説明

乗用型作業機の操縦部

【課題】エンジンの上部を解放してメンテナンス作業が行い易くする構成を比較的簡単な構成で楽に解放操作できるようにすると共に、乗用ステップへの乗り降りを楽に行えるようにする。
【解決手段】第一支持アーム6の一端を操作部フレーム5の後部左右略中央位置で機体フレーム8に設ける第一縦軸9で枢支し他端を操作部フレーム5の左前側に設ける第二縦軸10で枢支し、第二支持アーム7の一端を第一縦軸9の右側で機体フレーム8に設ける第三縦軸11で枢支し他端を第二縦軸10の右側で操作部フレーム5の略左右中央に設ける第四縦軸12で枢支する。そして、乗用ステップ1への乗り降りに使用する昇降ステップ36を側方張り出し位置と収納位置に切換え可能に操作部フレーム5に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、コンバインや各種収穫機などの乗用型作業機における操縦部構造に係り、乗用ステップの前方に操縦操作部を立設するとともに、乗用ステップの後方にエンジンを配備し、このエンジンを覆うエンジンカバーの上部に操縦座席を配備してある乗用型作業機の操縦部構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
乗用型のコンバインは、機体の右前部にオペレータが搭乗する乗用ステップを設け、この乗用ステップの前側に操縦操作部を設け、乗用ステップの後方に配置するエンジンの上部をエンジンカバーで覆い、エンジンカバー上に操縦座席を設ける配置構成となっている。
【0003】
そして、エンジンのメンテナンスを行い易くするために、乗用ステップと操縦操作部とエンジンカバーを一体的に組み付けた操縦部フレームを前側の枢支軸を中心に前方へ引き起こしたり操縦部フレームの右後部に設ける縦軸を中心に右側方へ回動したりしてエンジンの上部を解放するようにしている。
【0004】
例えば、特開2007−37460号公報には、乗用ステップと操縦操作部とエンジンカバー等を一体にした操縦部フレームを、エンジンよりもコンバイン機体横方向でのコンバイン機体外方側に配置した上下向きの軸芯まわりに側方へ回動してエンジンの上部を解放できるようにした構成が記載されている。
【0005】
また、特開2006−240485号公報には、乗用ステップに乗り降りするための補助ステップを設けた構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−37460号公報
【特許文献2】特開2006−240485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のエンジン上部の解放構成は、乗用ステップと操縦操作部とエンジンカバー等を一体にした操縦部フレームを機体フレームに設けた一本の上下向きの枢支軸で支持する構成のために、一点支持となる操縦部フレームを強度のある構成にしなければならず重量物となる。また、コンバインはエンジンの後方に収穫穀粒を一時的に貯留するグレンタンクを設けているために、このグレンタンクを避けてエンジン上方を解放するためには枢支軸を機体フレームのかなり外側に設ける必要があり、このために機体幅が広くなる。
【0008】
そこで、本発明では、乗用ステップの前方に操縦操作部を立設すると共に乗用ステップの後方にエンジンを配置した乗用型作業機で、エンジンの上部を解放してメンテナンス作業が行い易くする構成を比較的簡単な構成で楽に解放操作できるようにし、乗用型作業機の使用時に乗用ステップへの乗り降りを楽に行えるようにすることが課題である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記課題は次の構成によって達成される。
すなわち、乗用ステップ(1)とフロントパネル(2)とエンジンカバー(3)及びサイドパネル(4)で構成した操縦操作部(20)を一体的に支持する操作部フレーム(5)を、第一支持アーム(6)と第二支持アーム(7)で機体フレーム(8)に支持するに、第一支持アーム(6)の一端を操作部フレーム(5)の後部左右略中央位置で機体フレーム(8)に設ける第一縦軸(9)で枢支し、該第一支持アーム(6)の他端を操作部フレーム(5)の左前側に設ける第二縦軸(10)で枢支し、第二支持アーム(7)の一端を前記第一縦軸(9)の右側で機体フレーム(8)に設ける第三縦軸(11)で枢支し、該第二支持アーム(7)の他端を前記第二縦軸(10)の右側で操作部フレーム(5)の左右略中央に設ける第四縦軸(12)で枢支して操作部フレーム(5)を機体フレーム(8)の右側に移動可能にすると共に、乗用ステップ(1)への乗り降りに使用する昇降ステップ(36)を側方張り出し位置と収納位置に切換え可能に操作部フレーム(5)に設けたことを特徴とする乗用型作業機の操縦部とした。
【0010】
この構成で、操作部フレーム5が二本の第一支持アーム6と第二支持アーム7で強固に機体フレーム8に支持され、操作部フレーム5を機体フレーム8の外側へ大きく移動出来てエンジンの上部を広く解放出来て、乗用ステップ1への乗り降りが昇降ステップ36を使って楽に行える。
【発明の効果】
【0011】
本発明によると、操作部フレーム5が二本の第一支持アーム6と第二支持アーム7で強固に支持され、エンジンの上部を覆うエンジンカバー3が操作部フレーム5と共に機体フレーム8の右側方へ大きく移動してエンジン周りを広く開放出来るので、エンジンとその周りの動力伝動機構のメンテナンスが容易に行え、乗用ステップ1への乗り降りが昇降ステップ36を使って楽に行え、機体の走行時には昇降ステップ36を収納位置にすると機体からはみ出さず、走行の支障にならない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明実施例のコンバイン全体を示す平面図である。
【図2】一部の拡大平面図である。
【図3】操作部フレームを移動した拡大平面図である。
【図4】一部の拡大左側面図である。
【図5】一部の拡大正面図である。
【図6】一部の拡大右側面図である。
【図7】一部の拡大正断面図である。
【図8】一部の拡大左側断面図である。
【図9】一部の拡大左側断面図である。
【図10】全体の平断面図である。
【図11】一部の拡大右側面図である。
【図12】刈取装置用油圧無段変速装置の変速出力表である。
【図13】刈取装置用油圧無段変速装置の油圧回路図である。
【図14】刈取装置用油圧無段変速装置の油圧ポンプの側断面図である。
【図15】チェック弁の拡大側断面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
本明細書では、左側及び右側とはコンバインが前進する方向に向いたときの方向を言う。
【0014】
図1は、乗用型作業機の例として示すコンバインの平面図で、機体の最前部に刈取装置15を設け、この刈取装置15で刈り取った穀稈を機体の左側に設ける脱穀装置16へ搬送する穀稈搬送装置17を設け、機体の右側にオペレータが搭乗する乗用ステップ1と操向レバー18を立設するフロントパネル2や変速レバー19を立設するサイドパネル4と操縦席24を設けたエンジンカバー3からなる操縦操作部20を設け、操縦操作部20を覆ってキャビン27を設けている。この操縦操作部20の後側に収穫穀粒を貯留するグレンタンク21を設け、グレンタンク21の後部から立ち上げた揚穀筒22に連接して起伏可能に穀粒排出オーガ23を設けている。操縦操作部20の下部にエンジン25を搭載している。
【0015】
刈取装置15は、油圧変速装置で駆動し、図12に示す如く、刈取速度を車速対応変化率K1から車速増速変化率K2まで任意に設定ダイヤルで変更出来るようにしている。この刈り取り速度の変更調整で刈り取って脱穀装置16へ搬送中の穀稈の姿勢を乱すことなくスムースに変速できる。
【0016】
図13は、刈取装置15の油圧変速装置の油圧回路で、入力軸85で油圧ポンプ86と変速油圧ポンプ87を駆動し、変速油圧ポンプ87から高圧回路94と低圧回路95で油圧モータ88に圧油を送っている。高圧回路94と低圧回路95の間に二個のチェックバルブ90,91と一個の絞り弁89を設けて、流量が少ない場合に圧力を逃がして遊びを作っている。92,93は安全弁である。
【0017】
図14は、刈取装置15の油圧変速装置の油圧ポンプ94で、オイルバスとしてタンクポート95に通じるスリット溝96を設けて、中立範囲を広くしている。
図14は、チェックバルブ90,91等の断面図で、シート97のテーパ孔にスチールボール96をばね98で押しつけてオイルの流れを止めている部分について、シート97をステンレス鋼を窒化処理することで硬化している。このことで、従来炭素鋼を浸炭焼き入れ焼き戻し表面仕上げして製造していた製造コストが低減され、組み付け工数も低減される。
【0018】
図2と図3に示す如く、乗用ステップ1とフロントパネル2とサイドパネル4とエンジンカバー3からなる操縦操作部20は、四角形に組んだ操作部フレーム5上に設けている。また、乗用ステップ1に乗り上がる際に使用する昇降ステップ36を操作部フレーム5に取り付け、操作部フレーム5を側方へ引き出した際にもこの昇降ステップ36を使って乗り上がることが出来るようにしている。この昇降ステップ36は、図5に示す如く、操作部フレーム5の前後方向に設ける枢支軸75に枢支したステップアーム76に取り付けた前後幅の広い第一昇降ステップ36aと前後幅の狭い第二昇降ステップ36bとからなり、側方へ張り出した状態からステップアーム76を上に回動すると、第一昇降ステップ36aと第二昇降ステップ36bが操作部フレーム5の下部に収納された状態になる。
【0019】
操作部フレーム5は、前側の左右略中央に第四縦軸12を設け、この第四縦軸12と機体フレーム8の右側部に設ける第三縦軸11をL字状の第二支持アーム7で連結し、操作部フレーム5の左側部前寄りに第二縦軸10を設け、この第二縦軸10と機体フレーム8の前記第三縦軸11より内側に設ける第一縦軸9をL字状の第一支持アーム6で連結している。第二支持アーム7には操作部フレーム5の底部を受ける受ローラ26を設けている。
【0020】
操作部フレーム5を機体フレーム8上の正規位置に固定してコンバインを使用するのであるが、エンジンやその周りをメンテナンスする際には、操作部フレーム5の固定を解除して右側方へ横移動する。この操作部フレーム5の横移動は、グレンタンク21に当接しない位置で一旦移動を停止し、グレンタンク21を側方へ回動した後にさらに外方へ移動可能にしている。
【0021】
図6と図7に示す如く、サイドパネル4に設ける走行用変速レバー19は、その基部を湿式オイルディスク37の回動プレート42に前後回動するように取り付けている。そして、回動プレート42の動きを第一ポテンショメータ38と第二ポテンショメータ39で検出し、その検出信号をコントローラに送って油圧変速装置を変速作動させる。湿式オイルディスク37は、走行用変速レバー19の回動抵抗を変更出来るようにしたもので、操縦席24側からオイル孔45へ注油し、調整ナット44を絞め込むことによって回動抵抗を強く出来る。また、湿式オイルディスク37を取り付けた取付ブラケット40は、取付上面に回動プレート42を突出させるスリットを設けただけでサイドパネル4の下側取付面41にボルト43で取り付けているので、外部への開口部が少なく、湿式オイルディスク37や第一ポテンショメータ38と第二ポテンショメータ39に塵埃が侵入することが無い。また、第一ポテンショメータ38と第二ポテンショメータ39は、湿式オイルディスク37と共に取付ブラケット40に取り付けた後にサイドパネル4に取り付けるので、サイドパネル4に取り付ける前にセンサー調整やシグナルチェックが行えて楽である。
【0022】
このように、サイドパネル4に設ける走行用変速レバー19等の操縦操作具を操作対象と通信ケーブルで連結していることによって、サイドパネル4を操作部フレーム5に取り付けたままで操作部フレーム5を支障なく側方へ引き出せるようになる。
【0023】
図8は、駐車ブレーキペダル48の取付構成を示している。
機体フレーム8側に取り付けた補助ステップ47に駐車ブレーキペダル48を駐車ペダル軸49で枢支し、この駐車ブレーキペダル48の後端をブレーキロッド50と引張ばね55でミッションケース57のブレーキドラム46のブレーキアーム56と連結し、駐車ブレーキペダル48の前側を踏み込むと駐車ブレーキが作用するようにしている。
【0024】
駐車ブレーキペダル48の前後中間部に下方へ向けてフック53を設け、このフック53と駐車ブレーキペダル48の先端に枢支したロック解除片51を解除ロッド52で連結し、駐車ブレーキペダル48を踏み込むとフック53が補助ステップ47のピン54に係合して踏み込み状態を保持して駐車ブレーキ作用を保持する。そして、ロック解除片51を踏むとフック53がピン54から外れて駐車ブレーキペダル48が元に戻って駐車ブレーキ解除となる。この駐車ブレーキペダル48は、機体フレーム8側に取り付けているので、操作部フレーム5を外方に移動してもそのままの位置に残ることになる。
【0025】
そして、操作部フレーム5は通常図2に示す位置に固定して使用するが、メンテナンス作業時には、図3の如く、操作部フレーム5の前側が大きく後側が小さく回動して側方へ引き出して機体フレーム8の上部を解放する。この操作部フレーム5を側方へ引き出した状態で、第二支持アーム7が操作部フレーム5の下部に収まり、側方へ張り出さないので、メンテナンス作業の邪魔にならない。
【0026】
操作部フレーム5の側方引出位置は、通常位置のグレンタンク21に当接しない第一引出位置で一旦開きを停止し、グレンタンク21を側方へ逃がしてさらに大きく側方へ引き出す第二引出位置で固定できるようにしている。
【0027】
この解放された機体フレーム8側にはエンジン25を搭載し、ラジエータ14の上方も解放される。エンジン25を機体フレーム8から降ろす場合には、操作部フレーム5を別に用意する支持台に載せて支持し、第一支持アーム6を取り外した後にエンジン25をクレーンで吊り下げることになる。
【0028】
また、機体フレーム8の右前方における油圧ブロック28を取り付けた補助フレーム29を取り外し可能にしているので、エンジン25周りのメンテナンス時に取り外すと作業が容易になる。この補助フレーム29の前方で機体フレーム8に燃料フィルタ32とサクションフィルタ33とHSTサクションフィルタ34とHSTラインフィルタ35を集中的に配置しているので、これらのメンテナンスも操作部フレーム5を側方へ引き出すと容易に出来る。
【0029】
また、操作部フレーム5を側方へ引き出すと、エンジン25の上部に在るエアークリナー30とその前側に設ける電装品収納室31が露出されるので、エンジンやその他の自動制御用コントローラ等の点検・修理が容易になる。この電装品収納室31は、広い空間が確保されているので、電装品を集中的に配置すること可能で、操作部フレーム5を所定位置に固定した状態で、エンジンカバー3に設ける操縦席24後部の点検窓から点検できる。
【0030】
図9は、クローラ走行装置69の変速を行う走行用油圧無段変速装置77の手動操作部78を示している。操作部フレーム5を正規位置に固定した状態で、サイドパネル4下部の乗用ステップ1近くに手動操作部78が位置して、何らかのトラブルで走行不能になった場合には、この手動操作部78を操作して機体を移動させるのであるが、作業者が乗用ステップ1に潜り込んで手動操作部78を操作できる。
【0031】
図10は、燃料配管の配置を示す平面図で、機体後部に搭載する燃料タンク64の近くに電磁フィードポンプ80とプレフィルター81を配置し、エンジン25の近くにメインフィルター82を配置している。この配置位置関係で、電磁フィードポンプ80の送油効率を落とすことなく、エンジン25とメインフィルター82の間隔が短くゴミの侵入が少なくなり、メインフィルター82に設ける手動サプライポンプの作動回数も少なくなる。
【0032】
図11は、機体フレーム8の後部を示し、機体フレーム8の左右サイドフレーム60,61を連結して第一後部フレーム62と第二後部フレーム63を設け、この第一後部フレーム62と第二後部フレーム63の間に燃料タンク64と補助燃料タンク65を設け、第一後部フレーム62と第二後部フレーム63を連結フレーム67で連結し、揚穀筒22のオーガメタル66を取り付けている。第一後部フレーム62に燃料タンク64の前側を覆う燃料タンクガード83を取り付けている。この燃料タンクガード83の上面83aは前に向かって下り傾斜して上面に溜まる藁屑を滑り落とし、下面83bは後方へ向かって下り傾斜してマフラー84からの排気ガスが燃料タンク64に直接当たって加熱されるのを防いでいる。
【0033】
第二後部フレーム63は、燃料タンク64と補助燃料タンク65の底面よりも下側に位置しているために、燃料タンク64と補助燃料タンク65の底部が直接後部の障害物に衝突するのを防いだり地面に衝突するのを防いだりする。
【符号の説明】
【0034】
1 乗用ステップ
2 フロントパネル
3 エンジンカバー
4 サイドパネル
5 操作部フレーム
6 第一支持アーム
7 第二支持アーム
8 機体フレーム
9 第一縦軸
10 第二縦軸
11 第三縦軸
12 第四縦軸
20 操縦操作部
24 操縦席
36 昇降ステップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗用ステップ(1)とフロントパネル(2)とエンジンカバー(3)及びサイドパネル(4)で構成した操縦操作部(20)を一体的に支持する操作部フレーム(5)を、第一支持アーム(6)と第二支持アーム(7)で機体フレーム(8)に支持するに、第一支持アーム(6)の一端を操作部フレーム(5)の後部左右略中央位置で機体フレーム(8)に設ける第一縦軸(9)で枢支し、該第一支持アーム(6)の他端を操作部フレーム(5)の左前側に設ける第二縦軸(10)で枢支し、第二支持アーム(7)の一端を前記第一縦軸(9)の右側で機体フレーム(8)に設ける第三縦軸(11)で枢支し、該第二支持アーム(7)の他端を前記第二縦軸(10)の右側で操作部フレーム(5)の左右略中央に設ける第四縦軸(12)で枢支して操作部フレーム(5)を機体フレーム(8)の右側に移動可能にすると共に、乗用ステップ(1)への乗り降りに使用する昇降ステップ(36)を側方張り出し位置と収納位置に切換え可能に操作部フレーム(5)に設けたことを特徴とする乗用型作業機の操縦部。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2010−172237(P2010−172237A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−16924(P2009−16924)
【出願日】平成21年1月28日(2009.1.28)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】