説明

乳製品用のナイフ

【課題】 バターを常温に戻さないと、食品に塗布は不可能だった。又、硬いチーズのカットも困難だった。
本発明は冷えたバター・チーズを容易にカット塗布する為に、ほっとかっとを提供する。
【解決手段】 この発明は、ナイフに通電し、熱を加える事により、カットと同時に熱により、バター・チーズが容易にカット又は塗布が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は冷蔵庫から出した直後のバターやチーズを切る事のナイフに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、冷蔵庫から出した直後のバターやチーズ等は、冷蔵で硬くなっている為に、常温に戻してから食品(パン)等に塗る等していた。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献】
【特許文献】特開平10−201597号公報 登録実案 3123648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような問題点があった。
(イ)冷蔵庫から出した直後のバターは、常温にして、柔らかくなるまで待たないと、 パンなどに塗る作業が出来なかった。
(ロ)冷蔵庫から出した直後のチーズは硬くナイフを入れるのが困難だった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ナイフ本体(5)は柄(6)の内部に折りたたみ式で収納出来る。
ナイフ本体(5)の頭部に温度センサー(2)を、つける事によって切る適温を知らせる事が出来る。
バターやチーズ等、カットし易く出来るようノコギリ状(3)にする。
電源スイッチ(1)を入れ、ナイフ本体(5)が出て来ると同時に熱が伝わる。
本発明は以上の構成によりなる ほっとかっとである。
【発明の効果】
【0006】
電池(8)式なので、使用及び収納が容易である。
ナイフ本体(5)を柄(6)に収めた時点で電源(1)が切れるので安全である。又、温度センサー(2)を付ける事により、老人、子供でも容易に使用出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の使用状態を示した斜視図である。
【発明を実施する為の形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(イ)電源スイッチ(1)を入れると柄(6)の上面に設けたナイフ本体(5)が収納部(9)から出る。
温度センサー(2)の色で知らせる。
(ロ)ナイフ本体(5)の先端下面をカットの刃(3)とし、ノコギリ状にする。
刃(3)の上部ヘラ(4)は塗る作業に使用する。
(ハ)柄(6)の後頭部に電池(8)を収納する。電池カバー(7)をはめる。
柄本体(6)にナイフ本体(5)を収納する空洞部(9)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、電源スイッチ(1)を入れるとナイフ本体(5)が出る折りたたみ式である。
温度センサー(2)の表示を確認して、使用開始である。
カット刃(3)の部分をノコギリ状にする事によりカットが容易である。カットの刃(3)の上部をヘラ状(4)にする事により、塗る作業に使用する事が出来る。その際ヘラ部分(4)も通電しているので、溶かしながら塗る事が出来る。使用後はナイフ本体(5)を、柄(6)の空洞部(9)に収めると同時に、電源スイッチ(1)が切れる。
【符号の説明】
【0009】
1 電源スイッチ
2 温度センサー
3 刃
4 ヘラ
5 ナイフ本体
6 柄
7 電池カバー
8 電池
9 ナイフ本体収納空洞部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ナイフ本体に熱を通す事により冷蔵庫から出したバターが、即時に食品に容易に塗布出来、又、硬いチーズ等のカットが容易に出来る 乳製品用ナイフ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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