説明

光学式識別モジュール・デバイス、及び、そのデバイスを有する光学式読み取り装置

【課題】光学式読み取り装置の体積を減し、コストと加工時間をも減らすことができる、光学式識別モジュール・デバイスと、光学式読み取り装置を提供する。
【解決手段】光源コンテナ、誘導凹部が、ライトパイプの1つの側に配置されている。第1の光チャンネルが、ライトパイプ内に画成されている。係合バンプと、分離バンプが、レンズ・ホルダの1つの側に配置されている。係合バンプは、誘導凹部に係合する。第1の光チャンネルに対応する、第2の光チャンネルが、レンズ・ホルダ内に画成され、レンズは第2の光チャンネル内に配置されている。第2の光チャンネルに対応する位置で、受光部にはんだ付けされている、センシング回路基板は、レンズ・ホルダの底部に配置されている。発光ダイオードは、光源コンテナ内に置かれている。

【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、2011年3月16日に出願された、台湾特許出願番号100108964の利益を主張し、当該出願の対象は参照によって本明細書に組み入れられている。
【技術分野】
【0002】
本発明は、光学式識別の技術分野、並びに、より具体的には、光学式識別モジュール・デバイス、及び、そのデバイスを有する光学式読み取り装置に関する。
【背景技術】
【0003】
文書の読み取りにおいて、便宜、楽しみ、及び、効率を増すための直接的アプローチは、様々な文書に印刷された画像に光学式識別コードを埋め込むこと、及び、画像の一部に相当する光学式識別コードを読み取る光学式読み取りペンを使用することであり、その結果、出力デバイスは、読み取り光学式識別コードに従って、例えば、音声出力を作り出するために操作され、それにより読み取りを効果的に支援する音声を使用する。
【0004】
図1は、先行技術の光学式読み取りペン100の断面図である。図1に示す様に、光学式読み取りペン100は、光学式識別モジュール110、主回路基板130、及び、ペン・ハウジング150から成る。光学式識別モジュール110は、ピン・ヘッダ125を介して、主回路基板130にはんだ付けされる。光学式識別モジュール110及び主回路基板130は、光学式読み取りペン100を完全に形成するために、ペン・ハウジング150内に取り付けられる。
【0005】
光学式識別モジュール110は、プラスティック・ハウジング111を含む。光チャンネル123がプラスティック・ハウジング111内に画成される。光チャンネル123に対応する、クリッピング・ホルダ(clipping holder)113が、凸レンズ115を固定するために配置される。センシング回路基板117が、クリッピング・ホルダ113に対応する底部にあるモジュール110に配置される。受光部119は、凸レンズ115に対応するセンシング回路基板117の1つの側に配置される。センシング回路基板117の、もう1つの側は、2つの赤外LED121に、はんだ付けする為の4つの溶接穴を有する。
【0006】
操作において、赤外LED121は、この様に、反射光を作り出すために、赤外光を文書表面に放射する。反射光は、光チャンネル123を通過し、かつ焦点を合わせ、さらに、受光部119に伝えられるために凸レンズ115に達する。焦点が合った反射光を受けた後、受光部119は、それを識別可能な、ディスプレイ信号に変える。
【0007】
赤外LED121により放射された光を、操作において、文書表面に焦点を合わせるため、赤外LED121を、センシング回路基板117にはんだ付けする前に、赤外LED121の2本のピンをある角度に曲げる必要があり、このことが、作業時間とコストを増やす。加えて、曲げ角度は、プラスティック・ハウジング111の形状に合わせる必要があり、ペン・ハウジング150の大きさと形状は、光学式識別モジュール110により制約され、それ故、ペン・ハウジング150の大きさを小さくすることは出来ず、又は、その形状を変えることは出来ない。さらに、従来の光学式識別モジュール110は、ピン・ヘッダ125を介して、主回路基板130にはんだ付けされており、このことも、コストを増やす。
【0008】
先行技術において、別のアプローチは、プラスティック・ハウジングに、赤外LEDを固定的に保持するために、熱収縮チューブを使用することである。しかし、この様な方法は、各熱収縮チューブが異なった収縮をするので、その結果、加工コストを増やす。それ故、前述の問題点を軽減する、及び/又は、取り除くため、改善されたモジュールを提供することは有益がある。
【発明の概要】
【0009】
本発明の目的は、よりコンパクトである様に、光学式読み取り装置の体積を減らすことが出来、コストと加工時間をも減らすことができる、光学式識別モジュール・デバイスと、そのデバイスを有する光学式読み取り装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様において、光学式識別モジュール・デバイスが提供される。光学式識別モジュール・デバイスは、ライトパイプ、レンズ・ホルダ、レンズ、センシング回路基板、及び、少なくとも1つの発光ダイオードを含む。ライトパイプは、透明な材料でできている。少なくとも1つの光源コンテナ、及び、光源コンテナから伸びている、少なくとも1つの誘導凹部が、ライトパイプの1つの側(side)に配置される。第1の光チャンネルが、ライトパイプ内に画成される。少なくとも1つの係合バンプと、係合バンプと一直線に並んでいる、少なくとも1つの分離バンプが、レンズ・ホルダの1つの側(side)に配置される。係合バンプは、対応して、誘導凹部に係合する。第1の光チャンネルに対応する、第2の光チャンネルが、レンズ・ホルダ内に画成され、かつレンズは第2の光チャンネル内に配置される。第2の光チャンネルに対応する位置ではんだ付けされた受光部を有するセンシング回路基板は、レンズ・ホルダの底部に配置される。少なくとも1つの発光ダイオードは、少なくとも1つの光源コンテナ内に置かれた発光体と、発光体から伸びた2本のピンを有する。2本のピンは、少なくとも1つの分離バンプの2つの側(side)に沿って、センシング回路基板に電気的に接続される。
【0011】
発明の別の態様において、光学式読み取り装置が提供される。光学式読み取り装置は、光学式識別モジュール・デバイス、及び、主回路基板を含む。光学式識別モジュール・デバイスは、ライトパイプ、レンズ・ホルダ、レンズ、センシング回路基板、及び、少なくとも1つの発光ダイオードを含む。ライトパイプは、透明な材料でできている。第1の光チャンネルは、ライトパイプ内に画成される。レンズ・ホルダは、ライトパイプと係合する。第1の光チャンネルに対応する第2の光チャンネルは、レンズ・ホルダ内に画成され、そしてレンズは、第2の光チャンネル内に配置される。第2の光チャンネルに対応する位置ではんだ付けされた受光部を有するセンシング回路基板は、レンズ・ホルダの底部に配置される。プラグ部分は、回路基板の1つの側(side)に形成される。プラグ部分に配置された複数のゴールドフィンガ は、受光部に電気的に接続される。少なくとも1つの発光ダイオードは、ライトパイプの2つの側(side)に置かれた発光体と、発光体から伸びた2本のピンを有する。2本のピンは、センシング回路基板に電気的に接続される。センシング回路基板が電気的に主回路基板に接続されるように、センシング回路基板のプラグ部分が、主回路基板に、縦方向に挿入出来るように、スロットが主回路基板内に画成される。
【0012】
本発明の他の目的、効果、及び、新規の特徴は、添付の図面と併せた時、以下の詳細な記述から、より明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】先行技術の光学式読み取りペンの断面図である。
【図2】本発明の実施態様に従った、光学式識別モジュール・デバイスの分解図である。
【図3】本発明の実施態様に従った、光学式識別モジュール・デバイスの斜視図である。
【図4】図3の光学式識別モジュール・デバイスの、A−A‘線で切断した、断面図である。
【図5】本発明の実施態様に従った、光学式識別モジュール・デバイスを有する、光学式読み取り装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図2は、本発明の実施態様に従った、光学式識別モジュール・デバイス200の分解図である。図3は、光学式識別モジュール・デバイス200の斜視図である。図4は、図3の光学式識別モジュール・デバイスの、A−A‘線で切断した、断面図である。図2,3、及び、4に示す様に、光学式識別モジュール・デバイス200は、ライトパイプ210、少なくとも1つの発光ダイオード(LED)220、レンズ・ホルダ230、レンズ270、及び、センシング回路基板250を含む。この実施態様において、少なくとも1つの発光ダイオード220は、ライトパイプ210の2つの側に、それぞれ、置かれた、2つの発光ダイオード2201、2202であることが好ましい。
【0015】
ライトパイプ210は、透明な材料でできている。ライトパイプ210は、好ましくは、上部が下部より小さい、中空の円筒に一体に形成されたABS材料製である。少なくとも1つの光源コンテナ201と、光源コンテナ201から伸びている、少なくとも1つの誘導凹部(guiding recess)203が、ライトパイプ210の1つの側に配置される。第1の光チャンネル207が、ライトパイプ210内に画成される。ライトパイプ210の下部に、2つのグルーブ(groove)205が配置される。好ましくは、2つのグルーブ205は、ライトパイプ210の下部に一体に形成され、かつ対称的に配置される。この実施態様において、少なくとも1つの光源コンテナ201は、ライトパイプ210の2つの側に取り付けられた2つの光源コンテナ2011、2012を含み、そして少なくとも1つの誘導凹部203は、2つの光源コンテナ2011、2012からそれぞれ伸びた2つの誘導凹部2031、2032を含む。
【0016】
レンズ・ホルダ230は、円筒状の上部と立方体状の下部を持つ、空洞の基部である。少なくとも1つの、係合バンプ(engaging bump)233が、ライトパイプ210の誘導凹部203と、対応して、係合するように、レンズ・ホルダ230の1つの側に配置される。係合バンプ233と一直線に並んでいる、少なくとも1つの分離バンプ(separating bump)239もまた、レンズ・ホルダ230の側に配置される。第1の光チャンネル207に対応する第2の光チャンネル237が、レンズ・ホルダ230内に画成される。複数の位置決めプラグ231が、レンズ・ホルダ230の底部に形成される。この好ましい実施態様において、少なくとも1つの係合バンプ233は、2つの誘導凹部2031、2032とそれぞれ係合する、2つの係合バンプ2331、2332を含み、そして少なくとも1つの分離バンプ239は、2つの係合バンプ2331,2332とそれぞれ一直線に並んでいる、2つの分離バンプ2391、2392を含む。
【0017】
2つのタング(tongue)235が、ライトパイプ210を、レンズ・ホルダ230に、固定的に取り付けるため、2つのグルーブ205と、それぞれ係合するように、レンズ・ホルダ230の上部に配置される。レンズ・ホルダ230は、不透明なプラスティック材料で一体に形成することが出来る。
【0018】
少なくとも1つの発光ダイオード220に由来する反射光をフィルタリングするために、ライト・ゲート(light gate)241が、第2の光チャンネル237内に配置される。レンズ270は、第2の光チャンネル237内に配置される。レンズ270は凸レンズである。
【0019】
センシング回路基板250は、レンズ・ホルダ230の底部に配置され、第2の光チャンネル237に対応する位置に、はんだ付けされた受光部253を有する。受光部253は、反射光を識別可能なディスプレイ信号に変換するために、少なくとも1つの発光ダイオード220に由来する反射光を受ける。複数の位置決めプラグ231を、それぞれ挿入するために、複数の位置決めプラグ穴251が、センシング回路基板250内に画成される。
【0020】
プラグ部分257は、回路基板250の1つの側に配置される。複数のゴールドフィンガ259が、主回路基板に挿入され、はんだ付けされるために、プラグ部分257に配置される。ゴールドフィンガ259は、受光部253に電気的に接続される。
【0021】
少なくとも1つの発光ダイオード220は、好ましくは、赤外発光ダイオードである。少なくとも1つの発光ダイオード220は、発光体223と、発光体223から伸びている2本のピン221を有する。発光体223は、少なくとも1つの光源コンテナ201内に置かれる。2本のピン221は、少なくとも1つの分離バンプ239の2つの側に沿って、センシング回路基板250に、電気的に接続される。複数の溶接穴(welding hole)255は、少なくとも1つの発光ダイオード220の2本のピン221を挿入し、はんだ付けするため、センシング回路基板250内に画成される。
【0022】
図3は、本発明の実施態様に従った、光学式識別モジュール・デバイス200の斜視図である。光学式識別モジュール・デバイス200の外側構造を図示する、図3に示す様に、発光体223は、少なくとも1つの光源コンテナ201内に取り付けられている。ライトパイプ210は透明な材料でできているので、発光体223により作られた赤外光は、反射光を作るように、少なくとも1つの光源コンテナ201を通過し、かつ文書面に到達することが出来る。
【0023】
図4は、図3の光学式識別モジュール・デバイスの、A−A‘線で切断した、断面図である。図4に示す様に、ライトパイプ210が、レンズ・ホルダ230と結合された後、第1の光チャンネル207と第2の光チャンネル237は、反射光路として、円筒状のチャンネルを形成する。少なくとも1つの発光ダイオード220から由来の反射光は、ライト・ゲート241により、フィルタリングされ、レンズ270により、焦点を合わされ、屈折され、受光部253に伝達される。
【0024】
図5は、本発明の実施態様に従った、光学式識別モジュール・デバイスを有する、光学式読み取り装置500の概略図である。光学式読み取り装置500は、光学式識別モジュール・デバイス200と主回路基板260を含む。
【0025】
前述の様に、光学式識別モジュール・デバイス200は、ライトパイプ210、レンズ・ホルダ230、レンズ270、センシング回路基板250、及び、少なくとも1つの発光ダイオード220を有する。ライトパイプ210は、透明な材料製である。第1の光チャンネル207が、ライトパイプ210内に画成される。レンズ・ホルダ230は、ライトパイプ210と係合する。第1の光チャンネル207に対応する第2の光チャンネル237が、レンズ・ホルダ230内に画成され、レンズ270は、第2の光チャンネル237内に配置される。第2の光チャンネル237に対応する位置にはんだ付けされた受光部253を有するセンシング回路基板250は、レンズ・ホルダ230の底部に配置される。プラグ部分257は、回路基板250の1つの側に形成される。プラグ部分257に配置された複数のゴールドフィンガ259は、受光部253に電気的に接続される。少なくとも1つの発光ダイオード220は、ライトパイプ210の2つの側に置かれた発光体223と、発光体から伸びた2本のピン221を有する。2本のピン221は、センシング回路基板250に電気的に接続される。
【0026】
スロット261は主回路基板260内に画成され、回路基板250のプラグ部分257は、回路基板250を主回路基板260に電気的に接続するため、そこに、縦方向に挿入される。主回路基板260は、プラグ部分257の複数のゴールドフィンガ259に、それぞれはんだ付けするために、スロット261の横に配置された、複数の溶接点263を有する。
【0027】
引き合いに出した様に、本発明は、補助のプラスティック・ハウジング、又は、熱収縮カバーを使用することなく、安定した光源と一定の外観を提供するために、発光ダイオード220を、固定的に取り付けるため、光源コンテナ201を使用する。加えて、センシング回路基板250のゴールドフィンガが、直接的に主回路基板260に固定的にはんだ付けされる時、加工と再加工を進めるのが容易であり、この場合、信号転送のためのピン・ヘッダ125は、効果的にコストを下げるために取り除かれる。さらに、センシング回路基板250は、直接的に主回路基板260に固定的にはんだ付けされるので、センシング回路基板250は、光学式読み取り装置500の中央に位置することがなく、従って、センシング回路基板250の反対側のスペースを、1つ以上のセル(電池)、又は、バッテリを置くことに使うことができる。従って、スペースを高度に利用することにより、光学式読み取り装置500の全体積が減る。
【0028】
本発明が、その好ましい実施態様に関連して説明されたが、多くの、他の、考え得る、改良と変形が、以下の特許請求の範囲で請求されるように、本発明の精神と範囲を逸脱することなしに成し得ることは、言うまでもないことである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光学式識別モジュール・デバイスであって、
透明な材料製であるライトパイプであって、該ライトパイプの1つの側に配置された少なくとも1つの光源コンテナと、光源コンテナから伸びた少なくとも1つの誘導凹部を有するライトパイプ、但し、第1の光チャンネルがライトパイプ内に画成されている、;
少なくとも1つの誘導凹部と対応して係合するための、レンズ・ホルダの1つの側に配置された、少なくとも1つの係合バンプと、少なくとも1つの係合バンプと一直線に並んでいる少なくとも1つの分離バンプとを有するレンズ・ホルダ、但し、第1の光チャンネルに対応する第2の光チャンネルがレンズ・ホルダ内に画成されている;
第2の光チャンネル内に配置されているレンズ;
レンズ・ホルダの底部に配置され、第2の光チャンネルに対応する位置にはんだ付けされた受光部を有する、センシング回路基板;及び、
少なくとも1つの光源コンテナ内におかれた発光体と、発光体から伸びかつ少なくとも1つの分離バンプの2つの側に沿ってセンシング回路基板に電気的に接続された2本のピンとを有する、少なくとも1つの発光ダイオード
を含む、
光学式識別モジュール・デバイス。
【請求項2】
ライトパイプが、その下方部に配置された2つのグルーブを有し、レンズ・ホルダが、ライトパイプをレンズ・ホルダに固定的に取り付けるように、2つのグルーブと対応して係合するために、その上方部に配置された2つのタングを有する、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
レンズ・ホルダが、その底部に取り付けられた、複数の位置決め・プラグを有し、複数の位置決め・プラグを対応して挿入するため、複数の位置決め・プラグ穴が、センシング回路基板にとりつけられている、請求項2に記載のデバイス。
【請求項4】
少なくとも1つの発光ダイオードが赤外光源である、請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
ライトパイプがABS材料で一体的に形成される、請求項3に記載のデバイス。
【請求項6】
レンズが凸レンズである、請求項3に記載のデバイス。
【請求項7】
受光部が、反射光を識別可能なディスプレイ信号に変換するために、少なくとも1つの発光ダイオードに由来する反射光を受ける、請求項3に記載のデバイス。
【請求項8】
回路基板の1つの側が、複数のゴールドフィンガが、受光部に電気的に接続されるように、主回路基板に挿入され、かつはんだ付けされるために、複数のゴールドフィンガが回路基板に配置されたプラグ部分を有する、請求項3に記載のデバイス。
【請求項9】
ライトパイプ内に第1の光チャンネルが画成された、透明な材料製であるライトパイプ;
ライトパイプと係合し、かつ第1の光チャンネルに対応してレンズ・ホルダ内に第2の光チャンネルが画成されたレンズ・ホルダ;
第2の光チャンネル内に配置されたレンズ;
レンズ・ホルダの底部に配置され、かつ第2の光チャンネルに対応する位置にはんだ付けされた受光部と、センシング回路基板の1つの側に形成されたプラグ部分とを有するセンシング回路基板、但し、複数のゴールドフィンガがプラグ部分に配置され、かつ複数のゴールドフィンガが電気的に受光部に接続される;
ライトパイプの1つの側に置かれた発光体と、発光体から伸び、センシング回路基板に電気的に接続された2本のピンとを有する、少なくとも1つの発光ダイオード;及び、
センシング回路基板が電気的に主回路基板に接続されるように、センシング回路基板のプラグ部分が、主回路基板に、縦方向に挿入出来るように、スロットが主回路基板内に画成されている主回路基板、
を含む光学式識別モジュール・デバイスを有する光学式読み取り装置。
【請求項10】
主回路基板が、プラグ部分の複数のゴールドフィンガに、それぞれはんだ付けするためのスロットの横に配置された、複数の溶接点を有する、請求項9に記載の光学式読み取り装置。
【請求項11】
少なくとも1つの光源コンテナ、及び、光源コンテナから伸びている、少なくとも1つの誘導凹部が、ライトパイプの1つの側に配置される、請求項9に記載の光学式読み取り装置。
【請求項12】
レンズ・ホルダが、少なくとも1つの誘導凹部と対応して係合するため、少なくとも1つの係合バンプを配置した1つの側と、少なくとも1つの係合バンプと一直線に並んだ、少なくとも1つの分離バンプを有する、請求項11に記載の光学式読み取り装置。
【請求項13】
少なくとも1つの発光ダイオードの発光体が、少なくとも1つの光源コンテナ内に置かれ、かつ2本のピンが、少なくとも1つの分離バンプの2つの側に沿って、センシング回路基板に電気的に接続される、請求項12に記載の光学式読み取り装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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