側面パネル付きデスク
【課題】
天板の前部の両側部に目隠し機能を有する側面パネルを簡単且つ強固に取付けることができ、また天板の高さを子供の成長に応じて変更することが可能な側面パネル付きデスクを提供する。
【解決手段】
両側に配した脚パネル1,1間の上下中間位置に、天板3の後部を支持した構造のデスクであって、天板3の側部で、脚パネル1の前部と天板の前部との間を目隠し可能な側面パネル4を着脱可能に設けた。具体的には、側面パネルは、天板の側面に沿って脚パネルの前面と天板の側面とに着脱可能に取付けた。また、天板は、脚パネルに対して高さ調節可能に支持するとともに、側面パネルに対して高さ調節可能に取付けた。
天板の前部の両側部に目隠し機能を有する側面パネルを簡単且つ強固に取付けることができ、また天板の高さを子供の成長に応じて変更することが可能な側面パネル付きデスクを提供する。
【解決手段】
両側に配した脚パネル1,1間の上下中間位置に、天板3の後部を支持した構造のデスクであって、天板3の側部で、脚パネル1の前部と天板の前部との間を目隠し可能な側面パネル4を着脱可能に設けた。具体的には、側面パネルは、天板の側面に沿って脚パネルの前面と天板の側面とに着脱可能に取付けた。また、天板は、脚パネルに対して高さ調節可能に支持するとともに、側面パネルに対して高さ調節可能に取付けた。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、側面パネル付きデスクに係わり、更に詳しくは天板の両側位置に目隠し用の側面パネルを設けたデスクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、天板の側部に目隠しパネルを立設して、集中力を高めるように工夫したデスクは公知である。
【0003】
特許文献1には、デスクの天板の後部両側に側面板を立設するとともに、両側面板の後部間を閉鎖する観音扉を設け、該観音扉を開いた際に天板の前部両側部に位置して目隠し機能を持たせる構造が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、デスクの天板後部に机上棚を設置し、該机上棚の両側面板に対して垂直軸で回動可能又は前後方向に引き出し可能又は水平軸で回動可能に仕切板を設けた構造が開示されている。通常は、前記仕切板は机上棚の側面板に重なった状態、あるいは内部に押し込まれた状態で格納され、側部の目隠しが必要になったときに、仕切板を前方へ回動引き出し、あるいはスライド引き出すのである。
【0005】
しかし、両引用文献に記載のデスクは、天板の高さが調節できない構造であり、特に学習机として用いる場合には、子供の成長に応じて天板の高さを調節できないといった問題がある。また、扉や仕切板が可動構造であるため、目隠しパネルとして使用する場合に、不意に変位しないように固定する必要があるとともに、可動部で指詰めしないような工夫をする必要があり、実用的ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実開平03−127544号公報
【特許文献2】特開2003−304939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天板の前部の両側部に目隠し機能を有する側面パネルを簡単且つ強固に取付けることができ、また天板の高さを子供の成長に応じて変更することが可能な側面パネル付きデスクを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前述の課題解決のために、両側に配した脚パネル間の上下中間位置に、天板の後部を支持した構造のデスクであって、前記天板の側部で、前記脚パネルの前部と天板の前部との間を目隠し可能な側面パネルを着脱可能に設けたことを特徴とする側面パネル付きデスクを構成した(請求項1)。
【0009】
ここで、前記側面パネルは、前記天板の側面に沿って前記脚パネルの前面と天板の側面とに着脱可能に取付けてなることが好ましい(請求項2)。
【0010】
更に、前記天板は、前記脚パネルに対して高さ調節可能に支持するとともに、前記側面パネルに対して高さ調節可能に取付けてなることがより好ましい(請求項3)。
【0011】
そして、前記両脚パネルの後端間に背面パネルを連結してなることがより好ましい(請求項4)。
【0012】
更に、前記脚パネルの上端に延長脚パネルを取付け、前記側面パネルの下端部を前記天板の側面に取付けるとともに、該天板の高さに応じて前記延長脚パネルに対して前記側面パネルを高さ調節可能に取付けてなることも好ましい(請求項5)。
【発明の効果】
【0013】
以上にしてなる請求項1に係る発明の側面パネル付きデスクは、両側に配した脚パネル間の上下中間位置に、天板の後部を支持した構造のデスクであって、前記天板の側部で、前記脚パネルの前部と天板の前部との間を目隠し可能な側面パネルを着脱可能に設けたので、脚パネルと側面パネルとが一体となって天板の側部を遮蔽して、デスクワークにおける集中力を向上させることができる。つまり、デスクの天板の後部は脚パネルで視線を遮り、天板の前部は側面パネルで視線を遮ることができる。
【0014】
請求項2によれば、前記側面パネルは、前記天板の側面に沿って前記脚パネルの前面と天板の側面とに着脱可能に取付けてなるので、前記脚パネルと側面パネルとが一枚パネルのように一体化して外観性が向上するとともに、天板の前部を、側面パネルを介して脚パネルで支持するので天板の支持強度が格段に向上する。
【0015】
請求項3によれば、前記天板は、前記脚パネルに対して高さ調節可能に支持するとともに、前記側面パネルに対して高さ調節可能に取付けてなるので、子供の成長に応じて天板の高さを調節する場合でも、常に天板の前部の両側部に側面パネルを位置させることができる。
【0016】
請求項4によれば、前記両脚パネルの後端間に背面パネルを連結してなるので、両脚パネルと背面パネルとで平面視コ字形になった強度の高い支持構造で天板を支持することができるとともに、背面パネルがフロントパネルの作用をして視線を遮ることができ、更に集中力を向上させることができ、また天板の上方の両脚パネル間に棚板を取付ければ机上棚として機能するのである。
【0017】
請求項5によれば、前記脚パネルの上端に延長脚パネルを取付け、前記側面パネルの下端部を前記天板の側面に取付けるとともに、該天板の高さに応じて前記延長脚パネルに対して前記側面パネルを高さ調節可能に取付けてなるので、更に子供が成長して天板の高さをより高く設定した場合でも、脚パネルの上端に取付けた延長脚パネルで、天板の上方に十分に高い状態で側面パネルを支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の側面パネル付きデスクの代表的実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】同じく側面パネルを取付ける構造を示す分解斜視図である。
【図3】脚パネルの上端に延長脚パネルを連結した場合に、側面パネルを取付けた状態のデスクの全体斜視図である。
【図4】同じくデスクの部分分解斜視図である。
【図5】延長脚パネルに側面パネルを取付けた状態の縦断側面図である。
【図6】側面パネルを取外した状態のデスクの全体斜視図である。
【図7】側面パネルと延長脚パネルを取外してデスクに格納した状態の縦断側面図である。
【図8】本発明に係る側面パネル付きデスクにおいて、側面パネルの配置の仕方の態様を示した簡略平面図である。
【図9】側面パネルが下方にも延びた他の実施形態を示す簡略側面図である。
【図10】本発明に係る側面パネル付きデスクと書棚とを組み合わせて使用する例を示す全体斜視図である。
【図11】書棚と組み合わせて用いるワゴン収納体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る側面パネル付きデスクの代表的実施形態を示し、図3及び図4は上方へ拡張形態の側面パネル付きデスクの実施形態を示し、図中符号1は脚パネル、2は背面パネル、3は天板、4は側面パネル、5は延長脚パネル、6は延長背面パネルをそれぞれ示している。
【0020】
本発明に係る側面パネル付きデスクは、両側に配した脚パネル1,1の後端間に背面パネル2を連結して平面視コ字形とし、両脚パネル1,1間の上下中間位置に、天板3の後部を高さ調節可能に支持した構造の木製デスクであって、前記天板3の側部で、前記脚パネル1の前部と天板3の前部との間を目隠し可能な側面パネル4を着脱可能に設けたものである。
【0021】
更に詳しくは、前記側面パネル4は、前記天板3の側面に沿って前記脚パネル1の前面と天板3の側面とに着脱可能に取付ける。この際に、前記脚パネル1の上端と前記側面パネル4の上端を同一高さに取付け、前記天板3を、前記脚パネル1に対して高さ調節可能に支持するとともに、前記側面パネル4に対して高さ調節可能に取付けている。
【0022】
前記側面パネル4を前記脚パネル1の前面に取付けた際には、両パネルが前後方向に一体化して外形が連続するようになる。図2に示すように、二つの部材を引き付けて連結する公知の連結具7を用いて、前記脚パネル1の前面に前記側面パネル4を連結する。前記連結具7は、一方の部材に突設する連結ピン8と、他方の部材に回転可能に埋設し、前記連結ピン8を受け入れて回転に伴って引き込む回転体9とからなっている。具体的は、前記脚パネル1の前面の上端部に、前記連結ピン8を螺合するオニメナット10を埋設し、他方、前記側面パネル4の後面の上端部に前記連結ピン8を受け入れる通孔(図示せず)を形成するとともに、該通孔に連通し且つ前記回転体9を埋設する円孔11を形成している。そして、前記脚パネル1のオニメナット10に一端部を螺合して突設した連結ピン8を、前記側面パネル4の通孔から円孔11に挿入した状態で、該円孔11内に位置する連結ピン8の頭部に該円孔11に側面から挿入した回転体9に係合させて引き付け連結するのである。前記オニメナット10は、それと同等の機能を有する螺孔が所定位置に形成されれば良く、他のものも使用し得る。また、前記連結具7も着脱可能に二部材を連結することが可能な他の連結具を採用し得る。
【0023】
一方、前記脚パネル1には、図1及び図2に示すように、両側縁に沿って上下方向へ一定間隔毎に複数対の支持孔12,12を内外貫通させて設けている。また、前記側面パネル4にも、両側縁に沿って上下方向へ一定間隔毎に複数対の取付孔13,13を内外貫通させて設けている。そして、前記天板3の下面側に取付けた箱状の取付体14の両側面15に、4つのナット部材16,…を埋設し、前記脚パネル1の支持孔12,12と前記側面パネル4の取付孔13,13に側方から挿入した連結ボルト17,…を、前記天板3の取付体14のナット部材16,…に螺合して該天板3を所定高さに支持している。ここで、上下方向の前記支持孔12,…のピッチと取付孔13,…は同一であり、また前記側面パネル4を前記脚パネル1の前面に取付けた状態では同一高さに位置し、前記天板3の高さを調節する場合には、前記支持孔12,12と取付孔13,13の位置を選択すればよい。
【0024】
また、前記天板3より下方の前記両脚パネル1,1の下部間を、水平連結板18と垂直連結板19とで断面略L字形の姿勢で連結するとともに、前記天板3より上方の前記脚パネル1,1の上部間を棚板20で連結し、強度を高めている。ここで、前記脚パネル1は、上下に長い側面視長方形の脚板1Aの下端に前方へ安定脚1Bを固定し、側面視略コ字形となっている。前記水平連結板18と垂直連結板19及び棚板20は、前記脚板1Aに連結している。
【0025】
前記天板3は、後部の両側部を前記脚パネル1,1に片持ち状態で支持されている。そこで、前記側面パネル4を脚パネル1の前面に沿わせた状態でその上端部を取付けるとともに、下部を前記天板3の取付体14の側面15に取付けると、該天板3の前部が側面パネル4を介して脚パネル1に吊り下げた状態で支持され、前記側面パネル4が天板3を支持するためのブラケットの作用をなして天板3の支持強度が格段に向上するのである。
【0026】
また、前記天板3の後端で両側部を除き前記背面パネル2との間に間隙21を設けるとともに、該間隙21に連続する天板3の後端位置に単又は複数の切欠部22を形成し、仕切板23の後端下部に設けた断面略L字形の係止部24を前記切欠部22から挿入した後、側方へスライドさせて前記間隙21に位置させて天板3の後端縁に係止することにより、前記仕切板23を移動可能に設けている。また、前記棚板20の後端と前記背面パネル2との間にも同様に間隙25を形成するとともに、該棚板20の後端で一側部又は両側部に切欠部26を形成し、前記同様に仕切板23を装着することができるようにしている。尚、前記棚板20も取付ける高さを変更できるようにしている。
【0027】
このように、前記天板3は、子供の成長に応じて、あるいは使用者の体格に応じて高さを調節することができ、本実施形態では6cmピッチで5段階の高さ調節できるようにしている。また、前記天板3の前部の両側は、側面パネル4,4で視線が遮られており、勉強やデスクワークに集中できる環境となる。
【0028】
成長した子供、あるいは体格が大きな使用者には、前記天板3を高い位置に設定した場合、該天板3より上方に位置する側面パネル4の高さが視線を遮るのに不十分になる。そこで、図3及び図4に示すように、前記脚パネル1の上端に延長脚パネル5を連結するとともに、前記背面パネル2の上端に延長背面パネル6を連結し、更に前記側面パネル4を前記延長脚パネル5の前面に高さ調節可能に取付けることができるようにしている。そのために、前記延長脚パネル5の前面に、前記支持孔12,…の上下ピッチと同一ピッチで上下方向にオニメナット27,…を複数埋設し、本実施形態では4つのオニメナット27,…を埋設している。
【0029】
本実施形態では、前記両延長脚パネル5,5の後端間に延長背面パネル6を、前記連結具7を用いて連結し、その状態で前記両脚パネル1,1と背面パネル2の上端に載置して同じく前記連結具7を用いて連結している。そのため、図4に示すように、前記脚パネル1、背面パネル2、延長脚パネル5及び延長背面パネル6の連結位置に、前記オニメナット10と円孔11の対を設けている。
【0030】
前記延長脚パネル5と延長背面パネル6を用いることによって、前記天板3の上方に十分な高さの側面パネル4を位置させることができる。つまり、前記側面パネル4の最も下方の取付孔13,13を用いて前記天板3の取付体14の側面15に取付けて、該天板3の上方に最も高い状態で側面パネル4を位置させた状態で、前記天板3の高さを高く調節した場合、該側面パネル4の上端部を前記延長脚パネル5の前面に連結することができるのである。つまり、前記脚パネル1のオニメナット10と4つのオニメナット27,…は等ピッチになっており、前記天板3をどのような高さに設定しても側面パネル4を取付けることができるようにしている。また、前記天板3に対する側面パネル4の高さも好みに応じて調節できる。
【0031】
図5は、前記天板3を最も高く設定するとともに、前記側面パネル4の高さも最大に取付けた状態を示し、この場合、前記側面パネル4の上端と延長脚パネル5の上端は高さが同一となる。ここで、前記棚板20は、前記両延長脚パネル5,5間に付替えている。
【0032】
前記側面パネル4は、図6に示すように、取外して使用することができる。その場合、取外した側面パネル4,4は、図7に示すように、前記背面パネル2の背面側の左右に予め設けておいたオニメナット28,28を利用し、前記背面パネル2の一つの取付孔13に後方から挿入した連結ボルト17を螺合して格納する。また、前記延長脚パネル5,5と延長背面パネル6を使用しない場合は、前記脚パネル1と背面パネル2から外して分解し、図7に示すように、延長背面パネル6は、前記水平連結板18の上面前端部に立起状態で両脚パネル1,1間に取付け、前記水平連結板18と延長背面パネル6及び垂直連結板19とで形成した上方開放ボックス内に、前記2枚の延長脚パネル5,5を格納する。この脚入れ空間奥部のボックス内には、その他の物品を収容することも可能である。
【0033】
本実施形態では、図8(a)に示すように、前記側面パネル4,4を、前記天板3の側面に沿って前記脚パネル1,1の前面と天板3の側面とに着脱可能に取付けたが、図8(b)に示すように、側面パネル29,29を天板3の両側部上面に載置した状態で、前記脚パネル1,1の前縁との間を塞ぐように取付けることも可能である。更に、図8(c)に示すように、両側の側面パネル30,30とその後端間を連結パネル31で連結した平面視コ字形としたものを、前記天板3の上面に載置し、前記脚パネル1,1と背面パネル2の空間に嵌合して装着し、天板3の前部両側に側面パネル30,30を配置することも可能である。更に、図9に示すように、前記側面パネル4を上下方向に延長した形状の長尺の側面パネル32を用い、該側面パネル32を前記脚パネル1の脚板1Aの前面に沿って配置し、安定脚1Bの上面に載置した状態で、前記同様に側面パネル32を脚パネル1と天板3の側部に取付けることにより、天板3の前部両側に側面パネル32,32を配置することができる。この場合は、前記側面パネル32は高さ調節しない。
【0034】
最後に、本発明に係る側面パネル付きデスクAと書棚Bを組み合わせて使用する例を図10及び図11に基づき説明する。書棚Bは、高さが前記延長脚パネル5の上端と同じ高さに設定し、両側板33,33と最下段の棚板34の空間にワゴン収納体35を格納している。前記ワゴン収納体35は、下面に複数のキャスター36,…を備え、移動可能となっている。図11(a)に示すように、前記ワゴン収納体35は、底面板37の両側に側面板38,38を固定するとともに、後縁に背面板39を固定し、前面側と上面側を開放した本体に、1枚の板体40を前面側又は上面側に着脱可能に取付けることができる構造である。具体的には、線ダボ41を前記両側面板38,38の前縁部と上縁部に付け替え可能とし、前記板体40の両端面には前記線ダボ41を受け入れる凹溝42を形成してある。そして、図11(b)に示すように、前記板体40を本体の上面側に水平に取付ければ、前方開放のオープン棚となり、図11(c)に示すように、本体の前面側に垂直に取付ければ、上方開放の収納ボックスとなる。尚、このワゴン収納体35は、書棚Bから引き出して、前記デスクAの側方に置いたり、また脚入れ空間に押し込んで使用することも可能である。
【符号の説明】
【0035】
A デスク、 B 書棚、
1 脚パネル、 1A 脚板、
1B 安定脚、 2 背面パネル、
3 天板、 4 側面パネル、
5 延長脚パネル、 6 延長背面パネル、
7 連結具、 8 連結ピン、
9 回転体、 10 オニメナット、
11 円孔、 12 支持孔、
13 取付孔、 14 取付体、
15 側面、 16 ナット部材、
17 連結ボルト、 18 水平連結板、
19 垂直連結板、 20 棚板、
21 間隙、 22 切欠部、
23 仕切板、 24 係止部、
25 間隙、 26 切欠部、
27 オニメナット、 28 オニメナット、
29 側面パネル、 30 側面パネル、
31 連結パネル、 32 側面パネル、
33 側板、 34 棚板、
35 ワゴン収納体、 36 キャスター、
37 底面板、 38 背面板、
39 背面板、 40 板体、
41 線ダボ、 42 凹溝。
【技術分野】
【0001】
本発明は、側面パネル付きデスクに係わり、更に詳しくは天板の両側位置に目隠し用の側面パネルを設けたデスクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、天板の側部に目隠しパネルを立設して、集中力を高めるように工夫したデスクは公知である。
【0003】
特許文献1には、デスクの天板の後部両側に側面板を立設するとともに、両側面板の後部間を閉鎖する観音扉を設け、該観音扉を開いた際に天板の前部両側部に位置して目隠し機能を持たせる構造が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、デスクの天板後部に机上棚を設置し、該机上棚の両側面板に対して垂直軸で回動可能又は前後方向に引き出し可能又は水平軸で回動可能に仕切板を設けた構造が開示されている。通常は、前記仕切板は机上棚の側面板に重なった状態、あるいは内部に押し込まれた状態で格納され、側部の目隠しが必要になったときに、仕切板を前方へ回動引き出し、あるいはスライド引き出すのである。
【0005】
しかし、両引用文献に記載のデスクは、天板の高さが調節できない構造であり、特に学習机として用いる場合には、子供の成長に応じて天板の高さを調節できないといった問題がある。また、扉や仕切板が可動構造であるため、目隠しパネルとして使用する場合に、不意に変位しないように固定する必要があるとともに、可動部で指詰めしないような工夫をする必要があり、実用的ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実開平03−127544号公報
【特許文献2】特開2003−304939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天板の前部の両側部に目隠し機能を有する側面パネルを簡単且つ強固に取付けることができ、また天板の高さを子供の成長に応じて変更することが可能な側面パネル付きデスクを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前述の課題解決のために、両側に配した脚パネル間の上下中間位置に、天板の後部を支持した構造のデスクであって、前記天板の側部で、前記脚パネルの前部と天板の前部との間を目隠し可能な側面パネルを着脱可能に設けたことを特徴とする側面パネル付きデスクを構成した(請求項1)。
【0009】
ここで、前記側面パネルは、前記天板の側面に沿って前記脚パネルの前面と天板の側面とに着脱可能に取付けてなることが好ましい(請求項2)。
【0010】
更に、前記天板は、前記脚パネルに対して高さ調節可能に支持するとともに、前記側面パネルに対して高さ調節可能に取付けてなることがより好ましい(請求項3)。
【0011】
そして、前記両脚パネルの後端間に背面パネルを連結してなることがより好ましい(請求項4)。
【0012】
更に、前記脚パネルの上端に延長脚パネルを取付け、前記側面パネルの下端部を前記天板の側面に取付けるとともに、該天板の高さに応じて前記延長脚パネルに対して前記側面パネルを高さ調節可能に取付けてなることも好ましい(請求項5)。
【発明の効果】
【0013】
以上にしてなる請求項1に係る発明の側面パネル付きデスクは、両側に配した脚パネル間の上下中間位置に、天板の後部を支持した構造のデスクであって、前記天板の側部で、前記脚パネルの前部と天板の前部との間を目隠し可能な側面パネルを着脱可能に設けたので、脚パネルと側面パネルとが一体となって天板の側部を遮蔽して、デスクワークにおける集中力を向上させることができる。つまり、デスクの天板の後部は脚パネルで視線を遮り、天板の前部は側面パネルで視線を遮ることができる。
【0014】
請求項2によれば、前記側面パネルは、前記天板の側面に沿って前記脚パネルの前面と天板の側面とに着脱可能に取付けてなるので、前記脚パネルと側面パネルとが一枚パネルのように一体化して外観性が向上するとともに、天板の前部を、側面パネルを介して脚パネルで支持するので天板の支持強度が格段に向上する。
【0015】
請求項3によれば、前記天板は、前記脚パネルに対して高さ調節可能に支持するとともに、前記側面パネルに対して高さ調節可能に取付けてなるので、子供の成長に応じて天板の高さを調節する場合でも、常に天板の前部の両側部に側面パネルを位置させることができる。
【0016】
請求項4によれば、前記両脚パネルの後端間に背面パネルを連結してなるので、両脚パネルと背面パネルとで平面視コ字形になった強度の高い支持構造で天板を支持することができるとともに、背面パネルがフロントパネルの作用をして視線を遮ることができ、更に集中力を向上させることができ、また天板の上方の両脚パネル間に棚板を取付ければ机上棚として機能するのである。
【0017】
請求項5によれば、前記脚パネルの上端に延長脚パネルを取付け、前記側面パネルの下端部を前記天板の側面に取付けるとともに、該天板の高さに応じて前記延長脚パネルに対して前記側面パネルを高さ調節可能に取付けてなるので、更に子供が成長して天板の高さをより高く設定した場合でも、脚パネルの上端に取付けた延長脚パネルで、天板の上方に十分に高い状態で側面パネルを支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の側面パネル付きデスクの代表的実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】同じく側面パネルを取付ける構造を示す分解斜視図である。
【図3】脚パネルの上端に延長脚パネルを連結した場合に、側面パネルを取付けた状態のデスクの全体斜視図である。
【図4】同じくデスクの部分分解斜視図である。
【図5】延長脚パネルに側面パネルを取付けた状態の縦断側面図である。
【図6】側面パネルを取外した状態のデスクの全体斜視図である。
【図7】側面パネルと延長脚パネルを取外してデスクに格納した状態の縦断側面図である。
【図8】本発明に係る側面パネル付きデスクにおいて、側面パネルの配置の仕方の態様を示した簡略平面図である。
【図9】側面パネルが下方にも延びた他の実施形態を示す簡略側面図である。
【図10】本発明に係る側面パネル付きデスクと書棚とを組み合わせて使用する例を示す全体斜視図である。
【図11】書棚と組み合わせて用いるワゴン収納体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る側面パネル付きデスクの代表的実施形態を示し、図3及び図4は上方へ拡張形態の側面パネル付きデスクの実施形態を示し、図中符号1は脚パネル、2は背面パネル、3は天板、4は側面パネル、5は延長脚パネル、6は延長背面パネルをそれぞれ示している。
【0020】
本発明に係る側面パネル付きデスクは、両側に配した脚パネル1,1の後端間に背面パネル2を連結して平面視コ字形とし、両脚パネル1,1間の上下中間位置に、天板3の後部を高さ調節可能に支持した構造の木製デスクであって、前記天板3の側部で、前記脚パネル1の前部と天板3の前部との間を目隠し可能な側面パネル4を着脱可能に設けたものである。
【0021】
更に詳しくは、前記側面パネル4は、前記天板3の側面に沿って前記脚パネル1の前面と天板3の側面とに着脱可能に取付ける。この際に、前記脚パネル1の上端と前記側面パネル4の上端を同一高さに取付け、前記天板3を、前記脚パネル1に対して高さ調節可能に支持するとともに、前記側面パネル4に対して高さ調節可能に取付けている。
【0022】
前記側面パネル4を前記脚パネル1の前面に取付けた際には、両パネルが前後方向に一体化して外形が連続するようになる。図2に示すように、二つの部材を引き付けて連結する公知の連結具7を用いて、前記脚パネル1の前面に前記側面パネル4を連結する。前記連結具7は、一方の部材に突設する連結ピン8と、他方の部材に回転可能に埋設し、前記連結ピン8を受け入れて回転に伴って引き込む回転体9とからなっている。具体的は、前記脚パネル1の前面の上端部に、前記連結ピン8を螺合するオニメナット10を埋設し、他方、前記側面パネル4の後面の上端部に前記連結ピン8を受け入れる通孔(図示せず)を形成するとともに、該通孔に連通し且つ前記回転体9を埋設する円孔11を形成している。そして、前記脚パネル1のオニメナット10に一端部を螺合して突設した連結ピン8を、前記側面パネル4の通孔から円孔11に挿入した状態で、該円孔11内に位置する連結ピン8の頭部に該円孔11に側面から挿入した回転体9に係合させて引き付け連結するのである。前記オニメナット10は、それと同等の機能を有する螺孔が所定位置に形成されれば良く、他のものも使用し得る。また、前記連結具7も着脱可能に二部材を連結することが可能な他の連結具を採用し得る。
【0023】
一方、前記脚パネル1には、図1及び図2に示すように、両側縁に沿って上下方向へ一定間隔毎に複数対の支持孔12,12を内外貫通させて設けている。また、前記側面パネル4にも、両側縁に沿って上下方向へ一定間隔毎に複数対の取付孔13,13を内外貫通させて設けている。そして、前記天板3の下面側に取付けた箱状の取付体14の両側面15に、4つのナット部材16,…を埋設し、前記脚パネル1の支持孔12,12と前記側面パネル4の取付孔13,13に側方から挿入した連結ボルト17,…を、前記天板3の取付体14のナット部材16,…に螺合して該天板3を所定高さに支持している。ここで、上下方向の前記支持孔12,…のピッチと取付孔13,…は同一であり、また前記側面パネル4を前記脚パネル1の前面に取付けた状態では同一高さに位置し、前記天板3の高さを調節する場合には、前記支持孔12,12と取付孔13,13の位置を選択すればよい。
【0024】
また、前記天板3より下方の前記両脚パネル1,1の下部間を、水平連結板18と垂直連結板19とで断面略L字形の姿勢で連結するとともに、前記天板3より上方の前記脚パネル1,1の上部間を棚板20で連結し、強度を高めている。ここで、前記脚パネル1は、上下に長い側面視長方形の脚板1Aの下端に前方へ安定脚1Bを固定し、側面視略コ字形となっている。前記水平連結板18と垂直連結板19及び棚板20は、前記脚板1Aに連結している。
【0025】
前記天板3は、後部の両側部を前記脚パネル1,1に片持ち状態で支持されている。そこで、前記側面パネル4を脚パネル1の前面に沿わせた状態でその上端部を取付けるとともに、下部を前記天板3の取付体14の側面15に取付けると、該天板3の前部が側面パネル4を介して脚パネル1に吊り下げた状態で支持され、前記側面パネル4が天板3を支持するためのブラケットの作用をなして天板3の支持強度が格段に向上するのである。
【0026】
また、前記天板3の後端で両側部を除き前記背面パネル2との間に間隙21を設けるとともに、該間隙21に連続する天板3の後端位置に単又は複数の切欠部22を形成し、仕切板23の後端下部に設けた断面略L字形の係止部24を前記切欠部22から挿入した後、側方へスライドさせて前記間隙21に位置させて天板3の後端縁に係止することにより、前記仕切板23を移動可能に設けている。また、前記棚板20の後端と前記背面パネル2との間にも同様に間隙25を形成するとともに、該棚板20の後端で一側部又は両側部に切欠部26を形成し、前記同様に仕切板23を装着することができるようにしている。尚、前記棚板20も取付ける高さを変更できるようにしている。
【0027】
このように、前記天板3は、子供の成長に応じて、あるいは使用者の体格に応じて高さを調節することができ、本実施形態では6cmピッチで5段階の高さ調節できるようにしている。また、前記天板3の前部の両側は、側面パネル4,4で視線が遮られており、勉強やデスクワークに集中できる環境となる。
【0028】
成長した子供、あるいは体格が大きな使用者には、前記天板3を高い位置に設定した場合、該天板3より上方に位置する側面パネル4の高さが視線を遮るのに不十分になる。そこで、図3及び図4に示すように、前記脚パネル1の上端に延長脚パネル5を連結するとともに、前記背面パネル2の上端に延長背面パネル6を連結し、更に前記側面パネル4を前記延長脚パネル5の前面に高さ調節可能に取付けることができるようにしている。そのために、前記延長脚パネル5の前面に、前記支持孔12,…の上下ピッチと同一ピッチで上下方向にオニメナット27,…を複数埋設し、本実施形態では4つのオニメナット27,…を埋設している。
【0029】
本実施形態では、前記両延長脚パネル5,5の後端間に延長背面パネル6を、前記連結具7を用いて連結し、その状態で前記両脚パネル1,1と背面パネル2の上端に載置して同じく前記連結具7を用いて連結している。そのため、図4に示すように、前記脚パネル1、背面パネル2、延長脚パネル5及び延長背面パネル6の連結位置に、前記オニメナット10と円孔11の対を設けている。
【0030】
前記延長脚パネル5と延長背面パネル6を用いることによって、前記天板3の上方に十分な高さの側面パネル4を位置させることができる。つまり、前記側面パネル4の最も下方の取付孔13,13を用いて前記天板3の取付体14の側面15に取付けて、該天板3の上方に最も高い状態で側面パネル4を位置させた状態で、前記天板3の高さを高く調節した場合、該側面パネル4の上端部を前記延長脚パネル5の前面に連結することができるのである。つまり、前記脚パネル1のオニメナット10と4つのオニメナット27,…は等ピッチになっており、前記天板3をどのような高さに設定しても側面パネル4を取付けることができるようにしている。また、前記天板3に対する側面パネル4の高さも好みに応じて調節できる。
【0031】
図5は、前記天板3を最も高く設定するとともに、前記側面パネル4の高さも最大に取付けた状態を示し、この場合、前記側面パネル4の上端と延長脚パネル5の上端は高さが同一となる。ここで、前記棚板20は、前記両延長脚パネル5,5間に付替えている。
【0032】
前記側面パネル4は、図6に示すように、取外して使用することができる。その場合、取外した側面パネル4,4は、図7に示すように、前記背面パネル2の背面側の左右に予め設けておいたオニメナット28,28を利用し、前記背面パネル2の一つの取付孔13に後方から挿入した連結ボルト17を螺合して格納する。また、前記延長脚パネル5,5と延長背面パネル6を使用しない場合は、前記脚パネル1と背面パネル2から外して分解し、図7に示すように、延長背面パネル6は、前記水平連結板18の上面前端部に立起状態で両脚パネル1,1間に取付け、前記水平連結板18と延長背面パネル6及び垂直連結板19とで形成した上方開放ボックス内に、前記2枚の延長脚パネル5,5を格納する。この脚入れ空間奥部のボックス内には、その他の物品を収容することも可能である。
【0033】
本実施形態では、図8(a)に示すように、前記側面パネル4,4を、前記天板3の側面に沿って前記脚パネル1,1の前面と天板3の側面とに着脱可能に取付けたが、図8(b)に示すように、側面パネル29,29を天板3の両側部上面に載置した状態で、前記脚パネル1,1の前縁との間を塞ぐように取付けることも可能である。更に、図8(c)に示すように、両側の側面パネル30,30とその後端間を連結パネル31で連結した平面視コ字形としたものを、前記天板3の上面に載置し、前記脚パネル1,1と背面パネル2の空間に嵌合して装着し、天板3の前部両側に側面パネル30,30を配置することも可能である。更に、図9に示すように、前記側面パネル4を上下方向に延長した形状の長尺の側面パネル32を用い、該側面パネル32を前記脚パネル1の脚板1Aの前面に沿って配置し、安定脚1Bの上面に載置した状態で、前記同様に側面パネル32を脚パネル1と天板3の側部に取付けることにより、天板3の前部両側に側面パネル32,32を配置することができる。この場合は、前記側面パネル32は高さ調節しない。
【0034】
最後に、本発明に係る側面パネル付きデスクAと書棚Bを組み合わせて使用する例を図10及び図11に基づき説明する。書棚Bは、高さが前記延長脚パネル5の上端と同じ高さに設定し、両側板33,33と最下段の棚板34の空間にワゴン収納体35を格納している。前記ワゴン収納体35は、下面に複数のキャスター36,…を備え、移動可能となっている。図11(a)に示すように、前記ワゴン収納体35は、底面板37の両側に側面板38,38を固定するとともに、後縁に背面板39を固定し、前面側と上面側を開放した本体に、1枚の板体40を前面側又は上面側に着脱可能に取付けることができる構造である。具体的には、線ダボ41を前記両側面板38,38の前縁部と上縁部に付け替え可能とし、前記板体40の両端面には前記線ダボ41を受け入れる凹溝42を形成してある。そして、図11(b)に示すように、前記板体40を本体の上面側に水平に取付ければ、前方開放のオープン棚となり、図11(c)に示すように、本体の前面側に垂直に取付ければ、上方開放の収納ボックスとなる。尚、このワゴン収納体35は、書棚Bから引き出して、前記デスクAの側方に置いたり、また脚入れ空間に押し込んで使用することも可能である。
【符号の説明】
【0035】
A デスク、 B 書棚、
1 脚パネル、 1A 脚板、
1B 安定脚、 2 背面パネル、
3 天板、 4 側面パネル、
5 延長脚パネル、 6 延長背面パネル、
7 連結具、 8 連結ピン、
9 回転体、 10 オニメナット、
11 円孔、 12 支持孔、
13 取付孔、 14 取付体、
15 側面、 16 ナット部材、
17 連結ボルト、 18 水平連結板、
19 垂直連結板、 20 棚板、
21 間隙、 22 切欠部、
23 仕切板、 24 係止部、
25 間隙、 26 切欠部、
27 オニメナット、 28 オニメナット、
29 側面パネル、 30 側面パネル、
31 連結パネル、 32 側面パネル、
33 側板、 34 棚板、
35 ワゴン収納体、 36 キャスター、
37 底面板、 38 背面板、
39 背面板、 40 板体、
41 線ダボ、 42 凹溝。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
両側に配した脚パネル間の上下中間位置に、天板の後部を支持した構造のデスクであって、前記天板の側部で、前記脚パネルの前部と天板の前部との間を目隠し可能な側面パネルを着脱可能に設けたことを特徴とする側面パネル付きデスク。
【請求項2】
前記側面パネルは、前記天板の側面に沿って前記脚パネルの前面と天板の側面とに着脱可能に取付けてなる請求項1記載の側面パネル付きデスク。
【請求項3】
前記天板は、前記脚パネルに対して高さ調節可能に支持するとともに、前記側面パネルに対して高さ調節可能に取付けてなる請求項1又は2記載の側面パネル付きデスク。
【請求項4】
前記両脚パネルの後端間に背面パネルを連結してなる請求項1〜3何れか1項に記載の側面パネル付きデスク。
【請求項5】
前記脚パネルの上端に延長脚パネルを取付け、前記側面パネルの下端部を前記天板の側面に取付けるとともに、該天板の高さに応じて前記延長脚パネルに対して前記側面パネルを高さ調節可能に取付けてなる請求項3記載の側面パネル付きデスク。
【請求項1】
両側に配した脚パネル間の上下中間位置に、天板の後部を支持した構造のデスクであって、前記天板の側部で、前記脚パネルの前部と天板の前部との間を目隠し可能な側面パネルを着脱可能に設けたことを特徴とする側面パネル付きデスク。
【請求項2】
前記側面パネルは、前記天板の側面に沿って前記脚パネルの前面と天板の側面とに着脱可能に取付けてなる請求項1記載の側面パネル付きデスク。
【請求項3】
前記天板は、前記脚パネルに対して高さ調節可能に支持するとともに、前記側面パネルに対して高さ調節可能に取付けてなる請求項1又は2記載の側面パネル付きデスク。
【請求項4】
前記両脚パネルの後端間に背面パネルを連結してなる請求項1〜3何れか1項に記載の側面パネル付きデスク。
【請求項5】
前記脚パネルの上端に延長脚パネルを取付け、前記側面パネルの下端部を前記天板の側面に取付けるとともに、該天板の高さに応じて前記延長脚パネルに対して前記側面パネルを高さ調節可能に取付けてなる請求項3記載の側面パネル付きデスク。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2012−249855(P2012−249855A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−125376(P2011−125376)
【出願日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【出願人】(000139780)株式会社イトーキ (833)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【出願人】(000139780)株式会社イトーキ (833)
【Fターム(参考)】
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