説明

体幹部矯正誘導用芯材並びにこれを用いたマットレス

【課題】 骨格ないしは体幹の矯正、誘導に寄与する突稜部の好ましい作用を得ながらも、不適切な変形を防ぎ、且つ構造もシンプルなものとして、妥当な製造コストの下に市場に提供できる新規な体幹部矯正誘導用芯材並びにこれを用いたマットレスの開発を試みたものである。
【解決手段】 本発明の体幹部矯正誘導用芯材1は、全体としてほぼ平盤状の硬質発泡樹脂を素材とする芯材本体10に対し、少なくともその上下一方の面に多数本の受圧突稜11を平行形成し、且つこの受圧突稜の長手方向の端部側は、連結リブ12によって一体に連結されていることを特徴として成るものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、身体の姿勢を矯正したり、正常な状態に誘導することができる体幹部矯正誘導用芯材並びにこれを用いたマットレスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、体の体幹部等の骨格が十分整列状態を維持していないような場合、これを矯正したり、これを正常に誘導するため、寝具、特にマットレスに関し多くの提案がなされている。このような提案の中に、身体の身長方向と直交する方向に伸びる多数の突稜を並べるように形成したものが存在する。これら突稜は、体幹部の骨格の関節部に可動状態を誘導するような刺激を与え、その部位の矯正、誘導等を図ろうとするものである(特許文献1、特許文献2)。
このように従来から多数の例えば円棒状の突稜によって、体幹部の矯正誘導効果を求める考えは存在したものの、現実には実製品として市場に提供されていない。その理由は、このような突稜部は、単に形成しているだけでは十分ではなく、それ自体の堅固な形状維持がされ、不要な変形、変位がないことが求められるが、それに十分に応える適切なものが提供されないことが要因であると考えられる。
例えば前記特許文献2の場合、円柱状の突稜部材の上下方向中間に保形用の硬質樹脂からなる網目部材を設ける対策を採り、突稜部の保持を行っている。しかしながら、このものにあっても、構造や、製造プロセスが複雑化することは免れ得ず、加えて上下中間部位で突稜部を相互に連結固定する手法では、個々の突稜部の十分な固定が図られない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭53−013918号公報
【特許文献2】特開昭58−212414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、これらの種々の背景を考慮してなされたものであって、骨格ないしは体幹の矯正、誘導に寄与する突稜部の好ましい作用を得ながらも、不適切な変形を防ぎ、且つ構造もシンプルなものとして、妥当な製造コストの下に市場に提供できる新規な体幹部矯正誘導用芯材並びにこれを用いたマットレスの開発を試みたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の体幹部矯正誘導用芯材は、全体としてほぼ平盤状の硬質発泡樹脂を素材とする芯材本体に対し、少なくともその上下一方の面に多数本の受圧突稜を平行形成し、且つこの受圧突稜の長手方向の端部側は、連結リブによって一体に連結されていることを特徴として成るものである。
【0006】
請求項2記載の体幹部矯正誘導用芯材は、前記請求項1記載の要件に加え、前記受圧突稜については、平盤状の芯材本体に対してその上下両面に形成されていることを特徴として成るものである。
【0007】
請求項3記載の体幹部矯正誘導用芯材は、前記請求項2記載の要件に加え、前記芯材本体の上下両面にそれぞれ設けられている受圧突稜は、上下両面においてそれぞれ形状を異ならせていることを特徴として成るものである。
【0008】
請求項4記載の体幹部矯正誘導用芯材は、前記請求項2または3記載の要件に加え、前記芯材本体の上下両面にそれぞれ設けられている受圧突稜は、その形成ピッチを合致させていることを特徴として成るものである。
【0009】
請求項5記載の体幹部矯正誘導用芯材は、前記請求項1、2、3または4記載の要件に加え、前記受圧突稜間に形成される境界凹部は、その深さを異ならせることを特徴として成るものである。
【0010】
請求項6記載の体幹部矯正誘導用芯材は、前記請求項1、2、3、4または5記載の要件に加え、前記芯材本体の上下のいずれか一方、または双方の面には、緩衝層材が設けられていることを特徴として成るものである。
【0011】
請求項7記載のマットレスは、前記請求項6記載の体幹部矯正誘導用芯材を用い、これをカバーシートで被覆して成ることを特徴として成るものである。
【0012】
請求項8記載のマットレスは、前記請求項7記載の要件に加え、前記体幹部矯正誘導用芯材とカバーシートとの間には、別途付加機能層を設けたことを特徴として成るものである。
【発明の効果】
【0013】
まず請求項1記載の発明によれば、平行した複数の受圧突稜が一体的に連結リブによって固定されていることから、受圧突稜の変形ないしは移動が抑えられ、結果的に受圧突稜による安定した体の体幹部における関節部位周辺筋肉等の引き伸ばし、並びにこれによる矯正、誘導の作用が得られる。
【0014】
また請求項2記載の発明によれば、受圧突稜は、平盤状の芯材本体に対してその上下両面に形成されており、その受圧突稜の必要な変形が円滑に行われる。
【0015】
また請求項3記載の発明によれば、受圧突稜は、それぞれの形状を上下両面においてその形状を異ならせていることから、目的に応じた形状をいずれか選択して使用することができ、汎用性がより向上する。
【0016】
また請求項4記載の発明によれば、受圧突稜は、その形成ピッチを合致させており、その受圧突稜の必要な変形が円滑に行われる。
【0017】
また請求項5記載の発明によれば、前記受圧突稜間に形成される境界凹部の形状を異ならせることにより、体の身長方向における部位に応じた、より適切な受圧状態を現出させることができる。
【0018】
また請求項6記載の発明によれば、芯材本体に対し緩衝層材が設けられており、これにより、使用時におけるより適切な緩衝効果が発揮される。
【0019】
また請求項7記載の発明に係るマットレスによれば、前記種々の効果を奏する体幹部、矯正誘導用芯材が適用されており、このマットレスに横臥した使用者の体幹部の矯正、誘導等を適切に行うことができる。
【0020】
また請求項8記載の発明によれば、更にマットレスには、付加機能層が設けられており、付加機能層の選択により例えば蓄熱・保温効果、脱臭効果、抗菌効果、血流促進効果等を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の体幹部矯正誘導用芯材、並びにこれを用いたマットレスを示す説明図であり、(a)はマットレスの使用状態を示す斜視図、(b)は体幹部矯正誘導用芯材の斜視図、(c)は同拡大図である。
【図2】本発明のマットレスの縦断面図であり、一部拡大図を併せ示すものである。
【図3】本発明の体幹部矯正誘導用芯材の一部破断斜視図である。
【図4】本発明の体幹部矯正誘導用芯材の一部拡大断面図である。
【図5】本発明のマットレスの折畳み途中の状態を示す斜視図である。
【図6】同上折畳み状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の作用状態を示す斜視図である。
【図8−1】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図8−2】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明を実施するための形態は、以下述べる実施例をその一つとするものであると共に、この技術思想に基づく種々の改良した実施例をも含むものである。
【実施例1】
【0023】
以下、本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する。
符号Mは、本発明たるマットレスであり、このものは、一例として図1、図5、図6に示すように3ブロックにマットレス要素が分断されて形成されているものである。なお以下の説明では、必要がない限りにおいて、各部材について格別マットレス要素ごとに区別して説明を行わない。
【0024】
まずマットレスMは、本発明の体幹部矯正誘導用芯材1をその中心部に含む。体幹部矯正誘導用芯材1は、実質的に芯材本体10単体で構成されるほか、更に芯材本体10の上下両面に張設した緩衝層材2を含んで構成される。
なお、マットレスMおよび体幹部矯正誘導用芯材1等については、このものが、使用者Hが横臥して使用されることから、それぞれの盤状の面の方向を上下とする。
【0025】
まず体幹部矯正誘導用芯材1の芯材本体10は、例えば発泡樹脂等により一体的に構成されるものであり、その素材としては、一例として発泡ポリプロピレンが挙げられる。
そしてその発泡倍率は、一例としてほぼ30倍程度とするものであり、従ってこの芯材本体10は、通常の使用者Hの予想された体重が掛かった範囲ではほとんど圧縮変形しない程度の硬度を有する。これを、本願の特許請求の範囲においては、「硬質発泡樹脂」として定義したものである。当然ながら、実際的な使用範囲では圧縮変形が少ないものであるが、物理的に上下方向に加重が与えられたときには、それぞれが微視的に見れば圧縮変形することは、もとよりである。
この芯材本体10は、全体形状としては平盤状の部材であって、先に述べたようにマットレスMがマットレス要素mとして形成されるときには、その使用者Hの身長方向に例えば3分割する寸法形態をとることはいうまでもない。
【0026】
芯材本体10には、一例としてその上下両面に受圧突稜11が設けられている。なお受圧突稜11について区別して説明する必要がある場合には、図中上面側を受圧突稜11Aとし、下面側を受圧突稜11Bとして示す。
そして、この受圧突稜11は、図1、図2、図4に示すように断面形状で見ると、概ね半円状の断面を有するものであり、上下合わせた場合には、視覚的には連続した円柱状となるような形態を採っている。尚、更に詳しくは、図1、図3に示すようにその頂部11Tにおいては、一部平面状に形成されている。もちろんこの頂部11Tをこのような形状とせず、いわゆるアール(R)断面を連続させたものとしても良い。またいわゆるアール(R)断面と称しても、厳密に円弧断面であることを限定するものではなく、楕円円弧形状なども含むものである。
【0027】
更にこの受圧突稜11の端部側は、連結リブ12によって一体に連結されている。実際には、製造するに当たって、所定の金型キャビティにより、受圧突稜11と連結リブ12は一体に発泡モールド成形されるものである。もちろん、このような形状を得るためには、必ずしもモールド成形に限らず、熱線カッターにより受圧突稜11が残るように平盤状の素材の一部を除去するような加工形態を採っても良い。
そして連結リブ12の上下の端面高さは、ほぼ受圧突稜11の上面(頂部11T)と合致させることが望ましいが、幾分か連結リブ12は、受圧突稜11の上端高さより低くしても、高くしてももとより差し支えない。
【0028】
このような受圧突稜11が形成されることに伴い、実質的には境界溝部13が設けられる。なおこの境界溝部13についても、区別して説明する必要がある場合には、上面側を境界溝部13Aとし、下面側を境界溝部13Bとする。
そして本実施例では、受圧突稜11A側における境界溝部13Aは、一部溝が埋められたような形状を採った、浅溝部14を形成している。この結果、浅溝部14を挟んで両側に位置する受圧突稜11は、相互に連結状態が強化され、浅溝部14が存在しない境界溝部13Bを介して隣接する受圧突稜11Aは、屈曲状態ないしは使用者Hの支持状態を異ならせている。
【0029】
このような芯材本体10に対し、更に緩衝層材2を設けて体幹部矯正誘導用芯材1を構成しうる。緩衝層材2は、例えば合成繊維綿、天然綿等の適宜素材を組み合わせた綿状ないしはウェブ状の部材であって、好ましくは緩衝層材2は、芯材本体10に対し接着部20において固着状態に組み合わせることが好ましい。
なお接着部20は、連結リブ12の部位と、身体の前後方向の両端部に位置する受圧突稜11との間において四角枠状に接着するものであるが、更に接着部20は、各受圧突稜11の頂部に設けてもよい。
【0030】
次にこのような体幹部矯正誘導用芯材1を用いたマットレスMについて説明する。このものは体幹部矯正誘導用芯材1を内部に納めた状態で緩衝層材2の上面に付加機能層材3を設け、更にこれら全体をカバーシート5によって覆うように構成されている。
まず付加機能層材3は、適宜軟質の合成樹脂の発泡材、あるいは綿状のウェブ層を適用したバルキー層31と、機能素材を含んだ機能シート32とを適宜積層させ、これらを上下両面で表殻材となるキルティングシート33で、包みこむような形態を採る。
この付加機能としては、機能紙や繊維層を適用した機能シート32に対して付与した目的機能が発揮されるものであり、具体的には溶岩繊維混入不織布状シート、ゲルマニウム混入不織布状シート、トルマリン混入不織布状シート等のうち、いずれか又はこれらを組み合わせて用い、保温機能、脱臭機能、抗菌、防カビ機能等が付与されている。もちろんのこのような特別な機能だけでなく、バルキー層31を中心とした緩衝機能も付加機能として含むものである。またバルキー層31の材料として適切な珪酸ジルコニウム系セラミックを繊維に混ぜ込んでウェブ状に構成したものを用いるときは、遠赤外線効果により、保湿効果をも得られる。
【0031】
このような付加機能層材3を含み、これをカバーシート5で覆いマットレスMが構成される。
このカバーシート5は、袋状に構成され収納部51内に体幹部矯正誘導用芯材1と、付加繊能層材3を積層させた状態でこれらを包み込むように収納する。その閉鎖に当たっては、ファスナー52により閉塞することが好ましい。またマットレス要素mがそれぞれ分断されている場合には、連繋部53によって折り畳み自在に構成されている。また連繋部53におけるカバーシート5の側端面には、相互に係合しあう面ファスナ54を設けておき、使用時における平盤状態の維持を確実なものとすることが好ましい。
また更にカバーシート5は、3つ折して取り扱うことを考慮して適宜の位置に把手55としてループ状部材、あるいはひも状部材を設けておくことが好ましい。
【0032】
本発明は、以上述べたような構成を有するものであり、使用者HがマットレスMを用いて横臥することにより、以下のような矯正作用がなされる。
即ち受圧突稜11が使用者Hの身長方向と直交する方向に多数本に亘って形成されており、実質的に受圧突稜11とその間の境界溝部13との双方の作用により、図7に示すように体幹部における特に腰椎、脊椎等の各関節を構成する骨部位Bが牽引される方向に誘導されるような状態となり、結果的に骨格を矯正誘導する方向に作用する。この際併せて各関節の周辺の筋肉、じん帯、血管等に、これらを引き伸ばす効果を奏する。因みに各関節の矯正誘導が効果的になされるには、その前段階で周辺筋肉の伸長が図られることが重要であるが、本発明の受圧突稜11と、境界溝部13との相互の形状に因み、上記機能が有効且つ無理なく発揮されている。
また受圧突稜11の間に浅溝部14が形成されている面を用いた場合、使用者Hにとっては、いわゆるソフトな使用感が得られる。
【0033】
本発明を完成する過程においての臨床的な使用実績によれば、例えば体幹部に異常を有している自立歩行が困難であった児童の場合、このマットレスMの使用により体幹の状態が矯正され、自立歩行が可能となっている。
【0034】
〔他の実施の形態〕
本発明は以上述べた実施の形態を一つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のような改変が考えられる。
【0035】
まず図8−1(a)に示すものは、受圧突稜11を専ら片面に形成したものである。
もちろんより広い性能仕様、寸法仕様を得るために、先に述べた実施例のように受圧突稜11は、芯材本体10の上下両面に形成されることが好ましいものの、使用者が限定されているような場合には、一面のみに形成することも差し支えない。
【0036】
更に先に述べた受圧突稜11は、ほぼ半円弧状の突稜形状であったが、更にサインカーブ状断面の突稜(図8−1(b))や、台形状断面の突稜等(図8−1(c))としても差し支えない。
【0037】
また更に、図2に示すような境界溝部13を埋めるような浅溝部14のみならず、図8−1(d)に示すような台形形状の受圧突稜11の形成ピッチを粗くするなどの形態がとり得る。
【0038】
また浅溝部14については、一定ピッチごとに同一形状に形成されるほか、図8−2(e)に示すように浅溝部14の配設位置を変えてそれぞれ異なる突稜群を形成させることももとより差し支えない。
【0039】
また図2に示すように先に述べた実施例は、受圧突稜11間の境界溝部13は、上下において同位置に存在し、その形成ピッチを合致させているが、図8−2(f)に示すようにこの形成ピッチを異ならせるように構成することも可能である。本願の特許請求の範囲の第4項において、形成ピッチを合致させている、という意味は、ピッチ寸法の寸法が合致することのほか、形成位置も合致していることを示すものである。もちろん図8−2(g)に示すように形成ピッチ寸法は、同一でありながらその形成部位の位置を異ならせることも可能である。更に上下の受圧突稜11については、それぞれ形状を異ならせても差し支えない。
【0040】
更に図8−2(h)に示すものは、受圧突稜11の部位に抜き穴112を形成し、その変形状態を設定し得るようにしたものである。なお抜き穴112は、すべての受圧突稜11において形成するほか、必要な部位にのみ設けることももとより差し支えない。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は、このように主として体幹部等の矯正用誘導用として位置づけるものであり、このような体幹障がい、骨格変位障がいを有する使用者Hのほか、健常者であっても日常的な生活習慣から来る体幹部の変形等を矯正することができるものである。
加えて健常者であっても障がい者であっても使用者Hにとっては、結果的に安眠効果等の付随的な効果が得られるものである。
【符号の説明】
【0042】
1 体幹部矯正誘導用芯材
2 緩衝層材
3 付加機能層材
B 骨部位
H 使用者
M マットレス
m マットレス要素
1 体幹部矯正誘導用芯材
10 芯材本体
11 受圧突稜
11A 受圧突稜
11B 受圧突稜
11T 頂部
12 連結リブ
13 境界溝部
13A 境界溝部
13B 境界溝部
14 浅溝部
112 抜き穴
2 緩衝層材
20 接着部
3 付加機能層材
31 バルキー層
32 機能シート
33 キルティングシート
5 カバーシート
51 収納部
52 ファスナー
53 連繋部
54 面ファスナ
55 把手

【特許請求の範囲】
【請求項1】
全体としてほぼ平盤状の硬質発泡樹脂を素材とする芯材本体に対し、少なくともその上下一方の面に多数本の受圧突稜を平行形成し、且つこの受圧突稜の長手方向の端部側は、連結リブによって一体に連結されていることを特徴とする体幹部矯正誘導用芯材。
【請求項2】
前記受圧突稜は、平盤状の芯材本体に対してその上下両面に形成されていることを特徴とする前記請求項1記載の体幹部矯正誘導用芯材。
【請求項3】
前記芯材本体の上下両面にそれぞれ設けられている受圧突稜は、上下両面においてそれぞれ形状を異ならせていることを特徴とする前記請求項2記載の体幹部矯正誘導用芯材。
【請求項4】
前記芯材本体の上下両面にそれぞれ設けられている受圧突稜は、その形成ピッチを合致させていることを特徴とする前記請求項2または3記載の体幹部矯正誘導用芯材。
【請求項5】
前記受圧突稜間に形成される境界凹部は、その深さを異ならせることを特徴とする前記請求項1、2、3または4記載の体幹部矯正誘導用芯材。
【請求項6】
前記芯材本体の上下のいずれか一方、または双方の面には、緩衝層材が設けられていることを特徴とする前記請求項1、2、3、4または5記載の体幹部矯正誘導用芯材。
【請求項7】
前記請求項6記載の体幹部矯正誘導用芯材を用い、これをカバーシートで被覆して成ることを特徴とするマットレス。
【請求項8】
前記体幹部矯正誘導用芯材とカバーシートとの間には、別途付加機能層を設けたことを特徴とする前記請求項7記載のマットレス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8−1】
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【図8−2】
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【公開番号】特開2012−170734(P2012−170734A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−37136(P2011−37136)
【出願日】平成23年2月23日(2011.2.23)
【出願人】(511048270)有限会社ひだまりカンパニー (1)
【Fターム(参考)】