一致しないユーザ動作を検出し、フィードバックを提供するためのシステムおよび方法
【課題】一致しないユーザ動作を検出し、フィードバックを提供するためのシステムおよび方法の提供。
【解決手段】ユーザは、第1のアセットへのアクセスを制限する第1の動作を行い得る。システムは、第1のアセットと同様の属性を有する第2のアセットに対して行われる第2の動作が、第1のアセットと一致していないかどうかを検出し得る。システムは、不一致に関してユーザに警告し、ユーザは、不一致および/または第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供すること、不一致を無視すること、および/または第2のアセットに対して第1の動作と一致するアクセス制限または他の動作を課すことによって、警告に作用し得る。ユーザはまた、別のデバイス上でアクセスされるウェブサイトを通して、不一致またはアセットに関する詳細なフィードバックを提供し得る。
【解決手段】ユーザは、第1のアセットへのアクセスを制限する第1の動作を行い得る。システムは、第1のアセットと同様の属性を有する第2のアセットに対して行われる第2の動作が、第1のアセットと一致していないかどうかを検出し得る。システムは、不一致に関してユーザに警告し、ユーザは、不一致および/または第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供すること、不一致を無視すること、および/または第2のアセットに対して第1の動作と一致するアクセス制限または他の動作を課すことによって、警告に作用し得る。ユーザはまた、別のデバイス上でアクセスされるウェブサイトを通して、不一致またはアセットに関する詳細なフィードバックを提供し得る。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用するためのシステムおよび方法を対象とし、より具体的には、一致しないユーザ動作を検出し、フィードバックを提供するために双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用することに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のテレビ機器デバイスは、例えば、番組へのアクセスを制限するか、または番組からアクセス制限を除去する、テレビ機器を通して提供される番組に対する動作をユーザが行うことを可能にする。ユーザは、例えば、番組の評定がユーザの許容レベルを越えるため、特定の番組へのアクセスを制限することを所望し得る。「アクセスを制限する」という用語は、「ロックする」という用語と以下で交換可能に使用され得、「アクセス制限を除去する」という用語は、「ロック解除する」という用語と交換可能に使用され得る。
【0003】
ユーザは、特定の番組に対する制限アクセス動作を行うが、同様にユーザの許容レベルを超える場合がある同様の望ましくない特性(例えば、望ましくないコンテンツ)を有する、潜在的にユーザに知られていない他の番組があり得る。ユーザは、特定の番組に対して行われる制限アクセス動作と一致しない、これらの他の番組に対する動作を行い得る。例えば、ユーザは、特定の番組の望ましくない特性を有する番組からアクセス制限を除去する/番組へのアクセスを制限しないことがある。しかしながら、従来のテレビ機器デバイスは、一致しない動作が行われることを決定しない。しかしながら、ユーザは、望ましくない特性を有する場合がある、これらの他の番組の存在について(またはあらゆる一致しない動作について)知らされ、したがって、不適当な、または望ましくないコンテンツにさらされる場合がある。
【0004】
加えて、ユーザは、特定の番組の評定または主題によって不満を抱くか、または気分を害する場合がある。しかしながら、ユーザが、メディアプロバイダまたは番組スポンサに、評定、コンテンツ、または番組の質についての不合意または不承認を表す容易な方法がない。したがって、メディアプロバイダは、無意識のうちに不適切または不快な番組を提供し続け、および/または、スポンサが潜在的に無意識のうちに不適切および/または不快な主題と関連付けられる場合があるため、スポンサの評判が損なわれる場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、一致しないユーザ動作を検出し、フィードバックを提供するための強化システムおよび方法を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の原則によれば、一致しないユーザ動作を検出し、アセットに関するフィードバックを提供するためのシステムおよび方法が提供される。
【0007】
いくつかの実施形態では、ユーザは、第1のアセットに対する第1の動作を行い得る。第1の動作は、アセットの属性(例えば、評定またはタイトル)に課されるロックまたはアクセス制限の形態であり得る。第2の動作は、第1のアセットと同様の属性を有する第2のアセットに対して行われ得る。第2の動作は、第2のアセットへの不動作(例えば、ロックしない、またはアクセス制限を課さない)の形態であり得る。いくつかの実装では、第2の動作は、第2のアセットの属性を変更するか、または番組リストにアセットを追加する、番組ガイドの番組リストに対する更新であり得る。第1および第2のアセットの間で同様である属性は、評定であり得る。いくつかの実施形態では、ユーザは、第1のアセットの属性と同様の属性を有するアセットを検索して、一致しない動作が存在するかどうかを決定するようにシステムに命令し得る。いくつかの実装では、そのような検索は、システムによって自動的に行われ得る。
【0008】
システムは、第1および第2のアセットに対して行われる動作が一致しないことを検出し得る。具体的には、システムは、第1および第2のアセットのアセットデータ構造を分析し、第1の動作(例えば、第1のアセットに課せられるアクセス制限)が第2の動作(例えば、第2のアクセスに課せられるアクセス制限の欠如、またはアクセス制限の除去)と一致しないかどうかを決定し得る。例えば、アセットが属性を共有しているので、ユーザは、ある属性(例えば、評定)のために第1のアセットをロックしたが、同様の属性(例えば、同じ、またはより高い評定)を有する別のアセットをロックできていない場合がある。
【0009】
システムは、不一致についてユーザに警告し得る。例えば、システムは、第1のアセットに対して行われる第1の動作が第2のアセットに対して行われる動作(または不動作)と一致しないことを示すプロンプトを提供し得る。特に、システムは、第1のアセットがロックされ、同様の属性を有する第2のアセットがロックされていないことをユーザに警告し得る。ユーザは、第2のアセットをロックすること、警告を無視すること、または不一致および第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供することを選択し得る。ユーザインターフェースがテキストの効率的な入力を限定する(例えば、セットトップボックスおよびそのリモートコントロール)いくつかの実装では、フィードバックは、種々のラジオボタンまたはチェックボックスを選択することによって提供され得る。
【0010】
いくつかの実施形態では、ユーザは、より多くのフィードバックまたは詳細なフィードバックを提供する選択肢を選択し得る。詳細なフィードバック(例えば、テキスト入力を含むフィードバック)は、ウェブサイトを通して提供され得る。具体的には、第1のユーザデバイスは、ユーザ、およびユーザがフィードバックを提供することを所望するアセットを識別する情報を含む、電子通信(例えば、フィードバック要求)をコンピュータに伝送し得る。コンピュータは、ユーザがメンバーであるウェブサイトのホストであり得る。コンピュータは、例えば、フィードバックキューへの入力としてフィードバック要求を追加することによって、メモリにフィードバック要求を記憶し得る。
【0011】
ユーザは、第2のデバイスを通してコンピュータによってホストされたウェブサイトにログオンし得る。コンピュータは、ユーザと関連するフィードバックキューまたはメモリの中のフィードバック要求入力の存在を検出し得る。コンピュータは、フィードバック要求入力のうちの1つ以上を取り出し、第2のデバイスにフィードバック要求を提供し得る。ユーザは、ウェブサイトを通して、第2のデバイスにおける特定のフィードバック要求入力と関連するアセットに関するフィードバックを提供するように、第2のデバイスにおいて促され得る。ユーザは、ウェブサイト形態で種々のフィードバック選択肢(テキスト入力フィールドを含む)を選択することによって、アセットに関する詳細なフィードバックを提供し得る。フィードバックは、アセットのメディアプロバイダに、および/またはアセットと関連する任意のスポンサまたは広告主に提供され得る。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目A1)
第1のユーザから、第1のメディアアセットへのアクセスを制限する第1の動作を受信することと、
第2のメディアアセットに対して行われる第2の動作を受信することであって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、ことと、
該第1の動作が、該第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出することによって、該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出することと、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告することと
を含む、方法。
(項目A2)
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、検出した不一致を報告することをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A3)
いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、前記第1のユーザに提供することをさらに含む、項目A2に記載の方法。
(項目A4)
前記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目A1に記載の方法。
(項目A5)
前記第2の動作は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、前記第1の動作と第2の動作との間の不一致を検出することは、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、該第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較することを含む、項目A1に記載の方法。
(項目A6)
前記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベースへの前記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目A1に記載の方法。
(項目A7)
前記第1の動作を逆転させるように前記第1のユーザを促すことをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A8)
前記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すように前記第1のユーザを促すことをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A9)
前記不一致の理由に関する情報を供給するようにユーザを促すことをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A10)
前記情報を供給するようにユーザを促すことは、複数のフィードバック選択肢を表示することを含み、前記方法はさらに、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信することを含む、項目A9に記載の方法。
(項目A11)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目A10に記載の方法。
(項目A12)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目A10に記載の方法。
(項目A13)
ユーザから前記不一致の理由に関する情報を受信することと、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、該受信した情報を供給することと
をさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A14)
前記第1のユーザが前記第2のアセットへのアクセスを制限することを可能にすることを含む、項目A1に記載の方法。
(項目A15)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目A1に記載の方法。
(項目A16)
前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目A15に記載の方法。
(項目A17)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目A1に記載の方法。
(項目A18)
前記第2の動作は、不動作である、項目A1に記載の方法。
(項目A19)
前記不動作は、前記第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目A18に記載の方法。
(項目A20)
前記不一致を検出することは、
メモリから前記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出すことと、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する前記第2のアセットを検索することと、
前記第1の動作を、該第2のアセットに関して行われる前記第2の動作と比較することと、
該比較および同様である該1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定することと
を含む、項目A1に記載の方法。
(項目A21)
前記第1の動作を前記第2の動作と比較することは、
前記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定することと、
前記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定することと
を含む、項目A20に記載の方法。
(項目A22)
前記第1のアセットおよび前記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目A21に記載の方法。
(項目A23)
ウェブサイトと関連するコンピュータに、前記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送することをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A24)
前記電子通信は、前記ユーザおよび前記第1のアセットを識別する、項目A23に記載の方法。
(項目A25)
前記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイスから伝送される、項目A23に記載の方法。
(項目A26)
前記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で前記ユーザによって前記ウェブサイトに提供される、項目A23に記載の方法。
(項目A27)
第1のユーザ機器デバイスのユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信する方法であって、
コンピュータにおいて、第1の電子通信を受信することであって、該コンピュータは、ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイスから遠隔にある、ことと、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータを記憶することと、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイスで該ウェブサイトにアクセスしたことを検出することと、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定することと、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイスに提供することと、
該第2のユーザ機器デバイスから該メディアアセットのフィードバックを受信することと
を含む、方法。
(項目A28)
前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示すデータを記憶することは、フィードバックキューに入力を追加することを含み、該入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、項目A27に記載の方法。
(項目A29)
前記ユーザが前記第2のユーザ機器デバイスで前記ウェブサイトにアクセスしたことを検出することは、該第2のユーザ機器デバイスにおいて、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を表示することを含み、前記方法はさらに、
前記ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信することを含む、
項目A27に記載の方法。
(項目A30)
前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定することは、
少なくとも1つの入力が前記フィードバックキューに追加されているかどうかを決定することであって、該少なくとも1つの入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、ことと、
該フィードバックキューから該少なくとも1つの入力を取り出すことと
を含む、項目A27に記載の方法。
(項目A31)
前記第1の電子通信は、前記ユーザの識別子と、前記メディアアセットの識別子とを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A32)
前記メディアアセットの前記識別子は、前記メディアアセットのタイトルを含む、項目A31に記載の方法。
(項目A33)
前記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で前記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目A27に記載の方法。
(項目A34)
前記第2の電子通信は、前記メディアアセットのタイトルと、該メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを前記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A35)
前記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目A27に記載の方法。
(項目A36)
前記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A37)
前記メディアアセットのフィードバックについて前記ユーザを促すことは、該メディアアセットのフィードバックを要求する視聴者に対する警告を表示することを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A38)
前記フィードバックを受信することは、複数のフィードバック選択肢を前記第2のユーザ機器デバイス上で表示することと、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つを選択することとを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A39)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目A38に記載の方法。
(項目A40)
制御回路を備えるシステムであって、
第1のユーザから、第1のメディアアセットへのアクセスを制限する第1の動作を受信することと、
第2のメディアアセットに対して行われる第2の動作を受信することであって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、ことと、
該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出することであって、該第1の動作が該第2の動作のアクセス可能性と一致しないことを検出することを含む、ことと、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告することと
を行うように、構成される、システム。
(項目A41)
前記制御回路は、いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、前記検出した不一致を報告するようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A42)
前記制御回路は、いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、前記第1のユーザに提供するようにさらに構成される、項目A41に記載のシステム。
(項目A43)
前記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目A40に記載のシステム。
(項目A44)
前記第2の動作は、該第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、
前記制御回路はさらに、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、該第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較するように構成される、
項目A40に記載のシステム。
(項目A45)
前記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベースへの前記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目A40に記載のシステム。
(項目A46)
前記制御回路は、前記第1の動作を逆転させるように前記第1のユーザを促すようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A47)
前記制御回路は、前記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すよう前記第1のユーザを促すようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A48)
前記制御回路は、前記不一致の理由に関する情報を供給するようユーザを促すようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A49)
表示デバイスをさらに備え、前記制御回路は、複数のフィードバック選択肢を該表示デバイス上で表示し、前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信するようにさらに構成される、項目A48に記載のシステム。
(項目A50)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目A49に記載のシステム。
(項目A51)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目A49に記載のシステム。
(項目A52)
前記制御回路は、
ユーザから前記不一致の理由に関する情報を受信し、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、該受信した情報を供給するようにさらに構成される、
項目A40に記載のシステム。
(項目A53)
前記制御回路は、前記第1のユーザが、前記第2のアセットへのアクセスを制限することを可能にするように構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A54)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目A40に記載のシステム。
(項目A55)
前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目A54に記載のシステム。
(項目A56)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、該第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目A40に記載のシステム。
(項目A57)
前記第2の動作は、不動作である、項目A40に記載のシステム。
(項目A58)
前記不動作は、前記第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目A57に記載のシステム。
(項目A59)
前記制御回路は、
メモリから前記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出すことと、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する前記第2のアセットを検索することと、
前記第1の動作を、前記第2のアセットに関して行われる前記第2の動作と比較することと、
該比較および同様である該1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定することと
を行うようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A60)
前記制御回路は、
前記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定し、
前記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定するようにさらに構成される、
項目A59に記載のシステム。
(項目A61)
前記第1のアセットおよび前記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目A60に記載のシステム。
(項目A62)
前記制御回路は、ウェブサイトと関連するコンピュータに、前記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送するようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A63)
前記電子通信は、前記ユーザおよび前記第1のアセットを識別する、項目A62に記載のシステム。
(項目A64)
前記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイスから伝送される、項目A62に記載のシステム。
(項目A65)
前記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で前記ユーザによって前記ウェブサイトに提供される、項目A62に記載のシステム。
(項目A66)
第1のユーザ機器デバイスのユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信するためのシステムであって、
ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイスから遠隔にある、コンピュータであって、
第1の電子通信を受信することと、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータをメモリに記憶することと、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイスで該ウェブサイトにアクセスしたことを検出することと、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが該メモリに記憶されているかどうかを決定することと、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す、第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイスに提供することと、
該第2のユーザ機器デバイスから該メディアアセットのフィードバックを受信することと
を行うように構成される、処理回路
を備える、コンピュータ
を備える、システム。
(項目A67)
前記処理回路は、前記メモリの中のフィードバックキューに入力を追加するようにさらに構成され、該入力は、前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示す前記データに対応する情報を含む、項目A66に記載のシステム。
(項目A68)
前記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、制御回路とを備え、該制御回路は、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を該表示デバイス上で表示し、前記ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信するようにさらに構成される、項目A66に記載のシステム。
(項目A69)
前記処理回路は、
少なくとも1つの入力が前記メモリの中のフィードバックキューに追加されているかどうかを決定することであって、該少なくとも1つの入力は、前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示す前記データに対応する情報を含む、ことと、
該フィードバックキューから該少なくとも1つの入力を取り出すことと
を行うようにさらに構成される、項目A66に記載のシステム。
(項目A70)
前記第1の電子通信は、前記ユーザの識別子と、前記メディアアセットの識別子とを含む、項目A66に記載のシステム。
(項目A71)
前記メディアアセットの前記識別子は、前記メディアアセットのタイトルを含む、項目A70に記載のシステム。
(項目A72)
前記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で前記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目A66に記載のシステム。
(項目A73)
前記第2の電子通信は、前記メディアアセットのタイトルと、前記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを前記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目A66に記載のシステム。
(項目A74)
前記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目A66に記載のシステム。
(項目A75)
前記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目A66に記載のシステム。
(項目A76)
前記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、前記メディアアセットのフィードバックを要求する視聴者に対する警告を該表示デバイス上に表示するように構成される制御回路とを備える、項目A66に記載のシステム。
(項目A77)
前記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、複数のフィードバック選択肢を該表示デバイス上で表示し、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信するように構成される制御回路とを備える、項目A66に記載のシステム。
(項目A78)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目A77に記載のシステム。
(項目A79)
第1のユーザから、第1のメディアアセットへのアクセスを制限する第1の動作を受信する手段と、
第2のメディアアセットに対して行われる第2の動作を受信する手段であって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、手段と、
該第1の動作が該第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出することによって、該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出する手段と、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告する手段と
を備える、装置。
(項目A80)
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ手段、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサ手段に、検出した不一致を報告する手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A81)
いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、前記第1のユーザに提供する手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A82)
前記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目A79に記載の装置。
(項目A83)
前記第2の動作は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、
前記第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出する手段は、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較することを含む、
項目A79に記載の装置。
(項目A84)
前記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベース手段への前記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目A79に記載の装置。
(項目A85)
前記第1の動作を逆転させるように前記第1のユーザを促す手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A86)
前記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すように前記第1のユーザを促す手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A87)
前記不一致の理由に関する情報を供給するようにユーザを促す手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A88)
前記情報を供給するようにユーザを促す手段は、複数のフィードバック選択肢を表示する手段を備え、前記装置はさらに、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信する手段を備える、項目A87に記載の装置。
(項目A89)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目A88に記載の装置。
(項目A90)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目A88に記載の装置。
(項目A91)
ユーザから前記不一致の理由に関する情報を受信する手段と、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ手段、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサ手段に、該受信した情報を供給する手段と
をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A92)
前記第1のユーザが前記第2のアセットへのアクセスを制限することを可能にする手段を含む、項目A79に記載の装置。
(項目A93)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目A79に記載の装置。
(項目A94)
前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目A93に記載の装置。
(項目A95)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目A79に記載の装置。
(項目A96)
前記第2の動作は、不動作である、項目A79に記載の装置。
(項目A97)
前記不動作は、前記第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目A96に記載の装置。
(項目A98)
前記不一致を検出する手段は、
メモリ手段から前記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出す手段と、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する前記第2のアセットを検索する手段と、
前記第1の動作を、該第2のアセットに関して行われる前記第2の動作と比較する手段と、
該比較および該同様である1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定する手段と、
を備える、項目A79に記載の装置。
(項目A99)
前記第1の動作を該第2の動作と比較する手段は、
前記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定する手段と、
前記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定する手段と、
を備える、項目A98に記載の装置。
(項目A100)
前記第1のアセットおよび前記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目A98に記載の装置。
(項目A101)
ウェブサイトと関連するコンピュータに、前記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送する手段をさらに含む、項目A79に記載の装置。
(項目A102)
前記電子通信は、前記ユーザおよび前記第1のアセットを識別する、項目A101に記載の装置。
(項目A103)
前記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイス手段から伝送される、項目A102に記載の装置。
(項目A104)
前記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で前記ユーザによって前記ウェブサイトに提供される、項目A102に記載の装置。
(項目A105)
第1のユーザ機器デバイス手段のユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信するための装置であって、
コンピュータ手段において、第1の電子通信を受信する手段であって、該コンピュータ手段は、ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイス手段から遠隔にある、手段と、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータを記憶する手段と、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイス手段で該ウェブサイトにアクセスしたことを検出する手段と、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定する手段と、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す、第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイス手段に提供する手段と、
該第2のユーザ機器デバイス手段から該メディアアセットのフィードバックを受信する手段と
を備える、装置。
(項目A106)
前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示すデータを記憶する手段は、フィードバックキュー手段に入力を追加することを含み、該入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、項目A105に記載の装置。
(項目A107)
前記ユーザが第2のユーザ機器デバイス手段で前記ウェブサイトにアクセスしたことを検出する手段は、前記第2のユーザ機器デバイス手段において、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を表示する手段を備え、前記装置は、
該ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信する手段をさらに備える、
項目A105に記載の装置。
(項目A108)
前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定する手段は、
少なくとも1つの入力がフィードバックキュー手段に追加されているかどうかを決定する手段であって、該少なくとも1つの入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、手段と、
該フィードバックキュー手段から該少なくとも1つの入力を取り出す手段と
を備える、項目A105に記載の装置。
(項目A109)
前記第1の電子通信は、前記ユーザの識別子と、前記メディアアセットの識別子とを含む、項目A105に記載の装置。
(項目A110)
前記メディアアセットの前記識別子は、前記メディアアセットのタイトルを含む、項目A109に記載の装置。
(項目A111)
前記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で前記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目A105に記載の装置。
(項目A112)
前記第2の電子通信は、前記メディアアセットのタイトルと、該メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを前記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目A105に記載の装置。
(項目A113)
前記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目A105に記載の装置。
(項目A114)
前記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目A105に記載の装置。
(項目A115)
前記メディアアセットのフィードバックについて前記ユーザを促す手段は、該メディアアセットの該フィードバックを要求する視聴者に対する警告を表示する手段を含む、項目A105に記載の装置。
(項目A116)
前記フィードバックを受信する手段は、複数のフィードバック選択肢を前記第2のユーザ機器デバイス手段上で表示することと、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つを選択することとを含む、項目A105に記載の装置。
(項目A117)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目A116に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本発明の上記および他の特徴、その性質および種々の利点は、添付図面と併せて解釈される、以下の発明を実施するための実施形態を考慮すると、より明白となるであろう。
【図1】図1は、本発明の実施形態による、例証的な双方向テレビシステムの略図である。
【図2】図2は、本発明の実施形態による、例証的なアセット制限設定画面を示す。
【図3】図3は、本発明の実施形態による、例証的なアセット属性制限画面を示す。
【図4】図4、6および7は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面を示す。
【図5】図5は、本発明の実施形態による、例証的な画面上メニュー選択画面を示す。
【図6】図4、6および7は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面を示す。
【図7】図4、6および7は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面を示す。
【図8】図8は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバック画面を示す。
【図9】図9は、本発明の実施形態による、例証的なアセットデータ構造を示す。
【図10】図10は、本発明の実施形態による、例証的なオンラインアセットフィードバックシステムの略図である。
【図11】図11−13は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面を示す。
【図12】図11−13は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面を示す。
【図13】図11−13は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面を示す。
【図14】図14は、本発明の実施形態による、アセットに対して行われる一致しない動作に関してユーザに警告する方法を図示する。
【図15】図15は、本発明の実施形態による、アクセスを制御する、および/またはアセットに関するフィードバックを提供する方法を図示する。
【図16】図16は、本発明の実施形態による、ウェブサイトを通してアセットに関する詳細なフィードバックを提供する方法を図示する。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は、本発明の実施形態による、例証的な双方向メディアシステム100を示す。ユーザ機器110は、通信経路122上でメディアソース120から信号の形態でコンテンツを受信する。実践では、複数のメディアソース120、広告ソース130、およびユーザ機器110があり得るが、図面を過剰に複雑にすることを回避するために、それぞれの1つのみが図1に示されている。
【0014】
メディアソース120は、例えば、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星メディア配信設備、メディア放送設備、オンデマンドサーバ(例えば、VODサーバ)、(例えば、オンラインゲーム用の)ゲームサービスプロバイダ、(例えば、ウェブサイトを提供するための)インターネットサービスプロバイダ、(例えば、プレイリストを提供するための)順序付きリストプロバイダ、(例えば、アセットまたはアセット特性あるいは属性を提供するための)アセットプロバイダ、またはコンテンツを発信あるいは配信するための任意の他の好適な設備またはシステム等の、任意の好適なメディアソースであり得る。メディアソース120は、例えば、衛星経路、光ファイバ経路、ケーブル経路、インターネット経路、あるいは任意の他の好適な有線または無線経路を含む、任意の好適な通信経路122上で信号を伝送するように構成され得る。信号は、例えば、テレビ番組、ゲーム、音楽、ニュース、および/またはウェブサービス等の、任意の好適なコンテンツを運び得る。いくつかの実施形態では、メディアソース120は、例えば、クライアント/サーバまたはオンライン双方向メディアガイダンスアプリケーション等の双方向メディアガイダンスアプリケーションの命令を実行するための制御回路を含み得る。
【0015】
広告ソース130は、特定の製品/会社にユーザを引き付けるメディアおよび/またはコンテンツを生成し、特定の製品/会社についてユーザに知らせ、および/または特定の製品/会社を推進する、任意のスポンサまたは広告実体であり得る。広告ソース130は、メディアソース120、データソース124の一部として、または別個の実体として実装され得る。広告ソース130は、リンク122を通してメディアソース120および/またはユーザ機器110に広告コンテンツを供給し得る。広告コンテンツは、テレビ番組内のコマーシャルとして、画面上のガイド広告として、配置するために使用され得る。
【0016】
本明細書で定義されるように、アセットとは、再生され、アクセスされ、録画され、または視聴され得る、任意の種類のメディアを指す。そのようなメディアは、テレビメディア、デジタル/アナログラジオメディア、音楽メディア、双方向型ゲーム、および他のオーディオおよび/またはビデオメディアの変化例の全てを含み得る。各アセットは、アセットの側面(例えば、名前またはタイトル)を識別する識別子と関連付けられ得る。例えば、映画のタイトル「GoldenEye」は、ビデオオンデマンドアセットまたは録画されたアセットと関連付けられてもよく、Smashing Pumpkinsによる楽曲のタイトル「1979」は、音楽アセットまたは楽曲のコンセプトをフィーチャしたゲームと関連付けられ得る。各アセットは、アセットの中に存在するコンテンツを識別するアセット特性を含む。アセット特性は、例えば、アセットの中の暴力の量、アセットの中の性的コンテンツの量、アセットのジャンル種類、アセットに関するペアレンタルコントロール情報等を伝える情報を含み得る。各アセットは、例えば、アセット説明、ジャンル、サブカテゴリ(例えば、監督、俳優、および/または撮影場所)、サービスの種類(VOD、線形、ペイパービュー、VOIP、DOCSIS、IPTV、SDV等)、スケジューリング(例えば、時刻、放送時間、および/または1日の放送数)、評定、副評定、視聴状態(例えば、視聴部分、未視聴部分、視聴部分の開始/停止場所、アセットが視聴された回数、シリーズからのエピソードが見られた回数等)、フィードバック状態(例えば、フィードバックがアセットについて以前に提供されているか否か)、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのアセットのメンバーシップ、ブックマーク状態、タグ付けした状態、チャネル関連性、ウェブサイト関連性等を含み得る、一式の属性を含み得る。
【0017】
メディアソース120は、ユーザ機器110によってアクセスされ得る、本発明によるユーザ選好プロファイルを記憶し得る。例えば、ユーザが、アセットに関する選好特性を含むユーザ選好プロファイルを設定すると、そのユーザ選好プロファイルがメディアソース120において維持され得る。メディアソース120においてユーザ選好プロファイルを維持することは、メディアソース120が、ユーザのローカルまたは遠隔視聴行動に基づいて、ユーザ選好プロファイルのコンテンツまたは選好を動的に調整することができるため、有利であり得る。メディアソース120においてユーザ選好プロファイルを維持することはまた、異なるユーザ機器110においてユーザまたは家族によってアクセスされ得るため、有利であり得る。代替として、ユーザ選好プロファイルは、ユーザ機器110上に記憶され得る。
【0018】
ユーザ機器110は、双方向メディア体験を提供するために好適な任意の機器を含み得る。ユーザ機器110は、テレビ、tru2wayTMテレビ、セットトップボックス、録画デバイス(例えば、デジタルビデオレコーダ)、ビデオプレーヤ、ユーザ入力デバイス(例えば、リモートコントロール、キーボード、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、および音声認識インターフェース)、または双方向メディア体験を提供するために好適な任意の他のデバイス等の、テレビ機器を含み得る。例えば、ユーザ機器110は、Motorola,Inc.提供のDCT 2000、2500、5100、6208、または6412セットトップボックスを含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器110は、テレビカード付きパーソナルコンピュータ(PCTV)、およびオプションのOpen Cable Unidirectional Receiver(OCUR)プラグインカード、またはコンテンツの安全な送達に好適な他のセキュリティアクセスカード等のコンピュータ機器を含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器110は、例えば、ゲームシステム、携帯型DVDプレーヤ、携帯型ゲーム機、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、音楽プレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)等の携帯型電子デバイス、あるいは任意の他の好適な携帯型または固定デバイスを含み得る。
【0019】
ユーザ機器110は、例えば、家庭内で、ユーザ機器110の種々の要素を相互接続する、ネットワークインターフェース(図示せず)を含み得る。そのような配設は、ユーザ機器110の複数のインスタンスの相互接続、および/または遠隔に位置する録画デバイス(例えば、デジタルビデオレコーダ)の使用を可能にし得る。ネットワークインターフェースは、コンピュータまたはウェブサイトホストへ/から、アセットに関してフィードバックが提供されることを可能にする、電子通信をユーザ機器110が(インターネットまたは他の通信経路上で)伝送および/または受信することを可能にし得る。
【0020】
図1の実施例では、ユーザ機器110は、少なくとも、別個のデバイスとして、または単一のデバイスとして実装され得る、制御回路118、表示デバイス112、およびユーザ入力デバイス114を含む。経路122上でメディアソース120によって伝送されるメディアの表示デバイス112上での表示を制御するように、および双方向メディアガイダンスアプリケーション機能を提供するように、双方向テレビ番組ガイド等の双方向メディアガイダンスアプリケーションがユーザ機器110上に実装され得る。
【0021】
ユーザ機器110によって再生され得るメディアは、大きく異なってもよい。実際に、多くの異なる種類のメディアがユーザ機器110によって再生され得る。各メディア種類が技術的な意味で独特であり得(例えば、特定の種類のメディアを再生するために、特定の技術的実装が必要とされる)、またはサービスの種類によって定義的な意味で独特と見なされる(例えば、ビデオオンデマンド番組が放送番組とは異なる種類のメディアと見なされ得る)ため、多くの異なる種類のメディアが利用可能であり得る。異なる種類のメディアは、概して、または所望の特異性の程度で分類され得る。例えば、メディアは、テレビメディア、音楽メディア、ならびにオーディオおよび/またはビデオメディアを含む、種々の種類に分類され得る。各一般メディア種類内で、より具体的かつ異なるメディア種類が利用可能である。テレビメディアは、例えば、放送テレビ番組、録画テレビ番組、ビデオオンデマンド(VOD)番組、ニアビデオオンデマンド(NVOD)番組、ペイパービュー番組、衛星テレビ番組、およびストリーミングビデオ番組を含み得る。録画テレビ番組は、別の種類のテレビ番組の録画であり得る(例えば、線形番組)。録画テレビ番組またはアセットは、ユーザ機器110上でローカルに、またはネットワーク接続されたユーザ機器(図示せず)上で遠隔に記憶され得る。録画テレビ番組またはアセットはまた、遠隔ネットワークビデオレコーダ/サーバ(メディアソース120または同様の遠隔サーバ等)上に記憶され得る。音楽メディアは、例えば、MP3ファイル、WAVファイル、MIDIファイル、AAC、Realメディア、Dolby Digital、または、その音楽を圧縮し、配信し、ユーザデバイス110上に記憶することができる、他の好適な形式を含み得る。
【0022】
表示デバイス112は、例えば、テレビモニタ、コンピュータモニタ、またはユーザ機器110に組み込まれたディスプレイ(例えば、携帯電話または音楽プレーヤのディスプレイ)等の、任意の好適なデバイスであり得る。表示デバイス112はまた、オーディオの出力を提供するように構成され得る。表示デバイス112は、アセットに対して行われる一致しない動作に関してユーザに警告する表示を提示し、制限(例えば、ロック)されている/されていないアセットのアセットリストを提供するように構成され得る。フィードバック選択肢は、表示デバイス112上に表示され得、ユーザが検出した一致しない動作に関する情報を提供することを可能にする。
【0023】
制御回路118は、入力デバイス114からユーザ入力を受信し、双方向メディアガイダンスアプリケーションの命令を実行するように適合される。制御回路118は、1つ以上のチューナ(例えば、アナログまたはデジタルチューナ)、エンコーダおよびデコーダ、プロセッサ(例えば、Motorola 68000ファミリープロセッサ)、メモリ(すなわち、RAMおよびハードディスク)、通信回路(例えば、ケーブルモデム回路)、入力/出力回路(例えば、グラフィック回路)、ユーザ機器110の種々のデバイスへの接続、ならびに、アナログまたはデジタルメディア番組、番組録画および再生、および双方向メディアガイダンス機能を提供するための任意の他の好適な構成要素を含み得る。いくつかの実施形態では、制御回路118は、例えば、ディスプレイ112または任意の他のデバイス(例えば、セットトップボックス、テレビ、およびビデオプレーヤ)の一部等の、ユーザ機器110のデバイスのうちの1つの一部として含まれてもよい。
【0024】
制御回路118は、例えば、ユーザまたは更新から、アセットに対して行われる動作(例えば、特定のアセットへのアクセスを制限する)を受信し得る。制御回路118は、第2のアセットに対して行われる一致しない動作(例えば、第2のアセットへのアクセスを制限しない)が存在するかどうかを決定するように、動作が行われたアセットと同様の属性を有する第2のアセットを検索し得る。制御回路118は、アセットデータ構造に記憶された属性を比較することによって、2つ以上のアセットが同様の属性を有することを決定し得る。制御回路118は、第2のアセットが見出されると警告を表示し得、ユーザが不一致(またはアセット)に関するフィードバックを提供すること、または、例えば、第2のアセットへのアクセスを制限することによって、動作を一致させることを可能にする。
【0025】
例えば、制御回路118は、全てのホラージャンル映画へのアクセスを制限する(例えば、ロックまたはブロックする)ように、ユーザから第1の動作を受信し得る。制御回路118は、ホラージャンルの中にある特定のアセット(例えば、Psycho)からアクセス制限を除去する(例えば、ロック解除またはブロック解除する)、第2の動作を受信し得る。制御回路118は、Psychoに、ユーザがアクセスを制限した映画のうちの少なくとも1つと同様の属性がある(例えば、ジャンルカテゴリを共有する)ことを決定し得る。制御回路118は、2つのアセット(例えば、Psychoおよび別のホラー映画)に対して行われる動作が一致しない(例えば、第1の動作がアクセスを制限する一方で、第2の動作はアクセス制限を除去した)ことを検出し得る。制御回路118は、例えば、「Psychoをブロック解除しましたが、他の全てのホラー映画をブロックしています、全てのホラー映画もブロック解除したいですか?」と言うプロンプトを表示デバイス112上に表示することによって、不一致に関してユーザに警告し得る。制御回路118は、(例えば、ユーザが特定のホラー映画へのアクセス制限を除去したという検出に応じて)ユーザが全てのホラー映画からアクセス制限を除去することを可能にし、または代替として、ユーザがPsychoまたはアクセス制限を含む別のホラー映画に関するフィードバックを提供することを可能にし得る。ユーザによって提供されるフィードバックは、ユーザのアセットの承認または不承認を報告するために、メディアソース120に、または広告ソース130に直接、伝送され得る。
【0026】
制御回路118はまた、同様の属性を有し、一致しない動作が行われている、アセットのサブカテゴリに基づいて、妥協位置を自動的に提案し得る。例えば、上記で例示されるように、第1の動作は、全てのホラー映画へのアクセスを制限し、第2の動作は、そのグループの単一の構成要素(すなわち、Psycho)からアクセス制限を除去した。制御回路118は、(一致しない動作に基づいて)全てのホラー映画からアクセス制限を除去する代わりに、全ての「アルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)」ホラー映画(すなわち、ジャンル属性のサブカテゴリ(特定の監督))からアクセス制限を除去するようにユーザを促し得る。
【0027】
代替として、制御回路118は、ユーザが全ての「アルフレッド・ヒッチコック」映画(すなわち、2つのアセット間の類似性がプロンプトを誘起した属性(ジャンリ)とは異なる属性(監督)に関する別個のカテゴリ)からアクセス制限を除去することを可能にし得る。例えば、監督「アルフレッド・ヒッチコック」は、両方ともアクセス制限を含む、「ホラー」および「古典映画」ジャンルの中のサブカテゴリであり得る。したがって、特定の監督(またはサブカテゴリ)を有する1つの制限されたジャンル(すなわち、ホラージャンル)の中のアセットから制限を除去する動作の受信に応じて、制御回路118は、ユーザが、同じ監督を有する別の制限されたジャンル(すなわち、古典映画ジャンル)の中のアセットからアクセス制限を手動で(または自動的に)除去することを可能にし得る。
【0028】
制御回路118は、ユーザが特定のアセットに関するフィードバックを提供する要望を示すと、コンピュータ(ウェブサイトをホストする)に通信を伝送し得る。フィードバックは、キューに記憶され、ユーザがユーザ機器110からウェブサイトにアクセスすると、ユーザに提供され得る。ユーザがフィードバックを提供するようにウェブサイトにアクセスするユーザ機器110は、アセットに対して動作を行う(例えば、アセットへのアクセスを制限する)ために使用された、同じまたは異なるユーザ機器110であり得る。コンピュータは、ユーザのアセットの承認または不承認を報告するユーザのフィードバックを、メディアソース120に、または広告ソース130に直接、伝送し得る。
【0029】
ユーザ機器110は、例えば、メモリまたはハードドライブ(例えば、デジタルビデオレコーダ)等の記憶デバイス116を含み得る。図を過剰に混雑させることを回避するために、1つだけのそのような記憶デバイスが示されているが、付加的な記憶デバイスが所望に応じて使用され得ることを理解されたい。記憶デバイス116は、データ(例えば、プレイリスト)およびメディア(例えば、録画アセット)を記憶し得る。別の実施形態(図示せず)では、ユーザ機器110は、遠隔サイトに位置する記憶デバイスにアクセスし、その遠隔記憶デバイスにおいてデータおよび/またはメディアを記憶することが可能であり得る。そのような遠隔記憶デバイスは、ネットワーク接続された記憶デバイスまたはネットワーク接続されたデジタルビデオレコーダと本明細書では呼ばれ得る。
【0030】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、クライアント/サーバアプローチでユーザに機能を提供し得る。ユーザ機器110の各インスタンスに対する1つのサーバ、ユーザ機器110の複数のインスタンスに対する1つのサーバがあり得、または単一のサーバが、ユーザ機器110の各インスタンスに対するプロキシとしての機能を果たし得る。
【0031】
任意の好適な数のユーザが、メディアソース120およびデータソース124に接続される、ユーザ機器110等の機器を有し得る。しかし、図示を明確にするために、単一のユーザのみの機器が示されている。複数のユーザの機器は、ケーブルテレビネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ネットワーク、または任意の他の好適な手段を使用して、メディアソース120およびデータソース124に接続され得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器110の複数のインスタンスは、任意の好適な手段を使用して相互に接続またはネットワーク接続され得る(例えば、Multimedia Over Coax(MoCA)規格を潜在的に使用したLANを使用して家庭内で、またはDOCSISネットワーク上でWANを使用して家庭間で)。
【0032】
ユーザ機器110は、1つ以上のデータソース124から双方向メディアガイダンスアプリケーションデータを受信し得る。データソース124は、特定の種類のコンテンツまたは特定のアプリケーションに対するデータを提供し得る。例えば、1つのデータソース124は、非オンデマンドアセット(例えば、非有料およびペイパービュー番組)に対するデータを提供し得、別のデータソースは、オンデマンドアセット(例えば、VOD番組)に対するデータを提供し得る。または、例えば、単一のデータソースが、これらの種類のデータの両方を提供し得る。例えば、1つのデータソース124は、双方向テレビ番組ガイドに対するデータを提供し得る。別のデータソース124は、一致しない動作を検出するように、どのアセットが同様の属性を有するかを決定する際に使用される、アセット特性または属性に対するデータを提供し得る。別のデータソース124は、例えば、別の双方向アプリケーション(例えば、ホームショッピングアプリケーション)に対するデータを提供し得る。いくつかの実施形態では、データソース124は、クライアント/サーバアプローチを使用して、双方向メディアガイダンスアプリケーションにデータを提供し得る。1つのデータソースにつき1つのサーバ、全てのデータソースに対する1つのサーバがあり得、またはいくつかの実施形態では、単一のサーバが、ユーザ機器110と種々のソース124との間のプロキシとして通信し得る。いくつかの実施形態では、データソース124は、オンライン双方向メディアガイダンスアプリケーションとしてデータを提供し得る。そのような実施形態では、データソース124は、オンラインメディアガイダンスアプリケーションの命令を実行するための制御回路を含み得る。
【0033】
図1は、別個の要素として、メディアソース120およびデータソース124を示す。実践では、それらの機能性は、組み合わせられ、単一の設備における単一のシステム、または複数の設備における複数のシステムから提供され得る。例えば、1つのメディアソース120およびデータソース124は、VODコンテンツおよび関連VODデータを提供するように組み合わせられ得る。
【0034】
明確にする目的で、以下の考察は、双方向メディアガイダンスアプリケーションが双方向番組ガイドである実施形態を、時には説明し得る。しかしながら、以下の考察および論議される特徴は、オンラインまたはインターネットベースのメディアガイダンスアプリケーションを含む、任意の双方向メディアガイダンスアプリケーションに適用され得ることが理解される。
【0035】
特定の番組を見ている家庭の一員が、番組とともに提供される、望ましくない、または不適切なコンテンツを理由に、番組または他の関連番組へのアクセスを制限することを決定し得る。例えば、親が、家庭内の子供の存在を理由に、成人番組へのアクセスを制限することを決定し得る。したがって、親は、ある評定を上回る全ての番組へのアクセスを制限するようにシステムに命令し得る。加えて、ユーザは、タイトルまたは他の属性に基づいて、番組へのアクセスを制限し得る。システムは、自動的に、またはユーザによる要求に応じて、制限された番組と同様の属性を有する他の番組を検索し、見出し得る。システムは、ユーザが他の番組へのアクセスを制限すること、および/または制限された番組に関するフィードバックを提供することを可能にし得る。
【0036】
図2は、本発明の実施形態による、例証的なアセット制限設定画面200を示す。画面200は、ビデオ表示部分210、アセット属性に基づく種々のアセット制限選択肢、および広告部分220を含み得る。ビデオ表示部分210は、チャネル識別子212とともに、ユーザによって同調された最後のチャネルを表示し得る。ビデオ表示部分210に表示されたビデオは、ライブビデオストリーム、短いオンデマンドセグメント、広告セグメント、ウェブサイト、または任意の他の種類のビデオあるいは静止画像であり得る。
【0037】
広告部分220は、特定のユーザプロファイルまたはビデオ表示部分210に表示されたビデオに基づいて標的にされ得る、1つ以上の広告を提供し得る。広告は、広告ソース130(図1)によって提供されるコンテンツを含み得る。広告部分220に表示される広告は、ビデオまたは静止画像であり得る。広告部分220は双方向型であり得、ユーザが、宣伝されているコンテンツに関するさらなる情報を受信する領域、または宣伝されているコンテンツの注文を配置する領域を選択することを可能にする。
【0038】
ユーザは、1つ以上の属性に基づいて1つ以上のアセットへのアクセスを制限するために、アセット制限設定画面200に入力し得る。例えば、ユーザは、特定の番組を見ていてもよく、番組中に、ユーザは、番組へのアクセスを制限し得る。したがって、ユーザは、ユーザに画面200をもたらす表示メニューから、選択肢を選択し得る。視聴されていた番組は、ビデオ表示部分210を通して同時に視聴され得る。
【0039】
示されるように、ユーザは、数種類の属性のうちのいずれかに基づいて、アセットへのアクセスを制限し得る。例えば、ユーザは、映画評定ロック選択肢230を選択することによって、例えば、PG−13を上回って評定された映画へのアクセスを制限し得る。ユーザは、テレビ評定ロック選択肢232を選択することによって、例えば、PTV−PGを上回って評定されたテレビ番組へのアクセスを制限し得る。加えて、ユーザは、テレビコンテンツロック選択肢234を選択することによって、それらの説明(例えば、説明に現れる、ある言葉に基づいて)またはそれらの一般コンテンツ(例えば、成人番組または教育番組)に基づいて、アセットへのアクセスを制限し得る。ユーザは、チャネルロック選択肢236を選択することによって、種々のチャネルへのアクセスを制限し得る。アクセスを制限するための基準として使用され得る、他の種類の属性は、状態ロック選択肢239を選択することによって制限され得るアセット視聴状態と、サービスロック選択肢231を選択することによって制限され得るアセットのサービスの種類とを含む。示されるように、ハイライトは、タイトルロック選択肢238の選択を示し、その選択は、ユーザが、図3に関連して論議されるタイトルロック画面300をナビゲートすることを可能にし得る。
【0040】
限定としてではなく、簡潔かつ明確にする目的で、全ての属性が本発明の文脈で示され、説明されているわけではない。他の属性もアセットへのアクセスを制限するための基準として使用され得ることを理解されたい。加えて、限定ではなく一例として、本発明は、アセットのタイトル制限の文脈で説明されるが、属性に基づく任意の種類の制限に適用可能であると理解されるべきである。
【0041】
ロックした番組/属性を表示する選択肢270も提供され得る。ロックした番組/属性を表示する選択肢270を選択することにより、制限されている(特定のユーザプロファイルに基づき得る)全てのアセットおよび/または属性のリストをシステムに表示させ得る。例えば、アセットPokemonおよびFamily Guyが制限され、ユーザがロックした番組/属性を表示する選択肢270を選択すると、システムは、2つのアセットを取り出し、それらのタイトルと、例えば、次の放送時間等の別の属性とを表示し得る。ユーザは、制限されたアセットの表示されたリストから、アセットのうちのいずれか1つへのアクセス制限を除去し得る。加えて、ある属性(例えば、チャネルまたは評定)が制限されている場合、システムは制限された属性を表示し得る。ユーザは、制限された属性の表示されたリストから、制限された属性へのアクセセス制限を修正または除去し得る。
【0042】
ユーザは、特定のユーザに特有の設定をロードするように、ドロップダウンメニュー260を使用してユーザプロファイルを選択し得る。ユーザプロファイルが選択された後、システムは、ユーザのアイデンティティを検証するために提供されるべき、選択されたユーザプロファイルと関連するピンを要求し得る。例えば、ユーザ「お父さん」は、メニュー260から対応する「お父さん」プロファイルを選択し得る。ユーザが検証情報を入力した後、システムは、ユーザの設定に合致するようにアセット制限を変更し得る。具体的には、1人のユーザがある番組を見ることを許され得る一方で、別のユーザは許されない場合がある。したがって、特定のユーザプロファイルを選択することにより、アセットの属性に基づいて、特定のアセットへのアクセスを制限/承諾するようにシステムに命令し得る。加えて、システムは、選択されている1つ以上のユーザプロファイルに、種々の視聴行動を記憶し得る。
【0043】
システムに記憶されたユーザプロファイルはまた、アセット制限間の一致性を維持するために、相互にリンクまたはグループ化され得る。ユーザプロファイルは、プロファイル設定選択肢250を選択することによってリンクされ得る。ユーザプロファイル間の関係(例えば、父親/母親または兄弟/姉妹)も、ユーザプロファイル設定選択肢250を選択することによって構成され得る。例えば、特定のユーザプロファイルを使用する1人の親(例えば、母親)が、1つの属性(例えば、アセットの中の監督または俳優)に基づいて特定のアセットへ/からのアクセス制限を除去すると、システムがリンクされたユーザプロファイル(例えば、父親のプロファイル)をチェックして、父親によって制限された他の属性(例えば、アセットタイトル)が母親の動作と一致することを確実にし得るように、2つの親プロファイルが相互にリンクされ得る。具体的には、2人のユーザは、親グループの一部であり得、親として一致しない動作を行い得る。例えば、1人の親(親グループプロファイルに属する)は、番組「Sponge Bob」のエピソードへのアクセスを制限し得、別の親(同じ親グループプロファイルに属する)は、制限された番組「Sponge Bob」からのキャラクターをフィーチャした映画(すなわち、異なるアセット)へのアクセスを可能にし得る。これらの動作は、一致しないと見なされ得、システムは、そのような不一致を検出し、ユーザに警告し得る。いくつかの実施形態では、親から、または概して同じ監督グループのメンバーからの、同じアセットに関する相反する動作は、システムによってフラグを付けられ得る。グループの1人の親またはメンバーが番組「Sponge Bob」へのアクセスを制限し、グループの別の親またはメンバーが制限を除去しようとした場合、アクセスを制限しようとしたグループの親またはメンバーは、相違について知らされ得る。
【0044】
特定のユーザプロファイルに対するピンを設定するために、ピン設定選択肢240が選択され得る。ピン設定選択肢240は、以前に提供されていなかった場合に、特定のユーザプロファイルに対するピンまたは一意の識別子が入力されることを要求する、プロンプトを提起し得る。代替として、ピンがすでに特定のプロファイルに対して設定されている場合、ピン設定選択肢240は、ユーザが、プロファイルと関連するピンまたは一意の識別子を変更することを可能にし得る。
【0045】
アセットへのアクセスを制限するための基準として使用するように、属性のうちの1つを選択した後、ユーザには、ユーザが制限を特定し、同様の属性を伴うアセットを検索することを可能にする、表示が提供され得る。
【0046】
図3は、本発明の実施形態による、例証的なアセット属性制限画面300を示す。それによってアクセスを制限する、ユーザによって選択される属性は、アセットタイトルである(アセットタイトルロック選択肢238を選択することによる)。画面300は、タイトル選択部分305と、選択されるアセット属性部分307とを含み得る。
【0047】
タイトル選択部分305は、タイトルメニュー310と、同様のアセットを見つける選択肢320とを含み得る。ユーザは、アクセスを制限するアセットの特定のタイトルを識別するように、ドロップダウンメニュー310を選択することができる。例えば、示されるように、ユーザは、アクセスを制限するアセットのタイトルとして、タイトル「Family Guy」を識別している。最初に、メニュー310を通して選択に利用可能なタイトルは、特定のチャネル上の所定の一式または全ての利用可能なタイトルであり得る。例えば、ユーザは、チャネル選択肢(図示せず)を使用してチャネルを特定し得、システムは、メニュー310からの選択されたチャネル上で提供される特定のタイトルの選択を可能にし得る。加えて、メニュー310は、アクセス制限が課されているアセットのタイトルを含み得る。アセット制限を有するメニュー310の中のアセットは、異なる色または他の好適な方法で制限されたアセットを表示することによって、制限されていないメニュー310の中のアセットと区別され得る。ユーザは、制限されたアセットをロック解除するか、またはアクセス制限の選好を変更し得る。
【0048】
ユーザはまた、例えば、アセットタイトルがメニュー310の中で見出されない場合に、アセットを検索するように、アセットを見つける選択肢320を選択し得る。例えば、アセットを見つける選択肢320を選択することにより、番組を識別する種々の基準をユーザが提供し得る、検索画面を提供し得る。具体的には、ユーザは、タイトルに現れる言葉、チャネル、番組の説明に現れる言葉、番組のジャンル、または上記および下記で論議されるアセット属性のうちのいずれか等の検索語を使用して、アセットを検索し得る。システムは、検索語に合致する番組またはアセットの場所を特定するように、ローカルで、または任意の好適な検索エンジン(例えば、GOOGLE)を使用してインターネット上で遠隔で、検索を行い得る。次いで、システムは、検索に起因する全ての合致タイトルのリストを表示し得る。ユーザは、リスト中のタイトルのうちのいずれか1つへのアクセスを制限し得る。
【0049】
ユーザが、属性(例えば、ジャンル)に基づいて特定のアセットへのアクセスを制限している時に、ユーザは、アセットを見つける選択肢320と同様の選択肢を使用して、同じ特定のジャンルを有する他のアセットを見つけてもよいことを理解されたい。検索に起因するアセットのリストは、選択されたジャンルに属し、かつ任意の他の検索語に合致する(例えば、それらの説明の中に特定の言葉を有する)、全てのアセットであり得る。
【0050】
特定のアセットタイトルが選択されたか、または見出された後に、それはメニュー310の中に表示され得、選択されたタイトルと関連するアセットデータ構造からの属性のうちの1つ以上が、記憶デバイス116(図1)から取り出され得る。例示的なアセットデータ構造900が、図9に関連して以下で示され、説明される。取り出された属性は、アセット属性部分307の中に表示され得る。例えば、選択されたアセット(例えば、Family Guy)の評定(例えば、TV−PG)が、評定属性330の隣に表示され得る。表示のサイズは、表示することができる属性330の数を限定し得る。したがって、さらに表示する選択肢340の選択は、選択されたタイトルと関連する付加的な属性とともに、新規表示を補完するか、変更するか、または表示させ得る。
【0051】
各属性330は、対応するラジオボタン332とともに表示され得る。ユーザは、属性の対応するラジオボタン332を選択することによって、関心の特定の属性を識別し得る。属性を選択することにより、アクセスを制限することが望ましいであろう他のアセットをユーザが識別することを可能にする。例えば、ユーザは、特定の属性(例えば、評定)により、選択されたタイトルが不快または不適切であると決定し、同様の属性を有する他のアセットへのアクセスを制御することを希望し得る。
【0052】
ユーザが1つ以上の不快な属性を選択した後、ユーザは、選択された属性を共有する他のアセットを検索するように、提出の選択肢370を選択し得る。例えば、制御回路118は、選択されたタイトルと関連するアセットデータ構造から、選択された属性の値を取り出し、アセットデータ構造のフィールドの中の値のそれぞれを、他のアセットの記憶デバイス116に記憶された対応する値と比較し得る。合致が見つかると、制御回路118は、合致アセットをマークまたはタグ付けし、後に、対立警告画面に合致アセットを表示し得る。ユーザはまた、選択された属性と同様の値を有する、他のアセットへのアクセスを制御するか、またはそれらを無視することを、後に決定し得る。
【0053】
ユーザはまた、全ての合致をロックする選択肢350を選択することによって、選択された属性に合致する値を有する全てのアセットを自動的にロックするように、システムに命令し得る。提出の選択肢370の選択は、同様の選択された属性を有するアセットの検索に加えて、メニュー310に現れるタイトルをロックするようにシステムに命令する。ユーザは、他のアセットを検索する選択肢360を切り替えることによって、提出の選択肢370の選択に応じて、同様の属性を有するものについて他のアセットが検索されるかどうかを制御し得る。例えば、他のアセットを検索する選択肢360が「はい」に設定されると、システムは、メニュー310に現れるアセットの特定のタイトルの選択された属性と同様の属性を有する、アセットのリストを提供し得る。代替として、他のアセットを検索する選択肢360が「いいえ」に設定されると、システムは、メニュー310に現れるタイトルを伴うアセットをロックし、ビデオ表示部分210に現れ得る、以前に見た番組をユーザに返し得る。
【0054】
いくつかの実施形態では、アセット属性部分307は、表示から省略され得る。ユーザがメニュー310からタイトルを選択し、提出の選択肢370を選択することによって選択を実行した後、システムは、選択されたタイトルに対応するアセットと少なくとも1つの同様の属性を有する、アセットの検索を自動的に行い得る。次いで、自動検索からの結果が、上記および下記で論議されるように提供され得、選択されたタイトルに対応するアセットと同様の属性を有するアセットを、ユーザがロックまたは無視することを可能にする。いくつかの実装では、アセットのいくつかの属性が、高重要としてマークされ得(例えば、評定が重要としてマークされ得る一方で、サービスの種類はマークされなくてもよい)、システムは、選択されたタイトルに対応するアセットのマークされた高重要属性と同様の属性を有する、アセットのみを検索し得る。これは、他のアセットの検索をより効率的にし、より迅速に結果を提供し得る。アセット属性部分307が提供される場合、デフォルトは、高重要としてマークされる全ての属性のラジオボタン332を事前選択させることであり得る。消去する、または切り替える選択肢(図示せず)が、ラジオボタン332の選択を取り消すように提供され得る。
【0055】
いくつかの実施形態では、画面上メニュー520(図5)が、特定の番組とともに表示され得る。画面上メニュー520は、タイトルをロックする選択肢540、チャネルをロックする選択肢550、時間をロックする選択肢560、または特定のアセットの属性に対する任意の他のロックする選択肢を含み得る。画面上メニュー520からのロックする選択肢のうちのいずれかの選択は、ユーザを画面300にナビゲートして、ユーザが、表示された番組のタイトル、チャネル、または時間をロックすることを可能にし得る。例えば、ユーザがタイトルをロックする選択肢540を選択し、見ている番組が「Family Guy」である時に、システムは、画面300を表示し得、見ている番組のタイトル(例えば、Family Guy)が、メニュー310の中に表示され得る。システムはまた、随意で、上記で論議されるように、部分307の中の選択されたタイトルに対応するアセットと関連する属性を表示し得る。
【0056】
ロックしたアセットと少なくとも1つの同様の属性を有し、一致しない動作が行われている(例えば、アセットをロックしない等の不動作)アセットの検索からの結果が、対立警告画面中のリストに現れ得る。ユーザは、いずれか1つまたは全てのアセットをロックするように、リスト中のアセットの間で選択し得る。
【0057】
図4は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面400を示す。対立警告画面400は、ユーザがロックすることを選択した(すなわち、アセットのタイトル、ジャンル、評定等により)アセットと少なくとも1つの同様の属性を有する、アセットのリストを提供する。画面400は、タイトル別のアセットのリスト430、共有属性のリスト440、およびタイトル別のアセットのリスト430の中の各アセットに対するロックする選択肢420を含む。
【0058】
ユーザは、ロックしたアセットと同様の属性を有し、例えば、タイトルのリスト430の中でロックされていない、アセットのタイトルを視認し得る。例えば、ユーザは、特定のアセットと関連するタイトル「Family Guy」をロックすることを選択していることがあり、システムは、タイトル「Pokemon」を伴うアセットが、「Family Guy」と属性を共有するが、ロックされていないことを決定し得る。したがって、「Pokemon」アセットタイトルが、リスト430の中に表示され得る。システムはまた、共有属性リスト440の中のロックしたアセットとアセットが共有する属性(すなわち、同様の属性)を提供し得る。例えば、ドロップダウンメニュー442は、ロックしたアセットとロック解除したアセットとの間で同様である、属性の全て(2つ以上が存在する場合)を視認するように選択され得る。具体的には、システムは、ロックされていないアセット「Pokemon」がロックしたアセット「Family Guy」と評定属性(例えば、TV−PG)を共有することを決定し得、したがって、「評定」が、アセット「Pokemon」のタイトルの隣のドロップダウンメニュー442の中に表示され得る。
【0059】
限定された量のスペースにより、リスト中に表示されていないあらゆるアセットは、スクロールバー450を使用してタイトルのリスト430を上下にスクロールすることによって、表示させられ得る。例えば、画面が、ある数のアセットタイトルを表示することに限定されているため、ロックしたアセットと属性を共有するが、画面400に示されていない、1つの付加的なアセットがあり得る。したがって、バー450を使用して下にスクロールすることにより、タイトルアセットリスト430の最上部からアセットタイトルのうちのいくつかを除去し、リストの最下部に他のアセットタイトルを表示し得る。
【0060】
ユーザは、特定のアセットの隣のチェックボックス422を選択することによって、タイトルのリスト430の中に表示されたアセットのうちのどれをもロックすることを決定し得る。例えば、ユーザは、「Pokemon」および「South Park」とタイトルを付けられたアセットをロックするが、他のアセットをロック解除されたままにすることを所望し得る。したがって、ユーザがロックしたい、アセットのそれぞれの隣のチェックボックス422が有効にされ得る。ユーザは後に、チェックボックス422によって識別されたアセットをロックするように、選択されたものをロックする選択肢480を選択し得、次いで、システムは、メニューを終了し、以前に見た番組または別のチャネルにユーザを戻し得る。
【0061】
戻る選択肢460が、画面400の中で提供され得る。ユーザは、画面300に戻るように戻る選択肢460を選択して、ロックしたアセットと同様の属性を共有するアセットの検索で考慮するように、ロックしたアセットまたは属性の選択を修正し得る。ロック解除する選択肢490も提供され得る。ロック解除する選択肢490の選択は、画面300(図3)の中で選択されたアセットに行われる動作を取り消し得る。例えば、ユーザが、画面300の中でロックするタイトルを選択し、後に、同様の属性を伴うアセットの検索を行うと、ロック解除する選択肢490の選択は、画面300の中でロックされるように選択されたタイトルからロックを除去し得る。
【0062】
フィードバックを提供する選択肢470も、画面400の中に提供され得る。フィードバックを提供する選択肢470の選択は、ユーザが、ロックする、またはアクセスを制限する属性を選択する理由を特定すること、あるいはロックしたアセットと同様の属性を有するアセットをロックする、またはロックしない理由を特定することを可能にし得る。例えば、ユーザは、画面300の中でタイトル「Family Guy」をロックすることを選択し得、なぜ特定のタイトルがロックされたかを特定するように、フィードバックを提供する選択肢470を選択し得る。具体的には、他のアセットがロックしたタイトルと属性を共有し得るが、ユーザは、他のアセットをロックすることを希望しないことがあり、したがって、不一致の理由を提供し得る。ユーザがフィードバックを提供し得る方法は、図8および11−13に関連して、以下でより詳細に論議される。
【0063】
例えば、ロック解除したアセット「Seinfeld」は、ロックしたアセット「Family Guy」と評定属性を共有し得るが、ユーザは、「Seinfeld」をロックすることを選択しないことがあり、それは、同様に評定されたアセットをロックする要望と一致しない動作であり得る。Family Guyのコンテンツまたはスポンサーシップの変更を引き起こすように、不一致の理由(すなわち、なぜユーザがFamily GuyをロックするがSeinfeldをロックしないことを選択したか)を提供することが有益であり得る。具体的には、Family Guyのスポンサが、コンテンツの不適切性に関して十分なユーザからフィードバックを受信した場合、スポンサは、異なるチャネルまたはアセットに広告を出すか、または資金を提供することを選択し得る。フィードバックを示唆することによって、ユーザはまた、アセットに対する、異なる、おそらくより好適な評定を提案し得る。ユーザが番組のフィードバックを提供したい場合がある他の実施例は、(a)ニュース番組または歴史番組の正確性について報告すること、(b)子供の番組における教育の機会の欠落について批評すること、(c)コンテンツにとっての広告適切性について批評すること、(d)コンテンツ内の製品配置について批評すること、および(e)番組またはプロットラインの改善の提案を行うこと、あるいは新しいシリーズエピソードにおけるプロット展開のアイディアを作り出すことを含む。
【0064】
図5は、本発明の実施形態による、例証的な画面上メニュー選択画面500を示す。画面500は、見ている番組510と、番組が放送されるチャネル識別子512とを含む。画面上メニュー520は、透明オーバーレイ(番組510の重ねられた部分がオーバーレイを通して視認されることを可能にする)、半透明オーバーレイ、または任意の他の好適なオーバーレイとして、番組510とともに表示され得る。ユーザがアセット(例えば、番組510)にアクセスしている際に、ユーザは、アセットに動作を行い得る。画面上メニュー520の中に表示される選択肢は、ユーザがアセットに対して動作を行うことを可能にする。
【0065】
例えば、ユーザは、タイトルをロックする選択肢540(画面300(図3)を提起し得る)を選択することによって、タイトル別に視聴されているアセットをロックし得る。アセットの異なる属性に対応する、示されていない他の選択肢が提供され得、それを通して、ユーザが番組510の属性をロックするように動作し得る。例えば、右矢印524または左矢印522を選択することにより、ユーザが視聴されているアセットに動作することを選択し得る、他のロックする選択肢を、画面上メニュー520の中に表示し得る。
【0066】
ユーザはまた、視聴されているアセットの好き/嫌いの理由を提供するように、フィードバックを提供する選択肢570を選択し得る。例えば、フィードバックを提供する選択肢570の選択が、フィードバックを提供する画面800(図8)を表示し得、それを通して、ユーザがアセットの好き/嫌いに関する肯定的/否定的理由を提供し得る。一実施形態では、映画および/またはテレビ評定システム上でユーザが教育されることを可能にする、選択肢が提供される。そのような実施形態では、特定の評定を伴う例示的なコンテンツがアクセスされ得、評定コンテンツにおいてコンテンツプロバイダによって使用されるガイドラインを提供する例示的なテキストが提供され得る。そのようなシステムの実施例は、その全体で参照することにより本明細書に組み込まれる、2007年12月28日出願の米国特許出願第12/006,103号で提供されている。いくつかの実施形態では、例えば、ウェブインターフェースを使用して他のユーザによって入力された完全テキストフィードバックを含む、他のユーザによって提供されるフィードバックへのアクセスが、問題のアセットに関して特定のユーザに提供され得る。
【0067】
いくつかの実施形態では、システムは、ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットを自動的に検索して、アセットに対して行われる動作の間に不一致があるかどうかを決定し得る。例えば、ユーザは、TV−PGという評定属性を有するアセット「Family Guy」をロックすることによって、第1の動作を行い得る。それに応じて、システムは、同様の属性を有するアセット(例えば、TV−PGと評定されたアセット)が、それらに対して第1の動作を行わせている(すなわち、ロックされている)かどうかを決定し得る。システムは、アセットに関する動作が一致していない(例えば、一方の動作がアセットをロックし、他方の動作がロックしなかった(すなわち、他方の動作が他のアセットに対する不動作である)ため)ことを決定し、対立に関してユーザに警告し得る。
【0068】
図6は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面600を示す。画面600は、対立警告部分605と、対立解決セクション607とを含む。
【0069】
対立警告部分605は、一致しない動作が行われているアセットの間で、同様の属性610を識別し得る。例えば、ユーザが、特定の評定属性を有するアセットをロックするが、同じ、またはより高い評定属性を有する別のアセットをロックしない時に、システムは、2つのアセットが評定属性610において同様であることを示すことによって、対立(または不一致)についてユーザに警告し、一致しない動作がアセットに対して行われていることを示し得る。システムは、アセットが複数の同様の属性を有する場合に、2つ以上の属性610を表示し得る。
【0070】
対立解決セクション607は、一致しない動作がどのように解決されるべきかをユーザが特定することを可能にする。例えば、対立解決セクション607は、同様の属性の値620(例えば、値TV−PGを伴う評定属性)を特定するメッセージを含み、対立を解決する異なる選択可能な選択肢をユーザに提供し得る。具体的には、システムは、ユーザが値TV−PGを伴う評定属性を有するアセット「Family Guy」をロックしたが、評定属性のその値またはより高い値を伴う全てのアセットをロックしているわけではないことを示す、メッセージを表示し得る。
【0071】
ユーザは、ラジオボタン632を選択することによって、ロックを継続する選択肢630を選択し得る。ロックを継続する選択肢630の選択は、ユーザが警告または対立を無視し、特定されたアセット(例えば、「Family Guy」)のみをロックし、同様の属性を有する他のアセットのうちのいずれもロックしないことを可能にする。加えて、ユーザは、同様の属性を伴う全てのアセットをロックする選択肢640を選択し得る。同様の属性を伴う全てのアセットをロックする選択肢640の選択は、ロックしたアセットと同様の特定の属性610を共有するか、または有する全てのアセットも、同時にロックさせ得る。例えば、アセット「Family Guy」は、TV−PGという評定を有し得、システムは、ユーザが、選択肢640を選択して、その特定の評定(例えば、TV−PG)を有する全ての他のアセットをロックすることを可能にし得る。同様の属性(例えば、TV−PG)を有する全てのアセットをロックすることに加えて、それらのコンテンツがユーザの視聴閾値を超える場合があるため、TV−PGよりも高く(例えば、TV−MAに)評定される全ての他のアセットをロックすることが望ましくあり得る。
【0072】
フィードバックを提供する選択肢650も選択され得る。フィードバックを提供する選択肢650は、フィードバックを提供する選択肢470(図4)およびフィードバックを提供する選択肢570(図5)と同様の機能性を有し得る。具体的には、ユーザは、第1のアセットおよび第1のアセットと同様の属性を有するアセットに対して行われる動作の間の不一致または対立の理由を提供するように、フィードバックを提供する選択肢650を選択し得る。例えば、ユーザは、アセット「Family Guy」をロックするが、TV−PGという同様の評定属性を有する他の全てのアセットをロックするわけではない理由を提供し得る。フィードバックを提供する選択肢650の選択は、以下でより詳細に論議される画面800(図8)をユーザに提示し得る。
【0073】
ユーザが、ラジオボタン632を選択することによって所望の対立解決の全てを選択した後、ユーザは、ユーザの選択を実行するように、継続する選択肢660を選択し得る。例えば、同様の属性を伴う全てのアセットをロックする選択肢640およびフィードバックを提供する選択肢650が選択されると、ユーザは、同様に評定されたアセットの全てのロックを実行するように、継続する選択肢660を選択し、ユーザがフィードバックを提供することを可能にするように、画面800を表示し得る。ユーザはまた、選択されたアセット(例えば、「Family Guy」)のロック操作を取り消し、画面300にナビゲートして戻るようにロック解除する選択肢670を選択し、ロックする異なるアセットを選択するか、同様のアセットに基づく検索を行うための異なる属性を選択するか、または全ての操作をキャンセルして、以前に視聴した番組に戻り得る。
【0074】
いくつかの実施形態では、システムは、番組ガイドへの更新に応じて、アセットに対して行われる動作間の不一致を検出し得る。図7は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面を示す。
【0075】
具体的には、ユーザは、最初に、特定のアセット(例えば、「Family Guy」)に対して第1の動作(例えば、ロック)を行い得る。番組ガイドリストへの更新が受信されると、システムは、一致しない動作が行われたかどうかを決定するように、ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットについて、更新された番組リストを検索し得る。システムが特定のアセットおよび更新されたアセットに対して行われる動作間の不一致を検出した場合、システムは、リスト更新の対立警告710を示し得る。
【0076】
システムは、ロックされておらず、更新されており、かつロックしたアセットと同様の属性を有するアセットをリストにし得る(例えば、番組リストに追加された番組のリスト730、または変更された属性を有する番組のリスト760)。具体的には、リストに対する更新は、ロックしたアセットと同様になるように特定のアセットの属性を変更していることがある。そのようなアセットは、変更された属性を有する番組のリスト760において識別され得る。
【0077】
ユーザは、特定のアセットに対応するチェックボックス722を選択することによってリスト730および760の中に表示されるアセットのどれをもロックし得る。システムは、ユーザが継続する選択肢770を選択した後に、全ての選択されたアセットをロックし得る。代替として、ユーザは、アセットの表示されたタイトル上にカーソルを位置付け、アセットを選択することによって、リスト730または760の中のアセットのうちのいずれかを自動的にロックさせ得る。特定のアセットをロックするか、または選択をキャンセルするユーザの要望を確認するように、確認プロンプト(図示せず)が随意で表示され得る。
【0078】
システムは、どのロックしたアセットが、新規に追加されたアセットと属性を共有するかを示す、リスト740を表示し得る。例えば、アセット「Family Guy」がロックされ得、アセット「American Dad」が更新に応じて番組ガイドリストに追加され得る。システムは、2つのアセットが同様の属性(例えば、チャネルまたは評定)を有することを決定し得る。したがって、システムは、リスト730の中の新規に追加されたアセット「American Dad」と、リスト740の中の追加されたアセットが属性を共有する、ロックしたアセット「Family Guy」とを表示し得る。これは、ユーザが複数のアセットをロックしており、複数のアセットのうちのどれが、新規に追加されたアセットまたは変更された属性を伴うアセットとの対立を引き起こしたのかを知りたい時に、役立ち得る。
【0079】
ドロップダウンメニュー750は、複数の共有属性がある時に、2つのアセットの間の共有属性が何であるかを示し得る。加えて、上記で論議されるように、ユーザは、当初ロックしたアセット(例えば、「Family Guy」)をロック解除するロック解除する選択肢744、または動作間の不一致の理由を提供するフィードバック選択肢742を選択し得る。例えば、ユーザが新規に追加されたアセットをロックしないことを選択する場合、ユーザは、フィードバック選択肢742を選択することによって一致しない動作の理由(すなわち、属性を共有するにもかかわらず、なぜユーザが一方のアセットをロックし、他方をロックしないことを選択したか)を提供し得る。同様の選択肢およびリストが、番組の変更された属性に起因する対立に対して提供され得る。
【0080】
いくつかの実施形態では、ユーザは、アセットに関するフィードバックを提供し得る。フィードバックは、ユーザがアセットに関する何かを好む時に肯定的、またはユーザがアセットに関する何かまたは不一致を嫌う時に否定的であり得る。フィードバックは、特定のアセットに対する動作(例えば、ロックする)の実施に応じて提供され得る。
【0081】
図8は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバック画面800を示す。画面800は、ユーザがアセットに関する肯定的/否定的な理由を提供することを可能にする。例えば、ユーザが特定のアセットをロックするが、ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットをロックしない時に、ユーザは不一致の理由を特定し得る。具体的には、ユーザは、限定双方向性テレビ番組ガイドインターフェースにおいて種々の選択肢を選択することによって、特定のアセットをロックする理由を特定し得る。
【0082】
システムは、フィードバックが提供されるアセットタイトル810を表示し得る。種々のフィードバック選択肢/理由820には、ラジオボタン822が提供される。ユーザは、ユーザが提供したいフィードバックに基づいて、各ラジオボタン822を有効にし得る。具体的には、ユーザは、アセットが所与の評定属性を超える(例えば、評定がアセットに不適切である)ことを示すフィードバックを提供するように、ラジオボタン822を有効にし得る。ユーザはまた、アセットが評定を超える理由(例えば、性、暴力、または言葉遣いのため)を挙げるように、異なるラジオボタンを選択し得る。ユーザはまた、ユーザが特定のアセットにより好適であると考える評定をドロップダウンメニュー830から選択することによって、評定を提案し得る。
【0083】
アセットが1つ以上の分野において不快であることを示す選択肢も、選択され得る。具体的には、とりわけ、ユーザは、アセットが少数派または女性にとって不快である、宗教的不寛容である、差別的なコンテンツを含む、動物虐待に関するコンテンツを含む、または不道徳的なコンテンツを含むことを特定し得る。ユーザは、フィードバックをアセットのメディアプロバイダまたはスポンサに送信するように、所望のフィードバック選択肢を選択した後に、提出の選択肢850を選択し得る。加えて、戻るボタン840の選択は、以前の画面にユーザを戻し得、ロック解除する選択肢870の選択は、フィードバック提出をキャンセルし、タイトル810(例えば、Family Guy)を伴うアセットをロック解除し得る。
【0084】
いくつかの実施形態(例えば、リモートコントロールを伴うがキーボードがないセットトップボックスを使用する実施形態)では、ユーザは、効率的に提供することができるフィードバックの量を限定され得る。例えば、ユーザがテレビシステムを通してアセットに関するテキスト入力を提供することは困難な場合がある。したがって、ユーザは、ウェブサイトを介して(例えば、キーボードおよび画面上テキストボックスを使用して)画面800で利用可能ではない選択肢に基づくフィードバックを提供する機会を与えられるために、さらなるフィードバック選択肢860を選択し得る。
【0085】
さらなるフィードバック選択肢860の選択は、ユーザおよびユーザがさらなるフィードバックを提供したいアセットの識別を含む通信を、遠隔コンピュータ(例えば、ウェブサーバ)に伝送し得る。図10−13に関連して以下でより詳細に論議されるように、ユーザは、後に、別のデバイス(例えば、コンピュータ)を使用して、ウェブサーバまたは遠隔コンピュータからのウェブページにアクセスし得る。ユーザはまた、例えば、ラジオボタンまたはチェックボックスを選択することに加えて、(リモートコントロールとは対照的に、またはそれに加えて)キーボードおよびマウスを使用してテキストボックスにテキストを挿入することによって、ウェブページの中で特定のアセットに関するフィードバックをより容易に提供することが可能であり得る。
【0086】
上記で論議されるように、各アセットは、記憶デバイス116(図1)に記憶された、対応するデータ構造を有し得る。図9は、本発明の実施形態による、例証的なアセットデータ構造900を示す。データ構造900は、アセットの属性を特定する種々のフィールドを含み得る。例えば、タイトルフィールド910は、アセットのタイトルを特定し得、オンデマンドフィールド920は、アセットがオンデマンドで利用可能であるかを示し得、共有属性フィールド930は、特定のアセットデータ構造に対応するアセットと属性を共有することが知られている他のアセットへのポインタを含み得る。
【0087】
ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットを検索する時に、制御回路118は、ロックしたアセットのデータ構造900の各フィールド(またはフィールドのサブセット)を、他の記憶したアセットデータ構造900(図9)と比較し得る。ロックしたアセットのデータ構造における特定のフィールドの値が、別のアセットのデータ構造フィールドに合致する場合、制御回路118は、2つのアセットが同様の属性を有することを決定し、一致しない動作がアセットに対して行われているかどうかを検出し得る。例えば、第1のアセットのデータ構造は、第1のアセットがロックされていることを特定するフィールドを有し得、第2のアセットのデータ構造は、第2のアセットがロックされていいないことを示す同じフィールドを有し得る。これは、一致しない動作が第1および第2のアセットに対して行われていることを示し得、したがって、制御回路118は、不一致に関してユーザに警告し得る。
【0088】
同様の属性を伴うアセットの検索をより効率的にするように、共有属性フィールド930がアセットデータ構造900の中に提供され得る。具体的には、ロックしたアセットのデータ構造900は、それぞれがアセットを別のアセットにリンクする、いくつかの共有属性フィールド930を含み得る。例えば、共有属性フィールドの中の値は、アセットデータ構造900と関連するロックしたアセットと同様の属性を有する、第2のアセットのタイトル932と、第2のアセットのデータ構造が位置するアドレス場所934へのポインタとを含み得る。したがって、同様のアセットを見出すように全アセットデータ構造の全フィールドを比較する代わりに、制御回路118は、単純に、ロックしたアセットと関連するアセットデータ構造を取り出し、共有属性フィールド930の値に基づいて、ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットの全てのデータ構造の場所を見出し得る。
【0089】
いくつかの実施形態では、ユーザは、ウェブサイトインターフェースを通して、より詳細なフィードバック情報を提供し得る。ユーザおよびアセットの識別子を含む電子通信が、ウェブサイトをホストし得るコンピュータに伝送され得る。ユーザは、ウェブサイトにアクセスし、アセットに関するより詳細なフィードバックをメディアプロバイダに提供し得る。
【0090】
図10は、本発明の実施形態による、例証的なオンラインアセットフィードバックシステム1000の略図である。システム1000は、第1および第2のユーザ機器デバイス110a−bと、通信ネットワーク1010と、コンピュータ1020とを含む。
【0091】
ユーザは、デバイス110a等のテレビ機器デバイスを使用して、特定のアセットをロックし得る。アセットのロックに応じて、システムは、ユーザがフィードバックを提供することを可能にし得る。ユーザは、デバイス110a上で利用可能なフィードバック選択肢よりも詳細なフィードバックを(例えば、テキストインターフェースを通して)提供することを所望し得る。したがって、ユーザは、さらなるフィードバック選択肢860(図8)を選択し得る。
【0092】
さらなるフィードバックを提供するユーザ要求に応じて、ユーザ機器デバイス110aは、ユーザが詳細なフィードバックを提供することを所望するアセットの一意の識別子とともに、ユーザ識別子(例えば、ユーザプロファイル、アカウント番号、またはユーザと関連する任意の他の一意の識別子)を取り出し得る。アセットの一意の識別子は、アセットデータ構造に記憶され得、アセットのタイトル、エピソード番号、キャラクタコード、または特定のアセットを識別する任意の他の好適な識別子であり得る。ユーザ機器デバイス110aは、通信経路122aを通して、ユーザ識別子およびアセット識別子を通信ネットワーク1010に伝送し得る。通信ネットワーク1010は、例えば、衛星ネットワーク、光ファイバネットワーク、ケーブルネットワーク、インターネットネットワーク、または任意の好適な無線あるいは有線ネットワークを含む、任意の好適な通信ネットワークであり得る。
【0093】
コンピュータ1020は、経路1025を通して、ネットワーク1010からユーザおよびアセットの識別子(すなわち、詳細アセットフィードバック要求)を受信するように連結され得る。コンピュータ1020は、記憶装置1022と、プロセッサ1023と、ディスプレイ1024と、ローカルバス1021とを含む、ウェブサイトホストであり得る。コンピュータ1020は、記憶装置1022に、フィードバックキューへの入力として詳細アセットフィードバック要求を記憶し得る。各詳細アセットフィードバック要求が受信されると、要求はキューの末端に付加され得る。本発明はキューの文脈で説明されるが、代わりに、スタック、連結リスト、タイムスタンプ、データベース、または任意の他の種類の組織的データ構造が使用され得ることを理解されたい。いくつかの実装では、フィードバックキューは、コンピュータ1020の中の記憶装置1022に、およびユーザデバイス110b等の別のデバイス上に、部分的に記憶され得る。代替として、フィードバックキューは、完全に転送されるか、またはユーザデバイス110b上で生成され得、それは、通信ネットワーク1010上で情報を伝送しなければならないことを回避し得る。
【0094】
ユーザは、ユーザ機器デバイス110bを通して、コンピュータ1020によってホストされたウェブページにアクセスし得る。ユーザ機器デバイス110bは、異なるコンピュータ上で、またはコンピュータ1020と同じコンピュータ上で実装され得る。ユーザがウェブページをロードしてサインインすると、コンピュータ1020は、ユーザが記憶装置1022に記憶されたフィードバック要求と関連するかどうかを決定し得る。コンピュータ1020は、記憶装置1022の中のキューから、ユーザと関連するフィードバック要求入力を取り出し、通信ネットワーク1010を通して、電子通信をユーザ機器デバイス110bに提供し得る。いくつかの実装では、ユーザ機器デバイス110bはコンピュータ1020上で実装され得、このステップが不必要であり得る。電子通信は、ユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を示した、特定のアセットの未処理のフィードバック要求があることを示す、ユーザに対するプロンプトを提供し得る。
【0095】
ユーザは、デバイス110bを使用して、アセットに関するフィードバックを提供する、ウェブサイト上のフォームに記入し、通信ネットワーク1010上でフォームをコンピュータ1020に投稿または提出し得る。コンピュータ1020は、記憶装置1022にフィードバックを記憶し、ユーザがフィードバックを提供したアセットのメディアプロバイダ、またはスポンサに、フィードバックを伝送し得る。
【0096】
図11は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面1100を示す。画面1100は、典型的にはブラウザ(例えば、Internet ExplorerまたはMozilla)で利用可能な種々のブラウジング選択肢を含む。具体的には、戻る選択肢1110および次への選択肢1112が提供され得、ユーザがウェブサイトページを通して前後にナビゲートすることを可能にする。ユーザのホームページにナビゲートするように、ホームページ選択肢1113が提供され得、ユーザが閲覧しているウェブサイトのアドレスを示す、アドレスバー1120が表示され得る。ウェブサイト上の種々の選択肢の間で選択するように、カーソル1140も提供され得る。広告1130は、ウェブページとともに表示され得、スクロールバー1122は、ユーザがウェブページコンテンツおよび/または広告1130を通して上下にスクロールすることを可能にし得る。
【0097】
ユーザがデバイス110bを使用して(例えば、ウェブサイトと関連するログイン画面にユーザ名およびパスワードを入力することによって)ウェブサイトにログインした後、ウェブサイトは、ユーザの名前を含み得る、ユーザ識別子1150を表示し得る。デバイス110bからのログイン情報の受信に応じて、コンピュータ1020は、フィードバックキューから任意または全てのフィードバック要求を決定し、取り出し得る。デバイス110bは、フィードバック要求のうちの1つまたは全てを受信し、未処理のフィードバック要求についてユーザに知らせるフィードバックプロンプト1160(例えば、ポップアップウィンドウまたはウェブサイトオーバーレイ)を使用して、ユーザに指示を提供し得る。
【0098】
いくつかの実装では、ユーザのログイン情報を含むクッキー(または他の好適なファイル)が、デバイス110b上に記憶され得る。ユーザがウェブサイトに入ると、ユーザをウェブサイトに自動的にログオンさせるように、クッキー(または他のファイル)が取り出され得、ユーザがユーザ名およびパスワードをタイプすることを不必要にする。デバイス110bがウェブサイトに自動的にログオンした、コンピュータ1020は、フィードバック要求入力が特定のユーザと関連するフィードバックキューの中に存在するかどうかを同様に決定し得る。
【0099】
フィードバックプロンプト1160は、アセットを表示する選択肢1162と、全てを消去する選択肢1164とを含み得る。ユーザは、全ての未処理のフィードバック要求、およびユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を表したアセットの表示を得るように、アセットを表示する選択肢1162を選択し得る。プロンプト1160を提供する代わりに、システムは、フィードバックキューから取り出されたアセット、およびユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を表したアセットのうちの全てまたは1つを自動的に表示し得ることを理解されたい。アセットを表示する選択肢1162の選択は、ユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を表したアセットのリストを含む、ウィンドウ1210(図12)を表示し得る。
【0100】
ユーザは、フィードバックキューから全ての未処理のフィードバック要求を除去するように、全てを消去する選択肢1164を選択し得る。この選択肢は、フィードバック要求入力がキューの中に存在するアセットのうちのいずれに対しても、ユーザが詳細なフィードバックを提供することをもはや所望しない場合に選択され得る。
【0101】
図12は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面1200を示す。詳細なフィードバックが提供されるアセットを表示する選択肢をユーザが選択した後に、ウィンドウ1210が表示され得る。ウィンドウ1210は、フィードバックキューから取り出されたフィードバック入力に基づいて生成され得る、アセットのリスト1230を含む。ウィンドウ1210に適合することができる、詳細なフィードバックが提供される他のアセットをユーザが表示させることを可能にするように、スクロールバー1220が提供され得る。
【0102】
リスト中の各アセットは、説明を表示する選択肢1232を含み得る。ユーザは、アセットに関するさらなる情報を受信するように、説明を表示する選択肢1232を選択し得る。選択されたアセットに対応するアセットデータ構造900のフィールドのうちの任意の値が、記憶装置から取り出され、説明を表示する選択肢1232のユーザ選択に応じて、ユーザに提供(例えば、表示)され得る(図9)。例えば、アセット「Family Guy」とともに表示される説明を表示する選択肢1232のユーザ選択に応じて、システムは、選択されたアセット「Family Guy」と関連するアセットデータ構造900を取り出し、説明フィールドの値(例えば、「Stewieが刑務所に行く」)を表示し得る。ユーザが、詳細なフィードバックを提供する特定のアセット1230を選択した後、システムは、ウェブサイト画面1300(図13)にユーザをナビゲートし得る。
【0103】
図13は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面1300を示す。画面1300は、ユーザが選択されたアセットに関する詳細なフィードバックを提供するように選択し得る、フィードバック選択肢を含む。例えば、ユーザは、画面1210(図12)からアセット1230(例えば、「Family Guy」)を選択し得、システムは、画面1300の中に選択されたアセットのタイトル1310を表示し得る。ユーザがフィードバックを提供するように切り替えることができる、ラジオボタン1322を含む、フィードバック選択肢1320が提供され得る。画面1300に含まれるフィードバック選択肢1320は、画面800(図8)の中に含まれるフィードバック選択肢を含めてもよい。
【0104】
フィードバック選択肢1320の間で、テキストボックス1330が提供され得る。具体的には、ユーザがリモートコントロールインターフェースによって限定されず、キーボードを有し得るため、ユーザが選択されたアセットに関する詳細なコメントを提供することは、より容易であり得る。ユーザは、テキストボックス1330に、テキストの形態でアセットに関する意見(フィードバック)を挿入し得る。挿入されたテキストがテキストボックス1330のサイズを超えて延在する時には、スクロールバー1332が含まれてもよい。テキストを消去する選択肢1334の(例えば、マウスを使用することによる)1回のクリック(または選択)で、ユーザがテキストボックス1330に挿入されたテキストの全てを末梢することを可能にするように、テキストを消去する選択肢1334が提供され得る。
【0105】
ユーザが(例えば、フィードバック選択肢1320を選択すること、および/またはテキストを挿入することによって)フィードバックの提供を完了すると、ユーザは、ウェブサイトにフィードバックを投稿するように、提出の選択肢1360を選択し得る。提出の選択肢1360の選択は、メディアソース120および/または広告ソース130(図1および10)、あるいはアセットのスポンサに、フィードバックを伝送し得る。広告ソース130またはスポンサは、アセットおよび/またはそれを通してアセットが提供されるネットワークの後援および/または出資を継続または撤退するために、フィードバック情報を使用し得る。一実施例として、教育玩具の小売業者が、暴力およびうんざりするようなプロットラインへの番組の焦点に対して否定的なフィードバックを常に得ている、特定の番組(例えば、Power Rangers)と関連する広告の支払いをしている場合、広告ソース130は、特定の番組から広告主の広告を除去することを決定し得る。
【0106】
フィードバックキューからフィードバック要求入力を除去し、アセットに関する詳細なフィードバックを提供しないように、キャンセルする選択肢1350が選択され得る。キャンセルする選択肢1350の選択は、戻る画面1200にユーザをナビゲートして、ユーザが詳細なフィードバックを提供する異なるアセットをウィンドウ1210から選択することを可能にし得る。ユーザが詳細なフィードバックを提供することをもはや所望しないため、タイトル1310と関連するアセットは、ウィンドウ1210の中に提供されたリストから除去され得る。
【0107】
代替として、ユーザは、選択されたフィードバック選択肢または挿入されたテキストをフィードバックキューに再び保存するように、キューに保存する選択肢1340を選択し得る。具体的には、キューに保存する選択肢1340の選択は、ユーザによって選択されたフィードバック選択肢をフィードバックキューに保存して、以降の日付/時間に、ユーザがアセットに関するフィードバックを提供し終えることを可能にし得る。例えば、将来の日付/時間に、ユーザがウェブサイトにログインすると、コンピュータ1020は、アセットに関する以前に選択されたフィードバック選択肢を含むフィードバックキューから、フィードバック要求を取り出し得る。アセットと関連するフィードバック要求は、ウィンドウ1210(図12)の中に表示され得る。フィードバック要求のユーザ選択に応じて、システムは、画面1300にユーザをナビゲートし、以前に記憶されたフィードバック選択肢に基づいて、テキストボックス1330を含むフィードバック選択肢1320を投入し得る。したがって、テキストボックス1330にテキストを挿入する途中でもユーザが中止した時点から、ユーザは、アセットに関するフィードバックを提供し続け得る。いくつかの実施形態では、特定のウェブサイト(例えば、Comcast.net)上のユーザのプロファイルへのキューフィードバック要求よりもむしろ、フィードバック要求は、ユーザが指定するEメールアドレスまたは電話番号またはIPアドレスで、ユーザへのEメールまたはテキストメッセージによって送信され得る。Eメールまたはテキストメッセージは、番組の全ての詳細、フィードバックにつながった不一致、ならびに、元の情報とともにユーザのフィードバックのテキスト部分を送信することができる返信アドレス、返答電話番号、または返答IPアドレスを含み得る。いくつかの実施形態では、Eメールまたはテキストメッセージは、ユーザが送信し得る複数の代替アドレスまたは電話番号を含み得る(例えば、番組を支援する広告主のそれぞれに対して1つ、ネットワークプロバイダに対して1つ、およびコンテンツプロバイダに対して1つ)。いくつかの実施形態では、Eメールまたはテキストメッセージは、ユーザがテキストフィードバックを入力することを可能にする、ウェブベースのフィードバックフォームへのリンクを含み得る。いくつかの実施形態では、番組のうちの1つ以上を表す写真(例えば、静止画像またはカバーアート)またはビデオクリップ(例えば、劇場予告編)が、フィードバックに関する電子通信に含まれる。ユーザは、自分の携帯型Eメールデバイス(例えば、BlackBerry)上でEメールまたはテキストメッセージを受信し得、携帯型Eメールデバイスを使用して、Eメール通信に含まれ得るリンクおよび/または返信アドレスを通して番組に関するテキストフィードバックを提供し得る。
【0108】
いくつかの実装では、システムは、フィードバックキュー1340(またはメモリの中の何らかの他の記憶装置)に、ユーザによって選択されたフィードバック選択肢を自動的に(例えば、1分または2分といった、例えば所定の期間後)保存し得る。このように、ユーザがウェブサイトを偶発的に閉じた場合(またはコンピュータがシャットダウンした場合)、ユーザは選択/提供された全てのフィードバックを失わない。具体的には、次回ユーザがウェブサイトにログオンすると、フィードバック選択肢が記憶装置から取り出され得、ユーザは記憶の最新時点(例えば、ウェブサイトが不意または別様に閉じられた1分または2分前)からフィードバックを提供し続け得る。
【0109】
図14は、本発明の実施形態による、アセットに対して行われる一致しない動作に関してユーザに警告する方法1400を図示する。ステップ1410では、第1のアセットに対して行われる第1の動作が、第1のユーザから受信される。例えば、ユーザは、第1のアセットの1つ以上の属性をロックすることによって、第1の動作を行い得る。具体的には、ユーザは、メニュー310(図3)からタイトルを選択することによって、アセットのタイトル属性をロックし得る。代替として、ユーザは、第1のアセット上に重ねられた(例えば、第1のアセットとともに表示された)画面上メニュー520から、属性をロックする選択肢540、550、または560を選択することによって、第1のアセットに対する第1の動作を行い得る。
【0110】
ステップ1420では、第2のアセットに対して行われる第2の動作が受信され、第2のアセットは、第1のアセットの対応する属性の値と同様の値を伴う属性を有する。例えば、第2の動作は、ユーザによる不動作であり得る(例えば、ユーザが第2のアセットをロックしない)(図6)。いくつかのシナリオでは、第2のアセットに対して行われる第2の動作は、特定のアセットの属性の値を変更するか、または番組ガイドにアセットを追加する、番組ガイドの中の番組リストへの更新であり得る(図7)。システムは、第1および第2のアセットと関連するアセットデータ構造におけるフィールドを比較することによって、第1および第2のアセットが同様の属性を有することを決定し得る。
【0111】
ステップ1430では、第1および第2の動作の間の不一致が検出される。例えば、制御回路118は、第1の動作が第1のアセットをロックし、第1のアセットの対応する属性の値と同様である属性の値を有する、第2のアセットがロックされなかったことを決定することによって、第1および第2の動作の間の対立を検出し得る(図1)。具体的には、制御回路118は、ロックした第1のアセットと関連するアセットデータ構造900におけるフィールドから、1つ以上の属性を取り出し得る。制御回路118は、ロックした第1のアセットの属性を、他のアセット(第2のアセットを含む)と関連するアセットデータ構造900におけるフィールドと比較して、アセットが同様の属性を有するかどうかを決定し得る。制御回路118は、第1の動作が第1のアセットをロックした一方で、第2の動作が第2のアセットをロックしなかったことを決定することによって、第1および第2の動作が一致しないことを検出し得る。
【0112】
ステップ1440では、第1のユーザが、第1および第2の動作の間の不一致に関して警告される。例えば、対立警告画面400、600、または700が表示され得、第1および第2の動作の間の不一致についてユーザに知らせるプロンプトを含み得る。具体的には、対立警告画面600は、特定の評定属性を伴う第1のアセット(例えば、Family Guy)がロックされているが、同様の評定属性を伴う第2のアセットがロックされていないことをユーザに知らせるプロンプトを含む。ユーザは、第2のアセットをロックすること、第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供すること、または対立を全く無視することによって、不一致を解決することを選択し得る。
【0113】
図15は、本発明の実施形態による、アクセスを制御する方法、および/またはアセットに関するフィードバックを提供する方法1500を図示する。ステップ1510では、第1のアセットへのアクセスを制限する要求が受信される。例えば、ユーザは、メニュー310(図3)からタイトルを選択することによって、アセットのタイトル属性をロックすることによってアクセスを制限し得る。代替として、ユーザは、第1のアセット上に重ねられた(例えば、第1のアセットとともに表示された)画面上メニュー520から、属性をロックする選択肢540、550、または560を選択することによって、アセットへのアクセスを制御し得る。
【0114】
ステップ1520では、第2のアセットの属性が取り出される。例えば、制御回路118は、アセット(ステップ1510で制限されているアセットとは異なる)を選択し、選択されたアセットと関連し、かつ記憶デバイス116(図1)に記憶され得る、アセットデータ構造900におけるフィールドから、1つ以上の属性を取り出し得る。アセットデータ構造はまた、データ構造が記憶デバイス116の中に存在しなければ、メディアソース120から取り出され得る。
【0115】
ステップ1530では、属性が同様であるかどうかを決定するように、第2のアセットの属性が第1のアセットの属性と比較される。例えば、制御回路118は、制限されている第1のアセットの属性を、第2のアセットと関連するステップ1520で取り出された属性と比較し得る。制御回路118は、ステップ1540に進んで、第1および第2のアセットの属性のうちの少なくとも1つが同様である時に、第2のアセットがアクセス制限を有するかどうかを決定し得る。制御回路118は、ステップ1520に戻って、第1および第2のアセットの属性のうちのいずれも同様ではない時に、別のアセットを選択し得る。
【0116】
ステップ1540では、第2のアセットがアクセス制限を有するかどうかに関して決定が行われる。例えば、制御回路118は、アクセスが第2のアセットに対して制限されているかどうか、第2のアセットのデータ構造のフィールドのうちの1つの中の値に基づいて決定し得る。制御回路118は、ステップ1520に戻って、第2のアセットがアクセス制限を含む時に、別のアセットの属性を選んで取り出し得る(例えば、両方が制限されているので、これが、一致しない動作が第1および第2のアセットに対して行われていないことを示し得るため)。制御回路118は、ステップ1550に進んで、第2のアセットがアクセス制限を持たない(例えば、ロック解除されている)と決定された場合に、一致しない動作に関してユーザに警告し得る。
【0117】
ステップ1550では、第2のアセットへのアクセス制限の欠如によって、ユーザが警告される。例えば、対立警告画面400、600、または700が表示され得、第1のアセットがロックされている一方で、第2のアセットがロックされていないことをユーザに警告するプロンプトを含み得る。具体的には、対立警告画面600は、特定の評定属性を伴う第1のアセット(例えば、Family Guy)がロックされているが、同様の評定属性を伴う第2のアセットがロックされていないことをユーザに警告するプロンプトを含む。
【0118】
ステップ1560では、ユーザには、第2のアセットへのアクセスを制限する、および/または第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供する選択肢が提供される。例えば、ユーザは、第2のアセットをロックすること、第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供すること、または対立を全く無視することによって、不一致または対立を解決することを選択し得る。具体的には、ユーザは、同様の属性を有する全てのアセットをロックする選択肢640を選択して、第1のアセットの評定属性またはより高い評定を有する全てのアセットをロックするように制御回路118に命令し得る。代替として、ユーザは、警告を無視して、単に第1のアセットをロックするように、ロックを継続する選択肢630を選択し得る。ユーザはまた、ユーザが第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し得る、画面800が提供されるように、第1のアセットに関するフィードバックを提供する選択肢650を選択し得る。
【0119】
図16は、本発明の実施形態による、ウェブサイトを通してアセットに関する詳細なフィードバックを提供する方法1600を図示する。ステップ1610では、ウェブサイトと関連し、かつ第1のユーザデバイスから遠隔にあるコンピュータにおいて、第1の電子通信が受信される。例えば、さらなるフィードバック選択肢860(図8)のユーザ選択に応じて、ユーザデバイス110aは、ユーザおよびアセットの識別子を含む通信(例えば、フィードバック要求)をコンピュータ1020に伝送し得る(図10)。コンピュータ1020は、ユーザがメンバーであり、アセットを視聴し、アセットに関するフィードバックを提供するようにアクセスすることができる、ウェブサイトをホストし得る。アセットは、ユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を表したアセットであり得る。通信は、通信ネットワーク1010上でコンピュータ1020に提供され得る。
【0120】
ステップ1620では、メディアアセットのフィードバックが後でユーザによって提供されることを示すデータが、第1の電子通信の受信に応じて記憶される。例えば、コンピュータ1020は、記憶装置1022の中のフィードバックキュー(または任意の他の種類の組織的データ構造)に、ユーザデバイス110aから受信されたフィードバック要求を記憶し得る。
【0121】
ステップ1630では、ユーザが第2のユーザデバイスでウェブサイトにアクセスしたことを、システムが検出する。例えば、ユーザデバイス110bのユーザは、コンピュータ1020によってホストされるウェブサイトにログオンし得る。具体的には、ユーザデバイス110bは、その上でユーザがブラウザを操作し、コンピュータ1020によってホストされるウェブサイトのウェブサイトアドレスを入力し得る、別のコンピュータであり得る。ユーザはまた、ユーザ名およびパスワードを手動で(または自動的に)入力して、コンピュータ1020がユーザを識別し、ユーザに特有の種々の選択肢(フィードバック要求を含む)をロードすることを可能にし得る。
【0122】
ステップ1640では、メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかに関して、決定が行われる。例えば、プロセッサ1023は、記憶装置1022の中のフィードバックキューが、ウェブサイトにログインしているユーザと関連するフィードバック要求を含むかどうかを決定し得る。プロセッサ1023は、キューに入力された第1のフィードバック要求、またはフィードバックキューに記憶されている任意の他の1つあるいは複数の要求を取り出し得る。
【0123】
ステップ1650では、データが記憶されているという決定に応じて、メディアアセットに関するフィードバックについてユーザを促す、第2の電子通信が、第2のユーザデバイスに提供される。例えば、ユーザデバイス110bは、フィードバックキューから取り出される1つ以上のフィードバック要求を、コンピュータ1020から受信し得、ユーザがフィードバックを提供する要望を表したアセットがあることをユーザに示す、プロンプト1160を表示し得る(図11)。ユーザは、ウィンドウ1210(図12)から、詳細なフィードバックを提供する特定のアセットを選択し得る。
【0124】
ステップ1660では、メディアアセットに関するフィードバックが、第2のユーザデバイスから受信される。例えば、フィードバックフォームが、画面1300(図13)の中で表示され得る。フィードバックフォームは、ユーザがテキストボックス1330を含む種々のフィードバック選択肢1320を選択して、選択されたアセットに関するフィードバックを提供することを可能にし得る。ユーザは、メディアソース120またはアセットの任意の他のスポンサあるいは広告主(図1)にフィードバックを伝送するように、提出の選択肢1360を選択し得る。
【0125】
本発明の上記の実施形態は、限定ではなく例証の目的で提示され、本発明は、以下の請求項のみによって限定される。
(項目1)
第1のユーザから、第1のアセットに対して行われる第1の動作を受信することと、
第2のアセットに対して行われる第2の動作を受信することであって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、ことと、
該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出することと、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告することと
を含む、方法。
(項目2)
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、検出した不一致を報告することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、上記第1のユーザに提供することをさらに含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記第2の動作は、上記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、上記第1の動作と第2の動作との間の不一致を検出することは、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、該第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較することを含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベースへの上記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記第1の動作を逆転させるように上記第1のユーザを促すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すように上記第1のユーザを促すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
上記不一致の理由に関する情報を供給するようにユーザを促すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
上記情報を供給するようにユーザを促すことは、複数のフィードバック選択肢を表示することを含み、上記方法はさらに、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信することを含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目10に記載の方法。
(項目12)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目10に記載の方法。
(項目13)
ユーザから上記不一致の理由に関する情報を受信することと、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、該受信した情報を供給することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目14)
上記第1の動作は、上記第1のアセットへのアクセスを制限し、上記不一致を検出することは、該第1の動作が上記第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出することを含む、項目1に記載の方法。
(項目15)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目1に記載の方法。
(項目16)
上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目1に記載の方法。
(項目18)
上記第1の動作または上記第2の動作は、不動作である、項目1に記載の方法。
(項目19)
上記不動作は、上記第1または第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目18に記載の方法。
(項目20)
上記不一致を検出することは、
メモリから上記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出すことと、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する上記第2のアセットを検索することと、
上記第1の動作を、該第2のアセットに関して行われる上記第2の動作と比較することと、
該比較および同様である該1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定することと
を含む、項目1に記載の方法。
(項目21)
上記第1の動作を上記第2の動作と比較することは、
上記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定することと、
上記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定することと
を含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
上記第1のアセットおよび上記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目21に記載の方法。
(項目23)
ウェブサイトと関連するコンピュータに、上記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目24)
上記電子通信は、上記ユーザおよび上記第1のアセットを識別する、項目23に記載の方法。
(項目25)
上記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイスから伝送される、項目23に記載の方法。
(項目26)
上記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で上記ユーザによって上記ウェブサイトに提供される、項目23に記載の方法。
(項目27)
第1のユーザ機器デバイスのユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信する方法であって、
コンピュータにおいて、第1の電子通信を受信することであって、該コンピュータは、ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイスから遠隔にある、ことと、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータを記憶することと、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイスで該ウェブサイトにアクセスしたことを検出することと、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定することと、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイスに提供することと、
該第2のユーザ機器デバイスから該メディアアセットのフィードバックを受信することと
を含む、方法。
(項目28)
上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示すデータを記憶することは、フィードバックキューに入力を追加することを含み、該入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
上記ユーザが上記第2のユーザ機器デバイスで上記ウェブサイトにアクセスしたことを検出することは、該第2のユーザ機器デバイスにおいて、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を表示することを含み、上記方法はさらに、
上記ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信することを含む、
項目27に記載の方法。
(項目30)
上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定することは、
少なくとも1つの入力が上記フィードバックキューに追加されているかどうかを決定することであって、該少なくとも1つの入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、ことと、
該フィードバックキューから該少なくとも1つの入力を取り出すことと
を含む、項目27に記載の方法。
(項目31)
上記第1の電子通信は、上記ユーザの識別子と、上記メディアアセットの識別子とを含む、項目27に記載の方法。
(項目32)
上記メディアアセットの上記識別子は、上記メディアアセットのタイトルを含む、項目31に記載の方法。
(項目33)
上記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で上記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目27に記載の方法。
(項目34)
上記第2の電子通信は、上記メディアアセットのタイトルと、該メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを上記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目27に記載の方法。
(項目35)
上記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目27に記載の方法。
(項目36)
上記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目27に記載の方法。
(項目37)
上記メディアアセットのフィードバックについて上記ユーザを促すことは、該メディアアセットのフィードバックを要求する視聴者に対する警告を表示することを含む、項目27に記載の方法。
(項目38)
上記フィードバックを受信することは、複数のフィードバック選択肢を上記第2のユーザ機器デバイス上で表示することと、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つを選択することとを含む、項目27に記載の方法。
(項目39)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目38に記載の方法。
(項目40)
制御回路を備えるシステムであって、
第1のユーザから、第1のアセットに対して行われる第1の動作を受信することと、
第2のアセットに対して行われる第2の動作を受信することであって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、ことと、
該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出することと、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告することと
を行うように、構成される、システム。
(項目41)
上記制御回路は、いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、上記検出した不一致を報告するようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目42)
上記制御回路は、いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、上記第1のユーザに提供するようにさらに構成される、項目41に記載のシステム。
(項目43)
上記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目40に記載のシステム。
(項目44)
上記第2の動作は、該第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、
上記制御回路はさらに、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、該第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較するように構成される、
項目40に記載のシステム。
(項目45)
上記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベースへの上記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目40に記載のシステム。
(項目46)
上記制御回路は、上記第1の動作を逆転させるように上記第1のユーザを促すようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目47)
上記制御回路は、上記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すよう上記第1のユーザを促すようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目48)
上記制御回路は、上記不一致の理由に関する情報を供給するようユーザを促すようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目49)
表示デバイスをさらに備え、上記制御回路は、複数のフィードバック選択肢を該表示デバイス上で表示し、上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信するようにさらに構成される、項目48に記載のシステム。
(項目50)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目49に記載のシステム。
(項目51)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目49に記載のシステム。
(項目52)
上記制御回路は、
ユーザから上記不一致の理由に関する情報を受信し、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、該受信した情報を供給するようにさらに構成される、
項目40に記載のシステム。
(項目53)
上記第1の動作は、上記第1のアセットへのアクセスを制限し、上記制御回路は、該第1の動作が上記第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出するようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目54)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目40に記載のシステム。
(項目55)
上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目54に記載のシステム。
(項目56)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、該第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目40に記載のシステム。
(項目57)
上記第1の動作または上記第2の動作は、不動作である、項目40に記載のシステム。
(項目58)
上記不動作は、上記第1または第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目57に記載のシステム。
(項目59)
上記制御回路は、
メモリから上記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出すことと、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する上記第2のアセットを検索することと、
上記第1の動作を、上記第2のアセットに関して行われる上記第2の動作と比較することと、
該比較および同様である該1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定することと
を行うようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目60)
上記制御回路は、
上記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定し、
上記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定するようにさらに構成される、
項目59に記載のシステム。
(項目61)
上記第1のアセットおよび上記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目60に記載のシステム。
(項目62)
上記制御回路は、ウェブサイトと関連するコンピュータに、上記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送するようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目63)
上記電子通信は、上記ユーザおよび上記第1のアセットを識別する、項目62に記載のシステム。
(項目64)
上記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイスから伝送される、項目62に記載のシステム。
(項目65)
上記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で上記ユーザによって上記ウェブサイトに提供される、項目62に記載のシステム。
(項目66)
第1のユーザ機器デバイスのユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信するためのシステムであって、
ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイスから遠隔にある、コンピュータであって、
第1の電子通信を受信することと、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータをメモリに記憶することと、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイスで該ウェブサイトにアクセスしたことを検出することと、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが該メモリに記憶されているかどうかを決定することと、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す、第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイスに提供することと、
該第2のユーザ機器デバイスから該メディアアセットのフィードバックを受信することと
を行うように構成される、処理回路
を備える、コンピュータ
を備える、システム。
(項目67)
上記処理回路は、上記メモリの中のフィードバックキューに入力を追加するようにさらに構成され、該入力は、上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示す上記データに対応する情報を含む、項目66に記載のシステム。
(項目68)
上記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、制御回路とを備え、該制御回路は、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を該表示デバイス上で表示し、上記ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信するようにさらに構成される、項目66に記載のシステム。
(項目69)
上記処理回路は、
少なくとも1つの入力が上記メモリの中のフィードバックキューに追加されているかどうかを決定することであって、該少なくとも1つの入力は、上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示す上記データに対応する情報を含む、ことと、
該フィードバックキューから該少なくとも1つの入力を取り出すことと
を行うようにさらに構成される、項目66に記載のシステム。
(項目70)
上記第1の電子通信は、上記ユーザの識別子と、上記メディアアセットの識別子とを含む、項目66に記載のシステム。
(項目71)
上記メディアアセットの上記識別子は、上記メディアアセットのタイトルを含む、項目70に記載のシステム。
(項目72)
上記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で上記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目66に記載のシステム。
(項目73)
上記第2の電子通信は、上記メディアアセットのタイトルと、上記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを上記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目66に記載のシステム。
(項目74)
上記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目66に記載のシステム。
(項目75)
上記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目66に記載のシステム。
(項目76)
上記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、上記メディアアセットのフィードバックを要求する視聴者に対する警告を該表示デバイス上に表示するように構成される制御回路とを備える、項目66に記載のシステム。
(項目77)
上記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、複数のフィードバック選択肢を該表示デバイス上で表示し、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信するように構成される制御回路とを備える、項目66に記載のシステム。
(項目78)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目77に記載のシステム。
(項目79)
第1のユーザから、第1のアセットに対して行われる第1の動作を受信する手段と、
第2のアセットに対して行われる第2の動作を受信する手段であって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、手段と、
該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出する手段と、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告する手段と
を備える、装置。
(項目80)
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ手段、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサ手段に、検出した不一致を報告する手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目81)
いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、上記第1のユーザに提供する手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目82)
上記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目79に記載の装置。
(項目83)
上記第2の動作は、上記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、
上記第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出する手段は、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較することを含む、
項目79に記載の装置。
(項目84)
上記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベース手段への上記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目79に記載の装置。
(項目85)
上記第1の動作を逆転させるように上記第1のユーザを促す手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目86)
上記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すように上記第1のユーザを促す手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目87)
上記不一致の理由に関する情報を供給するようにユーザを促す手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目88)
上記情報を供給するようにユーザを促す手段は、複数のフィードバック選択肢を表示する手段を備え、上記装置はさらに、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信する手段を備える、項目87に記載の装置。
(項目89)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目88に記載の装置。
(項目90)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目88に記載の装置。
(項目91)
ユーザから上記不一致の理由に関する情報を受信する手段と、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ手段、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサ手段に、該受信した情報を供給する手段と
をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目92)
上記第1の動作は、上記第1のアセットへのアクセスを制限し、上記不一致を検出することは、該第1の動作が上記第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出することを含む、項目79に記載の装置。
(項目93)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目79に記載の装置。
(項目94)
上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目93に記載の装置。
(項目95)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目79に記載の装置。
(項目96)
上記第1の動作または上記第2の動作は、不動作である、項目79に記載の装置。
(項目97)
上記不動作は、上記第1または第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目96に記載の装置。
(項目98)
上記不一致を検出する手段は、
メモリ手段から上記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出す手段と、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する上記第2のアセットを検索する手段と、
上記第1の動作を、該第2のアセットに関して行われる上記第2の動作と比較する手段と、
該比較および該同様である1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定する手段と、
を備える、項目79に記載の装置。
(項目99)
上記第1の動作を該第2の動作と比較する手段は、
上記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定する手段と、
上記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定する手段と、
を備える、項目98に記載の装置。
(項目100)
上記第1のアセットおよび上記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目98に記載の装置。
(項目101)
ウェブサイトと関連するコンピュータに、上記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送する手段をさらに含む、項目79に記載の装置。
(項目102)
上記電子通信は、上記ユーザおよび上記第1のアセットを識別する、項目101に記載の装置。
(項目103)
上記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイス手段から伝送される、項目102に記載の装置。
(項目104)
上記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で上記ユーザによって上記ウェブサイトに提供される、項目102に記載の装置。
(項目105)
第1のユーザ機器デバイス手段のユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信するための装置であって、
コンピュータ手段において、第1の電子通信を受信する手段であって、該コンピュータ手段は、ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイス手段から遠隔にある、手段と、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータを記憶する手段と、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイス手段で該ウェブサイトにアクセスしたことを検出する手段と、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定する手段と、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す、第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイス手段に提供する手段と、
該第2のユーザ機器デバイス手段から該メディアアセットのフィードバックを受信する手段と
を備える、装置。
(項目106)
上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示すデータを記憶する手段は、フィードバックキュー手段に入力を追加することを含み、該入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、項目105に記載の装置。
(項目107)
上記ユーザが第2のユーザ機器デバイス手段で上記ウェブサイトにアクセスしたことを検出する手段は、上記第2のユーザ機器デバイス手段において、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を表示する手段を備え、上記装置は、
該ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信する手段をさらに備える、
項目105に記載の装置。
(項目108)
上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定する手段は、
少なくとも1つの入力がフィードバックキュー手段に追加されているかどうかを決定する手段であって、該少なくとも1つの入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、手段と、
該フィードバックキュー手段から該少なくとも1つの入力を取り出す手段と
を備える、項目105に記載の装置。
(項目109)
上記第1の電子通信は、上記ユーザの識別子と、上記メディアアセットの識別子とを含む、項目105に記載の装置。
(項目110)
上記メディアアセットの上記識別子は、上記メディアアセットのタイトルを含む、項目109に記載の装置。
(項目111)
上記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で上記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目105に記載の装置。
(項目112)
上記第2の電子通信は、上記メディアアセットのタイトルと、該メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを上記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目105に記載の装置。
(項目113)
上記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目105に記載の装置。
(項目114)
上記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目105に記載の装置。
(項目115)
上記メディアアセットのフィードバックについて上記ユーザを促す手段は、該メディアアセットの該フィードバックを要求する視聴者に対する警告を表示する手段を含む、項目105に記載の装置。
(項目116)
上記フィードバックを受信する手段は、複数のフィードバック選択肢を上記第2のユーザ機器デバイス手段上で表示することと、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つを選択することとを含む、項目105に記載の装置。
(項目117)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目116に記載の装置。
【技術分野】
【0001】
本発明は、双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用するためのシステムおよび方法を対象とし、より具体的には、一致しないユーザ動作を検出し、フィードバックを提供するために双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用することに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のテレビ機器デバイスは、例えば、番組へのアクセスを制限するか、または番組からアクセス制限を除去する、テレビ機器を通して提供される番組に対する動作をユーザが行うことを可能にする。ユーザは、例えば、番組の評定がユーザの許容レベルを越えるため、特定の番組へのアクセスを制限することを所望し得る。「アクセスを制限する」という用語は、「ロックする」という用語と以下で交換可能に使用され得、「アクセス制限を除去する」という用語は、「ロック解除する」という用語と交換可能に使用され得る。
【0003】
ユーザは、特定の番組に対する制限アクセス動作を行うが、同様にユーザの許容レベルを超える場合がある同様の望ましくない特性(例えば、望ましくないコンテンツ)を有する、潜在的にユーザに知られていない他の番組があり得る。ユーザは、特定の番組に対して行われる制限アクセス動作と一致しない、これらの他の番組に対する動作を行い得る。例えば、ユーザは、特定の番組の望ましくない特性を有する番組からアクセス制限を除去する/番組へのアクセスを制限しないことがある。しかしながら、従来のテレビ機器デバイスは、一致しない動作が行われることを決定しない。しかしながら、ユーザは、望ましくない特性を有する場合がある、これらの他の番組の存在について(またはあらゆる一致しない動作について)知らされ、したがって、不適当な、または望ましくないコンテンツにさらされる場合がある。
【0004】
加えて、ユーザは、特定の番組の評定または主題によって不満を抱くか、または気分を害する場合がある。しかしながら、ユーザが、メディアプロバイダまたは番組スポンサに、評定、コンテンツ、または番組の質についての不合意または不承認を表す容易な方法がない。したがって、メディアプロバイダは、無意識のうちに不適切または不快な番組を提供し続け、および/または、スポンサが潜在的に無意識のうちに不適切および/または不快な主題と関連付けられる場合があるため、スポンサの評判が損なわれる場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、一致しないユーザ動作を検出し、フィードバックを提供するための強化システムおよび方法を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の原則によれば、一致しないユーザ動作を検出し、アセットに関するフィードバックを提供するためのシステムおよび方法が提供される。
【0007】
いくつかの実施形態では、ユーザは、第1のアセットに対する第1の動作を行い得る。第1の動作は、アセットの属性(例えば、評定またはタイトル)に課されるロックまたはアクセス制限の形態であり得る。第2の動作は、第1のアセットと同様の属性を有する第2のアセットに対して行われ得る。第2の動作は、第2のアセットへの不動作(例えば、ロックしない、またはアクセス制限を課さない)の形態であり得る。いくつかの実装では、第2の動作は、第2のアセットの属性を変更するか、または番組リストにアセットを追加する、番組ガイドの番組リストに対する更新であり得る。第1および第2のアセットの間で同様である属性は、評定であり得る。いくつかの実施形態では、ユーザは、第1のアセットの属性と同様の属性を有するアセットを検索して、一致しない動作が存在するかどうかを決定するようにシステムに命令し得る。いくつかの実装では、そのような検索は、システムによって自動的に行われ得る。
【0008】
システムは、第1および第2のアセットに対して行われる動作が一致しないことを検出し得る。具体的には、システムは、第1および第2のアセットのアセットデータ構造を分析し、第1の動作(例えば、第1のアセットに課せられるアクセス制限)が第2の動作(例えば、第2のアクセスに課せられるアクセス制限の欠如、またはアクセス制限の除去)と一致しないかどうかを決定し得る。例えば、アセットが属性を共有しているので、ユーザは、ある属性(例えば、評定)のために第1のアセットをロックしたが、同様の属性(例えば、同じ、またはより高い評定)を有する別のアセットをロックできていない場合がある。
【0009】
システムは、不一致についてユーザに警告し得る。例えば、システムは、第1のアセットに対して行われる第1の動作が第2のアセットに対して行われる動作(または不動作)と一致しないことを示すプロンプトを提供し得る。特に、システムは、第1のアセットがロックされ、同様の属性を有する第2のアセットがロックされていないことをユーザに警告し得る。ユーザは、第2のアセットをロックすること、警告を無視すること、または不一致および第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供することを選択し得る。ユーザインターフェースがテキストの効率的な入力を限定する(例えば、セットトップボックスおよびそのリモートコントロール)いくつかの実装では、フィードバックは、種々のラジオボタンまたはチェックボックスを選択することによって提供され得る。
【0010】
いくつかの実施形態では、ユーザは、より多くのフィードバックまたは詳細なフィードバックを提供する選択肢を選択し得る。詳細なフィードバック(例えば、テキスト入力を含むフィードバック)は、ウェブサイトを通して提供され得る。具体的には、第1のユーザデバイスは、ユーザ、およびユーザがフィードバックを提供することを所望するアセットを識別する情報を含む、電子通信(例えば、フィードバック要求)をコンピュータに伝送し得る。コンピュータは、ユーザがメンバーであるウェブサイトのホストであり得る。コンピュータは、例えば、フィードバックキューへの入力としてフィードバック要求を追加することによって、メモリにフィードバック要求を記憶し得る。
【0011】
ユーザは、第2のデバイスを通してコンピュータによってホストされたウェブサイトにログオンし得る。コンピュータは、ユーザと関連するフィードバックキューまたはメモリの中のフィードバック要求入力の存在を検出し得る。コンピュータは、フィードバック要求入力のうちの1つ以上を取り出し、第2のデバイスにフィードバック要求を提供し得る。ユーザは、ウェブサイトを通して、第2のデバイスにおける特定のフィードバック要求入力と関連するアセットに関するフィードバックを提供するように、第2のデバイスにおいて促され得る。ユーザは、ウェブサイト形態で種々のフィードバック選択肢(テキスト入力フィールドを含む)を選択することによって、アセットに関する詳細なフィードバックを提供し得る。フィードバックは、アセットのメディアプロバイダに、および/またはアセットと関連する任意のスポンサまたは広告主に提供され得る。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目A1)
第1のユーザから、第1のメディアアセットへのアクセスを制限する第1の動作を受信することと、
第2のメディアアセットに対して行われる第2の動作を受信することであって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、ことと、
該第1の動作が、該第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出することによって、該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出することと、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告することと
を含む、方法。
(項目A2)
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、検出した不一致を報告することをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A3)
いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、前記第1のユーザに提供することをさらに含む、項目A2に記載の方法。
(項目A4)
前記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目A1に記載の方法。
(項目A5)
前記第2の動作は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、前記第1の動作と第2の動作との間の不一致を検出することは、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、該第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較することを含む、項目A1に記載の方法。
(項目A6)
前記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベースへの前記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目A1に記載の方法。
(項目A7)
前記第1の動作を逆転させるように前記第1のユーザを促すことをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A8)
前記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すように前記第1のユーザを促すことをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A9)
前記不一致の理由に関する情報を供給するようにユーザを促すことをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A10)
前記情報を供給するようにユーザを促すことは、複数のフィードバック選択肢を表示することを含み、前記方法はさらに、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信することを含む、項目A9に記載の方法。
(項目A11)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目A10に記載の方法。
(項目A12)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目A10に記載の方法。
(項目A13)
ユーザから前記不一致の理由に関する情報を受信することと、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、該受信した情報を供給することと
をさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A14)
前記第1のユーザが前記第2のアセットへのアクセスを制限することを可能にすることを含む、項目A1に記載の方法。
(項目A15)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目A1に記載の方法。
(項目A16)
前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目A15に記載の方法。
(項目A17)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目A1に記載の方法。
(項目A18)
前記第2の動作は、不動作である、項目A1に記載の方法。
(項目A19)
前記不動作は、前記第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目A18に記載の方法。
(項目A20)
前記不一致を検出することは、
メモリから前記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出すことと、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する前記第2のアセットを検索することと、
前記第1の動作を、該第2のアセットに関して行われる前記第2の動作と比較することと、
該比較および同様である該1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定することと
を含む、項目A1に記載の方法。
(項目A21)
前記第1の動作を前記第2の動作と比較することは、
前記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定することと、
前記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定することと
を含む、項目A20に記載の方法。
(項目A22)
前記第1のアセットおよび前記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目A21に記載の方法。
(項目A23)
ウェブサイトと関連するコンピュータに、前記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送することをさらに含む、項目A1に記載の方法。
(項目A24)
前記電子通信は、前記ユーザおよび前記第1のアセットを識別する、項目A23に記載の方法。
(項目A25)
前記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイスから伝送される、項目A23に記載の方法。
(項目A26)
前記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で前記ユーザによって前記ウェブサイトに提供される、項目A23に記載の方法。
(項目A27)
第1のユーザ機器デバイスのユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信する方法であって、
コンピュータにおいて、第1の電子通信を受信することであって、該コンピュータは、ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイスから遠隔にある、ことと、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータを記憶することと、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイスで該ウェブサイトにアクセスしたことを検出することと、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定することと、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイスに提供することと、
該第2のユーザ機器デバイスから該メディアアセットのフィードバックを受信することと
を含む、方法。
(項目A28)
前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示すデータを記憶することは、フィードバックキューに入力を追加することを含み、該入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、項目A27に記載の方法。
(項目A29)
前記ユーザが前記第2のユーザ機器デバイスで前記ウェブサイトにアクセスしたことを検出することは、該第2のユーザ機器デバイスにおいて、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を表示することを含み、前記方法はさらに、
前記ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信することを含む、
項目A27に記載の方法。
(項目A30)
前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定することは、
少なくとも1つの入力が前記フィードバックキューに追加されているかどうかを決定することであって、該少なくとも1つの入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、ことと、
該フィードバックキューから該少なくとも1つの入力を取り出すことと
を含む、項目A27に記載の方法。
(項目A31)
前記第1の電子通信は、前記ユーザの識別子と、前記メディアアセットの識別子とを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A32)
前記メディアアセットの前記識別子は、前記メディアアセットのタイトルを含む、項目A31に記載の方法。
(項目A33)
前記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で前記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目A27に記載の方法。
(項目A34)
前記第2の電子通信は、前記メディアアセットのタイトルと、該メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを前記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A35)
前記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目A27に記載の方法。
(項目A36)
前記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A37)
前記メディアアセットのフィードバックについて前記ユーザを促すことは、該メディアアセットのフィードバックを要求する視聴者に対する警告を表示することを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A38)
前記フィードバックを受信することは、複数のフィードバック選択肢を前記第2のユーザ機器デバイス上で表示することと、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つを選択することとを含む、項目A27に記載の方法。
(項目A39)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目A38に記載の方法。
(項目A40)
制御回路を備えるシステムであって、
第1のユーザから、第1のメディアアセットへのアクセスを制限する第1の動作を受信することと、
第2のメディアアセットに対して行われる第2の動作を受信することであって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、ことと、
該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出することであって、該第1の動作が該第2の動作のアクセス可能性と一致しないことを検出することを含む、ことと、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告することと
を行うように、構成される、システム。
(項目A41)
前記制御回路は、いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、前記検出した不一致を報告するようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A42)
前記制御回路は、いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、前記第1のユーザに提供するようにさらに構成される、項目A41に記載のシステム。
(項目A43)
前記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目A40に記載のシステム。
(項目A44)
前記第2の動作は、該第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、
前記制御回路はさらに、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、該第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較するように構成される、
項目A40に記載のシステム。
(項目A45)
前記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベースへの前記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目A40に記載のシステム。
(項目A46)
前記制御回路は、前記第1の動作を逆転させるように前記第1のユーザを促すようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A47)
前記制御回路は、前記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すよう前記第1のユーザを促すようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A48)
前記制御回路は、前記不一致の理由に関する情報を供給するようユーザを促すようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A49)
表示デバイスをさらに備え、前記制御回路は、複数のフィードバック選択肢を該表示デバイス上で表示し、前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信するようにさらに構成される、項目A48に記載のシステム。
(項目A50)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目A49に記載のシステム。
(項目A51)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目A49に記載のシステム。
(項目A52)
前記制御回路は、
ユーザから前記不一致の理由に関する情報を受信し、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、該受信した情報を供給するようにさらに構成される、
項目A40に記載のシステム。
(項目A53)
前記制御回路は、前記第1のユーザが、前記第2のアセットへのアクセスを制限することを可能にするように構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A54)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目A40に記載のシステム。
(項目A55)
前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目A54に記載のシステム。
(項目A56)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、該第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目A40に記載のシステム。
(項目A57)
前記第2の動作は、不動作である、項目A40に記載のシステム。
(項目A58)
前記不動作は、前記第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目A57に記載のシステム。
(項目A59)
前記制御回路は、
メモリから前記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出すことと、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する前記第2のアセットを検索することと、
前記第1の動作を、前記第2のアセットに関して行われる前記第2の動作と比較することと、
該比較および同様である該1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定することと
を行うようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A60)
前記制御回路は、
前記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定し、
前記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定するようにさらに構成される、
項目A59に記載のシステム。
(項目A61)
前記第1のアセットおよび前記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目A60に記載のシステム。
(項目A62)
前記制御回路は、ウェブサイトと関連するコンピュータに、前記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送するようにさらに構成される、項目A40に記載のシステム。
(項目A63)
前記電子通信は、前記ユーザおよび前記第1のアセットを識別する、項目A62に記載のシステム。
(項目A64)
前記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイスから伝送される、項目A62に記載のシステム。
(項目A65)
前記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で前記ユーザによって前記ウェブサイトに提供される、項目A62に記載のシステム。
(項目A66)
第1のユーザ機器デバイスのユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信するためのシステムであって、
ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイスから遠隔にある、コンピュータであって、
第1の電子通信を受信することと、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータをメモリに記憶することと、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイスで該ウェブサイトにアクセスしたことを検出することと、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが該メモリに記憶されているかどうかを決定することと、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す、第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイスに提供することと、
該第2のユーザ機器デバイスから該メディアアセットのフィードバックを受信することと
を行うように構成される、処理回路
を備える、コンピュータ
を備える、システム。
(項目A67)
前記処理回路は、前記メモリの中のフィードバックキューに入力を追加するようにさらに構成され、該入力は、前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示す前記データに対応する情報を含む、項目A66に記載のシステム。
(項目A68)
前記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、制御回路とを備え、該制御回路は、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を該表示デバイス上で表示し、前記ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信するようにさらに構成される、項目A66に記載のシステム。
(項目A69)
前記処理回路は、
少なくとも1つの入力が前記メモリの中のフィードバックキューに追加されているかどうかを決定することであって、該少なくとも1つの入力は、前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示す前記データに対応する情報を含む、ことと、
該フィードバックキューから該少なくとも1つの入力を取り出すことと
を行うようにさらに構成される、項目A66に記載のシステム。
(項目A70)
前記第1の電子通信は、前記ユーザの識別子と、前記メディアアセットの識別子とを含む、項目A66に記載のシステム。
(項目A71)
前記メディアアセットの前記識別子は、前記メディアアセットのタイトルを含む、項目A70に記載のシステム。
(項目A72)
前記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で前記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目A66に記載のシステム。
(項目A73)
前記第2の電子通信は、前記メディアアセットのタイトルと、前記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを前記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目A66に記載のシステム。
(項目A74)
前記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目A66に記載のシステム。
(項目A75)
前記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目A66に記載のシステム。
(項目A76)
前記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、前記メディアアセットのフィードバックを要求する視聴者に対する警告を該表示デバイス上に表示するように構成される制御回路とを備える、項目A66に記載のシステム。
(項目A77)
前記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、複数のフィードバック選択肢を該表示デバイス上で表示し、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信するように構成される制御回路とを備える、項目A66に記載のシステム。
(項目A78)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目A77に記載のシステム。
(項目A79)
第1のユーザから、第1のメディアアセットへのアクセスを制限する第1の動作を受信する手段と、
第2のメディアアセットに対して行われる第2の動作を受信する手段であって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、手段と、
該第1の動作が該第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出することによって、該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出する手段と、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告する手段と
を備える、装置。
(項目A80)
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ手段、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサ手段に、検出した不一致を報告する手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A81)
いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、前記第1のユーザに提供する手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A82)
前記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目A79に記載の装置。
(項目A83)
前記第2の動作は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、
前記第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出する手段は、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較することを含む、
項目A79に記載の装置。
(項目A84)
前記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベース手段への前記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目A79に記載の装置。
(項目A85)
前記第1の動作を逆転させるように前記第1のユーザを促す手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A86)
前記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すように前記第1のユーザを促す手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A87)
前記不一致の理由に関する情報を供給するようにユーザを促す手段をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A88)
前記情報を供給するようにユーザを促す手段は、複数のフィードバック選択肢を表示する手段を備え、前記装置はさらに、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信する手段を備える、項目A87に記載の装置。
(項目A89)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目A88に記載の装置。
(項目A90)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目A88に記載の装置。
(項目A91)
ユーザから前記不一致の理由に関する情報を受信する手段と、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ手段、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサ手段に、該受信した情報を供給する手段と
をさらに備える、項目A79に記載の装置。
(項目A92)
前記第1のユーザが前記第2のアセットへのアクセスを制限することを可能にする手段を含む、項目A79に記載の装置。
(項目A93)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目A79に記載の装置。
(項目A94)
前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目A93に記載の装置。
(項目A95)
前記第1のアセットの属性と同様である前記第2のアセットの属性は、前記第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目A79に記載の装置。
(項目A96)
前記第2の動作は、不動作である、項目A79に記載の装置。
(項目A97)
前記不動作は、前記第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目A96に記載の装置。
(項目A98)
前記不一致を検出する手段は、
メモリ手段から前記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出す手段と、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する前記第2のアセットを検索する手段と、
前記第1の動作を、該第2のアセットに関して行われる前記第2の動作と比較する手段と、
該比較および該同様である1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定する手段と、
を備える、項目A79に記載の装置。
(項目A99)
前記第1の動作を該第2の動作と比較する手段は、
前記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定する手段と、
前記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定する手段と、
を備える、項目A98に記載の装置。
(項目A100)
前記第1のアセットおよび前記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目A98に記載の装置。
(項目A101)
ウェブサイトと関連するコンピュータに、前記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送する手段をさらに含む、項目A79に記載の装置。
(項目A102)
前記電子通信は、前記ユーザおよび前記第1のアセットを識別する、項目A101に記載の装置。
(項目A103)
前記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイス手段から伝送される、項目A102に記載の装置。
(項目A104)
前記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で前記ユーザによって前記ウェブサイトに提供される、項目A102に記載の装置。
(項目A105)
第1のユーザ機器デバイス手段のユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信するための装置であって、
コンピュータ手段において、第1の電子通信を受信する手段であって、該コンピュータ手段は、ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイス手段から遠隔にある、手段と、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータを記憶する手段と、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイス手段で該ウェブサイトにアクセスしたことを検出する手段と、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定する手段と、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す、第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイス手段に提供する手段と、
該第2のユーザ機器デバイス手段から該メディアアセットのフィードバックを受信する手段と
を備える、装置。
(項目A106)
前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示すデータを記憶する手段は、フィードバックキュー手段に入力を追加することを含み、該入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、項目A105に記載の装置。
(項目A107)
前記ユーザが第2のユーザ機器デバイス手段で前記ウェブサイトにアクセスしたことを検出する手段は、前記第2のユーザ機器デバイス手段において、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を表示する手段を備え、前記装置は、
該ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信する手段をさらに備える、
項目A105に記載の装置。
(項目A108)
前記メディアアセットのフィードバックが前記ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定する手段は、
少なくとも1つの入力がフィードバックキュー手段に追加されているかどうかを決定する手段であって、該少なくとも1つの入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、手段と、
該フィードバックキュー手段から該少なくとも1つの入力を取り出す手段と
を備える、項目A105に記載の装置。
(項目A109)
前記第1の電子通信は、前記ユーザの識別子と、前記メディアアセットの識別子とを含む、項目A105に記載の装置。
(項目A110)
前記メディアアセットの前記識別子は、前記メディアアセットのタイトルを含む、項目A109に記載の装置。
(項目A111)
前記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で前記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目A105に記載の装置。
(項目A112)
前記第2の電子通信は、前記メディアアセットのタイトルと、該メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを前記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目A105に記載の装置。
(項目A113)
前記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目A105に記載の装置。
(項目A114)
前記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目A105に記載の装置。
(項目A115)
前記メディアアセットのフィードバックについて前記ユーザを促す手段は、該メディアアセットの該フィードバックを要求する視聴者に対する警告を表示する手段を含む、項目A105に記載の装置。
(項目A116)
前記フィードバックを受信する手段は、複数のフィードバック選択肢を前記第2のユーザ機器デバイス手段上で表示することと、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つを選択することとを含む、項目A105に記載の装置。
(項目A117)
前記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、前記ユーザが前記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目A116に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本発明の上記および他の特徴、その性質および種々の利点は、添付図面と併せて解釈される、以下の発明を実施するための実施形態を考慮すると、より明白となるであろう。
【図1】図1は、本発明の実施形態による、例証的な双方向テレビシステムの略図である。
【図2】図2は、本発明の実施形態による、例証的なアセット制限設定画面を示す。
【図3】図3は、本発明の実施形態による、例証的なアセット属性制限画面を示す。
【図4】図4、6および7は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面を示す。
【図5】図5は、本発明の実施形態による、例証的な画面上メニュー選択画面を示す。
【図6】図4、6および7は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面を示す。
【図7】図4、6および7は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面を示す。
【図8】図8は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバック画面を示す。
【図9】図9は、本発明の実施形態による、例証的なアセットデータ構造を示す。
【図10】図10は、本発明の実施形態による、例証的なオンラインアセットフィードバックシステムの略図である。
【図11】図11−13は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面を示す。
【図12】図11−13は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面を示す。
【図13】図11−13は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面を示す。
【図14】図14は、本発明の実施形態による、アセットに対して行われる一致しない動作に関してユーザに警告する方法を図示する。
【図15】図15は、本発明の実施形態による、アクセスを制御する、および/またはアセットに関するフィードバックを提供する方法を図示する。
【図16】図16は、本発明の実施形態による、ウェブサイトを通してアセットに関する詳細なフィードバックを提供する方法を図示する。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は、本発明の実施形態による、例証的な双方向メディアシステム100を示す。ユーザ機器110は、通信経路122上でメディアソース120から信号の形態でコンテンツを受信する。実践では、複数のメディアソース120、広告ソース130、およびユーザ機器110があり得るが、図面を過剰に複雑にすることを回避するために、それぞれの1つのみが図1に示されている。
【0014】
メディアソース120は、例えば、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星メディア配信設備、メディア放送設備、オンデマンドサーバ(例えば、VODサーバ)、(例えば、オンラインゲーム用の)ゲームサービスプロバイダ、(例えば、ウェブサイトを提供するための)インターネットサービスプロバイダ、(例えば、プレイリストを提供するための)順序付きリストプロバイダ、(例えば、アセットまたはアセット特性あるいは属性を提供するための)アセットプロバイダ、またはコンテンツを発信あるいは配信するための任意の他の好適な設備またはシステム等の、任意の好適なメディアソースであり得る。メディアソース120は、例えば、衛星経路、光ファイバ経路、ケーブル経路、インターネット経路、あるいは任意の他の好適な有線または無線経路を含む、任意の好適な通信経路122上で信号を伝送するように構成され得る。信号は、例えば、テレビ番組、ゲーム、音楽、ニュース、および/またはウェブサービス等の、任意の好適なコンテンツを運び得る。いくつかの実施形態では、メディアソース120は、例えば、クライアント/サーバまたはオンライン双方向メディアガイダンスアプリケーション等の双方向メディアガイダンスアプリケーションの命令を実行するための制御回路を含み得る。
【0015】
広告ソース130は、特定の製品/会社にユーザを引き付けるメディアおよび/またはコンテンツを生成し、特定の製品/会社についてユーザに知らせ、および/または特定の製品/会社を推進する、任意のスポンサまたは広告実体であり得る。広告ソース130は、メディアソース120、データソース124の一部として、または別個の実体として実装され得る。広告ソース130は、リンク122を通してメディアソース120および/またはユーザ機器110に広告コンテンツを供給し得る。広告コンテンツは、テレビ番組内のコマーシャルとして、画面上のガイド広告として、配置するために使用され得る。
【0016】
本明細書で定義されるように、アセットとは、再生され、アクセスされ、録画され、または視聴され得る、任意の種類のメディアを指す。そのようなメディアは、テレビメディア、デジタル/アナログラジオメディア、音楽メディア、双方向型ゲーム、および他のオーディオおよび/またはビデオメディアの変化例の全てを含み得る。各アセットは、アセットの側面(例えば、名前またはタイトル)を識別する識別子と関連付けられ得る。例えば、映画のタイトル「GoldenEye」は、ビデオオンデマンドアセットまたは録画されたアセットと関連付けられてもよく、Smashing Pumpkinsによる楽曲のタイトル「1979」は、音楽アセットまたは楽曲のコンセプトをフィーチャしたゲームと関連付けられ得る。各アセットは、アセットの中に存在するコンテンツを識別するアセット特性を含む。アセット特性は、例えば、アセットの中の暴力の量、アセットの中の性的コンテンツの量、アセットのジャンル種類、アセットに関するペアレンタルコントロール情報等を伝える情報を含み得る。各アセットは、例えば、アセット説明、ジャンル、サブカテゴリ(例えば、監督、俳優、および/または撮影場所)、サービスの種類(VOD、線形、ペイパービュー、VOIP、DOCSIS、IPTV、SDV等)、スケジューリング(例えば、時刻、放送時間、および/または1日の放送数)、評定、副評定、視聴状態(例えば、視聴部分、未視聴部分、視聴部分の開始/停止場所、アセットが視聴された回数、シリーズからのエピソードが見られた回数等)、フィードバック状態(例えば、フィードバックがアセットについて以前に提供されているか否か)、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのアセットのメンバーシップ、ブックマーク状態、タグ付けした状態、チャネル関連性、ウェブサイト関連性等を含み得る、一式の属性を含み得る。
【0017】
メディアソース120は、ユーザ機器110によってアクセスされ得る、本発明によるユーザ選好プロファイルを記憶し得る。例えば、ユーザが、アセットに関する選好特性を含むユーザ選好プロファイルを設定すると、そのユーザ選好プロファイルがメディアソース120において維持され得る。メディアソース120においてユーザ選好プロファイルを維持することは、メディアソース120が、ユーザのローカルまたは遠隔視聴行動に基づいて、ユーザ選好プロファイルのコンテンツまたは選好を動的に調整することができるため、有利であり得る。メディアソース120においてユーザ選好プロファイルを維持することはまた、異なるユーザ機器110においてユーザまたは家族によってアクセスされ得るため、有利であり得る。代替として、ユーザ選好プロファイルは、ユーザ機器110上に記憶され得る。
【0018】
ユーザ機器110は、双方向メディア体験を提供するために好適な任意の機器を含み得る。ユーザ機器110は、テレビ、tru2wayTMテレビ、セットトップボックス、録画デバイス(例えば、デジタルビデオレコーダ)、ビデオプレーヤ、ユーザ入力デバイス(例えば、リモートコントロール、キーボード、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、および音声認識インターフェース)、または双方向メディア体験を提供するために好適な任意の他のデバイス等の、テレビ機器を含み得る。例えば、ユーザ機器110は、Motorola,Inc.提供のDCT 2000、2500、5100、6208、または6412セットトップボックスを含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器110は、テレビカード付きパーソナルコンピュータ(PCTV)、およびオプションのOpen Cable Unidirectional Receiver(OCUR)プラグインカード、またはコンテンツの安全な送達に好適な他のセキュリティアクセスカード等のコンピュータ機器を含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器110は、例えば、ゲームシステム、携帯型DVDプレーヤ、携帯型ゲーム機、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、音楽プレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)等の携帯型電子デバイス、あるいは任意の他の好適な携帯型または固定デバイスを含み得る。
【0019】
ユーザ機器110は、例えば、家庭内で、ユーザ機器110の種々の要素を相互接続する、ネットワークインターフェース(図示せず)を含み得る。そのような配設は、ユーザ機器110の複数のインスタンスの相互接続、および/または遠隔に位置する録画デバイス(例えば、デジタルビデオレコーダ)の使用を可能にし得る。ネットワークインターフェースは、コンピュータまたはウェブサイトホストへ/から、アセットに関してフィードバックが提供されることを可能にする、電子通信をユーザ機器110が(インターネットまたは他の通信経路上で)伝送および/または受信することを可能にし得る。
【0020】
図1の実施例では、ユーザ機器110は、少なくとも、別個のデバイスとして、または単一のデバイスとして実装され得る、制御回路118、表示デバイス112、およびユーザ入力デバイス114を含む。経路122上でメディアソース120によって伝送されるメディアの表示デバイス112上での表示を制御するように、および双方向メディアガイダンスアプリケーション機能を提供するように、双方向テレビ番組ガイド等の双方向メディアガイダンスアプリケーションがユーザ機器110上に実装され得る。
【0021】
ユーザ機器110によって再生され得るメディアは、大きく異なってもよい。実際に、多くの異なる種類のメディアがユーザ機器110によって再生され得る。各メディア種類が技術的な意味で独特であり得(例えば、特定の種類のメディアを再生するために、特定の技術的実装が必要とされる)、またはサービスの種類によって定義的な意味で独特と見なされる(例えば、ビデオオンデマンド番組が放送番組とは異なる種類のメディアと見なされ得る)ため、多くの異なる種類のメディアが利用可能であり得る。異なる種類のメディアは、概して、または所望の特異性の程度で分類され得る。例えば、メディアは、テレビメディア、音楽メディア、ならびにオーディオおよび/またはビデオメディアを含む、種々の種類に分類され得る。各一般メディア種類内で、より具体的かつ異なるメディア種類が利用可能である。テレビメディアは、例えば、放送テレビ番組、録画テレビ番組、ビデオオンデマンド(VOD)番組、ニアビデオオンデマンド(NVOD)番組、ペイパービュー番組、衛星テレビ番組、およびストリーミングビデオ番組を含み得る。録画テレビ番組は、別の種類のテレビ番組の録画であり得る(例えば、線形番組)。録画テレビ番組またはアセットは、ユーザ機器110上でローカルに、またはネットワーク接続されたユーザ機器(図示せず)上で遠隔に記憶され得る。録画テレビ番組またはアセットはまた、遠隔ネットワークビデオレコーダ/サーバ(メディアソース120または同様の遠隔サーバ等)上に記憶され得る。音楽メディアは、例えば、MP3ファイル、WAVファイル、MIDIファイル、AAC、Realメディア、Dolby Digital、または、その音楽を圧縮し、配信し、ユーザデバイス110上に記憶することができる、他の好適な形式を含み得る。
【0022】
表示デバイス112は、例えば、テレビモニタ、コンピュータモニタ、またはユーザ機器110に組み込まれたディスプレイ(例えば、携帯電話または音楽プレーヤのディスプレイ)等の、任意の好適なデバイスであり得る。表示デバイス112はまた、オーディオの出力を提供するように構成され得る。表示デバイス112は、アセットに対して行われる一致しない動作に関してユーザに警告する表示を提示し、制限(例えば、ロック)されている/されていないアセットのアセットリストを提供するように構成され得る。フィードバック選択肢は、表示デバイス112上に表示され得、ユーザが検出した一致しない動作に関する情報を提供することを可能にする。
【0023】
制御回路118は、入力デバイス114からユーザ入力を受信し、双方向メディアガイダンスアプリケーションの命令を実行するように適合される。制御回路118は、1つ以上のチューナ(例えば、アナログまたはデジタルチューナ)、エンコーダおよびデコーダ、プロセッサ(例えば、Motorola 68000ファミリープロセッサ)、メモリ(すなわち、RAMおよびハードディスク)、通信回路(例えば、ケーブルモデム回路)、入力/出力回路(例えば、グラフィック回路)、ユーザ機器110の種々のデバイスへの接続、ならびに、アナログまたはデジタルメディア番組、番組録画および再生、および双方向メディアガイダンス機能を提供するための任意の他の好適な構成要素を含み得る。いくつかの実施形態では、制御回路118は、例えば、ディスプレイ112または任意の他のデバイス(例えば、セットトップボックス、テレビ、およびビデオプレーヤ)の一部等の、ユーザ機器110のデバイスのうちの1つの一部として含まれてもよい。
【0024】
制御回路118は、例えば、ユーザまたは更新から、アセットに対して行われる動作(例えば、特定のアセットへのアクセスを制限する)を受信し得る。制御回路118は、第2のアセットに対して行われる一致しない動作(例えば、第2のアセットへのアクセスを制限しない)が存在するかどうかを決定するように、動作が行われたアセットと同様の属性を有する第2のアセットを検索し得る。制御回路118は、アセットデータ構造に記憶された属性を比較することによって、2つ以上のアセットが同様の属性を有することを決定し得る。制御回路118は、第2のアセットが見出されると警告を表示し得、ユーザが不一致(またはアセット)に関するフィードバックを提供すること、または、例えば、第2のアセットへのアクセスを制限することによって、動作を一致させることを可能にする。
【0025】
例えば、制御回路118は、全てのホラージャンル映画へのアクセスを制限する(例えば、ロックまたはブロックする)ように、ユーザから第1の動作を受信し得る。制御回路118は、ホラージャンルの中にある特定のアセット(例えば、Psycho)からアクセス制限を除去する(例えば、ロック解除またはブロック解除する)、第2の動作を受信し得る。制御回路118は、Psychoに、ユーザがアクセスを制限した映画のうちの少なくとも1つと同様の属性がある(例えば、ジャンルカテゴリを共有する)ことを決定し得る。制御回路118は、2つのアセット(例えば、Psychoおよび別のホラー映画)に対して行われる動作が一致しない(例えば、第1の動作がアクセスを制限する一方で、第2の動作はアクセス制限を除去した)ことを検出し得る。制御回路118は、例えば、「Psychoをブロック解除しましたが、他の全てのホラー映画をブロックしています、全てのホラー映画もブロック解除したいですか?」と言うプロンプトを表示デバイス112上に表示することによって、不一致に関してユーザに警告し得る。制御回路118は、(例えば、ユーザが特定のホラー映画へのアクセス制限を除去したという検出に応じて)ユーザが全てのホラー映画からアクセス制限を除去することを可能にし、または代替として、ユーザがPsychoまたはアクセス制限を含む別のホラー映画に関するフィードバックを提供することを可能にし得る。ユーザによって提供されるフィードバックは、ユーザのアセットの承認または不承認を報告するために、メディアソース120に、または広告ソース130に直接、伝送され得る。
【0026】
制御回路118はまた、同様の属性を有し、一致しない動作が行われている、アセットのサブカテゴリに基づいて、妥協位置を自動的に提案し得る。例えば、上記で例示されるように、第1の動作は、全てのホラー映画へのアクセスを制限し、第2の動作は、そのグループの単一の構成要素(すなわち、Psycho)からアクセス制限を除去した。制御回路118は、(一致しない動作に基づいて)全てのホラー映画からアクセス制限を除去する代わりに、全ての「アルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)」ホラー映画(すなわち、ジャンル属性のサブカテゴリ(特定の監督))からアクセス制限を除去するようにユーザを促し得る。
【0027】
代替として、制御回路118は、ユーザが全ての「アルフレッド・ヒッチコック」映画(すなわち、2つのアセット間の類似性がプロンプトを誘起した属性(ジャンリ)とは異なる属性(監督)に関する別個のカテゴリ)からアクセス制限を除去することを可能にし得る。例えば、監督「アルフレッド・ヒッチコック」は、両方ともアクセス制限を含む、「ホラー」および「古典映画」ジャンルの中のサブカテゴリであり得る。したがって、特定の監督(またはサブカテゴリ)を有する1つの制限されたジャンル(すなわち、ホラージャンル)の中のアセットから制限を除去する動作の受信に応じて、制御回路118は、ユーザが、同じ監督を有する別の制限されたジャンル(すなわち、古典映画ジャンル)の中のアセットからアクセス制限を手動で(または自動的に)除去することを可能にし得る。
【0028】
制御回路118は、ユーザが特定のアセットに関するフィードバックを提供する要望を示すと、コンピュータ(ウェブサイトをホストする)に通信を伝送し得る。フィードバックは、キューに記憶され、ユーザがユーザ機器110からウェブサイトにアクセスすると、ユーザに提供され得る。ユーザがフィードバックを提供するようにウェブサイトにアクセスするユーザ機器110は、アセットに対して動作を行う(例えば、アセットへのアクセスを制限する)ために使用された、同じまたは異なるユーザ機器110であり得る。コンピュータは、ユーザのアセットの承認または不承認を報告するユーザのフィードバックを、メディアソース120に、または広告ソース130に直接、伝送し得る。
【0029】
ユーザ機器110は、例えば、メモリまたはハードドライブ(例えば、デジタルビデオレコーダ)等の記憶デバイス116を含み得る。図を過剰に混雑させることを回避するために、1つだけのそのような記憶デバイスが示されているが、付加的な記憶デバイスが所望に応じて使用され得ることを理解されたい。記憶デバイス116は、データ(例えば、プレイリスト)およびメディア(例えば、録画アセット)を記憶し得る。別の実施形態(図示せず)では、ユーザ機器110は、遠隔サイトに位置する記憶デバイスにアクセスし、その遠隔記憶デバイスにおいてデータおよび/またはメディアを記憶することが可能であり得る。そのような遠隔記憶デバイスは、ネットワーク接続された記憶デバイスまたはネットワーク接続されたデジタルビデオレコーダと本明細書では呼ばれ得る。
【0030】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、クライアント/サーバアプローチでユーザに機能を提供し得る。ユーザ機器110の各インスタンスに対する1つのサーバ、ユーザ機器110の複数のインスタンスに対する1つのサーバがあり得、または単一のサーバが、ユーザ機器110の各インスタンスに対するプロキシとしての機能を果たし得る。
【0031】
任意の好適な数のユーザが、メディアソース120およびデータソース124に接続される、ユーザ機器110等の機器を有し得る。しかし、図示を明確にするために、単一のユーザのみの機器が示されている。複数のユーザの機器は、ケーブルテレビネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ネットワーク、または任意の他の好適な手段を使用して、メディアソース120およびデータソース124に接続され得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器110の複数のインスタンスは、任意の好適な手段を使用して相互に接続またはネットワーク接続され得る(例えば、Multimedia Over Coax(MoCA)規格を潜在的に使用したLANを使用して家庭内で、またはDOCSISネットワーク上でWANを使用して家庭間で)。
【0032】
ユーザ機器110は、1つ以上のデータソース124から双方向メディアガイダンスアプリケーションデータを受信し得る。データソース124は、特定の種類のコンテンツまたは特定のアプリケーションに対するデータを提供し得る。例えば、1つのデータソース124は、非オンデマンドアセット(例えば、非有料およびペイパービュー番組)に対するデータを提供し得、別のデータソースは、オンデマンドアセット(例えば、VOD番組)に対するデータを提供し得る。または、例えば、単一のデータソースが、これらの種類のデータの両方を提供し得る。例えば、1つのデータソース124は、双方向テレビ番組ガイドに対するデータを提供し得る。別のデータソース124は、一致しない動作を検出するように、どのアセットが同様の属性を有するかを決定する際に使用される、アセット特性または属性に対するデータを提供し得る。別のデータソース124は、例えば、別の双方向アプリケーション(例えば、ホームショッピングアプリケーション)に対するデータを提供し得る。いくつかの実施形態では、データソース124は、クライアント/サーバアプローチを使用して、双方向メディアガイダンスアプリケーションにデータを提供し得る。1つのデータソースにつき1つのサーバ、全てのデータソースに対する1つのサーバがあり得、またはいくつかの実施形態では、単一のサーバが、ユーザ機器110と種々のソース124との間のプロキシとして通信し得る。いくつかの実施形態では、データソース124は、オンライン双方向メディアガイダンスアプリケーションとしてデータを提供し得る。そのような実施形態では、データソース124は、オンラインメディアガイダンスアプリケーションの命令を実行するための制御回路を含み得る。
【0033】
図1は、別個の要素として、メディアソース120およびデータソース124を示す。実践では、それらの機能性は、組み合わせられ、単一の設備における単一のシステム、または複数の設備における複数のシステムから提供され得る。例えば、1つのメディアソース120およびデータソース124は、VODコンテンツおよび関連VODデータを提供するように組み合わせられ得る。
【0034】
明確にする目的で、以下の考察は、双方向メディアガイダンスアプリケーションが双方向番組ガイドである実施形態を、時には説明し得る。しかしながら、以下の考察および論議される特徴は、オンラインまたはインターネットベースのメディアガイダンスアプリケーションを含む、任意の双方向メディアガイダンスアプリケーションに適用され得ることが理解される。
【0035】
特定の番組を見ている家庭の一員が、番組とともに提供される、望ましくない、または不適切なコンテンツを理由に、番組または他の関連番組へのアクセスを制限することを決定し得る。例えば、親が、家庭内の子供の存在を理由に、成人番組へのアクセスを制限することを決定し得る。したがって、親は、ある評定を上回る全ての番組へのアクセスを制限するようにシステムに命令し得る。加えて、ユーザは、タイトルまたは他の属性に基づいて、番組へのアクセスを制限し得る。システムは、自動的に、またはユーザによる要求に応じて、制限された番組と同様の属性を有する他の番組を検索し、見出し得る。システムは、ユーザが他の番組へのアクセスを制限すること、および/または制限された番組に関するフィードバックを提供することを可能にし得る。
【0036】
図2は、本発明の実施形態による、例証的なアセット制限設定画面200を示す。画面200は、ビデオ表示部分210、アセット属性に基づく種々のアセット制限選択肢、および広告部分220を含み得る。ビデオ表示部分210は、チャネル識別子212とともに、ユーザによって同調された最後のチャネルを表示し得る。ビデオ表示部分210に表示されたビデオは、ライブビデオストリーム、短いオンデマンドセグメント、広告セグメント、ウェブサイト、または任意の他の種類のビデオあるいは静止画像であり得る。
【0037】
広告部分220は、特定のユーザプロファイルまたはビデオ表示部分210に表示されたビデオに基づいて標的にされ得る、1つ以上の広告を提供し得る。広告は、広告ソース130(図1)によって提供されるコンテンツを含み得る。広告部分220に表示される広告は、ビデオまたは静止画像であり得る。広告部分220は双方向型であり得、ユーザが、宣伝されているコンテンツに関するさらなる情報を受信する領域、または宣伝されているコンテンツの注文を配置する領域を選択することを可能にする。
【0038】
ユーザは、1つ以上の属性に基づいて1つ以上のアセットへのアクセスを制限するために、アセット制限設定画面200に入力し得る。例えば、ユーザは、特定の番組を見ていてもよく、番組中に、ユーザは、番組へのアクセスを制限し得る。したがって、ユーザは、ユーザに画面200をもたらす表示メニューから、選択肢を選択し得る。視聴されていた番組は、ビデオ表示部分210を通して同時に視聴され得る。
【0039】
示されるように、ユーザは、数種類の属性のうちのいずれかに基づいて、アセットへのアクセスを制限し得る。例えば、ユーザは、映画評定ロック選択肢230を選択することによって、例えば、PG−13を上回って評定された映画へのアクセスを制限し得る。ユーザは、テレビ評定ロック選択肢232を選択することによって、例えば、PTV−PGを上回って評定されたテレビ番組へのアクセスを制限し得る。加えて、ユーザは、テレビコンテンツロック選択肢234を選択することによって、それらの説明(例えば、説明に現れる、ある言葉に基づいて)またはそれらの一般コンテンツ(例えば、成人番組または教育番組)に基づいて、アセットへのアクセスを制限し得る。ユーザは、チャネルロック選択肢236を選択することによって、種々のチャネルへのアクセスを制限し得る。アクセスを制限するための基準として使用され得る、他の種類の属性は、状態ロック選択肢239を選択することによって制限され得るアセット視聴状態と、サービスロック選択肢231を選択することによって制限され得るアセットのサービスの種類とを含む。示されるように、ハイライトは、タイトルロック選択肢238の選択を示し、その選択は、ユーザが、図3に関連して論議されるタイトルロック画面300をナビゲートすることを可能にし得る。
【0040】
限定としてではなく、簡潔かつ明確にする目的で、全ての属性が本発明の文脈で示され、説明されているわけではない。他の属性もアセットへのアクセスを制限するための基準として使用され得ることを理解されたい。加えて、限定ではなく一例として、本発明は、アセットのタイトル制限の文脈で説明されるが、属性に基づく任意の種類の制限に適用可能であると理解されるべきである。
【0041】
ロックした番組/属性を表示する選択肢270も提供され得る。ロックした番組/属性を表示する選択肢270を選択することにより、制限されている(特定のユーザプロファイルに基づき得る)全てのアセットおよび/または属性のリストをシステムに表示させ得る。例えば、アセットPokemonおよびFamily Guyが制限され、ユーザがロックした番組/属性を表示する選択肢270を選択すると、システムは、2つのアセットを取り出し、それらのタイトルと、例えば、次の放送時間等の別の属性とを表示し得る。ユーザは、制限されたアセットの表示されたリストから、アセットのうちのいずれか1つへのアクセス制限を除去し得る。加えて、ある属性(例えば、チャネルまたは評定)が制限されている場合、システムは制限された属性を表示し得る。ユーザは、制限された属性の表示されたリストから、制限された属性へのアクセセス制限を修正または除去し得る。
【0042】
ユーザは、特定のユーザに特有の設定をロードするように、ドロップダウンメニュー260を使用してユーザプロファイルを選択し得る。ユーザプロファイルが選択された後、システムは、ユーザのアイデンティティを検証するために提供されるべき、選択されたユーザプロファイルと関連するピンを要求し得る。例えば、ユーザ「お父さん」は、メニュー260から対応する「お父さん」プロファイルを選択し得る。ユーザが検証情報を入力した後、システムは、ユーザの設定に合致するようにアセット制限を変更し得る。具体的には、1人のユーザがある番組を見ることを許され得る一方で、別のユーザは許されない場合がある。したがって、特定のユーザプロファイルを選択することにより、アセットの属性に基づいて、特定のアセットへのアクセスを制限/承諾するようにシステムに命令し得る。加えて、システムは、選択されている1つ以上のユーザプロファイルに、種々の視聴行動を記憶し得る。
【0043】
システムに記憶されたユーザプロファイルはまた、アセット制限間の一致性を維持するために、相互にリンクまたはグループ化され得る。ユーザプロファイルは、プロファイル設定選択肢250を選択することによってリンクされ得る。ユーザプロファイル間の関係(例えば、父親/母親または兄弟/姉妹)も、ユーザプロファイル設定選択肢250を選択することによって構成され得る。例えば、特定のユーザプロファイルを使用する1人の親(例えば、母親)が、1つの属性(例えば、アセットの中の監督または俳優)に基づいて特定のアセットへ/からのアクセス制限を除去すると、システムがリンクされたユーザプロファイル(例えば、父親のプロファイル)をチェックして、父親によって制限された他の属性(例えば、アセットタイトル)が母親の動作と一致することを確実にし得るように、2つの親プロファイルが相互にリンクされ得る。具体的には、2人のユーザは、親グループの一部であり得、親として一致しない動作を行い得る。例えば、1人の親(親グループプロファイルに属する)は、番組「Sponge Bob」のエピソードへのアクセスを制限し得、別の親(同じ親グループプロファイルに属する)は、制限された番組「Sponge Bob」からのキャラクターをフィーチャした映画(すなわち、異なるアセット)へのアクセスを可能にし得る。これらの動作は、一致しないと見なされ得、システムは、そのような不一致を検出し、ユーザに警告し得る。いくつかの実施形態では、親から、または概して同じ監督グループのメンバーからの、同じアセットに関する相反する動作は、システムによってフラグを付けられ得る。グループの1人の親またはメンバーが番組「Sponge Bob」へのアクセスを制限し、グループの別の親またはメンバーが制限を除去しようとした場合、アクセスを制限しようとしたグループの親またはメンバーは、相違について知らされ得る。
【0044】
特定のユーザプロファイルに対するピンを設定するために、ピン設定選択肢240が選択され得る。ピン設定選択肢240は、以前に提供されていなかった場合に、特定のユーザプロファイルに対するピンまたは一意の識別子が入力されることを要求する、プロンプトを提起し得る。代替として、ピンがすでに特定のプロファイルに対して設定されている場合、ピン設定選択肢240は、ユーザが、プロファイルと関連するピンまたは一意の識別子を変更することを可能にし得る。
【0045】
アセットへのアクセスを制限するための基準として使用するように、属性のうちの1つを選択した後、ユーザには、ユーザが制限を特定し、同様の属性を伴うアセットを検索することを可能にする、表示が提供され得る。
【0046】
図3は、本発明の実施形態による、例証的なアセット属性制限画面300を示す。それによってアクセスを制限する、ユーザによって選択される属性は、アセットタイトルである(アセットタイトルロック選択肢238を選択することによる)。画面300は、タイトル選択部分305と、選択されるアセット属性部分307とを含み得る。
【0047】
タイトル選択部分305は、タイトルメニュー310と、同様のアセットを見つける選択肢320とを含み得る。ユーザは、アクセスを制限するアセットの特定のタイトルを識別するように、ドロップダウンメニュー310を選択することができる。例えば、示されるように、ユーザは、アクセスを制限するアセットのタイトルとして、タイトル「Family Guy」を識別している。最初に、メニュー310を通して選択に利用可能なタイトルは、特定のチャネル上の所定の一式または全ての利用可能なタイトルであり得る。例えば、ユーザは、チャネル選択肢(図示せず)を使用してチャネルを特定し得、システムは、メニュー310からの選択されたチャネル上で提供される特定のタイトルの選択を可能にし得る。加えて、メニュー310は、アクセス制限が課されているアセットのタイトルを含み得る。アセット制限を有するメニュー310の中のアセットは、異なる色または他の好適な方法で制限されたアセットを表示することによって、制限されていないメニュー310の中のアセットと区別され得る。ユーザは、制限されたアセットをロック解除するか、またはアクセス制限の選好を変更し得る。
【0048】
ユーザはまた、例えば、アセットタイトルがメニュー310の中で見出されない場合に、アセットを検索するように、アセットを見つける選択肢320を選択し得る。例えば、アセットを見つける選択肢320を選択することにより、番組を識別する種々の基準をユーザが提供し得る、検索画面を提供し得る。具体的には、ユーザは、タイトルに現れる言葉、チャネル、番組の説明に現れる言葉、番組のジャンル、または上記および下記で論議されるアセット属性のうちのいずれか等の検索語を使用して、アセットを検索し得る。システムは、検索語に合致する番組またはアセットの場所を特定するように、ローカルで、または任意の好適な検索エンジン(例えば、GOOGLE)を使用してインターネット上で遠隔で、検索を行い得る。次いで、システムは、検索に起因する全ての合致タイトルのリストを表示し得る。ユーザは、リスト中のタイトルのうちのいずれか1つへのアクセスを制限し得る。
【0049】
ユーザが、属性(例えば、ジャンル)に基づいて特定のアセットへのアクセスを制限している時に、ユーザは、アセットを見つける選択肢320と同様の選択肢を使用して、同じ特定のジャンルを有する他のアセットを見つけてもよいことを理解されたい。検索に起因するアセットのリストは、選択されたジャンルに属し、かつ任意の他の検索語に合致する(例えば、それらの説明の中に特定の言葉を有する)、全てのアセットであり得る。
【0050】
特定のアセットタイトルが選択されたか、または見出された後に、それはメニュー310の中に表示され得、選択されたタイトルと関連するアセットデータ構造からの属性のうちの1つ以上が、記憶デバイス116(図1)から取り出され得る。例示的なアセットデータ構造900が、図9に関連して以下で示され、説明される。取り出された属性は、アセット属性部分307の中に表示され得る。例えば、選択されたアセット(例えば、Family Guy)の評定(例えば、TV−PG)が、評定属性330の隣に表示され得る。表示のサイズは、表示することができる属性330の数を限定し得る。したがって、さらに表示する選択肢340の選択は、選択されたタイトルと関連する付加的な属性とともに、新規表示を補完するか、変更するか、または表示させ得る。
【0051】
各属性330は、対応するラジオボタン332とともに表示され得る。ユーザは、属性の対応するラジオボタン332を選択することによって、関心の特定の属性を識別し得る。属性を選択することにより、アクセスを制限することが望ましいであろう他のアセットをユーザが識別することを可能にする。例えば、ユーザは、特定の属性(例えば、評定)により、選択されたタイトルが不快または不適切であると決定し、同様の属性を有する他のアセットへのアクセスを制御することを希望し得る。
【0052】
ユーザが1つ以上の不快な属性を選択した後、ユーザは、選択された属性を共有する他のアセットを検索するように、提出の選択肢370を選択し得る。例えば、制御回路118は、選択されたタイトルと関連するアセットデータ構造から、選択された属性の値を取り出し、アセットデータ構造のフィールドの中の値のそれぞれを、他のアセットの記憶デバイス116に記憶された対応する値と比較し得る。合致が見つかると、制御回路118は、合致アセットをマークまたはタグ付けし、後に、対立警告画面に合致アセットを表示し得る。ユーザはまた、選択された属性と同様の値を有する、他のアセットへのアクセスを制御するか、またはそれらを無視することを、後に決定し得る。
【0053】
ユーザはまた、全ての合致をロックする選択肢350を選択することによって、選択された属性に合致する値を有する全てのアセットを自動的にロックするように、システムに命令し得る。提出の選択肢370の選択は、同様の選択された属性を有するアセットの検索に加えて、メニュー310に現れるタイトルをロックするようにシステムに命令する。ユーザは、他のアセットを検索する選択肢360を切り替えることによって、提出の選択肢370の選択に応じて、同様の属性を有するものについて他のアセットが検索されるかどうかを制御し得る。例えば、他のアセットを検索する選択肢360が「はい」に設定されると、システムは、メニュー310に現れるアセットの特定のタイトルの選択された属性と同様の属性を有する、アセットのリストを提供し得る。代替として、他のアセットを検索する選択肢360が「いいえ」に設定されると、システムは、メニュー310に現れるタイトルを伴うアセットをロックし、ビデオ表示部分210に現れ得る、以前に見た番組をユーザに返し得る。
【0054】
いくつかの実施形態では、アセット属性部分307は、表示から省略され得る。ユーザがメニュー310からタイトルを選択し、提出の選択肢370を選択することによって選択を実行した後、システムは、選択されたタイトルに対応するアセットと少なくとも1つの同様の属性を有する、アセットの検索を自動的に行い得る。次いで、自動検索からの結果が、上記および下記で論議されるように提供され得、選択されたタイトルに対応するアセットと同様の属性を有するアセットを、ユーザがロックまたは無視することを可能にする。いくつかの実装では、アセットのいくつかの属性が、高重要としてマークされ得(例えば、評定が重要としてマークされ得る一方で、サービスの種類はマークされなくてもよい)、システムは、選択されたタイトルに対応するアセットのマークされた高重要属性と同様の属性を有する、アセットのみを検索し得る。これは、他のアセットの検索をより効率的にし、より迅速に結果を提供し得る。アセット属性部分307が提供される場合、デフォルトは、高重要としてマークされる全ての属性のラジオボタン332を事前選択させることであり得る。消去する、または切り替える選択肢(図示せず)が、ラジオボタン332の選択を取り消すように提供され得る。
【0055】
いくつかの実施形態では、画面上メニュー520(図5)が、特定の番組とともに表示され得る。画面上メニュー520は、タイトルをロックする選択肢540、チャネルをロックする選択肢550、時間をロックする選択肢560、または特定のアセットの属性に対する任意の他のロックする選択肢を含み得る。画面上メニュー520からのロックする選択肢のうちのいずれかの選択は、ユーザを画面300にナビゲートして、ユーザが、表示された番組のタイトル、チャネル、または時間をロックすることを可能にし得る。例えば、ユーザがタイトルをロックする選択肢540を選択し、見ている番組が「Family Guy」である時に、システムは、画面300を表示し得、見ている番組のタイトル(例えば、Family Guy)が、メニュー310の中に表示され得る。システムはまた、随意で、上記で論議されるように、部分307の中の選択されたタイトルに対応するアセットと関連する属性を表示し得る。
【0056】
ロックしたアセットと少なくとも1つの同様の属性を有し、一致しない動作が行われている(例えば、アセットをロックしない等の不動作)アセットの検索からの結果が、対立警告画面中のリストに現れ得る。ユーザは、いずれか1つまたは全てのアセットをロックするように、リスト中のアセットの間で選択し得る。
【0057】
図4は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面400を示す。対立警告画面400は、ユーザがロックすることを選択した(すなわち、アセットのタイトル、ジャンル、評定等により)アセットと少なくとも1つの同様の属性を有する、アセットのリストを提供する。画面400は、タイトル別のアセットのリスト430、共有属性のリスト440、およびタイトル別のアセットのリスト430の中の各アセットに対するロックする選択肢420を含む。
【0058】
ユーザは、ロックしたアセットと同様の属性を有し、例えば、タイトルのリスト430の中でロックされていない、アセットのタイトルを視認し得る。例えば、ユーザは、特定のアセットと関連するタイトル「Family Guy」をロックすることを選択していることがあり、システムは、タイトル「Pokemon」を伴うアセットが、「Family Guy」と属性を共有するが、ロックされていないことを決定し得る。したがって、「Pokemon」アセットタイトルが、リスト430の中に表示され得る。システムはまた、共有属性リスト440の中のロックしたアセットとアセットが共有する属性(すなわち、同様の属性)を提供し得る。例えば、ドロップダウンメニュー442は、ロックしたアセットとロック解除したアセットとの間で同様である、属性の全て(2つ以上が存在する場合)を視認するように選択され得る。具体的には、システムは、ロックされていないアセット「Pokemon」がロックしたアセット「Family Guy」と評定属性(例えば、TV−PG)を共有することを決定し得、したがって、「評定」が、アセット「Pokemon」のタイトルの隣のドロップダウンメニュー442の中に表示され得る。
【0059】
限定された量のスペースにより、リスト中に表示されていないあらゆるアセットは、スクロールバー450を使用してタイトルのリスト430を上下にスクロールすることによって、表示させられ得る。例えば、画面が、ある数のアセットタイトルを表示することに限定されているため、ロックしたアセットと属性を共有するが、画面400に示されていない、1つの付加的なアセットがあり得る。したがって、バー450を使用して下にスクロールすることにより、タイトルアセットリスト430の最上部からアセットタイトルのうちのいくつかを除去し、リストの最下部に他のアセットタイトルを表示し得る。
【0060】
ユーザは、特定のアセットの隣のチェックボックス422を選択することによって、タイトルのリスト430の中に表示されたアセットのうちのどれをもロックすることを決定し得る。例えば、ユーザは、「Pokemon」および「South Park」とタイトルを付けられたアセットをロックするが、他のアセットをロック解除されたままにすることを所望し得る。したがって、ユーザがロックしたい、アセットのそれぞれの隣のチェックボックス422が有効にされ得る。ユーザは後に、チェックボックス422によって識別されたアセットをロックするように、選択されたものをロックする選択肢480を選択し得、次いで、システムは、メニューを終了し、以前に見た番組または別のチャネルにユーザを戻し得る。
【0061】
戻る選択肢460が、画面400の中で提供され得る。ユーザは、画面300に戻るように戻る選択肢460を選択して、ロックしたアセットと同様の属性を共有するアセットの検索で考慮するように、ロックしたアセットまたは属性の選択を修正し得る。ロック解除する選択肢490も提供され得る。ロック解除する選択肢490の選択は、画面300(図3)の中で選択されたアセットに行われる動作を取り消し得る。例えば、ユーザが、画面300の中でロックするタイトルを選択し、後に、同様の属性を伴うアセットの検索を行うと、ロック解除する選択肢490の選択は、画面300の中でロックされるように選択されたタイトルからロックを除去し得る。
【0062】
フィードバックを提供する選択肢470も、画面400の中に提供され得る。フィードバックを提供する選択肢470の選択は、ユーザが、ロックする、またはアクセスを制限する属性を選択する理由を特定すること、あるいはロックしたアセットと同様の属性を有するアセットをロックする、またはロックしない理由を特定することを可能にし得る。例えば、ユーザは、画面300の中でタイトル「Family Guy」をロックすることを選択し得、なぜ特定のタイトルがロックされたかを特定するように、フィードバックを提供する選択肢470を選択し得る。具体的には、他のアセットがロックしたタイトルと属性を共有し得るが、ユーザは、他のアセットをロックすることを希望しないことがあり、したがって、不一致の理由を提供し得る。ユーザがフィードバックを提供し得る方法は、図8および11−13に関連して、以下でより詳細に論議される。
【0063】
例えば、ロック解除したアセット「Seinfeld」は、ロックしたアセット「Family Guy」と評定属性を共有し得るが、ユーザは、「Seinfeld」をロックすることを選択しないことがあり、それは、同様に評定されたアセットをロックする要望と一致しない動作であり得る。Family Guyのコンテンツまたはスポンサーシップの変更を引き起こすように、不一致の理由(すなわち、なぜユーザがFamily GuyをロックするがSeinfeldをロックしないことを選択したか)を提供することが有益であり得る。具体的には、Family Guyのスポンサが、コンテンツの不適切性に関して十分なユーザからフィードバックを受信した場合、スポンサは、異なるチャネルまたはアセットに広告を出すか、または資金を提供することを選択し得る。フィードバックを示唆することによって、ユーザはまた、アセットに対する、異なる、おそらくより好適な評定を提案し得る。ユーザが番組のフィードバックを提供したい場合がある他の実施例は、(a)ニュース番組または歴史番組の正確性について報告すること、(b)子供の番組における教育の機会の欠落について批評すること、(c)コンテンツにとっての広告適切性について批評すること、(d)コンテンツ内の製品配置について批評すること、および(e)番組またはプロットラインの改善の提案を行うこと、あるいは新しいシリーズエピソードにおけるプロット展開のアイディアを作り出すことを含む。
【0064】
図5は、本発明の実施形態による、例証的な画面上メニュー選択画面500を示す。画面500は、見ている番組510と、番組が放送されるチャネル識別子512とを含む。画面上メニュー520は、透明オーバーレイ(番組510の重ねられた部分がオーバーレイを通して視認されることを可能にする)、半透明オーバーレイ、または任意の他の好適なオーバーレイとして、番組510とともに表示され得る。ユーザがアセット(例えば、番組510)にアクセスしている際に、ユーザは、アセットに動作を行い得る。画面上メニュー520の中に表示される選択肢は、ユーザがアセットに対して動作を行うことを可能にする。
【0065】
例えば、ユーザは、タイトルをロックする選択肢540(画面300(図3)を提起し得る)を選択することによって、タイトル別に視聴されているアセットをロックし得る。アセットの異なる属性に対応する、示されていない他の選択肢が提供され得、それを通して、ユーザが番組510の属性をロックするように動作し得る。例えば、右矢印524または左矢印522を選択することにより、ユーザが視聴されているアセットに動作することを選択し得る、他のロックする選択肢を、画面上メニュー520の中に表示し得る。
【0066】
ユーザはまた、視聴されているアセットの好き/嫌いの理由を提供するように、フィードバックを提供する選択肢570を選択し得る。例えば、フィードバックを提供する選択肢570の選択が、フィードバックを提供する画面800(図8)を表示し得、それを通して、ユーザがアセットの好き/嫌いに関する肯定的/否定的理由を提供し得る。一実施形態では、映画および/またはテレビ評定システム上でユーザが教育されることを可能にする、選択肢が提供される。そのような実施形態では、特定の評定を伴う例示的なコンテンツがアクセスされ得、評定コンテンツにおいてコンテンツプロバイダによって使用されるガイドラインを提供する例示的なテキストが提供され得る。そのようなシステムの実施例は、その全体で参照することにより本明細書に組み込まれる、2007年12月28日出願の米国特許出願第12/006,103号で提供されている。いくつかの実施形態では、例えば、ウェブインターフェースを使用して他のユーザによって入力された完全テキストフィードバックを含む、他のユーザによって提供されるフィードバックへのアクセスが、問題のアセットに関して特定のユーザに提供され得る。
【0067】
いくつかの実施形態では、システムは、ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットを自動的に検索して、アセットに対して行われる動作の間に不一致があるかどうかを決定し得る。例えば、ユーザは、TV−PGという評定属性を有するアセット「Family Guy」をロックすることによって、第1の動作を行い得る。それに応じて、システムは、同様の属性を有するアセット(例えば、TV−PGと評定されたアセット)が、それらに対して第1の動作を行わせている(すなわち、ロックされている)かどうかを決定し得る。システムは、アセットに関する動作が一致していない(例えば、一方の動作がアセットをロックし、他方の動作がロックしなかった(すなわち、他方の動作が他のアセットに対する不動作である)ため)ことを決定し、対立に関してユーザに警告し得る。
【0068】
図6は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面600を示す。画面600は、対立警告部分605と、対立解決セクション607とを含む。
【0069】
対立警告部分605は、一致しない動作が行われているアセットの間で、同様の属性610を識別し得る。例えば、ユーザが、特定の評定属性を有するアセットをロックするが、同じ、またはより高い評定属性を有する別のアセットをロックしない時に、システムは、2つのアセットが評定属性610において同様であることを示すことによって、対立(または不一致)についてユーザに警告し、一致しない動作がアセットに対して行われていることを示し得る。システムは、アセットが複数の同様の属性を有する場合に、2つ以上の属性610を表示し得る。
【0070】
対立解決セクション607は、一致しない動作がどのように解決されるべきかをユーザが特定することを可能にする。例えば、対立解決セクション607は、同様の属性の値620(例えば、値TV−PGを伴う評定属性)を特定するメッセージを含み、対立を解決する異なる選択可能な選択肢をユーザに提供し得る。具体的には、システムは、ユーザが値TV−PGを伴う評定属性を有するアセット「Family Guy」をロックしたが、評定属性のその値またはより高い値を伴う全てのアセットをロックしているわけではないことを示す、メッセージを表示し得る。
【0071】
ユーザは、ラジオボタン632を選択することによって、ロックを継続する選択肢630を選択し得る。ロックを継続する選択肢630の選択は、ユーザが警告または対立を無視し、特定されたアセット(例えば、「Family Guy」)のみをロックし、同様の属性を有する他のアセットのうちのいずれもロックしないことを可能にする。加えて、ユーザは、同様の属性を伴う全てのアセットをロックする選択肢640を選択し得る。同様の属性を伴う全てのアセットをロックする選択肢640の選択は、ロックしたアセットと同様の特定の属性610を共有するか、または有する全てのアセットも、同時にロックさせ得る。例えば、アセット「Family Guy」は、TV−PGという評定を有し得、システムは、ユーザが、選択肢640を選択して、その特定の評定(例えば、TV−PG)を有する全ての他のアセットをロックすることを可能にし得る。同様の属性(例えば、TV−PG)を有する全てのアセットをロックすることに加えて、それらのコンテンツがユーザの視聴閾値を超える場合があるため、TV−PGよりも高く(例えば、TV−MAに)評定される全ての他のアセットをロックすることが望ましくあり得る。
【0072】
フィードバックを提供する選択肢650も選択され得る。フィードバックを提供する選択肢650は、フィードバックを提供する選択肢470(図4)およびフィードバックを提供する選択肢570(図5)と同様の機能性を有し得る。具体的には、ユーザは、第1のアセットおよび第1のアセットと同様の属性を有するアセットに対して行われる動作の間の不一致または対立の理由を提供するように、フィードバックを提供する選択肢650を選択し得る。例えば、ユーザは、アセット「Family Guy」をロックするが、TV−PGという同様の評定属性を有する他の全てのアセットをロックするわけではない理由を提供し得る。フィードバックを提供する選択肢650の選択は、以下でより詳細に論議される画面800(図8)をユーザに提示し得る。
【0073】
ユーザが、ラジオボタン632を選択することによって所望の対立解決の全てを選択した後、ユーザは、ユーザの選択を実行するように、継続する選択肢660を選択し得る。例えば、同様の属性を伴う全てのアセットをロックする選択肢640およびフィードバックを提供する選択肢650が選択されると、ユーザは、同様に評定されたアセットの全てのロックを実行するように、継続する選択肢660を選択し、ユーザがフィードバックを提供することを可能にするように、画面800を表示し得る。ユーザはまた、選択されたアセット(例えば、「Family Guy」)のロック操作を取り消し、画面300にナビゲートして戻るようにロック解除する選択肢670を選択し、ロックする異なるアセットを選択するか、同様のアセットに基づく検索を行うための異なる属性を選択するか、または全ての操作をキャンセルして、以前に視聴した番組に戻り得る。
【0074】
いくつかの実施形態では、システムは、番組ガイドへの更新に応じて、アセットに対して行われる動作間の不一致を検出し得る。図7は、本発明の実施形態による、例証的な対立警告画面を示す。
【0075】
具体的には、ユーザは、最初に、特定のアセット(例えば、「Family Guy」)に対して第1の動作(例えば、ロック)を行い得る。番組ガイドリストへの更新が受信されると、システムは、一致しない動作が行われたかどうかを決定するように、ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットについて、更新された番組リストを検索し得る。システムが特定のアセットおよび更新されたアセットに対して行われる動作間の不一致を検出した場合、システムは、リスト更新の対立警告710を示し得る。
【0076】
システムは、ロックされておらず、更新されており、かつロックしたアセットと同様の属性を有するアセットをリストにし得る(例えば、番組リストに追加された番組のリスト730、または変更された属性を有する番組のリスト760)。具体的には、リストに対する更新は、ロックしたアセットと同様になるように特定のアセットの属性を変更していることがある。そのようなアセットは、変更された属性を有する番組のリスト760において識別され得る。
【0077】
ユーザは、特定のアセットに対応するチェックボックス722を選択することによってリスト730および760の中に表示されるアセットのどれをもロックし得る。システムは、ユーザが継続する選択肢770を選択した後に、全ての選択されたアセットをロックし得る。代替として、ユーザは、アセットの表示されたタイトル上にカーソルを位置付け、アセットを選択することによって、リスト730または760の中のアセットのうちのいずれかを自動的にロックさせ得る。特定のアセットをロックするか、または選択をキャンセルするユーザの要望を確認するように、確認プロンプト(図示せず)が随意で表示され得る。
【0078】
システムは、どのロックしたアセットが、新規に追加されたアセットと属性を共有するかを示す、リスト740を表示し得る。例えば、アセット「Family Guy」がロックされ得、アセット「American Dad」が更新に応じて番組ガイドリストに追加され得る。システムは、2つのアセットが同様の属性(例えば、チャネルまたは評定)を有することを決定し得る。したがって、システムは、リスト730の中の新規に追加されたアセット「American Dad」と、リスト740の中の追加されたアセットが属性を共有する、ロックしたアセット「Family Guy」とを表示し得る。これは、ユーザが複数のアセットをロックしており、複数のアセットのうちのどれが、新規に追加されたアセットまたは変更された属性を伴うアセットとの対立を引き起こしたのかを知りたい時に、役立ち得る。
【0079】
ドロップダウンメニュー750は、複数の共有属性がある時に、2つのアセットの間の共有属性が何であるかを示し得る。加えて、上記で論議されるように、ユーザは、当初ロックしたアセット(例えば、「Family Guy」)をロック解除するロック解除する選択肢744、または動作間の不一致の理由を提供するフィードバック選択肢742を選択し得る。例えば、ユーザが新規に追加されたアセットをロックしないことを選択する場合、ユーザは、フィードバック選択肢742を選択することによって一致しない動作の理由(すなわち、属性を共有するにもかかわらず、なぜユーザが一方のアセットをロックし、他方をロックしないことを選択したか)を提供し得る。同様の選択肢およびリストが、番組の変更された属性に起因する対立に対して提供され得る。
【0080】
いくつかの実施形態では、ユーザは、アセットに関するフィードバックを提供し得る。フィードバックは、ユーザがアセットに関する何かを好む時に肯定的、またはユーザがアセットに関する何かまたは不一致を嫌う時に否定的であり得る。フィードバックは、特定のアセットに対する動作(例えば、ロックする)の実施に応じて提供され得る。
【0081】
図8は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバック画面800を示す。画面800は、ユーザがアセットに関する肯定的/否定的な理由を提供することを可能にする。例えば、ユーザが特定のアセットをロックするが、ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットをロックしない時に、ユーザは不一致の理由を特定し得る。具体的には、ユーザは、限定双方向性テレビ番組ガイドインターフェースにおいて種々の選択肢を選択することによって、特定のアセットをロックする理由を特定し得る。
【0082】
システムは、フィードバックが提供されるアセットタイトル810を表示し得る。種々のフィードバック選択肢/理由820には、ラジオボタン822が提供される。ユーザは、ユーザが提供したいフィードバックに基づいて、各ラジオボタン822を有効にし得る。具体的には、ユーザは、アセットが所与の評定属性を超える(例えば、評定がアセットに不適切である)ことを示すフィードバックを提供するように、ラジオボタン822を有効にし得る。ユーザはまた、アセットが評定を超える理由(例えば、性、暴力、または言葉遣いのため)を挙げるように、異なるラジオボタンを選択し得る。ユーザはまた、ユーザが特定のアセットにより好適であると考える評定をドロップダウンメニュー830から選択することによって、評定を提案し得る。
【0083】
アセットが1つ以上の分野において不快であることを示す選択肢も、選択され得る。具体的には、とりわけ、ユーザは、アセットが少数派または女性にとって不快である、宗教的不寛容である、差別的なコンテンツを含む、動物虐待に関するコンテンツを含む、または不道徳的なコンテンツを含むことを特定し得る。ユーザは、フィードバックをアセットのメディアプロバイダまたはスポンサに送信するように、所望のフィードバック選択肢を選択した後に、提出の選択肢850を選択し得る。加えて、戻るボタン840の選択は、以前の画面にユーザを戻し得、ロック解除する選択肢870の選択は、フィードバック提出をキャンセルし、タイトル810(例えば、Family Guy)を伴うアセットをロック解除し得る。
【0084】
いくつかの実施形態(例えば、リモートコントロールを伴うがキーボードがないセットトップボックスを使用する実施形態)では、ユーザは、効率的に提供することができるフィードバックの量を限定され得る。例えば、ユーザがテレビシステムを通してアセットに関するテキスト入力を提供することは困難な場合がある。したがって、ユーザは、ウェブサイトを介して(例えば、キーボードおよび画面上テキストボックスを使用して)画面800で利用可能ではない選択肢に基づくフィードバックを提供する機会を与えられるために、さらなるフィードバック選択肢860を選択し得る。
【0085】
さらなるフィードバック選択肢860の選択は、ユーザおよびユーザがさらなるフィードバックを提供したいアセットの識別を含む通信を、遠隔コンピュータ(例えば、ウェブサーバ)に伝送し得る。図10−13に関連して以下でより詳細に論議されるように、ユーザは、後に、別のデバイス(例えば、コンピュータ)を使用して、ウェブサーバまたは遠隔コンピュータからのウェブページにアクセスし得る。ユーザはまた、例えば、ラジオボタンまたはチェックボックスを選択することに加えて、(リモートコントロールとは対照的に、またはそれに加えて)キーボードおよびマウスを使用してテキストボックスにテキストを挿入することによって、ウェブページの中で特定のアセットに関するフィードバックをより容易に提供することが可能であり得る。
【0086】
上記で論議されるように、各アセットは、記憶デバイス116(図1)に記憶された、対応するデータ構造を有し得る。図9は、本発明の実施形態による、例証的なアセットデータ構造900を示す。データ構造900は、アセットの属性を特定する種々のフィールドを含み得る。例えば、タイトルフィールド910は、アセットのタイトルを特定し得、オンデマンドフィールド920は、アセットがオンデマンドで利用可能であるかを示し得、共有属性フィールド930は、特定のアセットデータ構造に対応するアセットと属性を共有することが知られている他のアセットへのポインタを含み得る。
【0087】
ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットを検索する時に、制御回路118は、ロックしたアセットのデータ構造900の各フィールド(またはフィールドのサブセット)を、他の記憶したアセットデータ構造900(図9)と比較し得る。ロックしたアセットのデータ構造における特定のフィールドの値が、別のアセットのデータ構造フィールドに合致する場合、制御回路118は、2つのアセットが同様の属性を有することを決定し、一致しない動作がアセットに対して行われているかどうかを検出し得る。例えば、第1のアセットのデータ構造は、第1のアセットがロックされていることを特定するフィールドを有し得、第2のアセットのデータ構造は、第2のアセットがロックされていいないことを示す同じフィールドを有し得る。これは、一致しない動作が第1および第2のアセットに対して行われていることを示し得、したがって、制御回路118は、不一致に関してユーザに警告し得る。
【0088】
同様の属性を伴うアセットの検索をより効率的にするように、共有属性フィールド930がアセットデータ構造900の中に提供され得る。具体的には、ロックしたアセットのデータ構造900は、それぞれがアセットを別のアセットにリンクする、いくつかの共有属性フィールド930を含み得る。例えば、共有属性フィールドの中の値は、アセットデータ構造900と関連するロックしたアセットと同様の属性を有する、第2のアセットのタイトル932と、第2のアセットのデータ構造が位置するアドレス場所934へのポインタとを含み得る。したがって、同様のアセットを見出すように全アセットデータ構造の全フィールドを比較する代わりに、制御回路118は、単純に、ロックしたアセットと関連するアセットデータ構造を取り出し、共有属性フィールド930の値に基づいて、ロックしたアセットと同様の属性を有するアセットの全てのデータ構造の場所を見出し得る。
【0089】
いくつかの実施形態では、ユーザは、ウェブサイトインターフェースを通して、より詳細なフィードバック情報を提供し得る。ユーザおよびアセットの識別子を含む電子通信が、ウェブサイトをホストし得るコンピュータに伝送され得る。ユーザは、ウェブサイトにアクセスし、アセットに関するより詳細なフィードバックをメディアプロバイダに提供し得る。
【0090】
図10は、本発明の実施形態による、例証的なオンラインアセットフィードバックシステム1000の略図である。システム1000は、第1および第2のユーザ機器デバイス110a−bと、通信ネットワーク1010と、コンピュータ1020とを含む。
【0091】
ユーザは、デバイス110a等のテレビ機器デバイスを使用して、特定のアセットをロックし得る。アセットのロックに応じて、システムは、ユーザがフィードバックを提供することを可能にし得る。ユーザは、デバイス110a上で利用可能なフィードバック選択肢よりも詳細なフィードバックを(例えば、テキストインターフェースを通して)提供することを所望し得る。したがって、ユーザは、さらなるフィードバック選択肢860(図8)を選択し得る。
【0092】
さらなるフィードバックを提供するユーザ要求に応じて、ユーザ機器デバイス110aは、ユーザが詳細なフィードバックを提供することを所望するアセットの一意の識別子とともに、ユーザ識別子(例えば、ユーザプロファイル、アカウント番号、またはユーザと関連する任意の他の一意の識別子)を取り出し得る。アセットの一意の識別子は、アセットデータ構造に記憶され得、アセットのタイトル、エピソード番号、キャラクタコード、または特定のアセットを識別する任意の他の好適な識別子であり得る。ユーザ機器デバイス110aは、通信経路122aを通して、ユーザ識別子およびアセット識別子を通信ネットワーク1010に伝送し得る。通信ネットワーク1010は、例えば、衛星ネットワーク、光ファイバネットワーク、ケーブルネットワーク、インターネットネットワーク、または任意の好適な無線あるいは有線ネットワークを含む、任意の好適な通信ネットワークであり得る。
【0093】
コンピュータ1020は、経路1025を通して、ネットワーク1010からユーザおよびアセットの識別子(すなわち、詳細アセットフィードバック要求)を受信するように連結され得る。コンピュータ1020は、記憶装置1022と、プロセッサ1023と、ディスプレイ1024と、ローカルバス1021とを含む、ウェブサイトホストであり得る。コンピュータ1020は、記憶装置1022に、フィードバックキューへの入力として詳細アセットフィードバック要求を記憶し得る。各詳細アセットフィードバック要求が受信されると、要求はキューの末端に付加され得る。本発明はキューの文脈で説明されるが、代わりに、スタック、連結リスト、タイムスタンプ、データベース、または任意の他の種類の組織的データ構造が使用され得ることを理解されたい。いくつかの実装では、フィードバックキューは、コンピュータ1020の中の記憶装置1022に、およびユーザデバイス110b等の別のデバイス上に、部分的に記憶され得る。代替として、フィードバックキューは、完全に転送されるか、またはユーザデバイス110b上で生成され得、それは、通信ネットワーク1010上で情報を伝送しなければならないことを回避し得る。
【0094】
ユーザは、ユーザ機器デバイス110bを通して、コンピュータ1020によってホストされたウェブページにアクセスし得る。ユーザ機器デバイス110bは、異なるコンピュータ上で、またはコンピュータ1020と同じコンピュータ上で実装され得る。ユーザがウェブページをロードしてサインインすると、コンピュータ1020は、ユーザが記憶装置1022に記憶されたフィードバック要求と関連するかどうかを決定し得る。コンピュータ1020は、記憶装置1022の中のキューから、ユーザと関連するフィードバック要求入力を取り出し、通信ネットワーク1010を通して、電子通信をユーザ機器デバイス110bに提供し得る。いくつかの実装では、ユーザ機器デバイス110bはコンピュータ1020上で実装され得、このステップが不必要であり得る。電子通信は、ユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を示した、特定のアセットの未処理のフィードバック要求があることを示す、ユーザに対するプロンプトを提供し得る。
【0095】
ユーザは、デバイス110bを使用して、アセットに関するフィードバックを提供する、ウェブサイト上のフォームに記入し、通信ネットワーク1010上でフォームをコンピュータ1020に投稿または提出し得る。コンピュータ1020は、記憶装置1022にフィードバックを記憶し、ユーザがフィードバックを提供したアセットのメディアプロバイダ、またはスポンサに、フィードバックを伝送し得る。
【0096】
図11は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面1100を示す。画面1100は、典型的にはブラウザ(例えば、Internet ExplorerまたはMozilla)で利用可能な種々のブラウジング選択肢を含む。具体的には、戻る選択肢1110および次への選択肢1112が提供され得、ユーザがウェブサイトページを通して前後にナビゲートすることを可能にする。ユーザのホームページにナビゲートするように、ホームページ選択肢1113が提供され得、ユーザが閲覧しているウェブサイトのアドレスを示す、アドレスバー1120が表示され得る。ウェブサイト上の種々の選択肢の間で選択するように、カーソル1140も提供され得る。広告1130は、ウェブページとともに表示され得、スクロールバー1122は、ユーザがウェブページコンテンツおよび/または広告1130を通して上下にスクロールすることを可能にし得る。
【0097】
ユーザがデバイス110bを使用して(例えば、ウェブサイトと関連するログイン画面にユーザ名およびパスワードを入力することによって)ウェブサイトにログインした後、ウェブサイトは、ユーザの名前を含み得る、ユーザ識別子1150を表示し得る。デバイス110bからのログイン情報の受信に応じて、コンピュータ1020は、フィードバックキューから任意または全てのフィードバック要求を決定し、取り出し得る。デバイス110bは、フィードバック要求のうちの1つまたは全てを受信し、未処理のフィードバック要求についてユーザに知らせるフィードバックプロンプト1160(例えば、ポップアップウィンドウまたはウェブサイトオーバーレイ)を使用して、ユーザに指示を提供し得る。
【0098】
いくつかの実装では、ユーザのログイン情報を含むクッキー(または他の好適なファイル)が、デバイス110b上に記憶され得る。ユーザがウェブサイトに入ると、ユーザをウェブサイトに自動的にログオンさせるように、クッキー(または他のファイル)が取り出され得、ユーザがユーザ名およびパスワードをタイプすることを不必要にする。デバイス110bがウェブサイトに自動的にログオンした、コンピュータ1020は、フィードバック要求入力が特定のユーザと関連するフィードバックキューの中に存在するかどうかを同様に決定し得る。
【0099】
フィードバックプロンプト1160は、アセットを表示する選択肢1162と、全てを消去する選択肢1164とを含み得る。ユーザは、全ての未処理のフィードバック要求、およびユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を表したアセットの表示を得るように、アセットを表示する選択肢1162を選択し得る。プロンプト1160を提供する代わりに、システムは、フィードバックキューから取り出されたアセット、およびユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を表したアセットのうちの全てまたは1つを自動的に表示し得ることを理解されたい。アセットを表示する選択肢1162の選択は、ユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を表したアセットのリストを含む、ウィンドウ1210(図12)を表示し得る。
【0100】
ユーザは、フィードバックキューから全ての未処理のフィードバック要求を除去するように、全てを消去する選択肢1164を選択し得る。この選択肢は、フィードバック要求入力がキューの中に存在するアセットのうちのいずれに対しても、ユーザが詳細なフィードバックを提供することをもはや所望しない場合に選択され得る。
【0101】
図12は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面1200を示す。詳細なフィードバックが提供されるアセットを表示する選択肢をユーザが選択した後に、ウィンドウ1210が表示され得る。ウィンドウ1210は、フィードバックキューから取り出されたフィードバック入力に基づいて生成され得る、アセットのリスト1230を含む。ウィンドウ1210に適合することができる、詳細なフィードバックが提供される他のアセットをユーザが表示させることを可能にするように、スクロールバー1220が提供され得る。
【0102】
リスト中の各アセットは、説明を表示する選択肢1232を含み得る。ユーザは、アセットに関するさらなる情報を受信するように、説明を表示する選択肢1232を選択し得る。選択されたアセットに対応するアセットデータ構造900のフィールドのうちの任意の値が、記憶装置から取り出され、説明を表示する選択肢1232のユーザ選択に応じて、ユーザに提供(例えば、表示)され得る(図9)。例えば、アセット「Family Guy」とともに表示される説明を表示する選択肢1232のユーザ選択に応じて、システムは、選択されたアセット「Family Guy」と関連するアセットデータ構造900を取り出し、説明フィールドの値(例えば、「Stewieが刑務所に行く」)を表示し得る。ユーザが、詳細なフィードバックを提供する特定のアセット1230を選択した後、システムは、ウェブサイト画面1300(図13)にユーザをナビゲートし得る。
【0103】
図13は、本発明の実施形態による、例証的なアセットフィードバックウェブサイト画面1300を示す。画面1300は、ユーザが選択されたアセットに関する詳細なフィードバックを提供するように選択し得る、フィードバック選択肢を含む。例えば、ユーザは、画面1210(図12)からアセット1230(例えば、「Family Guy」)を選択し得、システムは、画面1300の中に選択されたアセットのタイトル1310を表示し得る。ユーザがフィードバックを提供するように切り替えることができる、ラジオボタン1322を含む、フィードバック選択肢1320が提供され得る。画面1300に含まれるフィードバック選択肢1320は、画面800(図8)の中に含まれるフィードバック選択肢を含めてもよい。
【0104】
フィードバック選択肢1320の間で、テキストボックス1330が提供され得る。具体的には、ユーザがリモートコントロールインターフェースによって限定されず、キーボードを有し得るため、ユーザが選択されたアセットに関する詳細なコメントを提供することは、より容易であり得る。ユーザは、テキストボックス1330に、テキストの形態でアセットに関する意見(フィードバック)を挿入し得る。挿入されたテキストがテキストボックス1330のサイズを超えて延在する時には、スクロールバー1332が含まれてもよい。テキストを消去する選択肢1334の(例えば、マウスを使用することによる)1回のクリック(または選択)で、ユーザがテキストボックス1330に挿入されたテキストの全てを末梢することを可能にするように、テキストを消去する選択肢1334が提供され得る。
【0105】
ユーザが(例えば、フィードバック選択肢1320を選択すること、および/またはテキストを挿入することによって)フィードバックの提供を完了すると、ユーザは、ウェブサイトにフィードバックを投稿するように、提出の選択肢1360を選択し得る。提出の選択肢1360の選択は、メディアソース120および/または広告ソース130(図1および10)、あるいはアセットのスポンサに、フィードバックを伝送し得る。広告ソース130またはスポンサは、アセットおよび/またはそれを通してアセットが提供されるネットワークの後援および/または出資を継続または撤退するために、フィードバック情報を使用し得る。一実施例として、教育玩具の小売業者が、暴力およびうんざりするようなプロットラインへの番組の焦点に対して否定的なフィードバックを常に得ている、特定の番組(例えば、Power Rangers)と関連する広告の支払いをしている場合、広告ソース130は、特定の番組から広告主の広告を除去することを決定し得る。
【0106】
フィードバックキューからフィードバック要求入力を除去し、アセットに関する詳細なフィードバックを提供しないように、キャンセルする選択肢1350が選択され得る。キャンセルする選択肢1350の選択は、戻る画面1200にユーザをナビゲートして、ユーザが詳細なフィードバックを提供する異なるアセットをウィンドウ1210から選択することを可能にし得る。ユーザが詳細なフィードバックを提供することをもはや所望しないため、タイトル1310と関連するアセットは、ウィンドウ1210の中に提供されたリストから除去され得る。
【0107】
代替として、ユーザは、選択されたフィードバック選択肢または挿入されたテキストをフィードバックキューに再び保存するように、キューに保存する選択肢1340を選択し得る。具体的には、キューに保存する選択肢1340の選択は、ユーザによって選択されたフィードバック選択肢をフィードバックキューに保存して、以降の日付/時間に、ユーザがアセットに関するフィードバックを提供し終えることを可能にし得る。例えば、将来の日付/時間に、ユーザがウェブサイトにログインすると、コンピュータ1020は、アセットに関する以前に選択されたフィードバック選択肢を含むフィードバックキューから、フィードバック要求を取り出し得る。アセットと関連するフィードバック要求は、ウィンドウ1210(図12)の中に表示され得る。フィードバック要求のユーザ選択に応じて、システムは、画面1300にユーザをナビゲートし、以前に記憶されたフィードバック選択肢に基づいて、テキストボックス1330を含むフィードバック選択肢1320を投入し得る。したがって、テキストボックス1330にテキストを挿入する途中でもユーザが中止した時点から、ユーザは、アセットに関するフィードバックを提供し続け得る。いくつかの実施形態では、特定のウェブサイト(例えば、Comcast.net)上のユーザのプロファイルへのキューフィードバック要求よりもむしろ、フィードバック要求は、ユーザが指定するEメールアドレスまたは電話番号またはIPアドレスで、ユーザへのEメールまたはテキストメッセージによって送信され得る。Eメールまたはテキストメッセージは、番組の全ての詳細、フィードバックにつながった不一致、ならびに、元の情報とともにユーザのフィードバックのテキスト部分を送信することができる返信アドレス、返答電話番号、または返答IPアドレスを含み得る。いくつかの実施形態では、Eメールまたはテキストメッセージは、ユーザが送信し得る複数の代替アドレスまたは電話番号を含み得る(例えば、番組を支援する広告主のそれぞれに対して1つ、ネットワークプロバイダに対して1つ、およびコンテンツプロバイダに対して1つ)。いくつかの実施形態では、Eメールまたはテキストメッセージは、ユーザがテキストフィードバックを入力することを可能にする、ウェブベースのフィードバックフォームへのリンクを含み得る。いくつかの実施形態では、番組のうちの1つ以上を表す写真(例えば、静止画像またはカバーアート)またはビデオクリップ(例えば、劇場予告編)が、フィードバックに関する電子通信に含まれる。ユーザは、自分の携帯型Eメールデバイス(例えば、BlackBerry)上でEメールまたはテキストメッセージを受信し得、携帯型Eメールデバイスを使用して、Eメール通信に含まれ得るリンクおよび/または返信アドレスを通して番組に関するテキストフィードバックを提供し得る。
【0108】
いくつかの実装では、システムは、フィードバックキュー1340(またはメモリの中の何らかの他の記憶装置)に、ユーザによって選択されたフィードバック選択肢を自動的に(例えば、1分または2分といった、例えば所定の期間後)保存し得る。このように、ユーザがウェブサイトを偶発的に閉じた場合(またはコンピュータがシャットダウンした場合)、ユーザは選択/提供された全てのフィードバックを失わない。具体的には、次回ユーザがウェブサイトにログオンすると、フィードバック選択肢が記憶装置から取り出され得、ユーザは記憶の最新時点(例えば、ウェブサイトが不意または別様に閉じられた1分または2分前)からフィードバックを提供し続け得る。
【0109】
図14は、本発明の実施形態による、アセットに対して行われる一致しない動作に関してユーザに警告する方法1400を図示する。ステップ1410では、第1のアセットに対して行われる第1の動作が、第1のユーザから受信される。例えば、ユーザは、第1のアセットの1つ以上の属性をロックすることによって、第1の動作を行い得る。具体的には、ユーザは、メニュー310(図3)からタイトルを選択することによって、アセットのタイトル属性をロックし得る。代替として、ユーザは、第1のアセット上に重ねられた(例えば、第1のアセットとともに表示された)画面上メニュー520から、属性をロックする選択肢540、550、または560を選択することによって、第1のアセットに対する第1の動作を行い得る。
【0110】
ステップ1420では、第2のアセットに対して行われる第2の動作が受信され、第2のアセットは、第1のアセットの対応する属性の値と同様の値を伴う属性を有する。例えば、第2の動作は、ユーザによる不動作であり得る(例えば、ユーザが第2のアセットをロックしない)(図6)。いくつかのシナリオでは、第2のアセットに対して行われる第2の動作は、特定のアセットの属性の値を変更するか、または番組ガイドにアセットを追加する、番組ガイドの中の番組リストへの更新であり得る(図7)。システムは、第1および第2のアセットと関連するアセットデータ構造におけるフィールドを比較することによって、第1および第2のアセットが同様の属性を有することを決定し得る。
【0111】
ステップ1430では、第1および第2の動作の間の不一致が検出される。例えば、制御回路118は、第1の動作が第1のアセットをロックし、第1のアセットの対応する属性の値と同様である属性の値を有する、第2のアセットがロックされなかったことを決定することによって、第1および第2の動作の間の対立を検出し得る(図1)。具体的には、制御回路118は、ロックした第1のアセットと関連するアセットデータ構造900におけるフィールドから、1つ以上の属性を取り出し得る。制御回路118は、ロックした第1のアセットの属性を、他のアセット(第2のアセットを含む)と関連するアセットデータ構造900におけるフィールドと比較して、アセットが同様の属性を有するかどうかを決定し得る。制御回路118は、第1の動作が第1のアセットをロックした一方で、第2の動作が第2のアセットをロックしなかったことを決定することによって、第1および第2の動作が一致しないことを検出し得る。
【0112】
ステップ1440では、第1のユーザが、第1および第2の動作の間の不一致に関して警告される。例えば、対立警告画面400、600、または700が表示され得、第1および第2の動作の間の不一致についてユーザに知らせるプロンプトを含み得る。具体的には、対立警告画面600は、特定の評定属性を伴う第1のアセット(例えば、Family Guy)がロックされているが、同様の評定属性を伴う第2のアセットがロックされていないことをユーザに知らせるプロンプトを含む。ユーザは、第2のアセットをロックすること、第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供すること、または対立を全く無視することによって、不一致を解決することを選択し得る。
【0113】
図15は、本発明の実施形態による、アクセスを制御する方法、および/またはアセットに関するフィードバックを提供する方法1500を図示する。ステップ1510では、第1のアセットへのアクセスを制限する要求が受信される。例えば、ユーザは、メニュー310(図3)からタイトルを選択することによって、アセットのタイトル属性をロックすることによってアクセスを制限し得る。代替として、ユーザは、第1のアセット上に重ねられた(例えば、第1のアセットとともに表示された)画面上メニュー520から、属性をロックする選択肢540、550、または560を選択することによって、アセットへのアクセスを制御し得る。
【0114】
ステップ1520では、第2のアセットの属性が取り出される。例えば、制御回路118は、アセット(ステップ1510で制限されているアセットとは異なる)を選択し、選択されたアセットと関連し、かつ記憶デバイス116(図1)に記憶され得る、アセットデータ構造900におけるフィールドから、1つ以上の属性を取り出し得る。アセットデータ構造はまた、データ構造が記憶デバイス116の中に存在しなければ、メディアソース120から取り出され得る。
【0115】
ステップ1530では、属性が同様であるかどうかを決定するように、第2のアセットの属性が第1のアセットの属性と比較される。例えば、制御回路118は、制限されている第1のアセットの属性を、第2のアセットと関連するステップ1520で取り出された属性と比較し得る。制御回路118は、ステップ1540に進んで、第1および第2のアセットの属性のうちの少なくとも1つが同様である時に、第2のアセットがアクセス制限を有するかどうかを決定し得る。制御回路118は、ステップ1520に戻って、第1および第2のアセットの属性のうちのいずれも同様ではない時に、別のアセットを選択し得る。
【0116】
ステップ1540では、第2のアセットがアクセス制限を有するかどうかに関して決定が行われる。例えば、制御回路118は、アクセスが第2のアセットに対して制限されているかどうか、第2のアセットのデータ構造のフィールドのうちの1つの中の値に基づいて決定し得る。制御回路118は、ステップ1520に戻って、第2のアセットがアクセス制限を含む時に、別のアセットの属性を選んで取り出し得る(例えば、両方が制限されているので、これが、一致しない動作が第1および第2のアセットに対して行われていないことを示し得るため)。制御回路118は、ステップ1550に進んで、第2のアセットがアクセス制限を持たない(例えば、ロック解除されている)と決定された場合に、一致しない動作に関してユーザに警告し得る。
【0117】
ステップ1550では、第2のアセットへのアクセス制限の欠如によって、ユーザが警告される。例えば、対立警告画面400、600、または700が表示され得、第1のアセットがロックされている一方で、第2のアセットがロックされていないことをユーザに警告するプロンプトを含み得る。具体的には、対立警告画面600は、特定の評定属性を伴う第1のアセット(例えば、Family Guy)がロックされているが、同様の評定属性を伴う第2のアセットがロックされていないことをユーザに警告するプロンプトを含む。
【0118】
ステップ1560では、ユーザには、第2のアセットへのアクセスを制限する、および/または第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供する選択肢が提供される。例えば、ユーザは、第2のアセットをロックすること、第1/第2のアセットに関するフィードバックを提供すること、または対立を全く無視することによって、不一致または対立を解決することを選択し得る。具体的には、ユーザは、同様の属性を有する全てのアセットをロックする選択肢640を選択して、第1のアセットの評定属性またはより高い評定を有する全てのアセットをロックするように制御回路118に命令し得る。代替として、ユーザは、警告を無視して、単に第1のアセットをロックするように、ロックを継続する選択肢630を選択し得る。ユーザはまた、ユーザが第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し得る、画面800が提供されるように、第1のアセットに関するフィードバックを提供する選択肢650を選択し得る。
【0119】
図16は、本発明の実施形態による、ウェブサイトを通してアセットに関する詳細なフィードバックを提供する方法1600を図示する。ステップ1610では、ウェブサイトと関連し、かつ第1のユーザデバイスから遠隔にあるコンピュータにおいて、第1の電子通信が受信される。例えば、さらなるフィードバック選択肢860(図8)のユーザ選択に応じて、ユーザデバイス110aは、ユーザおよびアセットの識別子を含む通信(例えば、フィードバック要求)をコンピュータ1020に伝送し得る(図10)。コンピュータ1020は、ユーザがメンバーであり、アセットを視聴し、アセットに関するフィードバックを提供するようにアクセスすることができる、ウェブサイトをホストし得る。アセットは、ユーザが詳細なフィードバックを提供する要望を表したアセットであり得る。通信は、通信ネットワーク1010上でコンピュータ1020に提供され得る。
【0120】
ステップ1620では、メディアアセットのフィードバックが後でユーザによって提供されることを示すデータが、第1の電子通信の受信に応じて記憶される。例えば、コンピュータ1020は、記憶装置1022の中のフィードバックキュー(または任意の他の種類の組織的データ構造)に、ユーザデバイス110aから受信されたフィードバック要求を記憶し得る。
【0121】
ステップ1630では、ユーザが第2のユーザデバイスでウェブサイトにアクセスしたことを、システムが検出する。例えば、ユーザデバイス110bのユーザは、コンピュータ1020によってホストされるウェブサイトにログオンし得る。具体的には、ユーザデバイス110bは、その上でユーザがブラウザを操作し、コンピュータ1020によってホストされるウェブサイトのウェブサイトアドレスを入力し得る、別のコンピュータであり得る。ユーザはまた、ユーザ名およびパスワードを手動で(または自動的に)入力して、コンピュータ1020がユーザを識別し、ユーザに特有の種々の選択肢(フィードバック要求を含む)をロードすることを可能にし得る。
【0122】
ステップ1640では、メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかに関して、決定が行われる。例えば、プロセッサ1023は、記憶装置1022の中のフィードバックキューが、ウェブサイトにログインしているユーザと関連するフィードバック要求を含むかどうかを決定し得る。プロセッサ1023は、キューに入力された第1のフィードバック要求、またはフィードバックキューに記憶されている任意の他の1つあるいは複数の要求を取り出し得る。
【0123】
ステップ1650では、データが記憶されているという決定に応じて、メディアアセットに関するフィードバックについてユーザを促す、第2の電子通信が、第2のユーザデバイスに提供される。例えば、ユーザデバイス110bは、フィードバックキューから取り出される1つ以上のフィードバック要求を、コンピュータ1020から受信し得、ユーザがフィードバックを提供する要望を表したアセットがあることをユーザに示す、プロンプト1160を表示し得る(図11)。ユーザは、ウィンドウ1210(図12)から、詳細なフィードバックを提供する特定のアセットを選択し得る。
【0124】
ステップ1660では、メディアアセットに関するフィードバックが、第2のユーザデバイスから受信される。例えば、フィードバックフォームが、画面1300(図13)の中で表示され得る。フィードバックフォームは、ユーザがテキストボックス1330を含む種々のフィードバック選択肢1320を選択して、選択されたアセットに関するフィードバックを提供することを可能にし得る。ユーザは、メディアソース120またはアセットの任意の他のスポンサあるいは広告主(図1)にフィードバックを伝送するように、提出の選択肢1360を選択し得る。
【0125】
本発明の上記の実施形態は、限定ではなく例証の目的で提示され、本発明は、以下の請求項のみによって限定される。
(項目1)
第1のユーザから、第1のアセットに対して行われる第1の動作を受信することと、
第2のアセットに対して行われる第2の動作を受信することであって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、ことと、
該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出することと、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告することと
を含む、方法。
(項目2)
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、検出した不一致を報告することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、上記第1のユーザに提供することをさらに含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記第2の動作は、上記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、上記第1の動作と第2の動作との間の不一致を検出することは、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、該第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較することを含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベースへの上記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記第1の動作を逆転させるように上記第1のユーザを促すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すように上記第1のユーザを促すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
上記不一致の理由に関する情報を供給するようにユーザを促すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
上記情報を供給するようにユーザを促すことは、複数のフィードバック選択肢を表示することを含み、上記方法はさらに、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信することを含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目10に記載の方法。
(項目12)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目10に記載の方法。
(項目13)
ユーザから上記不一致の理由に関する情報を受信することと、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、該受信した情報を供給することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目14)
上記第1の動作は、上記第1のアセットへのアクセスを制限し、上記不一致を検出することは、該第1の動作が上記第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出することを含む、項目1に記載の方法。
(項目15)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目1に記載の方法。
(項目16)
上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目1に記載の方法。
(項目18)
上記第1の動作または上記第2の動作は、不動作である、項目1に記載の方法。
(項目19)
上記不動作は、上記第1または第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目18に記載の方法。
(項目20)
上記不一致を検出することは、
メモリから上記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出すことと、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する上記第2のアセットを検索することと、
上記第1の動作を、該第2のアセットに関して行われる上記第2の動作と比較することと、
該比較および同様である該1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定することと
を含む、項目1に記載の方法。
(項目21)
上記第1の動作を上記第2の動作と比較することは、
上記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定することと、
上記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定することと
を含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
上記第1のアセットおよび上記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目21に記載の方法。
(項目23)
ウェブサイトと関連するコンピュータに、上記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目24)
上記電子通信は、上記ユーザおよび上記第1のアセットを識別する、項目23に記載の方法。
(項目25)
上記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイスから伝送される、項目23に記載の方法。
(項目26)
上記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で上記ユーザによって上記ウェブサイトに提供される、項目23に記載の方法。
(項目27)
第1のユーザ機器デバイスのユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信する方法であって、
コンピュータにおいて、第1の電子通信を受信することであって、該コンピュータは、ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイスから遠隔にある、ことと、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータを記憶することと、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイスで該ウェブサイトにアクセスしたことを検出することと、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定することと、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイスに提供することと、
該第2のユーザ機器デバイスから該メディアアセットのフィードバックを受信することと
を含む、方法。
(項目28)
上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示すデータを記憶することは、フィードバックキューに入力を追加することを含み、該入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
上記ユーザが上記第2のユーザ機器デバイスで上記ウェブサイトにアクセスしたことを検出することは、該第2のユーザ機器デバイスにおいて、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を表示することを含み、上記方法はさらに、
上記ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信することを含む、
項目27に記載の方法。
(項目30)
上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定することは、
少なくとも1つの入力が上記フィードバックキューに追加されているかどうかを決定することであって、該少なくとも1つの入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、ことと、
該フィードバックキューから該少なくとも1つの入力を取り出すことと
を含む、項目27に記載の方法。
(項目31)
上記第1の電子通信は、上記ユーザの識別子と、上記メディアアセットの識別子とを含む、項目27に記載の方法。
(項目32)
上記メディアアセットの上記識別子は、上記メディアアセットのタイトルを含む、項目31に記載の方法。
(項目33)
上記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で上記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目27に記載の方法。
(項目34)
上記第2の電子通信は、上記メディアアセットのタイトルと、該メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを上記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目27に記載の方法。
(項目35)
上記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目27に記載の方法。
(項目36)
上記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目27に記載の方法。
(項目37)
上記メディアアセットのフィードバックについて上記ユーザを促すことは、該メディアアセットのフィードバックを要求する視聴者に対する警告を表示することを含む、項目27に記載の方法。
(項目38)
上記フィードバックを受信することは、複数のフィードバック選択肢を上記第2のユーザ機器デバイス上で表示することと、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つを選択することとを含む、項目27に記載の方法。
(項目39)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目38に記載の方法。
(項目40)
制御回路を備えるシステムであって、
第1のユーザから、第1のアセットに対して行われる第1の動作を受信することと、
第2のアセットに対して行われる第2の動作を受信することであって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、ことと、
該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出することと、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告することと
を行うように、構成される、システム。
(項目41)
上記制御回路は、いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、上記検出した不一致を報告するようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目42)
上記制御回路は、いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、上記第1のユーザに提供するようにさらに構成される、項目41に記載のシステム。
(項目43)
上記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目40に記載のシステム。
(項目44)
上記第2の動作は、該第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、
上記制御回路はさらに、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、該第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較するように構成される、
項目40に記載のシステム。
(項目45)
上記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベースへの上記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目40に記載のシステム。
(項目46)
上記制御回路は、上記第1の動作を逆転させるように上記第1のユーザを促すようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目47)
上記制御回路は、上記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すよう上記第1のユーザを促すようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目48)
上記制御回路は、上記不一致の理由に関する情報を供給するようユーザを促すようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目49)
表示デバイスをさらに備え、上記制御回路は、複数のフィードバック選択肢を該表示デバイス上で表示し、上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信するようにさらに構成される、項目48に記載のシステム。
(項目50)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目49に記載のシステム。
(項目51)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目49に記載のシステム。
(項目52)
上記制御回路は、
ユーザから上記不一致の理由に関する情報を受信し、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサに、該受信した情報を供給するようにさらに構成される、
項目40に記載のシステム。
(項目53)
上記第1の動作は、上記第1のアセットへのアクセスを制限し、上記制御回路は、該第1の動作が上記第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出するようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目54)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目40に記載のシステム。
(項目55)
上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目54に記載のシステム。
(項目56)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、該第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目40に記載のシステム。
(項目57)
上記第1の動作または上記第2の動作は、不動作である、項目40に記載のシステム。
(項目58)
上記不動作は、上記第1または第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目57に記載のシステム。
(項目59)
上記制御回路は、
メモリから上記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出すことと、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する上記第2のアセットを検索することと、
上記第1の動作を、上記第2のアセットに関して行われる上記第2の動作と比較することと、
該比較および同様である該1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定することと
を行うようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目60)
上記制御回路は、
上記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定し、
上記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定するようにさらに構成される、
項目59に記載のシステム。
(項目61)
上記第1のアセットおよび上記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目60に記載のシステム。
(項目62)
上記制御回路は、ウェブサイトと関連するコンピュータに、上記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送するようにさらに構成される、項目40に記載のシステム。
(項目63)
上記電子通信は、上記ユーザおよび上記第1のアセットを識別する、項目62に記載のシステム。
(項目64)
上記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイスから伝送される、項目62に記載のシステム。
(項目65)
上記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で上記ユーザによって上記ウェブサイトに提供される、項目62に記載のシステム。
(項目66)
第1のユーザ機器デバイスのユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信するためのシステムであって、
ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイスから遠隔にある、コンピュータであって、
第1の電子通信を受信することと、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータをメモリに記憶することと、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイスで該ウェブサイトにアクセスしたことを検出することと、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが該メモリに記憶されているかどうかを決定することと、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す、第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイスに提供することと、
該第2のユーザ機器デバイスから該メディアアセットのフィードバックを受信することと
を行うように構成される、処理回路
を備える、コンピュータ
を備える、システム。
(項目67)
上記処理回路は、上記メモリの中のフィードバックキューに入力を追加するようにさらに構成され、該入力は、上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示す上記データに対応する情報を含む、項目66に記載のシステム。
(項目68)
上記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、制御回路とを備え、該制御回路は、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を該表示デバイス上で表示し、上記ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信するようにさらに構成される、項目66に記載のシステム。
(項目69)
上記処理回路は、
少なくとも1つの入力が上記メモリの中のフィードバックキューに追加されているかどうかを決定することであって、該少なくとも1つの入力は、上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示す上記データに対応する情報を含む、ことと、
該フィードバックキューから該少なくとも1つの入力を取り出すことと
を行うようにさらに構成される、項目66に記載のシステム。
(項目70)
上記第1の電子通信は、上記ユーザの識別子と、上記メディアアセットの識別子とを含む、項目66に記載のシステム。
(項目71)
上記メディアアセットの上記識別子は、上記メディアアセットのタイトルを含む、項目70に記載のシステム。
(項目72)
上記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で上記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目66に記載のシステム。
(項目73)
上記第2の電子通信は、上記メディアアセットのタイトルと、上記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを上記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目66に記載のシステム。
(項目74)
上記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目66に記載のシステム。
(項目75)
上記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目66に記載のシステム。
(項目76)
上記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、上記メディアアセットのフィードバックを要求する視聴者に対する警告を該表示デバイス上に表示するように構成される制御回路とを備える、項目66に記載のシステム。
(項目77)
上記第2のユーザ機器デバイスは、表示デバイスと、複数のフィードバック選択肢を該表示デバイス上で表示し、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信するように構成される制御回路とを備える、項目66に記載のシステム。
(項目78)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目77に記載のシステム。
(項目79)
第1のユーザから、第1のアセットに対して行われる第1の動作を受信する手段と、
第2のアセットに対して行われる第2の動作を受信する手段であって、該第2のアセットは、該第1のアセットの属性と同様である1つ以上の属性を有する、手段と、
該第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出する手段と、
該第1の動作と該第2の動作との間の該不一致に関して該第1のユーザに警告する手段と
を備える、装置。
(項目80)
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ手段、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサ手段に、検出した不一致を報告する手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目81)
いずれかまたは両方のアセットに関して以前に送信された他のレポートを視認する選択肢を、上記第1のユーザに提供する手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目82)
上記第2の動作は、ユーザによって行われる動作である、項目79に記載の装置。
(項目83)
上記第2の動作は、上記第1のユーザとは異なる第2のユーザによって行われる動作であり、
上記第1の動作と該第2の動作との間の不一致を検出する手段は、該第1のユーザと関連する第1のプロファイルを、第2のユーザと関連する第2のプロファイルと比較することを含む、
項目79に記載の装置。
(項目84)
上記第2の動作は、利用可能なアセットのデータベース手段への上記第2のアセットの追加、または該第2のアセットの1つ以上の属性の修正である、項目79に記載の装置。
(項目85)
上記第1の動作を逆転させるように上記第1のユーザを促す手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目86)
上記第1の動作に起因する変更の適正な一部を取り消すように上記第1のユーザを促す手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目87)
上記不一致の理由に関する情報を供給するようにユーザを促す手段をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目88)
上記情報を供給するようにユーザを促す手段は、複数のフィードバック選択肢を表示する手段を備え、上記装置はさらに、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つのユーザ選択を受信する手段を備える、項目87に記載の装置。
(項目89)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記第1または第2のアセットに関するフィードバックを提供し、該フィードバック選択肢は、猥褻、評定の不正確性または不適切性、少数派または女性にとっての不快、宗教的不寛容、差別、動物虐待、および不道徳に関する選択肢から成る群より選択される、項目88に記載の装置。
(項目90)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記第1または第2のアセットに対する評定または副評定を提案することを可能にする、項目88に記載の装置。
(項目91)
ユーザから上記不一致の理由に関する情報を受信する手段と、
いずれかまたは両方のアセットのコンテンツプロバイダ手段、または、いずれかまたは両方のアセットと関連するスポンサ手段に、該受信した情報を供給する手段と
をさらに備える、項目79に記載の装置。
(項目92)
上記第1の動作は、上記第1のアセットへのアクセスを制限し、上記不一致を検出することは、該第1の動作が上記第2のアセットのアクセス可能性と一致しないことを検出することを含む、項目79に記載の装置。
(項目93)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、評定、副評定、ジャンル、シリーズのメンバーシップ、お気に入りのメンバーシップ、ブックマークした状態、タグ付けした状態、DVR視聴状態、サービスの種類、チャネル関連性、ウェブサイト関連性、または一般視聴状態である、項目79に記載の装置。
(項目94)
上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットの属性の値と同等である値を有する、項目93に記載の装置。
(項目95)
上記第1のアセットの属性と同様である上記第2のアセットの属性は、上記第1のアセットに対して、フィードバックが以前に提供されているかどうかを示す状態である、項目79に記載の装置。
(項目96)
上記第1の動作または上記第2の動作は、不動作である、項目79に記載の装置。
(項目97)
上記不動作は、上記第1または第2のアセットへのアクセスを制限しないことを含む、項目96に記載の装置。
(項目98)
上記不一致を検出する手段は、
メモリ手段から上記第1のアセットと関連する第1の一式の属性を取り出す手段と、
複数のアセットの間で、該第1の一式の属性と同様である1つ以上の属性を有する上記第2のアセットを検索する手段と、
上記第1の動作を、該第2のアセットに関して行われる上記第2の動作と比較する手段と、
該比較および該同様である1つ以上の属性に基づいて、該第1の動作が該第2の動作と一致しないかどうかを決定する手段と、
を備える、項目79に記載の装置。
(項目99)
上記第1の動作を該第2の動作と比較する手段は、
上記第1のアセットに対する第1のアクセス制限を設定する手段と、
上記第2のアセットが該第1のアクセス制限と同様のアクセス制限を含むかどうかを決定する手段と、
を備える、項目98に記載の装置。
(項目100)
上記第1のアセットおよび上記第2のアセットに対応するアセット制限情報は、それぞれのアセット特性データ構造のフィールドに記憶される、項目98に記載の装置。
(項目101)
ウェブサイトと関連するコンピュータに、上記不一致に関するフィードバックがユーザによって提供されることを示す電子通信を伝送する手段をさらに含む、項目79に記載の装置。
(項目102)
上記電子通信は、上記ユーザおよび上記第1のアセットを識別する、項目101に記載の装置。
(項目103)
上記電子通信は、さらなるフィードバックを提供する選択肢のユーザ選択に応答して、テレビ機器デバイス手段から伝送される、項目102に記載の装置。
(項目104)
上記不一致に関するフィードバックは、テキスト形式で上記ユーザによって上記ウェブサイトに提供される、項目102に記載の装置。
(項目105)
第1のユーザ機器デバイス手段のユーザからメディアアセットに関するフィードバックを受信するための装置であって、
コンピュータ手段において、第1の電子通信を受信する手段であって、該コンピュータ手段は、ウェブサイトと関連し、該第1のユーザ機器デバイス手段から遠隔にある、手段と、
該第1の電子通信の受信に応答して、該メディアアセットのフィードバックがユーザによって提供されることを示すデータを記憶する手段と、
該ユーザが第2のユーザ機器デバイス手段で該ウェブサイトにアクセスしたことを検出する手段と、
該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定する手段と、
該決定に応答して、該メディアアセットのフィードバックについて該ユーザを促す、第2の電子通信を該第2のユーザ機器デバイス手段に提供する手段と、
該第2のユーザ機器デバイス手段から該メディアアセットのフィードバックを受信する手段と
を備える、装置。
(項目106)
上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示すデータを記憶する手段は、フィードバックキュー手段に入力を追加することを含み、該入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、項目105に記載の装置。
(項目107)
上記ユーザが第2のユーザ機器デバイス手段で上記ウェブサイトにアクセスしたことを検出する手段は、上記第2のユーザ機器デバイス手段において、メディアアセットのフィードバックを提供する選択肢を表示する手段を備え、上記装置は、
該ユーザから、該フィードバックを提供する選択肢の選択を受信する手段をさらに備える、
項目105に記載の装置。
(項目108)
上記メディアアセットのフィードバックが上記ユーザによって提供されることを示すデータが記憶されているかどうかを決定する手段は、
少なくとも1つの入力がフィードバックキュー手段に追加されているかどうかを決定する手段であって、該少なくとも1つの入力は、該メディアアセットのフィードバックが該ユーザによって提供されることを示す該データに対応する情報を含む、手段と、
該フィードバックキュー手段から該少なくとも1つの入力を取り出す手段と
を備える、項目105に記載の装置。
(項目109)
上記第1の電子通信は、上記ユーザの識別子と、上記メディアアセットの識別子とを含む、項目105に記載の装置。
(項目110)
上記メディアアセットの上記識別子は、上記メディアアセットのタイトルを含む、項目109に記載の装置。
(項目111)
上記メディアアセットのフィードバックは、テキスト形式で上記第2のユーザ機器デバイスから受信される、項目105に記載の装置。
(項目112)
上記第2の電子通信は、上記メディアアセットのタイトルと、該メディアアセットの承認または不承認の理由を表すフィードバックを上記ユーザから受信するためのフィードバックフィールドとを含む、項目105に記載の装置。
(項目113)
上記第2の電子通信は、Eメールまたはテキストメッセージである、項目105に記載の装置。
(項目114)
上記第2の電子通信は、いずれかまたは両方のアセットを表す写真またはビデオクリップを含む、項目105に記載の装置。
(項目115)
上記メディアアセットのフィードバックについて上記ユーザを促す手段は、該メディアアセットの該フィードバックを要求する視聴者に対する警告を表示する手段を含む、項目105に記載の装置。
(項目116)
上記フィードバックを受信する手段は、複数のフィードバック選択肢を上記第2のユーザ機器デバイス手段上で表示することと、該フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つを選択することとを含む、項目105に記載の装置。
(項目117)
上記フィードバック選択肢のうちの少なくとも1つは、上記ユーザが上記メディアアセットの承認または不承認の理由を表すことを可能にするためのテキスト入力フィールドを含む、項目116に記載の装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本願明細書に記載された発明。
【請求項1】
本願明細書に記載された発明。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
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【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2012−257334(P2012−257334A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−217217(P2012−217217)
【出願日】平成24年9月28日(2012.9.28)
【分割の表示】特願2011−535574(P2011−535574)の分割
【原出願日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【出願人】(500050376)ユナイテッド ビデオ プロパティーズ, インコーポレイテッド (206)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−217217(P2012−217217)
【出願日】平成24年9月28日(2012.9.28)
【分割の表示】特願2011−535574(P2011−535574)の分割
【原出願日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【出願人】(500050376)ユナイテッド ビデオ プロパティーズ, インコーポレイテッド (206)
【Fターム(参考)】
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