説明

光学素子、それを備えた光学素子ユニット、それを備えた撮像装置及び照明装置

【課題】光学素子を外部からの衝撃に強く、かつ確実に精度良く取付部材に取り付けることで、良好な光学性能が得られる光学素子を提供する。
【解決手段】プリズム30(光学素子)は、プリズム本体31(光学素子本体)と、一対の取付部34a,34bとを備えている。取付部34a,34bは、プリズム本体31に、プリズム本体31の重心を挟んで対向して形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学素子、それを備えた光学素子ユニット、それを備えた撮像装置及び照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
プリズムは、DSC、DVC等に代表される撮像装置や、CDやDVDなどの光学ピックアップ等の精密光学機器の主要部品として広く用いられている。このようなプリズムを用いた精密光学機器において、良好な光学性能を得るためには、収納部材にプリズムを確実に精度良く取り付ける必要がある。一般に、プリズムは、接着剤を用いて収納部材に接着される。このとき、接着剤が硬化時に収縮するので、接着剤が塗布されたプリズムにおける光学機能面の薄肉部分が引っ張られ、光学機能面が変形してしまうおそれがある。
【0003】
そこで、プリズムの薄肉部分での接着を避け、プリズムにおける直交する2つの面の交差稜線部と、収納部材に設けた台座部とを接着剤で点接着することで、上記光学機能面の変形を防止するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平10−334499号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の光学素子では、交差稜線部と台座部との点接着により、プリズムと収納部材とが接着されているため、十分な接着強度が得られず、外部からの衝撃に弱いという問題があった。さらに、位置決めが困難であり、プリズムを確実に精度良く収納部材に取り付けることが困難であるという問題があった。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光学機能面の変形を防止するとともに、光学素子を外部からの衝撃に強く、かつ確実に精度良く取付部材に取り付けることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかる光学素子は、光学素子本体と一対の取付部とを備えている。取付部は、光学素子本体の重心を挟んで対向して形成されている。
【0007】
本発明にかかる光学素子ユニットは、本発明にかかる光学素子と収納部材とを備えている。収納部材は、一対の取付部に対応して形成された被取付部を有し、光学素子が収納される。
【0008】
本発明にかかる撮像装置は、受光素子とプリズムとを備えている。プリズムは、互いに直交する2つの直交側面と、2つの直交側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する三角柱形状に形成されている。プリズムは、直角三角柱の両端面に直角三角柱の重心を挟んで対向する一対の取付部が形成されている。プリズムは、プリズムへの入射光が傾斜側面において受光素子に向けて反射されるように配置されている。
【0009】
本発明にかかる照明装置は、光源とプリズムとを備えている。プリズムは、互いに直交する2つの直交側面と、2つの直交側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する三角柱形状に形成されている。プリズムは、直角三角柱の両端面に直角三角柱の重心を挟んで対向する一対の取付部が形成されている。プリズムは、光源からの光が傾斜側面において反射されるように配置されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明にかかる光学素子は、光学機能面の変形を防止することができるとともに、外部からの衝撃に強く、かつ確実に精度良く取付部材に取り付けることができる
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る撮像装置1を示す。撮像装置1は、受光素子11と、複数のレンズ群(具体的には、第1レンズ群12、第2レンズ群13、第3レンズ群14)と、光学素子ユニット20とを備えている。
【0013】
第1レンズ群12は、外光が入射するように、撮像装置1から露出するように配置されている。第1レンズ群12から入射した外光は、光学素子ユニット20に入射する。入射した光は、光学素子ユニット20により異なる光軸方向の光に変換される。変換された光は、第2レンズ群13及び第3レンズ群14により、受光素子11上に結像される。結像された画像は、受光素子11において電気信号に変換出力され、図示しない記録部(例えば、メモり等)に記録される仕組みとなっている。なお、受光素子11は、例えば、電荷結合素子(CCD)や、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)等によって構成することができる。
【0014】
図2は、上記光学素子ユニット20の断面を示す。光学素子ユニット20は、プリズム30と、第1光学レンズ21と、第2光学レンズ22と、プリズム30を収納する収納部材23とを備えている。収納部材23の第1レンズ群12側には、第1光学レンズ21が接合されている。収納部材23の第1光学レンズ1が接合される部分には、内径が第1光学レンズ21の外径とほぼ同様のリング状の切欠部24が形成されている。
【0015】
一方、第1光学レンズ21は、光学有効部21aと、光学有効部21aの外周に形成された枠部21bとを有している。上記切欠部24に枠部21bを接合させることにより、第1光学レンズ21が収納部材23に取り付けられる。
【0016】
同様に、収納部材23の第2レンズ群13側には、第2光学レンズ22が接合されている。収納部材23の第2光学レンズ22が接合される部分には、内径が第2光学レンズ22の外径とほぼ同様のリング状の切欠部25が形成されている。
【0017】
一方、第2光学レンズ22は、光学有効部22aと、光学有効部22aの外周に形成された枠部22bとを有している。切欠部25に枠部22bを接合させることにより、第2光学レンズ22が収納部材23に取り付けられる。
【0018】
収納部材23は、凹部に構成された一対の被取付部(図示せず)を有している。
【0019】
図3に示すように、プリズム30は、プリズム本体31を備えている。プリズム本体31は、互いに直交する2つの直交側面と、該直交側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状に形成されている。プリズム本体31は、直交側面が光入射面32a及び光出射面32c、傾斜側面が光反射面32bとして構成されている。プリズム30は、光入射面32aから、入射した光が光反射面32bにより反射されて、光出射面32cから出射するように形成されている。プリズム30は、光入射面32aが第1レンズ群12側に、光出射面32cが第2レンズ群13側になるように収納部材23に配置されている。
【0020】
プリズム30は、プリズム本体31の三角柱の第1,第2端面33a,33bに、上記収納部材23の被取付部に対応して形成された一対の取付部34a,34bを備えている。プリズム30の取付部34a,34bが各被取付部に接合されることにより、プリズム30が収納部材23に収納される。取付部34a,34bは、プリズム本体31の重心を挟んで対向して形成されている。したがって、プリズム30を外部からの衝撃に強く収納部材23に取り付けることができる。
【0021】
上記プリズム30の取付部34a,34bは、凸部35a,35bで構成されている。一方、収納部材23の被取付部は、取付部34a,34bに対応する凹部で構成されている。そして、凸部35a,35bが各被取付部に係合されている。このため、プリズム30が凸部35a,35bによって収納部材23に支持されるので、例えば、接着剤を用いて点接着した場合と比較して、プリズム30は強固に収納部材23に固定されることになる。
【0022】
また、凸部35a,35bを取付の基準位置としてプリズム30を収納部材23に取り付けることができるので、プリズム30を容易かつ高精度に位置決めすることができる。さらに、例えば、接着剤を用いて点接着する場合のように取付途中においてプリズム30が変位することが抑制される。したがって、プリズム30の高精度な取り付けが可能となり、高品位な撮像装置1を実現することができる。
【0023】
さらに、凸部35a,35bは、平面視略矩形状に形成され、各被取付部はこれらに対応する平面視略矩形状の凹部に形成されている。このため、プリズム本体31の収納部材23に対する回転が規制されるので、プリズム30を確実に収納部材23に取り付けることができる。なお、収納部材23の被取付部は、凸部35a,35bに嵌合する凹部で構成されていなくてもよく、プリズム本体31が確実に収納部材23に取り付けられる構成であればよい。例えば、被取付部を一対の平板部により構成し、この平板部により凸部35a,35bを狭持することで、プリズム本体31を収納部材23に取り付けてもよい。また、取付部34a,34bは、凹部で構成されていてもよい。この場合、収納部材23の各被取付部は、これらに対応する凸部で構成されていればよい。
【0024】
さらに、図4に示すように、プリズム本体31の第1,第2端面33a,33bを、各頂点がプリズム本体31の重心を挟んで対向するように膨出した曲面に形成し、この各頂点を取付部34a,34bとして構成してもよい。そして、被取付部により取付部34a,34bを狭持することで、プリズム30が収納部材23に取り付けられればよく、取付部34a,34b及び被取付部の形状は特に限定されるものではない。プリズム本体31の重心を挟んで対向するように形成された第1,第2端面33a,33bの各頂点を、取付部34a,34bとして構成しているので、プリズム30を外部からの衝撃に強く収納部材23に取り付けることができる。
【0025】
上述のように、本実施形態1におけるプリズム30は、凸部35a,35bにより強固に収納部材23に取り付けられるが、さらに高強度な取り付けが要求される場合には、接着剤を併用してもよい。例えば、凸部35a,35bと被取付部とを接着剤により接着してもよい。凸部35a,35bを接着することにより、単に平面同士を接着する場合と比較して、接着面の面積を小さくすることができる。このため、例えば、撮像装置1の温度が上昇して各部材の形状寸法が変化したような場合であっても、プリズム30にかかる応力を小さくすることができる。したがって、機械的耐久性及び熱的安定性がともに高く、高品位な撮像装置1を実現することができる。
【0026】
プリズム30の材質は特に限定されるものではなく、例えば、プラスチック製又はガラス製(結晶化ガラス製を含む)であってもよい。しかし、特にガラス製であることが好ましい。ガラス製とすることによって、プリズム30を高い形状精度、高耐熱性、高い機械的耐久性、高い均質性を実現することができる。また、ガラスは熱膨張係数及び光弾性定数が比較的小さいため、撮像装置1の温度が上昇した場合であっても、プリズム30に歪みが発生しにくく、光学素子ユニット20の光学的性能が劣化しにくい。
【0027】
さらに、ガラス製の場合、プリズム30の屈折率を比較的高くすることが容易である。プリズム30の屈折率を高くすることにより、撮像装置1の光学系(レンズ群12〜14、光学素子ユニット20及び受光素子11)の光路長を短くすることができる。よって、撮像装置1をよりコンパクトにすることができる。
【0028】
また、プリズム30の屈折率を高くすることによって、光反射面32bの光反射率を向上することができる。光反射面32bは、光入射面32aからプリズム本体31に垂直に入射した可視光(波長が300nm以上700nm以下の光)の光反射率が90%以上であることが好ましい。さらには、95%以上であることが好ましい。このような高い反射率を実現する観点から、プリズム30のd線(波長が589nmの光)の屈折率が1.6以上であることが好ましい。さらには、1.65以上であることが好ましい。また、プリズム30は、可視光の透過率が高いものであることが好ましい。
【0029】
例えば、プリズム30の屈折率が低い場合(例えば、プリズム30が低屈折率ガラスやプラスチックで形成されている場合)には、光反射面32b上に光反射膜(図示せず)を形成してもよい。このことによって、光反射面32bにおける光反射率を向上することができる。従って、光の高い利用効率を実現することができる。なお、光反射膜は、例えば、金、アルミ等によって形成することができる。
【0030】
第1,第2光学レンズ21,22の材質は特に限定されず、例えば、ガラス製又はプラスチック製であってもよい。第1,第2光学レンズ21,22は、プリズム30と同一材料で形成されていてもよい。この構成によれば、撮像装置1の温度が上昇した場合であっても、プリズム30と第1,第2光学レンズ21,22との熱膨張率がほぼ同一となるため、プリズム30に歪み等が生じにくくなる。
【0031】
プリズム30がプラスチック製である場合、プリズム30は、例えば、射出成型法等により形成することができる。一方、プリズム30がガラス製である場合、プリズム30は、例えば、研磨法又は精密プレス法等により形成することができる。
【0032】
なお、本実施形態1では、プリズム30は、直角三角柱形状に形成されているが、例えば、多角柱形状(台形柱状等)に形成されていてもよい。
【0033】
また、本実施形態1では、取付部34a,34bは、プリズム本体31の三角柱の第1,第2端面33a,33bに形成されているが、他の面に形成されていてもよい。この場合、プリズム本体31の重心を挟んで対向し、かつ、プリズム本体31の光学的に機能しない部分に形成されていればよい。
【0034】
また、本実施形態1では、光入射面32aと光出射面32cとは直交しているが、これらは、直交していなくてもよい。
【0035】
また、本実施形態1では、プリズム30に第1,第2光学レンズ21,22が接合されているが、プリズム30にレンズ以外の光学素子(例えば、プリズム、偏光板、色フィルタ基板等)を接合させてもよい。
【0036】
また、第1レンズ群12、第2レンズ群13及び第3レンズ群14は、それぞれ光軸方向に変位可能に構成されていてもよい。
【0037】
また、本実施形態1では、プリズム30は、光入射面32aから、入射した光が光反射面32bにより反射されて、光出射面32cから出射するように形成されているが、第1レンズ群12からの光が、光反射面32bの外面により反射されて、第2レンズ群13側に出射されるように形成され、収納部材23に配置されてもよい。すなわた、プリズム30が外面反射型のプリズムとして構成されていてもよい。
【0038】
《発明の実施形態2》
上記実施形態1において、光学素子ユニット20を用いた撮像装置1について説明したが、光学素子ユニット20は、撮像装置以外の光学装置にも用いることができる。例えば、照明装置にも用いることができる。本実施形態2では、光学素子ユニット20を備えた照明装置2について、図4を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態2の説明において、図2及び図3と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0039】
図4は、本実施形態2に係る照明装置2を示す。本発明の実施形態2に係る照明装置2は、光源41と、レンズ群(第1レンズ群42,第2レンズ群43及び第3レンズ群44)と、光学素子ユニット20とを備えている。なお、本実施形態2においては、光源41側が、プリズム本体31の光入射面32aに、第1レンズ群42側が光反射面32cになるようにプリズム30が配置される。
【0040】
光源41は、例えば、平行光又は拡散光を出射する光源である。光源41から出射された光は、第1レンズ群42と第2レンズ群43とを透過して光学素子ユニット20の光入射面32aに入射する。光学素子ユニット20に入射した光は、光反射面32bで反射されて光出射面32cから出射する。光学素子ユニット20から出射した光は第3レンズ群44を透過して照明装置2から出射される仕組みとなっている。
【産業上の利用可能性】
【0041】
以上説明したように、本発明は、収納部材の所定位置に、確実に精度良く保持できるので、光学素子、それを備えた光学素子ユニット、それを備えた撮像装置及び照明装置等について有用である。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施形態1に係る撮像装置の主要部の構成を表す図である。
【図2】実施形態1における光学素子ユニットの断面図である。
【図3】プリズムを示す斜視図である。
【図4】その他の実施形態に係るプリズムを示し、(a)は、第1端面から見た場合、(b)は、光反射面から見た場合を示す平面図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る照明装置の主要部の構成を表す図である。
【符号の説明】
【0043】
1 撮像装置
2 照明装置
11 受光素子
30 プリズム
31 プリズム本体
32a 光入射面
32b 光反射面
32c 光出射面
33a 第1端面
33b 第2端面
34a 取付部
34b 取付部
35a 凸部
35b 凸部
41 光源

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光学素子本体と、
上記光学素子本体に該光学素子本体の重心を挟んで対向して形成された一対の取付部と、
を備えた光学素子。
【請求項2】
請求項1の光学素子において、
上記取付部は、凹部又は凸部で構成されている光学素子。
【請求項3】
請求項1の光学素子において、
上記光学素子本体は三角柱形状であり、
上記一対の取付部は上記光学素子本体の三角柱の両端面に形成されている光学素子。
【請求項4】
請求項3の光学素子において、
上記光学素子本体は、互いに直交する2つの直交側面と、該2つの直交側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状である光学素子。
【請求項5】
請求項4の光学素子において、
上記傾斜側面には反射膜が設けられている光学素子。
【請求項6】
請求項4の光学素子において、
上記光学素子本体は、上記2つの直交側面の一方から当該直交側面に対して垂直に入射した可視光の上記傾斜側面による反射率が90%以上である光学素子。
【請求項7】
請求項1の光学素子において、
上記光学素子本体は、ガラス製である光学素子。
【請求項8】
請求項1の光学素子において、
上記光学素子本体は、d線に対する屈折率が1.65以上である光学素子。
【請求項9】
光学素子本体に該光学素子本体の重心を挟んで対向して形成された一対の取付部を有する光学素子と、
上記一対の取付部に対応して形成された被取付部を有し、上記光学素子が収納される収納部材と、
を備えた光学素子ユニット。
【請求項10】
受光素子と、
互いに直交する2つの直交側面と、該2つの直交側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状に形成されているプリズムと、
を備え、
上記プリズムは、直角三角柱の両端面に直角三角柱の重心を挟んで対向する一対の取付部が形成されているとともに、上記プリズムへの入射光が上記傾斜側面において上記受光素子に向けて反射されるように配置されている撮像装置。
【請求項11】
請求項10の撮像装置において、
上記プリズムは、上記入射光が上記2つの直交側面のうち一方から入射し、他方から出射するように配置されている撮像装置。
【請求項12】
光源と、
互いに直交する2つの直交側面と、該2つの直交側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状に形成されているプリズムと、
を備え、
上記プリズムは、直角三角柱の両端面に直角三角柱の重心を挟んで対向する一対の取付部が形成されているとともに、上記光源からの光が上記傾斜側面において反射されるように配置されている照明装置。
【請求項13】
請求項12の照明装置において、
上記プリズムは、上記光源からの光が上記2つの直交側面のうち一方から入射し、他方から出射するように配置されている照明装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−140172(P2007−140172A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−334225(P2005−334225)
【出願日】平成17年11月18日(2005.11.18)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】