ワイシャツ等の衣服
【課題】本発明は形状は従来と同様のデザインで、通気性に優れ、内部は見えないワイシャツ等の衣服を得るにある。
【解決手段】前身頃、後身頃、前立て、肩ヨーク、袖、カフス、衿等を有する作業着やワイシャツ等の衣服において、衣服本体と、この衣服本体の前記後身頃と肩ヨークの縫合部位で、外部から見えないように該後身頃と肩ヨーク間に設けられた通気部材とでワイシャツ等の衣服を構成している。
【解決手段】前身頃、後身頃、前立て、肩ヨーク、袖、カフス、衿等を有する作業着やワイシャツ等の衣服において、衣服本体と、この衣服本体の前記後身頃と肩ヨークの縫合部位で、外部から見えないように該後身頃と肩ヨーク間に設けられた通気部材とでワイシャツ等の衣服を構成している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は作業着やワイシャツ等の衣服に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の作業着やワイシャツ等は、衣服として用いられており、布地を、前身頃、後身頃、ヨーク、袖、衿といったパーツの布を縫製して作られている。
従来の作業着やワイシャツ等の衣服は、暑い時期にシャツを着用すると発汗し、衣服内部が蒸れ不快感が生じるとともに、発刊し、蒸れた状態で冷房装置が備えられた部屋や喫茶店等に入ると、急激に体温が低下し、体に多大な負担を掛けるという欠点があった。
【特許文献1】実開昭51−126709
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、形状は従来と同様のデザインで、通気性に優れ、内部は見えないワイシャツ等の衣服を提供することを目的としている。
【0004】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は前身頃、後身頃、前立て、肩ヨーク、袖、カフス、衿等を有する作業着やワイシャツ等の衣服において、衣服本体と、この衣服本体の前記後身頃と肩ヨークの縫合部位で、外部から見えないように該後身頃と肩ヨーク間に設けられた通気部材とでワイシャツ等の衣服を構成している。
【発明の効果】
【0006】
以下の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0007】
(1)前身頃、後身頃、前立て、肩ヨーク、袖、カフス、衿等を有する作業着やワイシャツ等の衣服において、衣服本体と、この衣服本体の前記後身頃と肩ヨークの縫合部位で、外部から見えないように該後身頃と肩ヨーク間に設けられた通気部材とで構成されているので、デザインを損なうことなく通気部材を設けることができる。
したがって、従来と同様の形状で清涼感の向上を図ることができる。また、利用価値の高い状態で使用することができる。
【0008】
(2)前記(1)によって、通気部材が設けられているので、衣服内部が蒸れるのを効率よく防止することができる。
【0009】
(3)前記(1)によって、構造が簡単なので、安価に製造できため、コスト低減を図ることができる。
【0010】
(4)前記(1)によって、熱気や蒸れを効率よく外部へ放出することができるので、特に夏場の室内での電力使用を節約し、効率よくエネルギー削減を図ることができる
【0011】
(5)請求項2、3、4も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0013】
図1ないし図4に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明の作業着、半袖ワイシャツ、長袖ワイシャツ、カッターシャツ、スポーツウエア、カジュアルパンツ、スポーツウエアパンツ等の衣服で、本実施の形態では長袖ワイシャツ1である。この衣服としてのワイシャツ1は、布地を、前身頃2、後身頃3、前立て4、肩ヨーク5、袖6、カフス7、衿8等の部材に裁断して、それぞれのパーツを縫製して作られおり、従来と同様の形状である。
なお、前記ワイシャツ1の構成している布地の形状は立体裁断により決められた形状であるが、通常の裁断による形状でもよい。
また、プリーツ等は図示しないが、デザインされていてもよい。
【0014】
前記衣服としてのワイシャツ1は、前身頃2、後身頃3、前立て4、肩ヨーク5、袖6、カフス7、衿8等を有する作業着やワイシャツ等の衣服1において、衣服本体9と、この衣服本体9の前記後身頃3と肩ヨーク5の縫合部位で、外部から見えないように該後身頃3と肩ヨーク5の間に設けられた、内側部位がメッシュ材で形成された通気することができる開口部10と、この開口部10の少なくとも1箇所、本実施の形態では一箇所を前記後身頃3に縫合で留める留め部11とを備えるフラップ形状の通気部材12とで構成されている。
【0015】
上記のような衣服としてのワイシャツ1は、図4に示すように、使用者が特に夏場に着用した場合には、体内から放出される熱を、通気部材12の開口部10より効率よく外部へ逃がすことガができるとともに、外気を衣服本体内に通気させることができるので、発汗しても空気の対流により汗でベトついた肌を乾燥させ、布地に密着させることなく清涼感を保つことができる。
【0016】
なお、本実施の形態では、衣服としてのワイシャツ1について説明したが、本発明においては、これに限らず、半袖ワイシャツ、カッターシャツ、スポーツウエア等に用いてもよく、また、図示しないが、カジュアルパンツ、スポーツウエアパンツ等の衣服においても、足部の片側あるいは両側部の縫い部に、外部から見えないように上記構造の通気部材を設けても、熱気や蒸れを衣服内にとどめることなく、効率よく外部に放出することができる。
さらに、半袖ワイシャツ、長袖ワイシャツカッターシャツ、スポーツウエア等の衣服1のポケット内側の前身頃部位、あるいは、衿の内側部位で、外部から見えない部位にメッシュ材等の通気部材を設けても、熱気や蒸れを衣服内にとどめることなく、効率よく外部に放出することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
【0017】
次に、図5ないし図12に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0018】
図5ないし図7に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、前記衣服本体9の前記後身頃3と肩ヨーク5の縫合部位で、外部から見えないように該後身頃3と肩ヨーク5の間に設けられた第1の通気部材13と、前記衣服本体9の前記袖6の内側の縫合部位で、外部から見えないように設けられた、内側部位がメッシュ材で形成された通気することができる開口部14と、この開口部14の少なくとも1箇所、本実施の形態では一箇所を前記袖に縫合で留める留め部15とを備えるフラップ形状の第2の通気部材16とを備える通気部材12Aを用いた点で、このようなワイシャツ等の衣服1Aを構成しても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、前記第2の通気部材16もフラップ形状に形成されているため、外部からは衣服本体内が見えずに通気性を高めることができる。
【0019】
図8に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、通気することができる複数個の開口部10、本実施の形態では3つの開口部10、10、10と、この開口部10、10、10の少なくとも1箇所、本実施の形態では2箇所を前記後身頃に縫合で留める留め部11、11とを備える通気部材12Bを用いた点で、このようなワイシャツ等の衣服1Bを構成しても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
図9に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、樹脂製のスナップを用いた留め部11Aを使用した点で、このような通気部材12Cを用いたワイシャツ等の衣服1Cを構成しても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、布地の色と同色のスナップを用いることにより、目立たず容易に開口部の調節をすることができる。一方、布地と異なる色のスナップを使用しても、デザインとして付加価値を付すことができる。
なお、本実施の形態では、着脱可能なスナップを用いたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、図示はしないが、着脱可能なテープや、着脱可能な固着具を用いてもよい。
【0021】
図10に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、前記衣服本体9の前記後身頃3の上部に連続的に設けられ、前記肩ヨーク5と同様のサイズで、該肩ヨーク5が覆うように取り付けられたメッシュ材の開口部10Aを用いた点で、このような通気部材12Dを用いたワイシャツ等の衣服1Dを構成しても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0022】
図11および図12に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、開口部10を用いない通気部材12Eを用いた点で、このようなワイシャツ等の衣服1Eを構成しても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】
なお、前記本発明の異なる実施の形態では主に第1の実施の形態を基にして説明したが、本発明はこれに限らず、各実施の形態に使用された構成を組み合わせて使用しても同様な作用効果が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明はワイシャツ等の衣服を使用、製造する産業等で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の形態の正面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の形態の背面図。
【図3】図1の3-3線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明を実施するための最良の第1の形態の通気状態の説明図。
【図5】本発明を実施するための第2の形態の正面図。
【図6】本発明を実施するための第2の形態の背面図。
【図7】図5の7-7線に沿う拡大断面図。
【図8】本発明を実施するための第3の形態の背面図。
【図9】本発明を実施するための第4の形態の背面図。
【図10】本発明を実施するための第5の形態の背面図。
【図11】本発明を実施するための第6の形態の正面図。
【図12】図11の12-12線に沿う拡大端面図。
【符号の説明】
【0026】
1、1A〜1E:ワイシャツ等の衣服、 2:前身頃、
3:後身頃、 4:前立て、
5:肩ヨーク、 6:袖、
7:カフス、 8:衿、
9:衣服本体、 10、10A:開口部、
11、11A:留め部、 12、12A〜12E:通気部材、
13:第1の通気部材、 14:開口部、
15:第2の通気部材。
【技術分野】
【0001】
本発明は作業着やワイシャツ等の衣服に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の作業着やワイシャツ等は、衣服として用いられており、布地を、前身頃、後身頃、ヨーク、袖、衿といったパーツの布を縫製して作られている。
従来の作業着やワイシャツ等の衣服は、暑い時期にシャツを着用すると発汗し、衣服内部が蒸れ不快感が生じるとともに、発刊し、蒸れた状態で冷房装置が備えられた部屋や喫茶店等に入ると、急激に体温が低下し、体に多大な負担を掛けるという欠点があった。
【特許文献1】実開昭51−126709
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、形状は従来と同様のデザインで、通気性に優れ、内部は見えないワイシャツ等の衣服を提供することを目的としている。
【0004】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は前身頃、後身頃、前立て、肩ヨーク、袖、カフス、衿等を有する作業着やワイシャツ等の衣服において、衣服本体と、この衣服本体の前記後身頃と肩ヨークの縫合部位で、外部から見えないように該後身頃と肩ヨーク間に設けられた通気部材とでワイシャツ等の衣服を構成している。
【発明の効果】
【0006】
以下の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0007】
(1)前身頃、後身頃、前立て、肩ヨーク、袖、カフス、衿等を有する作業着やワイシャツ等の衣服において、衣服本体と、この衣服本体の前記後身頃と肩ヨークの縫合部位で、外部から見えないように該後身頃と肩ヨーク間に設けられた通気部材とで構成されているので、デザインを損なうことなく通気部材を設けることができる。
したがって、従来と同様の形状で清涼感の向上を図ることができる。また、利用価値の高い状態で使用することができる。
【0008】
(2)前記(1)によって、通気部材が設けられているので、衣服内部が蒸れるのを効率よく防止することができる。
【0009】
(3)前記(1)によって、構造が簡単なので、安価に製造できため、コスト低減を図ることができる。
【0010】
(4)前記(1)によって、熱気や蒸れを効率よく外部へ放出することができるので、特に夏場の室内での電力使用を節約し、効率よくエネルギー削減を図ることができる
【0011】
(5)請求項2、3、4も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0013】
図1ないし図4に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明の作業着、半袖ワイシャツ、長袖ワイシャツ、カッターシャツ、スポーツウエア、カジュアルパンツ、スポーツウエアパンツ等の衣服で、本実施の形態では長袖ワイシャツ1である。この衣服としてのワイシャツ1は、布地を、前身頃2、後身頃3、前立て4、肩ヨーク5、袖6、カフス7、衿8等の部材に裁断して、それぞれのパーツを縫製して作られおり、従来と同様の形状である。
なお、前記ワイシャツ1の構成している布地の形状は立体裁断により決められた形状であるが、通常の裁断による形状でもよい。
また、プリーツ等は図示しないが、デザインされていてもよい。
【0014】
前記衣服としてのワイシャツ1は、前身頃2、後身頃3、前立て4、肩ヨーク5、袖6、カフス7、衿8等を有する作業着やワイシャツ等の衣服1において、衣服本体9と、この衣服本体9の前記後身頃3と肩ヨーク5の縫合部位で、外部から見えないように該後身頃3と肩ヨーク5の間に設けられた、内側部位がメッシュ材で形成された通気することができる開口部10と、この開口部10の少なくとも1箇所、本実施の形態では一箇所を前記後身頃3に縫合で留める留め部11とを備えるフラップ形状の通気部材12とで構成されている。
【0015】
上記のような衣服としてのワイシャツ1は、図4に示すように、使用者が特に夏場に着用した場合には、体内から放出される熱を、通気部材12の開口部10より効率よく外部へ逃がすことガができるとともに、外気を衣服本体内に通気させることができるので、発汗しても空気の対流により汗でベトついた肌を乾燥させ、布地に密着させることなく清涼感を保つことができる。
【0016】
なお、本実施の形態では、衣服としてのワイシャツ1について説明したが、本発明においては、これに限らず、半袖ワイシャツ、カッターシャツ、スポーツウエア等に用いてもよく、また、図示しないが、カジュアルパンツ、スポーツウエアパンツ等の衣服においても、足部の片側あるいは両側部の縫い部に、外部から見えないように上記構造の通気部材を設けても、熱気や蒸れを衣服内にとどめることなく、効率よく外部に放出することができる。
さらに、半袖ワイシャツ、長袖ワイシャツカッターシャツ、スポーツウエア等の衣服1のポケット内側の前身頃部位、あるいは、衿の内側部位で、外部から見えない部位にメッシュ材等の通気部材を設けても、熱気や蒸れを衣服内にとどめることなく、効率よく外部に放出することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
【0017】
次に、図5ないし図12に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0018】
図5ないし図7に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、前記衣服本体9の前記後身頃3と肩ヨーク5の縫合部位で、外部から見えないように該後身頃3と肩ヨーク5の間に設けられた第1の通気部材13と、前記衣服本体9の前記袖6の内側の縫合部位で、外部から見えないように設けられた、内側部位がメッシュ材で形成された通気することができる開口部14と、この開口部14の少なくとも1箇所、本実施の形態では一箇所を前記袖に縫合で留める留め部15とを備えるフラップ形状の第2の通気部材16とを備える通気部材12Aを用いた点で、このようなワイシャツ等の衣服1Aを構成しても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、前記第2の通気部材16もフラップ形状に形成されているため、外部からは衣服本体内が見えずに通気性を高めることができる。
【0019】
図8に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、通気することができる複数個の開口部10、本実施の形態では3つの開口部10、10、10と、この開口部10、10、10の少なくとも1箇所、本実施の形態では2箇所を前記後身頃に縫合で留める留め部11、11とを備える通気部材12Bを用いた点で、このようなワイシャツ等の衣服1Bを構成しても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
図9に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、樹脂製のスナップを用いた留め部11Aを使用した点で、このような通気部材12Cを用いたワイシャツ等の衣服1Cを構成しても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、布地の色と同色のスナップを用いることにより、目立たず容易に開口部の調節をすることができる。一方、布地と異なる色のスナップを使用しても、デザインとして付加価値を付すことができる。
なお、本実施の形態では、着脱可能なスナップを用いたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、図示はしないが、着脱可能なテープや、着脱可能な固着具を用いてもよい。
【0021】
図10に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、前記衣服本体9の前記後身頃3の上部に連続的に設けられ、前記肩ヨーク5と同様のサイズで、該肩ヨーク5が覆うように取り付けられたメッシュ材の開口部10Aを用いた点で、このような通気部材12Dを用いたワイシャツ等の衣服1Dを構成しても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0022】
図11および図12に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、開口部10を用いない通気部材12Eを用いた点で、このようなワイシャツ等の衣服1Eを構成しても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】
なお、前記本発明の異なる実施の形態では主に第1の実施の形態を基にして説明したが、本発明はこれに限らず、各実施の形態に使用された構成を組み合わせて使用しても同様な作用効果が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明はワイシャツ等の衣服を使用、製造する産業等で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の形態の正面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の形態の背面図。
【図3】図1の3-3線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明を実施するための最良の第1の形態の通気状態の説明図。
【図5】本発明を実施するための第2の形態の正面図。
【図6】本発明を実施するための第2の形態の背面図。
【図7】図5の7-7線に沿う拡大断面図。
【図8】本発明を実施するための第3の形態の背面図。
【図9】本発明を実施するための第4の形態の背面図。
【図10】本発明を実施するための第5の形態の背面図。
【図11】本発明を実施するための第6の形態の正面図。
【図12】図11の12-12線に沿う拡大端面図。
【符号の説明】
【0026】
1、1A〜1E:ワイシャツ等の衣服、 2:前身頃、
3:後身頃、 4:前立て、
5:肩ヨーク、 6:袖、
7:カフス、 8:衿、
9:衣服本体、 10、10A:開口部、
11、11A:留め部、 12、12A〜12E:通気部材、
13:第1の通気部材、 14:開口部、
15:第2の通気部材。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前身頃、後身頃、前立て、肩ヨーク、袖、カフス、衿等を有する作業着やワイシャツ等の衣服において、衣服本体と、この衣服本体の前記後身頃と肩ヨークの縫合部位で、外部から見えないように該後身頃と肩ヨーク間に設けられた通気部材を備えることを特徴とするワイシャツ等の衣服。
【請求項2】
前記通気部材は、通気することができる少なくとも1つの開口部と、この開口部の少なくとも1箇所を前記後身頃に留める留め部とからなることを特徴とする請求項1に記載のワイシャツ等の衣服。
【請求項3】
前記通気部材は複数個設けられていることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載のワイシャツ等の衣服。
【請求項4】
前記通気部材は、前記後身頃と肩ヨークの縫合部位に外部から見えないように設けられた第1の通気部材と、前記袖の内側の縫合部位に外部から見えないように設けられた第2の通気部材とからなることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載のワイシャツ等の衣服。
【請求項1】
前身頃、後身頃、前立て、肩ヨーク、袖、カフス、衿等を有する作業着やワイシャツ等の衣服において、衣服本体と、この衣服本体の前記後身頃と肩ヨークの縫合部位で、外部から見えないように該後身頃と肩ヨーク間に設けられた通気部材を備えることを特徴とするワイシャツ等の衣服。
【請求項2】
前記通気部材は、通気することができる少なくとも1つの開口部と、この開口部の少なくとも1箇所を前記後身頃に留める留め部とからなることを特徴とする請求項1に記載のワイシャツ等の衣服。
【請求項3】
前記通気部材は複数個設けられていることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載のワイシャツ等の衣服。
【請求項4】
前記通気部材は、前記後身頃と肩ヨークの縫合部位に外部から見えないように設けられた第1の通気部材と、前記袖の内側の縫合部位に外部から見えないように設けられた第2の通気部材とからなることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載のワイシャツ等の衣服。
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図3】
【公開番号】特開2007−332492(P2007−332492A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−165684(P2006−165684)
【出願日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【出願人】(506207093)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【出願人】(506207093)
【Fターム(参考)】
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