説明

仕立用支柱

【課題】胡蝶蘭をあらゆる方向から観賞できるようにし、胡蝶蘭(花)の向きを考慮することなく胡蝶蘭の配置を可能にする。
【解決手段】帯状の部材91の一方の端部923側の挿入部94に連続して、挿入部94の終端である帯状の部材91の一方の端部923から挿入部94に対して鈍角方向に伸びて円弧として第一湾曲部924が形成され、第一湾曲部924は渦巻き状の平板911として帯状の部材91の他方の端部927に向かって形成され、第一湾曲部924が形成されて伸びてきた方向とは異なる方向に切り替わる第二変曲部925が形成され、第二変曲部925から、第一湾曲部924に連続して第二変曲部925から離れる方向に円弧として渦巻き状の平板911である第二湾曲部926が形成され、帯状の部材91の、他方の端部927が一方の端部923より上方側に形成された仕立用支柱90を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状の部材を湾曲させて、植物、或いは造花の茎を前記帯状の部材に沿わせることで前記植物、或いは前記造花を支持する仕立用支柱において、
前記帯状の部材に接続された、基台に組み込む挿入部の面部側同士を対向させ、
前記挿入部に連続して、前記挿入部の終端である前記帯状の部材の一方の端部から前記挿入部に対して鈍角方向に伸びて円弧として形成された第一湾曲部と、
前記第一湾曲部は、中心を前記挿入部の面部同士を離して前記挿入部の面部同士の間の中央を中心にして渦巻き状の平板として前記帯状の部材の他方の端部側に向かって形成され、
前記渦巻き状の平板が形成されて、前記第一湾曲部が伸びてきた方向と、前記第一湾曲部が伸びてきた方向とは異なる方向に切り替わる第二変曲部が形成され、
前記第二変曲部から、前記第一湾曲部に連続して、前記第一変曲部から離れる方向に向って円弧として形成された第二湾曲部と、
前記第二湾曲部は、中心を前記挿入部の面部同士を離して前記挿入部の面部同士の間の中央を中心にして渦巻き状の平板として前記帯状の部材の他方の端部側に向かって形成されたことを特徴とする仕立用支柱。
【請求項2】
帯状の部材を湾曲させて、植物、或いは造花の茎を前記帯状の部材に沿わせることで前記植物、或いは前記造花を支持する仕立用支柱において、
前記帯状の部材の一方の端部に接続された挿入部に連続して、前記挿入部の終端である前記帯状の部材の一方の端部から前記挿入部に対して鈍角方向に伸びて円弧として形成された第一湾曲部と、
前記第一湾曲部は、渦巻き状の平板として前記帯状の部材の他方の端部側に向かって形成され、
前記渦巻き状の平板が形成されて、前記第一湾曲部が伸びてきた方向と、前記第一湾曲部が伸びてきた方向とは異なる方向に切り替わる第二変曲部が形成され、
前記第二変曲部から、前記第一湾曲部に連続して、前記第一変曲部及び前記第二変曲部から離れる方向に向って円弧として形成された第二湾曲部と、
前記第二湾曲部は、渦巻き状の平板として前記帯状の部材の他方の端部側に向かって形成され、
前記渦巻き状の平板が形成されて、前記第二湾曲部が伸びてきた方向と、前記第二湾曲部が伸びてきた方向とは異なる方向に切り替わる第三変曲部が形成され、
前記第三変曲部から、前記第二湾曲部に連続して、前記第三変曲部から離れる方向に向って円弧として形成された第三湾曲部と、
前記第三湾曲部は、渦巻き状の平板として前記帯状の部材の他方の端部側に向かって伸びて、
前記帯状の部材は、前記挿入部の状態に対して少なくとも一回転しながら、渦巻き状の形状として前記帯状の部材の他方の端部側に向かって形成され、
前記帯状の部材の他方の端部が前記挿入部の終端である前記帯状の部材の一方の端部より上方側に形成されていることを特徴とする仕立用支柱。
【請求項3】
胡蝶蘭の花茎の先端側に向かってアンダーセパル、以下リップを含んだペダル、トップセパルの順の前記胡蝶蘭の花が付いた前記胡蝶蘭の花茎を、前記帯状の部材の渦巻き状の平板に沿わせることで、前記胡蝶蘭の花茎を前記帯状の部材に渦巻き状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の仕立用支柱。
【請求項4】
胡蝶蘭の花茎の先端側に向かってトップセパル、以下リップを含んだペダル、アンダーセパルの順の前記胡蝶蘭の花が付いた前記胡蝶蘭の花茎を、前記帯状の部材の渦巻き状の平板に沿わせることで、前記胡蝶蘭の花茎を前記帯状の部材に渦巻き状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の仕立用支柱。
【請求項5】
帯状の部材を湾曲させて、植物、或いは造花の茎を前記帯状の部材に沿わせることで前記植物、或いは前記造花を支持する仕立用支柱において、
前記帯状の部材の一方の端部に接続された挿入部に連続して、前記挿入部の終端である前記帯状の部材の一方の端部から前記挿入部に対して鈍角方向に伸びて円弧として形成された第一湾曲部と、
前記第一湾曲部は、渦巻き状の平板として前記帯状の部材の他方の端部側に向かって形成され、
前記渦巻き状の平板が形成されて、前記第一湾曲部が伸びてきた方向と、前記第一湾曲 部が伸びてきた方向とは異なる方向に切り替わる第二変曲部が形成され、
前記第二変曲部から、前記第一湾曲部に連続して、前記第二変曲部から離れる方向に向って円弧として形成された第二湾曲部と、
前記第二湾曲部は、渦巻き状の平板として前記帯状の部材の他方の端部側に向かって形成され、
前記帯状の部材の他方の端部が前記挿入部の終端である前記帯状の部材の一方の端部より上方側に形成されていることを特徴とする仕立用支柱。
【請求項6】
基台に挿入する、長方形の形状に形成され、前記長方形の形状の両長辺側の縁部側が一方の平面部側に折り返され、前記縁部側が前記一方の平面部に当接することで前記長辺側に円弧部が形成され、前記円弧部が前記長辺に沿って、前記長方形の形状の両短辺側まで伸びる、板状の部材である挿入部と、
前記挿入部に連結された平面部の一方の端部から他方の端部の、長手方向に沿って、前記一方の端部から前記他方の端部まで伸びる側部を傾斜させることで前記平面部の、前記一方の端部側から前記他方の端部側に向かって広げて形成し、
前記側部側の縁部側が前記平面部側に折り返され、前記縁部側が前記平面部に当接することで前記側部側に円弧部が形成され、前記円弧部が前記側部に沿って、前記平面部の、一方の端部から他方の端部まで伸びる、板状の部材である帯状の部材と、を備え、
前記帯状の部材では、前記平面部の他方の端部側では、前記平面部の中央を前記平面部の長手方向に沿って、前記平面部の中央を挟み込んで対向した、前記平面部を貫通した孔部の列が形成され、前記平面部の長手方向に沿っての、前記平面部の他方の端部側の前記孔部の列の間隔は、前記平面部の一方の端部側に向かう前記孔部の列の間隔に比べ狭く形成され、
前記帯状の部材を渦巻き状の空間曲線に形成した際に、前記挿入部側となる前記平面部の側部には、前記側部に沿って、前記円弧部に隣接して前記平面部を貫通した孔部の列が形成され、
前記側部の長手方向に沿っての、前記平面部の他方の端部から最初の前記孔部の間隔は、前記平面部の一方の端部側に向かう前記孔部の列の間隔に比べ狭く形成され、
前記帯状の部材を渦巻き状の空間曲線に形成した際に、前記挿入部側となる前記平面部の側部に形成された前記孔部に、前記挿入部側に伸びる支柱が組み込まれることを特徴とする請求項2又は5に記載の仕立用支柱。
【請求項7】
前記帯状の部材の中央を前記帯状の部材の長手方向に沿って、前記帯状の部材の中央を挟み込んで対向した、前記帯状の部材を貫通した前記孔部の列では、前記帯状に部材の、他方の端部から一方の端部に向い前記孔部同士の間隔が広がり、
前記帯状の部材の他方の端部から前記孔部までの間隔は最も狭く、前記帯状の部材の他方の端部から前記孔部までの間隔より広い、前記帯状の部材の他方の端部側の少なくとも二組の前記孔部同士の間隔が等しく、前記帯状の部材の他方の端部側の前記孔部同士の間隔は、前記帯状の部材の他方の端部側の少なくとも二組の前記孔部同士の間隔の内、前記帯状の部材の一方の端部側の、前記孔部同士の間隔を形成する前記孔部に隣接する、前記帯状の部材の一方の端部側に向かう前記孔部同士の間隔の1/2であり、
前記帯状の部材の他方の端部側の少なくとも二組の前記孔部同士の間隔の内、前記帯状の部材の一方の端部側の、前記孔部同士の間隔を形成する前記孔部に隣接する、前記帯状の部材の一方の端部側に向かう前記孔部同士の間隔は等しく形成され、
前記帯状の部材を渦巻き状の空間曲線に形成した際に、前記挿入部側となる前記帯状の部材の側部の、前記側部に沿って、前記円弧部に隣接して前記帯状の部材を貫通した孔部の列では、前記帯状の部材の他方の端部から最初の前記孔部の間隔は、最初の前記孔部からの前記孔部の列における前記孔部同士の間隔の1/2であり、
最初の前記孔部から前記帯状の部材の一方の端部側に向かう前記孔部同士の間隔は等しく形成されることを特徴とする請求項6に記載の仕立用支柱。
【請求項8】
前記挿入部と前記帯状の部材との連結に際しては、前記挿入部及び前記帯状の部材の、前記円弧部を避けて、前記挿入部の他方の平面部と前記帯状の部材の他方の平面部とを重なり合わせ、前記挿入部の一方の端部側と前記帯状の部材の一方の端部側と固定し、前記挿入部に対して前記帯状の部材が鈍角方向に伸びることを特徴とする請求項7に記載の仕立用支柱。
【請求項9】
前記挿入部の長手方向の延長方向に対する横断方向に対して、前記第一湾曲部の円弧がなす第一角度、前記挿入部の長手方向の延長方向に対する横断方向に対して、前記第二湾曲部の円弧がなす第二角度、及び前記第二角度から伸びる前記第二湾曲部の円弧が前記挿入部の長手方向の延長方向に対する横断方向に対してなす第三角度が、前記第一角度、前記第二角度、及び前記第三角度の順に小さく形成され、
前記第一湾曲部の円弧は第一円周に沿い、前記第二湾曲部の円弧の一部は第二円周に沿い、前記第二角度から前記第三角度に変化した前記第二湾曲部では、前記第二湾曲部の円弧は第三円周に沿い、前記第一円周、前記第二円周及び前記第三円周の順に外径が大きく形成されていることを特徴とする請求項8に記載の仕立用支柱。
【請求項10】
前記帯状の部材を渦巻き状の空間曲線に形成した際に、前記挿入部側となる前記帯状の部材の側部に形成された前記孔部に組み込まれる前記支柱は、前記支柱の一方の端部側が渦巻き状の前記帯状の部材の孔部に取り付けられ、前記支柱の他方の端部側は、前記挿入部側に伸びて、前記基台内に入り込み、前記基台内で前記他方の端部側が支持され、前記基台上で前記帯状の部材を支持することを特徴する請求項9に記載の仕立用支柱。
【請求項11】
胡蝶蘭の花茎の先端側に向かってアンダーセパル、以下リップを含んだペダル、トップセパルの順の前記胡蝶蘭の花が付いた前記胡蝶蘭の花茎を、前記前記帯状の部材を渦巻き状の平板に沿わせることで、前記胡蝶蘭の花茎を前記帯状の部材に渦巻き状に形成したことを特徴とする請求項10に記載の仕立用支柱。
【請求項12】
胡蝶蘭の花茎の先端側に向かってトップセパル、以下リップを含んだペダル、アンダーセパルの順の前記胡蝶蘭の花が付いた前記胡蝶蘭の花茎を、前記前記帯状の部材を渦巻き状の平板に沿わせることで、前記胡蝶蘭の花茎を前記帯状の部材に渦巻き状に形成したことを特徴とする請求項10に記載の仕立用支柱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【公開番号】特開2012−175970(P2012−175970A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−16302(P2012−16302)
【出願日】平成24年1月30日(2012.1.30)
【出願人】(511029604)有限会社黒臼洋蘭園 (2)
【Fターム(参考)】