説明

伸縮門扉の梱包構造及び梱包方法

【課題】門扉を立てた状態のままで梱包を解くことができる伸縮門扉の梱包構造を開発する。
【解決手段】門扉2を梱包材で梱包したものであり、梱包材は一枚の下部梱包部材3と、二枚の下端保護部材5と、二個の表裏面側保護部材6及び一枚の天面保護部材7によって構成される。床面に下部梱包部材3を敷き、梱包される門扉2を立てた状態で下部梱包部材3に載置する。続いて下端保護部材5の底板部50を下部梱包部材3の底面部30と門扉本体10の間に挿入する。次に下部梱包部材3を折り目から直角に折り曲げてコロ保護部60を完成させる。次に、天面保護部材7を門扉2の天面に装着する。さらに続いて表裏面側保護部材6を装着する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、全長が伸縮する門扉を梱包する際の梱包構造及び梱包方法に関するものである。本発明は、特にガレージ用の門扉を梱包する方策として有効である。
【背景技術】
【0002】
ガレージと敷地外とを仕切る門扉として、全体がリンク構造となっていて全長が伸縮する構造の門扉が知られている。この種の門扉には下面にコロが取り付けられており、コロを地面に接地させて門扉本体を伸縮させる。
【0003】
伸縮門扉は工場で生産され、設置現場たる一般家庭に輸送されるが、輸送に際して所定の梱包がなされる。
【0004】
従来技術における伸縮門扉の梱包は、特許文献1の様に箱詰めによって行われていた。即ち大型のダンボール箱を用意し、これに伸縮門扉を寝かせた状態で挿入する。そして隙間に緩衝材を詰め、輸送時における伸縮門扉のがたつきを止める。
【特許文献1】特開平6−156537号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術の伸縮門扉の梱包構造は、輸送時における門扉の移動やがたつきが少なく、門扉を傷付けずに輸送することができる。
【0006】
しかしながら従来技術の梱包構造は、梱包を解く作業が手間取るという不満がある。即ち従来技術の梱包構造は、門扉を寝かした状態で箱詰めするので、梱包を解く際に門扉を起こさなければならない。しかしながら伸縮門扉は形が不定形に変化し、全体がぐらぐらするので起こしにくい。
【0007】
そこで本発明は従来技術の上記した問題点に注目し、立てた状態で梱包を解くことができる伸縮門扉の梱包構造及び梱包方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そして上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、伸縮門扉を梱包材で梱包する伸縮門扉の梱包構造において、前記伸縮門扉は、門扉本体とコロを備え、門扉本体は全長が水平方向に伸縮可能であり、収縮した状態の形状は正面視が略四角形であって大面積の表裏面と小面積の上下左右側面を備え、梱包材は、下部梱包部材と、下端保護部材と、表裏面側保護部材とを有し、前記下部梱包部材は、コロの下部と直接的又は間接的に接する底面部と、コロの下部からコロの側面側にかけての部位を覆い梱包状態においては門扉本体の表裏面から突出するコロ保護部とを備え、下端保護部材は、門扉本体の底部と下部梱包部材の底面部との間にあって門扉本体から受ける荷重を支持可能であり、表裏面側保護部材は、門扉本体の表裏面の少なくとも一方にあって、伸縮門扉を横置きした際に門扉本体を安定して支持可能であり、下部梱包部材の底面部に伸縮門扉を立てたままの状態で、表裏面側保護部材及び下端保護部材を取り外し可能であることを特徴とする伸縮門扉の梱包構造である。
【0009】
本発明の伸縮門扉の梱包構造によると、下部梱包部材の上にコロを乗せた状態で梱包するので、伸縮門扉を立てた状態で梱包することができ、梱包を解く場合においては伸縮門扉を立てた状態で作業することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、下部梱包部材のコロ保護部は、底面部と略平行に配された上面部と、上面部に連続し、門扉本体の表面部又は裏面部の少なくとも一方に沿って配される立面部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の伸縮門扉の梱包構造である。
【0011】
本発明で採用する下部梱包部材は、コロ保護部が上面部を有するので、コロの部分を完全に包囲することができる。また立面部は門扉本体の表面部又は裏面部の少なくとも一方に沿って配される。そのため立面部は固定が容易である。従ってコロ保護部が型崩れしにくい。
【0012】
請求項3に記載の発明は、表裏面側保護部材は長尺状の保護体を備え、当該保護体は、表裏面のいずれか一方の右側面側又は左側面側にあり、さらに保護体はコロ保護部の上面部に載置されていることを特徴とする請求項2に記載の伸縮門扉の梱包構造である。
【0013】
本発明で採用する表裏面側保護部材では、長尺状の保護体を備えている。そして保護体はコロ保護部の上面部に載置されている。ここでコロ保護部は、外側に張り出した形状であるから、保護体は安定して載置される。また保護体を設けることによってコロ保護部の突出が緩和される。
【0014】
請求項4に記載の発明は、表裏面側保護部材は門扉本体の表裏面の一部と、門扉本体の右又は左の側面を覆う外郭部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の伸縮門扉の梱包構造である。
【0015】
本発明では表裏面側保護部材が外郭部を備えており、外郭部によって伸縮門扉の側面が保護される。
【0016】
請求項5に記載の発明は、下端保護部材は、立体形状の枕体と底板部と側板部を備え、枕体は底板部に固定され、底板部は門扉本体の底部と下部梱包部材の底面部との間にあり、側板部は門扉本体の右又は左の側面に沿って配されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の伸縮門扉の梱包構造である。
【0017】
本発明の伸縮門扉の梱包構造では、下端保護部材が枕体を持ち、当該枕体で門扉本体の下面を支持する。また下端保護部材の側板部が、門扉本体の側面の下角部を保護する。
【0018】
請求項6に記載の発明は、収縮門扉のコロは門扉本体の下部にあってその一部又は全部が門扉本体の表裏面よりも外方向に突出するものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の伸縮門扉の梱包構造である。
【0019】
請求項7に記載の発明は、下部梱包部材は紙製の板を折り曲げたものであり、開いた状態の下部梱包部材に伸縮門扉を立てた状態で移動させて下部梱包部材に乗せ、下端保護部材を門扉本体の下部に挿入し、下部梱包部材を折り曲げてコロ保護部を完成させ、その後、表裏面側保護部材を装着して請求項1乃至6のいずれか1項に記載の伸縮門扉の梱包構造を完成させることを特徴とする伸縮門扉の梱包方法である。
【0020】
本発明の伸縮門扉の梱包方法によると、伸縮門扉を立てた状態で梱包することができ、梱包作業が容易である。
【発明の効果】
【0021】
本発明の伸縮門扉の梱包構造及び梱包方法によると、門扉を立てた状態で梱包することができるので梱包作業が容易である。また本発明の伸縮門扉の梱包構造及び梱包方法によると、門扉を立てた状態で梱包を解くことができるので、作業者は門扉を起こす作業から開放される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下さらに本発明の実施形態について説明する。図1は、伸縮門扉を本発明の梱包構造によって梱包した状態の斜視図である。図2は、図1の梱包構造を裏面側から見た斜視図である。図3は、図1の梱包構造の分解斜視図である。本発明の伸縮門扉の梱包構造1は、図3に示すような門扉2を梱包材で梱包したものである。梱包材は、一枚の下部梱包部材3と、二枚の下端保護部材5と、二個の表裏面側保護部材6及び一枚の天面保護部材7によって構成される。
【0023】
梱包されるべき門扉2は、図3に示す様に門扉本体10と複数のコロ8を持つ。門扉本体10は、多数の枠11を持ち、これがパンタグラフ機構の様なリンク機構(図示せず)によって接続されたものであり、全長が伸縮する。また最も縮めた状態においては、門扉本体10の形状は正面視(正面側から観察した形状)が略正方形であり、表面12と裏面15の面積が大きく、他の側面は面積が小さい。コロ8は、複数の車輪が一組となっており、車輪の一部は表面12及び裏面15を延長した仮想平面から外側に突出している。
【0024】
梱包されるべき門扉2は、左右の側面にダンボールの板20が当てられ、テープ21によって結束されている。次に梱包材のパーツについて説明する。梱包材はダンボール等の紙で作られたものであり、板状のダンボールを所定の形状に打ち抜き、折り目を設けたものである。
【0025】
梱包材のパーツは、前記した様に一枚の下部梱包部材3と、二枚の下端保護部材5と、二個の表裏面側保護部材6及び一枚の天面保護部材7である。下部梱包部材3は、大面積の一枚の板である。また下部梱包部材3には、折り目が6本設けられている。折り目は互いに平行であり、左右に3本づつ折り目25,26,27が設けられている。
【0026】
下部梱包部材3の本体部4は、折り目25,26,27によって7のエリアに分かれている。中央のエリアは、コロ8の下部と直接的に接する底面部30であり、他のエリアはコロ保護部60を形成するエリアである。即ち底面部30の脇に形成されるエリアはコロ保護部60の縦壁形成部31であり、その外側に形成されたエリアは上面部形成部32であり、さらに外側に形成されたエリアは立面部形成部33である。
【0027】
下部梱包部材3の底面部30には両端部近傍に開口36が設けられている。下端保護部材5は板状の本体部37に枕体40が取り付けられたものである。枕体40は発泡スチロール等で作られた緩衝体であり、直方体形状をしている。また下端保護部材5の本体部37には開口41と折り目44が設けられている。本体部37は折り目41を境として底板部50と側板部51とに分かれており、前記した枕体40及び開口41は、底板部50に設けられている。
【0028】
表裏面側保護部材6はダンボールで作られた外郭部45と発泡スチロール等で作られた緩衝体46によって構成されている。表裏面側保護部材6の外郭部45は、ダンボールを折り曲げて作られたものであり、完成時の形状は、図7の様に断面形状が「コ」字状であり、側面当接部54と裏面当接部52及び表面当接部53を有している。
【0029】
緩衝体46は長尺の直方体であり、表裏面側保護部材6の裏面当接部52に固定されている。表裏面側保護部材6の長さは、門扉本体10の高さと等しい。また緩衝体46は表裏面側保護部材6の全長と同一の長さを持つ。天面保護部材7についてもダンボールを折り曲げて作られたものであり、完成時の形状は、断面形状が「コ」字状の部材であり、その長さは門扉本体10の横幅と等しい。
【0030】
次に、上記した梱包材を使用した梱包手順について説明する。図4は、図1の梱包構造を完成させる一工程を示す斜視図である。図5は、図1の梱包構造を完成させる他の工程を示す斜視図である。図6は、図1の梱包構造の断面斜視図である。図7は、図1の梱包構造を完成させる他の工程を示す断面斜視図である。
【0031】
最初、図4の様に床面に下部梱包部材3を敷く。そして梱包される門扉2を立てた状態で下部梱包部材3に載置する。具体的には、門扉2を押すか引くことによってコロ8を転がし、門扉2を移動させて下部梱包部材3の底面部30に載せる。続いて下端保護部材5の底板部50を下部梱包部材3の底面部30と門扉本体10の間に挿入する。下端保護部材5を挿入した状態は、図6の様であり、枕体40が門扉本体10の底面と接している。そのため門扉本体10の荷重は下端保護部材5の枕体40で担われる。
【0032】
また伸縮門扉2の下部の角部分は衝撃に弱いが、梱包された伸縮門扉2を運送中に誤って落としたとしても、下端保護部材5の枕体40が緩衝材となるので、伸縮門扉2の下部の角部分は枕体40によって保護され、傷つかない。
【0033】
前記した下端保護部材5に設けられた開口41の位置は、下部梱包部材3の底面部30に設けられた開口36の位置と一致する。 続いて下端保護部材5の折り目44を折り曲げ、側板部51を立ち上げて門扉2の側面に沿わせる。
【0034】
次に図5に示す様に下部梱包部材3を折り目25,26,27から直角に折り曲げてコロ保護部60を完成させる。具体的には、図5,7に示すように折り目25を曲げて縦壁形成部31を垂直姿勢とする。さらに折り目26を曲げて上面部形成部32を水平姿勢にし、上面部62を形成させる。さらに折り目27を曲げて立面部形成部33を垂直に立ち上げ、門扉本体10の表面と裏面に沿わせて立面部65を構成する。各形成部同士の接触線にはテープ(図示せず)が貼られる。
【0035】
この状態の時に、門扉2を側面側から観察すると、図7の様に略「凸」字状である。即ち下部が膨らんでコロ保護部60が形成され、コロ8の下部からコロ8の側面側にかけての部位が覆われる。
【0036】
次に、天面保護部材7を門扉2の天面に装着する。さらに続いて図7の様に表裏面側保護部材6を装着する。表裏面側保護部材6は、図1、7の様に「コ」字状の外郭部45を門扉本体10の左右の側面に装着する。緩衝体46は門扉本体10の裏面側の端部と接する。
【0037】
また表裏面側保護部材6の緩衝体46を、コロ保護部60の上面部に載せる。この状態で全体にテープ66を掛け、梱包材の各パーツを結束する。完成された荷姿は、図1、図2の通りであり、表面側においては、下端部分が突出した形状である。また裏面側においては、中央が凹んだ形状であり、下側の辺と、左右の辺は同一平面上に揃っている。
【0038】
本実施形態の梱包構造1は、梱包を解く際にも門扉2を立てた状態では行うことができる。即ちテープを切って緊縛を解くと、梱包材のパーツの内、二個の表裏面側保護部材6はいずれも側面側に外れ、天面保護部材7は上部側に外れる。また下端保護部材5のテープ(図示せず)を切ってコロ保護部60を開くと下端保護部材5は平面形状に戻る。
【0039】
下端保護部材5は、門扉2の側面方向に抜ける。その結果、門扉2は、平面状の下端保護部材5に載置された状態となる。従って門扉2を押す又は引くことにより、コロ8を転がして門扉2を移動させることができる。門扉2は、立てた状態で梱包され、立てた状態で梱包が解かれるが、倉庫に保管する際には寝かせた状態で積み上げることが望ましい。
【0040】
図8は、図1の梱包構造を寝かせ、門扉の天面側から観察した斜視図である。図9は、図1の梱包構造を寝かせ、門扉2のコロ側から観察した斜視図である。図10は、図1の梱包構造で梱包した門扉を倉庫に保管する場合の積み重ね状態を示し、(a)はその正面図、(b)はその左側面図、(c)はその右側面図である。
【0041】
本実施形態では、裏面側を下にして横置きすることができる。この時、図8,9の様に床面に表裏面側保護部材6と、コロ保護部60が接する。表裏面側保護部材6との中には緩衝材46が内蔵されているので、門扉2を横置きしても門扉2に傷は付かない。また門扉2を複数に積み上げる場合には、表面側のコロ保護部60が左右交互となる様に積み重ねてゆく。
【0042】
本実施形態では、積み重ねる際に手を掛ける部位が確保されている。即ち門扉2の天面側には、両側の表裏面側保護部材6と門扉本体10との間に隙間62があり、この隙間62に手を入れて門扉2を持ち上げることができる。一方、門扉2の底面側には、下部梱包部材3の底面部30に開口36があり、さらにこの開口36は、下端保護部材5の開口41と連通して貫通している。そのため作業時にはこの開口36に手を入れて門扉2を持ち上げることができる。
【0043】
以上説明した実施形態では、表裏面側保護部材6内の緩衝体は長尺状であるがブロック状の緩衝材を使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】伸縮門扉を本発明の梱包構造によって梱包した状態の斜視図である。
【図2】図1の梱包構造を裏面側から見た斜視図である。
【図3】図1の梱包構造の分解斜視図である。
【図4】図1の梱包構造を完成させる一工程を示す斜視図である。
【図5】図1の梱包構造を完成させる他の工程を示す斜視図である。
【図6】図1の梱包構造の断面斜視図である。
【図7】図1の梱包構造を完成させる他の工程を示す断面斜視図である。
【図8】図1の梱包構造を寝かせ、門扉の天面側から観察した斜視図である。
【図9】図1の梱包構造を寝かせ、門扉のコロ側から観察した斜視図である。
【図10】図1の梱包構造で梱包した門扉を倉庫に保管する場合の積み重ね状態を示し、(a)はその正面図、(b)はその左側面図、(c)はその右側面図である。
【符号の説明】
【0045】
1 伸縮門扉の梱包構造
2 門扉
3 下部梱包部材
5 下端保護部材
6 表裏面側保護部材
7 天面保護部材
8 コロ
10 門扉本体
12 表面
45 外郭部
46 緩衝体
50 底板部
51 側板部
60 コロ保護部
62 上面部
65 立面部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
伸縮門扉を梱包材で梱包する伸縮門扉の梱包構造において、前記伸縮門扉は、門扉本体とコロを備え、門扉本体は全長が水平方向に伸縮可能であり、収縮した状態の形状は正面視が略四角形であって大面積の表裏面と小面積の上下左右側面を備え、梱包材は、下部梱包部材と、下端保護部材と、表裏面側保護部材とを有し、前記下部梱包部材は、コロの下部と直接的又は間接的に接する底面部と、コロの下部からコロの側面側にかけての部位を覆い梱包状態においては門扉本体の表裏面から突出するコロ保護部とを備え、下端保護部材は、門扉本体の底部と下部梱包部材の底面部との間にあって門扉本体から受ける荷重を支持可能であり、表裏面側保護部材は、門扉本体の表裏面の少なくとも一方にあって、伸縮門扉を横置きした際に門扉本体を安定して支持可能であり、下部梱包部材の底面部に伸縮門扉を立てたままの状態で、表裏面側保護部材及び下端保護部材を取り外し可能であることを特徴とする伸縮門扉の梱包構造。
【請求項2】
下部梱包部材のコロ保護部は、底面部と略平行に配された上面部と、上面部に連続し、門扉本体の表面部又は裏面部の少なくとも一方に沿って配される立面部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の伸縮門扉の梱包構造。
【請求項3】
表裏面側保護部材は長尺状の保護体を備え、当該保護体は、表裏面のいずれか一方の右側面側又は左側面側にあり、さらに保護体はコロ保護部の上面部に載置されていることを特徴とする請求項2に記載の伸縮門扉の梱包構造。
【請求項4】
表裏面側保護部材は門扉本体の表裏面の一部と、門扉本体の右又は左の側面を覆う外郭部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の伸縮門扉の梱包構造。
【請求項5】
下端保護部材は、立体形状の枕体と底板部と側板部を備え、枕体は底板部に固定され、底板部は門扉本体の底部と下部梱包部材の底面部との間にあり、側板部は門扉本体の右又は左の側面に沿って配されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の伸縮門扉の梱包構造。
【請求項6】
収縮門扉のコロは門扉本体の下部にあってその一部又は全部が門扉本体の表裏面よりも外方向に突出するものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の伸縮門扉の梱包構造。
【請求項7】
下部梱包部材は紙製の板を折り曲げたものであり、開いた状態の下部梱包部材に伸縮門扉を立てた状態で移動させて下部梱包部材に乗せ、下端保護部材を門扉本体の下部に挿入し、下部梱包部材を折り曲げてコロ保護部を完成させ、その後、表裏面側保護部材を装着して請求項1乃至6のいずれか1項に記載の伸縮門扉の梱包構造を完成させることを特徴とする伸縮門扉の梱包方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−7129(P2008−7129A)
【公開日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−176624(P2006−176624)
【出願日】平成18年6月27日(2006.6.27)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】