説明

光触媒を利用した浄水システム装置。

【課題】 光触媒を利用した浄水システム装置.
【解決手段】 これまでの薬物利用の浄水装置ではなく、光触媒を利用した装置であり、健康にやさしい浄水システムである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本装置は、1本のガラス等のパイプ管の中に光触媒ネットと光エネルギー発生装置を1体化したもので、その中に一般水を滴下、流水することで、殺菌、浄化された浄水を精製することを可能とする様に考案した。
あくまで、システムとしての装置考案である。(図1参照)
【0002】
上記のパイプ管(図2参照)は、光透過性の優れたガラス管等で作製する。
このパイプ管を複数平行に並べて、浄水化できる水の量を増して、効率的に浄水化が出来るように配慮した装置である。(図3参照)
【0003】
パイプ管内の光触媒は、微細目のネット状として、光エネルギーを効率的に取り入れ、反応させる様に考慮し、ネット目を透過した光を効果的に取込むことが出来るように、複層とした。(図2参照)
【0004】
パイプ管の下部外側を鏡面仕上(パイプ管内側だと、浄水を汚染する可能性がある)として、光触媒ネット層を透過した光エネルギーを反射させて、再利用することで、効率を良くする様に計った。(図2参照)
【0005】
パイプ管の上部には、着脱可能な鏡面反射カバーを装着することで、少しでも効果を良くするようにした。(図2参照)
着脱可能としたのは、自然太陽光エネルギーの利用も可能となるように考慮した。
【0006】
パイプ管内の余剰熱の対策として、光エネルギー発生装置管内は、上部の通気穴より放出し、浄水化管内の余剰熱は、管内発生気体と共に、パイプ管終端部より吸気して、分留装置により有効に個別成分として分留する。(図2、図3参照)
【0007】
浄化しようとする一般水(汚染度の少ない、少し浄化の必要な程度の一般水)は、一旦一般水槽へ貯留され、浄化フィルター等の浄化装置により、浄化した後、浄水化パイプ管取入口より少量ずつ、最大効果を得るように浄水化し、パイプ管終端部より滴下して、浄化フィルターを通して、浄化第1水溜に溜められ、ポンプにより浄化第2水槽へ送られる。浄化第2水槽では、更に浄化装置により浄水化されて、最終浄水として利用される。(図1参照)
【0008】
浄水化パイプ管の上部は、ガラスカバー等により、外気より保護、防塵される。(図1参照)
【0009】
本システム装置は、基本的に光エネルギー発生装置の光エネルギーを利用して浄水化を行うが、パイプ管上部の鏡面反射カバーを取り外すことで自然光での利用も可能であり、より発展させて、光触媒エネルギー発生装置をなくして、装置を構成すれば、自然太陽光利用専用システムとしてム装置を計画することも可能である。
【0010】
本装置は、取入流量の設定が重要な効率化要因となる。
【0011】
その他、装置の材質、構成、組立計画を検討して、他の溶液の浄化或は、分留装置等としての利用も考えられる。
【背景技術】
【0012】
光触媒も様々発見、開発され、多方面に利用されてきており、益々利用方法が広くなってくるとされており、社会への認識も広まるので、本案のような利用方法も需要が高くなると思はれる。
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
これまでの浄水、殺菌の方法は、塩素、オゾン等の薬物利用での浄水殺菌が主流であり、より健康を重視した浄水化システムが必要であるとお思はれる。
【課題を解決するための最良の形態】
【0014】
課題解決の最良の形態は、[図面]による。
【産業上の利用可能性】
【0015】
健康ブームにより、これまでの薬物による、浄水殺菌システムよりも良い方法が求められてきており、本システム装置は充分その解決の可能性を持っている。
【図面の簡単な説明】
【0016】
[図面]
【図1】 浄化システム説明図
【図2】 浄水パイプ説明図
【図3】 浄水パイプ説明スケッチ図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光触媒内蔵浄水化パイプ管を利用した浄水システム装置。
【請求項2】
光触媒と光エネルギー発生装置を内蔵した浄水化パイプ管。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−253460(P2010−253460A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−124678(P2009−124678)
【出願日】平成21年4月27日(2009.4.27)
【出願人】(504243327)
【Fターム(参考)】