説明

中空糸型膜モジュール

【課題】 安定した濾過運転ができる中空糸型膜モジュールの提供。
【解決手段】 筒状ハウジング11内に保護ネット15で覆われた複数本の中空糸膜束16、17等が収容されている。膜束16、17を被覆する保護ネット15内には、平面板21と曲面板22からなる保護板20が配置されている。保護板20の作用により、液出入口13からの液の出入りに伴う液圧が緩和されるため、中空糸膜の損傷がなくなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水処理に使用する中空糸型膜モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
中空糸型膜モジュールは、一般に流体の出入口を有したケーシング、キャップ、中空糸膜束、それを保護するネット、中空糸膜束の端部を樹脂封止した固定部分からなるものが多い。このような膜モジュールを用いて濾過運転するとき、処理原液や透過水は、ケーシングの出入口から流入又は流出する。
【0003】
処理原液や透過水がケーシングの出入口から流入又は流出するとき、前記出入口付近にある中空糸膜は液体の流れを受けて激しく揺動等を起こすことがある。このような場合、中空糸膜束が保護ネットで保護されていても、中空糸膜が破損を生じることがある。
【特許文献1】特開平8−206468号公報
【特許文献2】特開2004−89799号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、液出入口付近に平板状の液当たり板を配置し、中空糸膜束に対する液圧を緩和することで、中空糸膜の損傷を抑制する技術が開示されている。しかし、平面のみの当たり板では、液出入口の口径が大きな場合には、当たり板により形成される空間(デッドボリューム)が大きくなって、中空糸膜の充填率が低下するという問題がある。
【0005】
特許文献2では、外枠と一体になった曲面の緩衝板を有する中空糸膜束用補強材を用いることにより、液出入口からの液出入りによる液圧を緩和する技術が開示されている。この場合には、外枠と緩衝板が一体になっているため、取り付けの自由度の点で問題がある。また、曲面の緩衝板であると、緩衝板と膜束が接触した状態にあるため、上記したデッドボリュームは殆どなくなるが、液圧が大きい場合には、緩衝板と接触している中空糸膜が損傷するおそれがある。
【0006】
本発明は、濾過運転時において、液出入口付近の中空糸膜の損傷を抑制でき、デッドボリュームを抑制して、中空糸膜の充填率を高めることができる、中空糸型膜モジュールを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明は、課題の解決手段として、
側面に液出入口を有し、両端が閉塞された筒状ケース内に、保護ネットで覆われた中空糸膜束が複数束収容されている中空糸型膜モジュールであって、
前記複数の中空糸膜束が、平面形状が半円形の2つの組み合わせ又は平面形状が扇形の3つ以上の組み合わせであり、
前記複数の中空糸膜束が、それぞれの曲面が前記筒状ケースの内壁面に対向し、それぞれの平面が周方向に隣接する他の中空糸膜束の平面と対向するように配置されており、
前記液出入口に正対する位置にある中空糸膜束の保護ネットの内側に、平面板と曲面板からなる保護板が配置されており、
前記保護板が、前記平面板の少なくとも一辺側に曲面板を有するものである、中空糸型膜モジュールを提供する。
【0008】
このように平面と曲面を有する保護板を使用することにより、下記のとおり、特有の作用効果1〜3を得ることができる。
【0009】
作用効果1:平面と曲面を有する保護板を使用した場合、平面のみの保護板を使用した場合と比べて、デッドボリュームを小さくできるため、中空糸膜の充填率を高めることができる。
【0010】
作用効果2:平面と曲面を有する保護板を使用した場合、平面部分と膜束の間には小さなデッドボリュームが存在しているため、大きな液圧が加えられた場合でも、中空糸膜が、液出入口の方へ押し曲げられることがなく、曲面のみの保護板を使用した場合と比べると、中空糸膜が損傷するおそれが著しく軽減される。
【0011】
作用効果3:平面と曲面を有する保護板を使用した場合、液出入口から液が出て行く運転状態で、流量が大きいとき、保護板が液出入口方向に押し付けられても、平面と保護ネットの間にはデッドボリュームが存在するため、液流れが阻害されるおそれがない。一方、曲面のみの保護板の場合、保護ネットとの間にデッドボリュームがないため、液流れが阻害されるおそれがある。
【0012】
本発明において、上記した作用効果1〜3を得るためには、保護板の平面の幅は、液出入口の直径の50〜80%の範囲であることが好ましい。
【0013】
請求項2の発明は、課題の他の解決手段として、
前記複数の中空糸膜束が、周方向に隣接する中空糸膜束の平面同士が正対している部分が前記液出入口に正対するように配置されており、
前記隣接する2つの中空糸膜束のそれぞれの保護ネット内に1枚ずつの保護板が配置されており、
前記保護板が、平面板の一辺側にのみ曲面板を有するものであり、前記平面板が前記液出入口に正対するように配置されている、請求項1記載の中空糸型膜モジュールを提供する。
【0014】
中空糸膜束が2束以上である場合で、周方向に隣接する中空糸膜束の平面同士が正対している部分が前記液出入口に正対するように配置されている場合には、隣接する2つの膜束の保護ネット内に1枚ずつの所定の保護板を配置することにより、本発明の作用効果1〜3を得ることができる。
【0015】
請求項3の発明は、課題の他の解決手段として、
前記複数の中空糸膜束が、1つの中空糸膜束の円弧部分が前記液出入口に正対するように配置されており、
前記1つの中空糸膜束の保護ネット内に1枚の保護板が配置されており、
前記保護板が、平面板の両辺側に曲面板を有するものであり、前記平面板が前記液出入口に正対するように配置されている、請求項1記載の中空糸型膜モジュールを提供する。
【0016】
中空糸膜束が2束以上である場合で、1つの中空糸膜束の円弧部分が前記液出入口に正対するように配置されている場合には、1つの膜束の保護ネット内に1枚の所定の保護板を配置することにより、本発明の作用効果1〜3を得ることができる。
【0017】
請求項4の発明は、課題の他の解決手段として、
側面に液出入口を有し、両端が閉塞された筒状ケース内に、保護ネットで覆われた中空糸膜束が1束収容されている中空糸型膜モジュールであって、
前記液出入口に正対する位置にある中空糸膜束の保護ネットの内側に、平面板と曲面板からなる保護板が配置されており、
前記保護板が、前記平面板の両辺側に曲面板を有するものであり、前記平面板が前記液出入口に正対するように配置されている中空糸型膜モジュールを提供する。
【0018】
中空糸膜束が1束である場合、保護ネット内に1枚の所定の保護板を配置することにより、本発明の作用効果1〜3を得ることができる。
【0019】
本発明で用いる保護板は、同一又は異なる径の複数の穴を有しているものが好ましい。このような穴を有していると、前記穴からも液が出入りするため、濾過効率(単位時間当たりの濾過量)を高めることができる。
【0020】
本発明は、筒状ケースに形成されている液出入口の直径が140mm以上のものの場合に特に適している。
【発明の効果】
【0021】
本発明の中空糸型膜モジュールは、濾過運転による中空糸膜の損傷が殆どなく、安定した濾過運転を継続することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
(1)図1〜図3の中空糸型膜モジュール
図1〜図3により、本発明の実施形態を説明する。図1(A)は、本発明の中空糸型膜モジュール10の縦方向への部分断面図を含む正面図、図1(B)は、図1(A)の液出入口を含む部分の横断面図、図2は、図1(B)の部分拡大図、図3は、保護板の斜視図である。図2では、中空糸膜の表示は一部を略している。
【0023】
図1(A)、(B)に示すように、筒状ケース11は、両端側が、それぞれパイプと接続される出入口を有するキャップ12a、12bで閉塞されており、側面の高さ方向のほぼ中央部に液出入口13を有している。
【0024】
筒状ケース11のキャップ12a、12bを除いた高さは1066mm、外径は310mm、液出入口13の口径は140mmである。
【0025】
筒状ケース11内には、周囲が保護ネット15で覆われた中空糸膜束16〜19が計4束収容されている。中空糸膜束の数は特に制限されないが、2〜8束程度にすることができる。中空糸膜は、周知の寸法、材質のものを使用することができる。
【0026】
中空糸膜束16〜19は、上端側が樹脂14で封止され、筒状ケース11の内壁面に固定されており、下端側も同様に固定されている。保護ネット15は、1重でも2重以上でもよい。
【0027】
中空糸膜束16〜19は、平面形状が、円が4等分された扇形のものであり、それぞれの曲面が筒状ケース11の内壁面に対向し、それぞれの2つの平面(側面)が、周方向に隣接する他の中空糸膜束の平面(側面)と対向するように配置されている。例えば、膜束16の2つの平面(側面)は、膜束17の一方の平面(側面)と膜束19の一方の平面(側面)と対向している。
【0028】
図2に示すとおり、4つの中空糸膜束16〜19は、中空糸膜束16の平面16aと、周方向に隣接している中空糸膜束17の平面17bが正対している部分が液出入口13に正対するようにして配置されている。
【0029】
液出入口13に正対する位置にある中空糸膜束16の保護ネット15の内側と、中空糸膜束17の保護ネット15の内側には、それぞれ中空糸膜を液の出入りに伴う液圧から保護するための保護板20が配置されている。保護ネット15が多重である場合には、保護板20は、最外層の保護ネット15の内側(例えば、3重ネットの場合、2層と3層の間)に配置する。
【0030】
図3に示すとおり、保護板20は、平面板21とその一側辺と一体になった曲面板22とを有している。保護板20の大きさは、液出入口13の開口面積と同等以上のものである。
【0031】
図1(B)に示すとおり、保護板20は、上端側20aが中空糸膜束16〜19と共に樹脂14で筒状ケース11の内壁面に固定されている。また、保護板20の固定強度を高めるため、図示していない下端側も同様にして固定することができる。
【0032】
中空糸膜束16側の保護板20は、膜束16の平面(側面)側の保護ネット15に平面板21の側辺21aが近接し(平面板21は、液出入口13に正対している)、膜束16の曲面側の保護ネット15に曲面板22が近接するように配置されている。平面板21と曲面板22と保護ネット15との間には、液の流通が可能な程度の間隔が存在していることが好ましい。このように保護板20は、平面板21と曲面板22とを有しているため、同じ大きさの平面板のみからなる保護板と比べると、平面板21と保護ネット15との間のデッドボリューム30を小さくすることができる。
【0033】
保護板20は、平面板21と曲面板22にまたがって、計6個の大径穴23が上下に分離した状態で形成されており、中間位置には、平面板21側に5個、曲面板側に5個の小径穴24が形成されている。
【0034】
大径穴23と小径穴24は、いずれも保護板20を通して液の流通を可能にするためのものであるから、形成位置、大きさ、数等は特に制限されるものではない。大径穴は、直径40〜50mm程度にすることができ、小径穴は直径10〜20mm程度にすることができる。
【0035】
保護板20は、液出入口13に正対する位置に小径穴24が位置し、大径穴23は液出入口13には正対していない。
【0036】
図3に示すとおり、平面板21の側辺21a側の表面には、上部突起群25と下部突起群26が形成されている。保護板20は、上部突起群25と下部突起群26が保護ネット15側になるように取り付けることで、デッドスペース30が維持される。

本発明の作用効果1〜3を得るため、2枚の保護板20と液出入口13の直径(D)との関係は、保護板20の平面板21の幅をWとしたとき、次式:D/2W=50〜80%(好ましくは65〜75%)を満足することが好ましい。
【0037】
筒状ケース11や保護板20の材質は特に制限されず、例えば、特許文献1に記載された各種合成樹脂を挙げることができる。
【0038】
次に、中空糸型膜モジュール10の運転方法について説明する。なお、キャップ12a、12b側から処理原液が供給され、液出入口13から透過液が排出される場合について説明する。
【0039】
キャップ(処理原液の供給口)12a、12bから送られる原液は、樹脂14の端面で開口している中空糸膜束16〜19中の中空糸膜の内側に入って濾過される。膜面を外側に透過した透過液は、液出入口13に向かって移動し、平面16aと平面17bの間や、保護板20の穴(大径穴23と小径穴24)を通った後、上下方向に流れ、液出入口13から排出される。このとき、液圧により、中空糸膜は液出入口の方に押されるが、液出入口の方に押し曲げられることはない。
【0040】
また逆圧洗浄時には、液出入口13から筒状ケース11内に向かって洗浄液が導入されるが、保護板20があるため、中空糸膜の損傷が防止される。
【0041】
本発明の中空糸型膜モジュール10は、保護板20の作用により、作用効果1〜3が発揮されるため、長期間、安定した濾過性能を維持することができる。
【0042】
(2)図4、図5の中空糸型膜モジュール
図4は、図2と同じ膜モジュールであって、液出入口13に膜束17の円弧部分が正対している形態である。図4では、中空糸膜の表示は一部を略している。
【0043】
保護板120は、平面板121の両側辺に曲面板122a、122bを有しており、平面板121が液出入口13に正対するようにして、保護ネット15内に配置されている。平面板121と保護ネット15の間には、小さなデッドボリューム130が存在している。
【0044】
保護板120は、図3で示される保護板20において、平面板21の側辺21a側にも曲面板22を取り付けたような形状のものである。保護板20の大径穴23と小径穴24に相当する穴、上部突起群25と下部突起群26に相当する突起群は、同様の作用を得る目的で、適宜形成することができる。
【0045】
図5は、中空糸膜束が1つの膜モジュールの幅方向断面図である。図5では、中空糸膜の表示は略している。
【0046】
保護板120は、図4のものと同じであり、平面板121が液出入口13に正対するようにして、保護ネット15内に配置されている。平面板121と保護ネット15の間には、小さなデッドボリューム130が存在している。
【0047】
図4、図5において、保護板120の平面板121の幅(W)と液出入口13の直径(D)との関係は、次式:D/W=50〜80%(好ましくは65〜75%)を満足することが好ましい。
【0048】
図4、図5の膜モジュールは、図1、図2の膜モジュールと同様に、本発明の作用効果1〜3を得ることができる。
【実施例】
【0049】
実施例1
図3で示す2枚の保護板を用い、図1、図2に示す中空糸型膜モジュールを作製した(D/2W=71%)。酢酸セルロース系樹脂製の中空糸膜(FUC−1583,ダイセル化学工業(株)製)を使用し、1つの中空糸膜束には5580本(4本で合計22320本)を充填した。中空糸膜、保護ネット、保護板は、いずれも両端部をウレタン樹脂系の接着剤で固定した。
【0050】
作製した中空糸型膜モジュールを用いて、耐久試験を行った。試験方法は、キャップ12a、12bから、中空糸膜束16〜19の各中空糸膜の内側に10m/hrで26秒間通水した後、逆方向に40m/hrで6秒間通水して逆圧洗浄する操作を1回として、これを繰り返した。50,000回繰り返した時点で中空糸膜束16、17から中空糸膜を取り出し、肉眼で観察したが、損傷は見あたらなかった。
【0051】
比較例1
図2、図3の保護板20の代わりに、同じ面積の曲面のみからなる2枚の保護板を用いたほかは同様にして、中空糸型膜モジュールを作製した。
【0052】
この中空糸型膜モジュールを用いて、実施例1と同じ耐久試験を行った。その結果、10,000回繰り返した時点で中空糸膜束16、17から中空糸膜を取り出し、肉眼で観察したところ、中空糸膜束16、17の両方で、平均25本の中空糸膜が損傷(部分的な断線等)していた。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】(a)は、本発明の中空糸型膜モジュールの縦方向の部分断面図を含む正面図、(b)は、(a)の幅方向の断面図。
【図2】図1(b)の部分拡大図。
【図3】図1(b)とは膜束の収容状態が異なる形態の断面図。
【図4】保護板の斜視図。
【図5】別実施形態である中空糸型膜モジュールの幅方向の断面図。
【符号の説明】
【0054】
10 中空糸型膜モジュール
11 筒状ケース
13 液出入口
15 保護ネット
16〜19 中空糸膜束
20 保護板
21 平面板
22 曲面板



【特許請求の範囲】
【請求項1】
側面に液出入口を有し、両端が閉塞された筒状ケース内に、保護ネットで覆われた中空糸膜束が複数束収容されている中空糸型膜モジュールであって、
前記複数の中空糸膜束が、平面形状が半円形の2つの組み合わせ又は平面形状が扇形の3つ以上の組み合わせであり、
前記複数の中空糸膜束が、それぞれの曲面が前記筒状ケースの内壁面に対向し、それぞれの平面が周方向に隣接する他の中空糸膜束の平面と対向するように配置されており、
前記液出入口に正対する位置にある中空糸膜束の保護ネットの内側に、平面板と曲面板からなる保護板が配置されており、
前記保護板が、前記平面板の少なくとも一辺側に曲面板を有するものである、中空糸型膜モジュール。
【請求項2】
前記複数の中空糸膜束が、周方向に隣接する中空糸膜束の平面同士が正対している部分が前記液出入口に正対するように配置されており、
前記隣接する2つの中空糸膜束のそれぞれの保護ネット内に1枚ずつの保護板が配置されており、
前記保護板が、平面板の一辺側にのみ曲面板を有するものであり、前記平面板が前記液出入口に正対するように配置されている、請求項1記載の中空糸型膜モジュール。
【請求項3】
前記複数の中空糸膜束が、1つの中空糸膜束の円弧部分が前記液出入口に正対するように配置されており、
前記1つの中空糸膜束の保護ネット内に1枚の保護板が配置されており、
前記保護板が、平面板の両辺側に曲面板を有するものであり、前記平面板が前記液出入口に正対するように配置されている、請求項1記載の中空糸型膜モジュール。
【請求項4】
側面に液出入口を有し、両端が閉塞された筒状ケース内に、保護ネットで覆われた中空糸膜束が1束収容されている中空糸型膜モジュールであって、
前記液出入口に正対する位置にある中空糸膜束の保護ネットの内側に、平面板と曲面板からなる保護板が配置されており、
前記保護板が、前記平面板の両辺側に曲面板を有するものであり、前記平面板が前記液出入口に正対するように配置されている中空糸型膜モジュール。
【請求項5】
前記保護板が、同一又は異なる径の複数の穴を有している、請求項1〜4のいずれか1項記載の中空糸型膜モジュール。
【請求項6】
前記液出入口の直径が140mm以上である、請求項1〜5のいずれか1項記載の中空糸型膜モジュール。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−296190(P2008−296190A)
【公開日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−147823(P2007−147823)
【出願日】平成19年6月4日(2007.6.4)
【出願人】(594152620)ダイセン・メンブレン・システムズ株式会社 (104)
【Fターム(参考)】