説明

乾燥粉体状食品

【課題】 食品類に配合し添加し若しくは付帯させて、食品の調味を高め且この食品類の摂取により健康維持効果を発揮させることの可能な、乾燥粉体状食品の提供。
【解決手段】 明日葉の葉部及び茎部を収穫のうえ洗浄し、石材若しくはセラミックス素材からなる切断刃で適宜大きさに切断して切断明日葉となしたるうえ、石材若しくはセラミックス素材からなる磨砕具で、平均粒径を5乃至100μmの磨砕明日葉となしたうえ、その温度が30乃至70℃で且残留水分率を5乃至12重量%に乾燥させてなる乾燥粉体状食品。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は乾燥粉体状の食品に関するもので、更に詳しくは食品類に配合し若しくは添加し或いは加水飲用等により、優れた調味効果や健康維持効果を発揮させることの可能な乾燥粉体状食品に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来乾燥粉体状食品としては、通常無味に近い飯類や麺類或いはパン類等に対しては、特有の味や香りを持つ魚介類の乾燥粉沫や野菜類の乾燥粉末を、主に飲食者の嗜好により適宜に振り掛けたり添着させたりできるよう、多種の調味料状に用意して高級化指向や個性化指向若しくは多様化に対処している。
【0003】
ところで今日の如く生活水準の向上に伴い、外食化や中食化とともに高脂肪、高蛋白、高カロリー摂取と且車社会化並びに高齢化とも相俟って生活習慣病が著しく増大化しつつある。
これがため健康指向は富みに高まっており、これに対処すべく外食産業や中食産業においては食事献立や食材に対してカロリー表示をなし、カロリー過多の予防をなしつつある。更に他方においては健康維持効果を過大にまでに謳った多種多様の健康サプリメントも喧伝されている。
しかしながら本来的健康維持は日常の食生活における通常の食材の摂取においてなされることが望ましく、特に健康サプリメント等においては過剰摂取による事故が各地で頻発している。
【0004】
即ちより詳しくは現状の食品用乾燥粉体の代表とされるふりかけ類については、魚介類や野菜類のエッセンスを凝縮乾燥させ、その特有の風味と且僅かな塩分を付加させて比較的淡白な味覚の飯類にふりかけて、その特有の風味や塩分で食欲増進を図り、或いはキナ粉やカカオ粉等では僅かに砂糖を付加させて、その特有の風味と甘味とにより甘味嗜好を満足させているものである。
しかしながらこれら食品用乾燥粉体は、特有の風味を持つ魚介類や野菜類等を選択したうえそのエッセンスを凝縮乾燥させたものであるから、これら風味自体への好き嫌いも大きく且ふりかけでは専ら飯類のみに限定され、更にはキナ粉やカカオ粉等も甘味類に限定される等、広範囲な主食類への適用ができず且健康維持効果も特段に期待されるものでは無かった。
【0005】
発明者等は、かかる実情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、近年に至ってセリ科植物に属する明日葉が生活習慣病に対しての優れた予防効果を発揮すること、とりわけポリフェノール系カルコンとカリウム及び食物繊維を多量に含有しており、且生葉での食取はもとより多様な調理も適用できるとともに、特定の乾燥粉体化を図ることにより明日葉の色や香り並び栄養価や薬効成分を保持しつつ、長期に亘って保存が可能で、而も飯、麺、パン等の主食に配合、添加若しくは付帯させて摂取させることも可能なることに想到し本発明に至った。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は食品類に配合し、添加し若しくは付帯させて食品類の調味を高めるとともに、この食品類の摂取により健康維持効果を発揮させることの可能な、乾燥粉体状食品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために本発明が用いた技術的手段は、セリ科植物に属する明日葉を、その葉部並びに茎部を収穫のうえ洗浄し、石材若しくはセラミックス素材からなる切断刃で粗切断し、且石材若しくはセラミックス素材からなる磨砕具を以ってその平均粒径が5乃至100μmに磨砕したうえ、その温度が30乃至70℃の温風雰囲気に分散噴霧させて、その残留水分率が5乃至12重量%割合にまで乾燥させてなる乾燥粉体状食品に関するものであり、更には明日葉の葉及び茎を収穫のうえ、石材若しくはセラミックス素材からなる切断刃で適宜に切断のうえ、更に石材若しくはセラミックス素材からなる磨砕具で、その粒径が5乃至100μmに磨砕したうえ、回転自在な乾燥器内でその温度で30乃至70℃の温風雰囲気で残留水分率が5乃至12重量%割合にまで乾燥させ且粉体状に解離させてなる、乾燥粉体状食品に存する。
【発明の効果】
【0008】
本発明は上述の如き構成からなるものであって、本発明は日常において食取する飯、麺或いはパン等の比較的淡白な味覚の主食に配合し添加し若しくは付帯させてこれら食品類の調味を高めるとともに慣用的に摂取せしめて健康維持効果を発揮せしめるものであって、これがため調味効果を高めるうえからは、色や香り風味等が重要な役割を果たすこととなる。
即ち明日葉は葉部並び茎部についても食用に供しえるものであるが、葉部は十分に柔らかく且光合成による葉緑体も濃厚であって、かかる濃厚な葉緑体が配合され添加され若しくは付帯使用することにより、その鮮明な色調により食品自体の新鮮さや風味も著しく高められる。
【0009】
反面優れた栄養価としてのカリウム、カルシウム、カロチン、レチノール及びビタミンE、B、K並びに食物繊維やマンガン等は葉部ばかりか茎部にも蓄積されている。加えて生活習慣病や認知症への薬理作用が注目されてなるカルコンの生成成分たるアセトフェノンやベンズアルディヒド等は、葉部より茎部からの抽出が効果的である。これがため本発明では葉部並び茎部を同時に収穫させたうえ、石材若しくはセラミックス素材からなる切断刃や磨砕具により粗切断し且その平均粒径を5乃至100μmに磨砕することにより、蓄積されてなるカルコン生成成分が滲出されたうえ、その温度が30乃至70℃に保持された温風雰囲気中に分散噴霧されるため、優れた栄養価等が変性されることなく水分蒸散が急速になされ、而も温風との接触によりアセトフェノンやベンズアルディヒド等の縮合作用が促進されカルコンの生成がなされる。
【0010】
そして明日葉においては、その原初の平均水分率が略93乃至96重量%割合であるものの、切断並び磨砕のうえその残留水分率を5乃至12重量%程度まで乾燥させるものであるから、形成される乾燥粉体としては略その平均粒径で0.9乃至19μm程度の微細粒径となり食品類に配合され添加され、若しくは付帯摂取しても何等の違和感もなく且大きな表面積率の表面には縮合生成されたカルコンが多量に付着しており、本来的に保持する栄養価とも相俟って健康維持効果が大きく発揮されることとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
明日葉の葉部並びに茎部を洗浄のうえ、石材若しくはセラミックス素材からなる切断刃及び磨砕具により、その平均粒径を5乃至100μmに磨砕のうえ、その温度が30乃至70℃の温風雰囲気中に分散噴霧して、残留水分率を5乃至12重量%に乾燥させる。
【実施例1】
【0012】
以下に本発明の実施例を図とともに詳細に説明すれば、図1は細切れ状に切断された明日葉1Aの説明図であって、明日葉1は春期から秋期に亘る成長が極めて旺盛であって、その丈長は1乃至2mにも及び且多方向に葉部を展開させる状態に育成する。
反面本発明はかかる明日葉1が保有する色や香り並びに風味はもとより健康維持効果に大きく寄与するカリウム、カルシウム、カロチン、レチノール、ビタミンEやB及びKや食物繊維並びにマンガン等の栄養価と、特には薬理効果が高く且縮合により生成されるカルコンを日常において主食として摂取する飯や麺若しくはパン等或いはこれら主食と併食併飲される汁物やスープ若しくはジュース等に配合し添加し若しくは付帯させて、調味効果の向上による食欲増進と健康維持効果を発揮させることにある。
【0013】
ところで明日葉1は通常温暖な地域で自生し若しくは栽培されるものであるが、それでも周年を通しての安定供給には問題を抱える。
とりわけ明日葉1も一般葉菜類と同様に収穫後も呼吸作用により短時に委稠化し、且仮令低温保存においても僅かな保存期間に過ぎない。
他方本発明は主食としての飯や麺若しくはパン、或いは汁やスープ、ジュース等に配合し添加し若しくは付帯させて摂取させるものであるから、年間を通して安定供給する必要がある。
【0014】
これがためには収穫期において収穫される明日葉1を乾燥させることによる長期保存が提案されるものであるが、かかる乾燥化においては留意すべき要件が存在する。
即ち本発明においては主食としての飯や麺若しくはパン、或いは汁やスープ、ジュース等に配合し添加し、若しくは付帯させて摂取するものであるから、明日葉1の保有する色や香り、風味を損なわず且長期保存に供しえる乾燥をなすこと、及び摂取に際して舌触りや食感上から異物感を感得させぬために、その平均粒径で20μm以下、より望ましくは10μm以下の粉体をなすことにある。
加えて重要なことは特有の薬理作用を持つカルコンは、該明日葉1内に含有されてなるアセトフェノンやベンズアルディヒド等の縮合により生成されるものであって、これがためには明日葉1の乾燥化に際して、細切れ状に切断し若しくは摩砕により滲出されるアセトフェノンやベンズアルディヒドに加温と且空気への接触が、カルコン生成上において重要であって、これがためにはかかる加温並びに空気接触作用を有する乾燥粉体化が要件となる。
【0015】
これがため図1に示す如く明日葉1の葉部や茎部を所要の大きさに切断して、更なる摩砕2が容易なように細切れ状に切断した切断明日葉1Aとなすもので、該切断明日葉1Aは、その含有水分率で略93乃至96重量%の水分を、比較的低温度で且短時間内に加温乾燥させるうえからは、微細粒径に磨砕2して水分蒸散表面積率を大きく形成させた磨砕明日葉2Aとなす必要がある。
かかる場合に磨砕明日葉2Aの平均粒径としては、乾燥粉体状となした場合における摂取時の異物感の排除のためには平均粒径で略0.9乃至20μm以下望ましくは0.9乃至10μm以下となすうえから、通常は5乃至100μm程度に磨砕2される。
【0016】
かかる磨砕2に際しては、微細な粒径を以って磨砕2を効率良くなすうえから、予め所要の大きさの細切れ状に切断して切断明日葉1Aとなすものであるが、かかる切断に際しての切断刃や磨砕2に際しての磨砕具20或いは乾燥装置30等には、明日葉1に含有されてなる多種に亘る栄養価の成分や、カルコンの生成成分等が滲出するものであるから、これら切断刃や磨砕具20等に滲出溶液が接触した場合に、その滲出溶液に化学変化が惹起されぬように配慮することが肝要であって、これがためには切断のための切断刃や磨砕2のための磨砕具20は、化学的に安定な石材若しくはセラミックス素材の使用が望まれる。
【0017】
所要の微粒状に磨砕2して磨砕明日葉2Aとなしたうえは、更にこの磨砕明日葉2Aを乾燥させて乾燥粉体3となすための磨砕具20や乾燥装置30には特段の制約は無く、磨砕具20においては細切れ状となした切断明日葉1Aを、効率良く供給せしめたうえ実質的にその平均粒径が5乃至100μmに磨砕2できるものであれば良く、更には乾燥装置30としては所望の平均粒径に磨砕2されてなる磨砕明日葉2Aを、可能な限り短時間内に且滲出溶液中の蛋白質の変性防止と、加熱温度と空気との接触によりアセトフェノンやベンズアルディヒドとの縮合促進によるカルコンの生成を効率的になさしめるため、及びその残留水分率を5乃至12重量%割合までに乾燥しえるものであれば十分である。
【0018】
かかる乾燥に際して考慮すべきは乾燥温度としては30℃から最大70℃より望ましくは40乃至65℃の温度で乾燥すべきであって、かかる乾燥温度は短時間に微細状に磨砕2された磨砕明日葉2Aの水分を蒸散せしめて乾燥させることと、色や香り等の変性を防止すること及びアセトフェノンやベンズアルディヒド等の縮合を促進せしめてカルコンを生成せしむるうえから、加温温度と空気への接触が不可避であることによる。
加えて残留水分率を5乃至12重量%割合とする所以は、その残留水分率を5重量%割合以下にまで乾燥させることは、乾燥時間が長時に亘り生産性が低下するばかりか、食品類に配合し添付し若しくは付帯させて摂取する際の色や香りの創出が損なわれる結果によるものである。反面その残留水分率が12重量%を超えると細菌やカビの発生危険が増大することによる。
【0019】
図3は磨砕と乾燥手段とを設けた、磨砕乾燥装置の例示図であって、該磨砕乾燥装置40は磨砕具20と乾燥装置30とが一体的、連動可能に設けられたものであって、ホッパー20Aには、予め所要の大きさに切断されてなる切断明日葉1Aが供給されるものであって、かかるホッパー20Aも切断明日葉1Aより滲出する溶液に化学的変性を与える危険の無い、例えば合成樹脂素材やセラミックス素材で形成されることが望まれる。このホッパー20Aの下方には相互に回転数が異なり、且所望の平均粒径にまで磨砕2させる磨砕ロール20B、20C等が数段に亘って配設されてなるもので、当然に該磨砕ロール20Bや20Cは、磨砕2により滲出される溶液への化学作用を及ぼすことが無く、且所望の硬度を保持するよう石材若しくはセラミックス素材より形成されている。
【0020】
磨砕具20において所望の平均粒径に磨砕2された磨砕明日葉2Aは、該磨砕具20の下方に配置される乾燥装置30の供給部30Aに供給される。そしてこの供給部30A内に前記磨砕具20において磨砕され供給された磨砕明日葉2Aは、移送スクリュー30Bの回転により下方向に移送されたうえ、その先端には移送加圧されたうえ分散噴出させる分散ノズル30Cが設けられ、更にこの分散ノズル30Cの外周面には、加圧加熱空気30Dを加圧噴射させる噴射孔30Eが配設されてなり、分散ノズル30Cからの分散噴出される磨砕明日葉2Aを、加圧加熱空気30Dの加圧噴射により噴射フード30F内に噴散させて乾燥させ乾燥粉体3として回収するものである。
【0021】
他方図4は磨砕器41と乾燥器42とかなるバッチ方式による磨砕乾燥手段の説明図であって、磨砕器41は図4のAに示すように所要の容量からなるケーシング41A内には、その中央部位に回転軸41Bが配位され、この回転軸41Bには磨砕突起41Cが形成された磨砕刃41Dが設けられ、このケーシング41A上部に供給された切断明日葉1Aは、磨砕刃41Dの回転に伴って磨砕突起41Cにより磨砕2されて、その下方の貯留部41Eに貯留される。
【0022】
かくして磨砕器41により供給された切断明日葉1Aが磨砕2されて形成された磨砕明日葉2Aは、乾燥器42に供給されたうえ乾燥粉体3の形成がなされるものであって、該乾燥器42は図4のBに示す如きものが提案される。
即ち乾燥器42は、所要の内容量で且その断面形状が六角形若しくは八角形の回転ドラム42Aの一辺には開閉自在の開閉部42Bが設けられてなり、且この回転ドラム42Aの中央には該回転ドラム42Aを回転させる回転シャフト42Cが設けられてなり、且この回転シャフト42Cの外周面からは該回転ドラム42A内に30乃至70℃の加熱空気を噴散させる噴散孔42Dが設けられている。無論乾燥に伴う水蒸気の放散孔も適宜に設けられている。
【0023】
かくしてなる回転ドラム42A内に磨砕明日葉2Aを収納のうえ回転ドラム42Aを回転させ、且加熱空気を噴散させることにより、磨砕明日葉2Aは加熱空気により乾燥が図られ且カルコンの生成もなされるとともに、回転ドラム42A内の六角面や八角面を転動して微粒状に解離され乾燥された乾燥燥粉体3が形成される。
【産業上の利用可能性】
【0024】
飯類には僅かな塩分とともに振りかけとして麺類には適宜量を配合のうえ製麺し、若しくは麺類のうえから振りかけ若しくはつけ汁に添加して、或いはパンにおいては適宜重量を配合のうえ製パンとして食すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】 切断明日葉の説明図である。
【図2】 磨砕明日葉の説明図である。
【図3】 磨砕乾燥装置の例示図である。
【図4】 バッチ方式による磨砕乾燥手段の例示図である。
【符号の説明】
【0026】
1 明日葉
1A 切断明日葉
2 磨砕
2A 磨砕明日葉
20 磨砕具
20A ホッパー
20B 一方の磨砕ロール
20C 他方の磨砕ロール
30 乾燥装置
30A 供給部
30B 移送スクリュー
30C 分散ノズル
30D 加圧加熱空気
30E 噴射孔
30F 噴射フード
40 摩砕乾燥装置
41 磨砕器
41A ケーシング
41B 回転軸
41C 磨砕突起
41D 磨砕刃
41E 貯留部
42 乾燥器
42A 回転ドラム
42B 閉鎖部
42C 回転シャフト
42D 噴散孔
3 乾燥粉体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
明日葉の葉部及び茎部を洗浄のうえ、石材若しくはセラミックス素材からなる切断刃並びに磨砕具を用いて所要の大きさの切断明日葉となしたうえ、その平均粒径を5乃至100μmに磨砕し、而してその温度が30乃至70℃の温風雰囲気で残留水分率を5乃至12重量%割合に乾燥させることを特徴とする乾燥粉体状食品。
【請求項2】
切断明日葉の平均粒径を5乃至100μmに磨砕させて磨砕明日葉となし、この磨砕明日葉をその温度が30乃至70℃の温風雰囲気で且残留水分率を5乃至12重量%割合に乾燥させる、磨砕と乾燥が連続的になされる請求項1記載の乾燥粉体状食品。
【請求項3】
切断明日葉の平均粒径を5乃至100μmに磨砕させて磨砕明日葉となし、この磨砕明日葉をその温度が30乃至70℃の温風雰囲気で且残留水分率を5乃至12重量%割合に乾燥させる、磨砕と乾燥とがバッチ方式になされる請求項1記載の乾燥粉体状食品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−83271(P2011−83271A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−256524(P2009−256524)
【出願日】平成21年10月19日(2009.10.19)
【出願人】(506283640)株式会社セラピース (4)
【Fターム(参考)】