説明

ローディングベイ

本ローディングベイは、少なくとも1つの折りたたみ式傾斜路(2)と、荷上げまたは荷下ろし作業中に側部および頂部において倉庫とトラックの箱状の本体との間にある空間を封鎖するシェルタ(3)とを担持するコンパクトな構造体(1)を備える。該コンパクトな構造体は外側が倉庫の壁(P)と隣接しており、ガイド手段上を長手方向に移動して倉庫への進入を可能にする開口(H)の任意の1つに対向する位置に可動式組立体を配置するように設置される。ローディングベイは付加的に電動式の作動手段(5)と、トラックが所定の位置に近づいたときに該トラックの位置を検出する少なくとも1つのセンサのバー(6)と、光信号装置(7)と、トラックの接近を警告する光および/または音響信号(9)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、倉庫とトラックの箱状の本体をつなぐように設計された少なくとも1つの折りたたみ式傾斜路と、荷上げおよび荷下ろし作業中に側部および頂部において倉庫とトラックの箱状の本体との間の空間を封鎖するためのシェルタとを担持するコンパクトな構造体を備えるタイプの製造業の構内用のローディングベイに関する。この組立体を底部で封鎖するのは折りたたみ式傾斜路である。
【背景技術】
【0002】
現在のところ製造業の構内では原料を荷上げおよび荷下ろしするために1つまたは複数のベイを備えるのが一般的である。
【0003】
これらのベイは倉庫の壁に形成された開口に従って配置され傾斜路を含んでおり、この傾斜路によって倉庫とトラックの箱状の本体またはトレーラとの間にトロリーおよび他の荷上げ車両のための一定の区域の輪郭が描かれる。
【0004】
傾斜路は一般に、傾斜路を作動させる手段が配置されるくぼみの中に配置され、一般には水圧シリンダと、水圧を供給する機器と制御手段とで構成される。
【0005】
このようなローディングベイはまた、開口の外側の部分にトラックの箱状の本体の形状に適合するシェルタを備えており、このシェルタによって側部および頂部においてベイのドアとトラックとの間にある空間が封鎖される。これらのシェルタは急速な劣化を引き起こす部品に絶えず曝されている。
【0006】
上記に述べたくぼみは使用に関する特定の問題を提示しており、中でも独自の建設作業の必要性、汚れやゴミの内部蓄積、および昆虫やさらにはねずみなどの動物の倉庫内部への進入といった事実が強調されるべきであろう。
【0007】
既存の先行技術の中でも本発明の所有者による特許出願PCT/ES2008/000770号に記載される荷下ろしベイに注目すべきであり、これは設置が容易である、占有空間が最小限である、くぼみを形成するのに建設作業が不要である、倉庫内の床が平滑で途切れることがない、清掃が簡単である、衛生状態が適切である、ローディングベイが使用されないときのシェルタの保護がさらに強化される、傾斜路の設置エリア内の汚れの蓄積を伴う問題が排除される、全ての作動要素が内部に格納されることによりローディングベイが使用されないとき効果的にそれを密閉することができる、複数の管を使用して構造体を連結し、この管を介して電気式、空気式、水圧式の声とデータの接続の事前設置を行なうことができることによって、全ての開口の相互接続が容易になるなどの一連の利点を提供することを目的とした建設仕様を提示している。
【0008】
上記に述べた発明のローディングベイは主として倉庫への開口の周辺部分に固定されたコンパクトな構造体を備え、これによりシェルタおよび折りたたみ式傾斜路の手段を配置するために壁の内側と外側の間に中間の空間が画定され、荷上げまたは荷下ろしのために上記に述べた中間の空間から外側に向かって突出しトラックの箱状の本体またはトレーラと相互作用する作動位置から、それらが中間の空間の内部に配置される非作動位置まで移動することができる。このコンパクトな構造体は壁の外側と内側に接触しており、外側の密閉ドアを倉庫の外側の高さに設置し、好ましくは迅速に開放することができる内側のドアを設置するためのフレームを備えており、この内側のドアが倉庫の床すなわち下位レベルを密閉する。上記に述べた発明の他の関連する特徴は、ローディングベイに対するトラックの後方の位置を検出するセンサによって制御される信号手段を組み込むことから成り立っている。これらの信号手段によってトラックがローディングベイに接近する際のその正確なまたは不正確な位置に関する視覚情報が提供される。
【0009】
上記に述べた特許出願PCT/ES2008/000770号に記載されるローディングベイは、特に新規の構造に設置するのに適している。しかしながら製品を荷上げまたは荷下ろしするために密閉ドアを1つ備えた開口しか持たず、単にこれを開口とトラックの箱状の本体との間に傾斜路または同様の物を配置するのに用いて、荷上げおよび荷下ろしで一般に使用されるトロリーが通過できる範囲を形成する倉庫も多数存在する。
【0010】
このような場合、上記に記載した特許出願PCT/ES2008/000770号に記載されるタイプのローディングベイにそれぞれの開口を装備させるのが最適な解決策であるが、特に荷上げまたは荷下ろしするトラックの数が制限される場合高いコストが必要となり、クライアントがこのコストをいつも引き受けることができるとは限らないし、使用するローディングベイの数の減少も伴う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】PCT/ES2008/000770号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
したがって提起される技術的な問題は、同一の所有者による特許出願PCT/ES2008/000770号に記載されるものに同様の機能を与えるローディングベイを開発することであり、これにより行なうべき投資が著しく削減され、利用可能な開口それぞれおよびその全てにおけるローディングベイの利用が可能になる。
【課題を解決するための手段】
【0013】
提示される問題を解決するために、本発明の目的であるローディングベイが設計されている。これは、上記に記載した特許出願PCT/ES2008/000770号に記載されるタイプのローディングベイであり、倉庫とトラックの箱状の本体をつなぐように設計された少なくとも1つの折りたたみ式傾斜路と、荷上げおよび荷下ろし作業中に側部および頂部において倉庫とトラックの箱状の本体との間の空間を封鎖するためのシェルタとを担持するコンパクトな構造体を備えるローディングベイであることを意味する。それは、対象となる倉庫の異なる開口においてその代替的な利用を可能にし、本発明の1つの固有の用途においてトラックが、ローディングベイが配置されている開口に接近する際の操縦を容易にする、あるいは本発明の別の用途では、トラックがローディングベイが配置されているものとは別の開口に接近する際の操縦を容易にするために適切な信号による合図を運転手に提供することを目的とした建設仕様を提示している。
【0014】
結果としておよび本発明によると、折りたたみ式傾斜路と、シェルタとを担持するコンパクトな構造体は外側が倉庫の壁に隣接しており、ガイド手段上を長手方向に移動して開口の任意の1つに対向して配置することができるように設置されている。ローディングベイは、ガイド手段上でのコンパクトな構造体の移動を制御し、かつ倉庫の開口の任意の1つに対向して配置するための電動式の作動手段を備える。
【0015】
本発明の1つの用途において、この設備全体の電動式作動手段ならびに内部の密閉ドアは可動式の組立体の中に配置される。
【0016】
このユニットを移動させかつそれをトラックに連結させて閉鎖する際、ユニットは最大限の密閉を実現するためにそれが占有する開口も封鎖することを強調する必要がある。
【0017】
この解決法により、1つのローディングベイまたは常に開口の数よりより少ない数のローディングベイを設置することにより、全ての開口を連続して使えるようにすることが可能になり、それぞれの開口におけるローディングベイに関する必要な設置コストが顕著に削減される。
【0018】
1つまたは複数のローディングベイを長手方向のガイド上で移動させる電動式の手段は、スプロケット/ラック、牽引ケーブル、ナット/ねじ、あるいはガイド手段によって構造体の移動を制御することが可能な任意の他のものなどいずれのタイプであってもよいことを言及すべきである。
【0019】
記載される構成の本発明のローディングベイでは、トラックが倉庫内のある開口に近づいたとき該トラックの位置を検出する少なくとも1つのセンサのバーと、トラックが特定の開口に近づいたときにその位置に関する情報を運転手に提供する少なくとも1つの光信号装置の制御装置とが備わっている。同様に本発明の1つの用途ではローディングベイは光および/または音響信号を備えており、その存在を検出してトラックが進入する際に危険区域にいる可能性のある付近のどの人にも警告することができる。
【0020】
本発明の1つの用途では、このセンサのバーは可動式屋根の自由な側に配置されコンパクトな構造体と共にガイド手段に沿って移動し、コンパクトな構造体に結合された制御装置に、これもまたこの場合コンパクトな構造体に結合された光信号装置を作動させるのに必要な情報を提供し、開口に向かって操縦する際トラックの運転手を誘導する。
【0021】
ローディングベイが使用中のとき、異なる開口に別のトラックを配置しローディングベイが利用できるようになるのを待つ必要がある場合があるため、および所定の位置に達するために操縦を容易にする目的で、本発明の利用の変形はセンサのバーおよび光信号装置がコンパクトな構造体に固定されず、特定の長手方向のガイド手段上を長手方向に移動することができるように設置され、倉庫への開口の任意の1つであってかつローディングベイが配置されているのとは別の開口に対向してそれらを配置するように設計されている。
【0022】
この解決法により、ローディングベイが別の開口で使用されているとき、この第2のトラックの運転手に開口内にトラックを正確に配置するための適切な指示および信号が与えられる。このようにしてローディングベイが別の開口で使用されているとき、トラックはセンサのバーに沿って移動する光信号装置の助けを借りて空いている開口に自らを配置することができる。これによりローディングベイの利用の観点において使用時間が最適なものになる。
【0023】
本発明によると、センサのバーは好適な光によって照明され、夜間および悪天候条件の双方でその視認性が高まる。
【0024】
ローディングベイを新規の構造ならびに既存の倉庫で使用することができ、これらが既に各開口に対して1つの密閉ドアを備えることを考慮すると、特に開口がその固有の密閉ドアを既に有する場合、後方に密閉ドアがない場合もあり得る。
【0025】
このようなケースに関しておよび本発明の1つの用途によると、それは、シェルタの側部が剛性の表面部分で形成され、これが閉鎖位置でローディングベイに対する前方または外部の密閉ドアを形成するように設計されている。
【0026】
可動式の組立体が使用される際、それはトラックと対応する開口によってその外周部を密閉する。
【0027】
本発明の1つの用途では、折りたたみ式傾斜路が持ち上げ装置を使用してコンパクトな構造体に設置されており、この持ち上げ装置によってコンパクトな構造体に対してそれを垂直に移動させ、異なるタイプおよび/またはサイズの車両にも高さを合わせることが可能になる。
【0028】
本発明によると、折りたたみ式傾斜路は、トロリーが通過することができる範囲を構成する表面部分の両側に側部止め具を備えており、この止め具が長手方向にこの範囲を画定し、この範囲から倉庫の外側のレベルに落下する可能性が回避される。
【0029】
第1の用途ではこの側部止め具は固定され永続的な作動位置を維持するが、第2の用途では側部止め具は折りたたみ式傾斜路の上に設置され、折りたたみ式傾斜路の面に対していくぶん垂直な作動位置と、折りたたみ式傾斜路の面に対していくぶん平行な非作動位置との間で向きを変えることができる。この第2の用途では上記の側部止め具は作動手段に関連しており、この作動手段は、傾斜路がコンパクトなフレームの内側に向かって折り畳まれたとき自動的に止め具を非作動位置に倒し、傾斜路がローディングベイの外側に向けて広げられたときこれを作動位置へと倒す。
【0030】
本発明の記載を完璧にし、かつ様々な特徴を容易に理解する目的で、この記述的な報告書は例示であって制限するものではない1セットの図面を含んでおり、この図面では以下のことを見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】センサのバーが、構造体、折りたたみ式傾斜路およびシェルタによって形成された可動式の組立体に結合された、倉庫に対する開口の1つに対向するローディングベイの利用の一例を上から見た概略図である。
【図2】先の図面のローディングベイの側面図である。
【図3】センサのバーが独立して移動するために特定のガイド手段上に設置された、倉庫に対する開口の1つに対向するローディングベイの利用の一例を上から見た概略図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】折りたたみ式傾斜路が垂直方向に移動することができるようにコンパクトな構造体上に設置された、ローディングベイの利用の一例をの部分断面図である。
【図6】トロリーが通過することができる区域を画定するために側部停め具を備えた折りたたみ式傾斜路を利用する一例の前方図である。側部止め具は利用位置では実線で、下ろされた位置、すなわち非作動位置では破線で表されている。
【発明を実施するための形態】
【0032】
添付の図面に見ることができるように、ローディングベイはこの利用の例では、荷上げおよび荷下ろしするために倉庫とトラックの箱状の本体をつなぐように設計された折りたたみ式傾斜路(2)と、荷上げまたは荷下ろし作業中に側部および頂部において倉庫とトラックの箱状の本体との間にある空間を封鎖するためのシェルタ(3)とを担持するコンパクトな構造体(1)を備える。
【0033】
コンパクトな構造体(1)は、上記に述べた要素と、任意選択で添付の図面には示されない内部の密閉ドアとを担持しており、外側が倉庫の壁(P)に隣接し、ガイド手段(4)上を長手方向に移動して可動式の組立体を倉庫の開口(H)の任意の1つに対向する位置に配置することができるように設置されている。
【0034】
ガイド(4)によるコンパクトな構造体(1)の移動は電動式の作動手段(5)によって決められるが、これは示される例では構造体(1)に設置された電動式のスプロケットで表されており、このスプロケットは、上部ガイド(4)の支持体に固定されたラック(51)上で作動する。
【0035】
電動式の手段(5)は、好ましくは構造体の下部領域に配置されるコントロールパネルによって制御されるが、これは添付の図面には表されていない。
【0036】
ローディングベイは付加的に、トラックが任意の開口(H)に近づくときにその位置を検出する少なくとも1つのセンサのバー(6)と、トラックを対応する開口(H)に対向する正確な位置に誘導するのに必要な情報を運転手に与える光信号装置(7)のための制御装置とを備える。
【0037】
図1および図2に示される用途では、センサのバー(6)はシェルタ(3)の折りたたみ式屋根の自由な側に設置されており、コンパクトな構造体(1)と共にガイド(4)に沿って移動する。
【0038】
この用途では、センサのバーは、コンパクトな構造体(1)自体に隣接する光信号装置(7)を作動させる。
【0039】
図3および図4に示される用途の変形では、センサのバー(6)は特定の長手方向のガイド手段(8)上に設置されており、これはコンパクトな構造体(1)を移動させることを目的としたガイド(4)とは異なるものである。
【0040】
これによりセンサのバー(6)が、コンパクトな構造体(1)が配置されるものとは異なる開口(H)を有することが可能になる。この場合センサのバー(6)に結合された光信号装置(7)によって、ローディングベイが、別のトラックに荷上げするまたはそこから荷下ろしするために異なる開口で使用されているとき、トラックが開口に正確に近づくのを助けるのに必要な情報が提供される。
【0041】
添付の図面に示される利用の例では、ローディングベイは光および/または音響信号(9)を有しており、センサのバー(6)が配置されている開口に近づけるようにトラックを操縦する必要がある区域にいる可能性のあるどの人にもトラックの接近を警告し、信号(9)はまた人々の安全のためにその存在を検出することもできる。
【0042】
ローディングベイが可動式の性質であることから、それが任意の開口(H)内にあるときはローディングベイはその外周部をトラックとシェルタ(3)と対応する開口とによって密閉し、これはこの趣旨においてその外周部に可撓性の接合部を含む場合がある。
【0043】
図5に示される利用の例では、折りたたみ式傾斜路は持ち上げ装置(11)を使用してコンパクトな構造体(1)に設置されており、これはシリンダによって概略的に表されており、このシリンダによって、折りたたみ式傾斜路がコンパクトな構造体(1)の上を垂直に移動しかつ異なるタイプおよび/またはサイズの車両にも高さを合わせることが可能になる。
【0044】
図5に示されるように、 折りたたみ式傾斜路(2)は側部の表面部分に側部止め具(10)を備えており、この止め具によってトロリーが通過することができる範囲が定まり倉庫の外部に落下する可能性が回避される。
【0045】
側部止め具(9)は、上記に記載した図5に示されるように固定される、または図6に示されるように折りたたむことができ、それらは作動位置では実線で表され、傾斜路に接触する下ろされた位置では破線で表されている。
【0046】
本発明の性質を十分詳細に記載しかつ好ましい用途の一例を提供してきたが、関連する目的のために、記載される要素の材料、形状、サイズおよび配置を、それらが以下に概説される本発明の基本的な特徴の改変を提案しない限り変更することができることが明言される。
【符号の説明】
【0047】
1 コンパクトな構造体
2 折りたたみ式傾斜路
3 シェルタ
4 ガイド手段
5 作動手段
6 センサのバー
7 光信号装置
8 ガイド手段
9 光/音響装置
10 側部止め具
11 持ち上げ手段
51 ラック
P 倉庫の壁
H 開口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
倉庫とトラックの箱状の本体をつなぐように設計された少なくとも1つの折りたたみ式傾斜路(2)と、荷上げまたは荷下ろし作業中に側部および頂部において前記倉庫と前記トラックの箱状の本体との間にある空間を封鎖するシェルタ(3)とを担持するコンパクトな構造体(1)を備えるタイプのローディングベイであって、前記傾斜路(2)と前記シェルタ(3)を担持するコンパクトな構造体(1)は外側が倉庫の壁に隣接しており、ガイド手段(4)上を長手方向に移動して可動式の組立体を前記倉庫の開口(H)の任意の1つに対向する位置に配置することができるように設置されることを特徴とするローディングベイ。
【請求項2】
ガイド手段(4)上での前記コンパクトな構造体(1)の移動を制御し、かつ前記倉庫の前記開口(H)の任意の1つに対向してそれを配置するための電動式の作動手段(5)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のローディングベイ。
【請求項3】
この設備全体の前記電動式作動手段(5)が可動式組立体の中に配置されることを特徴とする、請求項2に記載のローディングベイ。
【請求項4】
トラックが前記倉庫の前記開口(H)内の所定の位置に近づいたとき前記トラックの位置を検出する少なくとも1つのセンサのバー(6)と、前記トラックが特定の開口(H)内の所定の位置に近づいたとき操縦中に前記トラックの位置に関する情報を運転手に与える少なくとも1つの光信号装置(7)を備えた制御装置とを備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のローディングベイ。
【請求項5】
光および/または音響信号(9)を備え、危険区域にいるどの人にも荷上げ/荷下ろし区域にトラックが接近していることを警告し、かつそのためにその存在を検出するのに使用することができることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のローディングベイ。
【請求項6】
前記センサのバー(6)が前記シェルタ(3)の折りたたみ式屋根の自由な側に設置され、前記光信号装置(7)が前記コンパクトな構造体(1)自体に隣接するため、前記センサのバー(6)および前記光信号装置(7)が前記コンパクトな構造体(1)と共に前記ガイド手段(4)に沿って移動することを特徴とする、請求項4に記載のローディングベイ。
【請求項7】
前記センサのバー(6)および前記光信号装置(7)が、長手方向ガイド手段(8)の上を長手方向に移動して前記倉庫のいずれか1つの異なる開口(H)に対向して配置することができるように設置されることを特徴とする、請求項4に記載のローディングベイ。
【請求項8】
前記センサのバー(6)が適切な光によって照明され、その結果夜間および悪天候条件においても見ることができることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のローディングベイ。
【請求項9】
前記可動式組立体が使用中、その外周部をトラックと対応する開口(H)によって密閉することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のローディングベイ。
【請求項10】
前記折りたたみ式傾斜路(2)が持ち上げ手段(11)によって前記コンパクトな構造体(1)に設置されており、この持ち上げ手段(11)によってコンパクトな構造体(1)に対してそれを垂直に移動させ、かつ異なるタイプおよび/またはサイズの車両にも高さを合わせることができることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のローディングベイ。
【請求項11】
前記折りたたみ式傾斜路(2)が、これを介してトロリーが通過することができる表面部分の側部に側部止め具(10)を備え、この止め具が長手方向にその範囲を画定し、この範囲から前記倉庫の外側に落下する可能性が回避されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載のローディングベイ。
【請求項12】
前記側部止め具(10)が、前記折りたたみ式傾斜路(2)の上に設置され、前記折りたたみ式傾斜路(2)の面に対していくぶん垂直な作動位置と、前記折りたたみ式傾斜路(2)の面に対していくぶん平行な非作動位置との間で向きを変えることができることを特徴とする、請求項11に記載のローディングベイ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2012−517394(P2012−517394A)
【公表日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−549612(P2011−549612)
【出願日】平成21年4月1日(2009.4.1)
【国際出願番号】PCT/ES2009/000176
【国際公開番号】WO2010/112619
【国際公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【出願人】(511119949)アミセッル, エス.エル. (3)
【Fターム(参考)】