二層ラベル
【課題】陳列時には記載内容が確認できず、入手後初めてラベル表面に記載されている内容以上の記載情報を認識することができ, かつ、グルー糊で貼付可能な二層ラベルを提供すること。
【解決手段】印刷層（１２）が形成され被着材（２）に接する内層基材（１１）と、内層基材を覆う、印刷層が形成された表層基材（１３）とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材の周縁部を接着剤層（１４）で貼り合わせる。表層基材（１３）に形成される印刷層は表層表面印刷層（１５）と表層内面印刷層（１６）の表裏両面に形成させることができる。
【解決手段】印刷層（１２）が形成され被着材（２）に接する内層基材（１１）と、内層基材を覆う、印刷層が形成された表層基材（１３）とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材の周縁部を接着剤層（１４）で貼り合わせる。表層基材（１３）に形成される印刷層は表層表面印刷層（１５）と表層内面印刷層（１６）の表裏両面に形成させることができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ガラス製、プラスチック製などの飲料用びんに貼付して用いられるラベルに関するものであり、特には、二層構成からなり、びんに貼付した後、表層を剥がして内層に表示されている情報を確認することができる二層ラベルに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、飲料用びんなどにグルー糊を介して貼られるラベルは、一層構成でその表面に商品名、構成成分、販売者、製造者などの必要事項が記載されているのが通例である。
【０００３】
一層構成のラベルは、記載内容がすべて表層に出ている。この場合、ラベルとして使用できる面積に制限があること，記載内容が全て外に出ているため販売時から記載内容が確認されてしまう，等の問題がある。
【０００４】
これらの問題を解決する方法として、ラベルを二層構成にする発明がある（例えば、特許文献１参照）。
【０００５】
上記先行技術文献を示す。
【特許文献１】特開２００３−１０８００２号公報。
【０００６】
しかし、この発明は、表層ラベル（第１層ラベル）の面積が内層ラベル（第２層ラベル）の面積よりも小さいため、陳列時には隠しておきたい情報を多くは記載できない、さらに、表層ラベルの印刷層が１層のため、記載される情報量が限られるという問題がある。また、粘着ラベルであるため、グルー糊を塗布しながらびんに札貼する使い方ができないといった問題もある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
本発明は、二層構成のラベルに関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、陳列時には記載内容が確認できず、入手後初めて、ラベル表面に記載されている情報以上の記載情報を認識することができ、かつ、グルー糊で貼付可能な二層ラベルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の請求項１の発明は、印刷層が形成され被着材に接する内層基材と、該内層基材を覆う、印刷層が形成された表層基材とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材の周縁部を接着剤層で貼り合わせたことを特徴とする、二層ラベルである。
【０００９】
このように請求項１記載の発明によれば、印刷層が形成され被着材に接する内層基材と、該内層基材を覆う、印刷層が形成された表層基材とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材の周縁部を接着剤層で貼り合わせた構成からなるので、表層基材を剥がすことにより内層基材の印刷層が露出して印刷層に記載されている情報を読み取ることができる。
【００１０】
また、請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記表層基材に形成される印刷層は該表層基材の両面に設けられていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１１】
このように請求項２記載の発明によれば、表層基材に形成される印刷層は該表層基材の
両面に設けられているので、表層基材には表裏両面にわたって情報を記載することができ、また、表層基材を剥がすことにより表層基材の内面に記載されている情報を読み取ることができる。
【００１２】
また、請求項３の発明は、請求項１又は２の発明において、前記内層基材乃至表層基材に部分的に剥離剤が塗布された剥離開始部が設けられていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１３】
このように請求項３記載の発明によれば、内層基材乃至表層基材に部分的に剥離剤が塗布された剥離開始部が設けられているので、表層基材を剥がす際には、剥離開始部から容易に表層基材を剥がすことができる。
【００１４】
また、請求項４記載の発明は、請求項１、２又は３の発明において、前記表層基材の周縁部の内側に、ミシン目が設けられていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１５】
このように請求項４記載の発明によれば、表層基材の周縁部の内側に、ミシン目が設けられているので、表層基材を剥がす際にはミシン目から容易に表層基材を剥がすことができる。
【００１６】
また、請求項５記載の発明は、請求項１、２、３又は４の発明において、内層基材と表層基材とが、一枚の基材を折り重ねて形成されていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１７】
このように請求項５記載の発明によれば、内層基材と表層基材とが、一枚の基材を折り重ねて形成されているので、一枚の基材で内層基材と表層基材の両方が形成できる。
【００１８】
また、請求項６記載の発明は、請求項１、２、３、４又は５の発明において、前記内層基材と表層基材とは、部分的にまたは全面的に同形ではなく、他基材よりはみ出して形成されていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１９】
このように請求項６記載の発明によれば、内層基材と表層基材とは、部分的にまたは全面的に同形ではなく、他基材よりはみ出して形成されているので、ラベルから表層基材を剥がす際には、はみだし部分がきっかけとなって表層基材を容易に剥がすことができる。
【００２０】
また、請求項７記載の発明は、請求項１、２、３、４、５又は６の発明において、前記内層基材に形成される印刷層が懸賞応募表示や応募券表示であることを特徴とする、二層ラベルである。
【００２１】
このように請求項７記載の発明によれば、内層基材に形成される印刷層が懸賞応募表示や応募券表示であるので、購入時までは見ることができず、購入後は表示をすみやかに容易に見ることができる。
【発明の効果】
【００２２】
このように本発明の二層ラベルは、その構造から購入時には記載事項が確認できず、購入後初めて記載内容を確認することができるため、懸賞機能などに活用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２３】
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の二層ラベル（１）は、例えば、図１、図２に示すように、被着材（２）に接する
印刷層（１２）が形成された内層基材（１１）と、この内層基材（１１）を覆う印刷層が形成された表層基材（１３）とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材（１１、１３）の周縁部を接着剤層（１４）で貼り合わせた構成からなる。
【００２４】
被着材（２）はガラス製、プラスチック製などのビン等であり、二層ラベル（１）は被着材（２）にグルー糊で貼付される。
【００２５】
そして、表層基材（１３）には、図示したように、表面側に表層表面印刷層（１５）を、内面側に表層内面印刷層（１６）と、表層基材の両面に印刷層を設けることができる。
【００２６】
このような構造を有しているため、表層基材（１３）を剥がし取ることができ、表層基材（１３）の内面側の表層内面印刷層（１６）と、内層基材（１１）の印刷層（１２）に、さらに必要な印刷情報を記載することができる。購入時には記載事項が確認できず、購入後表層基材（１３）を剥がし取ってはじめて内容を確認することができるため、例えば、懸賞応募表示や応募券表示を記載することができる。
【００２７】
また、内層基材（１１）乃至表層基材（１３）に部分的に剥離剤が塗布された剥離開始部（１７）が設けられている。内層基材（１１）と表層基材（１３）とは、剥離開始部（１７）から容易に分離をはじめることができる。
【００２８】
表層基材（１３）の周縁部の内側にはミシン目（ａ）が設けられている。このことから二層ラベルから表層基材（１３ ）を剥離させる際には、ミシン目（ａ）から剥がすようにすることにより容易に表層基材（１３）を二層ラベル（１）から引き剥がすことができる。
【００２９】
内層基材（１１）と表層基材（１３）とは一枚の基材を折り重ねて形成させても良い。
【００３０】
内層基材（１１）と表層基材（１３）とは、図示してないが、部分的に又は全面的に同形ではなく、他基材よりはみ出して形成させても良い。こうすることによりより簡単に内層基材（１１）と表層基材（１３）とを分離することができる。
【００３１】
内層基材（１１）としては、グルー糊でびんに貼ることができるという前提から、片面を印刷用にクレー塗工した塗工紙（坪量が３０〜１００ｇ／ｍ2 程度）やユポコーポレーション社製の合成紙などが好ましく使用できる。
【００３２】
また、表面基材（１３）としては、紙やプラスチックフィルムが使用可能である。紙は、印刷適性を考慮すると両面塗工紙などが適しているが、特に制限されるものではない。プラスチックフィルムは、隠蔽性が要求されることから透明フィルムの使用は難しく、ユポコーポレーション社製のユポシリーズや発泡ポリエチレンテレフタレートフィルムである東洋紡績社製のクリスパーなどが好ましく使用できる。
【００３３】
接着剤層（１４）を形成する接着剤は特に限定されるものではなく、ウェットラミネーション、ドライラミネーション、ノンソルミネーション、ホットメルトラミネーション等の貼り合わせ方法を用いて、それに適した接着剤を使用すれば良い。
【００３４】
印刷層（１２）、表層表面印刷層（１５）、表層内面印刷層（１６）を形成する方法は特に限定されるものではなく、グラビア印刷，オフセット印刷、フレキソ印刷などの一般的な印刷法が使用できる。
【００３５】
出来上がった二層ラベル全体のコシ強度が剛度の測定方法で３００ｍｇ以下のものであ
れば、札貼後の跳ね返りによって剥がれることがなく、容易に刷貼作業が可能である。コシ強度の測定方法としてはガーレー法を使用した。
【図面の簡単な説明】
【００３６】
【図１】本発明の二層ラベルの一実施例を示す、平面説明図である。
【図２】図１のＡ−Ａ’線断面説明図である。
【図３】本発明の二層ラベルの使用状態の一実施例を示す、斜視説明図である。
【符号の説明】
【００３７】
１‥‥二層ラベル
２‥‥被着材
１１‥‥内層基材
１２‥‥印刷層
１３‥‥表層基材
１４‥‥接着剤層
１５‥‥表層表面印刷層
１６‥‥表層内面印刷層
１７‥‥剥離開始部
ａ‥‥ミシン目
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ガラス製、プラスチック製などの飲料用びんに貼付して用いられるラベルに関するものであり、特には、二層構成からなり、びんに貼付した後、表層を剥がして内層に表示されている情報を確認することができる二層ラベルに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、飲料用びんなどにグルー糊を介して貼られるラベルは、一層構成でその表面に商品名、構成成分、販売者、製造者などの必要事項が記載されているのが通例である。
【０００３】
一層構成のラベルは、記載内容がすべて表層に出ている。この場合、ラベルとして使用できる面積に制限があること，記載内容が全て外に出ているため販売時から記載内容が確認されてしまう，等の問題がある。
【０００４】
これらの問題を解決する方法として、ラベルを二層構成にする発明がある（例えば、特許文献１参照）。
【０００５】
上記先行技術文献を示す。
【特許文献１】特開２００３−１０８００２号公報。
【０００６】
しかし、この発明は、表層ラベル（第１層ラベル）の面積が内層ラベル（第２層ラベル）の面積よりも小さいため、陳列時には隠しておきたい情報を多くは記載できない、さらに、表層ラベルの印刷層が１層のため、記載される情報量が限られるという問題がある。また、粘着ラベルであるため、グルー糊を塗布しながらびんに札貼する使い方ができないといった問題もある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
本発明は、二層構成のラベルに関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、陳列時には記載内容が確認できず、入手後初めて、ラベル表面に記載されている情報以上の記載情報を認識することができ、かつ、グルー糊で貼付可能な二層ラベルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の請求項１の発明は、印刷層が形成され被着材に接する内層基材と、該内層基材を覆う、印刷層が形成された表層基材とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材の周縁部を接着剤層で貼り合わせたことを特徴とする、二層ラベルである。
【０００９】
このように請求項１記載の発明によれば、印刷層が形成され被着材に接する内層基材と、該内層基材を覆う、印刷層が形成された表層基材とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材の周縁部を接着剤層で貼り合わせた構成からなるので、表層基材を剥がすことにより内層基材の印刷層が露出して印刷層に記載されている情報を読み取ることができる。
【００１０】
また、請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記表層基材に形成される印刷層は該表層基材の両面に設けられていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１１】
このように請求項２記載の発明によれば、表層基材に形成される印刷層は該表層基材の
両面に設けられているので、表層基材には表裏両面にわたって情報を記載することができ、また、表層基材を剥がすことにより表層基材の内面に記載されている情報を読み取ることができる。
【００１２】
また、請求項３の発明は、請求項１又は２の発明において、前記内層基材乃至表層基材に部分的に剥離剤が塗布された剥離開始部が設けられていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１３】
このように請求項３記載の発明によれば、内層基材乃至表層基材に部分的に剥離剤が塗布された剥離開始部が設けられているので、表層基材を剥がす際には、剥離開始部から容易に表層基材を剥がすことができる。
【００１４】
また、請求項４記載の発明は、請求項１、２又は３の発明において、前記表層基材の周縁部の内側に、ミシン目が設けられていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１５】
このように請求項４記載の発明によれば、表層基材の周縁部の内側に、ミシン目が設けられているので、表層基材を剥がす際にはミシン目から容易に表層基材を剥がすことができる。
【００１６】
また、請求項５記載の発明は、請求項１、２、３又は４の発明において、内層基材と表層基材とが、一枚の基材を折り重ねて形成されていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１７】
このように請求項５記載の発明によれば、内層基材と表層基材とが、一枚の基材を折り重ねて形成されているので、一枚の基材で内層基材と表層基材の両方が形成できる。
【００１８】
また、請求項６記載の発明は、請求項１、２、３、４又は５の発明において、前記内層基材と表層基材とは、部分的にまたは全面的に同形ではなく、他基材よりはみ出して形成されていることを特徴とする、二層ラベルである。
【００１９】
このように請求項６記載の発明によれば、内層基材と表層基材とは、部分的にまたは全面的に同形ではなく、他基材よりはみ出して形成されているので、ラベルから表層基材を剥がす際には、はみだし部分がきっかけとなって表層基材を容易に剥がすことができる。
【００２０】
また、請求項７記載の発明は、請求項１、２、３、４、５又は６の発明において、前記内層基材に形成される印刷層が懸賞応募表示や応募券表示であることを特徴とする、二層ラベルである。
【００２１】
このように請求項７記載の発明によれば、内層基材に形成される印刷層が懸賞応募表示や応募券表示であるので、購入時までは見ることができず、購入後は表示をすみやかに容易に見ることができる。
【発明の効果】
【００２２】
このように本発明の二層ラベルは、その構造から購入時には記載事項が確認できず、購入後初めて記載内容を確認することができるため、懸賞機能などに活用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２３】
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の二層ラベル（１）は、例えば、図１、図２に示すように、被着材（２）に接する
印刷層（１２）が形成された内層基材（１１）と、この内層基材（１１）を覆う印刷層が形成された表層基材（１３）とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材（１１、１３）の周縁部を接着剤層（１４）で貼り合わせた構成からなる。
【００２４】
被着材（２）はガラス製、プラスチック製などのビン等であり、二層ラベル（１）は被着材（２）にグルー糊で貼付される。
【００２５】
そして、表層基材（１３）には、図示したように、表面側に表層表面印刷層（１５）を、内面側に表層内面印刷層（１６）と、表層基材の両面に印刷層を設けることができる。
【００２６】
このような構造を有しているため、表層基材（１３）を剥がし取ることができ、表層基材（１３）の内面側の表層内面印刷層（１６）と、内層基材（１１）の印刷層（１２）に、さらに必要な印刷情報を記載することができる。購入時には記載事項が確認できず、購入後表層基材（１３）を剥がし取ってはじめて内容を確認することができるため、例えば、懸賞応募表示や応募券表示を記載することができる。
【００２７】
また、内層基材（１１）乃至表層基材（１３）に部分的に剥離剤が塗布された剥離開始部（１７）が設けられている。内層基材（１１）と表層基材（１３）とは、剥離開始部（１７）から容易に分離をはじめることができる。
【００２８】
表層基材（１３）の周縁部の内側にはミシン目（ａ）が設けられている。このことから二層ラベルから表層基材（１３ ）を剥離させる際には、ミシン目（ａ）から剥がすようにすることにより容易に表層基材（１３）を二層ラベル（１）から引き剥がすことができる。
【００２９】
内層基材（１１）と表層基材（１３）とは一枚の基材を折り重ねて形成させても良い。
【００３０】
内層基材（１１）と表層基材（１３）とは、図示してないが、部分的に又は全面的に同形ではなく、他基材よりはみ出して形成させても良い。こうすることによりより簡単に内層基材（１１）と表層基材（１３）とを分離することができる。
【００３１】
内層基材（１１）としては、グルー糊でびんに貼ることができるという前提から、片面を印刷用にクレー塗工した塗工紙（坪量が３０〜１００ｇ／ｍ2 程度）やユポコーポレーション社製の合成紙などが好ましく使用できる。
【００３２】
また、表面基材（１３）としては、紙やプラスチックフィルムが使用可能である。紙は、印刷適性を考慮すると両面塗工紙などが適しているが、特に制限されるものではない。プラスチックフィルムは、隠蔽性が要求されることから透明フィルムの使用は難しく、ユポコーポレーション社製のユポシリーズや発泡ポリエチレンテレフタレートフィルムである東洋紡績社製のクリスパーなどが好ましく使用できる。
【００３３】
接着剤層（１４）を形成する接着剤は特に限定されるものではなく、ウェットラミネーション、ドライラミネーション、ノンソルミネーション、ホットメルトラミネーション等の貼り合わせ方法を用いて、それに適した接着剤を使用すれば良い。
【００３４】
印刷層（１２）、表層表面印刷層（１５）、表層内面印刷層（１６）を形成する方法は特に限定されるものではなく、グラビア印刷，オフセット印刷、フレキソ印刷などの一般的な印刷法が使用できる。
【００３５】
出来上がった二層ラベル全体のコシ強度が剛度の測定方法で３００ｍｇ以下のものであ
れば、札貼後の跳ね返りによって剥がれることがなく、容易に刷貼作業が可能である。コシ強度の測定方法としてはガーレー法を使用した。
【図面の簡単な説明】
【００３６】
【図１】本発明の二層ラベルの一実施例を示す、平面説明図である。
【図２】図１のＡ−Ａ’線断面説明図である。
【図３】本発明の二層ラベルの使用状態の一実施例を示す、斜視説明図である。
【符号の説明】
【００３７】
１‥‥二層ラベル
２‥‥被着材
１１‥‥内層基材
１２‥‥印刷層
１３‥‥表層基材
１４‥‥接着剤層
１５‥‥表層表面印刷層
１６‥‥表層内面印刷層
１７‥‥剥離開始部
ａ‥‥ミシン目
【特許請求の範囲】
【請求項１】
印刷層が形成され被着材に接する内層基材と、該内層基材を覆う、印刷層が形成された表層基材とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材の周縁部を接着剤層で貼り合わせたことを特徴とする、二層ラベル。
【請求項２】
前記表層基材に形成される印刷層は該表層基材の両面に設けられていることを特徴とする、請求項１記載の二層ラベル。
【請求項３】
前記内層基材乃至表層基材に部分的に剥離剤が塗布された剥離開始部が設けられていることを特徴とする、請求項１又は２記載の二層ラベル。
【請求項４】
前記表層基材の周縁部の内側に、ミシン目が設けられていることを特徴とする、請求項１、２又は３記載のラベル。
【請求項５】
前記内層基材と表層基材とが、一枚の基材を折り重ねて形成されていることを特徴とする、請求項１、２、３又は４記載のラベル。
【請求項６】
前記内層基材と表層基材とは、部分的にまたは全面的に同形ではなく、他基材よりはみ出して形成されていることを特徴とする、請求項１、２、３、４又は５記載のラベル。
【請求項７】
前記内層基材に形成される印刷層が懸賞応募表示や応募券表示であることを特徴とする、請求項１、２、３、４、５又は６記載のラベル。
【請求項１】
印刷層が形成され被着材に接する内層基材と、該内層基材を覆う、印刷層が形成された表層基材とを重ね合わせ、重ね合わせた二つの基材の周縁部を接着剤層で貼り合わせたことを特徴とする、二層ラベル。
【請求項２】
前記表層基材に形成される印刷層は該表層基材の両面に設けられていることを特徴とする、請求項１記載の二層ラベル。
【請求項３】
前記内層基材乃至表層基材に部分的に剥離剤が塗布された剥離開始部が設けられていることを特徴とする、請求項１又は２記載の二層ラベル。
【請求項４】
前記表層基材の周縁部の内側に、ミシン目が設けられていることを特徴とする、請求項１、２又は３記載のラベル。
【請求項５】
前記内層基材と表層基材とが、一枚の基材を折り重ねて形成されていることを特徴とする、請求項１、２、３又は４記載のラベル。
【請求項６】
前記内層基材と表層基材とは、部分的にまたは全面的に同形ではなく、他基材よりはみ出して形成されていることを特徴とする、請求項１、２、３、４又は５記載のラベル。
【請求項７】
前記内層基材に形成される印刷層が懸賞応募表示や応募券表示であることを特徴とする、請求項１、２、３、４、５又は６記載のラベル。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２００６−１１２０３（Ｐ２００６−１１２０３Ａ）
【公開日】平成１８年１月１２日（２００６．１．１２）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−１９０８６３（Ｐ２００４−１９０８６３）
【出願日】平成１６年６月２９日（２００４．６．２９）
【出願人】（０００００３１９３）凸版印刷株式会社 (10,630)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１８年１月１２日（２００６．１．１２）
【国際特許分類】
【出願日】平成１６年６月２９日（２００４．６．２９）
【出願人】（０００００３１９３）凸版印刷株式会社 (10,630)
【Ｆターム（参考）】
[ Back to top ]