説明

レーザー脱毛症治療器

本発明はレーザー脱毛症治療器を開示する。本発明のレーザー脱毛症治療器は、使用者の頭部を囲むように備えられるキャップ、及びこのキャップの内部に備えられて、コントローラーの制御によって電源が供給されてレーザーを照射するレーザー組立体とを含むレーザー脱毛症治療器において、上記キャップの内部に附着される弾性パッドと;上記弾性パッドの一面に附着されるもので、電源が供給されて発熱する発熱体が備えられた回路基板と;上記回路基板に電気的に接続されるもので、発熱体と位置干渉されない位置にそれぞれ備えられて、電源が供給されて振動を発生させる振動モーターと;上記振動モーターの一側に備えられて、回路基板に電気的に接続されるもので、一端部が上記弾性パッドに形成された組立孔を通過して突出されることによって使用者の頭皮に接触されるレーザー組立体とを含む。本発明によるレーザー脱毛症治療器は、着用者の頭皮にレーザーダイオードのための光パルス刺激と振動要素を利用した物理的刺激、また発熱要素を利用した温熱刺激を通じて複合的に毛根細胞を活性化させることができるので、結果的に発毛の促進及び脱毛症を予防することができる利点が期待される。また、レーザーダイオード組立体の構成が簡素して、分解及び組み立てによる作業性を高めることができ、レンズ及びレンズキャップが頭皮に接触された状態でレーザーの照射と振動が伝達されるので、レーザー及び薬物の浸透を倍加させることができるという効果を奏する。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は人の頭皮に低出力のレーザー照射と振動刺激を組み合わせて脱毛症の治療または予防のためのレーザー脱毛症治療器に関し、さらに詳しくは、発熱要素と振動要素、またレーザーダイオードの光パルスを利用して頭皮の毛根細胞を活性化させて、発毛促進と脱毛症を予防することができ、構造を簡素化して量産性を高めるとともに、レーザーの照射效率を高めることができるレーザー脱毛症治療器に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、脱毛症の正確な原因は糾明されなかったが、遺伝的な要因、男性ホルモンの作用、ストレスなどが作用するものと知られており、男性ホルモン自体が脱毛症を誘発しないが、還元酵素によって男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変わった後、アンドロゲン受容体(Androgen receptor)と結合して、毛乳頭と毛嚢の機能を低下させ、血管を損傷させて脱毛症を引き起こすものと知られている。その他にも毛根に栄養供給の不足と染色、ドライ、パーマによるストレスなど多様な原因がある。
【0003】
このような脱毛症の治療は、多様な方法を通じて行われているが、近来には低出力レーザーを頭皮に照射する方法が広く使用されており、低出力レーザーによる細胞の刺激と血管の拡張、また毛根細胞の活性化と血液循環の促進を誘導することによって、脱毛症の防止及び頭皮の疾患を治療及び予防することができることが知られている。
【0004】
一方、上記脱毛症治療に使われるレーザーの種類を波長を基準に分類すると、半導体レーザー830〜900nm、二酸化炭素(CO2)レーザー10600nm、アルゴン(Ar)レーザー488〜514.6nm、ネオジウム・ヤグ(Nd−Yag)レーザー532nm、ルビーレーザー694nm、ヘリウム−ネオンレーザー632nm、エルビウム・ヤグレーザーレーザー2940nmなどが知られている。
【0005】
特に、低出力レーザーは、波長が600nm以上の赤色可視光線から波長が1400nmまでの赤外線波長を言い、出力の強さは100mW〜500mW程度で、単位面積当たりエネルギー量は0.05〜5.0W/Cm2であることが知られている。また、赤外線を利用した肌疾患の治療が徐徐に施行されている。即ち、人の肌に光を照射すると、その光(photon)が肌組職に浸透され、この時吸収された光が熱エネルギーに変化し、熱エネルギーは温熱治療効果をし、特に血管内皮で酸化窒素(Nitric Oxide)が生成されて活性化され、自然治癒力が高くなって肌の色合い及びきめが向上され、水気が補充されてしっとりとなるとともに、巨細胞と線維芽細胞を刺激してコラーゲンとエルラスチンの生成を増大させ、血流の中の酸素を増加させて毒素を取り除くので、脱毛症防止及び髪の毛の健康に効果があることが知られている。
【0006】
上記治療方法に使用される赤外線の波長(Wave Length)は、青色ダイオード(青色発光ダイオード):400−470nm、緑色ダイオード(緑色発光ダイオード):470−572nm、黄色ダイオード(黄色発光ダイオード):572−630nm、赤色ダイオード(赤色発光ダイオード):630−700nm、赤外線ダイオード(赤外線発光ダイオード):700−1,400nmなどがある。
【0007】
特に、赤外線による治療方法は簡単で副作用の虞がないので、漸次に施術範囲が拡大されている実情である。また、近来には赤外線と低出力レーザーを半導体ダイオードから得られる方法が広く開発されて、光治療器が小型化されるとともに、簡便に使用することができて、家庭用や携帯用として商品化されている実情である。
【0008】
しかし、従来のレーザー脱毛症治療器は単純にレーザーダイオードを利用した光治療のみに頼っていたため治療効果が低いとともに、レーザーダイオードの組み立て構成が複雑で製造コストが高く、交換及び修理が困難である問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は上記のような従来技術の問題点を解決するために創出されたもので、本発明の目的は、レーザーダイオードの組み立て構成を簡素にして、分解及び組み立てを良好にして、メンテナンス性を向上できるようにし、同時にレーザーダイオードの光パルスとともに物理的な刺激及び温熱刺激による頭皮の毛根細胞の活性化を促進させることができるレーザー脱毛症治療器を提供することにある。
【0010】
また、本発明はキャップの内皮にレーザー光ケーブルを配線し、これらレーザー光ケーブルが直接使用者の頭皮に接触できるようにして、レーザーの損失を最小化させながら、キャップの内皮構造を簡素化することによって、良好な着心地を維持させることができるレーザー脱毛症治療器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を実現するための本発明の一実施形態によるレーザー脱毛症治療器は、使用者の頭部を囲むように備えられるキャップと、このキャップの内部に備えられて、コントローラーの制御によって電源が供給されてレーザーを照射するレーザー組立体とを含むレーザー脱毛症治療器において、上記キャップの内部に附着される弾性パッドと;上記弾性パッドの一面に附着されるもので、電源が供給されて発熱する発熱体が備えられた回路基板と;上記回路基板に電気的に接続されるもので、発熱体と位置干渉されない位置にそれぞれ備えられて、電源が供給されて振動を発生させる振動モーターと;上記振動モーターの一側に備えられて回路基板に電気的に接続されるもので、一端部が上記弾性パッドに形成された組立孔を通過して突出されることによって使用者の頭皮に接触されるレーザー組立体とを含むことをその特徴とする。
【0012】
本発明の好ましい一特徴として、上記レーザー組立体は、電源が供給されてレーザー光を発生させるレーザーダイオードを内部に収容するもので、レーザー光を集光または拡散させるレンズ(42)と;上記レンズを収容する収容空間を形成するもので、開放された一面から上記レンズの上部が突出されるハウジングと;上記ハウジングの開放された一面を遮蔽しながら上記レンズの上部が突出できるように貫通孔が形成され、一端が上記ハウジングにねじ締結されるレンズキャップと;をさらに含むことにある。
【0013】
本発明の好ましい他の特徴として、上記弾性パッドはシリコーン、ウレタン、ゴム材、合成樹脂材の中の何れか一つで形成されることにある。
【0014】
本発明の好ましいまた他の特徴として、上記発熱体は上記コントローラーの制御信号によって電源が供給されて発熱する線状発熱体または面状発熱体の中の何れか一つであることにある。
【0015】
本発明の好ましいまた他の特徴として、上記ハウジングは上記レーザーダイオードが設置される部分に放熱板がさらに備えられることにある。
【0016】
本発明の他の実施形態によるレーザー脱毛症治療器は、使用者の頭部を囲むように備えられるキャップと、このキャップの内部に備えられて、コントローラーの制御によって電源が供給されてレーザーを照射するレーザー組立体とを含むレーザー脱毛症治療器において、上記キャップの内部に附着される弾性パッドと;上記弾性パッドの一面に附着されるもので、電源が供給されて発熱する発熱体が備えられた回路基板と;上記回路基板に電気的に接続されるもので、発熱体と位置干渉されない位置にそれぞれ備えられ、電源が供給されて振動を発生させる振動モーターと;上記キャップの一側に備えられて、上記コントローラーの制御信号によってレーザーを発生させるレーザー発振器と上記振動モーターの一側に備えられて、上記レーザー発振器と光ケーブルで接続されるもので、内部には上記光ケーブルの端部が収容され、一端部が上記弾性パッドに形成された組立孔を通過して突出されることによって使用者の頭皮に接触されるレンズとを備えるレーザー組立体と;をさらに含むことをその特徴とする。
【0017】
本発明の好ましい一特徴として、上記レーザー組立体は、上記レーザー発振器に接続されて、レーザー光を伝達する光ケーブルの端部が内部に収容されるもので、レーザー光を集光または拡散させるレンズと;上記レンズを収容する収容空間を形成するもので、開放された一面から上記レンズの上部が突出されるハウジングと;上記ハウジングの開放された一面を遮蔽しながら、上記レンズの上部が突出できるように貫通孔が形成され、一端が上記ハウジングにねじ締結されるレンズキャップと;をさらに含むことにある。
【0018】
本発明の好ましい他の特徴として、上記弾性パッドはシリコーン、ウレタン、ゴム材、合成樹脂材の中の何れか一つで形成されることにある。
【0019】
本発明の好ましいまた他の特徴として、上記発熱体は上記コントローラーの制御信号によって電源が供給されて発熱する線状発熱体または面状発熱体の中の何れか一つであることにある。
【0020】
本発明の好ましいまた他の特徴として、上記ハウジングは、上記レーザーダイオードが設置される部分に放熱板がさらに備えられることにある。
【0021】
上記の目的を実現するための本発明の他の実施形態によるレーザー脱毛症治療器は、使用者の頭皮にレーザーを照射するキャップを備えるレーザー脱毛症治療器において、上記キャップの一側に備えられるもので、電源が印加されてレーザー光を発生させる複数のレーザーダイオードが内部に設置されるケーシングと;上記レーザーダイオードの一側に設置されて、照射されるレーザーを集光するための集光レンズと;上記集光レンズを通過したレーザーを一側に伝達するためのもので、上記ケーシングの一側に一端が接続され、内部には複数本の光ファイバが配線される連結管と;上記キャップの内部に附着されるもので、上記連結管の他端が接続されて、内部に光ファイバが配線される弾性パッドと;上記弾性パッドの一側面から使用者の頭皮に接触されるように突出されるもので、一端が光ファイバに連結されて、レーザーを照射するブラシー毛を含むことをその特徴とする。
【0022】
本発明の好ましい一特徴として、上記ケーシングはその内部にレーザーダイオードと電装品が回路構成される回路基板と;上記回路基板の一側に備えられてレーザーダイオードで発生された熱を放熱させる放熱板を含むことにある。
【0023】
本発明の好ましい他の特徴として、上記弾性パッドはシリコーン、ウレタン、ゴム材、合成樹脂材の中の何れか一つで形成されることにある。
【0024】
本発明の好ましいまた他の特徴として、上記弾性パッドは中央に孔が貫通して形成されたリングブロックが嵌められ、このリングブロックの孔から上記ブラシー毛の一端が挿入して通過されることにある。
【0025】
本発明の好ましいまた他の特徴として、上記集光レンズは間隔を置いて一つ以上、複数個配置されることにある。
【0026】
本発明の好ましいまた他の特徴として、上記弾性パッドはブラシー毛と位置干渉されない位置に電源が供給されて振動を発生させる振動モーターが備えられることにある。
【0027】
本発明の特徴及び利点は添付図面に基づいた以下の詳細な説明によってさらに明確になる。これに先立って、本明細書及び請求の範囲に用いられる用語や単語は通常的で、辞典的な意味に解釈されてはならなく、発明者がその自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して、本発明の技術思想に適合する意味と概念に解釈されるべきである。
【発明の効果】
【0028】
本発明によるレーザー脱毛症治療器は、着用者の頭皮にレーザーダイオードのための光パルス刺激と振動要素を利用した物理的刺激、また発熱要素を利用した温熱刺激を通じて複合的に毛根細胞を活性化させることができるので、結果的に発毛の促進及び脱毛症を予防することができるという利点が期待される。
【0029】
また、レーザーダイオード組立体の構成が簡素して、分解及び組立による作業性を高めることができ、レンズ及びレンズキャップが頭皮に接触された状態で、レーザーの照射と振動が伝達されるので、レーザー及び薬物の浸透を倍加させることができるという効果を奏する。
【0030】
また、本発明はキャップの内皮にレーザー光ケーブルを配線し、これらレーザー光ケーブルが直接使用者の頭皮に接触できるようにして、レーザーの損失を最小化させながら、キャップの内皮構造を簡素化することによって良好な着心地を維持させることができるので、使用感の改善による製品に対する消費者の満足度を向上させることができるという有用な効果が期待される。
【0031】
上記では本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、当該技術分野における熟練された技術者は特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施形態によるレーザー脱毛症治療器の使用状態を説明するための図面。
【図2】本発明の一実施形態によるレーザー脱毛症治療器の要部を示した分解斜視図。
【図3】図2の結合斜視図。
【図4】本発明の一実施形態によるレーザー脱毛症治療器の要部を示した断面図。
【図5】本発明の他の実施形態によるレーザー脱毛症治療器の使用状態を示した図面。
【図6】図5の要部構成を説明するための斜視図。
【図7】本発明の他の実施形態に他のレーザー脱毛症治療器の要部を示した断面図。
【図8】本発明によるレーザー脱毛症治療器の使用状態を説明するための図面。
【図9】本発明によるレーザー脱毛症治療器の構成を説明するための斜視図。
【図10】本発明によるレーザー脱毛症治療器の構成を説明するために概略的に示した断面図。
【図11】本発明によるレーザー脱毛症治療器の要部を示した断面図。
【発明を実施するための形態】
【0033】
上述した本発明の目的、特徴及び長所は以下の詳細な説明によってさらに明確になる。
【0034】
以下、本発明の好ましい実施形態を添付した図面に基づいて説明すれば次の通りである。まず、図面において、同一構成要素または部品は同じ参照符号を付けてあることに留意すべきである。本発明を説明するにあたって、係わる公知の機能または構成に対する具体的な説明は本発明の要旨を明確にするために省略する。
【0035】
図1は本発明の一実施形態によるレーザー脱毛症治療器の使用状態を説明するための図面であり、図2は本発明の一実施形態によるレーザー脱毛症治療器の要部を示した分解斜視図であり、図3は図2の結合斜視図である。
【0036】
また、図4は本発明の一実施形態によるレーザー脱毛症治療器の要部を示した断面図である。
【0037】
ここで示したように、本発明のレーザー脱毛症治療器(1)は使用者の頭部分、即ち、頭部を囲むように備えられる帽子形状に備えられるキャップ(10)と;上記キャップ(10)の外部一側、または有無線で接続されて、使用者から操作信号が入力されて各電装品に対する制御を行うもので、操作ボタンとディスプレーが備えられたコントローラー(c)と;上記キャップ(10)の内部一側に備えられて、使用者の着用有無及び温度などを感知する感知器(s)と;上記キャップ(10)の内部に附着される弾性パッド(30)と;上記弾性パッド(30)とキャップ(10)との間に備えられる回路基板(20)と;上記回路基板(20)に設置されて、振動を発生させる振動モーター(50)と;上記回路基板(20)に電気的に接続されて、その一端が使用者の頭部を加圧する指圧突起形状に備えられ、レーザー光を照射するレーザー組立体(40)と;で構成される。
【0038】
上記キャップ(10)は使用者の頭に着用するもので、公知の多様な形態の帽子が使用されも構わないので、詳細な説明は省略する。
【0039】
上記弾性パッド(30)は上記キャップ(10)の内部に備えられるもので、所定の厚さを有する弾性材質で形成され、好ましくは、加工が容易で、着心地と異物を容易に除去できるシリコーンや、ウレタン、ゴム材、合成樹脂材で成形されたものが使用される。
【0040】
このような弾性パッド(30)は、図面で示したように、等間隔で後述するレーザー組立体(40)のレンズ(42)の一部が挿入されて突出できるように組立孔(31)が形成される。
【0041】
上記回路基板(20)は上記弾性パッド(30)の一面に附着されるもので、図面に示したように、上記弾性パッド(30)と上記キャップ(10)との間に位置されて、上記コントローラー(c)の制御信号を受けて選択的に電源が供給される回路構成される。このような回路基板(20)は軟性回路基板を使用することが好ましく、一面には選択的に発熱体(21)が備えられる。ここで、上記発熱体(21)は公知の線状発熱体や面状発熱体を使用することが好ましい。説明を省略した符号plは上記コントローラー(c)に接続される電源線を示す。
【0042】
振動モーター(50)は上記使用者の頭部に所定の振動を加えて頭皮を刺激するための要素で、上記コントローラー(c)の制御信号を受けて選択的に電源が供給されることによって振動を発生させる。このような振動モーター(50)は薄厚のコイン型振動モーターを使用することを提案して、この時の上記コイン型振動モーターは公知の技術によって実施されるので詳細な説明は省略する。
【0043】
レーザー組立体(40)は使用者の頭皮にレーザーを照射する要素で、上記振動モーター(50)と発熱体(21)と位置干渉されないように上記回路基板(20)に電気的に接続される構成である。このようなレーザー組立体(40)は一端部が上記弾性パッド(30)に形成された組立孔(31)を通過して突出され、この突出された部分が使用者の頭皮に接触される。
【0044】
上記レーザー組立体(40)は上記コントローラー(c)の制御信号によって電源が供給されてレーザー光を発生させるレーザーダイオード(41)を内部に収容するレンズ(42)を備え、この時の上記レンズ(42)としてはレーザー光を集光または拡散できるように凹レンズまたは凸レンズが使用されることができる。
【0045】
上記レンズ(42)は一面が開放されたハウジング(43)の内部に収容され、この時の上記ハウジング(43)の開放された一面からは上記レンズ(42)の一部が突出される。
【0046】
一方、上記ハウジング(43)の開放された一面は、レンズキャップ(45)によって遮蔽される構成であり、この時の上記レンズキャップ(45)は上記レンズ(42)の一部が外部に突出できるように、貫通孔(図示しない)が形成される。このようなレンズキャップ(45)は図示したように、下端部が下向きに延長されて上記ハウジング(43)の内周面とねじ締結で結合される構成である。
【0047】
また、上記ハウジング(43)は上記レーザーダイオード(41)が設置される部分に放熱板(44)を備える構成である。
【0048】
このように構成されるレーザー組立体(40)は上記レーザーダイオード(41)で照射されるレーザー光が上記ハウジング(43)の開放された一面を通じてレンズ(42)を経由して使用者の頭皮に照射されるようにし、同時に上記レーザーダイオード(41)はレーザー光が照射される一側面を除いた他の面がハウジング(43)と放熱板(44)によって囲まれた形態で備えられることによって上記レーザーダイオード(41)で発生された熱が上記ハウジング(43)の開放された一面を通じて外部に放出されて使用者の頭皮に温熱刺激を付与する。
【0049】
上記のように構成される本発明のレーザー脱毛症治療器の使用例を説明すれば次の通りである。
【0050】
まず、使用者がキャップ(10)を頭に被った状態で上記コントローラー(c)に備えられた操作ボタンを操作して駆動させる。そして、上記キャップ(10)の内部一側に設けられた感知器(s)が着用状態有無を感知して、回路基板(20)に電気的に接続された振動モーター(50)と発熱体(21)また、レーザー組立体(40)のレーザーダイオード(41)に電源を印加する。
【0051】
これによって、上記発熱体(21)は所定温度の熱を発生させて弾性パッド(30)全体が均一に加熱できるように発熱を実施し、上記振動モーター(50)は振動を発生させ、レーザーダイオード(41)はレーザー光を使用者の頭皮に照射する。
【0052】
この時、上記レーザーダイオード(41)はレンズ(42)部分が図面に示したように、上記弾性パッド(30)から突出されることによって、使用者の頭皮に接触されたり、または近接して配置されることによって、レーザー光を近接照射するとともに、上記振動モーター(50)の振動によって頭皮に物理的に接触する。また、上記レーザーダイオード(41)は上記ハウジング(43)と放熱板(44)によって一面を除いた他の面が遮蔽された状態であるので、上記レーザーダイオード(41)で発生される熱が頭皮側に向かって温熱刺激を付与する。
【0053】
図4は本発明の一実施形態によるレーザー脱毛症治療器の要部を示した断面図で、図5は本発明の他の実施形態によるレーザー脱毛症治療器の使用状態を示した図面である。
【0054】
また、図6は図5の要部構成を説明するための斜視図で、図7は本発明の他の実施形態に他のレーザー脱毛症治療器の要部を示した断面図である。
【0055】
これに示したように、本実施形態におけるレーザー脱毛症治療器(1)は前述した一実施形態の構成と大同小異である。ただ、レーザーダイオードを使用しないで、別途のレーザー発振器(40p)を構成し、このレーザー発振器(40p)で出射されるレーザー光を複数本の光ケーブル(41f)に分岐連結して、これら光ケーブル(41f)を利用したレーザー組立体(40)を構成することを技術特徴とする。
【0056】
即ち、本実施形態におけるレーザー脱毛症治療器(1)は前述した一実施形態と同じく、使用者の頭部分、即ち、頭部を囲むように備えられる帽子形状に備えられるキャップ(10)と;上記キャップ(10)の外部一側または有無線で接続されて使用者から操作信号を入力されて各電装品に対する制御を行うコントローラー(c)と;上記キャップ(10)の内部一側に備えられて、使用者の着用有無及び温度などを感知する感知器(s)と;上記キャップ(10)の内部に附着される弾性パッド(30)と;上記弾性パッド(30)とキャップ(10)との間に備えられる回路基板(20)と;上記回路基板(20)に設置されて振動を発生させる振動モーター(50)と;上記回路基板(20)に電気的に接続され、その一端が使用者の頭部を加圧する指圧突起形状に備えられ、レーザー光を照射するレーザー組立体(40)と;で構成される。
【0057】
上記キャップ(10)、弾性パッド(30)、回路基板(20)及び振動モーター(50)は前に説明した一実施形態と同じであるので詳細な説明は省略する。
【0058】
本実施形態におけるレーザー組立体(40)は、特徴的に上記キャップ(10)の一側に備えられて、上記コントローラー(c)の制御信号によってレーザーを発生させるレーザー発振器(40p)と;上記振動モーター(50)の一側に備えられて上記レーザー発振器(40p)と光ケーブル(41f)で接続されるもので、内部には上記光ケーブル(41f)の端部が収容され、一端部が上記弾性パッド(30)に形成された組立孔(31)を通過して突出されることによって使用者の頭皮に接触されるレンズ(42)とを備える構成である。
【0059】
即ち、上記レーザー組立体(40)は上記レーザー発振器(40p)に接続されて、レーザー光を伝達する光ケーブル(41f)の端部が内部に収容されもので、レーザー光を集光または拡散させるレンズ(42)と、上記レンズ(42)を収容する収容空間を形成するもので、開放された一面から上記レンズ(42)の上部が突出されるハウジング(43)と、上記ハウジング(43)の開放された一面を遮蔽しながら上記レンズ(42)の上部が突出されることができるように貫通孔が形成され、一端が上記ハウジング(43)にねじ締結されるレンズキャップ(45)とを含む。
【0060】
このように構成される本発明の他の実施形態よるレーザー脱毛症治療器(1)は、前述した一実施形態とその使用方法が同じであるので詳細な説明は省略する。
【0061】
以下、本発明のまた他の実施形態によるレーザー脱毛症治療器を、図8乃至図11を参照して説明する。図8は本発明によるレーザー脱毛症治療器の使用状態を説明するための図面で、図9は本発明によるレーザー脱毛症治療器の構成を説明するための斜視図である。また、図10は本発明によるレーザー脱毛症治療器の構成を説明するために概略的に示した断面図で、図11は本発明によるレーザー脱毛症治療器の要部を示した断面図である。
【0062】
ここに示したように、本発明によるレーザー脱毛症治療器(1)は、使用者の頭部分、即ち、頭部を囲むように備えられる帽子形状を有するキャップ(10)と;上記キャップ(10)の外部一側または有無線で接続されて、使用者から操作信号が入力されて各電装品に対する制御を行うので、操作ボタンとディスプレーが備えられるコントローラー(c)と;上記キャップ(10)の内部に附着される弾性パッド(30)と;外部から電源が印加されて振動を発生させ、使用者の頭皮に指圧を加える振動モーター(50)と;この振動モーター(50)と位置干渉されないように突出して形成されるもので、上記レーザー発生器(70)で発生されたレーザーが伝達されて使用者の頭皮に照射する光ファイバからなるブラシー毛(79)とで構成される。
【0063】
キャップ(10)は使用者の頭に着用するもので、公知の多様な形態の帽子を使用しても構わないので、詳細な説明は省略する。
【0064】
弾性パッド(30)は上記キャップ(10)の内部に備えられるもので、所定の厚さを有する弾性材質で形成され、好ましくは加工が容易で着心地及び異物の除去が容易なシリコーンや、ウレタン、ゴム材、合成樹脂材で成形されたものが使用される。このような弾性パッド(30)は図面に示すように、等間隔でブラシー毛(79)及び振動モーター(50)が備えられる。
振動モーター(50)は上記使用者の頭部に所定の振動を加えて、頭皮を刺激するための要素で、上記コントローラー(c)の制御信号を受けて選択的に電源が供給されることによって振動を発生させる。このような振動モーター(50)は薄厚のコイン型振動モーターを使用することを提案し、この時の上記コイン型振動モーターは公知の技術によって実施されるので詳細な説明は省略する。
【0065】
レーザー発生器(70)は電源が供給されてレーザーを発生させるもので、外体を形成するケーシング(70′)と、このケーシング(70′)の内部に備えられて、電源が供給されてレーザーを発生させる複数のレーザーダイオード(71)と、上記レーザーダイオード(71)から照射されるレーザーを集光するための集光レンズ(75)と、上記集光レンズ(75)を通過した集光レーザーを伝達するための光ファイバ(77f)束からなる連結管(77)とで構成される。
【0066】
上記ケーシング(70′)は、使用者がキャップ(10)を着用した状態で着心地を阻害しない位置に備えられ、その内部には外部から電源が供給されてレーザー光を発生させる複数のレーザーダイオード(71)が備えられる。この時の上記レーザーダイオード(71)は回路基板(72)に回路構成され、この時の上記回路基板(72)は上記レーザーダイオード(71)だけでなく、各種電装品が回路構成される。このような回路基板(72)は軟性回路基板を使用することが好ましい。また、上記回路基板(72)の一側には放熱を行うために導熱性の優れた金属材からなる放熱板(73)がさらに備えられることができる。このような放熱板(73)はレーザーダイオード(71)で発生された熱を放熱させる役割を果たす。
【0067】
上記レーザーダイオード(71)は順方向半導体接合を利用してレーザーを発生させるダイオードであり、公知の技術によって実施されるので詳細な説明は省略する。本発明におけるレーザーダイオード(71)は、図示したように、複数または単一のレーザーダイオードが備えられ、これらレーザーダイオードはレーザーを照射する方向が一致するように回路基板(72)に回路構成される。
【0068】
上記集光レンズ(75)は、上記レーザーダイオード(71)の前方、即ち、レーザーが照射される経路上に設置されて、レーザーを集光するための要素である。このような集光レンズ(75)はそれぞれ他の凹レンズまたは凸レンズが使用されることができ、一つのレンズで備えられたり、または集光倍率が互いに異なる二つ以上のレンズが間隔を置いて配置されることができる。
【0069】
上記連結管(77)は、上記集光レンズ(75)を通過したレーザー光を上記弾性パッド(30)に備えられて、一側面に垂直して突出されたブラシー毛(79)に連結される光ファイバ(77f)が配線される。
【0070】
即ち、上記連結管(77)はその内部に複数本の光ファイバ(77f)が束に配線されており、これら光ファイバ(77f)は連結管(77)を通過して上記弾性パッド(30)の内部に配線される。また、上記弾性パッド(30)の内部に配線された光ファイバはブラシー毛(79)に連結されることによって最終的に使用者の頭皮にレーザー光が照射される。
【0071】
このような構成のレーザー発生器(70)は電源が供給されて複数のレーザーダイオード(71)がレーザー光を発生させ、このように発生されたレーザー光は集光レンズ(75)を通過しながら集光される。また、集光されたレーザー光は連結管(77)を通じて弾性パッド(30)の内部に配線された光ファイバ(77f)に沿っててブラシー毛(79)に伝達される。
【0072】
ブラシー毛(79)は上記弾性パッド(30)の一側面から使用者の頭皮に接触できるように垂直して突出された光ファイバで、上記連結管(77)に沿って弾性パッド(30)の内部に配線された光ファイバに連結され、レーザー光が伝達されてその端部を通じてレーザー光を照射する。
【0073】
このようなブラシー毛(79)は、図示したように、使用者の頭皮に所定の間隔を置いて接触できるように格子配列に配置され、これらブラシー毛(79)の間には位置干渉されないように振動モーター(50)が備えられる。
【0074】
また、上記ブラシー毛(79)はリングブロック(79′)に嵌められて、上記弾性パッド(30)に堅固に位置固定され、この時の上記リングブロック(79′)はその中央に貫通して形成された孔を通じて上記ブラシー毛(79)の一端が挿入して通過される。このようなリングブロック(79′)は上記ブラシー毛(79)に対して比較的広い面積に拡張された半径を有するように備えられて上記弾性パッド(30)に接着または返し縫いで固定される。
【0075】
説明しない符号bは充電バッテリーを示し、このような充電バッテリーは常時電源に選択的に接続されて充電が行われ、公知の技術によって実施されるので詳細な説明は省略する。
【0076】
上記のように構成される本発明のレーザー脱毛症治療器の作用を説明すれば次の通りである。
【0077】
まず、使用者がキャップ(10)を頭に被った状態で、上記コントローラー(c)に備えられた操作ボタンを操作して駆動させる。
【0078】
そこで、上記キャップ(10)の内皮を成す弾性パッド(30)に設置された振動モーター(50)と、レーザー発生器(70)に電源が印加されることによって上記振動モーター(50)は振動を発生させて使用者の頭皮に物理的刺激を加え、上記レーザー発生器(70)はレーザー光を発生させて、ブラシー毛(79)を通じて使用者の頭皮にレーザー光を照射する。
【0079】
この時、上記レーザー発生器(70)は複数のレーザーダイオード(71)を通じて照射されるレーザー光が集光レンズ(75)と連結管(77)を通じて光ファイバからなるブラシー毛(79)に伝達され、上記ブラシー毛(79)は上記キャップ(10)の内皮を成す弾性パッド(30)が突出されることによって、その端面が使用者の頭皮に直接接触されたり、近接して位置されることによってレーザー光を近接照射する。
【0080】
一方、本発明は記載された実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲を逸脱しないで多様に修正及び変形ができることは、当該技術分野において通常の知識を有する者にとっては自明である。従って、このような変形例または修正例は、本発明の特許請求の範囲に属するものと理解すべきである。
【符号の説明】
【0081】
1:レーザー脱毛症治療器
10:キャップ
20:回路基板
30:弾性パッド
40:レーザー組立体
50:振動モーター
70:レーザー発生器


【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の頭部を囲むように備えられるキャップ(10)と、このキャップ(10)の内部に備えられて、コントローラー(c)の制御によって電源が供給されて、レーザーを照射するレーザー組立体とを含むレーザー脱毛症治療器において、
上記キャップ(10)の内部に附着される弾性パッド(30)と;
上記弾性パッド(30)の一面に附着されるもので、電装品が回路構成される回路基板(20)と;
上記回路基板(20)に電気的に接続されるもので、電源が供給されて振動を発生させる振動モーター(50)と;
上記振動モーター(50)の一側に備えられ、回路基板(20)に電気的に接続されて選択的にレーザー光を出射するレーザーダイオード(41)を備え、このレーザーダイオード(41)を囲むレンズ(42)の一端部が上記弾性パッド(30)に形成された組立孔(31)を通過して突出されることによって、使用者の頭皮に接触されるレーザー組立体(40)と;を含むことを特徴とするレーザー脱毛症治療器。
【請求項2】
上記レーザー組立体(40)は、
電源が供給されてレーザー光を発生させるレーザーダイオード(41)を内部に収容するもので、レーザー光を集光または拡散させるレンズ(42)と;
上記レンズ(42)を収容する収容空間を形成するもので、開放された一面から上記レンズ(42)の上部が突出されるハウジング(43)と;
上記ハウジング(43)の開放された一面を遮蔽しながら、上記レンズ(42)の上部が突出できるように貫通孔が形成され、一端が上記ハウジング(43)にねじ締結されるレンズキャップ(45)と;をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項3】
上記弾性パッド(30)はシリコーン、ウレタン、ゴム材、合成樹脂材の中の何れか一つで形成されることを特徴とする請求項1に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項4】
上記回路基板(20)は電源が供給されて選択的に発熱する発熱体(21)をさらに備え、この時の上記発熱体(21)は上記コントローラー(c)の制御信号によって電源が供給されて発熱する線状発熱体または面状発熱体の中の何れか一つであることを特徴とする請求項1に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項5】
上記ハウジング(43)は、上記レーザーダイオード(41)が設置される部分に放熱板(44)がさらに備えられることを特徴とする請求項2に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項6】
使用者の頭部を囲むように備えられるキャップ(10)と、このキャップ(10)の内部に備えられて、コントローラー(c)の制御によって電源が供給されてレーザーを照射するレーザー組立体とを含むレーザー脱毛症治療器において、
上記キャップ(10)の内部に附着される弾性パッド(30)と;
上記弾性パッド(30)の一面に附着されるもので、電装品が回路構成される回路基板(20)と;
上記回路基板(20)に電気的に接続されるもので、電源が供給されて振動を発生させる振動モーター(50)と;
上記キャップ(10)の一側に備えられて上記コントローラー(c)の制御信号によってレーザーを発生させるレーザー発振器(40p)と、上記振動モーター(50)の一側に備えられて、上記レーザー発振器(40p)と光ケーブル(41f)で接続されるもので、内部には上記光ケーブル(41f)の端部が収容され、一端部が上記弾性パッド(30)に形成された組立孔(31)を通過して突出されることによって、使用者の頭皮に接触されるレンズ(42)とを備えるレーザー組立体(40)と;をさらに含むことを特徴とするレーザー脱毛症治療器。
【請求項7】
上記レーザー組立体(40)は、上記レーザー発振器(40p)に接続されてレーザー光を伝達する光ケーブル(41f)の端部が内部に収容されるもので、レーザー光を集光または拡散させるレンズ(42)と;
上記レンズ(42)を収容する収容空間を形成するもので、開放された一面から上記レンズ(42)の上部が突出されるハウジング(43)と;
上記ハウジング(43)の開放された一面を遮蔽しながら、上記レンズ(42)の上部が突出できるように貫通孔が形成され、一端が上記ハウジング(43)にねじ締結されるレンズキャップ(45)と;をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項8】
上記弾性パッド(30)はシリコーン、ウレタン、ゴム材、合成樹脂材の中の何れか一つで形成されることを特徴とする請求項6に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項9】
上記回路基板(20)は電源が供給されて選択的に発熱する発熱体(21)がさらに備えられ、この時の上記発熱体(21)は上記コントローラー(c)の制御信号によって電源が供給されて発熱する線状発熱体または面状発熱体の中の何れか一つであることを特徴とする請求項6に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項10】
上記ハウジング(43)は、
上記レーザーダイオード(41)が設置される部分に放熱板(44)がさらに備えられることを特徴とする請求項7に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項11】
使用者の頭皮にレーザーを照射するキャップ(10)を備えるレーザー脱毛症治療器において、
上記キャップ(10)の一側に備えられるもので、電源が供給されてレーザー光を発生させる複数または単一のレーザーダイオード(71)が内部に設置されるケーシング(70′)と;
上記レーザーダイオード(71)の一側に設置されて、照射されるレーザーを集光するための集光レンズ(75)と;
上記集光レンズ(75)を通過したレーザーを一側に伝達するためのもので、上記ケーシング(70′)の一側に一端が接続され、内部には複数本の光ファイバ(77f)が配線される連結管(77)と;
上記キャップ(10)の内部に附着されるもので、上記連結管(77)の他端が接続されて、内部に光ファイバ(77f)が配線される弾性パッド(30)と;
上記弾性パッド(30)の一側面から使用者の頭皮に接触されるように突出されるもので、一端が光ファイバ(77f)に接続されてレーザーを照射するブラシー毛(79)と;を含むことを特徴とするレーザー脱毛症治療器。
【請求項12】
上記ケーシング(70′)はその内部にレーザーダイオード(71)と電装品が回路構成される回路基板(72)と;
上記回路基板(72)の一側に備えられて、レーザーダイオード(71)で発生される熱を放熱させる放熱板(73)と;を含むことを特徴とする請求項11に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項13】
上記弾性パッド(30)はシリコーン、ウレタン、ゴム材、合成樹脂材の中の何れか一つで形成されることを特徴とする請求項11に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項14】
上記弾性パッド(30)は中央に孔が貫通して形成されたリングブロック(79′)が嵌められて、このリングブロック(79′)の孔から上記ブラシー毛(79)の一端が挿入して通過されることを特徴とする請求項11に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項15】
上記集光レンズ(75)は一つで備えられたり、または集光倍率が互いに異なる二つ以上のレンズが間隔を置いて構成されることを特徴とする請求項11に記載のレーザー脱毛症治療器。
【請求項16】
上記弾性パッド(30)は、
上記ブラシー毛(79)と位置干渉されない位置に電源が供給されて振動を発生させる振動モーター(50)が備えられることを特徴とする請求項11に記載のレーザー脱毛症治療器。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公表番号】特表2011−518599(P2011−518599A)
【公表日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−506208(P2011−506208)
【出願日】平成21年4月24日(2009.4.24)
【国際出願番号】PCT/KR2009/002169
【国際公開番号】WO2009/131420
【国際公開日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【出願人】(510275080)アイニックス リミテッド (1)
【出願人】(510275091)
【Fターム(参考)】