説明

便器洗浄装置

【課題】停電時に便器洗浄を実行することができる便器洗浄装置を提供する。
【解決手段】便器洗浄装置20は、便器本体10に供給する洗浄水を貯留する洗浄タンク21と、この洗浄タンク21に貯留した洗浄水を電動又は手動に切り替えて便器本体10に送水することができるポンプ30とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は便器洗浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は従来の便器洗浄装置を開示している。この便器洗浄装置は、洗浄水を貯留する洗浄タンクと、この洗浄タンクに貯留した洗浄水を便器本体に送水するポンプとを備えている。この便器洗浄装置は、ポンプの動作中に停電になると、その回転部の慣性力による回転によって、便器本体の封水部を水封するために必要な水量を便器本体に送水する。
【0003】
このため、この便器洗浄装置は、ポンプを動作させて便器洗浄を実行している途中で停電になっても、便器本体への洗浄水の供給が直ぐに停止せず、便器本体の封水部を水封することができる。このため、封水部より下流側から便鉢部側に臭気が逆流することを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−174944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の便器洗浄装置は、便器洗浄中、つまり加圧ポンプが動作している最中に停電になる場合を想定しており、動作していた加圧ポンプの回転部の慣性力を利用して便器本体に洗浄水を送水するものである。このため、この便器洗浄装置は、停電時、つまり加圧ポンプが動作していない状態では新たに便器洗浄を実行することができない。
【0006】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、停電時に便器洗浄を実行することができる便器洗浄装置を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の便器洗浄装置は、便器本体に供給する洗浄水を貯留する洗浄タンクと、この洗浄タンクに貯留した前記洗浄水を電動又は手動に切り替えて前記便器本体に送水することができるポンプとを備えていることを特徴とする。
【0008】
この便器洗浄装置は、洗浄タンクに貯留した洗浄水を便器本体に送水するポンプが電動又は手動に切り替えることができる。このため、この便器洗浄装置は、非停電時には電動によって洗浄タンクに貯留した洗浄水を便器本体に送水し、停電時には手動によって洗浄タンクに貯留した洗浄水を便器本体に送水することができる。
【0009】
したがって、本発明の便器洗浄装置は停電時に便器洗浄を実行することができる。
【0010】
前記ポンプは、インペラーと、このインペラーを回転し、着脱することができる交換部材を具備した駆動部とを有しており、
前記交換部材は、前記インペラーを電動で駆動する電動式駆動部材と、前記インペラーを手動で駆動する手動式駆動部材との2種類であり得る。
【0011】
この場合、非停電時、ポンプは電気式駆動部材が取り付けられており、インペラーを電動で駆動し、洗浄タンクに貯留した洗浄水を便器本体に供給することができる。また、停電時、ポンプは、電気式駆動部材が取り外され、手動式駆動部材が取り付けられる。これによって、インペラーを手動で駆動し、洗浄タンクに貯留した洗浄水を便器本体に供給することができる。
【0012】
前記インペラーは、一体に回転する回転軸と、この回転軸の周面に設けた第1永久磁石からなるローターとを有しており、
前記電動式駆動部材は、前記ローターの周囲に隙間を空けて配置したコイルからなるステーターを有しており、
前記手動式駆動部材は、前記ローターの周囲に隙間を空けて回転自在に配置し、磁力によって前記ローターを引き付けて回転させる第2永久磁石を具備した回転体を有し得る。
【0013】
この場合、非停電時、ポンプは電気式駆動部材が取り付けられており、ステーター(コイル)に電流を流してローター(第1永久磁石)との間で電磁相互作用を発生させてローターを回転させることができる。これによって、インペラーが回転し、洗浄タンクに貯留した洗浄水を便器本体に供給することができる。また、停電時、ポンプは、電気式駆動部材が取り外され、手動式駆動部材が取り付けられる。そして、手動式駆動部材の第2永久磁石を具備した回転体を回転することによって、磁力によって引き付けられたローター(第1永久磁石)を回転させることができる。これによって、インペラーが回転し、洗浄タンクに貯留した洗浄水を便器本体に供給することができる。
【0014】
前記手動式駆動部材は前記回転体を弾性力により回転させる弾性体を有し得る。この場合、手動式駆動部材は弾性体の弾性力を利用することによって、回転体を安定的に回転させることができる。このため、インペラーが安定的に回転し、便器洗浄装置は設定した水量の洗浄水を便器本体に確実に供給することができる。
【0015】
前記手動式駆動部材は、前記回転体を間接的に回転するハンドルと、このハンドルの回転数を表示する表示部を有し得る。この場合、ハンドルの回転数によって、ローター及びインペラーの回転数が決定し、便器本体に供給する洗浄水の水量が決定する。このため、大洗浄、及び小洗浄に利用する洗浄水の水量に応じて、ハンドルの回転数を設定しておき、表示部に表示される回転数を確認しながら設定回数ハンドルを回転することによって、この便器洗浄装置は、手動でも大洗浄、及び小洗浄を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】実施例1及び2における水洗式便器を示す概略図である。
【図2】実施例1及び2において電動式駆動部材をポンプに取り付けた状態を示す断面図である。
【図3】実施例1の手動式駆動部材をポンプに取り付ける前の状態を示す断面図である。
【図4】実施例1の手動式駆動部材をポンプに取り付けた状態を示す断面図である。
【図5】実施例2の手動式駆動部材をポンプに取り付ける前の状態を示す断面図である。
【図6】実施例2の手動式駆動部材をポンプに取り付けた状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の便器洗浄装置を備えた水洗式便器を具体化した実施例1及び2について、図面を参照しつつ説明する。
【0018】
<実施例1>
実施例1の水洗式便器は、図1に示すように、便器本体10と便器洗浄装置20とを備えている。便器本体10は、便鉢部11と、この便鉢部11の下流側に連通する便器排水路12とを有している。また、便器本体10は上面に便座装置13を取り付けている。便座装置13は、便器本体10の上面後部に取り付けた便座ボックス14と、便座ボックス14に回動自在に取り付けられた便蓋15及び便座16とを有している。便座装置13は、便座ボックス14内に局部洗浄装置17A、脱臭装置17B等の電気機器17と、それらを制御する制御装置18とを収納している。
【0019】
便器洗浄装置20は、洗浄水を貯留する洗浄タンク21と、洗浄タンク21と便器本体10とを連通する給水路22と、給水路22を介して洗浄タンク21に貯留した洗浄水を便器本体10に送水するポンプ30と、ポンプ30に電力を供給する電源装置23とを備えている。
【0020】
洗浄タンク21は便器本体10の背後に設置している。このため、水洗式便器はローシルエットを実現することができる。洗浄タンク21は側面下部に給水路22の上流端を接続している。給水路22は下流端を便器本体10の便鉢部11の後部に接続している。給水路22の下流端から吐水された洗浄水は便鉢部11の上部周縁に設けられたリム通水路に沿って一方向に流れながら便鉢部11の表面に流れ落ちる。このため、洗浄水は便鉢部11の表面を旋回しながら便器排水路12に流れ込む旋回流を形成する。
【0021】
ポンプ30は、図2に示すように、インペラー31と、インペラー31を回転する駆動部36とを有している。インペラー31は内部に洗浄水が流れるポンプ室32内に回転自在に配置されている。ポンプ室32は側壁部32Aに吸込口33が開口している。吸込口33は給水路22を介して洗浄タンク21に連通している。ポンプ室32は上壁部32Bに送水口34が開口している。送水口34は給水路22を介して便器本体10の便鉢部11に連通している。
【0022】
インペラー31は一体に回転する回転軸31Aを有している。回転軸31Aは水平方向に延びている。このため、インペラー31は垂直面で回転する。回転軸31Aは吸込口33に対向するポンプ室32の側壁部32Cから水密状に外側に突出している。回転軸31Aはポンプ室32から外側に突出した部分で円柱状の拡径部31Bを有している。回転軸31Aは拡径部31Bの周面に第1永久磁石からなるローター37が設けられている。ローター37はポンプ室32の側壁部32Cに一体的に設けられたローター室38内に回転軸31Aを中心に回転自在に収納されている。ローター室38は、ポンプ室32の側壁部32Cから延び、ローター37の外周面とわずかな隙間を有した円筒状の周壁部38Aと、周壁部38Aの端部を閉鎖し、回転軸31Aの端部を軸支する軸受38Bを内面の中央に設けた円盤状の側壁部38Cとを有している。
【0023】
駆動部36は、ローター37と、ローター37の周面に沿って離れた位置に配置したコイルからなるステーター41とを有している。ステーター41は交換部材である電動式駆動部材40の内周面に固定されている。電動式駆動部材40は、円筒状の周壁部40Aと、周壁部40Aの一端を閉鎖する側壁部40Bとを有している。周壁部40Aの開口側の端部内面にステーター41が固定されている。ステーター41の内側にローター室38を挿入するようにして、電動式駆動部材40はポンプ室32の側壁部32Cに着脱自在に取り付けることができる。駆動部36は、ステーター41に電流を流すことによってローター37との間で電磁相互作用を発生させてローター37及びインペラー31を設定した方向に回転させることができる。このため、インペラー31がポンプ室32の吸込口33から吸込んだ洗浄水を送水口34から送水することができる。つまり、洗浄タンク21に貯留した洗浄水を便器本体10に供給することができる。
【0024】
ポンプ30は、図3及び図4に示すように、電動式駆動部材40を取り外したポンプ室32の側壁部32Cに交換部材である手動式駆動部材50を着脱自在に取り付けることができる。
【0025】
手動式駆動部材50は、回転体51と、回転体51を先端部に保持して回転する回転駆動部55とを有している。回転体51は、一端部が開口してローター室38を収納する凹部52と、凹部52の周囲に配置した第2永久磁石53を具備している。凹部52にローター室38を収納した状態で、第2永久磁石53はローター37の周面に沿って離れた位置に配置される。
【0026】
回転駆動部55は、回転体51の回転中心に連結した駆動軸56と、複数の歯車57A、57B、57Cと、歯車57Cを回転するハンドル58と、ハンドル58の回転数を表示する表示部59とを有している。回転駆動部55は、ハンドル58を一方向に回転することによって、複数の歯車57A、57B、57Cを経由して間接的に駆動軸56及び回転体51を設定した方向に回転することができる。回転体51が設定した方向に回転することによって、第2永久磁石53とローター37との磁力によって引き付けられたローター37も設定した方向に回転し、インペラー31も設定した方向に回転する。これによって、インペラー31がポンプ室32の吸込口33から吸込んだ洗浄水を送水口34から送水することができる。つまり、洗浄タンク21に貯留した洗浄水を便器本体10に供給することができる。
【0027】
表示部59は、ハンドル58に埋め込まれた磁石58Aがその回転軌道上に設けられたセンサー59Aに検知されることによってハンドル58の回転数がカウントされ、その回転数を表示することができる。
【0028】
このような構成を有する便器洗浄装置20は、非停電時、ポンプ30は駆動部36に電動式駆動部材40が取り付けられており、ステーター41に電流を流してローター37との間で電磁相互作用を発生させ、ローター37を回転する。これによって、インペラー31が回転し、洗浄タンク21に貯留した洗浄水を便器本体10に供給することができる。この際、ステーター41に流す電流の時間、又は強さを変更することによって、ローター37及びインペラー31の回転数、又は回転速度を変更することができる。このため、便器洗浄装置20は、ステーター41に流す電流を制御することによって、洗浄水量の多い大洗浄、及び洗浄水量の少ない小洗浄を実行することができる。
【0029】
また、この便器洗浄装置20は、停電時、ポンプ30の駆動部36に取り付けられた電動式駆動部材40を取り外し、手動式駆動部材50を取り付ける。そして、ハンドル58を一方向に回転することによって、第2永久磁石53を具備した回転体51を設定した方向に回転させる。すると、第2永久磁石53とローター37との磁力によって引き付けられたローター37も設定した方向に回転する。これによって、インペラー31が設定した方向に回転し、洗浄タンク21に貯留した洗浄水を便器本体10に供給することができる。このように、この便器洗浄装置20は、洗浄タンク21に貯留した洗浄水を便器本体10に送水するポンプ30を電動又は手動に切り替えることができる。
【0030】
また、この便器洗浄装置20は、手動式駆動部材40のハンドル58の回転数によって、ローター37及びインペラー31の回転数が決定し、便器本体10に供給する洗浄水の水量を決定することができる。このため、大洗浄、及び小洗浄に利用する洗浄水の水量に応じて、ハンドル58の回転数を設定しておき、表示部59に表示される回転数を確認しながらハンドル58を設定回数、回転させることによって、便器洗浄装置20は、手動でも洗浄水量の多い大洗浄、及び洗浄水量の少ない小洗浄を実行することができる。
【0031】
したがって、実施例1の便器洗浄装置20を備えた水洗式便器は停電時に便器洗浄を実行することができる。
【0032】
<実施例2>
実施例2の水洗式便器は、図5及び図6に示すように、手動式駆動部材60の構成が実施例1と相違する。他の構成は実施例1と同様であり、同一の構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0033】
実施例2の手動式駆動部材60は、回転体51と、回転体51を先端部に保持して回転する回転駆動部61とを有している。回転駆動部61は、回転体51の回転中心に連結した駆動軸62と、内側端部が駆動軸62に連結した弾性体である渦巻きバネ63と、駆動軸62に連結したハンドル58と、ハンドル58の回転数を表示する表示部59とを有している。回転駆動部61は、ハンドル58を右回転することによって、渦巻きバネ63を巻き上げることができる。回転駆動部61は渦巻きバネ63は巻き上げた状態でロックする図示しないロック機構を有している。ロック機構を解除することによって、渦巻きバネ63の弾性力によって駆動軸62が左回転する。駆動軸62は図示しないクラッチ機能を有しており、回転体51が連結した駆動軸62の先端側は、右回転をせず、左回転のみ回転する。このため、ハンドル58で渦巻きバネ63を巻き上げている際には、回転体51は回転せず、ロック機構を解除すると、回転体51は駆動軸62と共に左回転する。このように、ハンドル58は回転体51を間接的に回転させることができる。
【0034】
回転体51が左回転することによって、磁力によって引き付けられたローター37も左回転し、インペラー31も左回転する。これによって、インペラー31がポンプ室32の吸込口33から吸込んだ洗浄水を送水口34から送水することができる。つまり、洗浄タンク21に貯留した洗浄水を便器本体10に供給することができる。
【0035】
このような構成を有する便器洗浄装置70は、停電時、ポンプ80の駆動部36に取り付けられた電動式駆動部材40を取り外し、手動式駆動部材60を取り付ける。そして、ハンドル58を右回転して渦巻きバネ63を巻き上げた後、ロック機構を解除すると、渦巻きバネ63の弾性力によって回転体51が左回転する。すると、第2永久磁石53とローター37との磁力によって引き付けられたローター37が左回転する。これによって、インペラー31が左回転し、洗浄タンク21に貯留した洗浄水を便器本体10に供給することができる。このように、この便器洗浄装置70は、洗浄タンク21に貯留した洗浄水を便器本体10に送水するポンプ80を電動又は手動に切り替えることができる。
【0036】
また、この便器洗浄装置70は、渦巻きバネ63の弾性力によって回転体51を回転させるため、回転体51を安定的に回転させることができる。このため、インペラー31が安定的に回転し、停電時でも便器洗浄装置70は設定した水量の洗浄水を便器本体10に確実に供給することができる。
【0037】
また、この便器洗浄装置70は、ハンドル58の回転数によって渦巻きバネ63の巻き具合が決定するため、ハンドル58の回転数によってローター37及びインペラー31の回転数が決定し、便器本体10に供給する洗浄水の水量を決定することができる。このため、大洗浄、及び小洗浄に利用する洗浄水の水量に応じて、ハンドル58の回転数を設定しておき、表示部59に表示される回転数を確認しながらハンドル58を設定回数、回転させることによって、便器洗浄装置70は、手動でも洗浄水量の多い大洗浄、及び洗浄水量の少ない小洗浄を実行することができる。
【0038】
したがって、実施例2の便器洗浄装置70を備えた水洗式便器も停電時に便器洗浄を実行することができる。
【0039】
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1及び2では、手動式駆動部材はハンドルの回転数を表示する表示部を有していたが、表示部を有さなくてもよい。
(2)実施例1及び2では、インペラーを有するポンプであったが、他の形式のポンプであってもよい。
(3)実施例1及び2では、洗浄タンクが便器本体の背後に設置したが、洗浄タンクは他の位置に設置してもよい。
【符号の説明】
【0040】
10…便器本体
20、70…便器洗浄装置
21…洗浄タンク
30、80…ポンプ
31…インペラー
31A…回転軸
36…駆動部
37…ローター(第1永久磁石)
40…電動式駆動部材(交換部材)
41…ステーター(コイル)
50、60…手動式駆動部材(交換部材)
51…回転体
53…第2永久磁石
58…ハンドル
59…表示部
63…渦巻きバネ(弾性体)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
便器本体に供給する洗浄水を貯留する洗浄タンクと、この洗浄タンクに貯留した前記洗浄水を電動又は手動に切り替えて前記便器本体に送水することができるポンプとを備えていることを特徴とする便器洗浄装置。
【請求項2】
前記ポンプは、インペラーと、このインペラーを回転し、着脱することができる交換部材を具備した駆動部とを有しており、
前記交換部材は、前記インペラーを電動で駆動する電動式駆動部材と、前記インペラーを手動で駆動する手動式駆動部材との2種類であることを特徴とする請求項1記載の便器洗浄装置。
【請求項3】
前記インペラーは、一体に回転する回転軸と、この回転軸の周面に設けた第1永久磁石からなるローターとを有しており、
前記電動式駆動部材は、前記ローターの周囲に隙間を空けて配置したコイルからなるステーターを有しており、
前記手動式駆動部材は、前記ローターの周囲に隙間を空けて回転自在に配置し、磁力によって前記ローターを引き付けて回転させる第2永久磁石を具備した回転体を有していることを特徴とする請求項2記載の便器洗浄装置。
【請求項4】
前記手動式駆動部材は前記回転体を弾性力により回転させる弾性体を有していることを特徴とする請求項3記載の便器洗浄装置。
【請求項5】
前記手動式駆動部材は、前記回転体を間接的に回転させるハンドルと、このハンドルの回転数を表示する表示部を有していることを特徴とする請求項3又は4記載の便器洗浄装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−64248(P2013−64248A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−202655(P2011−202655)
【出願日】平成23年9月16日(2011.9.16)
【出願人】(302045705)株式会社LIXIL (949)
【Fターム(参考)】