説明

ローラー保管具

【課題】塗装用ローラーを箱状の物に1本ずつ立て、ローラーの出し入れを簡単にし、刷毛容器の中にローラー保管具を吊るすか固定する事で持ち運びも容易にしたローラー保管具を提供する。
【解決手段】ローラー保管具本体1にローラー8をローラー立て部分5に1本ずつ立て、刷毛保管箱9の中に吊り下げるか固定する事で使用出来る。塗装用ローラー8を刷毛保管箱9にローラー8を1本ずつ立てて入れる事で使用したいローラー8をすぐに取り出す事ができ、底に溜まった塗料が底の穴から落ちる事でローラー8に付着することなく使用する事が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【0001】
本発明は、塗装用ローラーを箱状にした容器に入れ、その容器をシンナー又は水が入った刷毛保管容器の中に吊り下げるか固定する事でローラーの乾燥を防ぐと共に出し入れも簡単にし、持ち運びも容易にした。
【背景技術】
【0002】
従来、塗装用ローラーと刷毛を同じ容器に入れ、保管し持ち運ぶ物はなかった。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来は、塗装用ローラーを保管する際には、缶などにシンナーを入れその中にローラーを入れて保管をしていた為、ローラーを数本入れる事でシンナーが汚れ、どこに使用したいローラーがあるのかわからず、棒などで缶の中のローラーを探し出していた。また、ローラーが缶の下に沈む事で、ローラーから溶け出した塗料が再びローラーに付着し硬化するので使用出来なくなる事もあった。
【0004】
塗装用ローラーを持ち運ぶ際、シンナーが入った缶を持ち運ぶのは大変な事であった。
【課題で解決するための手段】
【0005】
塗装用ローラーを箱状にした物にローラーを1本ずつ立てて入れる事で使用したいローラーをすぐに取り出す事ができ、底に溜まった塗料が底の穴から落ちる事でローラーに付着することなく使用する事が出来る。
【0006】
塗装用ローラーを持ち運ぶ際は、刷毛を保管する保管容器に刷毛と同様に吊り下げるか固定し保管する事で持ち運びを容易にした。
【発明が実施するための最良の形態】
【0007】
図6は、ローラー保管具使用状況の断面図であり、9の中に1を吊り下げるか固定する事でローラーの乾燥を防ぎ、持ち運びを容易にした。
【0008】
また、図5の6がある事でローラーどうしを密着させず、ローラーの出し入れも容易にした。
【0009】
図3の4は、ローラーから溶け出した塗料が保管具に溜まらない様にする目的と、保管具を取り出す際に余分なシンナーを抜く為である。
【0010】
図2の3は、図6の7に吊るす為に設けたフック部である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】ローラー保管具の正面図
【図2】ローラー保管具の側面図
【図3】ローラー保管具の平面図
【図4】ローラー保管具の底面図
【図5】ローラー保管具の断面図
【図6】ローラー保管具の使用状況を示す断面図
【符号の説明】
【0012】
1 保管具本体
2 本体吊り下げ部分
3 本体吊り下げフック部分
4 シンナー、塗料を抜く穴
5 ローラー立て部分
6 ローラー仕切り部分
7 本体を吊り下げる横棒
8 ローラー
9 刷毛保管箱
10 シンナー、水
11 刷毛

【特許請求の範囲】
【請求項1】
塗装用ローラーを箱状の物にローラーを1本ずつ入れ、その箱状にした物をシンナーが入った容器に吊り下げるか固定する事でローラーの乾燥をなくし、また、ローラーの出し入れと持ち運びを容易にした、ローラー保管具である。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−224393(P2012−224393A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−107656(P2011−107656)
【出願日】平成23年4月19日(2011.4.19)
【出願人】(509041544)
【Fターム(参考)】