説明

中敷きシート

【課題】 播種作業時にアンダートレイの底壁上をセルトレイが滑って播種精度が落ちるのを防止できる中敷きシートを提供する。
【解決手段】 底壁17が多孔のアンダートレイ4と、ポット孔13を有する多数のポット部2が縦横に形成されたセルトレイ3との間に敷設される中敷きシートであって、弾性を有する合成樹脂により形成され、全域に亘って上下に貫通した多数の貫通孔26が縦横に配列形成されている。また、多数の貫通孔26は、長方形のセルトレイ3の長手方向に沿って長細く形成されると共に、セルトレイ3のポット孔13の配置に略対応して配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、育苗用播種機に使用されるアンダートレイとセルトレイとの間に敷設される中敷きシートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の育苗用播種機では、底壁が多孔のアンダートレイ内に、ポット孔を有する多数のポット部が縦横に形成されたセルトレイを収容して、これらをベルトコンベアで搬送し、セルトレイの各ポット部に床土を入れ、播種、覆土及び灌水をして、発芽後に所定状態まで育苗していた(例えば特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−148363号公報
【特許文献2】特開平4−304806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来技術では、セルトレイの種類によってポット部の形状が異なっていることもあって、セルトレイの外周のポット部とアンダートレイの周囲壁との間に隙間があり、しかもセルトレイ及びアンダートレイは比較的硬質の合成樹脂で形成され、かつアンダートレイの底壁は多数の開口孔を有する格子状であり、セルトレイのポット部の底壁とアンダートレイの底壁との接触面積が小さいため、収納播種作業時にアンダートレイの底壁上をセルトレイが滑り、播種精度が落ちるという不具合があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑み、アンダートレイとセルトレイとの間に敷設される中敷きシートであって、播種作業時にアンダートレイの底壁上をセルトレイが滑って播種精度が落ちるのを防止できる中敷きシートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
請求項1においては、底壁17が多孔のアンダートレイ4と、ポット孔13を有する多数のポット部2が縦横に形成されたセルトレイ3との間に敷設される中敷きシートであって、
弾性を有する合成樹脂により形成され、全域に亘って上下に貫通した多数の貫通孔26が縦横に配列形成されている点にある。
【0007】
請求項2においては、請求項1の発明において、前記多数の貫通孔26は、長方形のセルトレイ3の長手方向に沿って長細く形成されると共に、セルトレイ3のポット孔13の配置に略対応して配置されているものである。
請求項3においては、請求項1又は2の発明において、前記セルトレイ3はポット部2の形状に応じてトレイ高さが異なる複数種があり、シート厚みAが、セルトレイ3の種類で異なるトレイ高さの略差分に設定されているものである。
【発明の効果】
【0008】
請求項1によれば、中敷きシートは弾性を有する合成樹脂により形成され、しかもセルトレイの各ポット部のポット部底壁と中敷きシートとの間の接触面積が大きくなるため、中敷きシートによって播種作業時にアンダートレイの底壁上をセルトレイが滑るのを防止できるようになり、この点から育苗用播種機による播種精度を向上させることができる。
請求項2によれば、多数の貫通孔は長方形のセルトレイの長手方向に沿って長細く形成されているので、各ポット部のポット孔をいずれかの貫通孔に容易かつ確実に対応させることができるし、孔をメッシュ状に形成するよりも1つ1つの貫通孔を大きく形成することができ、灌水時には、余分な水を各ポット部のポット孔から貫通孔を通してアンダートレイの開口孔へとスムーズに排出することができる。また、育苗時において、各ポット部内で苗の根が成長してアンダートレイの底壁の孔から出ないようにするために必要な空気を、アンダートレイの底壁の孔から中敷きシートの多数の貫通孔及び各ポット部のポット孔を通して各ポット部内に供給することができ、中敷きシートによって各ポット部内での苗の根の良好な生育を妨げることがなくなり、充分な育苗機能を確保することができる。
【0009】
請求項3によれば、育苗用播種機に対してトレイ高さが低い種類のセルトレイを使用する場合には、中敷きシートの敷設によってセルトレイの上面の高さを上げて、育苗用播種機に対してセルトレイの上面の高さがより確実に適合するものになし得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の第1実施形態を示す育苗具の分解斜視図である。
【図2】同一連の播種動作を示す断面説明図である。
【図3】同中敷きシートの平面図である。
【図4】第2実施形態を示す中敷きシートの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は第1実施形態を示し、図1及び図2において、野菜の根鉢付き苗を形成するための育苗具1は、複数のポット部2を備えたセルトレイ3と、セルトレイ3を収容するアンダートレイ4と、アンダートレイ4とセルトレイ3との間に敷設される中敷きシート5とから構成されている。
【0012】
セルトレイ3は、薄い合成樹脂シートに成形加工して、平面視長方形状に形成されると共に、縦横に碁盤目状に多数のポット部2が形成されており、隣接するポット部2の上端開口縁2a同士はトレイ上壁8によって互いに連結されている。各ポット部2のポット部周壁11は、略逆四角錐台形状に形成されており、前記上端開口縁2aを基端として下方に向かうにつれてポット部2内側に若干傾斜するテーパ壁となっている。断面略四角形のポット部周壁11のコーナ部はR面取りされている。各ポット部2のポット部底壁12は平坦(半球形状でも良い)であり、該ポット部底壁12の中央部には、水抜き用のポット孔13が開設されている。
【0013】
セルトレイ3は、ポット部2の形状に応じてポット部2が縦横に〔6個×12個〕ある72穴セルトレイと、ポット部2が縦横に〔8個×16個〕ある128穴セルトレイと、ポット部2が縦横に〔10個×20個〕ある200穴セルトレイと、ポット部2が縦横に〔12個×24個〕ある288穴セルトレイとの複数種があり、これら複数種のセルトレイ3の短辺と長辺とはそれぞれ共通であるが、複数種のセルトレイ3のトレイ高さはそれぞれ異なり又は一部同士が異なっている。例えば、本実施形態の例では、128穴セルトレイと200穴セルトレイとのトレイ高さは互いに同一であるが、288穴セルトレイは、128穴セルトレイ、200穴セルトレイと比較してトレイ高さが5.5mm程度低くなっている。
【0014】
アンダートレイ4は、合成樹脂によって形成され、一体成形された周囲壁16と底壁17とを有しており、平面視長方形で上部開放の浅底箱形状に形成されている。周囲壁16は、垂直から外側に若干傾斜して形成されており、周囲壁16の上端側には、アンダートレイ4の外方側にフック状に屈曲した外周縁部18が周囲壁16と一体に形成されている。また、底壁17は、多数の開口孔19を縦横に開設した平面視格子状に形成されており、該開口孔19は、角孔(丸孔でもよい)に形成され、該開口孔19間は周囲壁16間を縦横に伸びる桟部20となっている。
【0015】
アンダートレイ4に対してセルトレイ3を収納し易くするため、また、セルトレイ3の種類によってポット部2の形状が異なっていることもあって、アンダートレイ4がセルトレイ3に比べて若干大きく形成されており、アンダートレイ4にセルトレイ3を収容した際に、セルトレイ3の外周のポット部2とアンダートレイ4の周囲壁16との間に隙間が形成されるようになっている。
【0016】
中敷きシート5は、弾性を有する合成樹脂、例えばポリエチレン樹脂によりシート厚みAが3〜10mm程度の長方形状の薄板状に形成されている。中敷きシート5はアンダートレイ4の底壁17に対応する形状とされ、中敷きシート5の短辺及び長辺はそれぞれアンダートレイ4の底壁17の短辺及び長辺に対応しており、アンダートレイ4の底壁17全面を覆う長方形状とされている。
【0017】
従って、中敷きシート5は弾性を有しており、播種作業時等にセルトレイ3が受ける上方からの押圧力を緩衝するようになっている。また、中敷きシート5の上面がセルトレイ3の各ポット部2のポット部底壁12と面接触して滑りを防ぐ滑り防止面25とされている。
中敷きシート5には全域に亘って上下に貫通した多数の貫通孔26が縦横(長短方向)に配列形成されている。前記多数の貫通孔26は、長方形のセルトレイ3の長手方向(長辺方向)に沿って長細く形成されると共に、セルトレイ3のポット孔13の配置に略対応して配置されている。
【0018】
図3に示す中敷きシート5は、例えば288穴セルトレイ用に作られたものであり、貫通孔26は短辺方向に一定間隔aをおいて複数個(図例では12個)あり、また、長辺方向(長手方向)に複数個(12個、5個又は4個)並んで配置されており、この中敷きシート5をアンダートレイ4の底壁17上に敷設し、288穴セルトレイを収容したとき、セルトレイ3の全てのポット孔13がアンダートレイ4の何れかの貫通孔26に一致するようになっている。
【0019】
中敷きシート5のシート厚みAは4mm程度に設定されており、このシート厚みAは、288穴セルトレイと128穴セルトレイ又は200穴セルトレイとのセルトレイ3のトレイ高さの差分(5.5mm程度)に対応するように設定したものである。従って、中敷きシート5をアンダートレイ4の底壁17上に敷設して288穴セルトレイを収容したときのセルトレイ3の上面の高さが、アンダートレイ4に128穴セルトレイ又は200穴セルトレイを収容したときのセルトレイ3の上面の高さに近づくようになっている。
【0020】
前記セルトレイ3はポット部2の形状に応じてトレイ高さが異なる複数種があり、中敷きシート5のシート厚みAが、セルトレイ3の種類で異なるトレイ高さの略差分に設定するのが好ましい。
図3に示すように、短辺方向両端の貫通孔26(26a)は、長辺方向に比較的短く形成されており、該貫通孔26は長辺方向に一定の微少間隔bをおいて複数個(具体的には12個)配置されている。
【0021】
短辺方向両端以外の貫通孔26(26b)は、長辺方向に短辺方向両端の貫通孔26(26a)の略3倍の長さに設定され、該貫通孔26は長辺方向に一定の微少間隔bをおいて複数個(具体的には4個又は5個)配置され、短辺方向に隣合う貫通孔26同士は、一方の貫通孔26の長手方向中央部に他方の貫通孔26の長手方向両端(前記微少間隔b)が位置するように順次交互に長辺方向にずれて配置されている。
【0022】
図2において、育苗用播種機は、機フレームにベルトコンベア31を有する搬送装置が組み込まれ、その上に床土装置33、鎮圧ローラ34、スクレーパ35、床土ブラシ36、播種凹部形成装置37、播種装置38、及び図示省略の灌水装置、覆土装置、覆土ブラシ等が搭載されている。
播種凹部形成装置37は型付けローラ41の外周に軸方向及び周方向に多数の突起42を配設したものであり、ベルトコンベア31による育苗具1の搬送速度と同期して回転する。
【0023】
播種装置38は、外周面に多数の種子繰出凹部44が形成された繰出ロール45を備え、繰出ロール45がベルトコンベア31に同期して軸心回りに回転して、種子繰出凹部44から一定量の種子46を繰り出すように構成されている。
上記第1実施形態によれば、育苗具1に播種する場合、図2に示すように、まず、アンダートレイ4の底壁17に中敷きシート5を敷設した後セルトレイ3をアンダートレイ4内に収容して育苗具1を組み付け、その後、育苗具1を搬送装置のベルトコンベア31上に置くと、育苗具1が床土装置33内を通って所要量の床土49がセルトレイ3の各ポット部2に供給され、鎮圧ローラ34で鎮圧された後、セルトレイ3の上面と摺接するスクレーパ35によって余剰土が排除され、続いて床土ブラシ36によって床土量が適正化される。
【0024】
播種凹部形成装置37では、回転する突起42によって床土装置33から送られてきたセルトレイ3の各ポット部2の床土上面中央に所定深さの播種凹部47が縦一列ずつ連続的に形成される。
播種凹部形成後の育苗具1は播種装置38に送られ、搬送装置のベルトコンベア31によって間欠送りされ、1列のポット部2の各播種凹部47に同時に播種される。播種後の育苗具1は搬送装置のベルトコンベア31によって搬送され、灌水装置で所要量の水及び薬剤等が供給され、覆土装置で覆土が供給され、覆土ブラシで覆土表面が均される。
【0025】
而して、中敷きシート5は弾性を有する合成樹脂により形成され、しかもセルトレイ3の各ポット部2のポット部底壁12と中敷きシート5との間の接触面積が大きくなるため、中敷きシート5によって播種作業時にアンダートレイ4の底壁17上をセルトレイ3が滑るのを防止できるようになり、この点から育苗用播種機による播種精度を向上させることができる。また、育苗用播種機に対してトレイ高さが低い種類のセルトレイ3を使用する場合には、中敷きシート5の敷設によって、トレイ高さが高いセルトレイ3を使用したときと同じようにセルトレイ3の上面の高さを上げることができる。また、中敷きシート5が弾性を有しているため、播種作業時等にセルトレイ3が受ける上方からの押圧力を中敷きシート5で緩衝することができ、押圧力によるセルトレイ3の破損や損傷を未然に防止できる。
【0026】
また、セルトレイ3はポット部2の形状に応じてトレイ高さが異なる複数種があり、シート厚みAが、セルトレイ3の種類で異なるトレイ高さの略差分に設定されているので、育苗用播種機に対してトレイ高さが低い種類のセルトレイ3を使用する場合には、トレイ高さが高いセルトレイ3に対応するように育苗用播種機の床土装置33、鎮圧ローラ34、スクレーパ35、床土ブラシ36、播種凹部形成装置37、播種装置38等の高さを設定しておいても、これらを低い位置に設定し直すことなく、中敷きシート5の敷設によってセルトレイ3の上面の高さを上げて、育苗用播種機に対してセルトレイ3の上面の高さがより確実に適合するものになし得る。
【0027】
また、中敷きシート5の多数の貫通孔26は、長方形のセルトレイ3の長手方向に沿って長細く形成されると共に、セルトレイ3のポット孔13の配置に略対応して配置されているので、各ポット部2のポット孔13をいずれかの貫通孔26に容易かつ確実に対応させることができるし、孔をメッシュ状に形成するよりも1つ1つの貫通孔26を大きく形成することができ、灌水時には、余分な水を各ポット部2のポット孔13から貫通孔26を通してアンダートレイ4の開口孔19へとスムーズに排出することができる。また、育苗時において、各ポット部2内で苗の根が成長してアンダートレイ4の底壁17の開口孔19からでないようにするために必要な空気を、アンダートレイ4の底壁17の開口孔19から中敷きシート5の多数の貫通孔26及び各ポット部2のポット孔13を通して各ポット部2内に供給することができ、中敷きシート5によって各ポット部2内での苗の根の良好な生育を妨げることがなくなり、充分な育苗機能を確保することができる。
【0028】
また、育苗時において、中敷きシート5によって保温することができて、アンダートレイ4の底壁17の開口孔19から冷気がポット部2内に侵入するのを防ぐことができるようになり、苗の根の生育を促進し得る。
図4は第2実施形態を示し、貫通孔26は短辺方向に一定間隔aをおいて複数個(具体的には12個)配置され、また、長辺方向に一定の微少間隔bをおいて複数個(具体的には8個又は4個)配置され、各貫通孔26は同一長さに設定されて、縦横に互いに揃えて配置されている。
【0029】
その他の点は前記第1実施形態と同様の構成であり、第1実施形態の場合と同様に、中敷きシート5によって播種作業時にアンダートレイ4の底壁17上をセルトレイ3が滑るのを防止でき、低温時には中敷きシート5によってアンダートレイ4の底壁17の開口孔19から冷気がポット部2内に侵入するのを防ぐことができる。また、育苗用播種機に対してトレイ高さが低い種類のセルトレイ3を使用する場合には、中敷きシート5の敷設によってセルトレイ3の上面の高さを上げることができ、播種作業時等にセルトレイ3が受ける上方からの押圧力を中敷きシート5で緩衝することができる。
【0030】
なお、前記実施形態では、多数の貫通孔26は、長方形のセルトレイ3の長手方向に沿って長細く形成されているが、これに代え、多数の貫通孔26を、短辺方向に長細く形成してもよいし、多数の貫通孔26は角孔状又は丸孔状であってもよい。
また、多数の貫通孔26の短辺方向の個数及び長辺方向の個数は前記実施形態の場合に限定されず、実施形態の場合よりも多くてもよいし少なくてもよい。
【0031】
また、前記多数の貫通孔26の配置は、実施形態の場合に限定されず千鳥状又は散点状に配置してもよい。
また、前記実施形態では、中敷きシート5のシート厚みAは、288穴セルトレイと128穴セルトレイ又は200穴セルトレイとのトレイ高さの差分(5.5mm程度)に対応して、中敷きシート5のシート厚みAをその高さの差分よりも小さい4mm程度に設定しているが、これに代え、中敷きシート5のシート厚みAをその高さの差分と同一である5.5mm程度に設定してもよく、また、中敷きシート5のシート厚みAをその高さの差分よりも大きく設定してもよい。
【符号の説明】
【0032】
2 ポット部
3 セルトレイ
4 アンダートレイ
5 中敷きシート
13 ポット孔
17 底壁
19 開口孔
26 貫通孔
A シート厚み

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底壁(17)が多孔のアンダートレイ(4)と、ポット孔(13)を有する多数のポット部(2)が縦横に形成されたセルトレイ(3)との間に敷設される中敷きシートであって、
弾性を有する合成樹脂により形状に形成され、全域に亘って上下に貫通した多数の貫通孔(26)が縦横に配列形成されていること特徴とする中敷きシート。
【請求項2】
前記多数の貫通孔(26)は、長方形のセルトレイ(3)の長手方向に沿って長細く形成されると共に、セルトレイ(3)のポット孔(13)の配置に略対応して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の中敷きシート。
【請求項3】
前記セルトレイ(3)はポット部(2)の形状に応じてトレイ高さが異なる複数種があり、シート厚み(A)が、セルトレイ(3)の種類で異なるトレイ高さの略差分に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中敷きシート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−161250(P2012−161250A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−21989(P2011−21989)
【出願日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】