説明

健康増進具

【課題】健康増進具上で人が飛び跳ね動作を円滑にできるようにするなどして、この健康増進具による健康の増進が良好に達成されるようにする。
【解決手段】健康増進具1は、弾性体2と、この弾性体2を全体的に覆う可撓性のカバー体3とを備える。カバー体3の少なくとも一部分を網体9により形成する。弾性体2を板形状とし、カバー体3が、弾性体2の面方向での外縁部5を覆う枠形状の膜体6を備え、網体9が弾性体2の平坦部7を覆い、その外縁部が膜体6に連結される。網体9に対応する弾性体2の外面の部分に表示16を付す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、健康増進具に関し、より詳しくは、この健康増進具上で人が飛び跳ね動作などして健康を増進させるようにする健康増進具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
上記健康増進具には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、健康増進具は、板形状の弾性体と、この弾性体を全体的に覆う可撓性のカバー体とを備えている。
【0003】
そして、上記健康増進具上に老人やリハビリ中などの人が立つと、この人の自重に対する上記健康増進具からの反力により、足の裏に刺激が与えられて足のマッサージがなされる、という作用が生じることとされている。
【特許文献1】特開平11−169425号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記健康増進具上で、人が飛び跳ね動作をする場合、その落下時に人から上記弾性体に与えられる衝撃力は大きく、かつ、速度は速い。このため、この衝撃力により、上記弾性体は速い速度で弾性的に収縮変形させられようとする。また、上記衝撃力により、上記カバー体も速い速度で収縮変形させられようとし、この際、このカバー体の内部の空気圧が上昇して、この空気は上記カバー体を通り外部に向けて排気させられようとする。
【0005】
しかし、上記カバー体は布製であって、このカバー体に与えられる衝撃力の速度は速いため、この速度に対し、このカバー体の内部から外部に向かう排気は追従できないおそれがある。そして、この場合には、上記衝撃力により、上記カバー体はある程度収縮変形するが、この変形の進行に伴いその内部の空気圧が上昇して、このカバー体の収縮変形が十分に進行することが防止される。このため、このカバー体により、上記弾性体の所定の収縮変形が阻害されがちとなる。
【0006】
一方、上記衝撃力を解除したとき、この際、収縮変形している上記弾性体はその弾性力により、上記カバー体を伴って元の形状に拡大変形しようとする。しかし、上記と同様の理由により、上記弾性体の所定の拡大変形の速度に上記カバー体の外部から内部への吸気が追従できないおそれがある。このため、このカバー体により、上記弾性体の所定の拡大変形が阻害されがちとなる。
【0007】
よって、上記衝撃力に対する上記弾性体の弾性が十分には機能しなくなって、上記健康増進具上での人の円滑な飛び跳ね動作が阻害され、つまり、この健康増進具による健康の増進が阻害されるおそれが生じて好ましくない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、健康増進具上で人が飛び跳ね動作を円滑にできるようにするなどして、この健康増進具による健康の増進が良好に達成されるようにすることである。
【0009】
請求項1の発明は、弾性体2と、この弾性体2を全体的に覆う可撓性のカバー体3とを備えた健康増進具において、
上記カバー体3の少なくとも一部分を網体9により形成したことを特徴とする健康増進具である。
【0010】
請求項2の発明は、上記弾性体2を板形状とし、上記カバー体3が、上記弾性体2の面方向での外縁部5を覆う枠形状の膜体6を備え、上記網体9が上記弾性体2の平坦部7を覆い、その外縁部が上記膜体6に連結されたことを特徴とする請求項1に記載の健康増進具である。
【0011】
請求項3の発明は、上記網体9に対応する上記弾性体2の外面の部分に表示16を付したことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の健康増進具である。
【0012】
請求項4の発明は、上記網体9の静摩擦係数を、上記膜体6のそれよりも大きくしたことを特徴とする請求項2、もしくは3に記載の健康増進具である。
【0013】
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
【発明の効果】
【0014】
本発明による効果は、次の如くである。
【0015】
請求項1の発明は、弾性体と、この弾性体を全体的に覆う可撓性のカバー体とを備えた健康増進具において、
上記カバー体の少なくとも一部分を網体により形成している。
【0016】
このため、上記健康増進具上で、人が飛び跳ね動作をしたような場合であって、人から健康増進具に与えられる衝撃力が大きく、かつ、速くて、上記弾性体とカバー体とが共に速い速度で収縮、拡大変形させられようとするときには、上記カバー体の内部の空気は上記膜体を通って外部に円滑に排気され、もしくは、カバー体の外部の空気は上記膜体を通って内部に円滑に吸気される。よって、上記衝撃力の速度に上記排気が十分に追従すると共に、上記弾性体の所定の拡大変形に上記吸気が十分に追従して、上記カバー体が弾性体の変形を阻害する、ということは防止される。
【0017】
この結果、上記健康増進具上で人が飛び跳ね動作をしたような場合、人から健康増進具に与えられる衝撃力に対し、上記弾性体の弾性が十分に機能して、上記健康増進具上で人は円滑な飛び跳ね動作をすることができ、つまり、この健康増進具によれば、人の健康の増進が良好に達成される。
【0018】
請求項2の発明は、上記弾性体を板形状とし、上記カバー体が、上記弾性体の面方向での外縁部を覆う枠形状の膜体を備え、上記網体が上記弾性体の平坦部を覆い、その外縁部が上記膜体に連結されている。
【0019】
このため、上記弾性体を板形状にしたことに伴い健康増進具も板形状となることから、この健康増進具上に人が立って何らかの動作をする場合、この健康増進具上から人が不意に滑り落ちる、ということは防止される。よって、上記健康増進具上で、人はより安定した動作をすることができる。
【0020】
しかも、上記したように、弾性体の平坦部を覆うカバー体の部分は網体であって、その外面は粗面となるため、この網体は単なる膜材に比べて静摩擦係数が大きい。
【0021】
このため、上記健康増進具上から人が不意に滑り落ちるということは、より確実に防止される。よって、上記健康増進具上で、人は更に安定した動作をすることができる。
【0022】
また、複数枚の上記健康増進具をその厚さ方向で重ね合わせた場合、これら健康増進具同士を連結させるための連結具がないとしても、静摩擦係数が大きい上記網体による大きい摩擦力によって、上記のように互いに重ね合わされた健康増進具同士が互いにずれる、ということは防止され、良好な重ね合わせ状態が維持される。
【0023】
また、上記健康増進具を床面上の所望位置に置く場合には、上記健康増進具の下面に網体を位置させてやれば、この網体の大きい摩擦力によって、上記床面上の所望位置から上記健康増進具が不意にずれる、ということも防止される。
【0024】
請求項3の発明は、上記網体に対応する上記弾性体の外面の部分に表示を付している。
【0025】
このため、上記健康増進具上の人は上記網体を通し上記表示を容易に視認できる。よって、この表示を例えば模様のようなものにしておけば、健康増進具の外観上の見栄えを向上させることができる。
【0026】
また、上記表示を、健康増進具上の人の動作にとって、適正な何らかの指示を与えるものとしておけば、人が上記表示を視ることにより、健康増進具上で適正な所定動作をすることができ、これは人の健康を、より効果的に増進させる。
【0027】
更に、上記構成によれば、上記表示は網体で覆われることとなるため、上記表示が人や床面など外部のものと直接接触する、ということは上記膜体により防止される。よって、上記表示が早期に摩耗したり、剥離したりするということは防止され、この表示の寿命の点でも有益である。
【0028】
請求項4の発明は、上記網体の静摩擦係数を、上記膜体のそれよりも大きくしている。
【0029】
このため、上記したように健康増進具上に人が立って何らかの動作をする場合に、上記網体の静摩擦係数をより大きくした分、上記健康増進具上から人が不意に落ちるということは、更に、確実に防止されるなど、特に、上記請求項2の各効果がそれぞれ助長される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
本発明の健康増進具に関し、健康増進具上で人が飛び跳ね動作を円滑にできるようにするなどして、この健康増進具による健康の増進が良好に達成されるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
【0031】
即ち、健康増進具は、弾性体と、この弾性体を全体的に覆う可撓性のカバー体とを備える。上記カバー体の少なくとも一部分を網体により形成している。
【実施例】
【0032】
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
【0033】
図において、符号1は人の健康を増進させるようにするための健康増進具である。
【0034】
上記健康増進具1は、弾性体2と、この弾性体2をその外方から全体的に覆う可撓性で袋形状のカバー体3とを備えている。上記健康増進具1は、その平面視で、矩形(正方形)の板形状とされ、縦、横、厚さは50〜70cm、50〜70cm、5〜15cmとされるが、これに限定されるものではない。
【0035】
上記弾性体2は、健康増進具1の平面視で矩形(正方形)の板形状をなしている。また、この弾性体2は、単数もしくは複数のポリエステル樹脂製細線材4を三次元的にジグザグ状に屈曲させて互いに絡み合わせたものである。また、この弾性体2に所定の通気性を確保する上で、空隙率は80%以上とされている。また、上記弾性体2に対するその厚さ方向における外力を2000N/mとした場合、弾性変形後の厚さ/元の厚さ=60%以上とされている。また、上記弾性体2への外力の除去後は、速やかに元の厚さに戻るものとされている。なお、上記弾性体2は、上記した細線材4に関連するものに限定されることはなく、ウレタンやゴムを用いた他の弾性体であってもよい。
【0036】
上記カバー体3は、上記弾性体2の面方向(水平方向)での外縁部5を覆う平面視で枠形状の布製膜体6と、上記弾性体2の平坦部7の表裏各外面を覆い、その各外縁部が上記膜体6に縫合8により連結される網体9とを備え、上記膜体6の長手方向の各部断面はコの字形状をなしている。上記膜体6は、上記カバー体3の全体的な強度を向上させ、このカバー体3を保形すると共に、このカバー体3の寿命を向上させる。
【0037】
上記カバー体3の膜体6は、上記弾性体2の厚さ方向の中央部を通る仮想平面10の位置で上下に分割され、その両分割端縁は、ファスナー11によって着脱可能に連結されている。このファスナー11によって、上記カバー体3の上、下部を互いに離反させれば、このカバー体3から弾性体2が離脱可能とされる。
【0038】
上記網体9は、高強力ポリエステル樹脂製繊維により形成された網体原材13の表面に軟質の塩化ビニル樹脂製の滑り止め材14を強固にコーティングしたものである。上記網体9の縦、横の密度(本/cm)は3〜7とされている。これにより、この網体9に良好な通気性と透視性とが確保される一方、健康増進具1上の人の足の指が上記網体9に容易には引っ掛からないような目を持つ構造とされている。また、質量(gr/m)は450〜550とされている。また、上記滑り止め材14の静摩擦係数0.7以上とされるが、1.0以上であることがより好ましい。ここで、この静摩擦係数の測定は、JISK7125を準用して判定したものである。
【0039】
上記網体9に対応する上記弾性体2の平坦部7の外面の部分には、表示16が塗料の噴霧により塗布されている。具体的には、平面視で、表示16として1〜4の数字であるマーク(標識)が時計回りに並ぶよう付されている。また、これら数字の間には、表示16として長方形状の模様が付されている。なお、上記表示16は、魚や花の模様などであってもよい。
【0040】
上記健康増進具1のカバー体3の外側面には、この健康増進具1と、この健康増進具1に面方向に並設される他の健康増進具1とを互いに着脱可能に連結される連結具18が取り付けられている。この連結具18は面テープで構成されている。なお、上記健康増進具1と、この健康増進具1に厚さ方向(上下方向)で重ね合わされる他の健康増進具1とを互いに着脱可能に連結させる連結具18を設けてもよい。
【0041】
上記健康増進具1の使用例につき説明する。第1例として、この健康増進具1上に人が両脚で立って、この健康増進具1上面を左右の足で交互に踏み付け、上記表示16の数字の1から4に順次向かうよう少しずつ前進する。第2例として、上記健康増進具1上に人が片脚で立って、目を閉じ、もしくは開いた状態でこの状態をより長く維持するよう身体のバランスをとる。第3例として、上記健康増進具1上で人が単に飛び跳ね動作をし、もしくは、この飛び跳ね動作により、上記表示16の数字の1から4に順次向かうよう前進する。
【0042】
上記の場合、健康増進具1上での人の動作自体がこの人の健康を増進させる。また、健康増進具1上の人の自重に対する上記健康増進具1の弾性体2からの反力により足の裏に刺激が与えられて、足のマッサージがなされる、という作用が生じ、これも人の健康を増進させる。
【0043】
上記構成によれば、カバー体3の少なくとも一部分を網体9により形成している。
【0044】
このため、上記健康増進具1上で、人が飛び跳ね動作をしたような場合であって、人から健康増進具1に与えられる衝撃力Fが大きく、かつ、速くて、上記弾性体2とカバー体3とが共に速い速度で収縮、拡大変形させられようとするときには、上記カバー体3の内部の空気は上記膜体6を通って外部に円滑に排気され、もしくは、カバー体3の外部の空気は上記膜体6を通って内部に円滑に吸気される。よって、上記衝撃力Fの速度に上記排気が十分に追従すると共に、上記弾性体2の所定の拡大変形に上記吸気が十分に追従して、上記カバー体3が弾性体2の変形を阻害する、ということは防止される。
【0045】
この結果、上記健康増進具1上で人が飛び跳ね動作をしたような場合、人から健康増進具1に与えられる衝撃力Fに対し、上記弾性体2の弾性が十分に機能して、上記健康増進具1上で人が円滑な飛び跳ね動作をすることができ、つまり、この健康増進具1によれば、人の健康の増進が良好に達成される。
【0046】
また、前記したように、弾性体2を板形状とし、上記カバー体3が、上記弾性体2の面方向での外縁部5を覆う枠形状の膜体6を備え、上記網体9が上記弾性体2の平坦部7を覆い、その外縁部が上記膜体6に連結されている。
【0047】
このため、上記弾性体2を板形状にしたことに伴い健康増進具1も板形状となることから、この健康増進具1上に人が立って何らかの動作をする場合、この健康増進具1上から人が不意に滑り落ちる、ということは防止される。よって、上記健康増進具1上で、人はより安定した動作をすることができる。
【0048】
しかも、上記したように、弾性体2の平坦部7を覆うカバー体3の部分は網体9であって、その外面は粗面となるため、この網体9は単なる膜材に比べて静摩擦係数が大きい。
【0049】
このため、上記健康増進具1上から人が不意に滑り落ちるということは、より確実に防止される。よって、上記健康増進具1上で、人は更に安定した動作をすることができる。
【0050】
また、複数枚の上記健康増進具1をその厚さ方向で重ね合わせた場合、これら健康増進具1,1同士を連結させるための連結具18がないとしても、静摩擦係数が大きい上記網体9による大きい摩擦力によって、上記のように互いに重ね合わされた健康増進具1,1同士が互いにずれる、ということは防止され、良好な重ね合わせ状態が維持される。
【0051】
また、上記健康増進具1を床面上の所望位置に置く場合には、上記健康増進具1の下面に網体9を位置させてやれば、この網体9の大きい摩擦力によって、上記床面上の所望位置から上記健康増進具1が不意にずれる、ということも防止される。
【0052】
また、前記したように、網体9に対応する上記弾性体2の外面の部分に表示16を付している。
【0053】
このため、上記健康増進具1上の人は上記網体9を通し上記表示16を容易に視認できる。よって、この表示16を例えば模様のようなものにしておけば、健康増進具1の外観上の見栄えを向上させることができる。
【0054】
また、上記表示16を、健康増進具1上の人の動作にとって、適正な何らかの指示を与えるものとしておけば、人が上記表示16を視ることにより、健康増進具1上で適正な所定動作をすることができ、これは人の健康を、より効果的に増進させる。
【0055】
更に、上記構成によれば、上記表示16は網体9で覆われることとなるため、上記表示16が人や床面など外部のものと直接接触する、ということは上記膜体6により防止される。よって、上記表示16が早期に摩耗したり、剥離したりするということは防止され、この表示16の寿命の点でも有益である。
【0056】
また、上記網体9の静摩擦係数を、上記膜体6のそれよりも大きくしている。
【0057】
このため、上記したように健康増進具1上に人が立って何らかの動作をする場合に、上記網体9の静摩擦係数をより大きくした分、上記健康増進具1上から人が不意に落ちるということは、更に、確実に防止される。
【0058】
なお、以上は図示の例によるが、上記健康増進具1の弾性体2は球形や直方体、立方体形状であってもよい。また、上記カバー体3はそのほぼ全体が網体9であってもよい。また、上記弾性体2は、弾性係数の互いに異なる複数層の弾性体により形成してもよい。また、上記膜体6は上記弾性体2の外縁部の側面のみを覆うものであってもよい。また、上記膜体6の枠形状は、健康増進具1の両面のうち、一方の面のみに形成してもよく、この場合、他方の面は上記膜体6で全体的に覆うようにしてもよい。また、上記連結具18は設けなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】健康増進具の平面図である。
【図2】健康増進具の側面図である。
【図3】健康増進具の斜視図である。
【符号の説明】
【0060】
1 健康増進具
2 弾性体
3 カバー体
4 細線材
5 外縁部
6 膜体
7 平坦部
8 縫合
9 網体
10 仮想平面
11 ファスナー
13 網体原材
14 滑り止め材
16 表示
18 連結具
F 衝撃力

【特許請求の範囲】
【請求項1】
弾性体と、この弾性体を全体的に覆う可撓性のカバー体とを備えた健康増進具において、
上記カバー体の少なくとも一部分を網体により形成したことを特徴とする健康増進具。
【請求項2】
上記弾性体を板形状とし、上記カバー体が、上記弾性体の面方向での外縁部を覆う枠形状の膜体を備え、上記網体が上記弾性体の平坦部を覆い、その外縁部が上記膜体に連結されたことを特徴とする請求項1に記載の健康増進具。
【請求項3】
上記網体に対応する上記弾性体の外面の部分に表示を付したことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の健康増進具。
【請求項4】
上記網体の静摩擦係数を、上記膜体のそれよりも大きくしたことを特徴とする請求項2、もしくは3に記載の健康増進具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−82163(P2009−82163A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−251676(P2007−251676)
【出願日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【出願人】(000204192)太陽工業株式会社 (174)