様のレンジフード部品を用いた。
【0279】
(実施例229)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例45と同様のレンジフード部品を用いた。
【0280】
(実施例230)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例46と同様のレンジフード部品を用いた。
【0281】
(実施例231)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例47と同様のレンジフード部品を用いた。
【0282】
(実施例232)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例48と同様のレンジフード部品を用いた。
【0283】
(実施例233)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例49と同様のレンジフード部品を用いた。
【0284】
(実施例234)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例50と同様のレンジフード部品を用いた。
【0285】
(実施例235)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部に傾斜(傾斜角;5°)を施した。
【0286】
(実施例236)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部に傾斜(傾斜角;10°)を施した。
【0287】
(実施例237)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部に傾斜(傾斜角;20°)を施した。
【0288】
(実施例238)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜(傾斜角;5°)を施した。
【0289】
(実施例239)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜(傾斜角;10°)を施した。
【0290】
(実施例240)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜(傾斜角;20°)を施した。
【0291】
(実施例241)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した(傾斜角;ケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに5°)。
【0292】
(実施例242)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した(傾斜角;ケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに10°)。
【0293】
(実施例243)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した(傾斜角;ケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに20°)。
【0294】
(実施例244)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°とした。
【0295】
(実施例245)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°とした。
【0296】
(実施例246)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°とした。
【0297】
(実施例247)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°とした。
【0298】
(実施例248)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°とした。
【0299】
(実施例249)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は5分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°とした。
【0300】
(実施例250)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部に傾斜(傾斜角;5°)を施した。
【0301】
(実施例251)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部に傾斜(傾斜角;10°)を施した。
【0302】
(実施例252)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部に傾斜(傾斜角;20°)を施した。
【0303】
(実施例253)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜(傾斜角;5°)を施した。
【0304】
(実施例254)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜(傾斜角;10°)を施した。
【0305】
(実施例255)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜(傾斜角;20°)を施した。
【0306】
(実施例256)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した(傾斜角;ケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに5°)。
【0307】
(実施例257)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した(傾斜角;ケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに10°)。
【0308】
(実施例258)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した(傾斜角;ケーシングの底部とベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)ともに20°)。
【0309】
(実施例259)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°とした。
【0310】
(実施例260)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は5°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°とした。
【0311】
(実施例261)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°とした。
【0312】
(実施例262)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は10°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は20°とした。
【0313】
(実施例263)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は5°とした。
【0314】
(実施例264)
調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させる際にファンの回転を通常運転より高速運転させる。このときの運転時間は10分とした。なお、評価サンプルはレンジフードで、実施例1と同様の油の滑落性に優れた樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。また、ケーシングの底部とベルマウスの溝にオイルパックへと通ずる穴に向かって傾斜を施した。このときの傾斜角はケーシングの底部は20°、ベルマウスのは溝(オイルパックへと通ずる穴に向かっての傾斜)は10°とした。
【0315】
(比較例1)
評価サンプル基材として、実施例1と同様に、テストピースとレンジフードを用いた。テストピース(サイズ:100×100×t1mm)はレンジフード部品を想定した、亜鉛めっき鋼板を用いて評価を行った。レンジフードはTOTO(株)製のスーパークリーンフード(品番:KLKR190SAB)を用いた。レンジフード部品基材にはフッ素塗装は施しておらず、亜鉛めっき鋼板基材の部品を用いた。
【0316】
樹脂として、実施例1と同様に、水酸基を有するアクリルシリコーン樹脂(固形分45重量%)を用いた。
【0317】
架橋剤として、3官能ヘキサメチレンジイソシアネート系架橋剤(固形分100%)を用いた。すなわち、官能基数が分子構造上に3であることから官能基数は3つであり、架橋剤全体平均においても官能基数は3となる。
【0318】
酢酸ブチルにて希釈した上記樹脂に、上記3官能ヘキサメチレンジイソシアネート系架橋剤を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.43添加し、攪拌機を用いて攪拌混合した。得られた溶液を上記サンプル基材上にスプレー塗装法にて塗布し、室温で乾燥させた後、120℃で30分熱処理を行い複合材サンプルを得た。
【0319】
(比較例2)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.21にした以外は比較例1と同様にして複合材サンプルを得た。
【0320】
(比較例3)
架橋剤の添加量を樹脂固形分に対する架橋剤固形分の比で0.86にした以外は比較例1と同様にして複合材サンプルを得た。
【0321】
(比較例4)
TOTO(株)製のスーパークリーンフード(品番:KLKR190SAB)部品に塗装しているフッ素塗装鋼板をテストピースとし、フッ素塗装したレンジフード部品をサンプルとして用いた。
【0322】
(比較例5)
評価サンプルはレンジフードで、比較例1と同様の樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはTOTO(株)製のスーパークリーンフード(品番:KLKR190SAB)部品に塗装しているフッ素塗装を施したものを用いた。(以下、フッ素塗装は同じである。)
【0323】
(比較例6)
評価サンプルはレンジフードで、比較例2と同様の樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0324】
(比較例7)
評価サンプルはレンジフードで、比較例3と同様の樹脂で被覆するレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンはフッ素塗装を施したものを用いた。
【0325】
(比較例8)
評価サンプルはレンジフードで、比較例4と同様のフッ素塗装したレンジフード部品はケーシング、ベルマウスとし、ファンは未塗装の亜鉛めっき鋼板をそのまま用いた。
【0326】
(評価結果)
表2に示すフード内油付着性の評価は以下とした。
判定基準;◎:ほとんど油汚れは付着していない。
【0327】
○:油汚れの付着は少ない。
×:油汚れの付着が目立つ。

総合評価; 油捕集率 フード内の油の付着性(○、◎の数)
5 60%以上 および 3個
4 50%以上60%未満 および 2個以上
3 45%以上50%未満 および 1個以上
2 42.5%以上45%未満 および 1個以上
1 42.5%未満 および 0個
【0328】
【表2−1】

【0329】
【表2−2】

【0330】
【表2−3】

【0331】
【表2−4】

【0332】
【表2−5】

【0333】
【表2−6】

【0334】
【表2−7】

【0335】
【表2−8】

【0336】
【表2−9】

【0337】
【表2−10】

【0338】
【表2−11】

【0339】
【表2−12】

【0340】
【表2−13】

【0341】
【表2−14】

【0342】
【表2−15】

【0343】
【表2−16】

【0344】
【表2−17】

【0345】
【表2−18】

【0346】
【表2−19】

【0347】
【表2−20】

【0348】
【表2−21】

【0349】
【表2−22】

【0350】
【表2−23】

【0351】
【表2−24】

【0352】
【表2−25】

【0353】
【表2−26】

【0354】
【表2−27】

【0355】
【表2−28】

【0356】
【表2−29】

【0357】
【表2−30】

【0358】
【表2−31】

【0359】
【表2−32】

【0360】
【表2−33】

【0361】
【表2−34】

【0362】
【表2−35】

【0363】
【表2−36】

【0364】
【表2−37】

【0365】
【表2−38】

【0366】
【表2−39】

【0367】
【表2−40】

【0368】
【表2−41】

【0369】
表2に示すように、実施例1〜10ではテストピースの油の滑落角(後退部滑落角)は10°以下と低い角度で油が滑落するのに対し、比較例1〜4は油の滑落角(後退部滑落角)は比較的高い値となっている。また、レンジフードを用いてのBLのフィルターの油捕集試験に準拠したレンジフード油捕集試験ではファン、ケーシング、ベルマウスに油の滑落性に優れた樹脂で被覆することで50%以上の高いオイルパック油捕集率となっているのに対し、比較例1〜8はオイルパック油捕集率が40%程度にとどまっている。フード内油付着性も同様に油汚れの付着は少ないのに対し、比較例1〜8は油汚れの付着も目立つ結果となっている。
【0370】
ただし、ファンのみ、ケーシングのみ、ベルマウスのみや3つの部品のうちの2つだけの被覆ではオイルパック油捕集率やフード内油付着性はファン、ケーシング、ベルマウス全てに被覆したケースに比べ少し低下してしまう。それでも油の滑落性に優れた樹脂で被覆した部品は油付着量は少なく、清掃し易い結果となっている。
【0371】
また、ファン、ケーシング、ベルマウスのうち、ケーシング、ベルマウスに油の滑落性に優れた樹脂で被覆した場合もオイルパック油捕集率は比較的高い。これは油のオイルパックへの捕集がファン、ケーシング、ベルマウスのうち、特にケーシング、ベルマウスが油の流路にあたる部材なのでこれらに油の滑落性に優れた樹脂で被覆することでオイルパック油捕集率を向上させている。
【0372】
実施例1〜264の中でも特に、実施例71〜263はレンジフード部品基材への被覆部形成のみでなく、ケーシング底部の傾斜を付けたり、ベルマウスの溝(オイルパックへと通ずる穴に向かって)の傾斜を現状よりさらに傾斜を付けたり、調理が終わり、コンロを止めた後のレンジフードの運転を通常より、長時間、ファンを回転させ、その際のファンの回転をさらに高速回転させることによってオイルパック油捕集率は向上し、フード内油付着性も油汚れはほとんど付着していなかった。
【図面の簡単な説明】
【0373】
【図1】本発明の一態様であるレンジフードの構造を示す図である。
【図2】本発明の一態様であるレンジフードの油煙の吸引からオイルパックへの油の回 収のメカニズムを示す図である。
【図3】本発明の一態様であるレンジフードの図である。
【図4】本発明の一態様であるレンジフード部品のベルマウスの図である。
【図5】本発明の一態様であるレンジフード部品の被覆部の構造を示す図である。
【図6】本発明の一態様であるレンジフードの図である。
【符号の説明】
【0374】
1…オイルパック
2…シロッコファン
3…ケーシング
4…ベルマウス
5…ケーシングの底部
6…ベルマウスの溝
7…亜鉛めっき鋼板
8…被覆部
9…整流板
10…レンジフード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
加熱調理器の上方に設置され、油分を含んだ煙を屋外に排気するレンジフードであって、
前記煙を吸引し排出するファンと、
前記ファンを囲むケーシングと、
前記ファンからオイルを回収するオイルパックへ至る油の流路となるベルマウスと、を備え、
前記ファン、ケーシングまたはベルマウスの少なくとも一つが、その基材上に被覆部を形成され、
前記被覆部は樹脂から形成され、前記樹脂は架橋部を有し、前記架橋部は前記樹脂の主剤に官能基と、前記樹脂に含まれる官能基に対し反応性を有する官能基を4以上含む架橋剤との架橋反応より形成されていることを特徴とするレンジフード。
【請求項2】
前記ケーシングおよびベルマウスが前記被覆膜によって覆われていることを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
【請求項3】
前記ファン、ケーシングおよびベルマウスが前記被覆膜によって覆われていることを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
【請求項4】
前記ケーシング、ベルマウスで平坦部をなくし、傾斜を設けたことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
【請求項5】
前記加熱調理器を止めた後のレンジフードのファンの運転時間を通常運転よりさらに長時間運転させることを特徴とするレンジフード。
【請求項6】
ファンの回転を通常運転より高速運転させることを特徴とする請求項5記載のレンジフード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−25392(P2010−25392A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−185359(P2008−185359)
【出願日】平成20年7月16日(2008.7.16)
【出願人】(000010087)TOTO株式会社 (3,889)
【Fターム(参考)】