説明

ワイシャツしわとれーる

【課題】現在のワイシャツの主流は低価格の形状記憶(ノンアイロン)ワイシャツである。
しかしながら、形状記憶(ノンアイロン)とは名ばかりで実際は家庭の主婦はアイロンかけを行っている。また、この不景気の時代において、家庭のクリーニング代の出費を少しでも抑えられればと考えた。
【解決手段】ワイシャツの裾の部分と同一形状(大きさ)のクリップで裾を挟みぶらさげることにより、クリップの重みでワイシャツのしわがとれる。また、センター部分を重くすることにより、ワイシャツのボタン部分のしわがより伸びる、さらに空洞にワイシャツの裾をいれて調整することにより、ワイシャツのしわがきれいに伸びる

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイシャツのしわとりのハンガーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在のワイシャツの主流は低価格の形状記憶(ノンアイロン)ワイシャツである。
しかしながら、形状記憶(ノンアイロン)とは名ばかりで実際は家庭の主婦はアイロンかけを行っている。そのような煩わしさを解消できないものかと今回考案に至った。
【0003】
従来のアイロンかけ不要ハンガーはワイシャツのセットにいくつものステップが加わり非常に手間がかかり、実用的ではなかった。(例えば、特許文献1、参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−87787
【特許文献2】特開2009−261862
【特許文献3】実開平4−275
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上に述べた従来のアイロンがけ不要ハンガーでは、いくつものステップが加わり、実際には使われにくいものであった。また、そのハンガーを使用しないときの収納場所も必要となっていた。
【0006】
本発明はこのような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、いかに少ない作業ステップでワイシャツのしわを取るか、そして汎用性を持たせるかを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そして本発明は、上記目標を達成するため1ステップでのワイシャツのしわ伸ばしを可能にし、更に、汎用性をもたせハンガー型にすることにより、通常のハンガーとしても使用可能にしたことにより、使用しないときの置き場所に困らなくした。
さらに間を空洞にすることにより、ワイシャツの裾をバランスよく引っ張り目視できる。
【0008】
また、センター部分を重くすることにより、もっともしわの気になるセンターのボタン部分がきれいに伸びる
【発明の効果】
【0009】
上述したように、1ステップで、ワイシャツのしわを伸ばすとともに、スラックス掛けの空洞スペースを使用し、その間からワイシャツの裾を引っ張ることにより、バランスよくしわ伸ばしが可能である。
【0010】
また、通常のハンガーとしても使用でき、さらにハンガーの挟む部分の先に突起をつけて、ツボ押しとしても使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態を示す外観図
【図2】本商品の外観図
【図3】本商品の断面図
【図4】本商品の使用例
【図5】本商品の使用例
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図1〜6に基づいて説明する。
【0013】
図1においては、ワイシャツの裾を挟みその重みでしわがとれる。また、ハンガーの空洞の部分からワイシャツの裾を引っ張りバランスを取ることできれいに伸びる。
【0014】
図2においては、本商品の特徴を記載
両端の先は丸みを帯びさせ、ツボ押しにも使用でき、挟む面積を大きくして直線型&丸みのある裾のどちらにも対応、空洞を作ることにより、ハンガー時はスラックス掛けとして、しわとり時は前述のバランス取り空洞として使用を可能にした。
また、センター部分を重くして、ワイシャツのセンター部分をきれいに伸ばせる。
【0015】
図3においては、ハンガーの断面図を2枚のハンガーが挟むようなイメージ。
【0016】
図4においては、裏技として逆さ干しでの提案。ワイシャツの重みで袖もよりきれいに伸びる。
【0017】
図5においては通常のハンガーとしても使用可能なので、既存の商品と違い、使用しないときが無いので、片づけがいらない。
【符号の説明】
【0018】
1.ツボ押し
2.空洞(スラックス掛け)
3.バネ
4.クリップ
5.洗濯竿挿入穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本商品は重さを利用したしわ伸ばし商品で、空洞にワイシャツの裾を通すことにより均等にワイシャツを引っ張ることができ、更に形をハンガー型にしフックをつけることにより、通常のハンガーとして使用でき、空洞はスラックスをかけることも可能で、中心部を重くすることにより、ワイシャツのセンターのボタン部分のしわも伸びやすく、両端に突起を付けたことによりツボ押し器としての使用も可能なしわとりハンガーである。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−200614(P2011−200614A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−90850(P2010−90850)
【出願日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【出願人】(509221445)株式会社TBJ (1)
【Fターム(参考)】