説明

光ファイバ接続器

【課題】 屋外における光ファイバ相互の接続処理を簡便にでき、しかも、光ファイバ相互の接続部の屋外設置を、省スペースかつ安価に実現することができる光ファイバ接続器を得る。
【解決手段】 メカニカルスプライス3とこのメカニカルスプライス3に接続した各光ケーブル43,45とを固定支持する光ファイバ接続器41を、メカニカルスプライス3を固定するスプライス固定部62と光ケーブル43,45に装着された外被保持部材47を固定するケーブル固定部63とが装備された下部ケース51と、下部ケース51との間にメカニカルスプライス3及び外被保持部材47を収容する収容空間を画成する上部ケース53と、下部ケース51と上部ケース53との突き合わせ部を封止して収容空間を防水空間とするパッキン55とを備えた構成にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ファイバ相互を接続するメカニカルスプライスと、このメカニカルスプライスにより接続される各光ケーブルとを固定支持する光ファイバ接続器に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、架空に敷設された光ケーブルであるドロップケーブルと屋内に引き回された光ケーブルであるインドアケーブルを相互に接続する作業は、高所(架空)での作業となることがあるため、使用する器具や治具には、作業の簡便性が要求される。
【0003】
図8乃至図10は、光ケーブル相互の接続作業を簡便にする光ファイバ接続器を示している。
この光ファイバ接続器1は、下記特許文献1に開示されたもので、略角筒構造とされ、メカニカルスプライス3を保持するスプライス固定部5の両端部がケーブル固定部6になっている。
メカニカルスプライス3で接続される各光ケーブル7,8は、予め、先端部の外被7a,8aを剥いで、接続する光ファイバ7b,8b同士を露出した状態にする。
【0004】
メカニカルスプライス3は、図9及び図10に示すように、各光ファイバ7a,8aの先端同士を突き合わせ状態に位置決めするV溝21aが上面に形成されたベース板21と、このベース板21の上に重ねられてV溝21a上の各光ファイバ7b,8bを押える押え板23と、押え板23が重なった状態にベース板21と押え板23とを挟むクランプばね25と、を備えている。
また、ベース板21と押え板23の合わせ面の一側には、楔挿入凹部26が設けられている。
メカニカルスプライス3の一側には楔部材27が装備され、楔部材27と対向する側には楔挿入解除部材31が装着される。
【0005】
スプライス固定部5は、図11に示すように、メカニカルスプライス3を収容するための開口5aが形成され、メカニカルスプライス3を収容した状態での開口5aには、楔挿入解除部材31が配置される。
楔挿入解除部材31は、開口5aを塞ぐ基板部32の両側縁に、スプライス固定部5内の楔部材27に当接する押圧部33が突設されている。
【0006】
以上に説明した光ファイバ接続器1では、楔挿入凹部26への楔部27aの嵌入によってメカニカルスプライス3を開いた状態で、不図示の外被保持部材で保持した光ケーブル7,8の光ファイバ7b,8bをV溝21aに挿入し、楔部材27を、楔挿入解除部材31の押圧部33によって図10の矢印B方向に押し出してメカニカルスプライス3から外すと、ベース板21と押え板23とが光ファイバ7b,8bを挟持するため、光ファイバ7b,8bが固定された状態になり、光ファイバ7b,8bの接続が完了する。
【0007】
即ち、この光ファイバ接続器1を使用すると、光ファイバ7b,8b相互の接続作業は、光ファイバ接続器1の両端に各光ファイバ7b,8bを挿入した後、楔挿入解除部材31を押し込んでメカニカルスプライス3から楔部材27を離脱させるだけで済むため、高所等での作業を簡便にすることができた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2008−268674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところが、上記の光ファイバ接続器1は、両端を開放した筒状構造で、メカニカルスプライス3を収容している空間が開放空間になっているため、防水性に欠けている。
通常は軒下などに設置するが、やむを得ず屋外に設置する場合には、光ファイバ接続器1を防水機能を有した別体の収容箱に収容する必要があり、別体の収容箱の製作や設置のためのコスト増加を招く外に、光ファイバ接続器1の設置箇所に、別体の収容箱を取り付けるための設置スペースが必要になるという問題を生じた。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、光ファイバ相互の接続処理を簡便にできるだけでなく、防水性を有するとともに、屋外設置を省スペースかつ安価に実現できる光ファイバ接続器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(1)上記した課題を解決するために、本発明による光ファイバ接続器は、光ファイバ相互を接続状態にするメカニカルスプライスおよび前記メカニカルスプライスに挿入する光ファイバを把持する外被保持部材を収容し、
前記メカニカルスプライスと該メカニカルスプライスに接続した光ケーブルとを固定支持する光ファイバ接続器であって、
前記メカニカルスプライスおよび前記外被保持部を固定する下部ケースと、
前記下部ケースに嵌合装着され、前記下部ケースに固定された前記メカニカルスプライス及び前記外被保持部材を収容する収容空間を画成する上部ケースと、
前記下部ケースと上部ケースとの突き合わせ部を封止して、前記収容空間を防水空間とするパッキンと、
を備えたことを特徴とする。
【0011】
(2)また、上記(1)に記載の光ファイバ接続器は、前記パッキンの前記光ケーブルが挿通する部位の壁部には、前記光ケーブルを割り込ませる切り込みが形成されていることを特徴としても良い。
【0012】
(3)また、上記の(1)又は(2)に記載の光ファイバ接続器は、前記下部ケース及び上部ケースの外面の角部及び稜線部には、面取りが施されていることを特徴としても良い。
【0013】
(4)また、上記(1)乃至(3)の何れかに記載の光ファイバ接続器は、前記防水空間には、前記メカニカルスプライスから取り外した楔部材を収容しておく余空間が残るように、前記下部ケースと前記上部ケースとが寸法設定されていることを特徴としても良い。
【発明の効果】
【0014】
本発明による光ファイバ接続器によれば、下部ケース上のメカニカルスプライスに対する光ファイバの接続処理は、予め、メカニカルスプライスに楔部材を嵌合させておけば、各光ファイバをメカニカルスプライスに挿入する操作と、メカニカルスプライスから楔部材を取り外す操作だけで良い。従って、光ファイバ相互の接続時の処理を簡便にすることができる。
【0015】
また、メカニカルスプライスによる光ファイバ相互の接続作業が終了したら、下部ケースの上に、パッキンを介在させて、上部ケースを嵌合装着すれば、メカニカルスプライス及び外被保持部材を収容している光ファイバ接続器内の収容空間は、防水空間になる。従って、組立が完了した光ファイバ接続器は、防水性を有した別体の収容箱に収容させずとも、水の浸入による不都合を生じる虞がない。
即ち、上記構成の光ファイバ接続器では、防水性を具備した別体の収容箱が不要で、そのまま屋外に設置することができ、光ファイバ相互の接続部の屋外設置を、省スペースかつ安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係る光ファイバ接続器の一実施の形態の外観斜視図である。
【図2】図1の光ファイバ接続器の光ファイバが接続された状態の分解斜視図である。
【図3】図2に示した下部ケースと上部ケースの上面側からの斜視図である。
【図4】図3に示した下部ケースと上部ケースの下面側からの斜視図である。
【図5】メカニカルスプライスに装着される楔部材の拡大斜視図である。
【図6】メカニカルスプライスに楔部材が装着された状態の斜視図である。
【図7】図6の要部の拡大図である。
【図8】従来の光ファイバ接続器の斜視図である。
【図9】図8に示した光ファイバ接続器の縦断面図である。
【図10】図9のA−A断面図である。
【図11】図8に示した光ファイバ接続器と楔挿入解除部材の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明に係る光ファイバ接続器の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図7は、本発明に係る光ファイバ接続器の一実施の形態を示したものである。
この一実施の形態の光ファイバ接続器41は、例えば、架空に敷設されたドロップケーブルである第1の光ケーブル43と屋内から引き出されたインドアケーブルである第2の光ケーブル45の各光ファイバ(図示せず)を相互に接続するもので、図2に示すように、後述するメカニカルスプライス3と、下部ケース51と、この下部ケース51の上に嵌合装着される上部ケース53と、シリコンゴム等で形成されたパッキン55とを備えている。
【0018】
下部ケース51は、接続する各光ケーブル43,45の長手方向に沿って細長い矩形の底壁61の中央領域に、図9に示したメカニカルスプライス(光ファイバ接続部材)3を固定するためのスプライス固定部62と、このスプライス固定部62の長手方向の両端部に連設し、各光ケーブル43,45に装着されている外被保持部材47を介して各光ケーブル43,45の固定を行う一対のケーブル固定部(ホルダー固定部)63とが一体形成されている。
【0019】
また、底壁61の長手方向の両端部付近には、下部ケース51に挿入する光ケーブル43,45を挟んで各光ケーブル43,45を定位置に位置決めするケーブル挟持部65が設けられている。
更に、底壁61の外周部には、上記パッキン55が装着されるパッキン装着溝67が設けられている。パッキン装着溝67の外側の最外周部には、下部ケース51の上に被せられた上部ケース53を係止する弾性係止片68が複数箇所に装備されている。
【0020】
下部ケース51に一体形成されているスプライス固定部62は、図3に示したように、メカニカルスプライス3が嵌合するスプライス嵌合溝62aを、一対の対向壁62b,62bによって形成したもので、スプライス嵌合溝62aに嵌合装着されたメカニカルスプライス3を離脱不能に係止する。
【0021】
スプライス固定部62は、図2に示すように、メカニカルスプライス3上の楔挿入凹部26を上側に露出させた状態に、メカニカルスプライス3を保持する。
スプライス固定部62には、図5に示す楔部材69を装着することができる。
楔部材69は、図5に示すように、一対の対向壁62b,62bの外側に嵌合する一対の対向壁69a,69aと、これらの対向壁69a,69a間を連結する連結壁69bとを有しており、連結壁69bには、スプライス固定部62に装着されているメカニカルスプライス3の楔挿入凹部26に嵌入して、メカニカルスプライス3のベース板21と押え板23(図10参照)とを開く楔部69cが突設されている。
【0022】
楔部材69は、図6及び図7に示すように、楔部69cをスプライス固定部62側に向けた状態で、スプライス固定部62に嵌合させる。
楔部材69を、図7の矢印X方向に押し下げた状態では、楔部69cが、スプライス固定部62に保持されたメカニカルスプライス3の楔挿入凹部26に嵌入した状態になり、メカニカルスプライス3のベース板21と押え板23とが開いた状態になって、メカニカルスプライス3のV溝21aへの光ファイバ43a,45aの挿入が可能になる。
【0023】
ケーブル固定部63は、外被保持部材47を一対の対向壁63a,63aによって嵌合保持する。
つまり、外被保持部材47は、光ケーブル43,45の先端側の外被43b,45bを把持固定して、図6に示した矢印Y1,Y2方向への嵌合操作によってケーブル固定部63に嵌合装着されると、ケーブル固定部63に固定された状態になる。
【0024】
上部ケース53は、下部ケース51の上を覆う箱形構造で、長手方向に延びる両側壁部は、図4に示すように、内部側壁53aと外部側壁53bとが所定の隙間sで並設された二重壁構造となっている。
内部側壁53aと外部側壁53bとの間の隙間sは、下部ケース51の両側に突設されている弾性係止片68が嵌入する隙間となっている。
上部ケース53には、下部ケース51に形成した弾性係止片68に対応する部位に、弾性係止片68の係止突起68aが係合する係合凹部53cが設けられている。
【0025】
上部ケース53は、下部ケース51の上に嵌合装着すると、弾性係止片68の係止突起68aと係合凹部53cとの係合によって、下部ケース51に固定される。
下部ケース51に固定された上部ケース53は、下部ケース51との間に、下部ケース51に固定されたメカニカルスプライス3及び外被保持部材47を収容する収容空間を画成する。
【0026】
パッキン55は、下部ケース51のパッキン装着溝67に装着される。
パッキン55は、上部ケース53と下部ケース51との間に挟持されて、下部ケース51と上部ケース53との突き合わせ部を封止し、前記収容空間を防水空間とすることができる。
【0027】
本実施形態の場合、図2に示すように、パッキン55の光ケーブル43,45が挿通する部位の壁部55bには、光ケーブル43,45を割り込ませる切り込み55aが形成されている。
また、本実施形態の場合、図1及び図4に示すように、下部ケース51及び上部ケース53の外面の角部及び稜線部には、R状の面取り81,82が施されている。
さらに、下部ケース51と上部ケース53とで画成される前記防水空間には、メカニカルスプライス3から取り外した楔部材69(図5参照)を収容しておく余空間が残るように、下部ケース51と上部ケース53とが寸法設定されている。
【0028】
以上に説明した光ファイバ接続器41では、一対の光ファイバ43a,45a相互の接続処理は、予め、図7に示したように下部ケース51のスプライス固定部62に固定したメカニカルスプライス3の楔挿入凹部26(図2参照)に楔部材69の楔部69cを嵌入させて、ベース板21と押え板23とを開いた状態で、外被保持部材47に保持された光ケーブル43,45の先端をメカニカルスプライス3に挿入する操作を行って、外被保持部材47をケーブル固定部63に固定する。
各光ケーブル43,45の先端相互をメカニカルスプライス3に挿入して突き合された状態で、メカニカルスプライス3から楔部材69を取り外すと、先端に露出させた光ファイバがメカニカルスプライス3により相互接続されるため、光ファイバ接続器41は、図2に示すように光ケーブル43,45を固定することができる。
【0029】
つまり、光ファイバの接続処理は、予め、メカニカルスプライス3の楔挿入凹部26に楔部材69の楔部69cを嵌合させておけば、各光ケーブル43,45の先端をメカニカルスプライス3に挿入する操作と、メカニカルスプライス3から楔部材69を取り外す操作だけで済む。従って、光ケーブル43,45相互の接続処理を簡便にすることができる。
【0030】
図2に示したように、下部ケース51上で光ケーブル43,45の相互接続が終了したら、パッキン装着溝67にパッキン55を装着して、上から下部ケース51のパッキン装着溝67にパッキン55を押し込む操作をすることで、パッキン55の壁部55bに光ファイバを挿通させた状態にすることができる。
【0031】
そして、パッキン55の装着が終了したら、下部ケース51の上に、上部ケース53を嵌合装着すれば、メカニカルスプライス3及び外被保持部材47を収容している光ファイバ接続器41内の収容空間は、防水空間になる。
従って、組立が完了した光ファイバ接続器41は、防水性を有した別体の収容箱に収容させずとも、浸水による不都合が生じる虞がない。
【0032】
即ち、上記構成の光ファイバ接続器41では、防水性を具備した別体の収容箱が不要で、そのまま屋外に設置することができ、別体の収容箱を使用せずに済むため、光ケーブル34,45相互の接続部の屋外設置を、省スペースかつ安価に実現することができる。
【0033】
また、本実施形態の光ファイバ接続器41の場合、パッキン55の光ケーブル43,45が挿通する部位の壁部55bには、光ケーブル43,45を割り込ませる切り込み55aを形成している。
そのため、光ケーブル43,45は、パッキン55の切り込み55aに割り込ませるという簡単な操作で、光ケーブル43,45の周囲をパッキン55で覆った防水構造とすることができ、手間のかかる作業を強いずに、光ケーブル43,45の挿通部に良好な防水性を確保することが可能になる。
【0034】
また、下部ケース51及び上部ケース53の外面の角部及び稜線部には、面取り81,82が施されているため、光ファイバ接続器41の外面の角部及び稜線部が周囲のケーブルに接触しても、接触したケーブルを傷つける虞がない。
更に、下部ケース51と上部ケース53との間に画成される防水空間には、メカニカルスプライス3から取り外した楔部材69を収容しておく余空間が残るように、下部ケース51と上部ケース53とが寸法設定されているため、例えば、架空等における接続作業で、各光ファイバを挿入した後、メカニカルスプライス3から取り外された楔部材69を内部の余空間に保存しておけば、廃棄作業を不要にし、しかも再利用を可能にして、保守作業時等に楔部材69を携帯する必要もない。
【0035】
なお、本発明に係る光ファイバ接続器において、スプライス固定部62やケーブル固定部63の装備形態は、上記実施形態に示したように下部ケース51に一体形成する形態に限らない。例えば、スプライス固定部62とケーブル固定部63を装備した保持具を介して下部ケースに嵌合装着するようなものでもよい。
【符号の説明】
【0036】
3 メカニカルスプライス(光ファイバ接続部材)
26 楔挿入凹部
41 光ファイバ接続器
43,45 光ケーブル
43a,45a 光ファイバ
43b,45b 外被
47 外被保持部材
51 下部ケース
53 上部ケース
55 パッキン
55a 切り込み
62 スプライス固定部
63 ケーブル固定部(ホルダー固定部)
67 パッキン装着溝
69 楔部材
69c 楔部
81,82 面取り


【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ファイバ相互を接続状態にするメカニカルスプライスおよび前記メカニカルスプライスに挿入する光ファイバを把持する外被保持部材を収容し、前記メカニカルスプライスと該メカニカルスプライスに接続した光ケーブルとを固定支持する光ファイバ接続器であって、
前記メカニカルスプライスおよび前記外被保持部を固定する下部ケースと、
前記下部ケースに嵌合装着され、前記下部ケースに固定された前記メカニカルスプライス及び前記外被保持部材を収容する収容空間を画成する上部ケースと、
前記下部ケースと上部ケースとの突き合わせ部を封止して、前記収容空間を防水空間とするパッキンと、
を備えたことを特徴とする光ファイバ接続器。
【請求項2】
前記パッキンの前記光ケーブルが挿通する部位の壁部には、前記光ケーブルを割り込ませる切り込みが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ接続器。
【請求項3】
前記下部ケース及び上部ケースの外面の角部及び稜線部には、面取りが施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバ接続器。
【請求項4】
前記防水空間には、前記メカニカルスプライスから取り外した楔部材を収容しておく余空間が残るように、前記下部ケースと前記上部ケースとが寸法設定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の光ファイバ接続器。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−2646(P2011−2646A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−145432(P2009−145432)
【出願日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【出願人】(000231936)日本通信電材株式会社 (98)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】