説明

予約録画装置

【課題】 新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、予約録画が重複しないように修正して予約録画を設定することができるようにする。
【解決手段】 新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、新規の予約録画の優先が設定されているとき、既存の予約録画を新規の予約録画に合わせて修正して、新規の予約録画を設定し、既存の予約録画の優先が設定されているとき、新規の予約録画を既存の予約録画に合わせて修正して、修正された新規の予約録画を設定するようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放送番組を予約録画する予約録画装置に係り、特に新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合、その重複時間に応じて新規の予約録画を設定することができる予約録画装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、VCR(Video Cassette Recorder)等の録画再生装置は、放送番組の放送日、チャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻等を入力して、放送番組の予約録画を設定することができるようになっている。しかし、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合、新規の予約録画が取り消され、新規の予約録画を設定することができない。そのため、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合、既存の予約録画の設定を取り消してから新規の予約録画を設定しなければならないという問題点があった。また、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合、既存の予約録画と重複しないように新規の予約録画の録画開始時刻、或いは録画終了時刻を調整すれば、新規の予約録画を設定することができる。しかし、新規の予約録画を既存の予約録画より優先して設定したい場合は、既存の予約録画を取り消して、新規の予約録画と重複しないように既存の予約録画の録画開始時刻、或いは録画終了時刻を変更して既存の予約録画を再設定した後に、新規の予約録画を設定しなければならないという問題点があった。
背景技術としては、予約された2つの予約録画が重複した場合、その重複状況を表示し、ユーザの指示により一方の予約録画を削除して、他方の予約録画を設定するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、予約録画が重複した場合、予約録画の優先度を判定し、判定された優先度にしたがって重複した予約録画の中の優先度の高い予約録画を選択して設定するようにしたものがあった(例えば、特許文献2又は3参照)。
また、予約録画が重複した場合、重複した予約録画を表示して、キー操作により予約録画が重複しないように予約録画を修正して設定するようにしたものがあった(例えば、特許文献4又は5参照)。
【特許文献1】特開平11−136615号公報
【特許文献2】特開2002−27337号公報
【特許文献3】特開平9−147446号公報
【特許文献4】特開平9−180292号公報
【特許文献5】特開平6−60475号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、背景技術で述べたもののうち最初のものにおいては、予約された2つの予約録画が重複した場合、その重複状況を表示し、ユーザの指示により一方の予約録画を削除して、他方の予約録画を設定することができたが、予約録画が僅かな時間であっても重複した場合、2つの予約録画を設定することができないという問題点があった。
また、次のものにおいては、予約録画が重複した場合、予約録画の優先度を判定し、判定された優先度にしたがって重複した予約録画の中の優先度の高い予約録画を選択して設定することができたが、上記同様、予約録画が僅かな時間であっても重複した場合、優先度の高い予約録画を設定することができるが、優先度の低い予約録画を設定することができないという問題点があった。
また、更にその次のものにおいては、予約録画が重複した場合、重複した予約録画を表示して、キー操作により予約録画が重複しないように予約録画を修正して設定することができたが、重複した予約録画を設定する場合、キー操作により予約録画が重複しないように修正しなければならないという問題点があった。
本発明は、背景技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、予約録画が重複しないように修正して予約録画を設定することができる予約録画装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するため本発明においては、放送番組を予約録画する予約録画装置であって、予約録画を入力する入力手段と、予約録画を記憶する記憶手段と、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複するか否かを判別し、その重複時間が予め設定された時間以下であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて予約録画の設定を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合、その重複時間に応じて予約録画を設定するようにする。
前記制御手段は、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、新規の予約録画の優先が設定されているとき、前記記憶手段に記憶されている予約録画を前記入力手段により入力された予約録画に合わせて修正して、前記入力手段により入力された予約録画を前記記憶手段に記憶して予約録画を設定するようにするとよい。
また、前記制御手段は、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、既存の予約録画の優先が設定されているとき、前記入力手段により入力された予約録画を前記記憶手段に記憶されている予約録画に合わせて修正して、修正された予約録画を前記記憶手段に記憶して予約録画を設定するようにするとよい。
また、前記制御手段は、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下でない場合、前記入力手段により入力された予約録画を取り消すようにするとよい。
これらの手段により、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、予約録画が重複しないように修正して予約録画を設定することができる。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明に係る予約録画装置によれば、入力された予約録画が記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、新規の予約録画の優先が設定されているとき、記憶されている予約録画を入力された予約録画に合わせて修正して、入力された予約録画を記憶して予約録画を設定し、既存の予約録画の優先が設定されているとき、入力された予約録画を記憶されている予約録画に合わせて修正して、修正された予約録画を記憶して予約録画を設定するとともに、入力された予約録画が記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下でない場合、入力された予約録画を取り消すようにしているので、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合に、重複時間が予め設定された時間以下である場合、予約録画が重複しないように修正して予約録画を設定することができ、重複時間が予め設定された時間以下でない場合、新規の予約録画を取り消して、既存の予約録画が修正されないようにすることができる。
請求項2記載の発明に係る予約録画装置によれば、入力された予約録画が記憶されている予約録画と重複した場合、その重複時間に応じて予約録画を設定するようにしているので、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合であっても、重複時間に応じて予約録画を設定することができる。
請求項3記載の発明に係る予約録画装置によれば、入力された予約録画が記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、新規の予約録画の優先が設定されているとき、記憶されている予約録画を入力された予約録画に合わせて修正して、入力された予約録画を記憶して予約録画を設定するようにしているので、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、新規の予約録画と重複しないように既存の予約録画を修正して、新規の予約録画を設定することができる。
請求項4記載の発明に係る予約録画装置によれば、入力された予約録画が記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、既存の予約録画の優先が設定されているとき、入力された予約録画を記憶されている予約録画に合わせて修正して、修正された予約録画を記憶して予約録画を設定するようにしているので、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、既存の予約録画と重複しないように新規の予約録画を修正して、新規の予約録画を設定することができる。
請求項5記載の発明に係る予約録画装置によれば、入力された予約録画が記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下でない場合、入力された予約録画を取り消すようにしているので、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下でない場合、新規の予約録画を取り消して、既存の予約録画が修正されないようにすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、適宜図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態を詳述する。図1は本発明の一実施例の予約録画装置の構成を示すブロック図であり、図2は本発明の一実施例の予約録画装置のリモコン装置を示す説明図であり、図3は本発明の一実施例の予約録画装置の予約録画設定画面の表示例を示す図であり、図4、図5は本発明の一実施例の予約録画装置の動作を示す説明図であり、図6は本発明の一実施例の予約録画装置の動作を示すフローチャートである。
まず、図1の本発明の一実施例の予約録画装置の構成を示すブロック図を基に説明する。
予約録画装置1は、アンテナ11により受信された放送電波から選択されたチャンネルの放送番組を受信するチューナ2と、チューナ2により受信された放送番組の映像音声信号を検波して増幅する検波増幅回路3と、映像音声信号を記録媒体に録画再生する記録再生部4と、記録再生部4により再生された映像音声信号を増幅して出力する増幅出力回路5と、文字情報信号を映像信号に重畳して、文字情報をモニタ装置30の画面に表示するOSD(On−Screen Character Display)回路6と、予約録画装置1のシステム全体を制御するマイコン7と、日付と時刻とを管理する時計回路8と、予約録画等のデータを記憶するメモリ9と、リモコン装置20から送信された赤外線信号のリモコン信号を受信して、所定の電気信号に変換するリモコン受信部10とで構成されている。
また、予約録画装置1のリモコン装置20には、図2に示すように、各種モードを設定するメニュ画面の表示を指令するメニュキー20a、メニュ画面に表示された選択項目を選択するカーソルキー20b、カーソルキー20bにより選択された選択項目の選択を決定する決定キー20c等の複数の操作キーが設けられていて、それらの操作キーを操作することにより予約録画装置1を所望動作させることができるようになっている。
以上のように構成された予約録画装置について、以下その動作について説明する。
リモコン装置20の操作キーが操作されると、操作された操作キーのリモコン信号が赤外線信号のリモコン信号としてリモコン装置20から送信され、リモコン受信部9により受信され、受信された赤外線信号のリモコン信号が所定の電気信号に変換されてマイコン7に送出される。リモコン装置20のメニュキー20aのリモコン信号を受信すると、マイコン7は、文字情報信号と制御信号とをOSD回路6に送出して、モニタ装置30の画面にメニュ画面(図示せず)を表示する。リモコン装置20のカーソルキー20bと決定キー20cとの操作によりメニュ画面の予約録画の設定が選択されると、マイコン7は、文字情報信号と制御信号とをOSD回路6に送出して、モニタ装置30の画面30aに予約録画の設定画面を表示する(図3参照)。リモコン装置20のカーソルキー20bと決定キー20cとの操作によりモニタ装置30の画面30aに表示された予約録画の各設定項目が設定されると、マイコン7は、設定された予約録画の各設定をメモリ9に記憶する。
予約録画の設定項目の重複時間を設定することにより、入力された新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、入力された新規の予約録画が取り消されずに予約録画を設定することができる。例えば、重複時間を5分以下に設定すると、新規の予約録画と既存の予約録画との重複時間が5分以下である場合、予約録画が重複しないように修正されて予約録画が設定される。予約録画が重複した場合に、修正されたくない予約録画を設定項目の優先予約に設定する。予約録画の設定項目の優先予約を設定することにより、予約録画が重複した場合、優先予約に設定された予約録画が修正されないようにすることができる。
リモコン装置20のキー操作等により新規の予約録画が入力されると、マイコン7は、入力された新規の予約録画がメモリ9に記憶されている既存の予約録画と重複したか否かを判別して、新規の予約録画が既存の予約録画と重複しない場合、入力された新規の予約録画をメモリ9に記憶して、入力された新規の予約録画を設定する。
また、入力された新規の予約録画がメモリ9に記憶されている既存の予約録画と重複した場合(図4(a)又は図5(a)参照。なお、図4、図5において、S1は既存の予約録画の録画開始時刻であり、E1は既存の予約録画の録画終了時刻であり、S2は新規の予約録画の録画開始時刻であり、E2は新規の予約録画の録画終了時刻である)、マイコン7は、その重複時間が予め設定された時間以下であるか否かを判別して、その重複時間が予め設定された時間以下でない場合、その旨をモニタ装置30の画面に表示して(図示せず)、入力された新規の予約録画を設定せずに取り消す。
また、入力された新規の予約録画がメモリ9に記憶されている既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、新規の予約録画が既存の予約録画より後の録画であり(図4(a)参照)、新規の予約録画の優先が設定されているとき、マイコン7は、既存の予約録画の録画終了時刻E1を新規の予約録画の録画開始時刻S2に合わせて修正して(図4(b)参照)、その旨をモニタ装置30の画面に表示し(図示せず)、入力された新規の予約録画をメモリ9に記憶して予約録画を設定する。また、新規の予約録画が既存の予約録画より後の録画であり(図4(a)参照)、既存の予約録画の優先が設定されているとき、マイコン7は、新規の予約録画の録画開始時刻S2を既存の予約録画の録画終了時刻E1に合わせて修正して(図4(c)参照)、その旨をモニタ装置30の画面に表示し(図示せず)、修正された新規の予約録画をメモリ9に記憶して予約録画を設定する。
また、入力された新規の予約録画がメモリ9に記憶されている既存の予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、新規の予約録画が既存の予約録画より先の録画であり(図5(a)参照)、新規の予約録画の優先が設定されているとき、マイコン7は、既存の予約録画の録画開始時刻S1を新規の予約録画の録画終了時刻E2に合わせて修正して(図5(b)参照)、その旨をモニタ装置30の画面に表示し(図示せず)、入力された新規の予約録画をメモリ9に記憶して予約録画を設定する。また、新規の予約録画が既存の予約録画より先の録画であり(図5(a)参照)、既存の予約録画の優先が設定されているとき、マイコン7は、新規の予約録画の録画終了時刻E2を既存の予約録画の録画開始時刻S1に合わせて修正して(図5(c)参照)、その旨をモニタ装置30の画面に表示し(図示せず)、修正された新規の予約録画をメモリ9に記憶して予約録画を設定する。
また、図6の本発明の一実施例の予約録画装置の動作を示すフローチャートを基に説明する。
リモコン装置のキー操作等により新規の予約録画が入力されると、ステップS1からステップS2に進み、ステップS2で、新規の予約録画が既存の予約録画と重複したか否かが判断され、新規の予約録画が既存の予約録画と重複しない場合、ステップS3に進み、新規の予約録画が既存の予約録画と重複した場合、ステップS4に進む。
ステップS3で、入力された新規の予約録画がメモリに記憶されて予約録画が設定され、ステップS9に進んで処理を終了する。
ステップS4で、新規の予約録画と既存の予約録画との重複時間が予め設定された時間以下であるか否かが判断され、新規の予約録画と既存の予約録画との重複時間が予め設定された時間以下である場合、ステップS6に進み、新規の予約録画と既存の予約録画との重複時間が予め設定された時間以下でない場合、ステップS5に進む。
ステップS5で、入力された新規の予約録画が取り消されて、その旨がモニタ装置の画面に表示され、ステップS9に進んで処理を終了する。
ステップS6で、新規の予約録画の優先が設定されているか否かが判断され、新規の予約録画の優先が設定されている場合、ステップS7に進み、新規の予約録画の優先でなく既存の予約録画の優先が設定されている場合、ステップS8に進む。
ステップS7で、既存の予約録画が新規の予約録画に合わせて修正されて、その旨がモニタ装置の画面に表示され、入力された新規の予約録画がメモリに記憶されて予約録画が設定され、ステップS9に進んで処理を終了する。
ステップS8で、新規の予約録画が既存の予約録画に合わせて修正されて、その旨がモニタ装置の画面に表示され、修正された新規の予約録画がメモリに記憶されて予約録画が設定され、ステップS9に進んで処理を終了する。
以上、本発明を実施するための最良の形態について詳述したが、本発明はこれに限らず、当業者の通常の知識の範囲内でその変形や改良が可能である。例えば、リモコン装置の操作キーを操作して予約録画を入力することを説明したが、予約録画装置の操作パネルの操作により、或いはGコード、バーコード入力等により予約録画を入力するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の一実施例の予約録画装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の予約録画装置のリモコン装置を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例の予約録画装置の予約録画設定画面の表示例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の予約録画装置の動作を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例の予約録画装置の動作を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施例の予約録画装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0008】
1 予約録画装置
2 チューナ
3 検波増幅回路
4 記録再生部
5 増幅出力回路
6 OSD回路
7 マイコン
8 時計回路
9 メモリ
10 リモコン受信部
11 アンテナ
20 リモコン装置
20a メニュキー
20b カーソルキー
20c 決定キー
30 モニタ装置
30a 画面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送番組を予約録画する予約録画装置であって、
予約録画を入力する入力手段と、予約録画を記憶する記憶手段と、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複するか否かを判別し、その重複時間が予め設定された時間以下であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて予約録画の設定を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、新規の予約録画の優先が設定されているとき、前記記憶手段に記憶されている予約録画を前記入力手段により入力された予約録画に合わせて修正して、前記入力手段により入力された予約録画を前記記憶手段に記憶して予約録画を設定し、既存の予約録画の優先が設定されているとき、前記入力手段により入力された予約録画を前記記憶手段に記憶されている予約録画に合わせて修正して、修正された予約録画を前記記憶手段に記憶して予約録画を設定するとともに、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下でない場合、前記入力手段により入力された予約録画を取り消すようにしたことを特徴とする予約録画装置。
【請求項2】
放送番組を予約録画する予約録画装置であって、
予約録画を入力する入力手段と、予約録画を記憶する記憶手段と、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複するか否かを判別し、その重複時間が予め設定された時間以下であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて予約録画の設定を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合、その重複時間に応じて予約録画を設定するようにしたことを特徴とする予約録画装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、新規の予約録画の優先が設定されているとき、前記記憶手段に記憶されている予約録画を前記入力手段により入力された予約録画に合わせて修正して、前記入力手段により入力された予約録画を前記記憶手段に記憶して予約録画を設定するようにしたことを特徴とする請求項2記載の予約録画装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合、既存の予約録画の優先が設定されているとき、前記入力手段により入力された予約録画を前記記憶手段に記憶されている予約録画に合わせて修正して、修正された予約録画を前記記憶手段に記憶して予約録画を設定するようにしたことを特徴とする請求項2記載の予約録画装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記入力手段により入力された予約録画が前記記憶手段に記憶されている予約録画と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下でない場合、前記入力手段により入力された予約録画を取り消すようにしたことを特徴とする請求項2記載の予約録画装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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