信号用端子台ユニット及び誘導灯
【課題】テスタ等の計測器を使用しなくても信号線の適正な接続が視覚的に確認できる信号用端子台を提供する。
【解決手段】信号用端子台ユニット100は、他の装置と接続するための複数の種類の信号線ごとに、信号用端子台10〜40を備えている。信号用端子台ユニット100の信号用端子台10は、光を発する光源11と、信号線14a,14bが接続される接続部13a,13bと、接続部13a,13bに接続された信号線14a,14bの信号電圧が予め設定された適正電圧である場合には、光源11を、所定の発光状態に制御する接続表示部12とを備えている。その他の信号用端子台20〜40も信号用端子台10と同じ構成である。
【解決手段】信号用端子台ユニット100は、他の装置と接続するための複数の種類の信号線ごとに、信号用端子台10〜40を備えている。信号用端子台ユニット100の信号用端子台10は、光を発する光源11と、信号線14a,14bが接続される接続部13a,13bと、接続部13a,13bに接続された信号線14a,14bの信号電圧が予め設定された適正電圧である場合には、光源11を、所定の発光状態に制御する接続表示部12とを備えている。その他の信号用端子台20〜40も信号用端子台10と同じ構成である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、複数の信号用端子台からなる信号用端子台ユニット、及びこの信号用端子台ユニットを備えた誘導灯に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術として、信号装置の信号線接続表示に関する技術がある。特許文献1は、誘導灯ではないが、誘導灯に使用する信号装置において、火災信号の受信の有無、報知信号の送信の有無を表示する表示手段を備えている。また、特許文献2は、誘導灯ではないが、誘導灯に使用する信号装置において、手動あるいはコンピュータ出力状態によって発光色を変えて表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−209972号
【特許文献2】特開平10−177897号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在では、活性形誘導灯(点滅形、誘導音付加点滅形)に接続される信号装置の信号線および誘導灯の連動線または煙感知器が繋がれているかの確認は、実際に動作させるか、テスタ等の計測器を使用しなければ分からないという課題があった。
【0005】
本発明は、テスタ等の計測器を使用しなくても信号線の適正な接続が視覚的に確認できる信号用端子台の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の信号用端子台ユニットは、
他の装置と接続するための複数の種類の信号線ごとに、信号用端子台を備え、
それぞれの前記信号用端子台は、
光を発する光源と、
前記信号線が接続される接続部と、
前記接続部に接続された前記信号線の信号電圧が予め設定された適正電圧である場合には、前記光源を、所定の発光状態に制御する接続表示部と
を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、事前に配線確認を行うことができるので、誤配線によるトラブルの解消によって施工時の時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】実施の形態1の誘導灯システムを示す図。
【図2】実施の形態1の信号用端子台ユニット100を示す図。
【図3】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED配置を示す図。
【図4】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED配置を示す図。
【図5】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED配置を示す図。
【図6】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED配置を示す図。
【図7】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED11、21、31、41の表示例を示す表。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1〜図6を参照して、実施の形態1の誘導灯1000を説明する。誘導灯1000は、後述の信号用端子台ユニット100を備えた点が特徴である。以下の実施の形態1で説明する誘導灯1000は、点滅機能、音声発生機能、あるいは点滅機能と音声発生機能とを有する、活性形誘導灯である。活性形誘導灯である誘導灯1000は、信号装置から送信される点滅信号の信号線をはじめとする複数種類の信号線が接続される。信号用端子台ユニット100は、信号線ごとに信号用端子台を備えている。各信号用端子台は、接続された信号線の信号電圧が、予め設定された適正電圧である場合には、保有する光源(LED)を、所定の発光状態(不点灯を含む)に制御する。このように誘導灯1000は複数の信号用端子台からなる信号用端子台ユニット100を備えたので、それぞれの信号線が接続されるべき信号線用端子台に適正に接続されているかどうかを、テスタ等の計測器を使用することなく、目視で簡単に確認できる。
【0010】
図1は、ビルに設置される誘導灯システムの構成を示す図である。誘導灯システムは、複数の誘導灯1000と、自動火災報知設備2000と、信号装置3000とを備えている。図1では、3階〜5階の誘導灯1000を示した。各誘導灯1000には、煙感知器が接続されている。
【0011】
信号装置3000には、自動火災報知設備2000が接続している。また、信号装置3000には各誘導灯1000が接続している。火災が発生した場合には、自動火災報知設備2000が信号装置3000に火災発生の信号を送信し、信号装置3000は火災発生の信号を受信すると、各誘導灯1000に点滅信号を送信する。すると、各誘導灯1000は非常点滅用として保有するキセノンランプを点滅する。
【0012】
4階(4F)の誘導灯1000に着目すると、この誘導灯1000は、煙感知器401からの信号線14、3階(3F)の誘導灯1000からの信号線24、5階(5F)の誘導灯1000への信号線34、信号装置3000からの点滅信号の信号線44が接続する。ここで、信号線24及び信号線34は、連動停止用の信号線である。
【0013】
図2は、4階の誘導灯1000に内蔵される信号用端子台ユニット100を示す図である。この信号用端子台ユニット100は、他の装置(煙感知器401、信号装置3000、3階の誘導灯1000、5階の誘導灯1000等)と接続するための複数の種類の信号線ごとに、信号用端子台を備えている。
信号用端子台10は、煙感知器401用の信号線14a,14bと接続し、信号用端子台20は、3階の誘導灯1000用の信号線24a,24bと接続し、信号用端子台30は、5階の誘導灯1000用の信号線34a,34bと接続し、信号用端子台40は、信号装置3000用の信号線と44a,44b接続する。
【0014】
図2の信号用端子台10に着目すると、信号用端子台10は、LED11(表示用光源)と、接続表示部12と、信号線14a、14bが接続される接続部13a、13bとを備える。接続表示部12は、接続部13a、13bに接続された信号線14a、14bの信号電圧が、予め設定された適正電圧である場合には、LED11を、所定の発光状態に制御する。なお、「所定の発光状態」は、LED11を発光させない「不点灯」の場合もある。どのような発光状態とするかは、実装による。他の信号用端子台20〜40も信号用端子台10と同じ構成である。
【0015】
図3〜図6は、LED11〜LED41の配置位置のバリエーションを示す図である。
図3は、LED11〜LED41を、誘導灯内部に配置する場合の外観図である。
図4は、LED11〜LED41を、誘導灯の下面側に配置する場合の外観図である。 図5は、LED11〜LED41を、表示面と同じ面の下部に配置した外観図である。
図6は、LED11〜LED41を、表示面と同じ面の左側に配置した外観図である。
【0016】
なお、図2では、信号用端子台ユニット100は、煙感知器用の信号用端子台10、上下階連動信号用の信号用端子台20,30、及び点滅信号用の信号用端子台40を備えたが、さらに、誘導灯1000が誘導音の発生機能を有する場合には、誘導音の発生を指示する誘導音信号(信号装置3000が送信)の信号用端子台を備える。
【0017】
図7は、誘導灯1000における各信号用端子台ユニットの表示例を示す図である。図7を説明する。図7は、図2の誘導灯1000の構成図に対応する。
(1)対象活性化誘導灯の列は、対象活性化誘導灯の有する機能を示している。例1は対象活性化誘導灯として2つのタイプを示している。例1の上段は、音声発生機能付及び「点滅機能+音声発生機能付」の2タイプを示している。例1の下段は、点滅機能付の1タイプを示している。例2も同様である。なお例1と例2とは、信号用端子台における「○」、「×」のパターンが異なる。下記のように「○」、「×」は図2のLEDの点灯、消灯を示す。
(2)信号電圧の列は、信号電圧がDC24、AC100Vの別を示している。
(3)信号線接続の列は、信号線が接続部13a,13b〜43a,43bに接続されているかどうかを示す。例えば例1の上段において、信号線電圧24V(有り)、信号線接続(無し)とは、信号線14a,14b〜44a,44bに信号電圧24Vが発生しているが、信号線14a,14b〜44a,44bが接続部13a,13b〜43a,43bに接続されていない状態を示す。そのときのLED11、21、31、41の発光状態が「煙感知器」〜「点滅信号」の○×パターンに対応する。よってこの場合、LED11〜41は全て○(点灯)である。また、煙感知器動作とは、信号線が接続状態にあるとき、煙感知器からの煙検出の信号が信号用端子台10に入力された場合を意味する。そのときのLEDの発光状態が「煙感知器」〜「点滅信号」の○×パターンに対応する。例えば例1の上段では点滅信号の信号用端子台40のLED41が点滅し、LED11、21、31は消灯状態である。
(4)表示光源色の列は、LED11〜41の発光色を示す。図7では、信号電圧DC24は緑色、信号電圧AC100Vは橙色である。
(5)信号用端子台ユニットにおける信号用端子台の煙感知器、直下階、直上階、点滅信号とあるのは、それぞれ図2の信号用端子台10〜40に対応する。また、「信号用端子台」における「○」はその信号用端子台のLEDの「点灯」を示し、「×」は消灯を示す。
【0018】
以上のように、実施の形態1の信号用端子台ユニット100は、複数の信号用端子台10〜40を備えたので、それぞれの信号線が接続されるべき信号線用端子台に適正に信号線が接続されているかどうかを、テスタ等の計測器を使用することなく、目視で簡単に確認できる。
図7は、その表示例を表1.としてまとめたものである。図7を説明する。
【符号の説明】
【0019】
10〜40 信号用端子台、11,21,31,41 LED、12,22,32,42 接続表示部、13,23,33,43 接続部、14,24,34,44 信号線、301,401,501 煙感知器、100 信号用端子台ユニット、1000 誘導灯、2000 自動火災報知設備、3000 信号装置。
【技術分野】
【0001】
この発明は、複数の信号用端子台からなる信号用端子台ユニット、及びこの信号用端子台ユニットを備えた誘導灯に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術として、信号装置の信号線接続表示に関する技術がある。特許文献1は、誘導灯ではないが、誘導灯に使用する信号装置において、火災信号の受信の有無、報知信号の送信の有無を表示する表示手段を備えている。また、特許文献2は、誘導灯ではないが、誘導灯に使用する信号装置において、手動あるいはコンピュータ出力状態によって発光色を変えて表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−209972号
【特許文献2】特開平10−177897号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在では、活性形誘導灯(点滅形、誘導音付加点滅形)に接続される信号装置の信号線および誘導灯の連動線または煙感知器が繋がれているかの確認は、実際に動作させるか、テスタ等の計測器を使用しなければ分からないという課題があった。
【0005】
本発明は、テスタ等の計測器を使用しなくても信号線の適正な接続が視覚的に確認できる信号用端子台の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の信号用端子台ユニットは、
他の装置と接続するための複数の種類の信号線ごとに、信号用端子台を備え、
それぞれの前記信号用端子台は、
光を発する光源と、
前記信号線が接続される接続部と、
前記接続部に接続された前記信号線の信号電圧が予め設定された適正電圧である場合には、前記光源を、所定の発光状態に制御する接続表示部と
を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、事前に配線確認を行うことができるので、誤配線によるトラブルの解消によって施工時の時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】実施の形態1の誘導灯システムを示す図。
【図2】実施の形態1の信号用端子台ユニット100を示す図。
【図3】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED配置を示す図。
【図4】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED配置を示す図。
【図5】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED配置を示す図。
【図6】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED配置を示す図。
【図7】実施の形態1の誘導灯1000におけるLED11、21、31、41の表示例を示す表。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1〜図6を参照して、実施の形態1の誘導灯1000を説明する。誘導灯1000は、後述の信号用端子台ユニット100を備えた点が特徴である。以下の実施の形態1で説明する誘導灯1000は、点滅機能、音声発生機能、あるいは点滅機能と音声発生機能とを有する、活性形誘導灯である。活性形誘導灯である誘導灯1000は、信号装置から送信される点滅信号の信号線をはじめとする複数種類の信号線が接続される。信号用端子台ユニット100は、信号線ごとに信号用端子台を備えている。各信号用端子台は、接続された信号線の信号電圧が、予め設定された適正電圧である場合には、保有する光源(LED)を、所定の発光状態(不点灯を含む)に制御する。このように誘導灯1000は複数の信号用端子台からなる信号用端子台ユニット100を備えたので、それぞれの信号線が接続されるべき信号線用端子台に適正に接続されているかどうかを、テスタ等の計測器を使用することなく、目視で簡単に確認できる。
【0010】
図1は、ビルに設置される誘導灯システムの構成を示す図である。誘導灯システムは、複数の誘導灯1000と、自動火災報知設備2000と、信号装置3000とを備えている。図1では、3階〜5階の誘導灯1000を示した。各誘導灯1000には、煙感知器が接続されている。
【0011】
信号装置3000には、自動火災報知設備2000が接続している。また、信号装置3000には各誘導灯1000が接続している。火災が発生した場合には、自動火災報知設備2000が信号装置3000に火災発生の信号を送信し、信号装置3000は火災発生の信号を受信すると、各誘導灯1000に点滅信号を送信する。すると、各誘導灯1000は非常点滅用として保有するキセノンランプを点滅する。
【0012】
4階(4F)の誘導灯1000に着目すると、この誘導灯1000は、煙感知器401からの信号線14、3階(3F)の誘導灯1000からの信号線24、5階(5F)の誘導灯1000への信号線34、信号装置3000からの点滅信号の信号線44が接続する。ここで、信号線24及び信号線34は、連動停止用の信号線である。
【0013】
図2は、4階の誘導灯1000に内蔵される信号用端子台ユニット100を示す図である。この信号用端子台ユニット100は、他の装置(煙感知器401、信号装置3000、3階の誘導灯1000、5階の誘導灯1000等)と接続するための複数の種類の信号線ごとに、信号用端子台を備えている。
信号用端子台10は、煙感知器401用の信号線14a,14bと接続し、信号用端子台20は、3階の誘導灯1000用の信号線24a,24bと接続し、信号用端子台30は、5階の誘導灯1000用の信号線34a,34bと接続し、信号用端子台40は、信号装置3000用の信号線と44a,44b接続する。
【0014】
図2の信号用端子台10に着目すると、信号用端子台10は、LED11(表示用光源)と、接続表示部12と、信号線14a、14bが接続される接続部13a、13bとを備える。接続表示部12は、接続部13a、13bに接続された信号線14a、14bの信号電圧が、予め設定された適正電圧である場合には、LED11を、所定の発光状態に制御する。なお、「所定の発光状態」は、LED11を発光させない「不点灯」の場合もある。どのような発光状態とするかは、実装による。他の信号用端子台20〜40も信号用端子台10と同じ構成である。
【0015】
図3〜図6は、LED11〜LED41の配置位置のバリエーションを示す図である。
図3は、LED11〜LED41を、誘導灯内部に配置する場合の外観図である。
図4は、LED11〜LED41を、誘導灯の下面側に配置する場合の外観図である。 図5は、LED11〜LED41を、表示面と同じ面の下部に配置した外観図である。
図6は、LED11〜LED41を、表示面と同じ面の左側に配置した外観図である。
【0016】
なお、図2では、信号用端子台ユニット100は、煙感知器用の信号用端子台10、上下階連動信号用の信号用端子台20,30、及び点滅信号用の信号用端子台40を備えたが、さらに、誘導灯1000が誘導音の発生機能を有する場合には、誘導音の発生を指示する誘導音信号(信号装置3000が送信)の信号用端子台を備える。
【0017】
図7は、誘導灯1000における各信号用端子台ユニットの表示例を示す図である。図7を説明する。図7は、図2の誘導灯1000の構成図に対応する。
(1)対象活性化誘導灯の列は、対象活性化誘導灯の有する機能を示している。例1は対象活性化誘導灯として2つのタイプを示している。例1の上段は、音声発生機能付及び「点滅機能+音声発生機能付」の2タイプを示している。例1の下段は、点滅機能付の1タイプを示している。例2も同様である。なお例1と例2とは、信号用端子台における「○」、「×」のパターンが異なる。下記のように「○」、「×」は図2のLEDの点灯、消灯を示す。
(2)信号電圧の列は、信号電圧がDC24、AC100Vの別を示している。
(3)信号線接続の列は、信号線が接続部13a,13b〜43a,43bに接続されているかどうかを示す。例えば例1の上段において、信号線電圧24V(有り)、信号線接続(無し)とは、信号線14a,14b〜44a,44bに信号電圧24Vが発生しているが、信号線14a,14b〜44a,44bが接続部13a,13b〜43a,43bに接続されていない状態を示す。そのときのLED11、21、31、41の発光状態が「煙感知器」〜「点滅信号」の○×パターンに対応する。よってこの場合、LED11〜41は全て○(点灯)である。また、煙感知器動作とは、信号線が接続状態にあるとき、煙感知器からの煙検出の信号が信号用端子台10に入力された場合を意味する。そのときのLEDの発光状態が「煙感知器」〜「点滅信号」の○×パターンに対応する。例えば例1の上段では点滅信号の信号用端子台40のLED41が点滅し、LED11、21、31は消灯状態である。
(4)表示光源色の列は、LED11〜41の発光色を示す。図7では、信号電圧DC24は緑色、信号電圧AC100Vは橙色である。
(5)信号用端子台ユニットにおける信号用端子台の煙感知器、直下階、直上階、点滅信号とあるのは、それぞれ図2の信号用端子台10〜40に対応する。また、「信号用端子台」における「○」はその信号用端子台のLEDの「点灯」を示し、「×」は消灯を示す。
【0018】
以上のように、実施の形態1の信号用端子台ユニット100は、複数の信号用端子台10〜40を備えたので、それぞれの信号線が接続されるべき信号線用端子台に適正に信号線が接続されているかどうかを、テスタ等の計測器を使用することなく、目視で簡単に確認できる。
図7は、その表示例を表1.としてまとめたものである。図7を説明する。
【符号の説明】
【0019】
10〜40 信号用端子台、11,21,31,41 LED、12,22,32,42 接続表示部、13,23,33,43 接続部、14,24,34,44 信号線、301,401,501 煙感知器、100 信号用端子台ユニット、1000 誘導灯、2000 自動火災報知設備、3000 信号装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
他の装置と接続するための複数の種類の信号線ごとに、信号用端子台を備え、
それぞれの前記信号用端子台は、
光を発する光源と、
前記信号線が接続される接続部と、
前記接続部に接続された前記信号線の信号電圧が予め設定された適正電圧である場合には、前記光源を、所定の発光状態に制御する接続表示部と
を備えたことを特徴とする信号用端子台ユニット。
【請求項2】
請求項1記載の信号用端子台ユニットを備えたことを特徴とする誘導灯。
【請求項3】
前記誘導灯の前記信号用端子台ユニットは、
前記信号用端子台として、少なくとも、
前記他の装置である信号装置の送信する点滅信号用の信号用端子台と、
前記他の装置である煙感知器の送信する煙感知信号用の信号用端子台と
を備えたことを特徴とする請求項2記載の誘導灯。
【請求項1】
他の装置と接続するための複数の種類の信号線ごとに、信号用端子台を備え、
それぞれの前記信号用端子台は、
光を発する光源と、
前記信号線が接続される接続部と、
前記接続部に接続された前記信号線の信号電圧が予め設定された適正電圧である場合には、前記光源を、所定の発光状態に制御する接続表示部と
を備えたことを特徴とする信号用端子台ユニット。
【請求項2】
請求項1記載の信号用端子台ユニットを備えたことを特徴とする誘導灯。
【請求項3】
前記誘導灯の前記信号用端子台ユニットは、
前記信号用端子台として、少なくとも、
前記他の装置である信号装置の送信する点滅信号用の信号用端子台と、
前記他の装置である煙感知器の送信する煙感知信号用の信号用端子台と
を備えたことを特徴とする請求項2記載の誘導灯。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【公開番号】特開2012−93939(P2012−93939A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−240372(P2010−240372)
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【出願人】(390014546)三菱電機照明株式会社 (585)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【出願人】(390014546)三菱電機照明株式会社 (585)
【Fターム(参考)】
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